2055 日和産業 2021-08-13 15:20:00
2022年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2022年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年8月13日
上場会社名 日和産業株式会社 上場取引所 東
コード番号 2055 URL http://www.nichiwasangyo.co.jp
代表者 (役職名) 取締役社長 (氏名) 中澤 敬史
問合せ先責任者 (役職名) 取締役管理本部長・総務部長 (氏名) 安井 秀夫 TEL 078-811-1221
四半期報告書提出予定日 2021年8月13日
配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 無
四半期決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1. 2022年3月期第1四半期の連結業績(2021年4月1日∼2021年6月30日)
(1) 連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する四
売上高 営業利益 経常利益
半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2022年3月期第1四半期 10,498 4.6 132 △23.3 158 △23.9 110 △23.7
2021年3月期第1四半期 10,036 △2.6 172 195.9 207 127.7 145 129.2
(注)包括利益 2022年3月期第1四半期 119百万円 (△27.3%) 2021年3月期第1四半期 164百万円 (880.2%)
潜在株式調整後1株当たり四半期
1株当たり四半期純利益
純利益
円銭 円銭
2022年3月期第1四半期 5.73 ―
2021年3月期第1四半期 7.51 ―
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2022年3月期第1四半期 28,243 17,760 62.9
2021年3月期 27,827 17,757 63.8
(参考)自己資本 2022年3月期第1四半期 17,760百万円 2021年3月期 17,757百万円
2. 配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭
2021年3月期 ― 0.00 ― 6.00 6.00
2022年3月期 ―
2022年3月期(予想) 0.00 ― 6.00 6.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3. 2022年 3月期の連結業績予想(2021年 4月 1日∼2022年 3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属する 1株当たり当期
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益 純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
通期 40,000 0.2 400 41.2 500 31.9 300 115.7 15.33
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
※ 注記事項
(1) 当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
新規 ― 社 (社名) 、 除外 ― 社 (社名)
(2) 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 有
(注)詳細は、添付資料P.7「2.四半期連結財務諸表及び主な注記 (3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 (四半期連結財務諸表の作成に特有
の会計処理の適用)」をご覧下さい。
(3) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 有
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(注)詳細は、添付資料P.7「2.四半期連結財務諸表及び主な注記 (3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 (会計方針の変更)をご覧下さい。
(4) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2022年3月期1Q 20,830,825 株 2021年3月期 20,830,825 株
② 期末自己株式数 2022年3月期1Q 1,518,877 株 2021年3月期 1,518,877 株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2022年3月期1Q 19,311,948 株 2021年3月期1Q 19,312,003 株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、その
達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及
び業績予想のご利用に当たっての注意事項については、添付資料P.3「1.当四半期決算に関する定性的情報 (3)連結業績予想などの将来予測情報に関す
る説明」をご覧下さい。
日和産業株式会社(2055) 2022年3月期 第1四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………2
(1)経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………………2
(2)財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………………2
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………………3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………4
(1)四半期連結貸借対照表 ………………………………………………………………………………4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 …………………………………………5
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………7
