2004 昭和産 2020-11-16 15:00:00
2021年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2021年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年11月16日
上場会社名 昭和産業株式会社 上場取引所 東
コード番号 2004 URL https://www.showa-sangyo.co.jp/
代表者 (役職名) 代表取締役社長執行役員 (氏名)新妻 一彦
問合せ先責任者 (役職名) 執行役員 総務部長 (氏名)松嶋 伸 TEL 03-3257-2182
四半期報告書提出予定日 2020年11月16日 配当支払開始予定日 2020年12月8日
四半期決算補足説明資料作成の有無:有
四半期決算説明会開催の有無 :有 (機関投資家・アナリスト向け)
(百万円未満切捨て)
1.2021年3月期第2四半期の連結業績(2020年4月1日~2020年9月30日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年3月期第2四半期 124,180 △3.1 4,177 △17.4 4,970 △15.8 6,918 53.6
2020年3月期第2四半期 128,151 0.3 5,056 6.3 5,905 6.4 4,503 17.0
(注)包括利益 2021年3月期第2四半期 8,357百万円( 89.0%) 2020年3月期第2四半期 4,422百万円( △0.3%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2021年3月期第2四半期 220.67 204.81
2020年3月期第2四半期 143.58 132.38
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2021年3月期第2四半期 185,765 98,280 51.0
2020年3月期 173,451 88,721 49.2
(参考)自己資本 2021年3月期第2四半期 94,813百万円 2020年3月期 85,310百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2020年3月期 - 30.00 - 35.00 65.00
2021年3月期 30.00
2021年3月期(予想) - 35.00 35.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無
3.2021年3月期の連結業績予想(2020年4月1日~2021年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 254,000 △0.0 7,600 △13.7 8,500 △16.3 9,000 33.1 284.55
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無:有
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):有
新規 1社 (社名)ボーソー油脂株式会社
(注)詳細は、添付資料P.10「2.四半期連結財務諸表及び主な注記(4)四半期連結財務諸表に関する注記事
項(当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動)」をご覧ください。
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :有
④ 修正再表示 :無
(注)詳細は、添付資料P.10「2.四半期連結財務諸表及び主な注記(4)四半期連結財務諸表に関する注記
事項(会計上の見積りの変更)」をご覧ください。
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年3月期2Q 32,969,979株 2020年3月期 32,969,979株
② 期末自己株式数 2021年3月期2Q 1,061,294株 2020年3月期 1,815,062株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年3月期2Q 31,351,440株 2020年3月期2Q 31,368,752株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基
づいており、記載された将来の計画数値、施策の実現を確約したり、保証するものではありません。業績予想に関する事項は、添付資料
P.4「1.当四半期決算に関する定性的情報 (3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
昭和産業株式会社(2004) 2021年3月期 第2四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 4
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 4
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 5
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 5
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 7
四半期連結損益計算書
第2四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 7
四半期連結包括利益計算書
第2四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 8
