2004 昭和産 2021-11-05 15:00:00
2022年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]

             2022年3月期                 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
                                                                                                      2021年11月5日
上場会社名     昭和産業株式会社                                                                上場取引所          東
コード番号     2004  URL https://www.showa-sangyo.co.jp/
代表者       (役職名) 代表取締役社長執行役員            (氏名)新妻                        一彦
問合せ先責任者 (役職名) 総務部長                                    (氏名)高橋         秀典           TEL      03-3257-2182
四半期報告書提出予定日        2021年11月12日                        配当支払開始予定日 2021年12月3日
四半期決算補足説明資料作成の有無:有
四半期決算説明会開催の有無               :有 (機関投資家・アナリスト向け)

                                                                                                 (百万円未満切捨て)

1.2022年3月期第2四半期の連結業績(2021年4月1日~2021年9月30日)
 (1)連結経営成績(累計)                                                                      (%表示は、対前年同四半期増減率)
                                                                                              親会社株主に帰属する
                           売上高                       営業利益                  経常利益
                                                                                                四半期純利益
                         百万円              %        百万円         %          百万円             %          百万円             %
2022年3月期第2四半期           139,914       12.7         2,406   △42.4          2,929     △41.1            1,802    △73.9
2021年3月期第2四半期           124,180       △3.1         4,177   △17.4          4,970     △15.8            6,918     53.6
(注)包括利益   2022年3月期第2四半期               3,199百万円(      △61.7%) 2021年3月期第2四半期                8,357百万円(          89.0%)


                                                 潜在株式調整後
                        1株当たり
                                                  1株当たり
                        四半期純利益
                                                 四半期純利益
                                        円 銭                   円 銭
2022年3月期第2四半期                          54.61                   -
2021年3月期第2四半期                         220.67               204.81
(注)2022年3月期第2四半期の「潜在株式調整後1株当たり四半期純利益」は、潜在株式が存在しないため、記載して
   おりません。

 (2)連結財政状態
                                  総資産                          純資産                             自己資本比率
                                               百万円                          百万円                                      %
2022年3月期第2四半期                              222,245                        108,371                               47.2
2021年3月期                                   213,309                        103,080                               46.7
(参考)自己資本      2022年3月期第2四半期                      104,954百万円         2021年3月期             99,614百万円


2.配当の状況
                                                            年間配当金
                   第1四半期末                 第2四半期末           第3四半期末                   期末                 合計
                                  円 銭                円 銭             円 銭                  円 銭                円 銭
2021年3月期                   -                       30.00       -                         35.00               65.00
2022年3月期                   -                       30.00
2022年3月期(予想)                                                   -                         35.00               65.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無


3.2022年3月期の連結業績予想(2021年4月1日~2022年3月31日)
                                                                                              (%表示は、対前期増減率)
                                                                                  親会社株主に帰属              1株当たり
                   売上高                     営業利益               経常利益
                                                                                   する当期純利益              当期純利益
                百万円               %      百万円          %     百万円            %      百万円            %              円 銭
    通期        280,000          9.4       7,900       4.0    9,000     △2.3        6,000       △40.7           180.60
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無:無
※ 注記事項
 (1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):無

 (2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:無

 (3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
   ① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更      :有
   ② ①以外の会計方針の変更            :無
   ③ 会計上の見積りの変更             :無
   ④ 修正再表示                  :無
    (注)詳細は、添付資料P.10「2.四半期連結財務諸表及び主な注記(4)四半期連結財務諸表に関する注記
       事項(会計方針の変更)」をご覧ください。

 (4)発行済株式数(普通株式)
   ① 期末発行済株式数(自己株式を含む)  2022年3月期2Q 33,985,420株 2021年3月期   32,969,979株
   ② 期末自己株式数            2022年3月期2Q    555,389株 2021年3月期      625,888株
   ③ 期中平均株式数(四半期累計)     2022年3月期2Q 33,017,926株 2021年3月期2Q 31,351,440株
    (注)発行済株式数の増加は、転換社債型新株予約権付社債に係る新株予約権の権利行使であります。

