1951 エクシオグループ 2020-05-14 15:20:00
2020年3月期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2020年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年5月14日
上場会社名 株式会社 協和エクシオ 上場取引所 東
コード番号 1951 URL http://www.exeo.co.jp/
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 舩橋 哲也
問合せ先責任者 (役職名) 取締役常務執行役員財務部長 (氏名) 樋口 秀男 TEL 03-5778-1105
定時株主総会開催予定日 2020年6月24日 配当支払開始予定日 2020年6月25日
有価証券報告書提出予定日 2020年6月24日
決算補足説明資料作成の有無 : 有
決算説明会開催の有無 : 有 (機関投資家・アナリスト向け)
(百万円未満切捨て)
1. 2020年3月期の連結業績(2019年4月1日∼2020年3月31日)
(1) 連結経営成績 (%表示は対前期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年3月期 524,574 23.8 31,100 △1.9 30,669 △8.3 15,603 △61.2
2019年3月期 423,727 35.5 31,716 23.8 33,431 26.4 40,219 123.5
(注)包括利益 2020年3月期 15,195百万円 (△59.4%) 2019年3月期 37,421百万円 (74.3%)
潜在株式調整後 自己資本
1株当たり当期純利益 総資産経常利益率 売上高営業利益率
1株当たり当期純利益 当期純利益率
円銭 円銭 % % %
2020年3月期 139.75 139.48 5.9 7.1 5.9
2019年3月期 390.25 388.92 18.3 9.9 7.5
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円銭
2020年3月期 444,905 270,109 59.9 2,395.16
2019年3月期 416,483 267,811 63.4 2,343.43
(参考) 自己資本 2020年3月期 266,453百万円 2019年3月期 263,896百万円
(3) 連結キャッシュ・フローの状況
営業活動によるキャッシュ・フロー 投資活動によるキャッシュ・フロー 財務活動によるキャッシュ・フロー 現金及び現金同等物期末残高
百万円 百万円 百万円 百万円
2020年3月期 17,299 △17,085 4,227 46,012
2019年3月期 12,770 △17,609 △4,924 41,469
2. 配当の状況
年間配当金 配当金総額 配当性向 純資産配当率
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計 (合計) (連結) (連結)
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭 百万円 % %
2019年3月期 ― 32.00 ― 38.00 70.00 7,318 17.9 3.3
2020年3月期 ― 40.00 ― 40.00 80.00 8,972 57.2 3.4
2021年3月期(予想) ― 41.00 ― 41.00 82.00 43.4
3. 2021年 3月期の連結業績予想(2020年 4月 1日∼2021年 3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属する 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
通期 525,000 0.1 32,000 2.9 33,000 7.6 21,100 35.2 189.12
※ 注記事項
(1) 期中における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
新規 ― 社 (社名) 、 除外 ― 社 (社名)
(2) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(3) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年3月期 117,812,419 株 2019年3月期 117,812,419 株
② 期末自己株式数 2020年3月期 6,566,121 株 2019年3月期 5,201,053 株
③ 期中平均株式数 2020年3月期 111,652,764 株 2019年3月期 103,061,286 株
(参考)個別業績の概要
1. 2020年3月期の個別業績(2019年4月1日∼2020年3月31日)
(1) 個別経営成績 (%表示は対前期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年3月期 282,995 1.4 13,626 △24.8 17,110 △35.1 8,100 △59.3
2019年3月期 279,060 8.6 18,119 19.6 26,365 35.8 19,897 36.1
潜在株式調整後
1株当たり当期純利益
1株当たり当期純利益
円銭 円銭
2020年3月期 72.55 72.41
2019年3月期 192.87 192.21
(2) 個別財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円銭
2020年3月期 327,927 192,686 58.7 1,729.21
2019年3月期 307,897 197,990 64.2 1,755.02
(参考) 自己資本 2020年3月期 192,367百万円 2019年3月期 197,634百万円
2. 2021年 3月期の個別業績予想(2020年 4月 1日∼2021年 3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
