2001 ニップン 2019-05-10 15:00:00
2019年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]

                               2019年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
                                                                                                                  2019年5月10日
上場会社名 日本製粉株式会社                                                                                               上場取引所         東
コード番号 2001    URL https://www.nippn.co.jp
代表者      (役職名) 代表取締役社長                     (氏名) 近藤 雅之
問合せ先責任者 (役職名) 広報部長                         (氏名) 津田 尚之                                                  TEL 03-3511-5307
定時株主総会開催予定日       2019年6月27日              配当支払開始予定日                                              2019年6月28日
有価証券報告書提出予定日      2019年6月27日
決算補足説明資料作成の有無 :        有
決算説明会開催の有無        :    有 (機関投資家・アナリスト向け)
                                                                                                                           (百万円未満切捨て)

1. 2019年3月期の連結業績(2018年4月1日∼2019年3月31日)
(1) 連結経営成績                                                                                                           (%表示は対前期増減率)
                                                                                                          親会社株主に帰属する当期
                  売上高                           営業利益                               経常利益
                                                                                                              純利益
                  百万円               %           百万円                %               百万円                %               百万円               %
 2019年3月期       335,399           3.7           11,222           11.5              13,065        10.1                 8,455         10.5
 2018年3月期       323,495           3.4           10,060          △13.1              11,862        △9.9                 7,651        △14.4
(注)包括利益 2019年3月期  7,258百万円 (△39.0%) 2018年3月期  11,889百万円 (△20.3%)

                                    潜在株式調整後1株当たり 自己資本当期純利
             1株当たり当期純利益                                                                      総資産経常利益率 売上高営業利益率
                                       当期純利益        益率
                               円銭                         円銭                           %                        %                       %
 2019年3月期                  108.78                          97.07         5.6                                   4.6                     3.3
 2018年3月期                   95.34                          95.16         5.2                                   4.5                     3.1
(参考) 持分法投資損益           2019年3月期 290百万円                   2018年3月期 300百万円

(2) 連結財政状態
                  総資産                            純資産                         自己資本比率                            1株当たり純資産
                                百万円                             百万円                              %                                   円銭
 2019年3月期                293,392                          154,986                              51.2                               1,961.17
 2018年3月期                272,166                          156,905                              56.0                               1,897.64
(参考) 自己資本        2019年3月期 150,147百万円                 2018年3月期 152,307百万円
※「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を当連結会計年度から適用しており、前連結会計年度の総資産
及び自己資本比率は、当該会計基準等を遡って適用した後の数値となっております。

(3) 連結キャッシュ・フローの状況
            営業活動によるキャッシュ・フロー 投資活動によるキャッシュ・フロー 財務活動によるキャッシュ・フロー                                            現金及び現金同等物期末残高
                               百万円                              百万円                             百万円                                 百万円
 2019年3月期                      17,063                      △14,614                               7,135                             30,085
 2018年3月期                      15,217                      △11,941                               2,824                             20,556

2. 配当の状況
                                                年間配当金                                                配当金総額           配当性向 純資産配当
               第1四半期末          第2四半期末           第3四半期末              期末                 合計             (合計)            (連結) 率(連結)
                          円銭             円銭               円銭                円銭                円銭          百万円                 %        %
2018年3月期           ―                    15.00       ―                      15.00             30.00           2,413         31.5        1.6
2019年3月期           ―                    15.00       ―                      17.00             32.00           2,469         29.4        1.7
2020年3月期(予想)       ―                    16.00       ―                      16.00             32.00                         27.6




3. 2020年 3月期の連結業績予想(2019年 4月 1日∼2020年 3月31日)
                                                                                    (%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)
                                                                                             親会社株主に帰属する 1株当たり当期
                   売上高                     営業利益                         経常利益
                                                                                               当期純利益      純利益
                  百万円            %         百万円             %            百万円             %            百万円              %              円銭
第2四半期(累計)       175,000         4.4        5,500          2.9            6,400         0.3           4,300           6.7            56.17
   通期           350,000         4.4       12,000          6.9           13,500         3.3           9,000           6.4           117.55
※ 注記事項
(1) 期中における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
(2) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
     ① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更  : 無
     ② ①以外の会計方針の変更         : 無
     ③ 会計上の見積りの変更          : 無
     ④ 修正再表示               : 無

(3) 発行済株式数(普通株式)
     ① 期末発行済株式数(自己株式を含む)    2019年3月期       78,824,009 株 2018年3月期   82,524,009 株
     ② 期末自己株式数              2019年3月期        2,226,385 株 2018年3月期    2,225,475 株
     ③ 期中平均株式数              2019年3月期       77,733,795 株 2018年3月期   80,257,570 株




※ 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
 本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、その
達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件お
よび業績予想のご利用にあたっての注意事項等については、添付資料4ページ「1.経営成績等の概況(1)当期の経営成績の概況 2 今後の見通し」をご覧くださ
い。
                                          日本製粉㈱(2001)2019年3月期 決算短信

○添付資料の目次
 
    1.経営成績等の概況 ………………………………………………………………………………………………………       2
     (1)当期の経営成績の概況 ……………………………………………………………………………………………       2
     (2)当期の財政状態の概況 ……………………………………………………………………………………………       5
     (3)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当 ……………………………………………………………       7
    2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 ……………………………………………………………………………       7
    3.連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………………………………       8
     (1)連結貸借対照表 ……………………………………………………………………………………………………       8
     (2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 ………………………………………………………………………      10
          連結損益計算書 ……………………………………………………………………………………………………    10
          連結包括利益計算書 ………………………………………………………………………………………………    11
     (3)連結株主資本等変動計算書 ………………………………………………………………………………………      12
     (4)連結キャッシュ・フロー計算書 …………………………………………………………………………………      14
     (5)連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………………………………      16
         (継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………………………    16
         (連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項) …………………………………………………………    16
         (連結貸借対照表関係) ……………………………………………………………………………………………    18
         (連結損益計算書関係) ……………………………………………………………………………………………    19
         (連結株主資本等変動計算書関係) ………………………………………………………………………………    20
         (連結キャッシュ・フロー計算書関係) …………………………………………………………………………    21
         (セグメント情報等) ………………………………………………………………………………………………    22
         (1株当たり情報) …………………………………………………………………………………………………    24
    4.その他 ……………………………………………………………………………………………………………………      25
     (1)役員の異動 …………………………………………………………………………………………………………      25
                                                              
 




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                                                日本製粉㈱(2001)2019年3月期 決算短信

1.経営成績等の概況
 (1)当期の経営成績の概況
  ①当期の経営成績                                               (単位:百万円)
                 前連結会計年度       当連結会計年度           増減額         前期比
        売 上 高       323,495           335,399       11,903     103.7%
        営業利益         10,060            11,222        1,161     111.5%
        経常利益         11,862            13,065        1,203     110.1%
        親会社株主に
         帰属する         7,651             8,455          803     110.5%
        当期純利益
     
