1951 エクシオグループ 2019-08-09 15:40:00
「株式給付信託(従業員持株会処分型)」の再導入に関するお知らせ [pdf]

                                                   2019 年8月9日
各     位


                          会 社 名   株式会社協和エクシオ
                          代表者名    代表取締役社長           舩橋       哲也
                                  (コード番号 1951 東証第1部)
                          問合せ先    取締役常務執行役員財務部長         樋口   秀男
                                  (TEL. 03-5778-1105)




          「株式給付信託(従業員持株会処分型)」の再導入に関するお知らせ



    当社は、本日開催の取締役会において、従業員の福利厚生の増進及び当社の企業価値向上に係るインセ
ンティブの付与を目的として、
             「株式給付信託(従業員持株会処分型)(以下、
                               」  「本制度」といいます。)の
再導入を決議いたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。
    なお、本制度の導入に伴い、当社が現在保有する自己株式の一部を、資産管理サービス信託銀行株式会
社に設定される信託E口(以下、「信託E口」といいます。)に対し、第三者割当により一括して処分する
ことを同時に決議いたしました。詳細につきましては、本日付「第三者割当による自己株式の処分に関す
るお知らせ」をご参照ください。



                             記


1.本制度導入の目的
     本制度は、従業員持株会に対して当社株式を安定的に供給すること及び信託財産の管理により得た収
    益を従業員へ分配することを通じて、従業員の福利厚生の充実を図り、従業員の株価への意識や労働意
    欲を向上させるなど、当社の企業価値の向上を図ることを目的としています。
     当社は、2015 年6月より本制度を導入しておりましたが、2019 年3月に終了しており、本制度導入に
    よる実績・効果等を総合的に勘案した結果、再導入することを決議いたしました。


2.本制度の概要
     本制度は、「協和エクシオ従業員持株会」、当社の関係会社が実施する「西部電気従業員持株会」及び
    「シーキューブグループ従業員持株会」(以下、併せて「持株会」といいます。)に加入するすべての従
    業員を対象に、当社株式の株価上昇メリットを還元するインセンティブ・プランです。
     本制度の導入にあたり、当社は、当社を委託者、みずほ信託銀行株式会社を受託者とする「株式給付
    信託(従業員持株会処分型)契約書」(以下、「本信託契約」といいます。)を締結します。(本信託契約
    に基づいて設定される信託を「本信託」といいます。
                           )また、みずほ信託銀行株式会社は資産管理サービ
    ス信託銀行株式会社との間で、資産管理サービス信託銀行株式会社を再信託受託者として有価証券等の
    信託財産の管理を再信託する契約を締結します。
     資産管理サービス信託銀行株式会社は、信託E口において、今後約2年半の期間にわたり持株会が購
    入することが見込まれる数に相当する当社株式を予め一括して取得し、以後、持株会の株式購入に際し
    て当社株式を売却していきます。信託E口による持株会への当社株式の売却を通じて、信託終了時まで
    に、本信託の信託財産内に株式売却益相当額が累積した場合には、かかる金銭を残余財産として、受益
    者適格要件を充足する持株会加入者(従業員)に分配します。



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  他方、当社は、信託銀行が当社株式を取得するための借入に際し保証をするため、当社株価の下落等
 により、信託終了時において、株式売却損相当額の借入残債がある場合には、保証契約に基づき当社が
 当該残債を弁済することとなります。



3.本制度の仕組み



                    ⑥返済
       金融機関                           【受託者】みずほ信託銀行
                    ②借入金
                                       借入金
            ②債務保証
                                              ③再信託
                    ①信託の設定

                    ③自己株式               【信託E口】
      【委託者】                          資産管理サービス信託銀行
                    ③金銭
       当社
                                           当社株式
                    ⑦議決権行使


                           ⑦議決権行使指図
                                             ⑤当社株式 ⑤金銭
                                   信託管理人
                    ④金銭
      【受益者】                                持株会
      持株会加入者        ⑧金銭(信託終了時)


  ①   当社は、信託E口に金銭を拠出し、他益信託を設定します。
  ②   受託者(みずほ信託銀行)は、金融機関から株式取得代金の借入を行います。(当社は、金融機
      関に対して債務保証を行います。)
  ③   受託者(みずほ信託銀行)は、借入れた資金を信託E口に再信託し、信託E口は当該資金で当社
      株式を取得します。信託E口が株式を取得するにあたり、当社は、信託期間内に持株会が取得す
      ると見込まれる相当数の自己株式の割当を一括して行います。
  ④   持株会加入者は、奨励金と併せて持株会に金銭を拠出します。
  ⑤   持株会は、毎月従業員から拠出された買付代金をもって、信託E口から時価で当社株式を購入し
      ます。
  ⑥   受託者(みずほ信託銀行)は、信託E口の持株会への株式売却代金をもって借入金の元本を返済
      し、信託E口が当社から受領する配当金等をもって借入金の利息を返済します。
  ⑦   信託期間を通じ、本信託は、信託管理人の議決権行使指図に従い、信託E口が有する当社株式に
      つき、議決権を行使します。
  ⑧   本信託は信託期間の終了や信託財産の払底等を理由に終了します。信託終了時には信託の残余株
      式を処分し、借入金を完済した後、なお剰余金が存在する場合、持株会加入者に分配します。
      (信託終了時に、受託者(みずほ信託銀行)が信託財産をもって借入金を返済出来なくなった場
      合、当社が債務保証履行することにより、借入金を返済します。)




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4.本信託の概要
 (1)信託の目的       持株会に対する当社株式の安定的な供給及び信託財産の管理・処分により得た収
                益の受益者への給付
 (2)委   託   者   当社
 (3)受   託   者   みずほ信託銀行株式会社
                みずほ信託銀行株式会社は資産管理サービス信託銀行株式会社と包括信託契約を
                締結し、資産管理サービス信託銀行株式会社は再信託受託者となります。
 (4)受   益   者   受益者適格要件を充足する持株会会員
 (5)信 託 設 定 日   2019 年8月 30 日(予定)
 (6)信 託 の 期 間   2019 年8月 30 日(予定)から 2022 年3月 10 日まで(予定)




                                                          以   上




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