1株当たり
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
通期 280,000 △1.1 12,500 △8.3 13,800 △19.3 22,300 175.3 199.88
※ 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、その
達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
(決算補足資料の入手)
決算補足資料はTDnetで同日開示しております。
㈱協和エクシオ(1951) 2020年3月期 決算短信
○添付資料の目次
1.経営成績等の概況 ……………………………………………………………………………………………………… 2
(1)当期の経営成績の概況 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)当期の財政状態の概況 …………………………………………………………………………………………… 3
(3)当期のキャッシュ・フローの概況 ……………………………………………………………………………… 4
(4)今後の見通し ……………………………………………………………………………………………………… 4
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 …………………………………………………………………………… 5
3.連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………………… 6
(1)連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………………… 6
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 ……………………………………………………………………… 8
連結損益計算書 …………………………………………………………………………………………………… 8
連結包括利益計算書 ……………………………………………………………………………………………… 9
(3)連結株主資本等変動計算書 ……………………………………………………………………………………… 10
(4)連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………………………………… 12
(5)連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………………… 14
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 14
(表示方法の変更) ………………………………………………………………………………………………… 14
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………………………… 14
(1株当たり情報) ………………………………………………………………………………………………… 17
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㈱協和エクシオ(1951) 2020年3月期 決算短信
1.経営成績等の概況
(1)当期の経営成績の概況
(当期の経営成績)
当連結会計年度(2019年4月1日~2020年3月31日)におけるわが国経済は、政府や日銀による経済・金融政策を
背景に企業収益や雇用・所得環境の改善が続いておりましたが、消費税増税に伴う景気への影響に加え、年度末には
新型コロナウイルスの流行により世界経済は大幅な減速局面に突入し、感染拡大の収束と経済回復の時期を探る不透
明な状況になっております。
情報通信分野におきましては、各通信キャリアで端末代と通信代を分離する新料金プランへの見直しが行われたほ
か、5Gの商用サービスが始まり、基地局整備の前倒し計画が発表されました。今後はエリア拡大とともに5Gを活用す
る新たなサービスの出現が期待されます。
また、IoTやAIなどの最新テクノロジーも広がり、様々な情報がデータ化されデータの流通・利活用などデジタル
トランスフォーメーションの取り組みが急速に進行しており、消費者にはキャッシュレス決済が普及し始めました。
一方、建設分野におきましては、2020年夏に開催予定であった東京オリンピック・パラリンピックに向けてインフ
ラ整備や都市開発などの工事がピークを迎え、建設投資は高水準で推移していたものの、新型コロナウイルスの流行
により開催が延期されることになったほか、感染防止のため都市部を中心に工事中断の動きが出始めました。
このような環境下において、当社グループは中期経営計画(2016~2020年度)の中期ビジョン「グループ総力を結
集し、トータルソリューションで新たな成長ステージへ」のもと、コア事業である通信キャリア事業は、固定通信・
モバイル通信工事ともに西日本子会社や従来子会社とのグループフォーメーションの再構築による収益力強化に努
め、成長事業に位置付ける都市インフラ事業とシステムソリューション事業は、大型受注獲得のための積極的な営業
展開やM&AによるSIビジネスの基盤強化およびAPAC地域におけるグローバルビジネスの拡大に取り組みました。
また、2018年10月1日に経営統合を行った西日本子会社とは事業セグメント毎に営業連携・施工連携を進め、新規
受注の獲得や施工稼働の相互支援を実施するなど、グループシナジーの創出に尽力しました。
なお、当社は、経済産業省と東京証券取引所が共同で、女性活躍推進に優れた上場企業を選定する令和元年度「な
でしこ銘柄」に選定されました。2016 年より組織活性化を目指した経営戦略として本格的にダイバーシティ推進に
取り組んでおり、今後も女性活躍にとどまらず、ジェンダー、信条、国籍、障がいの有無、性的指向等を問わず多様
な価値観を認め合い、会社の持続的な成長のためにダイバーシティ&インクルージョンを推進してまいります。