    当期におけるわが国経済は、政府の経済政策や金融政策の継続により、企業業績や雇用情勢に
  改善が見られるなど、景気は緩やかな回復基調で推移してきました。しかしながら、米中貿易摩
  擦による中国経済の変調を契機に世界経済の減速懸念が高まり、わが国の景気動向の先行きにも
  影響を及ぼすことが危惧される状況となりました。
    食品業界においては、消費者の節約志向が続いている一方、労働力不足や物流費・資材費等の
  コスト上昇により、事業環境は厳しさを増しております。
    こうした状況の下、当社グループは国内においては、絶えず変化を続ける事業環境に対処する
  ため、コスト削減を目的とした事業基盤強化に取り組み、さらに今後成長が見込まれる分野への
  積極的な投資や生産拠点の再構築を進め、持続的成長を目指し邁進しております。
    海外事業では、中国において高まるプレミックス製品の需要に対応するべくかねてより建設を
  進めてまいりました中国現地法人「上海金山日粉食品有限公司」のプレミックス工場が完成、稼
  働いたしました。タイ国においても、現地法人「NIPPN(Thailand)Co.,Ltd」でプレミックスの生
  産能力を増強いたしました。さらに冷凍食品生産設備の建設を予定しております。
    また、環境保護への取り組みに努めており、冷凍食品部門においては、トレー入りパスタや米
  飯類において、PEFC(森林認証)紙など環境に配慮した原料による紙トレーの使用を拡大し
  ております。さらに、環境を保護するための体制づくりとして、環境マネジメントシステムであ
  る「ISO14001」の認証取得事業場を本社と当社全8工場に拡大しております。
    これらの結果、当社グループの当期の業績は、売上高は3,353億9千9百万円(前期比
  103.7%)、営業利益は112億2千2百万円(同111.5%)、経常利益は130億6千5百万円
  (同110.1%)、親会社株主に帰属する当期純利益は84億5千5百万円(同110.5%)となり、
  増収増益となりました。




                              - 2 -
                                                        日本製粉㈱(2001)2019年3月期 決算短信

         
            事業別の状況は次のとおりです。
     
        <製粉事業>                                                   (単位:百万円)
                        前連結会計年度        当連結会計年度           増減額         前期比
                売 上 高       97,752            102,736        4,983     105.1%
                営業利益          5,216             5,538          322     106.2%
             
         当社グループにおいては、食の安全・安心志向の高まりを受け、品質管理のなお一層の強化に
        努めるととともに、お客様のニーズをいち早くとらえた商品開発、各種情報提供など、コミュニ
        ケーションを密にし、お客様の問題解決につながる提案型営業の強化に取り組んでいます。さら
        に、各種展示会への出展、経営セミナーをはじめとする全国各地での講演会・講習会の開催な
        ど、積極的な営業活動を展開しました。その結果、小麦粉の出荷数量・売上高ともに前年度を上
        回りました。
         副製品のふすまについても同様に、出荷数量・売上高ともに前年度を上回りました。
         なお、当期においては、外国産小麦の政府売渡価格が5銘柄加重平均(税込価格)で、昨年4
        月に3.5%、10月に2.2%引き上げられたことに伴い、当社は業務用小麦粉の販売価格をそれぞれ
        6月と12月に改定しました。
         以上により、製粉事業の売上高は1,027億3千6百万円(前期比105.1%)、営業利益は
        55億3千8百万円(同106.2%)となりました。
         
        <食品事業>                                                   (単位:百万円)
                        前連結会計年度        当連結会計年度           増減額         前期比
                売 上 高      191,643            195,696        4,052     102.1%
                営業利益          4,435             5,221          786     117.7%
             
         業務用食品では、各種展示会への出展や、プロフェッショナルを対象とした「イタリア料理技
        術講習会」の開催など、積極的なマーケティング活動を展開した結果、業務用のプレミックス、
        パスタ類の販売は国内及び海外で順調に推移しました。
         家庭用加工食品では、食事作りにかける時間を節約したいという時短志向の高まりに対応する
        べく、業界最速の80秒でゆであがる「超早ゆで」シリーズのショートパスタを発売したほか、プ
        レミアム・パスタブランド「REGALO(レガーロ)」においては、ご好評を博しております
        パスタソースをさらに味わい深いものにリニューアルするなど、お客様目線に立った商品提案と
        ブランド強化に努めました。また、高齢化社会において重視される健康寿命の延伸に寄与するア
        マニ関連食品も引き続き好調に推移しました。これらの結果、売上高は前年同期を上回りまし
        た。
         家庭用冷凍食品では、個食冷凍パスタ市場における売上高No.1の「オーマイプレミアム」シ
        リーズに具材感を生かした新商品を追加したほか、主食と主菜をバランスよく食べられる1食完
        結型のトレー入り「よくばり」シリーズに朝食向け商品を投入するなど、様々な食のシーンに対
        応する商品展開を行いました。その結果、売上高は前年同期を大幅に上回りました。
         中食事業では、前年度より進めておりました生産拠点の新増設が完了し、売上が増大しまし
        た。これらの結果、中食関連食品の売上高は前年を上回りました。
         以上により、食品事業の売上高は1,956億9千6百万円(前期比102.1%)、営業利益は
        52億2千1百万円(同117.7%)となりました。
 




                                      - 3 -
                                                       日本製粉㈱(2001)2019年3月期 決算短信

 
        <その他事業>                                                 (単位:百万円)
                         前連結会計年度       当連結会計年度          増減額         前期比
                 売 上 高       34,099           36,966        2,867     108.4%
                 営業利益          374               439           65     117.6%
             
         ペットケア事業は、販売数量が伸び悩んだ結果、売上高は前年度を下回りました。
         エンジニアリング事業は、大口工事の引き合いが増加した結果、売上高は前年度を上回りまし
        た。
         以上により、その他事業の売上高は369億6千6百万円(前期比108.4%)、営業利益は4億
        3千9百万円(同117.6%)となりました。
         
        ②今後の見通し
         今後のわが国経済は、米国による保護主義的な政策の影響や、難航している英国のEU離脱問
        題など、世界経済の下押し材料による日本経済への影響も憂慮されております。また、本年10月
        に予定されている消費増税が消費者の購買行動に与える影響も危惧されており、先行きは依然と
        して不透明な状況が続くと考えられています。
         食品業界においては、人手不足とそれに伴う人件費の上昇という課題に直面しています。ま
        た、個人消費の変化もあり、構造的な変化が進む市場環境への早急な対応が企業に求められてい
        ます。
         製粉業界においては、本年4月から、外国産小麦の政府売渡価格が5銘柄加重平均(税込価
        格)で1.7%引き下げられました。一方、TPP11や日欧EPAなど、国際間の貿易協定が締結
        されており、今後の事業環境に大きな影響を及ぼすことが懸念されます。
         このような状況下、当社グループは、各事業分野において一層の競争力強化に努めるととも
        に、海外事業の拡大によるグローバルな多角的食品企業を目指してチャレンジを続けてまいりま
        す。また、消費者の安全・安心や、安定供給に対する体制強化を推し進めてまいります。
         以上により、2020年3月期の連結業績は、売上高3,500億円(前期比104.4%)、営業
        利益120億円(同106.9%)、経常利益135億円(同103.3%)、親会社株主に帰属する当期
        純利益90億円(同106.4%)を見込んでおります。
            (注)業績見通しにつきましては、現状で判断しうる一定の前提及び仮定に基づき算定したもの
               であり、その実現を確約したり、保証するものではありません。
     




                                      - 4 -
                                                 日本製粉㈱(2001)2019年3月期 決算短信

     
(2)当期の財政状態の概況
    ①資産、負債及び純資産の状況                                   (単位:百万円)
                      前連結会計年度          当連結会計年度        増減額
          流動資産            105,143          118,330       13,187
          固定資産            167,022          174,988          7,965
          繰延資産                 -               73              73
             資産 合計        272,166          293,392       21,225
          流動負債             77,675          76,100        △1,574
          固定負債             37,585          62,305        24,719
             負債 合計        115,261          138,405       23,144
             純資産          156,905          154,986       △1,918
          負債・純資産 合計       272,166          293,392       21,225
 