(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………………………… 9
(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 10
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 10
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 10
(当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動 ………………………………………………………… 10
(会計上の見積りの変更) ………………………………………………………………………………………… 10
(追加情報) ………………………………………………………………………………………………………… 10
(セグメント情報等)………………………………………………………………………………………………… 11
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昭和産業株式会社(2004) 2021年3月期 第2四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第2四半期連結累計期間の我が国経済は、昨年度末から続く新型コロナウイルス感染症の影響により、経済・
社会活動が制限され、極めて厳しい状況が続きました。ウィズコロナに対応した生活様式が定着し、経済・社会活
動にも持ち直しの動きが見られますが、引き続き感染動向には注視する必要があり、依然として先行きは不透明感
の高い状況が続いております。
このような状況の中、当社90周年を迎える2025年度のありたい姿(長期ビジョン)「SHOWA Next Stage for
2025」の実現に向け、2nd Stage「中期経営計画20-22」を本年4月にスタートいたしました。5つの基本戦略「①
基盤事業の強化」「②事業領域の拡大」「③社会的課題解決への貢献」「④プラットフォームの再構築」「⑤ステ
ークホルダーエンゲージメントの強化」の各種施策の推進に努めてまいります。
当第2四半期連結累計期間では、「②事業領域の拡大」の施策については、台湾大成集団のグループ会社である
「國成麵粉股份有限公司」および「中一食品股份有限公司」が実施する第三者割当増資による株式を引き受け、台
湾において新たに「製粉事業」「飼料事業(鶏卵)」に参入いたしました。両社は当社の持分法適用会社となりま
した。
さらに、当社グル-プが取り扱う油種の品揃えの拡大を目的に、米油を取り扱うボーソー油脂株式会社を完全子
会社化いたしました。両社の持つ経営資源や知見を相互に活用し、製造体制の統合や両社の商材と販路の活用等を
行うことにより、両社における事業のシナジーを最大化させてまいります。
これらの結果、当第2四半期連結累計期間の経営成績は、連結売上高は124,180百万円と前年同期に比べ3,971百
万円(3.1%)の減収となりました。営業利益は4,177百万円と前年同期に比べ879百万円(17.4%)の減益、経常
利益は4,970百万円と前年同期に比べ935百万円(15.8%)の減益、親会社株主に帰属する四半期純利益は6,918百
万円と前年同期に比べ2,414百万円(53.6%)の増益となりました。
セグメントの経営成績を示すと、次のとおりであります。
なお、第1四半期連結会計期間より、報告セグメントの区分を変更しており、以下の前年同期比較については、
前年同期の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較しております。
詳細は「2.四半期連結財務諸表及び主な注記(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項(セグメント情報
等)」をご参照ください。
<製粉事業>
製粉事業につきましては、マーケット分析力を生かし、ターゲット業態別での提案型営業の強化を行ってまいり
ました。新型コロナウイルス感染症の影響による内食需要の高まりから、中華麺用・日本麺用小麦粉の販売は好調
でしたが、一方で外出自粛の影響から、外食産業やコンビニエンスストア向け等は厳しい環境となりました。特に
コンビニエンスストア向けの日配品においては、来客数の減少等により販売数量は減少しました。冷凍食品やテイ
クアウト等の新たな市場や需要への取り組みを行ってまいりましたが、業務用小麦粉、業務用プレミックス(加工
用プレミックス)とも販売数量につきましては、前年同期を下回りました。ふすまの販売数量につきましては、前
年同期を上回りました。販売価格につきましては、輸入小麦の政府売渡価格が本年4月に平均3.1%(税込価格)
引き上げられたことを受け、小麦粉製品の価格改定を実施いたしました。
これらの結果、製粉事業の売上高は37,156百万円と前年同期に比べ3,263百万円(8.1%)の減収、営業利益は
785百万円と前年同期に比べ937百万円(54.4%)の減益となりました。
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昭和産業株式会社(2004) 2021年3月期 第2四半期決算短信
<油脂食品事業>
油脂食品事業につきましては、業務用では、油脂と食材(ミックス・パスタ)のシナジー効果を生かし、課題解
決型の営業活動を強化してまいりました。他部門と連携を図ることで販売拡大と新たな販路開拓に取り組んだこと
に加え、ボーソー油脂株式会社を子会社化したことにより、業務用油脂の販売数量は、前年同期を上回りました。
一方で、新型コロナウイルス感染症の影響が続き、主要販売先の外食産業が大幅に売上減少したこと等から、業務