これらの取組みの結果、当連結会計年度の経営成績につきましては、受注高は 5,563億2千1百万円(前年同期比
131.1%)、完成工事高は 5,245億7千4百万円(前年同期比 123.8%)となりました。損益面につきましては、営
業利益は 311億円(前年同期比 98.1%)、経常利益は 306億6千9百万円(前年同期比 91.7%)となり、買収した
子会社の「のれん減損損失」を計上した結果、親会社株主に帰属する当期純利益は 156億3百万円(前年同期比
38.8%)となりました。
なお、当連結会計年度におけるセグメント別の概況は、次のとおりであります。
(単位:百万円)
協和エクシオ シーキューブ 西部電気工業 日本電通
グループ グループ グループ グループ
(注)2 (注)3 (注)3 (注)3
報告セグメント
前年 前年 前年 前年
金額 金額 金額 金額
同期比 同期比 同期比 同期比
受注高
382,473 109.8% 74,657 221.0% 59,788 239.0% 39,401 228.2%
(注)1
完成工事高
357,308 105.9% 72,527 208.8% 56,572 171.2% 38,166 206.1%
(注)1
セグメント利益 23,275 84.8% 4,645 176.8% 2,100 170.1% 1,334 255.6%
(注)1.「受注高」「完成工事高」については外部顧客への取引高を記載しております。
2.報告セグメントにおける協和エクシオグループには、シーキューブグループ、西部電気工業グループ、日
本電通グループは含んでおりません。
3.前第3四半期連結会計期間において、当社を株式交換完全親会社としシーキューブ株式会社、西部電気工
業株式会社及び日本電通株式会社を株式交換完全子会社とする各株式交換を実施したことにより、各社及
び各社の連結子会社を前第3四半期連結会計期間より連結の範囲に含めております。
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㈱協和エクシオ(1951) 2020年3月期 決算短信
(協和エクシオグループの概況)
通信キャリア事業におきましては、光回線工事や屋内ネットワーク工事が堅調に推移したほか、4G無線基地局の増
強に加え主要都市部においてラグビーW杯試合会場でのプレサービス時のモバイル工事など、5G関連工事の受注が始
まりました。また、台風などの自然災害によって被災した地域の通信設備の復旧などにも尽力しました。都市インフ
ラ事業におきましては、太陽光発電施設やデータセンターの大型工事などを受注したほか、全国の空港や高速道路の
電気通信工事に取り組みました。システムソリューション事業におきましては、システム保守・運用の大型案件やグ
ローバル分野で国際空港の通信設備工事を受注したほか、大規模競技施設のインタラクトスポーツ照明システムの構
築を手掛けるなど、IoTサービス等の本格普及に向けて新しいソリューション領域の拡大に注力しました。
なお、2019年11月に開催された「天皇陛下御即位記念 第57回技能五輪全国大会」の情報ネットワーク施工職種に
おいて、当社社員が金メダルを獲得しました。今後も優秀な技術者の育成を図り、高い施工技術で社会に貢献してま
いります。
(シーキューブグループの概況)
通信キャリア事業におきましては、アクセス分野において工事体制の見直しなど生産性向上施策を推進するととも
に、保守業務の拡大に取り組みました。また、ネットワークの電力工事や4G無線基地局工事も好調に推移したほか、
5G関連工事が始まり、伝送路の構築工事やラグビーW杯試合会場でのプレサービス時の設備構築工事などを受注しま
した。都市インフラ事業におきましては、電線共同溝工事や太陽光電力管路工事の大型案件を受注したほか、お取引
先の機器更改に伴う工場の電源設備工事を円滑に進めました。システムソリューション事業におきましては、企業や
公共機関におけるWindows10への切り替えやPC等の機器導入のほか、消費税増税に伴うシステム改修等の案件に取り
組みました。
(西部電気工業グループの概況)
通信キャリア事業におきましては、主要顧客から高度無線環境整備のための伝送路工事や電磁誘導対策工事を受注
したほか、光回線工事や設備保守業務の拡大に取り組みました。都市インフラ事業におきましては、新築ビルの電
気・機械設備工事に取り組んだほか、大型の太陽光発電設備工事を受注しました。システムソリューション事業にお
きましては、高度道路交通システム工事や学校教育関連の通信ネットワーク整備工事などに取り組みました。
また、社員の健康増進に向けた各種取り組みを強化した結果、経済産業省と日本健康会議が共同で、社員の健康管
理を経営的な視点で考え戦略的に取り組んでいる法人を選定する「健康経営優良法人」の認定を取得したほか、旧熊
本本社跡地で建設していた複合オフィスビル「SDK熊本ビル」が竣工し昨年9月より営業を開始しました。
(日本電通グループの概況)
システムソリューション事業におきましては、自社開発のAI商品を中心とした新規ソリューションビジネスとデジ
タルマーケティング活動が連動することにより、新規顧客の開拓とグループ協業が進展し、基幹系システム開発、サ
ーバー等のリプレイス、教育系パソコンの導入等のビジネスが堅調に推移しました。都市インフラ事業におきまして
は、高速道路や国道の通信設備工事、サービスエリアのPOSシステム等の販売機器導入の大型案件を受注し、エン
ジニアリング技術を活かしたインフラ事業に取り組みました。通信キャリア事業におきましては、NCC分野の4G無線
基地局工事が順調に推移しました。
なお、「受注拡大」、「グループ協業の進展」、「人材育成」、「ITの活用」の4項目を重点施策として取り組
み、企業基盤の拡大と収益力の強化に努めました。
(2)当期の財政状態の概況
(資産、負債及び純資産の状況)
資産は、前連結会計年度末と比較して 284億2千2百万円増加し、 4,449億5百万円(前年同期比 106.8%)とな
りました。これは主に受取手形・完成工事未収入金の増加によるものであります。
負債は、前連結会計年度末と比較して 261億2千3百万円増加し、1,747億9千5百万円(前年同期比 117.6%)