         当連結会計年度末の総資産残高は、前連結会計年度末に比べ212億2千5百万円増加し、
        2,933億9千2百万円となりました。この主な要因は、現金及び預金が95億6千6百万円、
        有形固定資産が83億6千5百万円、受取手形及び売掛金が21億7百万円増加したことによる
        ものであります。
         負債の残高は、前連結会計年度末に比べ231億4千4百万円増加し、1,384億5百万円と
        なりました。この主な要因は、転換社債型新株予約権付社債が251億1千万円、支払手形及び
        買掛金が43億6千3百万円増加したことによるものであります。
         純資産の残高は、前連結会計年度末に比べ19億1千8百万円減少し、1,549億8千6百万
        円となりました。この主な要因は、その他有価証券評価差額金が10億7千万円、自己株式が9
        億円減少したことによるものであります。
         なお、「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16
        日)等を当連結会計年度から適用しており、前連結会計年度の数値は、当該会計基準等を遡って
        適用した後の数値で比較を行っております。
     




                               - 5 -
                                                日本製粉㈱(2001)2019年3月期 決算短信

     
        ②キャッシュ・フローの概況                                     (単位:百万円)
                           前連結会計年度           当連結会計年度        増減額
        営業活動によるキャッシュ・フロー            15,217       17,063        1,845
        投資活動によるキャッシュ・フロー       △11,941          △14,614       △2,672
        財務活動によるキャッシュ・フロー             2,824        7,135        4,310
        現金及び現金同等物に係る換算差額                61         △55         △117
        現金及び現金同等物の増減額                6,162        9,528        3,365
        新規連結に伴う現金及び現金同等物
                                        25           -          △25
        の増加額
        現金及び現金同等物の期末残高              20,556       30,085        9,528
 
         当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末に比べ95億2千
        8百万円増加し、300億8千5百万円となりました。各キャッシュ・フローの状況は次のとお
        りであります。
         
        (営業活動によるキャッシュ・フロー)
         営業活動によるキャッシュ・フローは、170億6千3百万円の収入となりました。この主な
        要因は、税金等調整前当期純利益が123億5百万円、減価償却費が74億2千8百万円となっ
        たこと、法人税等の支払額が40億6千9百万円あったことによるものであります。
         
        (投資活動によるキャッシュ・フロー)
         投資活動によるキャッシュ・フローは、146億1千4百万円の支出となりました。この主な
        要因は、固定資産の取得により139億8千4百万円支出したことによるものであります。
         
        (財務活動によるキャッシュ・フロー)
         財務活動によるキャッシュ・フローは、71億3千5百万円の収入となりました。この主な要
        因は、転換社債の発行による収入が250億4千1百万円、長期借入金の増加による収入が29
        億8百万円あったこと、自己株式の取得による支出が70億2千8百万円、長期借入金の返済額
        が51億7千5百万円、社債の償還による支出が50億円、配当金の支払額が23億7千1百万
        円あったことによるものであります。
     
         




                            - 6 -
                                                         日本製粉㈱(2001)2019年3月期 決算短信

        ―キャッシュ・フロー関連指標の推移―

                     2015年3月期    2016年3月期    2017年3月期       2018年3月期    2019年3月期

        自己資本比率(%)         53.3        52.7        56.8           56.0        51.2
        時価ベースの自己資本
                          39.5        60.0        52.3           48.4       49.58
        比率(%)
        キャッシュ・フロー対
                         392.6       222.8       223.7          293.1       212.4
        有利子負債比率(%)
        インタレスト・カバレ
                          26.8        54.6        60.2           56.4        71.3
        ッジ・レシオ(倍)
    (注)     自己資本比率:自己資本/総資産
            時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産
            キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/キャッシュ・フロー
            インタレスト・カバレッジ・レシオ:キャッシュ・フロー/利払い
        ※いずれも連結ベースの財務数値により算出しております。
        ※株式時価総額は、期末株価終値×期末発行株式数(自己株式控除後)により算出しております。
        ※キャッシュ・フローは、営業キャッシュ・フローを利用しております。
        ※有利子負債は、連結貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っている全ての負債を対象としておりま
         す。
        ※利払いについては、連結キャッシュ・フロー計算書の利息の支払い額を使用しております。


    (3)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当
       利益配分につきましては、企業体質の強化及び今後の事業展開、経営環境を考慮し、内部留保に
     意を用い、安定的かつ持続的な配当の維持を基本としておりますが、株主の皆様に対する利益還元
     も重要な経営目標課題のひとつと考えております。また、フリー・キャッシュ・フローは、既存コ
     ア事業の拡大や新規事業の開拓など、企業価値を高めるための投資に優先的に活用するほか、株主
     還元としての自己株式の取得も弾力的に行い、長期的な視点で投資効率を考えて活用してまいりま
     す。
       この基本方針に基づき、当期末の配当につきましては連結業績を勘案し、株主の皆様の日頃から
     のご支援にお応えするために、1株当たり配当金を当初予想の15円から17円といたしました。
     これにより、年間配当金は既に実施させていただきました中間配当金とあわせて1株につき32円
     となります。
       また、次期の配当金につきましては、1株につき年間32円を予定しております。
       さらに、当社グループ商品の一層のご理解・ご支援をいただくため、株主優待制度を実施してお
     ります。
     
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方
   当社グループは、連結財務諸表の期間比較可能性及び企業間の比較可能性を考慮し、当面は、
 日本基準で連結財務諸表を作成する方針であります。
   なお、国際会計基準の適用につきましては、国内外の諸情勢を考慮の上、適切に対応していく
 方針であります。
 




                                    - 7 -
                                            日本製粉㈱(2001)2019年3月期 決算短信

3.連結財務諸表及び主な注記
    (1)連結貸借対照表
                                                       (単位:百万円)
                              前連結会計年度              当連結会計年度
                             (2018年3月31日)         (2019年3月31日)
    資産の部                                                            
     流動資産                                                           
       現金及び預金                            23,392               32,958
       受取手形及び売掛金                         45,303               47,410
       商品及び製品                            14,481               15,508
       仕掛品                                  165                   32
       原材料及び貯蔵品                          18,310               19,230
       その他                                3,663                3,348
       貸倒引当金                              △172                 △159
       流動資産合計                           105,143              118,330
     固定資産                                                           
       有形固定資産                                                       
         建物及び構築物                         86,873               92,072
          減価償却累計額                      △53,303              △54,913
          建物及び構築物(純額)              ※2,※3 33,569         ※2,※3 37,159

         機械装置及び運搬具                      111,075              116,691
          減価償却累計額                      △93,438              △96,179
          機械装置及び運搬具(純額)            ※2,※3 17,636         ※2,※3 20,511

        土地                            ※3 37,373            ※3 40,032
        建設仮勘定                             2,442                1,719
        その他                              11,258               11,631
          減価償却累計額                       △9,412               △9,822
          その他(純額)                   ※2,※3 1,846          ※2,※3 1,809

        有形固定資産合計                         92,867              101,233
      無形固定資産                              1,424                1,376
      投資その他の資産                                                      
        投資有価証券                     ※1,※3 66,854         ※1,※3 65,472

        長期貸付金                                84                1,117
        繰延税金資産                            1,685                1,767
        退職給付に係る資産                            95                   91
        その他                            ※3 4,634             ※3 4,548

        貸倒引当金                             △624                 △620
        投資その他の資産合計                       72,730               72,377
      固定資産合計                            167,022              174,988
     繰延資産                                    -                    73
     資産合計                               272,166              293,392
 




                          - 8 -
                                         日本製粉㈱(2001)2019年3月期 決算短信

 
                                                    (単位:百万円)
                           前連結会計年度              当連結会計年度
                          (2018年3月31日)         (2019年3月31日)
    負債の部                                                         
     流動負債                                                        
       支払手形及び買掛金                   ※3 30,200            ※3 34,564

