2139 中広 2019-07-26 16:00:00
2020年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(非連結) [pdf]
2020年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
2019年7月26日
上場会社名 株式会社 中広 上場取引所 東名
コード番号 2139 URL https://www.chuco.co.jp
代表者 (役職名) 代表取締役会長 (氏名) 後藤 一俊
問合せ先責任者 (役職名) 取締役管理本部長 (氏名) 倉橋 誠一郎 TEL 058-247-2511
四半期報告書提出予定日 2019年8月8日
配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 無
四半期決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1. 2020年3月期第1四半期の業績(2019年4月1日∼2019年6月30日)
(1) 経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年3月期第1四半期 1,689 △4.9 △15 ― △11 ― 12 38.5
2019年3月期第1四半期 1,775 0.3 16 46.8 18 59.4 9 117.0
潜在株式調整後1株当たり四半期
1株当たり四半期純利益
純利益
円銭 円銭
2020年3月期第1四半期 1.87 ―
2019年3月期第1四半期 1.35 ―
(2) 財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2020年3月期第1四半期 3,856 2,121 55.0
2019年3月期 4,096 2,231 54.5
(参考)自己資本 2020年3月期第1四半期 2,121百万円 2019年3月期 2,231百万円
2. 配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭
2019年3月期 ― 0.00 ― 12.00 12.00
2020年3月期 ―
2020年3月期(予想) 0.00 ― 10.00 10.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3. 2020年 3月期の業績予想(2019年 4月 1日∼2020年 3月31日)
(%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)
1株当たり当期
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
第2四半期(累計) 3,560 2.1 50 303.9 52 207.5 33 ― 4.85
通期 7,300 2.3 145 114.8 150 102.8 100 △62.3 14.71
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
※ 注記事項
(1) 四半期財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 無
(2) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(3) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年3月期1Q 7,044,000 株 2019年3月期 7,044,000 株
② 期末自己株式数 2020年3月期1Q 243,975 株 2019年3月期 243,939 株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年3月期1Q 6,800,057 株 2019年3月期1Q 6,800,062 株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
・本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際
の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想に関する事項は、添付資料3ページ「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)業績予想
などの将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
株式会社中広(2139) 2020年3月期 第1四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………2
(1)経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………………2
(2)財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………………3
(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………………………………3
2.四半期財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………4
(1)四半期貸借対照表 ……………………………………………………………………………………4
(2)四半期損益計算書 ……………………………………………………………………………………6
(3)四半期財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………………7
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………7
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………7
(セグメント情報等) …………………………………………………………………………………7
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株式会社中広(2139) 2020年3月期 第1四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当社は、主力商品である各戸配布型フリーマガジン、ハッピーメディア®『地域みっちゃく生活情報誌®』(以
下、地域フリーマガジン)の月間発行部数を1,000万部(VC※加盟を含む)とすることを当面の目標に、中長期
的には国内全ての都道府県で地域フリーマガジンを発行することを目指しております。
当第1四半期累計期間は、安価なネット広告へのシフト傾向や人的リソース確保が困難な状況が前期から継続
していることに加え、紙の供給不足を背景とした印刷用紙の値上げ圧力に晒されるなど、当社を取り巻く経営環
境はさらに厳しさを増しております。
こうした中、当社は、前期から続く業績低迷からの回復を図るべく、前期より実施の不採算誌の休刊、拠点統
廃合を継続し、当第1四半期において福井県1拠点の統廃合を行いました。また収益確保に必要な人的リソース
