2109 DM三井製糖HD 2021-08-30 15:30:00
ビート糖の効率的生産体制構築に関する基本合意について [pdf]
2021 年8月 30 日
各 位
会 社 名 DM三井製糖ホールディングス株式会社
代 表 者 名 代 表 取 締 役 社 長 森本 卓
(コード番号 2109 東証第1部)
執 行 役 員
問 合 せ 先 馬鳥 秀彰
経営企画グループ担当
( TEL. 03-3663-3111)
会 社 名 日 本 甜 菜 製 糖 株 式 会 社
代 表 者 名 取 締 役 社 長 惠本 司
(コード番号 2108 東証第1部)
問 合 せ 先 管 理 部 長 白畑 康
( TEL. 03-6414-5522)
ビート糖の効率的生産体制構築に関する基本合意について
DM三井製糖ホールディングス株式会社(本社:東京都中央区日本橋箱崎町 36 番2号、社長:森本
卓、以下「DM三井製糖HD」といいます。
)と日本甜菜製糖株式会社(本社:東京都港区三田三丁目
12 番 14 号、社長:惠本司、以下「日甜」といいます。)は、2021 年1月 15 日に公表した「三井製糖
株式会社、大日本明治製糖株式会社及び日本甜菜製糖株式会社の資本業務提携契約の締結について」
にてお知らせいたしました資本業務提携契約(以下「資本業務提携契約」といいます。)に則り、相互
の提携関係の発展及び強化について協議・検討を進めてまいりました結果、本日、ビート糖の効率的
生産体制構築に関する基本合意書(以下「基本合意書」といいます。)を締結いたしましたので、お知
らせいたします。
1.背景と目的
DM三井製糖HD及び日甜を取り巻く事業環境は、国内砂糖消費量の長期的な漸減傾向が、今日の
コロナ禍で一層拍車がかかっており、またTPPや多数の国との経済連携協定の進展で、今まで以上
に国際的な競争にもさらされるなど、益々厳しさが増しております。また、北海道におけるビート糖
事業においては、砂糖需要が減少する環境下の事業採算性の確保が大変厳しい状況となっております。
こうした状況に対応すべく、両社は資本業務提携契約に則り、DM三井製糖HDの連結子会社であ
る北海道糖業株式会社(本社:北海道札幌市中央区北1条西5丁目2、社長:嶋田 一郎、以下「北糖」
といいます。)を交えて協議・検討を進めてまいりました。
北糖は 1968 年の設立以来、道南製糖所・北見製糖所・本別製糖所の生産拠点を保有し、北海道ビー
ト糖事業の振興に努めてまいりましたが、近年の事業環境や生産設備の老朽化を総合的に検討した結
果、三箇所の生産拠点すべての維持は困難という結論に至り、2023 年3月をもって本別製糖所の生産
を終了する方針を決定しました。
また一方で、現在全道で栽培されている原料てん菜の加工について、てん菜生産者に影響を及ぼさ
ず、効率的に加工するための方策を鋭意検討した結果、日甜、DM三井製糖HD、その連結子会社で
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ある三井製糖株式会社及び北糖は、日甜芽室製糖所での生産委託を含むビート糖の効率的生産体制の
構築について基本合意書を本日締結し、引き続き北海道ビート糖事業の振興を目指すことにいたしま
した。
2.北糖本別製糖所の概要
(1)名称:北海道糖業株式会社 本別製糖所
(2)所在地:北海道中川郡本別町勇足 52
(3)事業内容:ビート糖等の製造
3.基本合意の内容
現在、北糖本別製糖所に搬入している原料てん菜は引き続き北糖が買い受け、ビート糖等の生産に
ついては北糖北見製糖所及び日甜芽室製糖所にて分担し、販売については北糖が行う予定です。今後、
詳細に関しては関係各位と協議して行く予定です。
4.DM三井製糖HD、日甜の概要(2021 年8月 30 日現在)
(1) 名称 DM三井製糖ホールディングス株式会社 日本甜菜製糖株式会社
(2) 所在地 東京都中央区日本橋箱崎町 36 番2号 東京都港区三田三丁目 12 番 14 号
(3) 代表者役職・
代表取締役社長 森本 卓 取締役社長 惠本 司
氏名
グループ経営管理事業、不動産事業(不
動産賃貸事業及び太陽光発電事業を含み
ます。、資産管理事業(事業用不動産及