用食材の販売数量につきましては、前年同期を下回りました。
家庭用では、他部門と連携した組織営業の推進に努めてまいりました。新型コロナウイルス感染症の影響から、
7月以降も巣ごもり需要による家庭内調理頻度が下がっておらず、8月中旬以降に収束感は出たものの、全体とし
ては内食消費が継続したことで、需要の増加となりました。家庭用食用油の販売数量につきましては、前年同期を
上回りました。家庭用小麦粉、プレミックス(お好み焼粉、ホットケーキミックス等)、パスタの販売数量につい
ては、前年同期を大幅に上回りました。
これらの結果、油脂食品事業の売上高は42,185百万円と前年同期に比べ962百万円(2.3%)の増収、営業利益は
1,701百万円と前年同期に比べ315百万円(15.6%)の減益となりました。
なお、第1四半期連結会計期間より業績管理区分を見直したことから、従来「製粉事業」に区分していた冷凍食
品業を「油脂食品事業」に区分する変更を行っております。
<糖質事業>
糖質事業につきましては、当社子会社である敷島スターチ株式会社との連携を図り、価格改定や、提案型営業の
強化による低分解水あめ、粉あめなどの独自商品群の拡販に努めてまいりましたが、新型コロナウイルス感染症の
影響により、糖化品の販売数量につきましては、飲料用途を中心に前年同期を下回りました。コーンスターチの販
売数量につきましては、ビール用途等の需要が減少し前年同期を下回りました。加工でん粉の販売数量につきまし
ても、食品用途・工業用途ともに需要が減少したことから前年同期を下回りました。
これらの結果、糖質事業の売上高は17,093百万円と前年同期に比べ878百万円(4.9%)の減収、営業利益は
1,067百万円と前年同期に比べ225百万円(26.8%)の増益となりました。
<飼料事業>
飼料事業につきましては、鶏卵、豚肉等の畜産物の販売支援による畜産生産者との取り組み強化、顧客の抱える
様々な課題に対する解決策の提案、高利益商材の拡販に努めてまいりました。配合飼料の販売数量につきまして
は、前年同期を上回りました。鶏卵の販売数量につきましては、前年同期を下回りました。配合飼料の販売価格に
つきましては、原料穀物価格の影響により前年同期を下回りました。また、鶏卵相場が前年同期を上回る水準で推
移したことから、鶏卵の販売価格につきましては、前年同期を上回りました。
これらの結果、飼料事業の売上高は25,266百万円と前年同期に比べ601百万円(2.3%)の減収、営業利益は533
百万円と前年同期に比べ284百万円(114.1%)の増益となりました。
<その他>
倉庫業につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響により荷動きが停滞する中、隣接する当社関連サイロ
会社との連携を図り、効率的な荷役に努めてまいりました。また、不動産業につきましては、所有物件の資産価値
向上、リーシングによる売り上げ拡大を図ってまいりました。
これらの結果、保険代理業、自動車等リース業、運輸業等をあわせたその他の売上高は2,478百万円と前年同期
に比べ190百万円(7.1%)の減収、営業利益は859百万円と前年同期に比べ170百万円(16.6%)の減益となりまし
た。
なお、第1四半期連結会計期間より業績管理区分を見直したことから、従来の「倉庫事業」と「不動産事業」を
「その他」に区分する変更を行っております。
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昭和産業株式会社(2004) 2021年3月期 第2四半期決算短信
(2)財政状態に関する説明
総資産は、185,765百万円と前連結会計年度末と比較して12,314百万円増加しております。主な増加要因は、現
金及び預金が2,087百万円増加したこと、有形固定資産が6,905百万円増加したこと、投資有価証券が5,076百万円
増加したことであります。一方、主な減少要因は、売上債権が1,894百万円減少したことであります。
負債は、87,485百万円と前連結会計年度末と比較して2,755百万円増加しております。主な増加要因は、有利子
負債が4,500百万円増加したことであります。一方、主な減少要因は、仕入債務が3,216百万円減少したことであり
ます。
純資産は、98,280百万円と前連結会計年度末と比較して9,558百万円増加しております。主な増加要因は、親会
社株主に帰属する四半期純利益6,918百万円の計上により増加したこと、自己株式の減少により1,618百万円増加し
たことであります。一方、主な減少要因は、配当金の支払による1,090百万円の減少であります。
(連結キャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間の営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前四半期純利益8,204百万円、
減価償却費4,039百万円及び売上債権やたな卸資産の減少等による資金の増加がありましたが、負ののれん発生益
3,463百万円、法人税等1,324百万円の支払及び仕入債務の減少等があった結果、合計では7,238百万円となり、前
年同期に比べ1,201百万円(19.9%)収入が増加しました。
投資活動によるキャッシュ・フローは、主に有形固定資産の取得5,896百万円及び関係会社株式の取得2,630百万
円により資金を使用した結果、合計では8,947百万円の支出となり、前年同期に比べ3,520百万円(64.9%)支出が
増加しました。
財務活動によるキャッシュ・フローは、フリー・キャッシュ・フローの不足分及び配当金の支払額1,090百万円
等をコマーシャル・ペーパーの発行等により賄った結果、3,712百万円の収入となり、前年同期に比べ6,342百万円
