2022年３月期 第２四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年11月12日
上 場 会 社 名 三機工業株式会社 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 1961 URL https://www.sanki.co.jp/
代 表 者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 石田 博一
問合せ先責任者 (役職名) 取締役執行役員経理本部長 (氏名) 川辺 善生 (TEL) 03-6367-7084
四半期報告書提出予定日 2021年11月12日 配当支払開始予定日 2021年12月10日
四半期決算補足説明資料作成の有無 ：有
四半期決算説明会開催の有無 ： 有 (証券アナリスト・機関投資家向け )
(百万円未満切捨て)
１．2022年３月期第２四半期の連結業績（2021年４月１日～2021年９月30日）
（１）連結経営成績(累計) (％表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属
売上高 営業利益 経常利益
する四半期純利益
百万円 ％ 百万円 ％ 百万円 ％ 百万円 ％
2022年３月期第２四半期 84,070 4.0 1,025 102.8 1,310 55.5 863 5.1
2021年３月期第２四半期 80,864 △12.0 505 △84.2 842 △75.9 821 △66.9
(注) 包括利益 2022年３月期第２四半期 1,655百万円( △29.1％) 2021年３月期第２四半期 2,333百万円( △5.9％)
潜在株式調整後
１株当たり
１株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2022年３月期第２四半期 15.22 15.14
2021年３月期第２四半期 14.25 14.18
(注)「収益認識に関する会計基準」（企業会計基準第29号 2020年３月31日）等を第１四半期連結会計期間の期首から
適用しており、2022年３月期第２四半期に係る各数値については、当該会計基準等を適用した後の数値となってお
ります。
（２）連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 ％
2022年３月期第２四半期 164,118 90,800 55.1
2021年３月期 171,313 91,699 53.4
(参考) 自己資本 2022年３月期第２四半期 90,490百万円 2021年３月期 91,416百万円
(注)「収益認識に関する会計基準」（企業会計基準第29号 2020年３月31日）等を第１四半期連結会計期間の期首から
適用しており、2022年３月期第２四半期に係る各数値については、当該会計基準等を適用した後の数値となってお
ります。
２．配当の状況
年間配当金
第１四半期末 第２四半期末 第３四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2021年３月期 － 35.00 － 45.00 80.00
2022年３月期 － 35.00
2022年３月期(予想) － 35.00 70.00
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 ： 無
2021年３月期期末配当金の内訳 普通配当 35円00銭 特別配当 10円00銭
３．2022年３月期の連結業績予想（2021年４月１日～2022年３月31日）
(％表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 １株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 ％ 百万円 ％ 百万円 ％ 百万円 ％ 円 銭
通期 200,000 5.2 9,500 26.7 10,000 22.0 7,000 18.6 123.39
(注) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無 ： 無
なお、新型コロナウイルス感染症の感染拡大による当社グループの事業に与える影響につきましては、検討した結
果を織り込んでいますが、今後の状況の変化によっては業績に影響を及ぼす可能性があります。
※ 注記事項
（１）当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動 ：無
(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動)
新規 -社 （社名） 、 除外 -社 （社名）
（２）四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 ：無
（３）会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 ：有
② ①以外の会計方針の変更 ：無
③ 会計上の見積りの変更 ：無
④ 修正再表示 ：無
(注)詳細は、添付資料Ｐ．８「２．四半期連結財務諸表及び主な注記（５）会計方針の変更」をご覧ください。
（４）発行済株式数（普通株式）
① 期末発行済株式数（自己株式を含む) 2022年３月期２Ｑ 59,661,156株 2021年３月期 59,661,156株
