1885 東亜建 2020-05-25 16:00:00
取締役会の実効性評価に関する評価結果の概要について [pdf]
2020 年 5 月 25 日
各 位
会 社 名 東亜建設工業株式会社
代表者名 代表取締役社長 秋山 優樹
( コード番号 1885 東証第一部・札証 )
問合せ先 管理本部総務部長 木村 徹也
TEL 03-6757-3800
取締役会の実効性評価に関する評価結果の概要について
当社は、コーポレートガバナンス・コードに基づき、取締役会の実効性を高め、当社グループ
の持続的な成長と企業価値の向上を図ることを目的として、2019 年度の取締役会の実効性に関
する評価を実施いたしましたので、その結果の概要をお知らせいたします。
1.評価の方法について
取締役 11 名(内、監査等委員である取締役 4 名、内、独立社外取締役 3 名)に対して、以
下の項目を主な内容とする無記名でのアンケートを実施し、その回答を集計・分析する自己評
価方式で行いました。この分析結果を基に、取締役会において議論、意見交換を行い、当社の
取締役会における課題を共有し、今後の取組み方などについて確認いたしました。
《 アンケートの主な内容 》
◉ 取締役会の役割・責務について
◉ 取締役会の構成・運営方法・議題の選定
◉ 取締役会を支える体制
◉ 取締役としての自身の評価・意見
2.分析・評価について
監査役会設置会社から監査等委員会設置会社へ移行し、重要な業務執行の一部を取締役会か
ら取締役(経営会議)に委任したことにより、取締役会では経営に関する重要課題等の審議に
より多くの時間を割くことができました。
また、監査等委員である社外取締役の豊富な経験と高い知見に基づく様々な情報提供、積極
的な発言を受け、多方面から課題を見つめ直し、自由闊達で建設的な意見交換が行われる等、
審議の充実と適切な経営判断が行われており、概ね取締役会が実効的に機能していることを確
認いたしました。
一方で、顕在化した課題とは別に、個々の取締役が考える将来的な課題、中長期的方向性に
対する考え、企業価値向上のための私案等を含め、潜在的なテーマについても一定程度の時間
を確保したフリーディスカッションを行うべきことを確認いたしました。
3.今後の対応について
新たに策定した経営理念実現のための長期ビジョン、その具体的な実行計画となる中期経営
計画が確実に遂行されるよう、社外取締役の適切な関与・助言を得て監視監督を行い、都度、
方向性の確認、深度ある議論を重ね、より実効的な取締役会を実現させてまいります。
併せて、企業の社会的責任を果たすべく、ESG 経営の推進や SDGs に貢献し、企業価値の
更なる向上を目指してまいります。
以 上