不足対策として、営業人員の業務効率化・省力化を目的とした業務フローや社内システムの改善に加え、クリエ
イティブ部門である開発本部を営業本部に統合するなど、営業本部の強化・一本化を図ることで収益力回復に取
り組みました。
当第1四半期累計期間の売上高は、メディア広告事業において三重支社が前年同期を上回ったものの、一部エ
リアでのフリーマガジン広告受注の前年同期割れ及び広告SP事業の受注減が継続したことから、1,689,236千円
(前年同期比4.9%減)となりました。
経費面では、拠点統廃合による人件費や拠点コストの減少、減価償却費の減少を中心に、販売費及び一般管理
費は778,861千円(前年同期比3.4%減)となりました。
その結果、営業損失は15,681千円(前年同期は16,061千円の営業利益)、経常損失は11,221千円(前年同期は
18,635千円の経常利益)となり、政策保有株式の一部売却による投資有価証券40,926千円を特別利益として計上
したことなどにより、四半期純利益は12,708千円(前年同期比38.5%増)となりました。
※ VC契約とは
Voluntary Chain(ボランタリー・チェーン)契約。お互いの経営責任で同一の編集基準の各戸配布型無料情報誌
を、ハッピーメディア®『地域みっちゃく生活情報誌®』ブランドで発行します。この契約により、当社はVC加
盟契約先企業から商標使用料及び編集サイト(C-side)の使用料を得ております。
VC契約を推進する目的は、当社のフリーマガジンの考え方(地域みっちゃく・厳格な掲載基準・正確な配布部
数・レスポンス重視)に賛同する企業とともにフリーマガジン事業を全国展開することで、全世代に安心・安全
な広告インフラを迅速かつ広域に整備し、全国で広告を通じた地域経済の活性化に資することです。
メディア広告事業及びEC事業の経営成績は次のとおりであります。
なお、当第1四半期会計期間より、報告セグメントの区分の変更を行っております。そのため、前年同期比較
は、前年同期の数値を変更後の区分方法により組み替えて比較しております。変更の詳細は、「2.四半期財務
諸表及び主な注記 (3)四半期財務諸表に関する注記事項 (セグメント情報等)当第1四半期累計期間の
3.報告セグメントの変更等に関する事項をご参照ください。
① メディア広告事業
メディア広告事業は、当社が自社メディアとして発行するハッピーメディアの全国展開を図るため、地域フリ
ーマガジンの発行拠点で展開する編集室とセールスプロモーション部門が一体となって営業展開を行っておりま
す。当第1四半期より新たなハッピーメディアとして、名古屋市内で集合住宅限定配布のハウジング専門誌『住
もーね』(名古屋西部版5万部、名古屋南東部版5万部発行)を創刊いたしました。
当社及びVC契約先が発行する地域フリーマガジンの6月末時点の状況は、31都道府県(前年同期末は33道府
県)月間総発行部数930万部(同0.5%減)となりました。季刊誌として園児のいる家庭を配布先とするハッピー
メディア®『ままここっと®』は5県、総発行部数26万部(同1.9%減)となりました。また、高校生のための就職
応援本『Start![スタート!]』は岐阜版に続き4月より新たに愛知版、三重版、滋賀版、群馬版、鳥取版の5
誌を創刊し、6月末時点の状況は、6県、総発行部数7万部となっています。
2
株式会社中広(2139) 2020年3月期 第1四半期決算短信
これらの結果、メディア広告事業における売上高は1,575,517千円(前年同期比4.8%減)となりました。また、
セグメント利益は127,236千円(前年同期比13.1%減)となりました。
② EC事業
EC事業に含まれる通信販売事業では、家具販売は大幅な増加となり生活家電販売も堅調に推移したものの、
前第1四半期における特需の平準化により音楽CD販売が減少しました。
また、フリーマガジンとWebとのメディアミックスとして展開する地域みっちゃく生活情報総合ポータルサ
イト「フリモ\FRIMO®」(furimo.jp)の会員数は146,481名(前年同期比4.0%増)、掲載店舗数は38,184
件(前年同期比7.7%増)となり、フリーマガジンとインターネットを融合した広告(IoP: Internet of
Paper)の取り組みとして無料配布しているスマートフォン向けAR(拡張現実)アプリ「フリモAR®」のダウ
ンロード数は137,308件(前年同期比33.1%増)となっております。
これらの結果、売上高は113,719千円(前年同期比5.2%減)となり、セグメント損失は2,930千円(前年同期は
2,201千円のセグメント利益)となりました。
(2)財政状態に関する説明
当社の当第1四半期会計期間末の総資産は、3,856,055千円(前事業年度末から240,283千円の減少)となりま
した。これは主に流動資産のその他が76,453千円、土地が45,231千円増加したものの、受取手形及び売掛金が
164,313千円、投資有価証券が98,928千円及び現金及び預金が96,065千円減少したこと等によるものです。
負債は、1,734,808千円(前事業年度末から130,324千円の減少)となりました。これは主に賞与引当金が
49,180千円及び短期借入金が40,000千円増加したものの、未払法人税等が139,043千円、買掛金が67,701千円及び
未払金が18,759千円減少したこと等によるものです。
純資産は、2,121,246千円(前事業年度末から109,959千円の減少)となりました。これは主に利益剰余金が
68,891千円及びその他有価証券評価差額金が41,046千円減少したことによるものです。
なお、当第1四半期会計期間末の自己資本比率は55.0%です。
(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明
2019年3月期第2四半期累計期間及び通期の業績予想につきましては、2019年4月26日発表の2020年3月期の
業績予想に変更はありません。
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株式会社中広(2139) 2020年3月期 第1四半期決算短信
2.四半期財務諸表及び主な注記
(1)四半期貸借対照表
(単位:千円)
前事業年度 当第1四半期会計期間
(2019年3月31日) (2019年6月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 1,754,206 1,658,141
受取手形及び売掛金 917,500 753,187
商品 10,651 12,637
仕掛品 2,512 1,886
その他 111,576 188,030
貸倒引当金 △5,742 △5,500
流動資産合計 2,790,705 2,608,382
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 235,151 235,193
土地 477,958 523,189
その他(純額) 42,181 38,386
有形固定資産合計 755,291 796,768
無形固定資産 53,143 48,850
投資その他の資産
投資有価証券 288,348 189,419
差入保証金 180,018 175,219
繰延税金資産 ― 3,793
その他 69,450 74,349
