2122 M-Iスペース 2021-08-10 15:00:00
2021年9月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2021年9月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年8月10日
上場会社名 株式会社インタースペース 上場取引所 東
コード番号 2122 URL http://www.interspace.ne.jp/
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名)河端 伸一郎
問合せ先責任者 (役職名) 取締役経営管理管掌 (氏名)岩渕 桂太 TEL 03(5339)8680
四半期報告書提出予定日 2021年8月11日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無: 有
四半期決算説明会開催の有無 : 有 (アナリスト・機関投資家向け)
(百万円未満切捨て)
1.2021年9月期第3四半期の連結業績(2020年10月1日~2021年6月30日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年9月期第3四半期 17,395 △9.7 334 △25.0 380 △12.8 243 0.1
2020年9月期第3四半期 19,262 △14.3 445 △49.0 436 △50.7 243 △54.5
(注)包括利益 2021年9月期第3四半期 273百万円 (15.1%) 2020年9月期第3四半期 237百万円 (△55.1%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2021年9月期第3四半期 35.98 -
2020年9月期第3四半期 35.92 -
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2021年9月期第3四半期 10,081 5,259 52.2 775.76
2020年9月期 9,239 5,121 55.4 755.38
(参考)自己資本 2021年9月期第3四半期 5,259百万円 2020年9月期 5,121百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2020年9月期 - 0.00 - 20.00 20.00
2021年9月期 - 0.00 -
2021年9月期(予想) 20.00 20.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無: 無
3.2021年9月期の連結業績予想(2020年10月1日~2021年9月30日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 23,200 △6.8 450 △0.5 520 7.2 340 31.4 50.15
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無: 無
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動): 無
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用: 無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年9月期3Q 6,967,200株 2020年9月期 6,967,200株
② 期末自己株式数 2021年9月期3Q 187,743株 2020年9月期 187,743株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年9月期3Q 6,779,457株 2020年9月期3Q 6,782,597株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です。
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると
判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業
績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用に当た
っての注意事項等については、添付資料P.2「1.当四半期決算に関する定性的情報 (3)連結業績予想など
の将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
(四半期決算説明会の開催及び四半期決算資料の入手方法について)
当社は、2021年8月11日(水)に機関投資家・アナリスト向けのオンライン決算説明会をWEB会議システムを用
いて実施する予定です。当日使用する決算補足説明資料につきましては、開催後速やかに当社ホームページ
(https://www.interspace.ne.jp/ir/)に掲載する予定です。
株式会社インタースペース(2122) 2021年9月期第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 1
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 1
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 2
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 3
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 3
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 4
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 4
四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 5
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 6
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 6
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 6
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………………………… 6
株式会社インタースペース(2122) 2021年9月期第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間における我が国の経済は、新型コロナウイルス感染症に対するまん延防止等重点措置
など自粛の影響により、サービス消費を中心に弱い動きが続いております。一方、ワクチン接種を促進する動きは