       短期借入金                       ※3 22,528            ※3 19,201

       1年内償還予定の社債                      5,000                   -
       未払法人税等                          2,466                2,084
       未払費用                           11,875               12,357
       賞与引当金                             611                  615
       その他                             4,992                7,276
       流動負債合計                         77,675               76,100
     固定負債                                                        
       社債                              5,000                5,000
       転換社債型新株予約権付社債                      -                25,110
       長期借入金                       ※3 12,075            ※3 12,041

       繰延税金負債                         12,618               12,126
       退職給付に係る負債                       4,530                4,494
       役員退職慰労引当金                         808                  819
       その他                             2,551                2,713
       固定負債合計                         37,585               62,305
     負債合計                            115,261              138,405
    純資産の部                                                        
     株主資本                                                        
       資本金                            12,240               12,240
       資本剰余金                          11,415               11,262
       利益剰余金                         103,522              103,682
       自己株式                          △2,635               △3,536
       株主資本合計                        124,542              123,648
     その他の包括利益累計額                                                 
       その他有価証券評価差額金                   27,495               26,424
       繰延ヘッジ損益                          △14                   △2
       為替換算調整勘定                          725                  572
       退職給付に係る調整累計額                    △440                 △495
       その他の包括利益累計額合計                  27,765               26,498
     新株予約権                               211                  287
     非支配株主持分                           4,385                4,552
     純資産合計                           156,905              154,986
    負債純資産合計                          272,166              293,392
 




                       - 9 -
                                               日本製粉㈱(2001)2019年3月期 決算短信

    (2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書
    (連結損益計算書)
                                                          (単位:百万円)
                                前連結会計年度               当連結会計年度
                              (自 2017年4月1日          (自 2018年4月1日
                               至 2018年3月31日)         至 2019年3月31日)
    売上高                                  323,495               335,399
    売上原価                                 234,823               243,017
    売上総利益                                 88,672                92,381
    販売費及び一般管理費                                                        
     販売運賃及び諸掛                             40,455                43,535
     貸倒引当金繰入額                                309                    -
     給与手当等                                19,571                19,943
     退職給付費用                                1,324                   986
     減価償却費                                 1,205                 1,138
     その他                                  15,744                15,555
     販売費及び一般管理費合計                      ※1 78,611             ※1 81,159

    営業利益                                 10,060                11,222
    営業外収益                                                            
     受取利息                                    80                   121
     受取配当金                                1,253                 1,316
     固定資産賃貸料                                320                   301
     持分法による投資利益                             300                   290
     為替差益                                    -                     23
     有価証券売却益                                 28                     4
     その他                                    343                   392
     営業外収益合計                              2,327                 2,448
    営業外費用                                                            
     支払利息                                   266                   230
     固定資産賃貸原価                                22                    32
     為替差損                                    61                    -
     その他                                    175                   342
     営業外費用合計                                525                   605
    経常利益                                 11,862                13,065
    特別利益                                                             
     投資有価証券売却益                               22                    41
     その他                                    207                    10
     特別利益合計                                 229                    52
    特別損失                                                             
     固定資産除売却損                            ※2 158                ※2 182

     減損損失                                ※3 244                 ※3 23

     投資有価証券評価損                              103                    55
     建物解体費用                                  -                 ※4 384

     工場再編費用                                  -                 ※5 139

     その他                                     99                    27
     特別損失合計                                 606                   812
    税金等調整前当期純利益                          11,486                12,305
    法人税、住民税及び事業税                          3,567                 3,725
    法人税等調整額                                △26                    △4
    法人税等合計                                3,541                 3,720
    当期純利益                                 7,944                 8,584
    非支配株主に帰属する当期純利益                         293                   129
    親会社株主に帰属する当期純利益                       7,651                 8,455
 




                            - 10 -
                                           日本製粉㈱(2001)2019年3月期 決算短信

    (連結包括利益計算書)
                                                     (単位:百万円)
                            前連結会計年度               当連結会計年度
                          (自 2017年4月1日          (自 2018年4月1日
                           至 2018年3月31日)         至 2019年3月31日)
    当期純利益                             7,944                 8,584
    その他の包括利益                                                     
     その他有価証券評価差額金                     2,953                △1,220
     繰延ヘッジ損益                            △2                     12
     為替換算調整勘定                           178                 △147
     退職給付に係る調整額                         777                  △54
     持分法適用会社に対する持分相当額                    37                    83
     その他の包括利益合計                       3,944                △1,326
    包括利益                             11,889                 7,258
    (内訳)                                                         
     親会社株主に係る包括利益                    11,588                 7,183
     非支配株主に係る包括利益                       300                    74
 




                        - 11 -
                                                                                    日本製粉㈱(2001)2019年3月期 決算短信

    (3)連結株主資本等変動計算書
            前連結会計年度(自      2017年4月1日              至   2018年3月31日)
                                                                                                                 (単位:百万円)

                                                                     株主資本

                         資本金                     資本剰余金              利益剰余金                自己株式               株主資本合計

    当期首残高                         12,240              11,412               98,361           △2,668                  119,346

    当期変動額                                                                                                                 
    剰余金の配当                                                                △2,493                                    △2,493

    親会社株主に帰属する当
    期純利益
                                                                            7,651                                     7,651

    連結範囲の変動                                                                     2                                         2

    自己株式の取得                                                                                         △0                 △0

    自己株式の処分                                                  3                                      33                  36

    自己株式の消却                                                                                                             -
    非支配株主との取引に係
    る親会社の持分変動
                                                            △0                                                         △0

    株主資本以外の項目の当
    期変動額(純額)
                                                                                                                          

    当期変動額合計                           -                      2              5,160                   32                5,195

    当期末残高                         12,240              11,415              103,522           △2,635                  124,542

 
                                                                                                                           
                                           その他の包括利益累計額
                                                                                                    非支配株主
                      その他有価                                  退職給付に        その他の包         新株予約権                     純資産合計
                                  繰延ヘッジ          為替換算調                                              持分
                      証券評価差
                                    損益           整勘定
                                                             係る調整累        括利益累計
                      額金                                     計額           額合計
    当期首残高               24,515             △12        545        △1,220     23,828         169           4,102      147,446

    当期変動額                                                                                                                 
    剰余金の配当                                                                                                          △2,493

    親会社株主に帰属する当
    期純利益
                                                                                                                     7,651

    連結範囲の変動                                                                                                              2

    自己株式の取得                                                                                                            △0

    自己株式の処分                                                                                                             36

    自己株式の消却                                                                                                             -
    非支配株主との取引に係
    る親会社の持分変動
                                                                                                                       △0

    株主資本以外の項目の当
                         2,979             △2         179           779      3,936          42            283        4,263
    期変動額(純額)

    当期変動額合計              2,979             △2         179           779      3,936          42            283        9,459

    当期末残高               27,495             △14        725         △440      27,765         211           4,385      156,905

 




                                                      - 12 -
                                                                                    日本製粉㈱(2001)2019年3月期 決算短信

            当連結会計年度(自      2018年4月1日              至   2019年3月31日)
                                                                                                                 (単位:百万円)

                                                                    株主資本

                         資本金                     資本剰余金             利益剰余金                 自己株式               株主資本合計

    当期首残高                         12,240               11,415             103,522           △2,635                  124,542

    当期変動額                                                                                                                 
    剰余金の配当                                                                △2,371                                    △2,371

    親会社株主に帰属する当
    期純利益
                                                                            8,455                                     8,455

    連結範囲の変動                                                                                                             -

    自己株式の取得                                                                                 △7,001                  △7,001

    自己株式の処分                                                   0                                      7                    7

    自己株式の消却                                             △169              △5,923                 6,093                  -
    非支配株主との取引に係
    る親会社の持分変動
                                                             15                                                         15

    株主資本以外の項目の当
    期変動額(純額)
                                                                                                                          

    当期変動額合計                           -                 △153                 160                 △900                 △894

