1951 エクシオグループ 2021-11-10 16:00:00
株式会社アイティ・イットの簡易株式交換による完全子会社化のお知らせ [pdf]
2021 年 11 月 10 日
各 位
会 社 名 エクシオグループ株式会社
代表者名 代表取締役社長 舩橋 哲也
(コード番号 1951 東証第1部)
問合せ先 取締役常務執行役員経営企画部長 三野 耕一
(TEL. 03-5778-1070)
株式会社アイティ・イットの簡易株式交換による完全子会社化のお知らせ
当社は、本日開催の取締役会において、当社を株式交換完全親会社、株式会社アイティ・イット(以下、
「アイティ・イット」といいます。)を株式交換完全子会社とする株式交換(以下、「本株式交換」といい
ます。)を行うことを決議し、本日、株式交換契約(以下、「本株式交換契約」といいます。)を締結いた
しましたので、下記のとおりお知らせいたします。
なお、当社は、会社法第796条第2項の規定に基づき、株主総会の承認を必要としない簡易株式交換の手
続により、本株式交換を行う予定であります。
また、アイティ・イットの直前事業年度の末日における総資産の額が当社の直前事業年度の末日における
純資産額の10%未満、かつ、アイティ・イットの直前事業年度の売上高が当社の直前事業年度の売上高の
3%未満であるため、開示事項・内容を一部省略しております。
記
1. 本株式交換の目的
当社グループは、2020 年度決算発表に際し、
「2030 ビジョン」
「中期経営計画」を発表いたしました。当
社グループは社会課題の解決を普遍的使命と考えており、イノベーションにより多様なエンジニアリングを
つなぎ、融合し、価値創造による持続的成長に挑戦し続け、日本はもとよりグローバル社会から必要とされ
る企業グループであり続けることを目指しています。長期ビジョンの実現に向けた各事業分野の成長戦略の
実行のために、今回、システムソリューション事業の市場におけるプレゼンス、規模・範囲の経済による競
争力向上及び事業規模の拡大を企図し、本株式交換の合意に至りました。
アイティ・イットは、ICT 保守運用・ヘルプデスク業務を中心に安定した事業基盤を有しております。ま
た、同社は独自の採用・育成のシステムを築いており、事業拡大と ICT 人材の需給逼迫による成長鈍化懸念
に対する当社グループの人材供給力を強化します。
以上のことから、ICT 保守運用・ヘルプデスク業務について強みがある同社と、グループ内の事業・人材
リソースの融合を図ることで、中期経営期計画に掲げる「リカーリングビジネスの拡充」を推進し、当社グ
ループの企業価値向上を目指すものであります。
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2.本株式交換の要旨
(1)本株式交換の日程
本株式交換契約締結の取締役会決議日(両社) 2021 年 11 月 10 日(水)
本 株 式 交 換 契 約 締 結 日 ( 両 社 ) 2021 年 11 月 10 日(水)
本 株 式 交 換 の 効 力 発 生 日 2021 年 12 月 24 日(金)
(予定)
(2)本株式交換の方式
本株式交換は、当社を株式交換完全親会社、アイティ・イットを株式交換完全子会社とする株式交換
となります。
なお、本株式交換は会社法第796条第2項の規定に基づく簡易株式交換の手続により株主総会の承認
を得ずに行う予定であります。
(3)本株式交換に係る割当ての内容
エクシオグループ株式会社 株式会社アイティ・イット
(株式交換完全親会社) (株式交換完全子会社)
本 株式 交換 に係 る
1 32
割 当 比 率
本株式交換により交付す
当社普通株式:267,200 株(予定)
る 株 式 数 ( 注 )
(注)交付する当社普通株式は、当社が保有する自己株式を割当てる予定です。
(4)本株式交換に伴う新株予約権及び新株予約権付社債に関する取扱い
アイティ・イットにおいては、新株予約権及び新株予約権付社債を発行しておりません。
3.本株式交換に係る割当ての内容の根拠等
(1)割当ての内容の根拠及び理由
上記2.(3)「本株式交換に係る割当ての内容」に記載の割当比率の検討にあたり公平性・妥当性
を確保するため、独立した第三者算定機関に株式交換比率の算定を依頼いたしました。第三者算定機関
から提出を受けた株式交換比率の算定結果及びアイティ・イットの財務状況や将来の見通し等を踏ま
え、慎重に交渉・協議を重ねた結果、上記2.(3)「本株式交換に係る割当ての内容」に記載の割当