継続しており、消費動向には持ち直しの動きが期待されます。
当社グループが属するインターネット広告市場は、新型コロナウイルス感染症による消費の低迷および広告出稿
減少の影響を受けたものの、巣ごもり需要からSNSや動画配信サービスに接触する機会も増え、大手プラットフォ
ーマーを中心とした運用型広告の需要が高まったことにより、2020年のインターネット広告費は前年比5.9%増の
2兆2,290億円と大きく成長いたしました(株式会社電通調べ)。
こうした事業環境のもと、働き方の新しいスタイルに対応しながら、当社グループは「広告事業における収益基
盤の強化」「メディアの開発と育成」「グローバル展開の推進」を重点項目として掲げ、課題に取り組んでまいり
ました。
これらの結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は17,395百万円(前年同四半期比9.7%減少)、営業利益は
334百万円(前年同四半期比25.0%減少)、経常利益は380百万円(前年同四半期比12.8%減少)、親会社株主に帰
属する四半期純利益は243百万円(前年同四半期比0.1%増加)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
<インターネット広告事業>
当事業は、インターネットを活用した成果報酬型広告であるアフィリエイトサービスを主軸に事業を展開してお
ります。主力のアフィリエイトサービス「アクセストレード」においては、金融カテゴリが好調に推移したほか、
新型コロナウイルス感染症の影響により減少していた美容関連サービスなどは回復の動きが見られましたが、一昨
年度から発生していた大型案件の受注は停滞しているため、収益は減少いたしました。店舗向けアフィリエイトサ
ービス「ストアフロントアフィリエイト」においては、継続課金型での収益が堅調に推移し、販売チャネルの拡大
により更なる収益の積み上げを図りました。また、海外事業においては、引き続き、現地メディアパートナーの新
規開拓に努め、海外向け登録パートナー数は約93万サイトまで伸長、日本国内のネットワーク数を上回るまでに成
長し、東南アジアでのネットワークとアフィリエイト広告市場の拡大に注力いたしました。
これらの結果、当事業の売上高は16,120百万円(前年同四半期比12.6%減少)、セグメント利益は220百万円
(前年同四半期比65.4%減少)となりました。
<メディア運営事業>
当事業は、日本最大級のママ向け情報サイト「ママスタ」を主軸に事業を展開し、消費者にとって有益かつ質の
高いコンテンツやサービスの創出に注力しております。主力の「ママスタ」においては、引き続き記事コンテンツ
の充実を図ったほか、大手ポータルサイトとの提携を強化したことにより、記事閲覧数は第2四半期連結会計期間
からさらに伸長し、2021年5月度においては月間の閲覧数が5.3億PVを超え、事業全体の収益に大きく貢献いたし
ました。また、世界のヨガ情報を発信するニュースメディア「ヨガジャーナルオンライン」においては、著名人と
のコラボ企画やおうち時間を充実に過ごすためのコンテンツの創出などに注力し、閲覧数は好調に推移いたしまし
た、さらに、学習塾ポータルサイト「塾シル」においては、営業活動の効率化を促進し、掲載教室数の増加を図り
ました。
これらの結果、当事業の売上高は1,736百万円(前年同四半期比61.8%増加)、セグメント利益は113百万円(前
年同四半期はセグメント損失192百万円)となりました。
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株式会社インタースペース(2122) 2021年9月期第3四半期決算短信
(2)財政状態に関する説明
(資産)
当第3四半期連結会計期間末における流動資産は8,637百万円となり、前連結会計年度末に比べ901百万円増加い
たしました。これは主に現金及び預金が700百万円、売掛金が450百万円増加したことによるものであります。売掛
金の増加は、前第4四半期連結会計期間に比べて当第3四半期連結会計期間の売上高が増加したことに伴うもので
あります。固定資産は1,443百万円となり、前連結会計年度末に比べ59百万円減少いたしました。これは主に、有
形固定資産が減価償却を主因として37百万円減少したこと、無形固定資産が2百万円増加したこと、投資その他の
資産が24百万円減少したことによるものであります。
この結果、資産合計は10,081百万円となり、前連結会計年度末に比べ841百万円増加いたしました。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における流動負債は4,746百万円となり、前連結会計年度末に比べ698百万円増加い
たしました。これは主に、買掛金が757百万円増加したこと、賞与引当金が81百万円減少したことによるものであ
ります。買掛金の増加は、前第4四半期連結会計期間に比べて当第3四半期連結会計期間の売上高が増加したこと
に伴い、売上原価も増加したことによるものであります。固定負債は74百万円となり、前連結会計年度末に比べ5
百万円増加いたしました。
この結果、負債合計は4,821百万円となり、前連結会計年度末に比べ703百万円増加いたしました。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産合計は5,259百万円となり、前連結会計年度末に比べ138百万円増加
いたしました。これは主に親会社株主に帰属する四半期純利益243百万円および剰余金の配当135百万円により、利
益剰余金が108百万円増加したこと等によるものであります。
この結果、自己資本比率は52.2%(前連結会計年度末は55.4%)となりました。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
連結業績予想につきましては、2021年5月10日に公表いたしました「2021年9月期第2四半期累計期間及び通期
連結業績予想の修正に関するお知らせ」をご参照ください。
なお、新型コロナウイルス感染症がもたらす不確実性は依然として大きいものの、当連結会計年度における業績
への影響は軽微であると見込んでおります。
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株式会社インタースペース(2122) 2021年9月期第3四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2020年9月30日) (2021年6月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 4,348,771 5,049,588
売掛金 2,995,102 3,445,868
その他 395,999 147,157
貸倒引当金 △3,836 △5,081
流動資産合計 7,736,037 8,637,533
固定資産
有形固定資産 227,331 190,038
無形固定資産
のれん 257,854 238,019
その他 336,790 358,841
無形固定資産合計 594,645 596,861