※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です

※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
   本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基
  づいており、記載された将来の計画数値、施策の実現を確約したり、保証するものではありません。業績予想に関する事項は、添付資料P.
  4「1.当四半期決算に関する定性的情報 (3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
                                  昭和産業株式会社(2004) 2022年3月期 第2四半期決算短信


○添付資料の目次

1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………………………           2
 (1)経営成績に関する説明 ……………………………………………………………………………………………           2
 (2)財政状態に関する説明 ……………………………………………………………………………………………           3
 (3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………………………………………           4
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………………………           5
 (1)四半期連結貸借対照表 ……………………………………………………………………………………………           5
 (2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ………………………………………………………           7
    四半期連結損益計算書
     第2四半期連結累計期間 ………………………………………………………………………………………           7
    四半期連結包括利益計算書
     第2四半期連結累計期間 ………………………………………………………………………………………           8
 (3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書 …………………………………………………………………………           9
 (4)四半期連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………………………           10
   (継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………………………           10
   (株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) …………………………………………………………           10
   (会計方針の変更) …………………………………………………………………………………………………           10
   (追加情報) …………………………………………………………………………………………………………           10
   (セグメント情報等)…………………………………………………………………………………………………           11
3.補足情報 …………………………………………………………………………………………………………………           13
 (1)2022年3月期第2四半期の実績値と2021年3月期第2四半期の収益認識会計基準適用後の概算値の比較       13
 (2)2022年3月期の連結業績予想値と2021年3月期の収益認識会計基準適用後の概算値の比較………………       14




                          - 1 -
                                     昭和産業株式会社(2004) 2022年3月期 第2四半期決算短信


1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
   当第2四半期連結累計期間の我が国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響により、4度目の緊急事態宣言が
  発出されるなど、極めて厳しい状況が続きました。国内でのワクチン接種が進み、経済については持ち直しの動き
  が期待されるものの、感染収束時期はいまだ不透明であり、依然として厳しい状況が見込まれます。
   さらに、原料穀物におきましては、世界的に旺盛な需要による需給の逼迫により、依然として原料穀物相場は高
  値で推移しており、引き続き厳しい経営環境が続いております。
    このような状況の中、当社は創立90周年を迎える2025年度のありたい姿(長期ビジョン)「SHOWA Next Stage
  for 2025」の実現に向けた2nd Stage「中期経営計画20-22」の2年目に入りました。長期ビジョンの「確立」の
  ステージと位置づけ、5つの基本戦略においては、これまでの「①基盤事業の強化」に注力しつつも、軸足を「②
  事業領域の拡大」「③社会的課題解決への貢献」へと大きく移し、それらを支える「④プラットフォームの再構
  築」「⑤ステークホルダーエンゲージメントの強化」についても優先度を高めて各施策の推進に努めてまいりま
  す。
    当第2四半期連結累計期間の経営成績は、連結売上高は139,914百万円と前年同期に比べ15,733百万円
  (12.7%)の増収となりました。営業利益は2,406百万円と前年同期に比べ1,770百万円(42.4%)の減益、経常利
  益は2,929百万円と前年同期に比べ2,041百万円(41.1%)の減益、親会社株主に帰属する四半期純利益は1,802百
  万円と前年同期に比べ5,115百万円(73.9%)の減益となりました。
   なお、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日。以下「収益認識会計基準」と言
  う。)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用しており、当第2四半期連結累計期間の売上高は9,745百万円
  減少し、営業利益、経常利益及び税金等調整前四半期純利益には影響ありません。詳細については、「2.四半期
  連結財務諸表及び主な注記(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項(会計方針の変更)」をご参照ください。
   また、参考情報として、前第2四半期連結累計期間に収益認識会計基準を適用したと仮定して算出した概算値
  と、当第2四半期連結累計期間の比較表を「3.補足情報 (1)2022年3月期第2四半期の実績値と2021年3月
  期第2四半期の収益認識会計基準適用後の概算値の比較」に添付しております。

   セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。


  <製粉事業>
   製粉事業は、新型コロナウイルス感染症の影響により、外食や土産品、コンビニエンスストア向けの日配品等に
  おいて厳しい状況が継続しております。マーケット分析力を生かし、ターゲット業態別での提案型営業の強化を行
  ってまいりましたが、業務用小麦粉の販売数量については、前年同期を下回りました。一方で、冷凍食品やテイク
  アウト等の新たな市場や需要への取り組みに注力したこと等により、業務用プレミックスの販売数量については、
  前年同期を上回りました。ふすまの販売数量については、前年同期を下回りました。販売価格については、輸入小
  麦の政府売渡価格が本年4月に平均5.5%(税込価格)引き上げられたことを受け、小麦粉製品の価格改定を実施
  いたしました。
    これらの結果、製粉事業の売上高は38,893百万円と前年同期に比べ1,737百万円(4.7%)の増収、営業利益は
  1,568百万円と前年同期に比べ782百万円(99.7%)の増益となりました。


  <油脂食品事業>
   油脂食品事業は、原料価格の過去に例を見ない急激かつ大幅な高騰により、大変厳しい状況となりました。原料
  コストの上昇に伴い、油脂製品については本年3月、6月、8月、11月の4度にわたる価格改定を発表し、販売価
  格の改定を最優先に取り組んでまいりましたが、急激なコスト上昇を吸収することができませんでした。
   業務用については、油脂と食材(ミックス・パスタ)のシナジー効果を生かし、課題解決型の営業活動を強化し
  てまいりました。製粉・糖質事業等と連携を図ることで販売拡大と新たな販路開拓に取り組んだことに加え、昨年
  9月にボーソー油脂株式会社を子会社化したことにより、業務用油脂の販売数量は、前年同期を上回りました。ま
  た、主要販売先である外食向けの売り上げが増加したこと等により、業務用食材の販売数量についても、前年同期
  を上回りました。
   家庭用では、依然として内食消費傾向が継続しております。しかしながら前年の巣ごもり需要に伴う大幅増加の
  反動を受け、家庭用食用油、小麦粉、プレミックス(お好み焼き粉、ホットケーキミックス等)、パスタの販売数
  量については、前年同期を下回りました。
   これらの結果、油脂食品事業の売上高は48,239百万円と前年同期に比べ6,053百万円(14.3%)の増収、営業損
  失は185百万円と前年同期に比べ1,886百万円の減益となりました。




                             - 2 -
                                     昭和産業株式会社(2004) 2022年3月期 第2四半期決算短信



  <糖質事業>
    糖質事業は、当社子会社である敷島スターチ株式会社や昨年12月に子会社化したサンエイ糖化株式会社との連携
  を図り、提案型営業の強化による低分解水あめ、粉あめなどの独自商品群の拡販に努めてまいりました。新型コロ
  ナウイルス感染症の影響により厳しい市場環境が続きましたが、糖化品の販売数量については、前年同期を上回り
  ました。コーンスターチの販売数量については、ビール用途等の需要が減少し前年同期を下回りました。加工でん
  粉の販売数量についても、食品用途・工業用途ともに需要が減少したことから前年同期を下回りました。
    営業利益については、サンエイ糖化株式会社の子会社化による増益要因がありましたが、原料穀物相場の高騰に
  よるコスト上昇の影響等により前年同期を下回りました。
    これらの結果、糖質事業の売上高は24,695百万円と前年同期に比べ7,601百万円(44.5%)の増収、営業利益は
  526百万円と前年同期に比べ540百万円(50.7%)の減益となりました。


