2121 ミクシィ 2021-05-07 15:00:00
2021年3月期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2021年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年5月7日
上 場 会 社 名 株式会社ミクシィ 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 2121 URL https://mixi.co.jp/
代 表 者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 木村 弘毅
問合せ先責任者 (役職名) 取締役 CFO (氏名) 大澤 弘之 (TEL) 03-6897-9500
定時株主総会開催予定日 2021年6月25日 配当支払開始予定日 2021年6月10日
有価証券報告書提出予定日 2021年6月28日
決算補足説明資料作成の有無 : 有
決算説明会開催の有無 : 有 (機関投資家・証券アナリスト向け電話会議 )
(百万円未満切捨て)
1.2021年3月期の連結業績(2020年4月1日~2021年3月31日)
(1)連結経営成績 (%表示は対前期増減率)
親会社株主に
売上高 EBITDA※ 営業利益 経常利益 帰属する
当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年3月期 119,319 6.4 27,117 35.1 22,928 33.7 23,019 36.1 15,692 45.8
2020年3月期 112,171 △22.1 20,069 △52.3 17,147 △58.2 16,915 △58.9 10,760 △59.4
※EBITDA=減価償却費及びのれん償却額を考慮しない営業利益ベースの数値
(注) 包括利益 2021年3月期 16,364百万円( 57.4%) 2020年3月期 10,393百万円( △61.8%)
潜在株式調整後
1株当たり 自己資本 総資産 売上高
1株当たり
当期純利益 当期純利益率 経常利益率 営業利益率
当期純利益
円 銭 円 銭 % % %
2021年3月期 208.24 205.72 8.5 10.7 19.2
2020年3月期 142.80 141.68 6.0 8.5 15.3
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2021年3月期 226,356 189,590 83.2 2,497.55
2020年3月期 202,814 181,305 88.8 2,390.52
(参考) 自己資本 2021年3月期 188,251百万円 2020年3月期 180,124百万円
(3)連結キャッシュ・フローの状況
営業活動による 投資活動による 財務活動による 現金及び現金同等物
キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー 期末残高
百万円 百万円 百万円 百万円
2021年3月期 34,672 △7,159 △3,141 149,812
2020年3月期 17,792 △30,683 △6,085 125,427
2.配当の状況
年間配当金 配当金総 株主資本 純資産
配当性向
額 配当率 配当率
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計 (連結)
(合計) (連結) (連結)
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 百万円 % % %
2020年3月期 - 55.00 - 55.00 110.00 8,288 77.0 4.6 4.6
2021年3月期 - 55.00 - 55.00 110.00 8,290 52.8 4.5 4.5
2022年3月期
- 55.00 - 55.00 110.00 - 4.4
(予想)
(参考)2022年3月期の配当につきましては、株主資本配当率(DOE)5%を目安にしております。
3.2022年3月期の連結業績予想(2021年4月1日~2022年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属する 1株当たり
売上高 EBITDA 営業利益 経常利益
当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
115,000 △3.6 14,000 △48.4 12,000 △47.7 12,000 △47.9 8,500 △45.8 115.06
通期
~120,000 ~0.6 ~17,000 ~△37.3 ~15,000 ~△34.6 ~15,000 ~△34.8 ~10,000 ~△36.3 ~135.36
(注) 2022年3月期の連結業績予想につきましては、レンジ形式により開示しております。詳細は、5ページ「1.経営
成績等の概況(4)今後の見通し」をご覧ください。
※ 注記事項
(1)期中における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
新規 ―社 (社名) 、 除外 ―社 (社名)
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(3)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年3月期 78,230,850株 2020年3月期 78,230,850株
② 期末自己株式数 2021年3月期 2,856,400株 2020年3月期 2,881,300株
③ 期中平均株式数 2021年3月期 75,360,540株 2020年3月期 75,349,550株
(参考) 個別業績の概要
1.2021年3月期の個別業績(2020年4月1日~2021年3月31日)
(1)個別経営成績 (%表示は対前期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年3月期 106,722 1.2 22,639 23.5 22,648 23.7 16,297 45.7
2020年3月期 105,495 △25.4 18,328 △57.2 18,307 △57.6 11,189 △57.5
1株当たり 潜在株式調整後
当期純利益 1株当たり当期純利益
円 銭 円 銭
2021年3月期 216.26 213.65
2020年3月期 148.50 147.33
(2)個別財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2021年3月期 210,035 189,960 89.8 2,503.22
2020年3月期 192,908 181,392 93.5 2,394.46
(参考) 自己資本
2021年3月期 188,678百万円 2020年3月期 180,421百万円
※ 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
1.本資料の業績予想につきましては、現時点で入手可能な情報に基づき当社において判断した見通しであり、潜在
的なリスクや不確実性を含んでおります。実際の業績は、様々な要因の変化により、これら業績見通しとは異な
る結果となることを御承知の上、投資判断を下さる様お願い致します。業績予想の前提となる仮定等につきまし
ては、添付資料P.2「1.経営成績等の概況」をご覧下さい。
2.当社は、2021年5月7日に機関投資家及び証券アナリスト向けの電話会議を開催する予定です。その模様及び説
明内容については、当日使用する決算説明資料とともに、開催後速やかに当社ホームページに掲載する予定で
す。
株式会社ミクシィ(2121) 2021年3月期 決算短信
○添付資料の目次
1.経営成績等の概況 ……………………………………………………………………………………2