    当期末残高                         12,240               11,262             103,682           △3,536                  123,648

 
                                                                                                                           
                                           その他の包括利益累計額
                                                                                                    非支配株主
                      その他有価                                   退職給付に       その他の包         新株予約権                     純資産合計
                                  繰延ヘッジ          為替換算調                                              持分
                      証券評価差
                                    損益           整勘定
                                                              係る調整累       括利益累計
                      額金                                      計額          額合計
    当期首残高               27,495             △14         725        △440      27,765         211           4,385      156,905

    当期変動額                                                                                                                 
    剰余金の配当                                                                                                          △2,371

    親会社株主に帰属する当
    期純利益
                                                                                                                     8,455

    連結範囲の変動                                                                                                             -

    自己株式の取得                                                                                                         △7,001

    自己株式の処分                                                                                                              7

    自己株式の消却                                                                                                             -
    非支配株主との取引に係
    る親会社の持分変動
                                                                                                                        15

    株主資本以外の項目の当
                       △1,070               12        △153        △55      △1,266           75            166       △1,025
    期変動額(純額)

    当期変動額合計            △1,070               12        △153        △55      △1,266           75            166       △1,920

    当期末残高               26,424             △2          572        △495      26,498         287           4,552      154,986

 




                                                       - 13 -
                                              日本製粉㈱(2001)2019年3月期 決算短信

    (4)連結キャッシュ・フロー計算書
                                                         (単位:百万円)
                               前連結会計年度               当連結会計年度
                             (自 2017年4月1日          (自 2018年4月1日
                              至 2018年3月31日)         至 2019年3月31日)
    営業活動によるキャッシュ・フロー                                                 
     税金等調整前当期純利益                        11,486                 12,305
     減価償却費                               7,791                  7,428
     退職給付に係る資産及び負債の増減額                   △296                   △453
     役員退職慰労引当金の増減額(△は減少)                  △91                      10
     貸倒引当金の増減額(△は減少)                       325                     11
     減損損失                                  244                     23
     建物解体費用                                 -                     384
     受取利息及び受取配当金                        △1,333                △1,437
     支払利息                                  266                    230
     投資有価証券売却損益(△は益)                      △50                     △5
     投資有価証券評価損益(△は益)                       103                     55
     為替差損益(△は益)                             50                   △28
     持分法による投資損益(△は益)                     △300                   △290
     固定資産売却損益(△は益)                       △207                     △2
     固定資産除却損                               161                    186
     売上債権の増減額(△は増加)                     △3,204                △2,171
     たな卸資産の増減額(△は増加)                    △3,764                △1,829
     仕入債務の増減額(△は減少)                      4,555                  4,367
     未払消費税等の増減額(△は減少)                    △157                     376
     その他債権の増減額(△は増加)                     △554                     123
     その他債務の増減額(△は減少)                     1,389                     95
     その他                                   999                    548
     小計                                 17,410                 19,927
     利息及び配当金の受取額                         1,358                  1,444
     利息の支払額                              △269                   △239
     法人税等の支払額                           △3,280                △4,069
     営業活動によるキャッシュ・フロー                   15,217                 17,063
 




                           - 14 -
                                                 日本製粉㈱(2001)2019年3月期 決算短信

 
                                                            (単位:百万円)
                                  前連結会計年度               当連結会計年度
                                (自 2017年4月1日          (自 2018年4月1日
                                 至 2018年3月31日)         至 2019年3月31日)
    投資活動によるキャッシュ・フロー                                                   
     定期預金の増減額(△は増加)                         △550                   △62
     固定資産の取得による支出                         △10,164               △13,984
     固定資産の売却による収入                             388                    16
     投資有価証券の取得による支出                        △1,302                 △568
     投資有価証券の売却及び償還による収入                     1,079                   297
     事業譲受による支出                             △1,101                    -
     連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による
                                            △461                       -
     支出
     貸付けによる支出                                △16                  △410
     貸付金の回収による収入                               33                    26
     その他の投資の増減額                               154                    70
     投資活動によるキャッシュ・フロー                     △11,941               △14,614
    財務活動によるキャッシュ・フロー                                                   
     短期借入金の純増減額(△は減少)                       1,547               △1,089
     長期借入れによる収入                             7,156                 2,908
     長期借入金の返済による支出                         △3,069               △5,175
     社債の償還による支出                                -                △5,000
     転換社債型新株予約権付社債の発行による収入                     -                 25,041
     非支配株主からの払込みによる収入                          -                    150
     自己株式の取得による支出                             △0                △7,028
     配当金の支払額                               △2,493               △2,371
     非支配株主への配当金の支払額                          △16                   △14
     ファイナンス・リース債務の返済による支出                   △298                  △261
     その他                                      △1                   △23
     財務活動によるキャッシュ・フロー                       2,824                 7,135
    現金及び現金同等物に係る換算差額                           61                  △55
    現金及び現金同等物の増減額(△は減少)                     6,162                 9,528
    現金及び現金同等物の期首残高                         14,368                20,556
    新規連結に伴う現金及び現金同等物の増加額                       25                    -
    現金及び現金同等物の期末残高                         20,556                30,085
 




                              - 15 -
                                          日本製粉㈱(2001)2019年3月期 決算短信

    (5)連結財務諸表に関する注記事項
    (継続企業の前提に関する注記)
     該当事項はありません。
 
    (連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)
    1.連結の範囲に関する事項
     (1) 連結子会社の数及び名称
       47社
       主要な連結子会社名
        ニップンドーナツ㈱、日本リッチ㈱、ニップンエンジニアリング㈱、エヌピーエフジャパン㈱、ニップン冷食
        ㈱、オーマイ㈱、松屋製粉㈱、ニップン商事㈱、㈱ファーストフーズ、オーケー食品工業㈱、㈱ナガノトマ
        ト、東福製粉㈱、大和フーヅ㈱
         
     (2) 主要な非連結子会社の名称等
          ㈱ニップンロジス
      (非連結子会社について連結の範囲から除いた理由)
       非連結子会社15社は、いずれも小規模会社であり、合計の総資産、売上高、当期純損益(持分に見合う額)及び
      利益剰余金(持分に見合う額)等は、いずれも連結財務諸表に重要な影響を及ぼしていないためであります。
     
    2.持分法の適用に関する事項
     (1) 持分法適用の非連結子会社及び関連会社数
         14社(非連結子会社6社、関連会社8社)
       主要な会社名
        ㈱ニップンロジス、千葉グレーンセンター㈱
     (2) 持分法を適用していない非連結子会社9社及び関連会社17社は、それぞれ当期純損益(持分に見合う額)及び利
         益剰余金(持分に見合う額)等からみて、連結財務諸表に及ぼす影響が軽微であり、かつ、全体としても重要性
       がないため、持分法の適用から除外しております。
     
    3.連結子会社の事業年度等に関する事項
      連結子会社の決算日が連結決算日と異なる会社は次のとおりであります。
          会社名            決算日
      Pasta Montana, L.L.C.他8社 12月31日 *
      * : 連結子会社の決算日現在の財務諸表を使用しております。ただし、連結決算日との間に生じた重要な取引に
         ついては、連結上必要な調整を行っております。
     
    4.会計方針に関する事項
     (1) 重要な資産の評価基準及び評価方法
       ①有価証券
       その他有価証券
        時価のあるもの
         連結会計年度末日の市場価格等に基づく時価法(評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却原価は移
         動平均法により算定)
        時価のないもの
         移動平均法による原価法
      ②デリバティブ取引
       時価法
      ③たな卸資産
       商品及び製品
        当社及び国内連結子会社は、主として総平均法(月別)による原価法(貸借対照表価額については収益性の低
        下に基づく簿価切下げの方法)、在外連結子会社は、主として先入先出法による低価法を採用しております。
       原材料及び貯蔵品
        当社及び国内連結子会社は、即時販売方式が適用される原材料については、主として先入先出法による原価法
        (貸借対照表価額については収益性の低下に基づく簿価切下げの方法)、それ以外の原材料及び貯蔵品は、主
        として総平均法(月別)による原価法(貸借対照表価額については収益性の低下に基づく簿価切下げの方
        法)、また、在外連結子会社は、主として先入先出法による低価法を採用しております。