となりました。これは主に社債の増加によるものであります。
純資産は、前連結会計年度末と比較して 22億9千8百万円増加し、2,701億9百万円(前年同期比 100.9%)とな
りました。これは主に利益剰余金の増加によるものであります。
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㈱協和エクシオ(1951) 2020年3月期 決算短信
(3)当期のキャッシュ・フローの概況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ 45億4千
3百万円増加し、460億1千2百万円となりました。
各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。
① 営業活動によるキャッシュ・フロー
営業活動の結果獲得した資金は 172億9千9百万円(前期は 127億7千万円の獲得)となりました。これは主に
税金等調整前当期純利益及び法人税等の支払によるものであります。
② 投資活動によるキャッシュ・フロー
投資活動の結果使用した資金は 170億8千5百万円(前期は 176億9百万円の使用)となりました。これは主に
有形固定資産の取得による支出によるものであります。
③ 財務活動によるキャッシュ・フロー
財務活動の結果獲得した資金は 42億2千7百万円(前期は 49億2千4百万円の使用)となりました。これは主
に社債の発行及び自己株式の取得による支出、配当金の支払によるものであります。
(参考)キャッシュ・フロー関連指標の推移
2016年 2017年 2018年 2019年 2020年
3月期 3月期 3月期 3月期 3月期
自己資本比率(%) 63.3 64.8 66.6 63.4 59.9
時価ベースの自己資本比率(%) 50.4 62.6 102.8 82.6 60.2
キャッシュ・フロー対有利子負債比率(年) 2.9 0.8 0.4 2.2 2.7
インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍) 90.7 234.4 738.6 259.1 101.4
(注)自己資本比率:自己資本/総資産
時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産
キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/キャッシュ・フロー
インタレスト・カバレッジ・レシオ:キャッシュ・フロー/利払い
1.各指標は、いずれも連結ベースの財務数値により算出しております。
2.株式時価総額は、期末株価終値×期末発行済株式数(自己株式控除後)により算出しております。
3.キャッシュ・フローは、連結キャッシュ・フロー計算書の営業活動によるキャッシュ・フローを使用してお
ります。有利子負債は、連結貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っている全ての負債を対象
としております。また、利払いについては、連結キャッシュ・フロー計算書の利息の支払額を使用しており
ます。
(4)今後の見通し
今後の当社を取りまく経営環境につきましては、新型コロナウイルスの流行によりサービス業や製造業などを中心
に多くの分野が影響を受け、世界中の経済活動が停滞しておりますが、通信インフラの重要性は相対的にこれまで以
上に高まるものと考えられ、日本国内においても5G商用サービスが開始されたことにより、エリア拡大のため無線基
地局の設置やバックホールの構築が進むものと想定されるほか、インターネット動画の視聴拡大や在宅勤務の増加な
どによる通信量の増大に対応するため、情報通信分野における設備投資は堅調に推移し、働き方や生活スタイルの多
様化に関連するソリューション分野もますます拡大していくものと予想されます。
このような経営環境のなか当社グループは、持続的な企業価値向上を目指し、通信キャリア事業におきましては、
引き続き西日本子会社や従来子会社と連携しグループシナジー創出による収益力強化に努め、成長事業に位置付ける
都市インフラ事業とシステムソリューション事業におきましては、営業強化を図るとともに、新技術・新領域にチャ
レンジしていくことで売上拡大と収益力向上に取り組みます。グローバル分野におきましては事業領域の拡大と合わ
せ人材育成にも注力し成長基盤の確立に取り組みます。
第67期(2021年3月期)の連結業績につきましては、受注高は5,250億円(前年同期比 94.4%)、完成工事高は
5,250億円(前年同期比 100.1%)、営業利益は320億円(前年同期比 102.9%)、経常利益は330億円(前年同期比
107.6%)、親会社株主に帰属する当期純利益は211億円(前年同期比 135.2%)を見込んでおります。
なお、上記業績予想において、新型コロナウイルスの流行による影響は、現在入手している情報のなかで、その影
響が明らかな事項のみ織り込んでおります。現時点でその影響は軽微と想定しておりますが、諸情勢の変化等により
今後業績予想を見直す必要が生じた場合は、速やかに開示いたします。
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㈱協和エクシオ(1951) 2020年3月期 決算短信
(利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当)
当社は、株主の皆様への利益還元を経営の重要課題のひとつと考え、業績動向、財務状況ならびに今後の事業展開
等を勘案しつつ、安定した配当を継続的に実施することを基本方針とし、DOE(自己資本配当率)3.5%を目途に
配当を実施しております。
なお、当期の期末配当金は、1株当たり40円を予定しており、当期の年間配当金は、中間配当金1株当たり40円と
合わせて1株当たり80円とする見込みであります。
また、次期の配当金につきましても、DOE3.5%を目途に配当を実施することとし、年間配当金は1株当たり82
円を予定しており、その内訳は、中間配当金が1株当たり41円、期末配当金が1株当たり41円であります。