(1)当期の経営成績の概況 …………………………………………………………………………2
(2)当期の財政状態の概況 …………………………………………………………………………4
(3)当期のキャッシュ・フローの概況 ……………………………………………………………4
(4)今後の見通し ……………………………………………………………………………………5
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 …………………………………………………………5
3.連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………6
(1)連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………6
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 ……………………………………………………8
(3)連結株主資本等変動計算書 ……………………………………………………………………10
(4)連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………………12
(5)連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………14
(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………14
(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項) …………………………………………14
(表示方法の変更) …………………………………………………………………………………15
(連結損益計算書関係) ……………………………………………………………………………16
(連結株主資本等変動計算書関係) ………………………………………………………………17
(企業結合等関係) …………………………………………………………………………………19
(セグメント情報等) ………………………………………………………………………………19
(1株当たり情報) …………………………………………………………………………………23
(重要な後発事象) …………………………………………………………………………………24
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株式会社ミクシィ(2121) 2021年3月期 決算短信
1.経営成績等の概況
2019年10月31日に行われた株式会社千葉ジェッツふなばしとの企業結合及び2019年11月29日に行われた株式会社
ネットドリーマーズとの企業結合について、前連結会計年度において暫定的な会計処理を行っておりましたが、当
連結会計年度に資産・負債への取得原価の配分が完了しております。これに伴い、遡及修正後の数値を用いて比較
分析を行っております。
(1)当期の経営成績の概況
前連結会計年度 当連結会計年度
前年同期比
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
増減率
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
売上高(百万円) 112,171 119,319 6.4%
EBITDA(百万円) 20,069 27,117 35.1%
営業利益(百万円) 17,147 22,928 33.7%
経常利益(百万円) 16,915 23,019 36.1%
親会社株主に帰属する当期
10,760 15,692 45.8%
純利益(百万円)
当連結会計年度の売上高は119,319百万円(前連結会計年度比6.4%増)となりました。また、営業利益は22,928百
万円(前連結会計年度比33.7%増)、経常利益は23,019百万円(前連結会計年度比36.1%増)、親会社株主に帰属す
る当期純利益は15,692百万円(前連結会計年度比45.8%増)となりました。
セグメントごとの業績は次のとおりであります。
当連結会計年度から、報告セグメントの名称及び区分方法を変更しており、以下の前年同期比較及び分析について
は、変更後の区分に基づいて記載しております。
また、事業セグメントの利益の測定方法は、減価償却費及びのれん償却額を考慮しない営業利益ベースの数値
(EBITDA)としております。
① デジタルエンターテインメント事業
前連結会計年度 当連結会計年度
前年同期比
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
増減率
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
売上高(百万円) 102,040 100,590 △1.4%
セグメント利益(百万円) 33,498 44,764 33.6%
デジタルエンターテインメント事業は、スマートデバイス向けゲーム「モンスターストライク」を主力として収益
を上げております。「モンスターストライク」は、新たなクエストの追加や有力IPとのコラボ等が功を奏し、好調に
推移しております。加えて、スマートデバイス向けゲーム「コトダマン」においても人気IPとのコラボを実施したこ
とで順調に拡大しており、「モンスターストライク」以外のサービスの収益化も進んでおります。また、2020年11月
には新作スマートデバイス向けゲーム「スタースマッシュ」の配信を開始するなど、新規アプリゲームの開発も進め
ており、収益の安定化及び収益性の向上に取り組んでおります。
この結果、当事業の売上高は100,590百万円(前連結会計年度比1.4%減)、セグメント利益は44,764百万円(前連
結会計年度比33.6%増)となりました。
② スポーツ事業
前連結会計年度 当連結会計年度
前年同期比
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
増減率
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
売上高(百万円) 5,177 12,699 145.3%
セグメント損失(△)(百万
△2,769 △5,347 -%
円)
スポーツ事業では、プロスポーツチーム経営、公営競技関連事業への投資を行っております。連結子会社である株
式会社チャリ・ロト及び2020年6月にリリースしたスポーツベッティングサービス「TIPSTAR」の車券販売取扱高が好
調であったことや、株式会社ネットドリーマーズを子会社化した影響で前連結会計年度と比較して売上高が増加して
おります。一方、「TIPSTAR」の開発費用や広告宣伝費等の先行投資が発生したことで費用が増加しております。
この結果、当事業の売上高は12,699百万円(前連結会計年度比145.3%増)、セグメント損失は5,347百万円(前連
結会計年度はセグメント損失2,769百万円)となりました。
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株式会社ミクシィ(2121) 2021年3月期 決算短信
③ ライフスタイル事業
前連結会計年度 当連結会計年度
前年同期比
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
増減率
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
売上高(百万円) 4,954 6,030 21.7%
セグメント損失(△)(百万
△620 △398 -%
円)
ライフスタイル事業では、SNS「mixi」、家族向け写真・動画共有アプリ「家族アルバムみてね」、サロンスタッ
フ直接予約アプリ「minimo」を中心に各種サービスを運営しております。「家族アルバムみてね」はマネタイズの強
化を推進しており、株式会社スフィダンテと連携したギフトサービスの展開や、年賀状アプリ「みてね年賀状」が好