② 期末自己株式数 2022年３月期２Ｑ 2,946,658株 2021年３月期 2,942,442株
③ 期中平均株式数（四半期累計） 2022年３月期２Ｑ 56,742,957株 2021年３月期２Ｑ 57,669,000株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
連結業績予想及び個別業績予想につきましては、2021年５月14日発表の数値から変更はありません。
本資料に記載されている業績予想等の将来に関する記述は、現時点で入手可能な情報に基づき作成したものであり、
実際の業績は今後様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。
三機工業株式会社(1961) 2022年３月期 第２四半期決算短信
○添付資料の目次
１．当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………… 2
（１）連結経営成績に関する定性的情報 ………………………………………………………………… 2
（２）連結財政状態に関する定性的情報 ………………………………………………………………… 3
（３）連結業績予想に関する定性的情報 ………………………………………………………………… 3
２．四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………… 4
（１）四半期連結貸借対照表 ……………………………………………………………………………… 4
（２）四半期連結損益及び包括利益計算書 ……………………………………………………………… 6
（３）四半期連結キャッシュ・フロー計算書 …………………………………………………………… 7
（４）継続企業の前提に関する注記 ……………………………………………………………………… 8
（５）会計方針の変更 ……………………………………………………………………………………… 8
（６）追加情報 ……………………………………………………………………………………………… 8
（７）セグメント情報等 …………………………………………………………………………………… 9
（８）収益認識関係 ………………………………………………………………………………………… 10
（９）株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記 ……………………………………………… 10
1
三機工業株式会社(1961) 2022年３月期 第２四半期決算短信
１．当四半期決算に関する定性的情報
当連結会計年度（2021年度）は、３カ年の中期経営計画“Century 2025” Phase2の最終年度を迎え、前期に引き
続き計画の着実な実行と、コーポレートガバナンスの一層の強化に取り組み、コンプライアンスの徹底を土台とし
て、持続的な成長と中長期的な企業価値の向上に鋭意努力を重ねてまいります。
2021年度第２四半期、すなわち当第２四半期連結累計期間における当社グループの財政状態及び経営成績は、次
のとおりとなりました。
（１）連結経営成績に関する定性的情報
（単位：百万円）
2020年度 2021年度
第２四半期 第２四半期
(前第２四 (当第２四 増 減 増減率 主な増減要因
半期連結 半期連結
累計期間) 累計期間)
受注高 103,236 96,506 △6,729 △6.5％ 次項＜主要セグメント別経営成績＞に
記載のとおりであります。
期末繰越受注高 158,534 154,112 △4,422 △2.8％
売上高 80,864 84,070 3,205 4.0％
売上総利益 10,757 11,058 300 2.8％
（率） (13.3％) (13.2％) (△0.1％)
営業利益 505 1,025 519 102.8％
（率） (0.6％) (1.2％) (0.6％)
経常利益 842 1,310 468 55.5％
（率） (1.0％) (1.6％) (0.6％)
親会社株主に帰属
821 863 41 5.1％
する四半期純利益
（率） (1.0％) (1.0％) －
（注）各利益項目の率は、売上高に対する利益率を表しております。
＜主要セグメント別経営成績＞
〇建築設備事業 （単位：百万円）
ビル空調衛生、主に工場向けの空調設備 2020年度 2021年度
増減 増減率
を中心とする産業空調、電気設備及びフ 第２四半期 第２四半期
ァシリティシステムに関する事業等で構 受注高 82,902 69,196 △13,706 △16.5％
成されております。
受注高は、主にビル空調衛生、産業空調 売上高 67,807 67,065 △741 △1.1％
において前年同期に大型工事を受注した
ことによる反動等で減少いたしましたが、 セグメント利益 795 654 △140 △17.6％
売上高は、前年同期と同水準となりまし
た。
〇機械システム事業 （単位：百万円）
主に搬送システム及び搬送機器に関する 2020年度 2021年度
増減 増減率
製造販売事業で構成されております。 第２四半期 第２四半期
前年同期と比較して受注高、売上高とも 受注高 4,268 4,972 704 16.5％
に増加となり、セグメント損失は改善し
ました。 売上高 4,459 4,952 493 11.1％
セグメント利益
△272 △43 228 －
（△は損失）
2
三機工業株式会社(1961) 2022年３月期 第２四半期決算短信