増加しました。
以上の結果、当第2四半期連結会計期間末の現金及び現金同等物の残高は11,969百万円となり、前連結会計年度
末に比べ7,452百万円(165.0%)の増加となりました。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2021年3月期の連結業績予想につきましては、当初、新型コロナウイルス感染症拡大の影響が第2四半期まで続
くと想定して作成しておりましたが、先行きは依然として不透明な状況であり、第3四半期以降も影響が継続する
ものと見通しを修正いたしました。
その結果、2020年5月14日に公表した2021年3月期(2020年4月1日~2021年3月31日)の連結業績予想を修正
しております。
業績予想の修正の詳細につきましては、本日公表の「特別利益(負ののれん発生益)の計上及び連結業績予想の
修正に関するお知らせ」をご参照ください。
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2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年9月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 9,887 11,975
受取手形及び売掛金 37,658 35,763
商品及び製品 9,163 9,311
仕掛品 1,202 1,414
原材料及び貯蔵品 17,339 17,155
その他 2,170 2,291
貸倒引当金 △65 △54
流動資産合計 77,356 77,857
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 29,977 30,417
機械装置及び運搬具(純額) 19,995 20,876
土地 16,969 20,693
その他(純額) 3,478 5,338
有形固定資産合計 70,420 77,325
無形固定資産
その他 1,260 1,176
無形固定資産合計 1,260 1,176
投資その他の資産
投資有価証券 21,374 26,451
その他 3,147 3,065
貸倒引当金 △108 △110
投資その他の資産合計 24,414 29,406
固定資産合計 96,095 107,908
資産合計 173,451 185,765
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 21,911 18,694
短期借入金 16,640 17,876
1年内償還予定の転換社債 - 5,687
コマーシャル・ペーパー - 5,000
未払法人税等 1,552 1,554
賞与引当金 1,498 1,619
その他 16,290 15,060
流動負債合計 57,892 65,493
固定負債
転換社債型新株予約権付社債 7,886 -
長期借入金 4,865 5,327
役員退職慰労引当金 54 48
退職給付に係る負債 8,325 8,850
その他 5,707 7,765
固定負債合計 26,838 21,992
負債合計 84,730 87,485
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(単位:百万円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年9月30日)
純資産の部
株主資本
資本金 12,778 12,778
資本剰余金 5,103 5,747
利益剰余金 67,007 72,869
自己株式 △3,889 △2,271
株主資本合計 80,999 89,123
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 5,187 6,618
繰延ヘッジ損益 152 △1
退職給付に係る調整累計額 △1,029 △926
その他の包括利益累計額合計 4,310 5,690
非支配株主持分 3,411 3,466
純資産合計 88,721 98,280
負債純資産合計 173,451 185,765
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第2四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
売上高 128,151 124,180
売上原価 104,059 101,159
売上総利益 24,092 23,021
販売費及び一般管理費 19,035 18,843
営業利益 5,056 4,177
営業外収益
受取利息 1 1
受取配当金 252 275
為替差益 140 168
持分法による投資利益 186 212
その他 389 335
営業外収益合計 968 994
営業外費用
支払利息 81 86
損害賠償金 - 46
その他 38 67
営業外費用合計 120 201
経常利益 5,905 4,970
特別利益
固定資産売却益 407 3
投資有価証券売却益 5 0
負ののれん発生益 - 3,463
特別利益合計 413 3,467
特別損失
固定資産廃棄損 118 217
固定資産売却損 0 0
減損損失 44 -
その他 6 15
特別損失合計 169 233
税金等調整前四半期純利益 6,149 8,204
法人税、住民税及び事業税 1,641 1,457
法人税等調整額 △59 △190
法人税等合計 1,581 1,266
四半期純利益 4,568 6,937
非支配株主に帰属する四半期純利益 64 19
親会社株主に帰属する四半期純利益 4,503 6,918
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昭和産業株式会社(2004) 2021年3月期 第2四半期決算短信