貸倒引当金 △40,617 △40,727
投資その他の資産合計 497,199 402,054
固定資産合計 1,305,633 1,247,673
資産合計 4,096,339 3,856,055
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(単位:千円)
前事業年度 当第1四半期会計期間
(2019年3月31日) (2019年6月30日)
負債の部
流動負債
買掛金 774,536 706,834
短期借入金 360,000 400,000
1年内返済予定の長期借入金 45,594 45,594
未払金 60,582 41,822
未払費用 99,048 109,573
未払法人税等 147,678 8,635
賞与引当金 49,200 98,380
その他 138,613 153,594
流動負債合計 1,675,253 1,564,435
固定負債
長期借入金 142,986 132,272
その他 46,893 38,101
固定負債合計 189,879 170,373
負債合計 1,865,133 1,734,808
純資産の部
株主資本
資本金 404,300 404,300
資本剰余金 94,800 94,800
利益剰余金 1,652,524 1,583,632
自己株式 △15,803 △15,824
株主資本合計 2,135,821 2,066,908
評価・換算差額等
その他有価証券評価差額金 95,384 54,338
評価・換算差額等合計 95,384 54,338
純資産合計 2,231,205 2,121,246
負債純資産合計 4,096,339 3,856,055
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(2)四半期損益計算書
第1四半期累計期間
(単位:千円)
前第1四半期累計期間 当第1四半期累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年6月30日) 至 2019年6月30日)
売上高 1,775,397 1,689,236
売上原価 952,820 926,056
売上総利益 822,577 763,179
販売費及び一般管理費 806,516 778,861
営業利益又は営業損失(△) 16,061 △15,681
営業外収益
受取利息 86 66
受取配当金 577 625
受取賃貸料 3,093 3,428
その他 1,694 2,925
営業外収益合計 5,452 7,046
営業外費用
支払利息 661 474
支払手数料 621 876
車両事故損失 1,431 744
その他 165 491
営業外費用合計 2,878 2,586
経常利益又は経常損失(△) 18,635 △11,221
特別利益
投資有価証券売却益 ― 40,926
特別利益合計 ― 40,926
特別損失
投資有価証券評価損 ― 3,394
事務所移転費用 ― 831
特別損失合計 ― 4,226
税引前四半期純利益 18,635 25,479
法人税、住民税及び事業税 3,275 3,050
法人税等調整額 6,183 9,719
法人税等合計 9,459 12,770
四半期純利益 9,176 12,708
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株式会社中広(2139) 2020年3月期 第1四半期決算短信
(3)四半期財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(セグメント情報等)
前第1四半期累計期間(自 2018年4月1日 至 2018年6月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント 四半期損益
その他 調整額
計算書計上額
メディア広告事業 (注)1 (注)2
(注)3
売上高
外部顧客への売上高 1,655,382 120,015 ― 1,775,397
セグメント間の内部売上高
― ― ― ―
又は振替高
計 1,655,382 120,015 ― 1,775,397
セグメント利益 146,390 2,201 △132,530 16,061
(注) 1.「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、「EC事業」を含んでおりま
す。
2.セグメント利益の調整額は、各報告セグメントに帰属しない全社費用であります。全社費用は、管理部
門にかかる一般管理費であります。
3.セグメント利益は、四半期損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
(固定資産に係る重要な減損損失)
該当事項はありません。
(のれんの金額の重要な変動)
該当事項はありません。
(重要な負ののれん発生益)
該当事項はありません。
当第1四半期累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年6月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント 四半期損益
その他 調整額
計算書計上額
メディア広告事業 (注)1 (注)2
(注)3
売上高
外部顧客への売上高 1,575,517 113,719 ― 1,689,236
セグメント間の内部売上高
― ― ― ―
又は振替高
計 1,575,517 113,719 ― 1,689,236
セグメント利益又は損失
127,236 △2,930 △139,987 △15,681
(△)
(注) 1.「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、「EC事業」を含んでおりま
す。
2.セグメント利益又は損失の調整額は、各報告セグメントに帰属しない全社費用であります。全社費用は、
管理部門にかかる一般管理費であります。
3.セグメント利益又は損失は、四半期損益計算書の営業損失と調整を行っております。
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株式会社中広(2139) 2020年3月期 第1四半期決算短信
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
(固定資産に係る重要な減損損失)
該当事項はありません。
(のれんの金額の重要な変動)
該当事項はありません。
(重要な負ののれん発生益)
該当事項はありません。
3.報告セグメントの変更等に関する事項
営業部門の強化・一体化を目的とした組織再編を当第1四半期会計期間において行ったことから、従来の
「メディア事業」及び「広告SP事業」を「メディア広告事業」として集約する一方、「メディア事業」に含
めておりました「EC事業」を「その他」といたしました。
また、同組織再編に伴ない、従来、調整額に含めていた一般管理費の一部を「メディア広告事業」に含めて
おります。
なお、前第1四半期会計期間のセグメント情報は、当第1四半期会計期間の報告セグメント区分に基づき作
成したものを記載しております。
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