2146 UTグループ 2020-11-05 16:00:00
2021年3月期第2四半期 決算概要資料 [pdf]
UT Group Press Release
2020年11月5日
各位
UTグループ株式会社
(証券コード:2146)
2021年3月期第2四半期連結決算
新型コロナ感染拡大影響は底打ち、売上高は前期比102.7%の530億円へ拡大
~本日付で2021年3月期通期連結業績予想の上方修正を公表~
2021年3月期第2四半期連結累計期間の業績は、売上高53,045百万円(前期比2.7%増)、EDITDA3,870億円
(前期比6.5%減)、営業利益3,515百万円(前期比9.0%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益2,332百万円
(前期比33.3%増)、技術職社員数は20,985名(683名の増加)となりました。
当第2四半期連結累計期間では、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大に伴う感染防止措置により、自動車
関連分野を中心に発生した顧客工場の稼働停止による休業等の影響の早期収束、および5社の新規連結化により、
増収を達成いたしました。しかしながら、第2四半期会計期間をピークとして一部顧客企業において生産調整の影
響により人員削減や解約が発生していること等、顧客企業の生産活動自体は依然として弱く、人材需要の回復は緩
やかに推移しました。主力のマニュファクチャリング事業では、前述の影響を最も大きく受けたことにより減収減
益となりましたが、その一方で、ソリューション事業では単価上昇や新規連結子会社寄与により増収増益を達成、
エンジニアリング事業では事業戦略の見直しに伴う事業売却により減収となったものの、業務効率化や稼働率向上
が奏功し大幅な増益となりました。
主な業績指標の推移 売上高推移 [百万円]
51,638 53,045
48,483
FY3/2019 FY3/2020 FY3/2021
4-9 4-9 4-9
EBITDA推移 [百万円] 技術職社員数 [名]
EBITDA 25.0% 20,565 20,985
20,302
5,000 EBITDA マージン
4,139 3,870 20.0%
4,000 3,411
15.0%
3,000
8.0% 7.3% 10.0%
2,000 7.0%
1,000 5.0%
0 0.0%
FY3/2019 FY3/2020 FY3/2021 FY3/2018 FY3/2019 FY3/2020
4-9 4-9 4-9 4-9 4-9 4-9
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セグメント別業績
マニュファクチャリング事業
前年同期比 [百万円] 前四半期比 [百万円]
50,000 売上高 EBITDA マージン 20.0%
売上高 EBITDA マージン
25,000 14.0%
40,000 36,081 36,200
31,099 15.0%
18,165 17,454
18,035 16,681
30,000 15,463 15,635
10.0%
15,000
20,000 9.9% 9.0%
9.7% 6.2% 6.6%
9.1% 5.0% 8.4% 8.1%
10,000 7.0% 6.4%
0 5,000
0.0% 4.0%
FY3/2019 FY3/2020 FY3/2021 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q
4-9 4-9 4-9 FY3/2020 FY3/2021
・新型コロナウイルスの影響による顧客工場の一時稼働停止が発生、2Qで一服するも本格的な増員需要の回復には至らず
・下期の増員需要に向けた採用活動を漸次強化
・前年同期の消費増税前の自動車需要増から一転し、自動車関連分野が大幅に減収
・半導体・電子部品分野は稼働停止の影響は小さかったものの新規の増員需要は停滞
・自動車関連分野は一時的な稼働停止による休業等が一服するも、本格的な需要回復にはタイムラグ
ソリューション事業
前年同期比 [百万円] 前四半期比 [百万円]
20.0%
15,000 売上高 EBITDA マージン 13,807 売上高 EBITDA マージン 7,534
15.0% 6,272
10,000 5,000
6,791 13.0%
5,678
10.0% 3,289 3,501 3,520 3,613
5,000 4.8% 5.2% 6.1%
6.7% 6.7% 5.0% 9.6% 3.7%
8.0% 7.6%
0 0.0%0 3.0%
FY3/2019 FY3/2020 FY3/2021 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q
4-9 4-9 4-9 FY3/2020 FY3/2021
・同一労働同一賃金への対応による単価アップに加え、4月に東芝系3社、7月に日立系1社の新規連結により、売上高・技術職社員数が大き
く増加
・新型コロナウイルスの影響等による顧客の一時的な生産調整が発生
エンジニアリング事業
前年同期比 [百万円] 前四半期比 [百万円]
12,000 20.0% 売上高 EBITDA マージン
売上高 EBITDA マージン 6,000 25.0%
8,138
10,000 8,646 4,122 4,160 4,092 4,045
15.0% 4,276 4,370
8,000 6,723 4,000 15.0%
6,000
15.2% 10.0% 15.6%
14.5% 14.8%
4,000 4.8% 2,000 5.0%
7.9% 5.0%
2,000 6.8% 6.4%
2.8%
0 0
0.0% -5.0%
FY3/2019 FY3/2020 FY3/2021 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q
4-9 4-9 4-9 FY3/2020 FY3/2021
・製造業の顧客を中心にフィールドエンジニア、設備保全業務が堅調に推移したものの、事業戦略の見直しによる事業売却等により、技術職
社員数・売上高は減少
・事業会社再編による業務の効率化及び、新卒育成・配属体制の見直しにより稼働率が向上し、利益率が大幅改善
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今後の見通し
2020年11月5日付で「業績予想の修正に関するお知らせ」を公表し、2021年3月期の通期連結業績予想を上方
修正いたしました。
2021年3月期の通期連結業績予想は、2020年5月時点では新型コロナウイルス感染拡大が経済活動に与える影
響を見通すことが困難な状況であったことから、最大限のリスクを考慮し、その影響が年間を通し続くことを前提
として策定いたしました。緊急事態宣言解除後、経済活動の再開が段階的に進められるなかで、当社グループにお
いて最も影響のあったマニュファクチャリング事業を中心とする顧客工場の稼働停止による休業等は、第1四半期
をピークに減少しており、顧客企業の生産活動および人材需要は緩やかではありますが、当初の想定よりも早く回
復しております。また、当初予想には織り込んでいなかった稼働停止に対する休業補償をお客様より頂戴しており
ます。これらの状況より、当第2四半期連結累計期間は業績予想を上回る進捗率となりました。この先、2021年3
月期下期の顧客企業の生産動向につきましては、新型コロナウイルス感染拡大の第二波および米中問題による半導
体・電子部品分野での生産調整等の下振れリスク等がもたらす影響を慎重に判断しておりますが、下期から翌期に
かけては増員需要が強まって推移することが見込まれます。当社グループはこれを見据え、採用活動を積極的に展
開する予定であります。以上を踏まえて、2021年3月期の通期連結業績予想を上方修正いたしました。
※上記業績予想につきましては、現時点で入手可能な情報に基づき当社で判断したものであり、実際の業績は
今後様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。
その他決算関連資料つきましては、当社ホームページよりご覧ください。
https://www.ut-g.co.jp/ir/library/index.html
本件に関するお問い合わせ先 経営改革部門 コミュニケーション戦略ユニット TEL: 03-5447-1710
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