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方
当社は日本基準を適用しております。
なお、国際会計基準の適用につきましては、国内外の諸情勢を考慮の上、適切に対応していく方針であります。
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㈱協和エクシオ(1951) 2020年3月期 決算短信
3.連結財務諸表及び主な注記
(1)連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2019年3月31日) (2020年3月31日)
資産の部
流動資産
現金預金 41,805 47,550
受取手形・完成工事未収入金 156,361 166,098
有価証券 895 898
未成工事支出金等 38,401 42,542
その他 4,403 7,013
貸倒引当金 △158 △94
流動資産合計 241,708 264,009
固定資産
有形固定資産
建物・構築物(純額) 31,603 34,447
機械、運搬具及び工具器具備品(純額) 8,738 11,818
土地 55,403 58,654
その他(純額) 2,209 2,757
有形固定資産合計 97,955 107,677
無形固定資産
のれん 10,259 7,640
その他 4,502 5,136
無形固定資産合計 14,762 12,777
投資その他の資産
投資有価証券 37,917 34,721
退職給付に係る資産 16,283 17,059
その他 8,341 9,096
貸倒引当金 △485 △436
投資その他の資産合計 62,056 60,440
固定資産合計 174,774 180,895
資産合計 416,483 444,905
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㈱協和エクシオ(1951) 2020年3月期 決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2019年3月31日) (2020年3月31日)
負債の部
流動負債
支払手形・工事未払金 59,265 60,037
短期借入金 13,069 6,817
未払法人税等 7,498 7,863
未成工事受入金 5,487 9,762
賞与引当金 3,744 4,559
役員賞与引当金 420 478
完成工事補償引当金 86 130
工事損失引当金 344 2,610
その他 24,489 25,872
流動負債合計 114,406 118,132
固定負債
社債 10,000 30,000
長期借入金 4,659 8,965
繰延税金負債 6,965 5,681
役員退職慰労引当金 604 750
退職給付に係る負債 9,283 8,436
その他 2,753 2,828
固定負債合計 34,265 56,662
負債合計 148,671 174,795
純資産の部
株主資本
資本金 6,888 6,888
資本剰余金 47,868 49,604
利益剰余金 204,647 211,195
自己株式 △6,534 △11,795
株主資本合計 252,870 255,893
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 4,603 4,210
為替換算調整勘定 △65 193
退職給付に係る調整累計額 6,488 6,156
その他の包括利益累計額合計 11,026 10,559
新株予約権 355 318
非支配株主持分 3,559 3,337
純資産合計 267,811 270,109
負債純資産合計 416,483 444,905
- 7 -
㈱協和エクシオ(1951) 2020年3月期 決算短信
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書
(連結損益計算書)
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
完成工事高 423,727 524,574
完成工事原価 365,389 456,247
完成工事総利益 58,337 68,327
販売費及び一般管理費 26,620 37,226
営業利益 31,716 31,100
営業外収益
受取利息 16 36
受取配当金 537 749
受取地代家賃 295 415
その他 1,618 875
営業外収益合計 2,468 2,076
営業外費用
支払利息 48 208
減損損失 135 411
投資有価証券評価損 106 425
為替差損 - 522
その他 463 938
営業外費用合計 753 2,507
経常利益 33,431 30,669
特別利益
投資有価証券売却益 - 658
負ののれん発生益 18,313 -
特別利益合計 18,313 658
特別損失
のれん償却額 126 -
のれん減損損失 - 4,473
特別損失合計 126 4,473
税金等調整前当期純利益 51,617 26,854
法人税、住民税及び事業税 11,943 11,438
法人税等調整額 △658 △240
法人税等合計 11,284 11,198
当期純利益 40,333 15,656
非支配株主に帰属する当期純利益 113 53
親会社株主に帰属する当期純利益 40,219 15,603
- 8 -
㈱協和エクシオ(1951) 2020年3月期 決算短信
(連結包括利益計算書)
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
当期純利益 40,333 15,656
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △625 △394
為替換算調整勘定 △92 265
退職給付に係る調整額 △2,193 △332
その他の包括利益合計 △2,911 △461
包括利益 37,421 15,195
(内訳)
親会社株主に係る包括利益 37,354 15,137
非支配株主に係る包括利益 67 58