                                - 16 -
                                      日本製粉㈱(2001)2019年3月期 決算短信

(2) 重要な減価償却資産の減価償却方法
 ①有形固定資産(リース資産を除く)
  当社及び国内連結子会社は、主として定率法、在外連結子会社は、定額法を採用しております。ただし、当社及
  び国内連結子会社は、1998年4月1日以降に取得した建物(附属設備を除く)並びに2016年4月1日以降に取得
  した建物附属設備及び構築物については、定額法を採用しております。
  なお、主な耐用年数は、以下のとおりであります。
   建物及び構築物     3~50年
   機械装置及び運搬具   4~12年
 ②無形固定資産(リース資産を除く)
  当社及び国内連結子会社は、定額法を採用しております。
  なお、自社利用のソフトウェアについては、社内における見込利用可能期間(5年)に基づいております。
 ③リース資産
  リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法を採用しております。
  なお、所有権移転外ファイナンス・リース取引のうち、リース取引開始日が2008年3月31日以前のリース取引に
  ついては、主として通常の賃貸借取引に係る方法に準じた会計処理によっております。
(3) 重要な引当金の計上基準
  ①貸倒引当金
  当社及び国内連結子会社は、債権の貸倒による損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒
  懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を勘案し、回収不能見込額を計上しております。
 ②役員退職慰労引当金
  当社及び国内連結子会社は、役員の退職慰労金の支出に備えるため、内規に基づく期末要支給額を計上しており
  ます。
 ③賞与引当金
    従業員に対して支給する賞与の支出に充てるため、支給見込額に基づき計上しております。
(4) 退職給付に係る会計処理の方法
 ①退職給付見込額の期間帰属方法
  退職給付債務の算定にあたり、退職給付見込額を当連結会計年度末までの期間に帰属させる方法については、給
  付算定式基準によっております。
 ②数理計算上の差異の費用処理方法
  数理計算上の差異については、各連結会計年度の発生時における従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数
 (主として10年)による定額法により按分した額をそれぞれ発生の翌連結会計年度から費用処理しております。
(5) 重要なヘッジ会計の方法
  ①ヘッジ会計の方法
  繰延ヘッジ処理によっております。なお、金利スワップについては、特例処理の要件を満たしている場合、特例
  処理を採用しております。
 ②ヘッジ手段とヘッジ対象
  ・ヘッジ手段…金利スワップ取引、為替予約取引
  ・ヘッジ対象…借入金、外貨建金銭債権債務、外貨建予定取引
 ③ヘッジ方針
  金利関連においては、将来の金利の変動によるリスクを回避する目的でのみヘッジを利用しております。また、
  通貨関連については、外貨建取引に係る為替変動リスクをヘッジするため、為替予約取引等を行なうものとして
  おります。
 ④ヘッジ有効性評価の方法
  金利スワップの有効性評価については、ヘッジ対象のキャッシュ・フロー変動の累計とヘッジ手段のキャッシ
  ュ・フロー変動の累計とを比較し、評価しております。ただし、特例処理によっている金利スワップについて
  は、有効性の評価を省略しております。また、為替予約取引については、当該取引とヘッジ対象となる資産・負
  債又は予定取引に関する重要な条件が同一であり、ヘッジ開始時及びその後も継続して相場変動又はキャッシ
  ュ・フロー変動を相殺するものであることが事前に想定されているため、有効性の判定を省略しております。




                         - 17 -
                                                        日本製粉㈱(2001)2019年3月期 決算短信

        (6) のれんの償却方法及び償却期間
            のれんは、5~10年間で均等償却しております。
        (7) 連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲
          連結キャッシュ・フロー計算書における資金(現金及び現金同等物)は、手許現金、随時引き出し可能な預金及
          び容易に換金可能であり、かつ、価値の変動について僅少なリスクしか負わない取得日から3ヶ月以内に償還期
            限の到来する短期投資からなっております。
        (8) 消費税等の会計処理の方法
          消費税等の会計処理は、税抜方式を採用しております。
           
    (連結貸借対照表関係)
        ※1 非連結子会社及び関連会社に対するものは次のとおりであります。
                                    前連結会計年度                  当連結会計年度
                  
                                   (2018年3月31日)             (2019年3月31日)
    投資有価証券                                   5,798百万円                6,133百万円
 
           ※2   有形固定資産の取得価額から国庫補助金等により控除した圧縮記帳累計額
                                    前連結会計年度                  当連結会計年度
                  
                                   (2018年3月31日)             (2019年3月31日)
                                               336百万円                  383百万円
 
           ※3 担保に供している資産
            (1)担保に供している資産
                                    前連結会計年度                  当連結会計年度
                  
                                   (2018年3月31日)             (2019年3月31日)
    建物及び構築物                                  2,863百万円                2,453百万円
    機械装置                                     1,818                   1,667
    土地                                       2,380                   2,376
    有形固定資産(その他)                                 24                      35
    投資有価証券                                     329                     238
    投資その他の資産(その他)                              411                     395
                 計                           7,827                   7,167
                 上記物件のうち工場財団抵当に供している資産
                                    前連結会計年度                  当連結会計年度
                  
                                   (2018年3月31日)             (2019年3月31日)
    建物及び構築物                                  1,630百万円                1,624百万円
    機械装置                                     1,524                   1,419
    土地                                       1,255                   1,255
    有形固定資産(その他)                                 20                      33
    投資その他の資産(その他)                              250                     233
                 計                           4,681                   4,565
 
             (2)担保資産に対応する債務
                                    前連結会計年度                  当連結会計年度
                  
                                   (2018年3月31日)             (2019年3月31日)
    短期借入金                                    2,530百万円                3,080百万円
    長期借入金(1年以内返済予定額を含む)                      2,710                   2,156
    支払手形及び買掛金                                  813                     831
                 計                           6,053                   6,068
                 上記のうち工場財団抵当に対応する債務
                                    前連結会計年度                  当連結会計年度
                  
                                   (2018年3月31日)             (2019年3月31日)
    短期借入金                                    1,230百万円                1,880百万円
    長期借入金(1年以内返済予定額を含む)                      2,392                   1,917
                 計                           3,622                   3,797

                                    - 18 -
                                                          日本製粉㈱(2001)2019年3月期 決算短信

 
           4   連結会社以外の会社等の金融機関等からの借入について保証を行っております。
                                   前連結会計年度                     当連結会計年度
                 
                                  (2018年3月31日)                (2019年3月31日)
    従業員                                           12百万円                  10百万円
 
    (連結損益計算書関係)
          ※1   一般管理費に含まれる研究開発費
                                   前連結会計年度                     当連結会計年度
                                  (自 2017年4月1日                (自 2018年4月1日
                                   至 2018年3月31日)               至 2019年3月31日)
                                           3,187百万円                    3,346百万円
 
          ※2   固定資産除売却損は、機械装置等の除却損及び売却損であります。
 
          ※3   減損損失
               以下の資産について減損損失を計上しております。
               前連結会計年度(自   2017年4月1日    至   2018年3月31日)
                    場所      用途              種類
               大阪府大阪市他   事業用資産         建物他
                当社グループは、支店・工場を基礎としキャッシュ・フローの相互補完性に基づいた一定の地域等を
               基準にグルーピングされた事業用資産、共用資産グループ、賃貸資産、遊休資産に分けて減損の検討を
               行っております。上記の資産については帳簿価額を回収可能価額まで減額しており、特別損失に計上し
               た金額は244百万円であります。
                なお、回収可能価額は使用価値により測定しておりますが、将来キャッシュ・フローが見込めないた
               め、零としております。
                 