投資その他の資産
その他 700,815 677,085
貸倒引当金 △19,420 △20,136
投資その他の資産合計 681,395 656,949
固定資産合計 1,503,372 1,443,849
資産合計 9,239,410 10,081,383
負債の部
流動負債
買掛金 3,477,764 4,235,188
未払法人税等 38,246 22,620
賞与引当金 168,457 87,124
損害賠償損失引当金 16,740 -
その他 346,737 401,756
流動負債合計 4,047,946 4,746,690
固定負債
その他 69,647 74,695
固定負債合計 69,647 74,695
負債合計 4,117,594 4,821,385
純資産の部
株主資本
資本金 984,653 984,653
資本剰余金 725,000 725,000
利益剰余金 3,500,898 3,609,252
自己株式 △103,775 △103,775
株主資本合計 5,106,776 5,215,131
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 28,169 55,556
為替換算調整勘定 △13,878 △11,461
その他の包括利益累計額合計 14,291 44,094
新株予約権 748 772
純資産合計 5,121,815 5,259,997
負債純資産合計 9,239,410 10,081,383
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年10月1日 (自 2020年10月1日
至 2020年6月30日) 至 2021年6月30日)
売上高 19,262,450 17,395,204
売上原価 15,594,325 13,625,759
売上総利益 3,668,125 3,769,444
販売費及び一般管理費 3,222,941 3,435,439
営業利益 445,183 334,005
営業外収益
持分法による投資利益 1,011 38,055
投資事業組合運用益 13,533 2,449
その他 5,792 8,442
営業外収益合計 20,337 48,947
営業外費用
為替差損 22,882 -
外国源泉税 1,145 1,561
その他 4,775 479
営業外費用合計 28,804 2,040
経常利益 436,717 380,911
特別損失
減損損失 7,280 -
投資有価証券評価損 - 9,999
特別損失合計 7,280 9,999
税金等調整前四半期純利益 429,437 370,911
法人税、住民税及び事業税 112,431 98,510
法人税等調整額 73,393 28,457
法人税等合計 185,825 126,968
四半期純利益 243,611 243,943
親会社株主に帰属する四半期純利益 243,611 243,943
- 4 -
株式会社インタースペース(2122) 2021年9月期第3四半期決算短信
(四半期連結包括利益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年10月1日 (自 2020年10月1日
至 2020年6月30日) 至 2021年6月30日)
四半期純利益 243,611 243,943
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 967 27,386
為替換算調整勘定 △6,755 △910
持分法適用会社に対する持分相当額 54 3,326
その他の包括利益合計 △5,734 29,803
四半期包括利益 237,877 273,746
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 237,877 273,746
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株式会社インタースペース(2122) 2021年9月期第3四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 2019年10月1日 至 2020年6月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント
四半期連結損益
調整額 計算書計上額
インターネット
メディア運営 計 (注)
広告
売上高
外部顧客への売上高 18,435,396 827,053 19,262,450 - 19,262,450
セグメント間の内部売上高
8,804 246,121 254,925 △254,925 -
又は振替高
計 18,444,201 1,073,175 19,517,376 △254,925 19,262,450
セグメント利益又は損失(△) 637,349 △192,165 445,183 - 445,183
(注)セグメント利益又は損失(△)の合計額は、四半期連結損益計算書の営業利益と一致しております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
(固定資産に係る重要な減損損失)
「メディア運営」セグメントにおいて、WEBサービス終了に伴い、固定資産の減損損失を計上しており
ます。なお、当該減損損失の計上額は、当第3四半期連結累計期間においては7,280千円であります。
(のれんの金額の重要な変動)
「メディア運営」セグメントにおいて、株式会社ユナイトプロジェクトの株式取得による子会社化に伴
い、のれんが発生しております。なお、当該事象によるのれんの増加額は、当第3四半期連結累計期間に
おいては264,466千円であります。
Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 2020年10月1日 至 2021年6月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント
四半期連結損益
調整額 計算書計上額
インターネット
メディア運営 計 (注)
広告
売上高
外部顧客への売上高 16,101,986 1,293,217 17,395,204 - 17,395,204
セグメント間の内部売上高
18,884 443,415 462,300 △462,300 -
又は振替高
計 16,120,871 1,736,633 17,857,504 △462,300 17,395,204
セグメント利益 220,759 113,245 334,005 0 334,005
(注)1.セグメント利益の調整額0千円は、セグメント間取引消去0千円が含まれております。
2.セグメント利益の合計額は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整をおこなっております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
該当事項はありません。
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