〇環境システム事業 （単位：百万円）
主に官公庁発注の上下水道施設及び廃棄 2020年度 2021年度
増減 増減率
物処理施設に関する事業で構成されてお 第２四半期 第２四半期
ります。 受注高 15,049 21,331 6,282 41.7％
受注高については、大型の廃棄物処理施
設を受注した影響等により大幅に増加い 売上高 7,610 10,879 3,269 43.0％
たしました。また、売上高に つ い て は、 セグメント利益
期首からの繰越工事が進捗したことによ △1,002 △591 411 －
（△は損失）
り増収となり、セグメント損失は改善し
ました。
〇不動産事業 （単位：百万円）
主に保有不動産の賃貸業務と建物管理に 2020年度 2021年度
増減 増減率
かかわる事業を行っております。 第２四半期 第２四半期
テナント賃貸収入が増加し、増収増益と 受注高 1,179 1,197 18 1.5％
なりました。
売上高 1,179 1,197 18 1.5％
セグメント利益 407 497 90 22.1％
（２）連結財政状態に関する定性的情報
（単位：百万円）
2021年度
2020年度末
第２四半期末
(前連結会計 増減 増減率 主な増減要因
(当第２四半期
年度末)
連結会計期間末)
流動資産 116,054 107,859 △8,195 △7.1％ 季節的変動により、前年度末に比べ
完成工事未収入金等が減少
固定資産 55,258 56,258 999 1.8％
総資産 171,313 164,118 △7,195 △4.2％
流動負債 67,882 61,312 △6,569 △9.7％ 季節的変動により、前年度末に比べ
工事未払金が減少
固定負債 11,731 12,004 273 2.3％
負債計 79,614 73,317 △6,296 △7.9％
剰余金の配当による減少
純資産 91,699 90,800 △898 △1.0％
（３）連結業績予想に関する定性的情報
連結業績予想及び個別業績予想につきましては、2021年5月14日発表の数値から変更はありません。
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三機工業株式会社(1961) 2022年３月期 第２四半期決算短信
２．四半期連結財務諸表及び主な注記
（１）四半期連結貸借対照表
(単位：百万円)
前連結会計年度 当第２四半期連結会計期間
(2021年３月31日) (2021年９月30日)
資産の部
流動資産
現金預金 36,087 32,742
受取手形・完成工事未収入金等 65,598 －
受取手形・完成工事未収入金等・契約資産 － 53,046
電子記録債権 6,487 6,738
有価証券 2,999 3,999
未成工事支出金 2,343 3,304
原材料及び貯蔵品 493 596
その他 2,057 7,448
貸倒引当金 △12 △15
流動資産合計 116,054 107,859
固定資産
有形固定資産
建物・構築物 43,594 43,631
減価償却累計額 △33,445 △33,985
建物・構築物（純額） 10,148 9,646
機械、運搬具及び工具器具備品 2,025 2,022
減価償却累計額 △1,621 △1,653
機械、運搬具及び工具器具備品（純額） 404 368
土地 3,107 3,107
リース資産 539 519
減価償却累計額 △250 △237
リース資産（純額） 289 282
建設仮勘定 22 300
有形固定資産合計 13,972 13,705
無形固定資産
その他 937 1,128
無形固定資産合計 937 1,128
投資その他の資産
投資有価証券 28,816 29,653
長期貸付金 85 79
退職給付に係る資産 5,233 5,373
敷金及び保証金 1,456 1,461
保険積立金 873 1,329
繰延税金資産 786 781
その他 3,516 3,165
貸倒引当金 △419 △419
投資その他の資産合計 40,348 41,424
固定資産合計 55,258 56,258
資産合計 171,313 164,118
4
三機工業株式会社(1961) 2022年３月期 第２四半期決算短信
(単位：百万円)
前連結会計年度 当第２四半期連結会計期間
(2021年３月31日) (2021年９月30日)
負債の部
流動負債
電子記録債務 873 788
工事未払金 40,836 33,178
短期借入金 7,135 7,134
リース債務 133 88
未払法人税等 840 302
未成工事受入金 8,580 －
契約負債 － 13,140
賞与引当金 3,792 3,137
役員賞与引当金 230 118
完成工事補償引当金 788 1,004
工事損失引当金 － 4
その他 4,671 2,416
流動負債合計 67,882 61,312
固定負債
長期借入金 3,460 2,765
リース債務 274 309
退職給付に係る負債 1,710 2,121
関係会社事業損失引当金 300 300
繰延税金負債 285 749
その他 5,701 5,758
固定負債合計 11,731 12,004
負債合計 79,614 73,317
純資産の部
株主資本
資本金 8,105 8,105
資本剰余金 4,181 4,181
利益剰余金 73,158 71,456
自己株式 △3,859 △3,876
株主資本合計 81,585 79,867