) ビート糖、精糖、イースト、オリゴ糖等
び遊休不動産の管理事業、並びに、フィ 食品素材、配合飼料、紙筒(移植栽培用
(4) 事業内容
ンゴリモド「FTY720」の開発権及び販売 育苗鉢)、種子、農業用機械機器等の製
権の管理に関する事業を含みます。、並 ) 造販売及び不動産事業
びに、日本国外の駐在員事務所運営及び
管理に関する事業
(5) 資本金 7,083 百万円 8,279 百万円
(6) 設立年月日 1947 年(昭和 22 年)9月4日 1919 年(大正8年)6月 11 日
(7) 発行済株式数 32,639,780 株(注1) 15,325,642 株
(8) 決算期 3月 31 日 3月 31 日
(9) 従業員数 1,222 人(連結)(2021 年3月 31 日時点) 747 人(連結)(2021 年3月 31 日時点)
三井物産株式会社
大株主及び 明治ホールディングス株式
(10) (常任代理人 株式会社日本 33.50% 10.50%
持 株 比 率 会社
カストディ銀行)
日本マスタートラスト信託
4.32% ニッテン共栄会 6.74%
銀行株式会社(信託口)
日本マスタートラスト信託 4.74%
豊田通商株式会社 3.89%
銀行株式会社(信託口)
株式会社日本カストディ銀 3.95%
株式会社三井住友銀行 1.89%
行 信託口
双日食料株式会社 1.49% 株式会社みずほ銀行(常任 3.68%
代理人 株式会社日本カスト
ディ銀行)
(2021 年3月 31 日時点) (注1~4) (2021 年3月 31 日時点) (注4)
当事会社間の
(11)
関 係
DM三井製糖HDは日甜の普通株式 265,300 株(発行済株式総数 15,325,642 株の
資 本 関 係
1.73%)を保有しております。日甜はDM三井製糖HDの普通株式 250,232 株(発
行済株式総数 32,639,780 株の 0.77%)を保有しております。
(注3)
人 的 関 係 該当事項はありません。
取 引 関 係 日甜は原料てん菜の栽培に関連する製品等を北糖に販売しております。
関連当事者へ
該当事項はありません。
の該当状況
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(注1) DM三井製糖HDは、大日本明治製糖株式会社(以下「大日本明治」といいます。)と
2020 年 10 月 15 日付で締結した株式交換契約に基づく株式交換(以下「本株式交換」とい
います。)により、DM三井製糖HDが本株式交換により大日本明治の発行済株式の全てを
取得する時点の直前時における大日本明治の株主である三菱商事株式会社及び日甜に対し
て、2021 年4月1日付けで普通株式合計 6,738,222 株を割当交付いたしました。また、交
付する株式にはDM三井製糖HDが保有する自己株式の 2,431,922 株を充当し、残数の
4,306,300 株については新たに普通株式を発行いたしました。これにより、「(10)大株主及
び持株比率」に記載している各大株主及び持株比率は変動していることが予想されますが、
2021 年8月 30 日現在の保有株式数及び比率が不明であるため、2021 年3月 31 日現在で記
載しております。
(注2) 本株式交換により、2021 年4月1日現在で三菱商事株式会社はDM三井製糖HDの普通
株式 6,487,990 株(発行済株式総数 32,639,780 株の 19.88%)を保有しております。
(注3) 本株式交換により、2021 年4月1日現在で日甜はDM三井製糖HDの普通株式 250,232 株
(発行済株式総数 32,639,780 株の 0.77%)を保有しております。
(注4) 持株比率は自己株式を控除して算出しております。
5.業績への影響と今後の見通し
本基本合意に伴う 2022 年3月期におけるDM三井製糖HD及び日甜の連結業績への影響について
は現在精査中であり、今後、業績予想の修正の必要性が生じた場合には、速やかに公表いたします。
以 上
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