2122 M-Iスペース 2020-08-11 15:00:00
2020年9月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2020年9月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年8月11日
上場会社名 株式会社インタースペース 上場取引所 東
コード番号 2122 URL http://www.interspace.ne.jp/
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名)河端 伸一郎
問合せ先責任者 (役職名) 取締役経営管理管掌 (氏名)岩渕 桂太 TEL 03(5339)8680
四半期報告書提出予定日 2020年8月12日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無: 有
四半期決算説明会開催の有無 : 有 (アナリスト・機関投資家向け)
(百万円未満切捨て)
1.2020年9月期第3四半期の連結業績(2019年10月1日~2020年6月30日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年9月期第3四半期 19,262 △14.3 445 △49.0 436 △50.7 243 △54.5
2019年9月期第3四半期 22,472 4.3 872 17.5 884 21.4 535 17.0
(注)包括利益 2020年9月期第3四半期 237百万円 (△55.1%) 2019年9月期第3四半期 530百万円 (17.1%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2020年9月期第3四半期 35.92 -
2019年9月期第3四半期 78.89 -
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2020年9月期第3四半期 9,421 5,102 54.2 752.54
2019年9月期 9,091 4,983 54.8 734.58
(参考)自己資本 2020年9月期第3四半期 5,102百万円 2019年9月期 4,982百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2019年9月期 - 0.00 - 17.00 17.00
2020年9月期 - 0.00 -
2020年9月期(予想) 14.00 14.00
(注)1.直近に公表されている配当予想からの修正の有無: 無
2.2019年9月期期末配当金の内訳 普通配当 14円00銭 記念配当 3円00銭
3.2020年9月期の連結業績予想(2019年10月1日~2020年9月30日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 26,000 △8.9 520 △40.7 520 △41.6 330 △26.0 48.65
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無: 有
連結業績予想の修正については、本日(2020年8月11日)公表いたしました「2020年9月期通期連結業績予想の修
正に関するお知らせ」をご覧ください。
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動): 無
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用: 無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年9月期3Q 6,967,200株 2019年9月期 6,967,200株
② 期末自己株式数 2020年9月期3Q 187,418株 2019年9月期 184,318株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年9月期3Q 6,782,597株 2019年9月期3Q 6,782,959株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です。
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると
判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業
績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用に当た
っての注意事項等については、添付資料P.2「1.当四半期決算に関する定性的情報 (3)連結業績予想など
の将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
(四半期決算説明会の開催及び四半期決算資料の入手方法について)
当社は、2020年8月12日(水)に機関投資家・アナリスト向けのオンライン決算説明会をWEB会議システムを用
いて実施する予定です。当日使用する決算補足説明資料につきましては、開催後速やかに当社ホームページ
(https://www.interspace.ne.jp/ir/)に掲載する予定です。
株式会社インタースペース(2122) 2020年9月期第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 1
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 1
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 2
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 3
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 3
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 4
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 4
四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 5
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 6
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 6
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 6
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………………………… 6
株式会社インタースペース(2122) 2020年9月期第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間における我が国の経済は、新型コロナウイルス感染症の影響により、経済活動が制限
