2134 J-サンキャピタル 2020-05-01 15:00:00
カザフスタンにおける航空券発券事業及びエア貨物受け入れ事業開始時期の延期に関するお知らせ [pdf]

                                                             令和2年5月1日
各位
                                会 社 名 燦キャピタルマネージメント株式会社
                                代表者名 代表取締役社長              前田 健司
                                         (コード番号:東証 JASDAQ2134)
                                問 合 先 取締役 経営企画室長 松本 一郎
                                        (TEL.03-6452-9626)
                                U R L http://www.sun-capitalmanagement.co.jp


         カザフスタンにおける航空券発券事業及びエア貨物受け入れ事業
                開始時期の延期に関するお知らせ

 当社は、カザフスタンにおいて航空券発券事業及びエア貨物受け入れ事業等を行うために設立した当
社連結子会社マース株式会社(以下、「マース社」といいます。)における当該事業の開始時期を延期す
ることといたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。


                            記


1.事業開始時期延期の理由
     当社は、新たな投資事業として、カザフスタンにおける航空券発券事業及びエア貨物受け入れ事業
 等を行うために、当社子会社としてマース社を設立し、SCAT 航空による日本(成田)-カザフスタ
 ン(アルマティ)間の直行便の発券事業と同便へのエア貨物受け入れ事業を取組むこととし、当初、
 開始時期を就航者数が多くなるカザフスタンのサマータイム開始時期である4月としておりました。
     しかしながら、昨今の新型コロナウイルスの世界的な流行により、本年4月1日より停止となって
 いるカザフスタン-日本間の直行便の運航再開の目途が未だ立っておりません。
     また、本事業は、SCAT 航空が就航地を現在の首都ヌルスルタンからカザフスタン最大の都市であ
 るアルマティに変更し、成田-アルマティの新航路を申請し行われることになりますが、その場合、
 首都から他の都市への航路変更となるため、首都以外の就航地では、SCAT 航空はカザフスタン政府
 からの補助金を受けることができないことになっており、新航路での発券事業においては、マース社
 は SCAT 航空から一往復便当たり 290 席(エコノミークラス 278 席、ビジネスクラス 12 席)を買取る
 ことが条件の契約となります。
     そのため、現在の航空機利用客が読めない状況で、新航路を申請し事業を開始するリスクを負うこ
 とは合理的ではないとの判断から、当社としては、本事業における新航路の申請及び開始時期につき
 ましては、当面、延期とすることといたしました。
     なお、本事業の開始を決定しなければ、基本的にランニング費用も発生しないため、開始時期延期
 による当社の今期連結業績に与えるマイナスの影響は軽微ですが、現在の状況が長期化した場合、当
 社の収益機会の可能性が先送りとなります。
     また、開始時期につきましては、確定し次第、速やかに開示いたします。




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※カザフスタンにおける航空券発券事業及びエア貨物受け入れ事業等の詳細につきましては、令和元
年 12 月 27 日付「第三者割当による新株式の発行及び第 11 回新株予約権の発行並びにコミットメン
ト条項付第三者割当契約締結、主要株主である筆頭株主の異動に関するお知らせ」及び令和2年2
月5日付「当社子会社設立に関するお知らせ」をご参照ください。
                                                 以上




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