調であったことにより、売上高は前連結会計年度と比較して増加しております。また「家族アルバムみてね」のユー
ザー数が1,000万人を突破し、収益性の向上を目指した体制が整ってきております。
この結果、当事業の売上高は6,030百万円(前連結会計年度比21.7%増)、セグメント損失は398百万円(前連結会
計年度はセグメント損失620百万円)となりました。
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株式会社ミクシィ(2121) 2021年3月期 決算短信
(2)当期の財政状態の概況
当連結会計年度末における総資産は前連結会計年度末と比べ23,542百万円増加の226,356百万円、自己資本は、利益
剰余金の増加等により、8,127百万円増加の188,251百万円となり、自己資本比率は83.2%となりました。流動資産は、
現金及び預金の増加と、受取手形及び売掛金の減少等により、前連結会計年度末と比べ20,002百万円増加の166,121百
万円となりました。固定資産は、投資有価証券、土地の増加及び無形固定資産の減少等により、前連結会計年度末と比
べ3,539百万円増加の60,234百万円となりました。流動負債は、未払法人税等、未払消費税等及び未払金の増加等によ
り、前連結会計年度末と比べ10,739百万円増加の24,498百万円となりました。固定負債は、長期借入金の増加等によ
り、前連結会計年度末と比べ4,518百万円増加の12,267百万円となりました。
(3)当期のキャッシュ・フローの概況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は、前連結会計年度末と比べて
24,384百万円増加し、149,812百万円となりました。各キャッシュ・フローの状況とその要因は以下のとおりであり
ます。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動により獲得した資金は34,672百万円(前連結会計年度は17,792百万円の獲得)となりました。これは主
に、売上債権の減少額2,548百万円及び税金等調整前当期純利益が23,201百万円となったことによるものでありま
す。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動により使用した資金は7,159百万円(前連結会計年度は30,683百万円の使用)となりました。これは主に、
投資有価証券の取得による支出4,534百万円、有形固定資産の取得による支出4,110百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動により使用した資金は3,141百万円(前連結会計年度は6,085百万円の使用)となりました。これは主に長
期借入れによる収入6,090百万円による資金の増加と、配当金の支払い8,287百万円、長期借入金の返済による支出
1,037百万円による資金の減少によるものです。
(参考) キャッシュ・フロー関連指標の推移
2018年3月期 2019年3月期 2020年3月期 2021年3月期
自己資本比率(%) 88.4 92.5 88.8 83.2
時価ベースの自己資本比率(%) 159.6 100.4 58.3 92.2
キャッシュ・フロー対有利子負債比率(年) - - 0.2 0.3
インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍) 533,402.9 230,588.9 1,640.8 1,200.3
自己資本比率:自己資本/総資産
時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産
キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/キャッシュ・フロー
インタレスト・カバレッジ・レシオ:キャッシュ・フロー/利払い
(注)1.いずれも連結ベースの財務数値により計算しております。
2.株式時価総額は自己株式を除く発行済株式数をベースに計算しております。
3.キャッシュ・フローは、営業キャッシュ・フローを利用しております。
4.2019年3月期以前は有利子負債残高がゼロ又は僅少のため、キャッシュ・フロー対有利子負債比率について
は記載しておりません。
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株式会社ミクシィ(2121) 2021年3月期 決算短信
(4)今後の見通し
当社グループは中期経営方針を「エンタメ×テクノロジーの力で世界のコミュニケーションを豊かに」と定め、スポ
ーツ事業へ積極的な投資を行い、中期的に第二の収益の柱へと成長させることで、連結グループ全体でより安定的かつ
サステナブルな事業ポートフォリオへの転換と拡大を進めてまいります。
来期、スポーツ事業におきましては、前期リリースした「TIPSTAR」への積極投資を行ってまいります。連結子会社で
あるチャリ・ロト、ネットドリーマーズ両社の事業成長に加え、各社サービスのより一層のシナジー創出を行うことで、
さらなる成長を目指ししてまいります。
デジタルエンターテインメント事業におきましては、引き続き「モンスターストライク」の企画、マーケティング、
メディアミックス施策をより強化し、ユーザーの利用拡大及び収益基盤の強化に取り組んでまいります。また、「コト
ダマン」等の既存ゲームの継続的な成長や、新規ゲームの企画開発を推進してまいります。
ライフスタイル事業では、引き続き「みてね」や「minimo」の成長を目指してまいります。
なお、デジタルエンターテイメント事業における業績のボラティリティなどを考慮し、2022年3月期より、従来の固定
値による連結業績予想に代えて、連結業績予想をレンジで公表することと致しました。
上記を踏まえた結果、来期の連結売上高は1,150~1,200億円、連結EBITDAは140~170億円、連結営業利益は120~150
億円を見込んでおります。
新型コロナウイルス感染症による当社業績への影響としましては、昨年度の実績を踏まえ、一定程度業績予想には織
り込み済みとなりますが、新型コロナウイルス感染症の経済社会に対する影響が今後さらに拡大し、長期化した場合に
は、業績に影響を与える可能性があります。
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方
当社グループは、連結財表諸表の期間比較可能性及び企業間の比較可能性を考慮し、当面は、日本基準で連結財務諸
表を作成する方針であります。
なお、IFRSの適用につきましては、国内外の諸情勢を考慮の上、適切に対応していく方針であります。
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株式会社ミクシィ(2121) 2021年3月期 決算短信
3.連結財務諸表及び主な注記
(1)連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2020年3月31日) (2021年3月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 125,427 149,812
受取手形及び売掛金 14,254 11,706
商品 256 156
未収消費税等 1,248 -
その他 4,977 4,493
貸倒引当金 △44 △46
流動資産合計 146,119 166,121
固定資産
有形固定資産
建物 7,352 7,496
減価償却累計額 △815 △385
建物(純額) 6,537 7,110
工具、器具及び備品 5,323 5,329
減価償却累計額 △2,350 △2,838
工具、器具及び備品(純額) 2,973 2,491
土地 714 2,691
建設仮勘定 113 702
その他 - 2
減価償却累計額 - △0
その他(純額) - 2
有形固定資産合計 10,338 12,998