(四半期連結包括利益計算書)
(第2四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
四半期純利益 4,568 6,937
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △262 1,363
繰延ヘッジ損益 20 △157
退職給付に係る調整額 85 102
持分法適用会社に対する持分相当額 10 110
その他の包括利益合計 △146 1,419
四半期包括利益 4,422 8,357
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 4,352 8,298
非支配株主に係る四半期包括利益 69 58
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(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前四半期純利益 6,149 8,204
減価償却費 3,910 4,039
減損損失 44 -
負ののれん発生益 - △3,463
売上債権の増減額(△は増加) 3,971 3,498
たな卸資産の増減額(△は増加) △1,810 1,448
仕入債務の増減額(△は減少) △3,153 △4,949
その他 △1,753 △606
小計 7,358 8,171
利息及び配当金の受取額 440 473
利息の支払額 △75 △90
法人税等の支払額 △1,704 △1,324
法人税等の還付額 51 9
災害損失の支払額 △34 -
営業活動によるキャッシュ・フロー 6,036 7,238
投資活動によるキャッシュ・フロー
定期預金の預入による支出 △1 △1
定期預金の払戻による収入 - 20
投資有価証券の取得による支出 △17 △23
投資有価証券の売却及び償還による収入 13 32
関係会社株式の取得による支出 - △2,630
連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による
- △465
支出
有形固定資産の取得による支出 △5,419 △5,896
有形固定資産の売却による収入 180 195
有形固定資産の除却による支出 △51 △91
資産除去債務の履行による支出 △0 △16
投融資による支出 △254 △317
投融資の回収による収入 124 246
投資活動によるキャッシュ・フロー △5,427 △8,947
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金及びコマーシャル・ペーパーの増減額
△100 4,973
(△は減少)
長期借入れによる収入 200 -
長期借入金の返済による支出 △5 △88
リース債務の返済による支出 △95 △68
配当金の支払額 △1,105 △1,090
連結の範囲の変更を伴わない子会社株式の取得に
△14 △5
よる支出
自己株式の取得による支出 △1,248 △4
自己株式取得のための金銭の信託の増減額
△257 -
(△は増加)
その他 △3 △3
財務活動によるキャッシュ・フロー △2,630 3,712
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △2,021 2,003
現金及び現金同等物の期首残高 6,538 9,885
連結子会社の決算期変更に伴う現金及び現金同等物
- 80
の増減額(△は減少)
現金及び現金同等物の四半期末残高 4,517 11,969
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昭和産業株式会社(2004) 2021年3月期 第2四半期決算短信
(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動)
当第2四半期連結会計期間において、株式取得によりボーソー油脂株式会社を子会社化したため、同社及びその
子会社を連結の範囲に含めております。なお、ボーソー油脂株式会社は当社の特定子会社に該当しております。
(会計上の見積りの変更)
(耐用年数の変更)
当社は、当第2四半期連結会計期間において、中期経営計画20-22に定めるCO₂排出量削減目標達成のための設備
更新を決定したことにより更新後利用見込みのない固定資産について耐用年数を短縮し、将来にわたり変更してお
ります。
なお、この変更による、当第2四半期連結累計期間の営業利益、経常利益及び税金等調整前四半期純利益への影
響は軽微であります。
(追加情報)
1.サンエイ糖化株式会社の株式取得
2021年3月期第1四半期において(重要な後発事象)2.取得による企業結合として記載しておりました、サン
エイ糖化株式会社の株式取得につきまして、株式取得日を2020年10月1日(予定)としておりましたが、公正取引
委員会による審査が当初の想定よりも長期化していることから、2020年9月28日に、三井物産株式会社との間で株
式譲渡契約の変更契約書を締結した上で、株式譲渡実行日を変更致しました。
引き続き、独占禁止法上の審査が継続中であり、具体的な日程を確定することができないため、審査への対応を
考慮し、株式取得日を公正取引委員会による審査への対応の完了(注)から1か月以内に変更しております。
(注)公正取引委員会により、排除措置命令の発令等がとられることなく独占禁止法に定める株式取得の禁止期間
が経過した日
2.新型コロナウイルス感染症拡大に伴う会計上の見積り
当社グループは、新型コロナウイルス感染症の影響に関して、従来当第2四半期連結会計期間まで続くとの仮定
