2134 J-サンキャピタル 2020-11-13 15:00:00
クリーンエネルギー事業における販売代金についての会計上の処理に関するお知らせ [pdf]

                                                         令和2年 11 月 13 日
各位
                              会 社 名 燦キャピタルマネージメント株式会社
                              代表者名 代表取締役社長              前田 健司
                                       (コード番号:東証 JASDAQ2134)
                              問 合 先 取締役 経営企画室長 松本 一郎
                                        (TEL.03-6452-9626)
                              U R L http://www.sun-capitalmanagement.co.jp


 クリーンエネルギー事業における販売代金についての会計上の処理に関するお知らせ

 当社は、本日公表の「令和3年3月期第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)」において、令和2年
7月2日付「クリーンエネルギー事業における売上計上に関するお知らせ」にて公表しておりました、
クリーンエネルギー事業における 100 百万円の販売代金について、会計上の処理を下記のとおりとする
ことといたしましたので、お知らせいたします。


                          記


 当社は、クリーンエネルギー事業における電気自動車の再生バッテリーを活用した可搬型蓄電池「ど
こでも denchi」等の蓄電池製品関連事業において、その派生取引として、
                                    「どこでも denchi」に搭載する
再生リチウムイオンバッテリーモジュール、事業会社への販売を成約し、販売代金 100 百万円の決済も
完了したことから、当初、令和3年3月期第2四半期(以下「本第2四半期」といいます。)において
100 百万円の売上を一括計上する予定でしたが、監査法人との協議の結果、本第2四半期においては前
受金として会計処理することといたしました。この経緯については、以下の通りです。


 当社は、
    「どこでも denchi」等の蓄電池製品に関する事業に関して、販売事業、リース事業(ファイナ
ンス・リース、オペレーティング・リース※)を想定しております。想定している各事業スキームの概
要は以下のとおりです。
 ≪販売事業≫
  当社による最終ユーザーへの当該製品の販売事業
 ≪リース事業≫
  当社独自の調達資金での当該製品製造後、当社による最終ユーザーへのリース事業
     当社からリース会社への当該製品の販売後、リース会社による当社を経由する最終ユーザーへの転
     リース事業
  ※ファイナンス・リース:リース契約期間中、双方で契約解除が出来ないリース取組。
     オペレーティング・リース:リース契約期間中、双方で契約解除が出来るリース取組。




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 今回の取引は、まず当社が事業会社にバッテリーモジュールを販売し、当該事業会社において当該モ
ジュール単体、または当該モジュールを使用して製造した「どこでも denchi」等の蓄電池製品を当社に
リースした上で、当社が最終ユーザーへのオペレーティング・リース(転リース)を行うというもので、
事業会社は、当社から当該モジュール等のリース料を得るというスキームとなっております。
 当初は、当該モジュールの販売代金の決済も完了していること及び当該モジュールにおける今後の事
業スキームがオペレーティング・リースであることから、当該販売代金 100 百万円の売上を一括計上す
るものと判断しておりましたが、会計上の処理に関して監査法人より指摘があり、会計の専門家による
意見も考慮した上で監査法人と協議した結果、当該販売代金は、一旦、前受金として会計処理し、当該
モジュール単体または当該モジュールを使用した「どこでも denchi」等の蓄電池製品が、販売またはリ
ースにより最終ユーザーに渡った時点で、都度、売上計上することが妥当であるとの結論に至り、当該
会計処理を行うことといたしました。
                                               以上




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