無形固定資産
のれん 11,937 10,873
顧客関連資産 7,671 6,993
商標権 3,302 3,011
その他 2,503 2,418
無形固定資産合計 25,413 23,297
投資その他の資産
投資有価証券 9,917 13,928
繰延税金資産 6,111 5,686
その他 4,915 4,326
貸倒引当金 △2 △1
投資その他の資産合計 20,942 23,939
固定資産合計 56,694 60,234
資産合計 202,814 226,356
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株式会社ミクシィ(2121) 2021年3月期 決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2020年3月31日) (2021年3月31日)
負債の部
流動負債
短期借入金 671 1,021
未払金 8,186 9,188
未払法人税等 124 6,111
未払消費税等 - 1,638
賞与引当金 1,262 1,736
その他 3,515 4,803
流動負債合計 13,759 24,498
固定負債
長期借入金 2,952 7,905
繰延税金負債 3,418 3,357
その他 1,379 1,004
固定負債合計 7,749 12,267
負債合計 21,508 36,766
純資産の部
株主資本
資本金 9,698 9,698
資本剰余金 9,660 9,656
利益剰余金 171,138 178,502
自己株式 △10,905 △10,811
株主資本合計 179,592 187,046
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 330 1,013
為替換算調整勘定 201 191
その他の包括利益累計額合計 532 1,205
新株予約権 971 1,281
非支配株主持分 209 56
純資産合計 181,305 189,590
負債純資産合計 202,814 226,356
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株式会社ミクシィ(2121) 2021年3月期 決算短信
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書
連結損益計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
売上高 112,171 119,319
売上原価 21,292 26,009
売上総利益 90,878 93,310
販売費及び一般管理費 ※1 73,730 ※1 70,381
営業利益 17,147 22,928
営業外収益
受取利息 1 0
為替差益 7 30
還付加算金 33 44
債務勘定整理益 60 16
協賛金収入 64 35
受取配当金 - 7
その他 69 136
営業外収益合計 237 271
営業外費用
支払利息 10 26
投資事業組合運用損 400 88
支払手数料 - 7
原状回復費用 - 29
その他 59 28
営業外費用合計 469 181
経常利益 16,915 23,019
特別利益
事業構造改善引当金戻入額 81 -
固定資産売却益 ※2 3 ※2 0
投資有価証券売却益 - 903
新株予約権戻入益 16 -
特別利益合計 101 903
特別損失
特別退職金 - 113
本社移転費用 619 -
事業撤退損 ※3 147 -
固定資産除売却損 ※4 55 ※4 44
減損損失 ※5 216 ※5 29
投資有価証券評価損 - 524
賃貸借契約解約損 - 9
特別損失合計 1,039 721
税金等調整前当期純利益 15,978 23,201
法人税、住民税及び事業税 4,833 7,489
法人税等調整額 383 20
法人税等合計 5,216 7,509
当期純利益 10,761 15,692
非支配株主に帰属する当期純利益又は非支配株主に
1 △0
帰属する当期純損失(△)
親会社株主に帰属する当期純利益 10,760 15,692
-8-
株式会社ミクシィ(2121) 2021年3月期 決算短信
連結包括利益計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
当期純利益 10,761 15,692
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △334 682
為替換算調整勘定 △33 △10
その他の包括利益合計 △367 672
包括利益 10,393 16,364
(内訳)
親会社株主に係る包括利益 10,392 16,365
非支配株主に係る包括利益 1 △0
-9-
株式会社ミクシィ(2121) 2021年3月期 決算短信
(3)連結株主資本等変動計算書
前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
(単位:百万円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 9,698 9,668 169,069 △10,905 177,531
当期変動額
剰余金の配当 △8,665 △8,665
親会社株主に帰属す
10,760 10,760
る当期純利益
自己株式の処分 -
利益剰余金から資本
-
剰余金への振替
非支配株主との取引
に係る親会社の持分 △8 △8
変動
その他 △25 △25
株主資本以外の項目
の当期変動額(純 -
額)
当期変動額合計 - △8 2,069 - 2,060
当期末残高 9,698 9,660 171,138 △10,905 179,592
その他の包括利益累計額
その他有価証券評 その他の包括利益 新株予約権 非支配株主持分 純資産合計
為替換算調整勘定
価差額金 累計額合計
当期首残高 665 234 900 555 3 178,990
当期変動額
剰余金の配当 △8,665
親会社株主に帰属す
10,760
る当期純利益
自己株式の処分 -
利益剰余金から資本
-
剰余金への振替
非支配株主との取引
に係る親会社の持分 △8
変動
その他 △25
株主資本以外の項目
の当期変動額(純 △334 △33 △367 415 206 253
額)
当期変動額合計 △334 △33 △367 415 206 2,314
当期末残高 330 201 532 971 209 181,305
-10-
株式会社ミクシィ(2121) 2021年3月期 決算短信
当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
(単位:百万円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 9,698 9,660 171,138 △10,905 179,592
当期変動額
剰余金の配当 △8,289 △8,289
親会社株主に帰属す
15,692 15,692
る当期純利益
自己株式の処分 △40 94 54
利益剰余金から資本
40 △40 -
剰余金への振替
非支配株主との取引
に係る親会社の持分 △3 △3
変動
その他 -
株主資本以外の項目
の当期変動額(純 -
額)
当期変動額合計 - △3 7,363 94 7,454
当期末残高 9,698 9,656 178,502 △10,811 187,046
その他の包括利益累計額
その他有価証券評 その他の包括利益 新株予約権 非支配株主持分 純資産合計
為替換算調整勘定
価差額金 累計額合計
当期首残高 330 201 532 971 209 181,305
当期変動額
剰余金の配当 △8,289
親会社株主に帰属す
15,692
る当期純利益
自己株式の処分 54
利益剰余金から資本
-
剰余金への振替
非支配株主との取引
に係る親会社の持分 △3
変動
その他 -
株主資本以外の項目
の当期変動額(純 682 △10 672 310 △153 830