される等厳しい状況にありましたが、緊急事態宣言解除後の経済活動は徐々に再開され、個人消費は外食や家電な
ど持ち直しの動きがみられました。また、景気の先行きについては新型コロナウイルス感染症第2波の到来が懸念
されるものの、経済活動の正常化が進む中で持ち直していくことが期待されます。
当社グループが属するインターネット広告市場は、2019年度のインターネット広告費が、テレビメディア広告費
を上回る環境(株式会社電通調べ)のなか、引き続き、大型プラットフォーマーを中心に堅調な推移が期待される
ものの、新型コロナウイルス感染症の影響による全体的な広告費減少の影響を注視していく必要があります。
こうした事業環境のもと、当社グループは「メディア事業の強化」「グローバル展開の推進」「広告事業の生産
性強化」を重点項目として掲げ、既存の運営メディアおよび新規メディアの立ち上げ、東南アジアを中心としたア
フィリエイトサービス「ACCESSTRADE」のグローバル展開の推進をはじめ、中長期の成長を見据えた事業価値の向
上に取り組んでおります。
これらの結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は19,262百万円(前年同四半期比14.3%減少)、営業利益は
445百万円(前年同四半期比49.0%減少)、経常利益は436百万円(前年同四半期比50.7%減少)、親会社株主に帰
属する四半期純利益は243百万円(前年同四半期比54.5%減少)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
<インターネット広告事業>
当事業は、インターネットを活用した成果報酬型広告であるアフィリエイトサービスを主軸に事業を展開してお
ります。主力のアフィリエイトサービス「アクセストレード」においては、再成長への取り組みとして、新たなナ
ショナルクライアントおよびグローバルクライアントの獲得に注力いたしました。カテゴリ別では、コロナウイル
ス感染症に端を発した巣ごもり消費が急伸した影響もあり、ECカテゴリのデリバリーサービスや食料品案件が好調
に推移いたしました。一方でエステなどの店舗関連の広告は営業自粛の影響による落ち込みがみられました。今後
も、クライアントカテゴリのポートフォリオを分散しながら、中長期的な成長を後押しする新たなカテゴリの開拓
に注力してまいります。また、店舗向けアフィリエイトサービス「ストアフロントアフィリエイト」においては、
新型コロナウイルス感染症拡大防止の対策による影響により、店頭での受付業務が縮小するなど厳しい状況が続い
ておりますが、ストック型商材での獲得に集中し、中長期的な収益基盤の強化に注力いたしました。海外事業にお
いては、新型コロナウイルスによる営業活動の制限はあるものの、大手EC事業者や金融カテゴリの獲得と現地メデ
ィアパートナーの新規開拓に注力いたしました。海外向け登録パートナー数は約50万サイトとなり大きく伸長して
おります。
これらの結果、当事業の売上高は18,444百万円(前年同四半期比15.4%減少)、セグメント利益は637百万円
(前年同四半期比26.4%減少)となりました。
<メディア運営事業>
当事業は、日本最大級のママ向けコミュニティサイト「ママスタジアム」を主軸に事業を展開しております。主
力の「ママスタジアム」では、動画広告案件などが好調に推移したほか、同サイト内にて配信する記事コンテンツ
の閲覧数が大幅に増加したことにより、月間平均の利用者数が約930万人、コンテンツの閲覧数は2億PVを突破
し、収益に寄与いたしました。一方で全社戦略として掲げる「メディア事業の強化」を推進するため、新たなメデ
ィア開発やコンテンツへの投資を継続し、中長期の利益基盤の構築に向け取り組んでまいります。
これらの結果、当事業の売上高は1,073百万円(前年同四半期比30.9%増加)、セグメント損失は192百万円(前
年同四半期はセグメント利益6百万円)となりました。
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(2)財政状態に関する説明
(資産)
当第3四半期連結会計期間末における流動資産は7,912百万円となり、前連結会計年度末に比べ167百万円増加い
たしました。これは主に現金及び預金が201百万円減少した一方で、インターネット広告事業におけるECカテゴリ
の伸長を主因として受取手形及び売掛金が372百万円増加したことによるものであります。固定資産は1,508百万円
となり、前連結会計年度末に比べ162百万円増加いたしました。これは主に、有形固定資産が減価償却を主因とし
て47百万円減少したこと、無形固定資産が株式会社ユナイトプロジェクトの連結子会社化によるのれんの計上を主
因として287百万円増加したこと、投資その他の資産が繰延税金資産の減少を主因として77百万円減少したことに
よるものであります。
この結果、資産合計は9,421百万円となり、前連結会計年度末に比べ329百万円増加いたしました。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における流動負債は4,245百万円となり、前連結会計年度末に比べ216百万円増加い
たしました。これは主に、買掛金が607百万円増加したこと、未払法人税等が218百万円減少したこと、賞与引当金
が77百万円減少したことによるものであります。固定負債は73百万円となり、前連結会計年度末に比べ6百万円減
少いたしました。
この結果、負債合計は4,318百万円となり、前連結会計年度末に比べ210百万円増加いたしました。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産合計は5,102百万円となり、前連結会計年度末に比べ119百万円増加
いたしました。これは主に親会社株主に帰属する四半期純利益243百万円および剰余金の配当115百万円により、利
益剰余金が128百万円増加したことによるものであります。
この結果、自己資本比率は54.2%(前連結会計年度末は54.8%)となりました。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
連結業績予想につきましては、本日(2020年8月11日)公表いたしました「2020年9月期通期連結業績予想の修
正に関するお知らせ」をご参照ください。
なお、新型コロナウイルス感染症の当連結会計年度における業績への影響は軽微であると見込んでおります。
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株式会社インタースペース(2122) 2020年9月期第3四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2019年9月30日) (2020年6月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 4,403,968 4,202,118
受取手形及び売掛金 2,950,659 3,322,855
その他 395,259 392,981
貸倒引当金 △4,409 △5,285
流動資産合計 7,745,477 7,912,670
固定資産
有形固定資産 295,438 247,789
無形固定資産
のれん - 264,466
