2020年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕（非連結）
2019年8月9日
上場会社名 株式会社イチケン 上場取引所 東
コード番号 1847 URL http://www.ichiken.co.jp
代表者 （役職名） 代表取締役社長 （氏名） 長谷川 博之
問合せ先責任者 （役職名） 財務経理部長 （氏名） 湯浅 史朗 TEL 03-5931-5642
四半期報告書提出予定日 2019年8月9日
配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 ： 無
四半期決算説明会開催の有無 ： 無
（百万円未満切捨て）
1. 2020年3月期第1四半期の業績（2019年4月1日～2019年6月30日）
(1) 経営成績（累計） （％表示は、対前年同四半期増減率）
売上高 営業利益 経常利益 四半期純利益
百万円 ％ 百万円 ％ 百万円 ％ 百万円 ％
2020年3月期第1四半期 20,144 29.2 790 89.9 815 93.8 570 205.1
2019年3月期第1四半期 15,591 △22.1 416 △71.3 420 △71.1 187 △82.1
潜在株式調整後1株当たり四半期
1株当たり四半期純利益
純利益
円銭 円銭
2020年3月期第1四半期 78.80 78.35
2019年3月期第1四半期 25.83 25.68
(2) 財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 ％
2020年3月期第1四半期 52,587 19,707 37.4
2019年3月期 58,669 19,797 33.7
（参考）自己資本 2020年3月期第1四半期 19,668百万円 2019年3月期 19,759百万円
2. 配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭
2019年3月期 ― 0.00 ― 80.00 80.00
2020年3月期 ―
2020年3月期（予想） 0.00 ― 80.00 80.00
（注）直近に公表されている配当予想からの修正の有無 ： 無
3. 2020年 3月期の業績予想（2019年 4月 1日～2020年 3月31日）
（％表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率）
1株当たり当期
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
純利益
百万円 ％ 百万円 ％ 百万円 ％ 百万円 ％ 円銭
第2四半期(累計) 40,000 △2.4 1,900 1.6 1,900 1.8 1,300 2.4 179.44
通期 88,000 △6.2 4,100 △11.2 4,000 △12.9 2,800 △11.3 386.49
（注）直近に公表されている業績予想からの修正の有無 ： 無
※ 注記事項
(1) 四半期財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 ： 無
(2) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 ： 無
② ①以外の会計方針の変更 ： 無
③ 会計上の見積りの変更 ： 無
④ 修正再表示 ： 無
(3) 発行済株式数（普通株式）
① 期末発行済株式数（自己株式を含む） 2020年3月期1Q 7,268,400 株 2019年3月期 7,268,400 株
② 期末自己株式数 2020年3月期1Q 23,638 株 2019年3月期 23,618 株
③ 期中平均株式数（四半期累計） 2020年3月期1Q 7,244,775 株 2019年3月期1Q 7,244,973 株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、その達
成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。なお、業績予想に関する事項は、
添付資料資料３ページ「１．当四半期決算に関する定性的情報（３）業績予想などの将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
㈱イチケン（1847） 2020年3月期 第1四半期決算短信[日本基準]（非連結）
○添付資料の目次
１．当四半期決算に関する定性的情報 ････････････････････････････････････････････････････ ２
（１）経営成績に関する説明 ･･････････････････････････････････････････････････････････ ２
（２）財政状態に関する説明 ･･････････････････････････････････････････････････････････ ３
（３）業績予想などの将来予測情報に関する説明 ････････････････････････････････････････ ３
２．四半期財務諸表及び主な注記 ････････････････････････････････････････････････････････ ４
（１）四半期貸借対照表 ･･････････････････････････････････････････････････････････････ ４
（２）四半期損益計算書 ･･････････････････････････････････････････････････････････････ ６
第１四半期累計期間 ････････････････････････････････････････････････････････････ ６
（３）四半期財務諸表に関する注記事項 ････････････････････････････････････････････････ ７
(継続企業の前提に関する注記) ･･･････････････････････････････････････････････････ ７