額)
当期変動額合計 682 △10 672 310 △153 8,284
当期末残高 1,013 191 1,205 1,281 56 189,590
-11-
株式会社ミクシィ(2121) 2021年3月期 決算短信
(4)連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純利益 15,978 23,201
減価償却費 1,482 1,466
のれん償却額 622 1,063
無形固定資産償却費 816 1,658
減損損失 216 29
事業撤退損 147 -
貸倒引当金の増減額(△は減少) 17 1
賞与引当金の増減額(△は減少) 386 473
受取利息及び受取配当金 △1 △8
支払利息 10 26
為替差損益(△は益) 4 △10
投資事業組合運用損益(△は益) 400 88
投資有価証券評価損益(△は益) - 524
投資有価証券売却損益(△は益) - △903
固定資産除売却損益(△は益) 51 43
売上債権の増減額(△は増加) △4,371 2,548
たな卸資産の増減額(△は増加) 117 99
未払金の増減額(△は減少) 662 717
未払消費税等の増減額(△は減少) - 1,638
その他 3,423 3,366
小計 19,967 36,027
利息の受取額 5 8
利息の支払額 △10 △28
法人税等の支払額 △2,170 △1,220
特別退職金の支払額 - △113
営業活動によるキャッシュ・フロー 17,792 34,672
-12-
株式会社ミクシィ(2121) 2021年3月期 決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
投資活動によるキャッシュ・フロー
無形固定資産の売却による収入 15 -
定期預金の払戻による収入 302 -
有形固定資産の取得による支出 △9,381 △4,110
無形固定資産の取得による支出 △553 △688
投資有価証券の取得による支出 △4,545 △4,534
投資有価証券の売却による収入 100 1,097
投資有価証券の分配による収入 329 790
事業譲受による支出 △1,030 -
敷金及び保証金の差入による支出 △121 △1,174
敷金及び保証金の回収による収入 10 1,414
連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得によ
△15,825 -
る支出
その他 16 46
投資活動によるキャッシュ・フロー △30,683 △7,159
財務活動によるキャッシュ・フロー
連結の範囲の変更を伴わない子会社株式の取得
△196 △177
による支出
短期借入金の純増減額(△は減少) 287 250
長期借入れによる収入 2,486 6,090
長期借入金の返済による支出 △26 △1,037
配当金の支払額 △8,663 △8,287
その他 27 19
財務活動によるキャッシュ・フロー △6,085 △3,141
現金及び現金同等物に係る換算差額 △14 14
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △18,990 24,384
現金及び現金同等物の期首残高 144,417 125,427
現金及び現金同等物の期末残高 125,427 149,812
-13-
株式会社ミクシィ(2121) 2021年3月期 決算短信
(5)連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)
1.連結の範囲に関する事項
(1)連結子会社の数 24社
主要な連結子会社の名称
株式会社チャリ・ロト
株式会社ネットドリーマーズ
株式会社ミクシィエンターテインメントファンド他4社は新規設立により、当連結会計年度より連結の範囲
に含めております。株式会社クト他1社は清算により、連結の範囲から除外しております。
(2)非連結子会社の数 4社
(連結の範囲から除いた理由)
株式会社イー・マーキュリー他3社は小規模であり、総資産、売上高、当期純損益(持分に見合う額)及び
利益剰余金(持分に見合う額)等は、いずれも連結財務諸表に重要な影響を及ぼしていないため、連結の範囲
から除外しております。
2.持分法の適用に関する事項
(1)持分法適用の関連会社
該当事項はありません。
(2)持分法を適用しない非連結子会社及び関連会社のうち主要な会社等の名称
株式会社イー・マーキュリー
(持分法を適用しない理由)
株式会社イー・マーキュリー他7社は、当期純損益(持分に見合う額)及び利益剰余金(持分に見合う額)
等からみて、持分法の対象から除いても連結財務諸表に及ぼす影響が軽微であるため、持分法の適用範囲から
除外しております。
3.連結子会社の事業年度等に関する事項
連結子会社のうちScrum Ventures Fund Ⅰ, L.P.他5社の決算日は12月末日、AAファンド投資事業有限責任組合
の決算日は2月末日であり、それぞれの決算日の財務諸表を使用しております。なお、連結決算日との間に生じた
連結上重要な取引に関しては必要な調整を行っております。また、株式会社千葉ジェッツふなばしの決算日は6月
末日でありますが、仮決算に基づく財務諸表を使用しております。
4.会計方針に関する事項
(1) 重要な資産の評価基準及び評価方法
①有価証券
その他有価証券
時価のあるもの
期末日の市場価格等に基づく時価法(評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却原価は移動平均法
により算定)を採用しております。
時価のないもの
移動平均法による原価法を採用しております。なお、投資事業組合等への出資持分については、直近の決
算日の財務諸表を基礎とし、持分相当額を純額で取込む方法を採用しております。
②たな卸資産の評価基準及び評価方法
商品
先入先出法による原価法(貸借対照表価額については、収益性の低下に基づく簿価切下げの方法により算
定)を採用しております。
-14-
株式会社ミクシィ(2121) 2021年3月期 決算短信
(2) 重要な減価償却資産の減価償却の方法
① 有形固定資産(リース資産を除く)
主に定率法を採用しております。
ただし、1998年4月1日以降に取得した建物(建物附属設備を除く)並びに2016年4月1日以降に取得した建
物附属設備については定額法を採用しております。
なお、主な耐用年数は以下のとおりであります。
建物 6~50年
工具、器具及び備品 2~15年
② 無形固定資産(リース資産を除く)
定額法を採用しております。
なお、自社利用のソフトウェアについては社内における利用可能期間(5年)に基づいております。
また、商標権については経済的耐用年数(5~13年)、顧客関連資産については経済的耐用年数(5~18
年)、その他の無形資産については経済的耐用年数(4~5年)に基づいて償却しております。
③ リース資産
所有権移転外ファイナンス・リース取引に係るリース資産
リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法を採用しております。
④ のれん
効果の発現する期間を個別に見積もり、その期間(5~13年)で均等償却しております。
(3) 重要な引当金の計上基準
① 貸倒引当金
売上債権等の貸倒による損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の
債権については、個別に回収可能性を勘案して回収不能見込額を計上しております。
② 賞与引当金
従業員賞与の支給に備えるため、支給見込額のうち当連結会計年度に負担すべき額を計上しております。
(4)重要な外貨建の資産又は負債の本邦通貨への換算の基準
外貨建金銭債権債務は、連結決算日の直物為替相場により円貨に換算し、換算差額は損益として処理しており
ます。なお、在外子会社等の資産及び負債並びに収益及び費用は、連結決算日の直物為替相場により円貨に換算