  <飼料事業>
   飼料事業は、原料穀物相場が大きく上昇する中、コストに見合った適正価格での販売を進めてまいりました。ま
  た、顧客のニーズに対する提案型営業や畜産物の販売支援による畜産生産者との取り組み強化、高付加価値商材の
  拡販に努めてまいりました。配合飼料および鶏卵の販売数量については、前年同期を上回りました。配合飼料の販
  売価格については、価格改定の実施により前年同期を上回りました。また、鶏卵相場が前年同期を上回る水準で推
  移したことから、鶏卵の販売価格についても前年同期を上回りました。なお、配合飼料につきましては、新型コロ
  ナウイルス感染症による影響は限定的でした。
   これらの結果、飼料事業の売上高は25,593百万円と前年同期に比べ327百万円(1.3%)の増収、営業利益は471
  百万円と前年同期に比べ61百万円(11.6%)の減益となりました。

  <その他>
   倉庫業は、新型コロナウイルス感染症の影響による荷動きの停滞により貨物収容スペースが圧迫される中、隣接
  する当社関連サイロ会社との連携を図り、効率的な荷役に努めてまいりました。本年3月に操業を開始した植物工
  場は、コンビニエンスストア向けの業務用食材として出荷を開始し、安定的な操業・生産および高付加価値な野菜
  開発に努めてまいりました。
   これらの結果、不動産業、保険代理業、自動車等リース業、運輸業等をあわせたその他の売上高は2,492百万円
  と前年同期に比べ13百万円(0.6%)の増収、営業利益は801百万円と前年同期に比べ58百万円(6.8%)の減益と
  なりました。


(2)財政状態に関する説明
   総資産は、222,245百万円と前連結会計年度末と比較して8,936百万円増加しております。主な増加要因は、棚卸
  資産が6,986百万円増加したこと、売上債権が3,618百万円増加したことであります。一方、主な減少要因は、現金
  及び預金が1,976百万円減少したことであります。
   負債は、113,874百万円と前連結会計年度末と比較して3,645百万円増加しております。主な増加要因は、有利子
  負債が7,670百万円増加したことであります。一方、主な減少要因は、設備関係債務が2,996百万円減少したことで
  あります。
   純資産は、108,371百万円と前連結会計年度末と比較して5,290百万円増加しております。主な増加要因は、親会
  社株主に帰属する四半期純利益1,802百万円の計上により増加したこと、新株予約権の行使により資本金1,515百万
  円及び資本剰余金1,515百万円が増加したことであります。

  (連結キャッシュ・フロー)
   当第2四半期連結累計期間の営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前四半期純利益2,761百万円及
  び減価償却費4,910百万円等による資金の増加がありましたが、法人税等1,808百万円の支払及び売上債権や棚卸資
  産の増加等があった結果、合計では4,459百万円の支出となりました。
   投資活動によるキャッシュ・フローは、主に有形固定資産の取得6,786百万円等により資金を使用した結果、合
  計では7,139百万円の支出となり、前年同期に比べ1,808百万円(20.2%)支出が減少しました。
   財務活動によるキャッシュ・フローは、フリー・キャッシュ・フローの不足分及び配当金の支払額1,132百万円
  等をコマーシャル・ペーパーの発行等により賄った結果、9,621百万円の収入となり、前年同期に比べ5,909百万円
  (159.2%)収入が増加しました。
   以上の結果、当第2四半期連結会計期間末の現金及び現金同等物の残高は9,183百万円となり、前連結会計年度
  末に比べ1,977百万円(17.7%)の減少となりました。



                             - 3 -
                                    昭和産業株式会社(2004) 2022年3月期 第2四半期決算短信


(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
   第3四半期以降も新型コロナウイルス感染症再拡大の可能性、為替や穀物の相場動向など、当社グループを取り
  巻く経営環境は不透明な状況が続くものと予想されますが、2021年5月14日に公表した2022年3月期(2021年4月
  1日~2022年3月31日)の連結業績予想につきまして変更はありません。なお、公表すべき事実が発生した場合に
  は速やかに開示いたします。