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ･････････････････････････････････ ７
３．受注高・売上高・次期繰越高の状況 ･･････････････････････････････････････････････････ ８
（１）受注高 ････････････････････････････････････････････････････････････････････････ ８
（２）売上高 ････････････････････････････････････････････････････････････････････････ ８
（３）次期繰越高 ････････････････････････････････････････････････････････････････････ ８
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㈱イチケン（1847） 2020年3月期 第1四半期決算短信[日本基準]（非連結）
１．当四半期決算に関する定性的情報
（１）経営成績に関する説明
当第１四半期累計期間におけるわが国経済は、企業収益や雇用環境の改善などを背景に、緩やか
な回復基調で推移いたしました。しかしながら、米中の貿易摩擦の激化や、英国のＥＵ離脱問題、
中東情勢の緊迫化などの影響による世界経済の動向と政策の不確実性、金融資本市場の変動の影響、
更には消費税増税の影響懸念など、景気の先行きには不透明感が増してきております。
建設業界におきましては、東京オリンピック・パラリンピック関連事業や企業収益の改善等を背
景に、首都圏を中心とした公共投資や民間設備投資が堅調に推移しているものの、建設資材の価格
上昇が鮮明になってきております。また建設業就業者の減少から、処遇改善だけでなく働き方改革
による次世代の担い手育成や生産性の向上を目指した取り組みが足元の課題となっており、依然と
して予断を許さない経営環境が続いております。
このような状況のもと、当社は受注拡大のため、従前から培ってきたコア事業である「商業施設」
建築のノウハウや企画・提案力を生かし、店舗等の新築・内改装工事のほか訪日観光客の増加に伴
うホテルの建設需要に対して積極的な受注活動を行ってまいりました。また、マンション建設、教
育関連施設の建設、老年人口の増加による医療・介護施設の建設等、幅広い民間事業者の需要にも
取り組んでまいりました。
この結果、当第１四半期累計期間の経営成績につきましては、売上高は 201 億 4 千 4 百万円（前
年同期比 29.2％増）となりました。
損益につきましては、完成工事高の増加や低採算工事の減少による利益率の改善などにより完成
工事総利益が増加したため、営業利益は 7 億 9 千万円（前年同期比 89.9％増）
、経常利益は 8 億 1
千 5 百万円（前年同期比 93.8％増）
、四半期純利益は 5 億 7 千万円（前年同期比 205.1％増）とな
りました。
セグメントの業績は、以下のとおりであります。
（建設事業）
受注高は 197 億 6 千 4 百万円（前年同期比 37.6％減）となりました。完成工事高は 199 億 8 千
7 百万円（前年同期比 29.3％増）
、次期への繰越工事高は 686 億 2 千 5 百万円（前年同期比 11.7％
減）となりました。そして、セグメント利益は 12 億 2 千 7 百万円（前年同期比 40.2％増）となり
ました。
(不動産事業)
不動産事業売上高は 1 億 5 千 6 百万円（前年同期比 21.8％増）
、セグメント利益は 2 千 7 百万円
（前年同期比 66.1％増）となりました。
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（２）財政状態に関する説明
当第１四半期会計期間における財政状態は、資産合計が前事業年度に比べ 60 億 8 千 1 百万円減
少し、525 億 8 千 7 百万円となりました。
主な要因は、流動資産では未成工事支出金が 7 億 1 千 9 百万円増加した一方、現金預金が 4 億
5 千 7 百万円、受取手形・完成工事未収入金が 44 億 2 千 9 百万円、その他が 19 億 5 千 3 百万円減
少したため、61 億 1 千 9 百万円減少の 472 億 9 千 2 百万円となりました。
負債合計は前事業年度に比べ 59 億 9 千万円減少し、328 億 8 千万円となりました。
主な要因は、流動負債ではその他が 7 億 2 千 6 百万円増加した一方、支払手形・工事未払金が
57 億 8 千 3 百万円、未払法人税等が 3 億 6 千 6 百万円、賞与引当金が 3 億 2 千 5 百万円減少した
ため、58 億 2 千 3 百万円減少の 293 億 9 千万円となりました。
固定負債では長期借入金が 1 億 6 千 9 百万円減少したことなどにより、1 億 6 千 7 百万円減少の
34 億 9 千万円となりました。
純資産合計は前事業年度に比べ 9 千万円減少し、197 億 7 百万円となりました。
主な要因は、株主資本では当第１四半期累計期間で四半期純利益を 5 億 7 千万円獲得しました
が、期末配当を行ったことにより、5 億 7 千 9 百万円減少したため、利益剰余金が 8 百万円減少し
ました。また、株式含み益の減少により評価・換算差額等が 8 千 1 百万円減少しました。
この結果、自己資本比率は 37.4％（前事業年度 33.7％）となりました。
（３）業績予想などの将来予測情報に関する説明
業績予想につきましては、2019 年 5 月 17 日に公表いたしました業績予想に変更はありません。
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２．四半期財務諸表及び主な注記
（１）四半期貸借対照表
（単位：百万円）
前事業年度 当第１四半期会計期間
(2019年３月31日) (2019年６月30日)
資産の部