し、換算差額は純資産の部における為替換算調整勘定及び非支配株主持分に含めております。
(5)連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲
手許現金、随時引き出し可能な預金及び容易に換金可能であり、かつ、価値の変動について僅少なリスクしか
負わない取得日から3ヶ月以内に償還期限の到来する短期投資からなっております。
(6)その他連結財務諸表作成のための重要な事項
消費税等の会計処理
税抜方式によっております。
(表示方法の変更)
(連結キャッシュ・フロー計算書関係)
前連結会計年度において、「投資活動によるキャッシュ・フロー」の「その他」に含めていた「敷金及び保証金の回
収による収入」は、金額的重要性が増したため、当連結会計年度より独立掲記することとしております。
この結果、前連結会計年度の連結キャッシュ・フロー計算書において、「投資活動によるキャッシュ・フロー」の
「その他」に表示していた26百万円は、「敷金及び保証金の回収による収入」10百万円、「その他」16百万円として組
み替えております。
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株式会社ミクシィ(2121) 2021年3月期 決算短信
(連結損益計算書関係)
※1.販売費及び一般管理費のうち主要な費目及び金額は、次のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
広告宣伝費 19,556百万円 16,033百万円
決済手数料 29,619百万円 29,897百万円
※2.固定資産売却益の内容は、次のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
工具、器具及び備品 0百万円 0百万円
その他 2百万円 0百万円
※3. 事業撤退損
前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
ウェルネス事業からの撤退に伴う損失であります。主な内容は、契約の変更及び解約費用82百万円、固定資産の
減損等64百万円となっております。
当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
該当事項はありません。
※4.固定資産除売却損の内容は、次のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
建物 0百万円 3百万円
工具、器具及び備品 42百万円 22百万円
ソフトウェア 12百万円 15百万円
その他 -百万円 2百万円
計 55百万円 44百万円
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株式会社ミクシィ(2121) 2021年3月期 決算短信
※5.減損損失
前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
当社グループは以下の資産について減損損失を計上しております。
金額
事業 用途 場所 種類
(百万円)
建物 30
東京都大田区
工具器具備品 23
デジタルエンターテイ 店舗
建物 105
ンメント事業 大阪府大阪市
工具器具備品 51
事業用資産 東京都渋谷区 工具器具備品 5
継続的に収支の把握を行っている管理会計上の区分を基礎として資産のグルーピングを行っております。また、
遊休資産及び処分予定資産については、当該資産ごとにグルーピングを行っております。
デジタルエンターテインメント事業において、株式会社ミクシィの運営する店舗が想定していた収益を見込めな
くなったことから、減損損失を認識しております。
なお、当該資産の回収可能価額は使用価値により測定しておりますが、これらの資産はいずれも将来キャッシ
ュ・フローが見込めないため零としております。
当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
当社グループは以下の資産について減損損失を計上しております。
金額
事業 用途 場所 種類
(百万円)
デジタルエンターテイ
事業用資産 東京都渋谷区 ソフトウェア 29
ンメント事業
継続的に収支の把握を行っている管理会計上の区分を基礎として資産のグルーピングを行っております。また、
遊休資産及び処分予定資産については、当該資産ごとにグルーピングを行っております。
デジタルエンターテインメント事業において、株式会社ミクシィの運営するECサイトを来期にリニューアルする
ことから、現ECサイト構築に関連するソフトウェアの来期使用停止が確定しているため、減損損失を認識しており
ます。
なお、当該資産の回収可能価額は使用価値により測定しておりますが、これらの資産はいずれも将来キャッシ
ュ・フローが見込めないため零としております。
(連結株主資本等変動計算書関係)
前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
1.発行済株式の種類及び総数に関する事項
株式の種類 当連結会計年度期首 増加 減少 当連結会計年度末
普通株式(株) 78,230,850 - - 78,230,850
(変動事由の概要)
該当事項はありません。
2.自己株式の種類及び総数に関する事項
株式の種類 当連結会計年度期首 増加 減少 当連結会計年度末
普通株式(株) 2,881,300 - - 2,881,300
(変動事由の概要)
該当事項はありません。
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株式会社ミクシィ(2121) 2021年3月期 決算短信
3.新株予約権に関する事項
目的となる株式の数(株) 当連結会計
目的となる
会社名 内訳 当連結会計 年度末残高
株式の種類 当連結会計 増加 減少
年度期首 年度末 (百万円)
ストック・オプション
提出会社 ― 971
としての新株予約権
合計 ― 971
4.配当に関する事項
(1) 配当金支払額
配当金の総額 1株当たり
決議 株式の種類 基準日 効力発生日
(百万円) 配当額(円)
2019年5月10日
普通株式 4,520 60 2019年3月31日 2019年6月11日
取締役会
2019年11月8日
普通株式 4,144 55 2019年9月30日 2019年12月9日
取締役会
(2) 基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの
配当金の総額 1株当たり
決議 株式の種類 配当の原資 基準日 効力発生日
(百万円) 配当額(円)
2020年5月15日
普通株式 利益剰余金 4,144 55 2020年3月31日 2020年6月11日
取締役会
当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
1.発行済株式の種類及び総数に関する事項
株式の種類 当連結会計年度期首 増加 減少 当連結会計年度末
普通株式(株) 78,230,850 - - 78,230,850
(変動事由の概要)
該当事項はありません。
2.自己株式の種類及び総数に関する事項
株式の種類 当連結会計年度期首 増加 減少 当連結会計年度末
普通株式(株) 2,881,300 - 24,900 2,856,400
(変動事由の概要)
新株予約権の行使による処分に伴う減少 24,900株
3.新株予約権に関する事項
目的となる株式の数(株) 当連結会計
目的となる
会社名 内訳 当連結会計 年度末残高
株式の種類 当連結会計 増加 減少
年度期首 年度末 (百万円)
ストック・オプション
提出会社 ― 1,281
としての新株予約権
合計 ― 1,281
4.配当に関する事項
(1) 配当金支払額
配当金の総額 1株当たり
決議 株式の種類 基準日 効力発生日
(百万円) 配当額(円)
2020年5月15日
普通株式 4,144 55 2020年3月31日 2020年6月11日
取締役会
2020年11月6日
