2139 中広 2020-04-30 16:20:00
通期業績予想と実績との差異及び剰余金の配当(無配)に関するお知らせ [pdf]
2020 年4月 30 日
各 位
会 社 名 株 式 会 社 中 広
代 表 者 名 代 表 取 締 役 社 長 中 島 永 次
(コード番号 2139:東証第一部・名証第一部)
問 合 せ 先 取締役管理本部長 倉 橋 誠 一 郎
( T E L 0 5 8 - 2 4 7 - 2 5 1 1 )
(URL https://www.chuco.co.jp/)
通期業績予想と実績との差異及び剰余金の配当(無配)に関するお知らせ
2019 年 10 月4日に公表した 2020 年3月期通期(2019 年4月1日~2020 年3月 31 日)の業績予想
と、本日公表の同実績に差異が生じましたので、下記の通りお知らせいたします。
また、本日開催の臨時取締役会において、2020 年3月 31 日を基準日とする剰余金の配当について、
無配とすることを決議いたしましたので、併せてお知らせいたします。
記
1.業績予想と実績との差異
2020 年3月期通期(2019 年4月1日~2020 年3月 31 日)
1株当たり
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
当期純利益
百万円 百万円 百万円 百万円 円 銭
前回発表予想 (A) 7,004 7 15 23 3.51
実績 (B) 6,936 △54 △22 △19 △2.80
差異額 (B-A) △68 △62 △37 △42
差異率 (%) △1.0 ― ― ―
(ご参考)前期実績
7,133 67 73 265 39.05
(2019 年3月期)
差異の理由
前回(2019 年 10 月4日)公表した通期予想は、期初に公表した通期予想のうち上半期業績予想を同
実績に置き換えたもので、下半期業績予想については期初の予想を引き継ぎました。
同下半期予想に対して、第3四半期及び第4四半期の 1,2 月の累計で、売上は予測を若干下回る一
方、営業利益は前年同期を上回りほぼ予測通りに推移するなど、3 月の収益見込みを踏まえると、2 月
末の時点では下半期及び通期業績予想をほぼ達成できる見込みでした。
しかし、3 月には新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の世界的拡大による日本の観光業、製造業へ
の深刻な影響が顕在化し、また 3 月下旬からは日本においても感染拡大予防措置として経済活動の自
粛・休止が始まるなど、イベント・キャンペーンの告知や販促広告、求人等の全ての分野で広告需要が
大きく減退しました。当社としてもその影響により、3 月において実際のキャンセルを含め売上が 80
百万円程度見込みを下回ったことから、通期業績予想との差異が生じました。
2.剰余金の配当(無配)について
2020 年3月期 期末配当の内容
直近の配当予想 前年実績
決定額
(2019 年4月 26 日公表) (2019 年3月期)
基準日 2020 年3月 31 日 同左 2019 年3月 31 日
1株当たり配当金 0.00 円 10.00 円 12.00 円
配当金総額 ― ― 81 百万円
効力発生日 ― ― 2019 年6月 21 日
配当原資 ― ― 利益剰余金
理由
当社は、株主への利益還元を経営上の重要な課題として考えており、将来の事業拡大に備え内部留保
による企業体質の強化を図りながら、業績に応じて株主に対し安定した配当を維持していくことを、
利益配分に関する基本方針としております。
本日、2020 年 3 月期通期決算短信で公表した通り、本年 3 月における COVID-19 の影響により当社の
当期純利益は△19 百万円となりました。また、4 月以降も COVID-19 の世界的拡大と日本における緊急
事態宣言発令により、過去の経済危機を上回る恐慌状態となることが懸念されており、既に殆どの産
業における法人活動が停滞若しくは休止の状況となっていることから、特に広告事業は今後の見通し
を推し量ることが困難となっております。このような現状下、当社は何よりも従業員の雇用維持を優
先し、収束後の業績回復に向けた体制を確保することを企図いたしまして、誠に遺憾ながら 2020 年3
月期の年間配当につきましては0円 (無配)とすることを、 本日開催の臨時取締役会で決定いたしまし
た。
(注) 2020 年 3 月期通期業績の詳細につきましては、本日公表の「2020 年 3 月期 決算短信〔日本基準〕
(非連
結)」をご参照下さい。
以上