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㈱協和エクシオ(1951) 2020年3月期 決算短信
(3)連結株主資本等変動計算書
前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
(単位:百万円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 6,888 8,098 169,883 △23,187 161,682
当期変動額
剰余金の配当 △5,433 △5,433
親会社株主に帰属する当期
純利益
40,219 40,219
自己株式の取得 △3,015 △3,015
自己株式の処分 123 277 400
信託による自社の株式譲受 -
信託による自社の株式譲渡 685 685
株式交換による変動額 39,639 19,862 59,502
連結子会社の増加による自
己株式の増加
△1,157 △1,157
連結範囲の変動 △21 △21
連結子会社株式の追加取得
による持分の増減
7 7
連結子会社株式の売却によ
る持分の増減
-
連結子会社と非連結子会社
の合併による増減
-
株主資本以外の項目の当期
変動額(純額)
-
当期変動額合計 - 39,770 34,764 16,653 91,187
当期末残高 6,888 47,868 204,647 △6,534 252,870
その他の包括利益累計額
その他の包括 新株予約権 非支配株主持分 純資産合計
その他有価証 為替換算調整 退職給付に係
券評価差額金 勘定 る調整累計額
利益累計額合
計
当期首残高 5,198 11 8,681 13,891 285 242 176,101
当期変動額
剰余金の配当 △5,433
親会社株主に帰属する当期
純利益
40,219
自己株式の取得 △3,015
自己株式の処分 400
信託による自社の株式譲受 -
信託による自社の株式譲渡 685
株式交換による変動額 59,502
連結子会社の増加による自
己株式の増加
△1,157
連結範囲の変動 △21
連結子会社株式の追加取得
による持分の増減
7
連結子会社株式の売却によ
る持分の増減
-
連結子会社と非連結子会社
の合併による増減
-
株主資本以外の項目の当期
△594 △76 △2,193 △2,865 70 3,317 522
変動額(純額)
当期変動額合計 △594 △76 △2,193 △2,865 70 3,317 91,710
当期末残高 4,603 △65 6,488 11,026 355 3,559 267,811
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㈱協和エクシオ(1951) 2020年3月期 決算短信
当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
(単位:百万円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 6,888 47,868 204,647 △6,534 252,870
当期変動額
剰余金の配当 △8,764 △8,764
親会社株主に帰属する当期
純利益
15,603 15,603
自己株式の取得 △5,009 △5,009
自己株式の処分 1,563 2,167 3,731
信託による自社の株式譲受 △3,079 △3,079
信託による自社の株式譲渡 659 659
株式交換による変動額 -
連結子会社の増加による自
己株式の増加
-
連結範囲の変動 11 11
連結子会社株式の追加取得
による持分の増減
△2 △2
連結子会社株式の売却によ
る持分の増減
174 174
連結子会社と非連結子会社
の合併による増減
△302 △302
株主資本以外の項目の当期
変動額(純額)
-
当期変動額合計 - 1,735 6,547 △5,261 3,022
当期末残高 6,888 49,604 211,195 △11,795 255,893
その他の包括利益累計額
その他の包括 新株予約権 非支配株主持分 純資産合計
その他有価証 為替換算調整 退職給付に係
券評価差額金 勘定 る調整累計額
利益累計額合
計
当期首残高 4,603 △65 6,488 11,026 355 3,559 267,811
当期変動額
剰余金の配当 △8,764
親会社株主に帰属する当期
純利益
15,603
自己株式の取得 △5,009
自己株式の処分 3,731
信託による自社の株式譲受 △3,079
信託による自社の株式譲渡 659
株式交換による変動額 -
連結子会社の増加による自
己株式の増加
-
連結範囲の変動 11
連結子会社株式の追加取得
による持分の増減
△2
連結子会社株式の売却によ
る持分の増減
174
連結子会社と非連結子会社
の合併による増減
△302
株主資本以外の項目の当期
△392 258 △331 △466 △36 △221 △724
変動額(純額)
当期変動額合計 △392 258 △331 △466 △36 △221 2,298
当期末残高 4,210 193 6,156 10,559 318 3,337 270,109
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㈱協和エクシオ(1951) 2020年3月期 決算短信
(4)連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純利益 51,617 26,854
減価償却費 4,725 6,473
減損損失 135 411
のれん減損損失 - 4,473
のれん償却額 1,201 1,987
負ののれん発生益 △18,313 △65
貸倒引当金の増減額(△は減少) 50 △117
賞与引当金の増減額(△は減少) 419 715
完成工事補償引当金の増減額(△は減少) 28 44
工事損失引当金の増減額(△は減少) △106 2,266
退職給付に係る資産・負債の増減額 △1,231 △2,233
受取利息及び受取配当金 △554 △785
支払利息 48 208
