1938 日リーテック 2019-05-10 16:00:00
中期経営計画の策定に関するお知らせ [pdf]
2019 年5月 10 日
各 位
会 社 名 日本リーテック株式会社
代表者名 代表取締役社長 田邊 昭治
(コード番号 1938 東証第二部)
問合せ先 常務取締役経営企画部長
大森 郁雄
(TEL.03-6880-2710)
中期経営計画の策定に関するお知らせ
当社は今般、2019 年度を初年度とする3か年の中期経営計画「Challenging RIETEC 2021」を策定
いたしましたので、その概要について下記のとおりお知らせいたします。
記
私たち日本リーテックグループは、グループ全員の日々の努力とお客様や社会に支えられ、会社発
足から 10 年順調な経営を続け、前中期経営計画「Next Stage 2018」で掲げた施策が概ね達成でき、
新たな Stage に立つことができました。
私たちは、工事を通して鉄道電気設備、道路設備や屋内外電気設備、送電線設備など社会インフラ
を支えることで社会に貢献していますが、本格的人口減少時代の到来、自動車の自動運転など IT 化・
技術革新が急激に加速する中で、これからの 10 年そしてその先も、工事を通じて社会インフラを支え
るという当社グループの使命を果たしていかなければなりません。そのため、当社グループは社会の
変化に常に真正面から立ち向かい、失敗を恐れず自己変革に挑み続けます。
まず経営の根幹である「安全」は、安全品質 No1 企業を目指し、当社の安全ポリシー『NR 安全の樹』
を企業文化として、そのこころをグループ一人ひとりがアイデンティティとなるまでに高めること、
そして、安全を支える活力ある職場作りを通じ、私たちの仕事が社会を支えているという高い志「NR
品質・NR プライド」を持つ人材の育成に取り組み、お客様から更なる信頼をいただけるよう努めます。
次に、当社グループは、企業の持続的成長と長期的な企業価値向上に資するため ESG(環境・社会・
ガバナンス)経営、特にガバナンスの強化、 『NR ガバナンス』に取り組みます。また、企業活動を通
じ CO2 削減など環境問題への取り組みや地域社会への貢献に努めます。
更に、グループ会社、協力会社強化など施工体制の強化や、ロボットおよび AI 技術活用による省力
化、社会インフラ部門の東京地区事務所統合に伴う組織改革など社内の効率化に取り組み、収益力向
上をめざします。
我々の企業力の源泉は、社員一人ひとりの技術力の集積です。継続的に成長していくためには、社
員一人ひとりが成長し続けていかなければなりません。人を育て、人を大切にする『人間企業 NR』と
して、引き続き「働き方改革」を進めるとともに、新研修センター(ゆめみ野学園)を中心とした教
育・研修体制の充実を図り、規律ある優秀な技術者の育成に努めます。
優秀な人材を確保するため、採用の強化、ダイバーシティへの取り組み、社員の待遇改善など、新
しいステージに立った日本リーテックグループの社員であることに誇りを持てる仕組みを構築して、
これからの 10 年、そしてその先を見据えた人材育成に取り組みます。
中期経営計画“Challenging RIETEC 2021”
【経営理念】
当社は、鉄道専門技術の特性を活かした総合電気工事会社として、安全を第一に、品質の向上と技
術の研鑽に努め、変革に挑み続けます。
そして、卓越した技術と誠実な施工により、お客様から信頼され、お客様とともに成長し、広く社
会基盤の構築に貢献致します。
【経営戦略】
I. 組織を上げて安全を追求し続ける ”NR 安全の樹”
1. 安全マネジメントの組織的強化
本店・支店の管理者層が組織を上げて安全を先取りする仕組みの構築を牽引する
2. 施工計画・作業計画の安全品質向上
施工の全体計画段階や作業の個別計画段階など、あらゆる場面での施工上のリスクの抽出と
低減・解消に向けて、現場代理人・主任技術者等・工事指揮者が中心となり組織全体で取り
組む
3. NR 品質・NR プライド(卓越した技術力による誠実な工事施工)
技術力・社会人としての常識を兼ね備えた真のプロ(施工管理のプロ=工事指揮者、施工の
プロ=作業責任者・作業員)として高い技術力と提案力をもった技術者を育成していく
4. 変革に対応できる活力ある強い職場風土の醸成
安全の基盤となるのは活性化された職場風土である。コミュニケーションが取れ、信頼し、
相談し合える人間関係の良い職場作りを進める
5. 安全探究心を育む機会の創出