   参考情報として、前連結会計年度に収益認識会計基準を適用したと仮定して算出した概算値と、連結業績予想の
  比較表を「3.補足情報 (2)2022年3月期の連結業績予想値と2021年3月期の収益認識会計基準適用後の概算
  値の比較」に添付しております。




                            - 4 -
                                   昭和産業株式会社(2004) 2022年3月期 第2四半期決算短信


(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項
 (継続企業の前提に関する注記)
   該当事項はありません。


(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
   当第2四半期連結累計期間において転換社債型新株予約権付社債に係る新株予約権の権利行使に伴い、新株
 1,015,441株の発行を行い、当第2四半期連結累計期間において資本金及び資本剰余金がそれぞれ1,515百万円増加
 しております。これを主な要因として、当第2四半期連結会計期間末において資本金が14,293百万円、資本剰余金
 が7,764百万円となっております。


(会計方針の変更)
 (「収益認識に関する会計基準」等の適用)
   「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日。以下「収益認識会計基準」とい
  う。)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用し、約束した財またはサービスの支配が顧客に移転した時点
  で、当該財またはサービスと交換に受け取ると見込まれる金額で収益を認識することといたしました。
   これにより商品の販売における収益について、従来は、顧客から受け取る対価の総額を収益として認識してい
  ましたが、顧客への商品の提供における当社グループの役割が代理人に該当する取引については、顧客から受け
  取る対価の額から仕入先に支払う額を控除した純額で収益を認識する方法に変更しております。また従来、売上
  原価又は販売費及び一般管理費として計上していた一部の費用について、顧客に支払われる対価として、売上高
  から減額する方法に変更しております。
   収益認識会計基準等の適用にあたっては、収益認識会計基準第84項ただし書きに定める経過的な取扱いに従っ
  ており、第1四半期連結会計期間の期首より前に新たな会計方針を遡及適用した場合の累積的影響額を、第1四
  半期連結会計期間の期首の利益剰余金に加減し、当該期首残高から新たな会計方針を適用しておりますが、利益
  剰余金の当期首残高への影響はありません。
   この結果、当第2四半期連結累計期間の売上高が9,745百万円減少し、売上原価が9,089百万円減少し、販売費
  及び一般管理費が656百万円減少しております。営業利益、経常利益及び税金等調整前四半期純利益には影響あ
  りません。
   なお、「四半期財務諸表に関する会計基準」(企業会計基準第12号 2020年3月31日)第28-15項に定める経過
  的な取扱いに従って、前第2四半期連結累計期間に係る顧客との契約から生じる収益を分解した情報を記載して
  おりません。


 (「時価の算定に関する会計基準」等の適用)
   「時価の算定に関する会計基準」(企業会計基準第30号 2019年7月4日。以下「時価算定会計基準」とい
  う。)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用し、時価算定会計基準第19項及び「金融商品に関する会計基
  準」(企業会計基準第10号 2019年7月4日)第44-2項に定める経過的な取扱いに従って、時価算定会計基準等
  が定める新たな会計方針を、将来にわたって適用することとしております。なお、四半期連結財務諸表に与える
  影響はありません。


(追加情報)
 (新型コロナウイルス感染症拡大に伴う会計上の見積り)
   当社グループは、新型コロナウイルス感染症の影響に関して、国内でのワクチン接種が進み、経済については
  持ち直しの動きが期待されるものの、感染収束時期はいまだ不透明な状況にあることから少なくとも2022年3月
  期に渡り続くと想定し、繰延税金資産の回収可能性等の会計上の見積りを行っております。
   なお、新型コロナウイルス感染症拡大による影響は不確定要素が多く、当連結会計年度の当社グループの財政
  状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を及ぼす可能性があります。




                          - 10 -
                                                            昭和産業株式会社(2004) 2022年3月期 第2四半期決算短信


 (セグメント情報等)
   【セグメント情報】
    Ⅰ 前第2四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年9月30日)
     1.報告セグメントごとの売上高及び利益の金額に関する情報
                                                                     (単位:百万円)
                                           報告セグメント