固定資産売却損益(△は益) △588 △19
投資有価証券売却損益(△は益) △67 △480
売上債権の増減額(△は増加) △28,202 △8,581
未成工事支出金等の増減額(△は増加) 701 △3,517
その他の資産の増減額(△は増加) △1,009 △2,916
仕入債務の増減額(△は減少) 9,240 408
未成工事受入金の増減額(△は減少) 198 4,099
その他の負債の増減額(△は減少) 4,528 △1,474
その他 364 436
小計 23,187 28,188
利息及び配当金の受取額 552 786
利息の支払額 △49 △170
法人税等の支払額 △10,920 △11,505
営業活動によるキャッシュ・フロー 12,770 17,299
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出 △2,757 △12,693
有形固定資産の売却による収入 698 810
無形固定資産の取得による支出 △1,079 △1,827
投資有価証券の取得による支出 △484 △1,587
投資有価証券の売却による収入 233 4,038
連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による
△16,961 △5,083
支出
連結の範囲の変更を伴う子会社株式の売却による
- △128
支出
貸付けによる支出 △358 △125
貸付金の回収による収入 3,098 45
定期預金等の増減額(△は増加) 20 △184
その他 △20 △350
投資活動によるキャッシュ・フロー △17,609 △17,085
- 12 -
㈱協和エクシオ(1951) 2020年3月期 決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少) 4,130 △6,821
社債の発行による収入 - 19,904
長期借入金の返済による支出 △2,474 △2,609
長期借入れによる収入 1,260 7,474
自己株式の取得による支出 △3,015 △5,009
自己株式の売却による収入 339 3,620
信託による自社の株式譲受 - △3,079
信託による自社の株式譲渡 685 659
配当金の支払額 △5,425 △8,749
非支配株主への配当金の支払額 - △36
連結の範囲の変更を伴わない子会社株式の取得に
△96 △655
よる支出
連結の範囲の変更を伴わない子会社株式の売却に
- 287
よる収入
その他 △329 △758
財務活動によるキャッシュ・フロー △4,924 4,227
現金及び現金同等物に係る換算差額 △113 △18
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △9,877 4,422
現金及び現金同等物の期首残高 30,343 41,469
連結の範囲の変更に伴う現金及び現金同等物の増減
55 5
額(△は減少)
連結子会社と非連結子会社の合併に伴う現金及び現
- 114
金同等物の増加額
株式交換に伴う現金及び現金同等物の増加額 20,948 -
現金及び現金同等物の期末残高 41,469 46,012
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㈱協和エクシオ(1951) 2020年3月期 決算短信
(5)連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(表示方法の変更)
(連結損益計算書)
前連結会計年度において、区分掲記していた「営業外収益」の「固定資産売却益」及び「段階取得に係る差
益」は金額的重要性が乏しくなったため、当連結会計年度より「営業外収益」の「その他」に含めて表示して
おります。この表示方法の変更を反映させるため、前連結会計年度の連結財務諸表の組替えを行っておりま
す。
この結果、前連結会計年度の連結損益計算書において、「営業外収益」の「固定資産売却益」に表示してい
た592百万円及び「段階取得に係る差益」に表示していた346百万円は、「その他」として組み替えておりま
す。
前連結会計年度において、区分掲記していた「営業外費用」の「固定資産売却損」及び「固定資産除却損」
は金額的重要性が乏しくなったため、当連結会計年度より「営業外費用」の「その他」に含めて表示しており
ます。この表示方法の変更を反映させるため、前連結会計年度の連結財務諸表の組替えを行っております。
この結果、前連結会計年度の連結損益計算書において、「営業外費用」の「固定資産売却損」に表示してい
た4百万円及び「固定資産除却損」に表示していた118百万円は、「その他」として組み替えております。
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
1.報告セグメントの概要
(1)報告セグメントの決定方法
当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、経営資源の配
分の決定及び業績を評価するために定期的に検討を行う対象となっているものです。
当社は、企業グループ別のセグメントから構成されており、「協和エクシオグループ」「シーキューブ
グループ」「西部電気工業グループ」「日本電通グループ」の4つを報告セグメントとしております。
(2)各報告セグメントに属する製品及びサービスの種類
各セグメントにおける企業グループは、それぞれの施工エリアを中心に、通信キャリア向け設備及び都
市インフラの構築、ネットワークインテグレーション、システムインテグレーションを主な事業として行
っております。
2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、連結財務諸表作成において採用している会計処理
の方法と概ね同一であります。
- 14 -
㈱協和エクシオ(1951) 2020年3月期 決算短信
3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、その他の項目の金額に関する情報