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 10,853 11,468
繰延ヘッジ損益 2 2
為替換算調整勘定 △116 △33
退職給付に係る調整累計額 △908 △813
その他の包括利益累計額合計 9,831 10,623
新株予約権 282 310
純資産合計 91,699 90,800
負債純資産合計 171,313 164,118
5
三機工業株式会社(1961) 2022年３月期 第２四半期決算短信
（２）四半期連結損益及び包括利益計算書
【第２四半期連結累計期間】
(単位：百万円)
前第２四半期連結累計期間 当第２四半期連結累計期間
(自 2020年４月１日 (自 2021年４月１日
至 2020年９月30日) 至 2021年９月30日)
売上高
完成工事高 79,643 82,825
不動産事業等売上高 1,221 1,245
売上高合計 80,864 84,070
売上原価
完成工事原価 69,365 72,319
不動産事業等売上原価 741 692
売上原価合計 70,107 73,012
売上総利益
完成工事総利益 10,277 10,505
不動産事業等総利益 479 552
売上総利益合計 10,757 11,058
販売費及び一般管理費 10,251 10,032
営業利益 505 1,025
営業外収益
受取利息 9 6
受取配当金 303 304
その他 224 160
営業外収益合計 537 471
営業外費用
支払利息 57 57
工事補修費 40 48
その他 103 79
営業外費用合計 200 185
経常利益 842 1,310
特別利益
投資有価証券売却益 － 13
特別利益合計 － 13
特別損失
固定資産除却損 27 －
投資有価証券評価損 － 4
事務所移転費用 67 －
損害賠償引当金繰入額 230 －
特別損失合計 325 4
税金等調整前四半期純利益 517 1,320
法人税、住民税及び事業税 261 301
法人税等調整額 △566 155
法人税等合計 △304 457
四半期純利益 821 863
（内訳）
親会社株主に帰属する四半期純利益 821 863
非支配株主に帰属する四半期純利益 － －
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 1,285 614
繰延ヘッジ損益 0 △0
為替換算調整勘定 △14 83
退職給付に係る調整額 240 94
その他の包括利益合計 1,512 792
四半期包括利益 2,333 1,655
（内訳）
親会社株主に係る四半期包括利益 2,333 1,655
非支配株主に係る四半期包括利益 － －
6
三機工業株式会社(1961) 2022年３月期 第２四半期決算短信
（３）四半期連結キャッシュ・フロー計算書
(単位：百万円)
前第２四半期連結累計期間 当第２四半期連結累計期間
(自 2020年４月１日 (自 2021年４月１日
至 2020年９月30日) 至 2021年９月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前四半期純利益 517 1,320
減価償却費 825 796
固定資産除却損 27 7
事務所移転費用 67 4
損害賠償引当金の増減額（△は減少） 230 －
貸倒引当金の増減額（△は減少） △10 1
賞与引当金の増減額（△は減少） △1,109 △654
退職給付に係る負債の増減額（△は減少） △2,099 407
役員退職慰労引当金の増減額（△は減少） △39 －
工事損失引当金の増減額（△は減少） △36 4
受取利息及び受取配当金 △312 △311
支払利息 57 57
投資有価証券売却損益（△は益） △0 △13
投資有価証券評価損 － 4
売上債権の増減額（△は増加） 22,686 12,342
未成工事支出金の増減額（△は増加） △586 △957
仕入債務の増減額（△は減少） △20,035 △7,760
未成工事受入金の増減額（△は減少） △340 －
契約負債の増減額（△は減少） － 4,548
その他の流動負債の増減額（△は減少） △4,065 △2,087
その他 △1,269 △5,330
小計 △5,493 2,379
利息及び配当金の受取額 312 311
利息の支払額 △50 △50
コミットメントフィーの支払額 △10 △10
法人税等の支払額 △1,904 △1,135
法人税等の還付額 － 358
事務所移転費用の支払額 △113 △0
営業活動によるキャッシュ・フロー △7,258 1,852
投資活動によるキャッシュ・フロー
有価証券の取得による支出 △9,000 △9,000
有価証券の償還による収入 9,000 8,000
有形固定資産の取得による支出 △852 △476
有形固定資産の除却による支出 △37 △9
投資有価証券の取得による支出 △12 △11
投資有価証券の売却による収入 0 69
貸付金の回収による収入 9 6
保険積立金の払戻による収入 29 19
その他 △33 △429
投資活動によるキャッシュ・フロー △897 △1,832
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額（△は減少） 0 △1
長期借入金の返済による支出 △695 △695
自己株式の取得による支出 △133 △71
ストックオプションの行使による収入 0 0
