2146 UTグループ 2020-08-05 16:05:00
2021年3月期第1四半期 決算概要資料 [pdf]
UT Group Press Release
2020年8月5日
各位
UTグループ株式会社
(証券コード:2146)
2021年3月期第1四半期連結決算
売上高は前期比0.4%増の258億円、EBITDAは同4.8%増の18億円
~新型コロナウイルス感染拡大による稼働停止影響を最小限に抑え、増収増益~
2021年3月期第1四半期連結累計期間の業績は、売上高258億円(前期比0.4%増)、EBITDA19億円(前期比
7.8%増)、営業利益17億円(前期比6.4%増)、四半期純利益11億円(前期比282.1%増)、1株当たり当期純利益
28.64円(前期比281.9%増)、技術職社員数21,090名(前期比2.2%増)となりました。
新型コロナウイルスの世界的な感染拡大に伴う感染防止措置により、主に自動車関連分野におけるサプライ
チェーンの分断や自動車需要の減退等から、一時的な工場の稼働停止や派遣人数の削減を行う顧客が増加しまし
た。主力のマニュファクチャリング事業ではこの影響を最も大きく受けたことにより減収減益となりました。一
方、ソリューション事業では単価上昇や新規連結子会社寄与により増収増益を達成、エンジニアリング事業では事
業戦略の見直しに伴う新卒採用の一時的な抑制により減収となったものの、業務効率化や稼働率向上が奏功し大幅
な増益となりました。
主な業績指標の推移 売上高推移 [百万円]
[百万円] 20.3 4-6 21.3 4-6 増減率
売上高 25,731 25,829 0.4% 25,731 25,829
23,722
EBITDA 1,795 1,935 7.8%
営業利益 1,657 1,763 6.4%
親会社株主に帰属する四半期純利益 302 1,156 282.1%
1株当たり四半期純利益 [円] 7.50 28.64 281.9%
FY3/2019 FY3/2020 FY3/2021
技術職社員数 [名] 20,640 21,090 2.2%
EBITDA推移 [百万円] 技術職社員数 [名]
3,000 20.0%
EBITDAマージン
EBITDA
20,640 21,090
19,868
2,500
15.0%
1,935
2,000 1,794 1,795
1,500 10.0%
7.6% 7.5%
7.0%
1,000
5.0%
500
0 0.0%
FY3/2019 FY3/2020 FY3/2021 FY3/2019 FY3/2020 FY3/2021
-1-
セグメント別業績
マニュファクチャリング事業
前年同期比 前四半期比 [百万円]
[百万円]
25,000
売上高 EBITDAマージン 売上高 EBITDAマージン
25,000
10.0% 14.0%
20,000 18,165
17,688 18,165 18,035
15,463 8.0% 17,454 16,681
15,000
8.4% 15,463
7.5% 6.2%
10,000 15,000
6.0% 9.0%
9.9% 9.7%
5,000 4.0% 8.4%
8.1%
6.2%
0 2.0%
5,000 4.0%
FY3/2 019 FY3/2 020 FY3/2 021
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q
FY3/2 020 FY3/2 021
・マニュファクチャリング事業は新型コロナウイルス感染拡大の影響を大きく受け減収
・上記影響により、主に自動車関連分野でのサプライチェーンの分断や自動車需要の減退等で工場の一時稼働停止や人員数の削減が発生。
自動車関連分野は前期の消費増税前の需要増から一転、大きく減収
・半導体・電子部品分野は稼働停止の影響は小さかったものの人材需要は停滞
・顧客工場での増員計画が不透明なことから、募集活動を抑制し技術職社員数が減少
分野別売上高推移
半導体・電子部品分野 [百万円] 自動車関連分野 [百万円]
7,849 7,892 6,478 6,142
7,712 5,706 5,557
3,933
7,292 7,265
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q
FY3/2 020 FY3/2 021 FY3/2 020 FY3/2 021
住宅分野 [百万円] その他分野 [百万円]
640
585 570
528 499 3,765
3,415 3,394
3,309 3,261
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q
FY3/2 020 FY3/2 021 FY3/2 020 FY3/2 021
-2-
ソリューション事業
前年同期比 前四半期比 [百万円]
[百万円]
25,000 8,000 売上高 EBITDAマージン
売上高 EBITDAマージン 6,272 18.0%
10.0%
20,000 6,000
8.0%
15,000 6.1% 3,501 3,520 3,613 13.0%
5.8% 4,000 3,289
5.2% 6.0%
10,000
6,272 5.2% 9.6% 6.1% 8.0%
2,000
5,000
2,705 3,289 4.0% 8.0% 7.6%
0 2.0% 0 3.0%
FY3/2 019 FY3/2 020 FY3/2 021 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q
FY3/2 020 FY3/2 021
・新型コロナウイルス感染拡大の影響により、自動車関連部品や建設機械等の製造において工場の一時的な稼働停止が発生
・同一労働同一賃金への対応による単価アップに加え、4月に新規連結した東芝系3社により売上高・技術職社員数が大きく増加
エンジニアリング事業
前年同期比 [百万円] 前四半期比 [百万円]
25,000
売上高 EBITDAマージン 14.8% 8,000
14.0% 売上高 EBITDAマージン 30.0%
20,000 12.0%
6,000
10.0% 4,370 4,122 4,160 4,092 20.0%
15,000 4,276
9.7% 4,000
8.0%
10,000
6.0% 14.5% 14.8% 10.0%
5,000 4,276 4,092 2,000
2.8%
3,328 2.8% 4.0%
6.8% 6.4%
0 0
2.0% 0.0%
FY3/2 019 FY3/2 020 FY3/2 021 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q
FY3/2 020 FY3/2 021
・製造業の顧客を中心にフィールドエンジニア、設備保全業務が堅調に移したものの、事業戦略の見直しによる新卒採用の一時的な抑制に
より、技術職社員数・売上高は減少
・設計・製造技術者分野は、事業会社再編によりマニュファクチャリング事業と連携し、製造業の顧客を中心にフィールドエンジニア、
設備保全業務への提案力を強化中
・ソフトウェア開発技術者分野では事業売却により減収
・一方で利益率については、事業会社再編による業務の効率化及び、新卒の育成・配属体制の見直しにより稼働率が向上により大幅に改善
今後の見通し
2021年3月期第2四半期以降、自動車関連分野においては顧客により濃淡はあるものの生産は回復傾向にあ
り、半導体・電子部品分野では、新型コロナウイルスの感染拡大防止措置により海外での設置が遅れていたSPE
など次世代通信規格5G関連向け製品の生産が増加することが想定されることから、人材需要は緩やかに回復して
いくものと見込んでおります。
一方で、世界中で新型コロナウイルスの感染拡大が収束の兆しを見せないことに加え、米中関係の悪化は安全
保障上のリスクとして欧州まで拡がりを見せるなど、世界経済は依然として先行き不透明な状況が続いておりま
す。また、日本国内においては足下で新型コロナウイルスの感染拡大が再燃していることから、経済活動への影響
を引き続き注視する必要があります。
当社グループとしては、引き続き雇用の維持に全力を挙げると共に、顧客の人材需要に迅速に対応できる体制
を整えてまいります。
その他決算関連資料つきましては、当社ホームページよりご覧ください。
https://www.ut-g.co.jp/ir/library/index.html
以上
本件に関するお問い合わせ先 経営改革部門 コミュニケーション戦略ユニット TEL: 03-5447-1710
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