1934 ユアテック 2021-04-27 15:00:00
支配株主等に関する事項について [pdf]
2021 年４月 27 日
各 位
会 社 名 株式会社ユアテック
代表者名 取締役社長 社長執行役員 佐 竹 勤
（コード：1934、東証第１部）
問合せ先 常務執行役員総務部長 加川 浩之
（TEL：022－296－2111）
支配株主等に関する事項について
当社の親会社である東北電力株式会社について、支配株主等に関する事項は、以下のとおりと
なりますので、お知らせいたします。
１．親会社、支配株主（親会社を除く。）又はその他の関係会社の商号等
（2021 年３月 31 日現在）
議決権所有割合（％） 発行する株券が上場されている
名 称 属 性
直接所有分 合算対象分 計 金融商品取引所等
・株式会社東京証券取引所
東北電力株式会社 親会社 41.88 0.40 42.29
市場第一部
２．親会社等の企業グループにおける上場会社の位置付けその他の上場会社と親会社等との関係
(1) 当社は、 東北６県ならびに新潟県への電気供給を主たる事業としております東北電力株式会社を中
心とする企業グループに属しております。
(2) 2021 年３月 31 日現在、同社は、当社の総株主の議決権数の 42.29％を所有(直接所有 41.88％、
間接所有 0.40％)しており、当社は支配力基準における同社の連結子会社にあたります。
(3) 同社は、2020 年４月１日付で、一般送配電事業および離島における発電事業等を会社分割の方法
により、 「東北電力ネットワーク株式会社」に承継させております。
(4) 2020 年４月１日以降、当社の親会社は引き続き同社であり、当社は、同社から設備の新増設工事
および修繕工事等、東北電力ネットワーク株式会社から配電線および送電線工事等を受注し、安全か
つ高品質な施工に努め、電力安定供給の一端を担っております。なお、2021 年３月期における当社
の売上高に占める同社の割合は 2.5％、東北電力ネットワーク株式会社の割合は 42.3％であります。
当社の同社企業グループへの売上比率は高いものの、 取引条件については市場価格等を勘案し、価
格交渉のうえ一般的取引条件と同様に決定しております。また、 一般市場における受注拡大に注力す
ることによって、自ら経営責任の持てる自立性のある事業活動を推進しております。
(5) 人的関係では、当社取締役 11 名のうち１名および当社監査役５名のうち１名が同社役員を兼務し
ているほか、同社から出向者 10 名を受け入れております。
(6) 上記のとおり、同社とは取引関係や人的・資本的関係がありますが、同社は、当社一般株主との利
益相反リスクがあることを踏まえ、当社経営の独立性を尊重する方針であり、一定の独立性は確保さ
れていると認識しております。
具体的には、中期経営方針の策定、個別事業の推進等に関する意思決定について、同社兼任の取締
役、監査役は、独立性を尊重する方針を踏まえ審議等を行っており、当社独自の判断を妨げていない
と考えております。また、社外取締役、社外監査役は、客観的な立場で取締役会に出席し経営に対す
る監視等を行っており、この点からも当社の独立性が確保されていると考えております。
（役員の兼務状況）
親会社またはその
役 職 氏 名 就任理由
グループ企業での役職
東北電力株式会社 親会社の役員で、当社事業に詳しく、経営に
つき客観的立場から意見を述べていただけ
非常勤取締役 増子 次郎 取締役副社長 ること、また、人格、識見の上でも適任と判
副社長執行役員 断し、当社から就任を依頼
東北電力株式会社 経営に対する監視ということから、親会社の
役員で、当社事業に詳しく、また、経営に関
非常勤監査役 山本 俊二 取締役副社長 しての経験を有し、人格、識見の上でも適任
副社長執行役員 と判断し、当社から就任を依頼
３．支配株主等との取引に関する事項
（自 2020 年４月１日 至 2021 年３月 31 日）
議決権等
資本金又 取引金額 期末残高
会社等の の所有 関連当事者
種 類 所在地 は出資金 事業の内容 取引の内容 （百万円） 科 目 （百万円）
名称 （被所有） との関係
(百万円) （注１） （注１）
割合(％)
電気工事等 完成工事
被所有 電気工事 2,722
東北電力 仙台市 の請負施工 未収入金
親会社 251,441 電気事業 直接 41.88 等の請負 4,698
株式会社 青葉区 未成工事
間接 0.40 （注２） 336
役員の兼任 受入金
取引条件及び取引条件の決定方針等
（注１） 取引金額には消費税等が含まれておらず、期末残高には消費税等が含まれている。
（注２） 工事の受注について、価格・その他の条件は一般的取引条件によっている。
４．支配株主との取引等を行う際における少数株主の保護の方策の履行状況
当社は、前記２に記載のとおり、親会社および同社企業グループとの取引条件については市場価格等
を勘案し、価格交渉のうえ一般的取引条件と同様に決定するなど、少数株主に不利益を与えることがな
いよう公正かつ適切に対応しております。
また、取引にあたっては、「業務の適正を確保するための体制に関する基本方針」に基づき、適正に実
施しており、その実施状況を取締役会において、監視しております。
なお、親会社および同社が 100％出資する子会社との重要な利益相反取引および異例な取引について
は、独立社外役員が過半数を占める「親会社等との重要な取引等に関する諮問委員会」において、審議
することとしております。
以 上