リース債務の返済による支出 △104 △101
配当金の支払額 △3,458 △2,552
財務活動によるキャッシュ・フロー △4,390 △3,421
現金及び現金同等物に係る換算差額 △21 56
現金及び現金同等物の増減額（△は減少） △12,568 △3,344
現金及び現金同等物の期首残高 45,946 37,087
現金及び現金同等物の四半期末残高 33,378 33,742
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三機工業株式会社(1961) 2022年３月期 第２四半期決算短信
（４）継続企業の前提に関する注記
該当事項はありません。
（５）会計方針の変更
（収益認識に関する会計基準等の適用）
「収益認識に関する会計基準」（企業会計基準第29号 2020年３月31日。以下「収益認識会計基準」という。）等
を第１四半期連結会計期間の期首から適用し、約束した財又はサービスの支配が顧客に移転した時点で、当該財又は
サービスと交換に受け取ると見込まれる金額で収益を認識することとしております。これにより、工事契約に関して、
従来は、工事の進捗部分について成果の確実性が認められる場合には、工事進行基準によっておりましたが、財又は
サービスに対する支配が顧客に一定期間にわたり移転する場合には、財又はサービスを顧客に移転する履行義務を充
足するにつれて、一定期間にわたり収益を認識する方法に変更しております。履行義務の充足に係る進捗度の測定は、
各報告期間の期末日までに発生した工事原価が、予想される工事原価の合計に占める割合に基づいて行っておりま
す。 また、履行義務の充足に係る進捗度を合理的に見積もることができないが、発生する費用を回収することが見込
まれる場合は、原価回収基準にて収益を認識しております。なお、契約における取引開始日から完全に履行義務を充
足すると見込まれる時点までの期間がごく短い工事契約については代替的な取扱いを適用し、一定の期間にわたり収
益を認識せず、完全に履行義務を充足した時点で収益を認識しております。
収益認識会計基準等の適用については、収益認識会計基準第84項ただし書きに定める経過的な取扱いに従っており、
第１四半期連結会計期間の期首より前に新たな会計方針を遡及適用した場合の累積的影響額を、第１四半期連結会計
期間の期首の利益剰余金に加減し、当該期首残高から新たな会計方針を適用しております。
収益認識会計基準等を適用した結果、四半期連結損益及び包括利益計算書に与える影響はありません。また、利益
剰余金の当期首残高に与える影響はありません。なお、収益認識会計基準第89－2項に定める経過的な取扱いに従っ
て、前連結会計年度について新たな表示方法により組替えを行っておりません。さらに、「四半期財務諸表に関する
会計基準」（企業会計基準第12号 2020年３月31日）第28－15号に定める経過的な取扱いに従って、前第２四半期連
結累計期間に係る顧客との契約から生じる収益を分解した情報を記載しておりません。
（時価の算定に関する会計基準等の適用）
「時価の算定に関する会計基準」（企業会計基準第30号 2019年７月４日。以下「時価算定会計基準」という。）
等を第１四半期連結会計期間の期首から適用し、時価算定会計基準第19項及び「金融商品に関する会計基準」（企業
会計基準第10号 2019年７月４日）第44－２項に定める経過的な取扱いに従って、時価算定会計基準等が定める新た
な会計方針を、将来にわたって適用することとしております。なお、四半期連結財務諸表に与える影響はありませ
ん。
（６）追加情報
（セグメント情報等の記載内容の変更）
「（７）セグメント情報等」の「１．報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報」に記載
する報告セグメントごとの売上高につきまして、四半期連結財務諸表規則・同ガイドラインに定める簡便的な方法に
よる記載をしておりましたが、収益認識会計基準等の適用により、「（８）収益認識関係」に記載する「顧客との契
約から生じる収益を分解した情報」との関係を明瞭化するため、報告セグメントごとの売上高の内訳として「外部顧
客への売上高」及び「セグメント間の内部売上高又は振替高」を記載することにいたしました。これに伴い、比較情
報として記載した前連結会計年度の注記情報につきましても同様の変更をしております。
（新型コロナウイルス感染症の影響）
前連結会計年度の有価証券報告書に記載した新型コロナウイルス感染症の今後の広がり方や収束時期等を含む仮定
につきましては、重要な変更はありません。なお、今後の状況の変化によっては業績に影響を及ぼす可能性がありま
す。
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三機工業株式会社(1961) 2022年３月期 第２四半期決算短信
（７）セグメント情報等
Ⅰ 前第２四半期連結累計期間（自 2020年４月１日 至 2020年９月30日）
１．報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位：百万円)
四半期連結
報告セグメント
損益及び包
その他 調整額
機械 環境 合計 括利益計算
建築設備 不動産 （注）１ （注）２
システム システム 計 書計上額
事業 事業 （注）３
事業 事業
売上高
外部顧客への売上高 67,610 4,457 7,566 1,177 80,812 52 80,864 － 80,864