                                 油脂食品
                    製粉事業                      糖質事業            飼料事業            計
                                  事業

売上高

 外部顧客への売上高            37,156      42,185           17,093       25,266      121,702
 セグメント間の内部売
                         241         934              679             1        1,857
 上高又は振替高
          計           37,397      43,120           17,773       25,268      123,560

セグメント利益                  785       1,701            1,067            533       4,087


                                                                 (単位:百万円)
                                                                      四半期連結
                      その他                             調整額             損益計算書
                                    合計
                     (注)1                             (注)2             計上額
                                                                       (注)3

売上高

 外部顧客への売上高               2,478        124,180                   -          124,180
 セグメント間の内部売
                         1,300             3,158            △3,158              -
 上高又は振替高
          計              3,779        127,339               △3,158         124,180

セグメント利益                    859             4,947             △770           4,177
(注)1      「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、倉庫業、不動産業、保険代理業、
          自動車等リース業、運輸業等を含んでおります。
      2   セグメント利益の調整額△770百万円には、セグメント間取引消去3百万円、全社費用△773百万円が含まれ
          ております。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない企業集団の広告に要した費用、基礎的研究開発
          費であります。
      3   セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。


          2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
           (固定資産に係る重要な減損損失)
            該当事項はありません。
           (のれんの金額の重要な変動)
            該当事項はありません。
              (重要な負ののれん発生益)
               当第2四半期連結累計期間において、「油脂食品事業」セグメントにおいてボーソー油脂株式会社及び
              子会社5社を連結子会社としたことにより、負ののれん発生益3,463百万円を計上しております。なお、
              当該負ののれん発生益は特別利益のため、セグメント利益には含めておりません。




                                              - 11 -
                                                 昭和産業株式会社(2004) 2022年3月期 第2四半期決算短信


       Ⅱ   当第2四半期連結累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年9月30日)
          1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報並びに収益の分解情報
                                                                       (単位:百万円)
                                             報告セグメント

                                   油脂食品
                      製粉事業                      糖質事業            飼料事業            計
                                    事業

売上高

 顧客との契約から生じる収益          38,893      48,239           24,695       25,593       137,421

 その他の収益                     -           -                -              -              -

 外部顧客への売上高              38,893      48,239           24,695       25,593       137,421
 セグメント間の内部売上高又は
                           275       1,312              661              1       2,252
 振替高
           計            39,169      49,552           25,356       25,595       139,673

セグメント利益又は損失(△)           1,568       △185               526            471       2,381


                                                                   (単位:百万円)
                                                                        四半期連結
                        その他                              調整額            損益計算書
                                      合計
                       (注)1                             (注)2              計上額
                                                                         (注)3

売上高

 顧客との契約から生じる収益             1,387        138,809                   -          138,809

 その他の収益                    1,104             1,104                -            1,104

 外部顧客への売上高                 2,492        139,914                   -          139,914
 セグメント間の内部売上高又は
                           1,496             3,748            △3,748              -
 振替高
           計               3,989        143,663               △3,748         139,914

セグメント利益又は損失(△)               801             3,182             △776            2,406
(注)1      「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、倉庫業、不動産業、植物工場、
          保険代理業、自動車等リース業、運輸業等を含んでおります。
      2   セグメント利益又は損失の調整額△776百万円には、セグメント間取引消去△1百万円、全社費用△774百万
          円が含まれております。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない企業集団の広告に要した費用、基礎
          的研究開発費であります。
      3   セグメント利益又は損失は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。


          2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
            該当事項はありません。

          3.報告セグメントの変更等に関する事項
            (会計方針の変更)に記載の通り、第1四半期連結会計期間の期首から収益認識会計基準等を適用し、
           収益認識に関する会計処理方法を変更したため、事業セグメントの利益又は損失の測定方法を同様に変更
           しております。
            この結果、従来の方法に比べて、当第2四半期連結累計期間における報告セグメントごとの売上高は製
           粉事業で861百万円減少、油脂食品事業で3,220百万円減少、糖質事業で622百万円減少、飼料事業で5,015
           百万円減少、その他で24百万円減少しております。