普通株式 4,144 55 2020年9月30日 2020年12月7日
取締役会
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株式会社ミクシィ(2121) 2021年3月期 決算短信
(2) 基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの
配当金の総額 1株当たり
決議 株式の種類 配当の原資 基準日 効力発生日
(百万円) 配当額(円)
2021年5月7日
普通株式 利益剰余金 4,145 55 2021年3月31日 2021年6月10日
取締役会
(企業結合等関係)
(企業結合に係る暫定的な処理の確定)
株式会社千葉ジェッツふなばし
2019年10月31日付で行われた株式会社千葉ジェッツふなばしとの企業結合について、前連結会計年度において暫定
的な会計処理を行っておりましたが、当連結会計年度に確定しております。この暫定的な会計処理の確定に伴い、当
連結会計年度の連結財務諸表に含まれる比較情報において取得原価の配分に重要な見直しが反映されております。
この結果、主に無形固定資産の顧客関連資産が増加し、暫定的に算定されたのれんの金額939百万円は、会計処理の
確定により897百万円減少し、42百万円となっております。
株式会社ネットドリーマーズ
2019年11月29日付で行われた株式会社ネットドリーマーズとの企業結合について、前連結会計年度において暫定的
な会計処理を行っておりましたが、当連結会計年度に確定しております。この暫定的な会計処理の確定に伴い、当連
結会計年度の連結財務諸表に含まれる比較情報において取得原価の配分に重要な見直しが反映されております。
この結果、主に無形固定資産の顧客関連資産が増加し、暫定的に算定されたのれんの金額13,019百万円は、会計処
理の確定により4,628百万円減少し、8,391百万円となっております。
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
1.報告セグメントの概要
当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締
役会が経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
当社グループは、「デジタルエンターテインメント事業」、「スポーツ事業」及び「ライフスタイル事業」の3
つを報告セグメントとしております。「モンスターストライク」を主力としたスマートデバイス向けゲームの提供、
関連イベントの実施、グッズの制作・販売などのサービスを「デジタルエンターテインメント事業」、プロスポー
ツチーム経営、公営競技関連事業などのサービスを「スポーツ事業」、家族向け写真・動画共有アプリ「家族アル
バムみてね」、サロンスタッフ直接予約アプリ「minimo」などのサービスを「ライフスタイル事業」としておりま
す。
(報告セグメントの変更等に関する事項)
当社グループは当連結会計年度から、事業ポートフォリオの変化に合わせた事業ドメインの定義を行ったため、
報告セグメントの名称及び区分方法を以下のとおりに変更しております。
従来「エンターテインメント事業」「ライフスタイル事業」としておりましたセグメントの名称及び区分方法を、
当連結会計年度から「デジタルエンターテインメント事業」「スポーツ事業」「ライフスタイル事業」に変更して
おります。従来「エンターテインメント事業」に属していた連結子会社のうち5社を「スポーツ事業」に区分して
おります。なお、前連結会計年度のセグメント情報は、当連結会計年度の報告セグメントの区分に基づいて記載し
ております。
2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」にお
ける記載の方法と概ね同一であります。なお、報告セグメントの利益は、減価償却費及びのれん償却額を考慮しな
い営業利益ベースの数値(EBITDA)であります。
セグメント資産及び負債については、経営資源の配分の決定及び業績を評価するための検討対象とはなっていな
いため記載しておりません。
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株式会社ミクシィ(2121) 2021年3月期 決算短信
3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失その他の項目の金額に関する情報
前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント
連結財務諸表
デジタルエン 調整額
ライフスタイ 計上額
ターテインメ スポーツ事業 計 (注)1
ル事業 (注)2
ント事業
売上高
外部顧客への売上高 102,039 5,177 4,954 112,171 - 112,171
セグメント間の内部売上
1 - 0 1 △1 -
高又は振替高
計 102,040 5,177 4,954 112,172 △1 112,171
セグメント利益又は損失
33,498 △2,769 △620 30,108 △12,960 17,147
(△)
その他の項目
減価償却費 568 791 175 1,535 764 2,299
のれん償却額 - 516 105 622 - 622
減損損失 216 - - 216 - 216
(注) 1.セグメント利益の調整額△12,960百万円には、報告セグメントの減価償却費△1,535百万円及びのれん償却
額△622百万円並びに各セグメントに配分していない全社費用△10,802百万円が含まれております。全社費
用は、主に報告セグメントに帰属しない管理部門の費用であります。
2.セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント
連結財務諸表
デジタルエン 調整額
ライフスタイ 計上額
ターテインメ スポーツ事業 計 (注)1
ル事業 (注)2
ント事業
売上高
外部顧客への売上高 100,590 12,699 6,030 119,319 - 119,319
セグメント間の内部売上
- - - - - -
高又は振替高
計 100,590 12,699 6,030 119,319 - 119,319
セグメント利益又は損失
44,764 △5,347 △398 39,018 △16,090 22,928
(△)
その他の項目
減価償却費 445 1,354 282 2,082 1,042 3,125
のれん償却額 - 936 126 1,063 - 1,063
減損損失 29 - - 29 - 29
(注) 1.セグメント利益の調整額△16,090百万円には、報告セグメントの減価償却費△2,082百万円及びのれん償却
額△1,063百万円並びに各セグメントに配分していない全社費用△12,943百万円が含まれております。全社
費用は、主に報告セグメントに帰属しない管理部門の費用であります。
2.セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
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株式会社ミクシィ(2121) 2021年3月期 決算短信
【関連情報】
前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
1.製品及びサービスごとの情報
セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。
2.地域ごとの情報
(1) 売上高
本邦の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。
(2) 有形固定資産
本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載を省
略しております。
3.主要な顧客ごとの情報
外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がないため、記載はありません。