比率が妥当であるとの判断に至り、合意いたしました。
なお、株式交換比率は、その前提となる諸条件について重大な変更が生じた場合、当社とアイティ・
イットとの間での協議により変更されることがあります。
(2)算定に関する事項
第三者算定機関は、当社については、東京証券取引所に上場しており、市場株価が存在することか
ら、市場株価法(2021年11月9日を算定基準日とし、算定基準日の終値、並びに算定基準日以前の
1ヶ月間、3ヶ月間及び6ヶ月間の各期間の終値の単純平均値に基づき算定)を用いて算定しており
ます。
アイティ・イットについては、同社が非上場会社であることから、将来の事業活動の成果を企業価
値評価に反映させるためDCF法を採用いたしました。なお、DCF法において使用したアイティ・イット
の事業計画については大幅な増減益を見込んでおりません。
当社普通株式の1株当たり株式価値を1とした場合の株式交換比率の算定結果・評価レンジは以下
の通りです。
採用手法 株式交換比率の算定結果
DCF法 31.28~36.42
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4.本株式交換の当事会社の概要(2021 年 3 月 31 日現在)
当社 アイティ・イット
(株式交換完全親会社) (株式交換完全子会社)
(1) 名 称 エクシオグループ株式会社 株式会社アイティ・イット
東京都千代田区神田駿河台四丁目2番
(2) 所 在 地 東京都渋谷区渋谷三丁目 29 番 20 号
5号 トライエッジ御茶ノ水
(3) 代表者の役職・氏名 代表取締役社長 舩橋 哲也 代表取締役社長 岡本 莞司
エンジニアリングソリューション(通信 ICT サポートエンジニアリング、ネット
キャリア・都市インフラ)、システムソ ワークサポート、コンタクトサービス
(4) 事 業 内 容
リューション (インバウンド型コールセンター) 、
フィールドサービス
(5) 資 本 金 6,888 百万円 100 百万円
(6) 設 立 年 月 日 昭和 29 年5月 17 日 昭和 61 年8月1日
(7) 発 行 済 株 式 数 117,812,419 株 8,350 株
(8) 決 算 期 3月 31 日 3月 31 日
株式会社日本カストディ銀 11.68% 有限会社日本グレートネイ 32.14%
行(信託口) チャー
日本マスタートラスト信託 9.56% 岡本 莞司 26.50%
銀行株式会社(信託口)
大株主及び エクシオグループ従業員持 3.79%
(9)
持株比率(注) 株会
住友生命保険相互会社 2.06%
住友不動産株式会社 1.87%
(10) 直前事業年度の経営成績及び財政状態
決 算 期 2021 年3月期(連結) 2021 年3月期(個別)
純 資 産 288,884 百万円 745 百万円
総 資 産 491,574 百万円 1,441 百万円
1 株当たり純資産 2,576.78 円 89,315.35 円
売 上 高 573,339 百万円 2,742 百万円
営 業 利 益 36,623 百万円 122 百万円
経 常 利 益 38,186 百万円 120 百万円
親会社株主に帰属する
24,192 百万円 93 百万円
当 期 純 利 益
1株当たり当期純利益 217.33 円 11,228.80 円
(注) 持株比率は発行済株式総数から自己株式の数を控除して計算しております。
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5.本株式交換後の状況
本株式交換による株式交換完全親会社の名称、所在地、代表者の役職・氏名、事業内容、資本金、決算
期に変更はありません。
6.今後の見通し
本株式交換により、アイティ・イットは当社の連結子会社となる予定です。当社の連結業績に与える影
響等につきましては、軽微と見込んでおります。今後、業績予想の修正等、公表すべき事項が生じた場合
には速やかに開示いたします。
(参考)当期連結業績予想及び前期連結実績
(単位:百万円)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益
当期連結業績予想
560,000 37,000 37,800 24,100
(2022 年3月期)
前期実績
573,339 36,623 38,186 24,192
(2021 年3月期)
以 上
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