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………7
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………7
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) …………………………………………7
(会計方針の変更) ……………………………………………………………………………………7
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日和産業株式会社(2055) 2022年3月期 第1四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、昨年末にかけて感染が再拡大した新型コロナ
ウイルスの流行が収まらず、ワクチン接種の普及が進み、個人消費の回復が見られるものの、度
重なる緊急事態宣言等の発令に伴う活動制限により予断を許さない状況にあります。
配合飼料業界におきましては、主原料であるとうもろこしは、中国の旺盛な需要や南米での作付
遅延による生産量減少から価格が上昇を続けておりましたが、米国での豊作見通しから価格は落
ち着きを取り戻しつつあります。副原料である大豆粕も、とうもろこしと同様に価格は上昇して
おりましたが、米国での大豆の豊作見通しから価格は下がりつつあります。外国為替相場につき
ましては、新型コロナウイルスに対するワクチン接種や米国での追加経済政策等の経済活動回復
への動きから円安傾向が続いております。
畜産物市況につきましては、鶏卵相場は、昨年発生した鳥インフルエンザの影響による供給不足
が続いていることから値を上げております。鶏肉相場は、輸入量の増加により軟調に推移しまし
た。豚肉相場は、暑さによる国内生産量の減少等により昨年度末に比べ価格は上昇しておりま
す。牛肉相場は、昨年度に引き続き、政府の補助事業や輸出増加により安定して推移しておりま
す。
このような状況のなか、当社は4月に配合飼料の値上げを行いました。
その結果、当第1四半期連結累計期間の経営成績は、売上高は104億98百万円(前年同期比4.6%
増)となりました。利益面につきましては、営業利益は1億32百万円(前年同期比23.3%減)と
なり、経常利益は1億58百万円(前年同期比23.9%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は
1億10百万円(前年同期比23.7%減)となりました。
なお、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を当第1四半
期連結会計期間の期首から適用しております。詳細は、「2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項(会計方針の変更)」に記載のとおりであります。
セグメントの経営成績は、次のとおりであります。
飼料事業
飼料事業では、収益認識会計基準等の適用で売上高は減少したものの、4月に値上げを行
ったことから、売上高は101億1百万円(前年同期比5.2%増)となり、セグメント利益
(営業利益)は2億46百万円(前年同期比20.7%増)となりました。
畜産事業
畜産事業では、前年同期と比べて豚肉相場が下落したことに加え、飼料の値上げにより、
売上高は3億97百万円(前年同期比7.9%減)となり、セグメント利益(営業利益)は22百
万円(前年同期比68.0%減)となりました。
(2)財政状態に関する説明
(資産の部)
当第1四半期連結会計期間末における資産合計は、前連結会計年度末に比べ4億15百万円増加
し、282億43百万円となりました。これは、主に現金及び預金が13億92百万円減少しましたが、受
取手形及び売掛金が12億2百万円、原材料及び貯蔵品が5億30百万円増加したことによるもので
す。
(負債の部)
当第1四半期連結会計期間末における負債合計は、前連結会計年度末に比べ4億12百万円増加
し、104億82百万円となりました。これは、主に支払手形及び買掛金が5億81百万円増加したこと
によるものです。
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日和産業株式会社(2055) 2022年3月期 第1四半期決算短信
(純資産の部)
当第1四半期連結会計期間末における純資産合計は、前連結会計年度末に比べ3百万円増加し、
177億60百万円となりました。これは、主にその他有価証券評価差額金が8百万円増加したことに
よるものです。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2022年3月期の連結業績予想につきましては、2021年5月13日に公表した連結業績予想に変更は
ありません。
なお、業績予想は現時点で入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後
様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。
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日和産業株式会社(2055) 2022年3月期 第1四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2021年3月31日) (2021年6月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 9,818,207 8,425,390
受取手形及び売掛金 8,559,528 9,762,281
商品及び製品 140,790 133,236
仕掛品 320,334 341,990
原材料及び貯蔵品 1,985,741 2,516,588
その他 338,266 465,111
貸倒引当金 △227,585 △251,188
流動資産合計 20,935,283 21,393,408
固定資産
有形固定資産 5,334,383 5,405,813
無形固定資産 9,994 9,384
投資その他の資産
長期貸付金 1,480,902 1,420,984
破産更生債権等 1,378,821 1,378,801
その他 688,053 701,363
貸倒引当金 △1,999,620 △2,066,724
投資その他の資産合計 1,548,159 1,434,425
固定資産合計 6,892,536 6,849,623
資産合計 27,827,820 28,243,032
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 4,574,015 5,155,932
短期借入金 4,269,000 4,269,000