                                     - 12 -
                                             昭和産業株式会社(2004) 2022年3月期 第2四半期決算短信


3.補足情報
(1)2022年3月期第2四半期の実績値と2021年3月期第2四半期の収益認識会計基準適用後の概算値の比較


  <参考情報>   2022年3月期第2四半期の連結業績(2021年4月1日~2021年9月30日)
                               2021年3月期
                 2021年3月期                     2022年3月期
                                第2四半期の
                 第2四半期の                       第2四半期の       増減率
                               会計基準適用後の
                   実績値                          実績値        (%)
                                 概算値
                  (百万円)                        (百万円)
                                (百万円)

  売上高                124,180       115,331       139,914     21.3

  営業利益                 4,177         4,177         2,406    △42.4

  経常利益                 4,970         4,970         2,929    △41.1

  親会社に帰属する四半
                       6,918         6,918         1,802    △73.9
  期純利益
  (注)増減率は、2022年3月期第2四半期の実績値と2021年3月期第2四半期の会計基準適
        用後の概算値の比較で算出しております。


  <参考情報>   2022年3月期第2四半期のセグメント別売上高(2021年4月1日~2021年9月30日)
                                2021年3月期
                 2021年3月期                     2022年3月期
                                第2四半期の
                 第2四半期の                       第2四半期の       増減率
                               会計基準適用後の
                   実績値                          実績値        (%)
                                  概算値
                  (百万円)                        (百万円)
                                 (百万円)

  製粉事業                37,156        36,293        38,893         7.2

  油脂食品事業              42,185        40,553        48,239     19.0

  糖質事業                17,093        15,538        24,695     58.9

  飼料事業                25,266        20,492        25,593     24.9

  その他                  2,478         2,454         2,492         1.6

  合計                 124,180       115,331       139,914     21.3

  (注)増減率は、2022年3月期第2四半期の実績値と2021年3月期第2四半期の会計基準適
        用後の概算値の比較で算出しております。




                                    - 13 -
                                            昭和産業株式会社(2004) 2022年3月期 第2四半期決算短信


(2)2022年3月期の連結業績予想値と2021年3月期の収益認識会計基準適用後の概算値の比較


 <参考情報>   2022年3月期の連結業績予想(2021年4月1日~2022年3月31日)
                           2021年3月期の
                2021年3月期の            2022年3月期の
                          会計基準適用後の                        増減率
                    実績値              連結業績予想値
                               概算値                        (%)
                  (百万円)                (百万円)
                             (百万円)

 売上高                255,997       238,473       280,000     17.4

 営業利益                 7,594         7,594         7,900         4.0

 経常利益                 9,213         9,213         9,000     △2.3

 親会社株主に帰属する
                     10,115        10,115         6,000    △40.7
 当期純利益
 (注)増減率は、2022年3月期の連結業績予想値と2021年3月期の会計基準適用後の概算値
       の比較で算出しております。


 <参考情報>   2022年3月期の連結業績予想のセグメント別売上高(2021年4月1日~2022年3月31
 日)
                               2021年3月期の
                2021年3月期の                2022年3月期の
                              会計基準適用後の                    増減率
                  実績値                    連結業績予想値
                                   概算値                    (%)
                 (百万円)                     (百万円)
                                 (百万円)

 製粉事業                74,315        72,799        78,538         7.9

 油脂食品事業              88,533        85,003        99,419     17.0

 糖質事業                36,607        33,618        47,008     39.8

 飼料事業                51,620        42,177        50,015     18.6

 その他                  4,921         4,874         5,020         3.0

 合計                 255,997       238,473       280,000     17.4

 (注)増減率は、2022年3月期の連結業績予想値と2021年3月期の会計基準適用後の概算値
       の比較で算出しております。




                                   - 14 -