を置いておりましたが、収束時期が未だ不透明な状況にあることから、少なくとも2021年3月期に渡り続くとの仮
定に変更し、繰延税金資産の回収可能性等の会計上の見積りを行っております。
なお、新型コロナウイルス感染症拡大による影響は不確定要素が多く、当連結会計年度の当社グループの財政状
態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を及ぼす可能性があります。
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昭和産業株式会社(2004) 2021年3月期 第2四半期決算短信
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第2四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年9月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント
油脂食品
製粉事業 糖質事業 飼料事業 計
事業
売上高
外部顧客への売上高 40,419 41,223 17,971 25,867 125,483
セグメント間の内部売
251 1,052 754 1 2,059
上高又は振替高
計 40,671 42,276 18,725 25,869 127,542
セグメント利益 1,722 2,016 841 249 4,830
(単位:百万円)
四半期連結
その他 調整額 損益計算書
合計
(注)1 (注)2 計上額
(注)3
売上高
外部顧客への売上高 2,668 128,151 - 128,151
セグメント間の内部売
1,488 3,547 △3,547 -
上高又は振替高
計 4,157 131,699 △3,547 128,151
セグメント利益 1,030 5,861 △804 5,056
(注)1 「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、倉庫業、不動産業、保険代理業、
自動車等リース業、運輸業等を含んでおります。
2 セグメント利益の調整額△804百万円には、セグメント間取引消去△2百万円、全社費用△801百万円が含ま
れております。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない企業集団の広告に要した費用、基礎的研究開
発費であります。
3 セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
重要性が乏しいため、記載を省略しております。
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昭和産業株式会社(2004) 2021年3月期 第2四半期決算短信
Ⅱ 当第2四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年9月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント
油脂食品
製粉事業 糖質事業 飼料事業 計
事業
売上高
外部顧客への売上高 37,156 42,185 17,093 25,266 121,702
セグメント間の内部売
241 934 679 1 1,857
上高又は振替高
計 37,397 43,120 17,773 25,268 123,560
セグメント利益 785 1,701 1,067 533 4,087
(単位:百万円)
四半期連結
その他 調整額 損益計算書
合計
(注)1 (注)2 計上額
(注)3
売上高
外部顧客への売上高 2,478 124,180 - 124,180
セグメント間の内部売
1,300 3,158 △3,158 -
上高又は振替高
計 3,779 127,339 △3,158 124,180
セグメント利益 859 4,947 △770 4,177
(注)1 「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、倉庫業、不動産業、保険代理業、
自動車等リース業、運輸業等を含んでおります。
2 セグメント利益の調整額△770百万円には、セグメント間取引消去3百万円、全社費用△773百万円が含まれ
ております。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない企業集団の広告に要した費用、基礎的研究開発
費であります。
3 セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
(固定資産に係る重要な減損損失)
該当事項はありません。
(のれんの金額の重要な変動)
該当事項はありません。
(重要な負ののれん発生益)
当第2四半期連結累計期間において、「油脂食品事業」セグメントにおいてボーソー油脂株式会社及び
子会社5社を連結子会社としたことにより、負ののれん発生益3,463百万円を計上しております。なお、
当該負ののれん発生益は特別利益のため、セグメント利益には含めておりません。
3.報告セグメントの変更等に関する事項
当社グループは、「SHOWA Next Stage for 2025」の2ndStageである「中期経営計画20-22」を2020年4
月に開始しました。これに伴い、第1四半期連結会計期間より業績管理区分を見直したことから、従来の
「倉庫事業」と「不動産事業」を「その他」に区分、また従来「製粉事業」に区分していた冷凍食品業を
「油脂食品事業」に区分する変更を行っております。
なお、前第2四半期連結累計期間のセグメント情報は、変更後の区分方法に基づき作成しております。
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