2001 ニップン 2020-02-06 15:00:00
日本製粉(株) 第3四半期連結累計期間の業績および通期連結業績予想 [pdf]

                                                                        2020 年 2 月 6 日




         日本製粉(株) 第 3 四半期連結累計期間の業績および通期連結業績予想

< 連結業績の概要 >                                                     (%表示は対前年同四半期比率)
                                                                        親会社株主に帰属
                      売   上    高       営 業 利 益          経 常 利 益
                                                                        する四半期純利益
                      百万円          %   百万円        %    百万円         %    百万円          %
2020 年 3 月期第 3 四半期   263,141   103.2   8,593    98.4   10,042    95.6    6,844    100.1
2019 年 3 月期第 3 四半期   254,992   104.0   8,729   114.5   10,500   112.8    6,839    109.5

<   連結業績のポイント >
●   売上高は、製粉、食品、その他事業の各セグメントで増収
●   利益面では、製粉、その他事業で増益、食品では戦略的コストの増加等により減益
●   期末配当を 2 円増配し、年間 34 円を実施

< 連結業績の概況 >
  日本製粉(株)(社長 近藤雅之)の2020年3月期第3四半期連結累計期間につきましては、消費者
の節約志向が根強く残る中、少子高齢化に伴う市場縮小や労働力不足による人件費・物流費な
どのコスト上昇に加えて、TPP11・日欧EPAの発効、日米貿易協定といった貿易自由化の影響も
予想されるなど、事業環境は依然として厳しさを増しております。
  当社グループは、このような厳しい事業環境においても、持続的成長を維持することを目指
し、コスト削減と販売の強化を軸に、グループを挙げて今後成長が見込まれる分野への積極的
な投資などの事業基盤強化に取り組んでいます。千葉工場ふすまバラ出荷設備が竣工したほ
か、現在進行中の設備投資として、福岡工場でのプレミックス工場新設、ニップン冷食(株)に
よる伊勢崎工場での冷凍食品工場増設、NIPPN(Thailand)Co.,Ltd.での冷凍食品工場建設、イン
ドネシアでのプレミックス工場建設などを取り進めており、国内外で積極的な設備投資を推進
しています。
  また、昨年9月には当社コーポレートブランドロゴとスローガンの改定を実施しました。この新
しいコーポレートブランドロゴと新しいスローガン「いつも食卓に、ニップン」と共に、当社グル
ープは、これまで以上に皆さまの食シーンの中でお役に立ち、親しみをもっていただける会社にな
ることを目指していきます。
  さらに、社内の組織体制についても、食品部門の機構改革や海外事業部門体制及び家庭用商品開
発体制の強化を実施するなど、事業のさらなる展開に対応できる体制づくりを取り進めており、持
続可能な環境や社会を実現するための課題解決に一層努めてまいります。
  以上により、当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高は2,631億4千1百万円(前年同期比
103.2%)、営業利益は85億9千3百万円(同98.4%)、経常利益は100億4千2百万円(同95.6%)、親会社株
主に帰属する四半期純利益は68億4千4百万円(同100.1%)となりました。

< 連結業績予想と当期の配当金 >
 2020 年 3 月期の連結業績予想につきましては、2019 年 5 月 10 日に公表いたしました予想数値
から変更はありません。
 尚、直近の業績や財務状況等を総合的に勘案し、期末配当金につきましては、2 円増配し、1株
当たり 18 円とさせていただきます。これにより年間配当金合計は 1 株当たり 34 円となります。