セグメント間の内部
196 1 43 1 243 313 557 △557 －
売上高又は振替高
計 67,807 4,459 7,610 1,179 81,055 366 81,422 △557 80,864
セグメント利益又は
795 △272 △1,002 407 △72 △8 △81 924 842
損失（△）
(注)１．「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、リース事業及び保険代理事業等を
含んでおります。
２．セグメント利益又は損失（△）の調整額924百万円には、各報告セグメントに配分していない全社損益650百万
円、社内上各セグメントに配賦した金利負担の戻入額178百万円、各セグメントに帰属する固定資産除却損、
事務所移転費用等を特別損失に計上したことによる調整額95百万円が含まれております。なお、全社損益の主
なものは、全社費用の配賦差額などであります。
３．セグメント利益又は損失（△）は、四半期連結損益及び包括利益計算書の経常利益と調整を行っております。
Ⅱ 当第２四半期連結累計期間（自 2021年４月１日 至 2021年９月30日）
１．報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位：百万円)
四半期連結
報告セグメント
損益及び包
その他 調整額
機械 環境 合計 括利益計算
建築設備 不動産 （注）１ （注）２
システム システム 計 書計上額
事業 事業 （注）３
事業 事業
売上高
外部顧客への売上高 66,986 4,946 10,872 1,195 84,001 69 84,070 － 84,070
セグメント間の内部
79 5 7 1 93 188 282 △282 －
売上高又は振替高
計 67,065 4,952 10,879 1,197 84,094 257 84,352 △282 84,070
セグメント利益又は
654 △43 △591 497 517 △10 507 803 1,310
損失（△）
(注)１．「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、リース事業及び保険代理事業等を
含んでおります。
２．セグメント利益又は損失（△）の調整額803百万円には、各報告セグメントに配分していない全社損益619百万
円、社内上各セグメントに配賦した金利負担の戻入額180百万円、各セグメントに帰属する投資有価証券評価
損を特別損失に計上したことによる調整額3百万円が含まれております。なお、全社損益の主なものは、全社
費用の配賦差額などであります。
３．セグメント利益又は損失（△）は、四半期連結損益及び包括利益計算書の経常利益と調整を行っております。
２．報告セグメントの変更等に関する事項
「（５）会計方針の変更」に記載のとおり、第１四半期連結会計期間の期首から収益認識会計基準等を適用し、
収益認識に関する会計処理方法を変更したため、事業セグメントの利益又は損失の算定方法を同様に変更しており
ます。
なお、当該変更が報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報に与える影響はありませ
ん。
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三機工業株式会社(1961) 2022年３月期 第２四半期決算短信
（８）収益認識関係
顧客との契約から生じる収益を分解した情報
当第２四半期連結累計期間（自 2021年４月１日 至 2021年９月30日）
(単位：百万円)
報告セグメント
機械 環境 その他
建築設備 不動産 合計
システム システム 計 （注）
事業 事業
事業 事業
ビル空調衛生 23,159 － － － 23,159 － 23,159
産業空調 28,559 － － － 28,559 － 28,559
電気 11,033 － － － 11,033 － 11,033
ファシリティシステム 4,313 － － － 4,313 － 4,313
機械システム － 4,952 － － 4,952 － 4,952
環境システム － － 10,879 － 10,879 － 10,879
その他 － － － － － 257 257
顧客との契約から生じる収益 67,065 4,952 10,879 － 82,897 257 83,155
その他の収益 － － － 1,197 1,197 － 1,197
セグメント間の内部売上高
△79 △5 △7 △1 △93 △188 △282
又は振替高
外部顧客への売上高 66,986 4,946 10,872 1,195 84,001 69 84,070
（注）「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、リース事業及び保険代理事業等を
含んでおります。
（９）株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記
当社は、2021年８月６日開催の取締役会決議に基づき、自己株式の取得を行いました。これによる当第２四半期
連結累計期間の取得による自己株式の増加額は71百万円となり、当第２四半期連結会計期間末の自己株式は3,876百
万円となっております。
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