当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
1.製品及びサービスごとの情報
セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。
2.地域ごとの情報
(1) 売上高
本邦の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。
(2) 有形固定資産
本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載を省
略しております。
3.主要な顧客ごとの情報
外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がないため、記載はありません。
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株式会社ミクシィ(2121) 2021年3月期 決算短信
【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】
前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。
当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。
【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】
前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント
デジタルエン 全社・消去 合計
ライフスタイル
ターテインメ スポーツ事業 計
事業
ント事業
当期償却額 - 516 105 622 - 622
当期末残高 - 11,027 909 11,937 - 11,937
当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント
デジタルエン 全社・消去 合計
ライフスタイル
ターテインメ スポーツ事業 計
事業
ント事業
当期償却額 - 936 126 1,063 - 1,063
当期末残高 - 10,091 782 10,873 - 10,873
【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】
前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
該当事項はありません。
当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
該当事項はありません。
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株式会社ミクシィ(2121) 2021年3月期 決算短信
(1株当たり情報)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
1株当たり純資産額 2,390円52銭 2,497円55銭
1株当たり当期純利益金額 142円80銭 208円24銭
潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額 141円68銭 205円72銭
(注) 1株当たり当期純利益金額及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額の算定上の基礎は、以下のとおりであ
ります。
前連結会計年度 当連結会計年度
項目 (自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
1株当たり当期純利益金額
親会社株主に帰属する当期純利益(百万円) 10,760 15,692
普通株主に帰属しない金額(百万円) - -
普通株式に係る親会社株主に帰属する
10,760 15,692
当期純利益(百万円)
普通株式の期中平均株式数(株) 75,349,550 75,360,540
潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額
親会社株主に帰属する当期純利益調整額(百万円) - -
普通株式増加数(株) 598,623 922,079
(うち新株予約権)(株) (598,623) (922,079)
希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1株当
たり当期純利益金額の算定に含まれなかった潜在株 - -
式の概要
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株式会社ミクシィ(2121) 2021年3月期 決算短信
(重要な後発事象)
(株式取得による関連会社化)
当社は、2021年3月22日開催の取締役会において、株式会社ハブ(以下「ハブ」という)が実施する第三者割当増資を
連結子会社のTech Growth Capital有限責任事業組合が引き受けることを決議し、2021年4月14日に実施しました。な
お、増資引受後の当社のハブへの議決権比率は20.02%となり、同社は、持分法適用関連会社となります。
1.株式取得の目的
株式会社ハブは、「英国風PUB」を通じ、「感動文化創造事業」を展開することによってすべてのステークホルダーが
ポジティブになる「場」を提供しており、東北、関東、中部、関西及び九州地域で英国風PUBチェーンを運営していま
す。デジタルな世の中にあって敢えてアナログな「場」を大切にし、英国PUB文化を日本に普及させることで日本の暮ら
し・社会をより一層豊かなものにすることを目指しています。当社はSNS「mixi」やスマホアプリ「モンスターストライ
ク」など、友人や家族といった親しい人と一緒に楽しむコミュニケーションサービスを提供してきました。昨年からは
「エンタメ×テクノロジーの力で、世界のコミュニケーションを豊かに」を中期経営方針に掲げ、エンターテインメン
ト領域での事業成長に注力しています。今回、コミュニケーションを楽しむ場づくりを重視する両社が持つ経営資源や
強みを相互に活用した協業により、両社の企業価値向上を図ることを目的に、業務提携契約の締結に至りました。株式
会社ハブが提供するオフラインの場でのコミュニケーションと当社が提供するオンラインのコミュニケーションサービ
スとを掛け合わせることでシナジーを創出し、双方の事業成長につなげてまいります。
2.株式取得の概要
(1) 異動する企業の名称、その事業の内容および規模
企業の名称 株式会社ハブ
事業の内容 英国風PUB事業等
規模 資本金 1,132百万円
(2) 株式の取得時期
2021年4月14日
(3) 取得した株式の種類と数
普通株式 1,564,900株
(4) 取得価額
1株につき639円(総額999,971,100円)
(5) 異動後の所有株式数および議決権比率
所有株式数 2,517,600株
議決権比率 20.02%(当社間接所有割合19.96%)
(自己株式の取得)
当社は、2021年5月7日開催の取締役会において、会社法第165条第3項の規定により読み替えて適用される同法第
156条の規定に基づき、自己株式の取得に係る事項ついて、次のとおり決議いたしました。
1.自己株式の取得を行う理由
自己株式の取得を行う理由 株主還元の充実を図るとともに、資本効率の向上を図るため。
2.取得に係る事項の内容
(1) 取得する株式の種類 当社普通株式
(2) 取得する株式の総数 3,800,000株(上限)
(発行済株式総数(自己株式除く)に対する割合5.04%)
(3) 株式の取得価額の総額 7,500百万円(上限)
(4) 取得期間 2021年5月10日~2022年3月31日
(5) 取得の方法 東京証券取引所における市場買付
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