前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント
連結財務諸表
協和エクシオ
調整額
計上額
シーキューブ 西部電気工業 日本電通 (注)1
グループ 計 (注)2
グループ グループ グループ
(注)3
完成工事高
外部顧客への完成工事高 337,434 34,730 33,040 18,521 423,727 - 423,727
セグメント間の内部完成
725 495 94 20 1,336 △1,336 -
工事高又は振替高
計 338,160 35,225 33,135 18,542 425,064 △1,336 423,727
セグメント利益 27,431 2,628 1,234 522 31,816 △99 31,716
セグメント資産 216,247 36,137 39,497 14,198 306,081 110,401 416,483
その他の項目
減価償却費 3,456 562 637 69 4,725 - 4,725
有形固定資産及び無形固
11,307 579 983 74 12,945 1,731 14,676
定資産の増加額
(注)1.調整額は以下のとおりです。
(1)セグメント利益の調整額△99百万円は、主にセグメント間取引消去であります。
(2)セグメント資産の調整額110,401百万円は、主に各報告セグメントに配分していない全社資産
109,002百万円であります。
(3)有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額1,731百万円は各報告セグメントに配分していない
全社資産1,731百万円であります。
2.セグメント利益は連結財務諸表の営業利益と、セグメント資産は連結財務諸表の資産合計と調整を行っ
ております。
3.報告セグメントにおける協和エクシオグループには、シーキューブグループ、西部電気工業グループ、
日本電通グループを含んでおりません。
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㈱協和エクシオ(1951) 2020年3月期 決算短信
当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント
連結財務諸表
協和エクシオ
調整額
計上額
シーキューブ 西部電気工業 日本電通 (注)1
グループ 計 (注)2
グループ グループ グループ
(注)3
完成工事高
外部顧客への完成工事高 357,308 72,527 56,572 38,166 524,574 - 524,574
セグメント間の内部完成
2,861 1,075 300 116 4,353 △4,353 -
工事高又は振替高
計 360,169 73,602 56,873 38,283 528,928 △4,353 524,574
セグメント利益 23,275 4,645 2,100 1,334 31,355 △255 31,100
セグメント資産 231,919 35,872 46,242 14,565 328,600 116,305 444,905
その他の項目
減価償却費 4,032 1,148 1,165 126 6,473 - 6,473
有形固定資産及び無形固
14,823 1,509 3,771 157 20,262 - 20,262
定資産の増加額
(注)1.調整額は以下のとおりです。
(1)セグメント利益の調整額△255百万円は、主にセグメント間取引消去であります。
(2)セグメント資産の調整額116,305百万円は、主に各報告セグメントに配分していない全社資産
115,809百万円であります。
2.セグメント利益は連結財務諸表の営業利益と、セグメント資産は連結財務諸表の資産合計と調整を行っ
ております。
3.報告セグメントにおける協和エクシオグループには、シーキューブグループ、西部電気工業グループ、
日本電通グループを含んでおりません。
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㈱協和エクシオ(1951) 2020年3月期 決算短信
(1株当たり情報)
(単位:円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
1株当たり純資産額 2,343.43 2,395.16
1株当たり当期純利益 390.25 139.75
潜在株式調整後1株当たり当期純利益 388.92 139.48
(注)1株当たり当期純利益及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益の算定上の基礎は、以下のとおりであり
ます。
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
1株当たり当期純利益
親会社株主に帰属する当期純利益
40,219 15,603
(百万円)
普通株主に帰属しない金額(百万円) - -
普通株式に係る親会社株主に帰属する当
40,219 15,603
期純利益(百万円)
期中平均株式数(千株) 103,061 111,652
潜在株式調整後1株当たり当期純利益
親会社株主に帰属する当期純利益調整額
- -
(百万円)
普通株式増加数(千株) 350 218
(うち新株予約権(千株)) (350) (218)
希薄化効果を有しないため、潜在株式調整
後1株当たり当期純利益の算定に含めなか 2018年6月22日定時株主総会決議
第10回新株予約権(184千株)
った潜在株式の概要
「1株当たり純資産額」の算定上、資産管理サービス信託銀行株式会社(信託E口)が保有する当社株式
を、期末発行済株式総数から控除する自己株式に含めております(当連結会計年度942千株)。
また、「1株当たり当期純利益」及び「潜在株式調整後1株当たり当期純利益」の算定上、資産管理サービ
ス信託銀行株式会社(信託E口)が保有する当社株式を、期中平均株式数の計算において控除する自己株式に
含めております(前連結会計年度308千株、当連結会計年度660千株)。
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