社員 1 人ひとりが安全意識の向上に取組むとともに、安全な状態は自らが作り出すしかない
という経験が体感できる教育訓練設備を構築し、自らが安全構築の主役となる意識を身につ
ける
II. 社会に必要とされ 持続的成長企業を目指す ”NR ガバナンス”
1. 組織・体制
グループ経営の重要性がますます高まってきているとともに、企業に求められるガバナンス
もより高度化してきている。それに応えられる組織や体制の整備を進めていく
2. グループ戦略
グループ各社が各々の役割を担い、一体となって成長していくため、選択と集中を基本にリ
ーテックグループの価値最大化に取り組んでいく
3. IT・システム
将来を見据え、基幹システムの更新に取り組む。
「働き方改革」推進に向け生産性や業務効率
の向上を図るとともに、ガバナンス強化に資するものとし、あらゆる場面への ICT の導入が
可能なシステム基盤を構築する
4. 社会貢献
工事を通じ社会インフラを支えるという当社グループの使命を果たしていくためには地域社
会からの理解が不可欠である。当社グループは、企業市民として地域社会との協働に取り組
んでいく
ゆめみ野学園を活用した交通安全教室、職業体験教室などの開催、各地の地域貢献活動等へ
参加するなど、社会貢献活動に積極的に取り組む
5. 地球環境問題への積極的取組み
当社グループの事業活動も様々な形で環境に負荷を与えている。地球規模で環境保全活動が
広がっている中、当社グループも持続可能な環境を次世代に引き継ぐための企業活動に取り
組んでいく
III. 日本の社会インフラを支える人材育成 ”人間企業 NR”
1. 働き方改革
関連法令の遵守、社員の意識改革、仕事の効率化を通じて、労働時間の削減と休日取得の促
進を実現し、建設業における働き方改革先進企業を目指す
2. 仕事の誇り、働きがい
社員一人ひとりが仕事のやりがいを実感し、将来に希望を持ち、公私ともに充実した、活力
ある職場を実現する
3. 採用力強化
企業としての永続的成長のため、優秀な人材の確保・育成の取り組みを強化し、既成概念に
捉われない採用戦略を展開する
4. 人材育成
ゆめみ野学園の研修設備を活用し、社員の技術力と人間力に磨きをかけ、課題解決に向けて
主体的にチャレンジする、志の高い人間集団を作り上げる
IV. グループの持続的成長
当社グループは、この中期経営計画を通して、国家プロジェクトをはじめとした、各種社会イ
ンフラ基盤整備事業への参画を目指し、社会に必要とされる企業グループとして持続的に成長し
てまいります。
そのためには、当社グループは安全とガバナンスを重視した「NR 品質・NR プライド」の精神の
もと、グループ各社の水平分業化と更なる全体最適化のための組織改編を図り、各本部とグルー
プ全体のシナジー効果を発揮することで企業価値最大化を目指します。
具体的には、下記の社会インフラ基盤整備事業に参画できるよう注力してまいります。あわせ
て、新たな事業領域への挑戦や当社の強みが発揮できる既存分野の深掘り等にも積極的に取り組
んでまいります。
・ 鉄道電気設備工事では、最大顧客である JR 東日本様の安全・安定輸送のレベルアップに対す
る各種対策工事、整備新幹線工事、羽田空港アクセス線工事等
・ 道路設備工事では、首都高速道をはじめ地方の高速道路の老朽化に伴う工事、各種信号機の
LED 化工事等
・ 屋内外電気設備工事では、高輪ゲートウェイ駅周辺再開発事業、再生可能エネルギー関連の
EPC 事業等
・ 送電線工事では、現在施工中の飛騨信濃直流幹線工事に引続き取り組んでいくとともに、地
域間の電力の安定供給を確保する東京中部間連系線や東北東京間連系線工事等
また、設備投資については、中期経営計画3か年における各施策を推進し当社グループの成長
を実現するため、作業用車両の更新・増備をはじめとして、基幹システムの更新や人材確保のた
めの施策に対し、最大 100 億円規模の投資を想定しております。
【経営数値目標(連結)】
(単位:億円)
2021 年度(第 13 期)
売上高 605
営業利益 50
◼ 当社は、株主の皆様への利益還元を経営の重要課題と位置付けており、 経営体質の
強化ならびに将来の事業展開に備えるための内部留保を確保しつつ、 配当性向にも
配慮しながら安定的な配当を継続していくことを基本方針といたしております。
こうした方針のもと、経営基盤と収益力の伸長に努め、 将来的に個別配当性向 30%
を目指してまいります。
以 上