未払法人税等 204,084 58,709
賞与引当金 100,912 148,784
その他 818,637 746,087
流動負債合計 9,966,649 10,378,514
固定負債
長期未払金 84,240 84,240
退職給付に係る負債 19,450 19,736
固定負債合計 103,690 103,976
負債合計 10,070,339 10,482,490
純資産の部
株主資本
資本金 2,011,689 2,011,689
資本剰余金 1,904,186 1,904,186
利益剰余金 13,897,843 13,892,317
自己株式 △295,799 △295,799
株主資本合計 17,517,919 17,512,393
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 229,843 238,682
繰延ヘッジ損益 9,717 9,465
その他の包括利益累計額合計 239,561 248,147
純資産合計 17,757,480 17,760,541
負債純資産合計 27,827,820 28,243,032
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第1四半期連結累計期間
(単位:千円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2020年4月1日 (自 2021年4月1日
至 2020年6月30日) 至 2021年6月30日)
売上高 10,036,388 10,498,458
売上原価 9,409,405 9,814,683
売上総利益 626,983 683,775
販売費及び一般管理費 454,360 551,351
営業利益 172,623 132,424
営業外収益
受取利息 5,510 4,723
受取配当金 9,180 9,970
売電収入 15,166 14,371
為替差益 13,772 26,966
その他 17,903 16,720
営業外収益合計 61,533 72,752
営業外費用
支払利息 14,227 14,071
売電費用 7,320 6,078
設備修繕費 ― 18,000
その他 4,875 8,857
営業外費用合計 26,422 47,007
経常利益 207,734 158,169
税金等調整前四半期純利益 207,734 158,169
法人税等 62,650 47,483
四半期純利益 145,084 110,686
親会社株主に帰属する四半期純利益 145,084 110,686
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日和産業株式会社(2055) 2022年3月期 第1四半期決算短信
四半期連結包括利益計算書
第1四半期連結累計期間
(単位:千円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2020年4月1日 (自 2021年4月1日
至 2020年6月30日) 至 2021年6月30日)
四半期純利益 145,084 110,686
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 8,406 8,839
繰延ヘッジ損益 10,515 △252
その他の包括利益合計 18,921 8,586
四半期包括利益 164,005 119,272
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 164,005 119,272
非支配株主に係る四半期包括利益 - -
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日和産業株式会社(2055) 2022年3月期 第1四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
(税金費用の計算)
税金費用については、当第1四半期連結会計期間を含む連結会計年度の税引前当期純利益に対する税効果
会計適用後の実効税率を合理的に見積り、税引前四半期純利益に当該見積実効税率を乗じて計算しておりま
す。
(会計方針の変更)
(収益認識に関する会計基準等の適用)
「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日。以下「収益認識会計基準」とい
う。)等を当第1四半期連結会計期間の期首から適用し、約束した財又はサービスの支配が顧客に移転した時
点で、当該財又はサービスと交換に受け取ると見込まれる金額で収益を認識することとしております。
これにより、顧客への商品の販売における当社グループの役割が代理人に該当する取引について、代理人
として純額で収益を認識しております。また、買戻し義務に該当する有償支給取引については、従来は有償
支給した原材料について消滅を認識しておりましたが、有償支給した原材料について消滅を認識しないこと
としております。
なお、収益認識会計基準の適用指針第98項に定める代替的な取扱いを適用し、一部の商品又は製品の販売
において、出荷時から当該商品又は商品の支配が顧客に移転される時までの期間が通常の期間である場合に
は、出荷時に収益を認識しております。
収益認識会計基準等の適用については、収益認識会計基準第84項ただし書きに定める経過的な取扱いに従
っており、当第1四半期連結会計期間の期首より前に新たな会計方針を遡及適用した場合の累積的影響額を、
当第1四半期連結会計期間の期首の利益剰余金に加減し、当該期首残高から新たな会計方針を適用しており
ます。ただし、収益認識会計基準第86項に定める方法を適用し、当第1四半期連結会計期間の期首より前ま
でに従前の取扱いに従ってほとんどすべての収益の額を認識した契約に、新たな会計方針を遡及適用してお
りません。
この結果、当第1四半期連結会計期間の売上高は13億89百万円減少し、売上原価は13億89百万円減少して
おります。また、利益剰余金の当期首残高に与える影響は軽微であります。
(時価の算定に関する会計基準等の適用)
「時価の算定に関する会計基準」(企業会計基準第30号 2019年7月4日。以下「時価算定会計基準」と
いう。)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用し、時価算定会計基準第19項及び「金融商品に関する
会計基準」(企業会計基準第10号 2019年7月4日)第44―2項に定める経過的な取扱いに従って、時価算
定会計基準等が定める新たな会計方針を、将来にわたって適用することとしております。なお、四半期連結
財務諸表に与える影響はありません。
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