その他 320,187 343,181
無形固定資産合計 320,187 607,648
投資その他の資産
その他 750,722 674,155
貸倒引当金 △20,276 △21,080
投資その他の資産合計 730,446 653,075
固定資産合計 1,346,072 1,508,513
資産合計 9,091,550 9,421,183
負債の部
流動負債
買掛金 3,224,303 3,832,215
未払法人税等 229,818 11,517
賞与引当金 161,921 84,107
その他 412,355 317,511
流動負債合計 4,028,399 4,245,352
固定負債
その他 79,857 73,011
固定負債合計 79,857 73,011
負債合計 4,108,256 4,318,364
純資産の部
株主資本
資本金 984,653 984,653
資本剰余金 725,000 725,000
利益剰余金 3,357,377 3,485,679
自己株式 △100,352 △103,395
株主資本合計 4,966,679 5,091,938
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 27,436 28,403
為替換算調整勘定 △11,573 △18,274
その他の包括利益累計額合計 15,862 10,128
新株予約権 752 752
純資産合計 4,983,293 5,102,819
負債純資産合計 9,091,550 9,421,183
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年10月1日 (自 2019年10月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
売上高 22,472,009 19,262,450
売上原価 18,407,623 15,594,325
売上総利益 4,064,386 3,668,125
販売費及び一般管理費 3,192,229 3,222,941
営業利益 872,156 445,183
営業外収益
持分法による投資利益 8,090 1,011
投資事業組合運用益 2,708 13,533
助成金収入 3,521 2,519
その他 3,082 3,273
営業外収益合計 17,403 20,337
営業外費用
為替差損 2,229 22,882
和解金 1,000 -
その他 1,384 5,921
営業外費用合計 4,614 28,804
経常利益 884,945 436,717
特別損失
減損損失 - 7,280
投資有価証券評価損 16,965 -
特別損失合計 16,965 7,280
税金等調整前四半期純利益 867,979 429,437
法人税、住民税及び事業税 306,970 112,431
法人税等調整額 25,902 73,393
法人税等合計 332,873 185,825
四半期純利益 535,105 243,611
親会社株主に帰属する四半期純利益 535,105 243,611
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株式会社インタースペース(2122) 2020年9月期第3四半期決算短信
(四半期連結包括利益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年10月1日 (自 2019年10月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
四半期純利益 535,105 243,611
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △1,021 967
為替換算調整勘定 △2,927 △6,755
持分法適用会社に対する持分相当額 △775 54
その他の包括利益合計 △4,724 △5,734
四半期包括利益 530,381 237,877
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 530,381 237,877
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株式会社インタースペース(2122) 2020年9月期第3四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 2018年10月1日 至 2019年6月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント
四半期連結損益
調整額 計算書計上額
インターネット
メディア運営 計 (注)
広告
売上高
外部顧客への売上高 21,793,998 678,011 22,472,009 - 22,472,009
セグメント間の内部売上高
6,072 141,823 147,895 △147,895 -
又は振替高
計 21,800,070 819,834 22,619,905 △147,895 22,472,009
セグメント利益 866,100 6,055 872,156 - 872,156
(注)セグメント利益の合計額は、四半期連結損益計算書の営業利益と一致しております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
該当事項はありません。
Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 2019年10月1日 至 2020年6月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント
四半期連結損益
調整額 計算書計上額
インターネット
メディア運営 計 (注)
広告
売上高
外部顧客への売上高 18,435,396 827,053 19,262,450 - 19,262,450
セグメント間の内部売上高
8,804 246,121 254,925 △254,925 -
又は振替高
計 18,444,201 1,073,175 19,517,376 △254,925 19,262,450
セグメント利益又は損失(△) 637,349 △192,165 445,183 - 445,183
(注)セグメント利益又は損失(△)の合計額は、四半期連結損益計算書の営業利益と一致しております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
(固定資産に係る重要な減損損失)
「メディア運営」セグメントにおいて、WEBサービス終了に伴い、固定資産の減損損失を計上しており
ます。なお、当該減損損失の計上額は、当第3四半期連結累計期間においては7,280千円であります。
(のれんの金額の重要な変動)
「メディア運営」セグメントにおいて、株式会社ユナイトプロジェクトの株式取得による子会社化に伴
い、のれんが発生しております。なお、当該事象によるのれんの増加額は、当第3四半期連結累計期間に
おいては264,466千円であります。
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