               当連結会計年度(自   2018年4月1日    至   2019年3月31日)
                    場所      用途              種類
               福岡県北九州市   遊休資産          土地
                当社グループは、支店・工場を基礎としキャッシュ・フローの相互補完性に基づいた一定の地域等を
               基準にグルーピングされた事業用資産、共用資産グループ、賃貸資産、遊休資産に分けて減損の検討を
               行っております。上記の資産については帳簿価額を回収可能価額まで減額しており、特別損失に計上し
               た金額は23百万円であります。
                なお、回収可能価額は取引事例等を基準にした正味売却価額により測定しております。
                 
          ※4   建物解体費用
               当連結会計年度(自   2018年4月1日    至   2019年3月31日)
                千駄ヶ谷五丁目北地区第一種市街地再開発事業等に伴う建物解体費用であります。
                 
          ※5   工場再編費用
               当連結会計年度(自   2018年4月1日    至   2019年3月31日)
                愛知県知多市の新工場立ち上げ費用であります。
                 




                                       - 19 -
                                                                              日本製粉㈱(2001)2019年3月期 決算短信

    (連結株主資本等変動計算書関係)
           前連結会計年度(自 2017年4月1日 至 2018年3月31日)
           1.発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項
                               当連結会計年度   当連結会計年度   当連結会計年度   当連結会計年度末
 
                               期首株式数(千株) 増加株式数(千株) 減少株式数(千株) 株式数(千株)

    発行済株式                                                                                  

     普通株式                           82,524                     -                     -                 82,524

    自己株式                                                                                   

     普通株式         (注)1,2             2,252                      0                    27                 2,225
(注)1.普通株式の自己株式の株式数の増加は、単元未満株式の買取りであります。
   2.普通株式の自己株式の株式数の減少は、ストック・オプションの権利行使による処分27千株及び単元未満株式
            の買増し請求0千株であります。
        
           2.新株予約権及び自己新株予約権に関する事項
                                   新株予約権の   新株予約権の目的となる株式の数(株)    当連結会計
     区分           新株予約権の内訳         目的となる株 当連結会計 当連結会計 当連結会計 当連結会計 年度末残高
                                    式の種類   年度期首 年度増加 年度減少    年度末  (百万円)
    提出会社        ストック・オプションとして
                                           -            -           -            -            -           211
(親会社)           の新株予約権
                  合計                       -            -           -            -            -           211
 
           3.配当に関する事項
            (1)配当金支払額
                                   配当金の総額                   1株当たり
           決議            株式の種類                                                 基準日                効力発生日
                                    (百万円)                   配当額(円)
    2017年6月29日
                         普通株式              1,286               16.0          2017年3月31日       2017年6月30日
    定時株主総会
    2017年11月7日
                         普通株式              1,206               15.0          2017年9月30日       2017年11月30日
    取締役会
 
            (2)基準日が当期に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌期となるもの
                                配当金の総額                        1株当たり
           決議       株式の種類                      配当の原資                              基準日              効力発生日
                                 (百万円)                        配当額(円)
    2018年6月28日
                       普通株式        1,206       利益剰余金                  15.0     2018年3月31日         2018年6月29日
    定時株主総会
 




                                                   - 20 -
                                                                                   日本製粉㈱(2001)2019年3月期 決算短信

           当連結会計年度(自         2018年4月1日    至       2019年3月31日)
           1.発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項
                                  当連結会計年度   当連結会計年度   当連結会計年度   当連結会計年度末
 
                                  期首株式数(千株) 増加株式数(千株) 減少株式数(千株) 株式数(千株)

    発行済株式                                                                                           

     普通株式         (注)1                 82,524                       -                     3,700                 78,824

    自己株式                                                                                            

     普通株式         (注)2,3                 2,225                    3,705                   3,705                  2,226
(注)1.普通株式の発行済株式数の減少は、自己株式の消却によるものであります
       2.普通株式の自己株式の株式数の増加は、取締役会決議に基づく取得3,705千株及び単元未満株式の買取り0千
         株であります。
       3.普通株式の自己株式の株式数の減少は、取締役会決議に基づく消却3,700千株、ストック・オプションの権利
         行使による処分5千株及び単元未満株式の買増し請求0千株であります。
        
           2.新株予約権及び自己新株予約権に関する事項
                                      新株予約権の                新株予約権の目的となる株式の数(株)                                当連結会計
     区分           新株予約権の内訳            目的となる株 当連結会計 当連結会計 当連結会計 当連結会計 年度末残高
                                       式の種類   年度期首 年度増加 年度減少    年度末  (百万円)
                2025年満期ユーロ円建転換社
                                         普通株式               -       9,073,751         -       9,073,751        (注)-
 提出会社           債型新株予約権付社債
(親会社)           ストック・オプションとして
                                              -             -             -           -                -             287
                の新株予約権
                   合計                         -             -             -           -                -             287
(注)転換社債型新株予約権付社債については、一括法によっております。
 
    3.配当に関する事項
            (1)配当金支払額
                                      配当金の総額                    1株当たり
           決議            株式の種類                                                      基準日                    効力発生日
                                       (百万円)                    配当額(円)
    2018年6月28日
                          普通株式                1,206                 15.0          2018年3月31日           2018年6月29日
    定時株主総会
    2018年11月6日
                          普通株式                1,164                 15.0          2018年9月30日           2018年11月30日
    取締役会
 
            (2)基準日が当期に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌期となるもの
                                   配当金の総額                         1株当たり
           決議        株式の種類                        配当の原資                                基準日                  効力発生日
                                    (百万円)                         配当額(円)
    2019年6月27日
                        普通株式          1,304       利益剰余金                    17.0     2019年3月31日             2019年6月28日
    定時株主総会
 
    (連結キャッシュ・フロー計算書関係)
            ※1    現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係
                                                                前連結会計年度                           当連結会計年度
                                                           (自    2017年4月1日                 (自      2018年4月1日
                                                            至    2018年3月31日)                至      2019年3月31日)
    現金及び預金勘定                                                           23,392百万円                             32,958百万円
    預入期間が3ヶ月を超える定期預金                                                  △2,835                                △2,873
    現金及び現金同等物                                                             20,556                            30,085
 




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                                                                      日本製粉㈱(2001)2019年3月期 決算短信

    (セグメント情報等)
       【セグメント情報】
      1.報告セグメントの概要
            当社の報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役
           会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであり
           ます。
            当社グループは、製品群別に区分した、製粉事業、食品事業、その他事業の3つの事業ユニットを基本に
           して組織が構成されており、各事業ユニット単位でグループ戦略を立案・決定し事業活動を展開しておりま
           す。
            したがって、当社グループは、「製粉事業」、「食品事業」の2つを報告セグメントとしております。
            「製粉事業」は、主として、小麦粉、ふすま、そば粉等が対象となります。
            「食品事業」は、主として、家庭用小麦粉、プレミックス、パスタ、冷凍食品、中食関連食品、米粉等が
           対象となります。
        
      2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法
            報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事
           項」における記載と同一であります。
            報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。セグメント間の内部収益及び振替高は、市
           場実勢価格に基づいております。
        
      3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報
          前連結会計年度(自   2017年4月1日    至       2018年3月31日)
                                                                                        (単位:百万円)
                             報告セグメント                                                            連結
                                                        その他             合計           調整額       財務諸表
                      製粉事業      食品事業           計                                               計上額

    売上高                                                                                               

     外部顧客への売上高         97,752   191,643       289,396    34,099        323,495           -     323,495

     セグメント間の内部
                        1,781       644         2,425     2,394          4,820       △4,820         -
     売上高又は振替高

           計           99,533   192,288       291,821    36,494        328,316       △4,820    323,495

    セグメント利益             5,216     4,435         9,651       374         10,025           35     10,060

    セグメント資産           107,136    93,983       201,120    19,004        220,125       52,040    272,166

    その他の項目                                                                                            

     減価償却費              3,001     3,561         6,563       911          7,475          316      7,791

     有形固定資産及び無形
                        2,486     6,359         8,846     1,884         10,731             8    10,739
     固定資産の増加額
    (注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、ペットフード、健康食品類、
            エンジニアリング等を含んでおります。
          2.セグメント利益の調整額35百万円は、セグメント間取引消去額と全社費用が含まれております。
          3.セグメント資産の調整額に含めた全社資産の金額は54,472百万円であり、その主なものは、当社での余資
            運用資金(現金及び預金、有価証券)、管理部門に係る有形固定資産であります。
          4.有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額8百万円は、主に管理部門の設備投資額及びセグメント
            間の取引消去によるものであります。
          5.セグメント利益は、連結財務諸表の営業利益と調整を行っております。
          6.減価償却費、有形固定資産及び無形固定資産の増加額には、長期前払費用の増加額と同費用に係る償却額
            が含まれております。
          7.セグメントに対する固定資産の配分基準と関連する減価償却費の配分基準が異なっております。
 




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          当連結会計年度(自   2018年4月1日        至       2019年3月31日)
                                                                                                    (単位:百万円)
                             報告セグメント                                                                        連結
                                                                    その他             合計           調整額       財務諸表
                      製粉事業          食品事業               計                                                   計上額

    売上高                                                                                                           

     外部顧客への売上高        102,736       195,696           298,432       36,966         335,399           -     335,399

     セグメント間の内部
                        1,798           789             2,587        6,886           9,474       △9,474         -
     売上高又は振替高

           計          104,534       196,485           301,020       43,853         344,874       △9,474    335,399

    セグメント利益             5,538         5,221            10,760          439          11,200           21     11,222

    セグメント資産           111,078       103,721           214,799       19,958         234,757       58,634    293,392

    その他の項目                                                                                                        

     減価償却費              2,894         3,318             6,213          885           7,099          328      7,428

     有形固定資産及び無形
                        3,887        10,819            14,707        1,505          16,213           69     16,282
     固定資産の増加額
    (注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、ペットフード、健康食品類、
         エンジニアリング等を含んでおります。
          2.セグメント利益の調整額21百万円は、セグメント間取引消去額と全社費用が含まれております。
          3.セグメント資産の調整額に含めた全社資産の金額は59,889百万円であり、その主なものは、当社での余資
            運用資金(現金及び預金、有価証券)、管理部門に係る有形固定資産であります。
          4.有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額69百万円は、主に管理部門の設備投資額及びセグメント
            間の取引消去によるものであります。
          5.セグメント利益は、連結財務諸表の営業利益と調整を行っております。
          6.減価償却費、有形固定資産及び無形固定資産の増加額には、長期前払費用の増加額と同費用に係る償却額
            が含まれております。
          7.セグメントに対する固定資産の配分基準と関連する減価償却費の配分基準が異なっております。
 




                                                   - 23 -
                                                 日本製粉㈱(2001)2019年3月期 決算短信

    (1株当たり情報)
                             前連結会計年度                   当連結会計年度
                           (自 2017年4月1日              (自 2018年4月1日
                            至 2018年3月31日)             至 2019年3月31日)

    1株当たり純資産額                        1,897円64銭               1,961円17銭

    1株当たり当期純利益金額                       95円34銭                 108円78銭

    潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額                95円16銭                  97円07銭
    (注)1株当たり当期純利益金額及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額の算定上の基礎は、以下のとおりであ
      ります。
                             前連結会計年度                   当連結会計年度
                           (自 2017年4月1日              (自 2018年4月1日
                            至 2018年3月31日)             至 2019年3月31日)

    1株当たり当期純利益金額                                                      
     親会社株主に帰属する当期純利益金額
                                         7,651                   8,455
     (百万円)
     普通株主に帰属しない金額(百万円)                      -                      -
     普通株式に係る親会社株主に帰属する
                                         7,651                   8,455
     当期純利益金額(百万円)
     普通株式の期中平均株式数(千株)                   80,257                  77,733

    潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額                                               
     親会社株主に帰属する当期純利益調整額
                                            -                    △10
     (百万円)
     (うち受取利息(税額相当額控除後)
                                          (-)                   (△10)
     (百万円))
     普通株式増加数(千株)                           152                   9,262
    希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後
    1株当たり当期純利益金額の算定に含めなか                    -                      -
    った潜在株式の概要
 
    (重要な後発事象)
     該当事項はありません。
 
     連結包括利益計算書、リース取引、金融商品、有価証券、デリバティブ取引、退職給付、ストック・オプション等、
    税効果会計、企業結合等、関連当事者情報に関する注記事項については、決算短信における開示の必要性が大きくない
    と考えられるため開示を省略しております。
      




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                                                        日本製粉㈱(2001)2019年3月期 決算短信

4.その他
 (1)役員の異動(2019年6月27日付)

 1.新任取締役候補

     取締役   執行役員   内部統制部管掌   経理・財務部長

                                青沼     孝明    (現   執行役員   経理・財務部長)

     取締役   執行役員   CS事業本部長       江島     丘

                               (現    執行役員     CS事業本部長兼CS事業本部中食事業部長)

     取締役   執行役員   海外事業本部長代行兼海外事業本部国際部長

                                木村     昭子

                              (現   執行役員      海外事業本部副本部長兼海外事業本部国際部長)

 2.新任監査役候補

     監査役(常勤)                    関根     昇

                               (現    取締役     常務執行役員     経理・財務部、内部統制部管掌)

 3.新任執行役員候補

     執行役員   ヘルスケア事業部長           村井     浩     (現   理事   ヘルスケア事業部長)

     執行役員   製粉事業本部製粉営業部長        木村     富雄    (現   理事   札幌支店長)
     執行役員   食品営業本部冷凍食品事業部長      宮田     精久    (現   理事   食品営業本部冷凍食品事業部長)

  

 4.退任予定取締役

     取締役   専務執行役員   環境安全衛生問題担当     生産・技術・研究・開発部門、

     品質保証部、中央技術センター、フードリサーチセンター、イノベーションセンター、研究企画センター管掌

                                清水     弘和    (退任後   常勤顧問に就任予定)

     取締役   常務執行役員   食品事業本部管掌    松井     宏之    (退任後   松屋製粉㈱代表取締役会長に就任予定)

     取締役   常務執行役員   製粉事業本部長兼製粉事業本部製粉営業部長

                                村上     嘉章

                        (退任後   ㈱ニップン商事コーポレーション代表取締役副社長に就任予定)

     取締役   常務執行役員   経理・財務部、内部統制部管掌

                                関根     昇     (退任後   監査役(常勤)に就任予定)

 5.退任予定監査役

     監査役(常勤)                    清都     崇史

                             (退任後    ㈱日本製粉システムセンター代表取締役社長に就任予定)

 6.退任予定執行役員

     常務執行役員   生産・技術本部副本部長       濱田     博文

                             (退任後    ニップンエンジニアリング㈱代表取締役会長に就任予定)

 7.役付執行役員の異動予定

     取締役   常務執行役員   食品事業部門管掌   食品業務本部長

                                大内     淳雄    (現   取締役   執行役員   食品業務本部長)

  

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