流動資産
現金預金 11,762 11,304
受取手形・完成工事未収入金 36,652 32,222
未成工事支出金 1,384 2,104
その他 3,620 1,667
貸倒引当金 △7 △6
流動資産合計 53,412 47,292
固定資産
有形固定資産 2,096 2,083
無形固定資産 214 196
投資その他の資産
その他 3,077 3,147
貸倒引当金 △132 △132
投資その他の資産合計 2,945 3,015
固定資産合計 5,256 5,294
資産合計 58,669 52,587
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（単位：百万円）
前事業年度 当第１四半期会計期間
(2019年３月31日) (2019年６月30日)
負債の部
流動負債
支払手形・工事未払金 29,476 23,693
短期借入金 1,462 1,209
未払法人税等 809 442
未成工事受入金 2,067 2,054
完成工事補償引当金 249 364
工事損失引当金 191 268
賞与引当金 429 103
その他 528 1,254
流動負債合計 35,213 29,390
固定負債
長期借入金 1,915 1,746
退職給付引当金 1,358 1,369
その他 383 374
固定負債合計 3,657 3,490
負債合計 38,871 32,880
純資産の部
株主資本
資本金 4,321 4,321
資本剰余金 206 206
利益剰余金 14,761 14,752
自己株式 △24 △24
株主資本合計 19,265 19,256
評価・換算差額等
その他有価証券評価差額金 494 412
評価・換算差額等合計 494 412
新株予約権 38 38
純資産合計 19,797 19,707
負債純資産合計 58,669 52,587
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（２）四半期損益計算書
（第１四半期累計期間）
（単位：百万円）
前第１四半期累計期間 当第１四半期累計期間
(自 2018年４月１日 (自 2019年４月１日
至 2018年６月30日) 至 2019年６月30日)
売上高 15,591 20,144
売上原価 14,537 18,618
売上総利益 1,053 1,525
販売費及び一般管理費 637 735
営業利益 416 790
営業外収益
受取利息 0 0
受取配当金 10 12
還付加算金 0 13
貸倒引当金戻入額 4 1
その他 3 13
営業外収益合計 18 40
営業外費用
支払利息 11 12
その他 2 2
営業外費用合計 13 15
経常利益 420 815
税引前四半期純利益 420 815
法人税、住民税及び事業税 3 390
法人税等調整額 230 △145
法人税等合計 233 244
四半期純利益 187 570
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（３）四半期財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
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３．受注高・売上高・次期繰越高の状況
（１）受注高
（単位：百万円）
前第１四半期累計期間 当第 1 四半期累計期間 （参考）前事業年度
（自 2018 年 4 月 1 日 （自 2019 年 4 月 1 日 （自 2018 年 4 月 1 日
項 目
至 2018 年 6 月 30 日） 至 2019 年 6 月 30 日） 至 2019 年 3 月 31 日）
金 額 構成比 金 額 構成比 金 額 構成比
建 官 公 庁 3,975 12.6 ％ ― ― ％ 4,007 4.0 ％
建 民 間 27,686 87.4 19,764 100.0 96,547 96.0
築 計 31,662 100.0 19,764 100.0 100,554 100.0
設 土 官 公 庁 ― ― ― ― ― ―
民 間 3 0.0 ― ― 4 0.0
事 木 計 3 0.0 ― ― 4 0.0
官 公 庁 3,975 12.6 ― ― 4,007 4.0
業 計 民 間 27,690 87.4 19,764 100.0 96,551 96.0
計 31,665 100.0 19,764 100.0 100,558 100.0
（２）売上高
（単位：百万円）
前第１四半期累計期間 当第 1 四半期累計期間 （参考）前事業年度
（自 2018 年 4 月 1 日 （自 2019 年 4 月 1 日 （自 2018 年 4 月 1 日
項 目
至 2018 年 6 月 30 日） 至 2019 年 6 月 30 日） 至 2019 年 3 月 31 日）
金 額 構成比 金 額 構成比 金 額 構成比
建 官 公 庁 269 1.7 ％ 336 1.7 ％ 885 1.0 ％
建 民 間 15,190 97.5 19,585 97.2 92,318 98.4
築 計 15,459 99.2 19,921 98.9 93,203 99.4
設 土 官 公 庁 ― ― ― ― ― ―
民 間 3 0.0 66 0.3 39 0.0
事 木 計 3 0.0 66 0.3 39 0.0
官 公 庁 269 1.7 336 1.7 885 1.0
業 計 民 間 15,193 97.5 19,651 97.5 92,358 98.4
計 15,462 99.2 19,987 99.2 93,243 99.4
不 動 産 事 業 128 0.8 156 0.8 581 0.6
合 計 15,591 100.0 20,144 100.0 93,824 100.0
（３）次期繰越高
（単位：百万円）
前第 1 四半期会計期間 当第 1 四半期会計期間 （参考）前事業年度
項 目 （2018 年 6 月 30 日） （2019 年 6 月 30 日） （2019 年 3 月 31 日）
金 額 構成比 金 額 構成比 金 額 構成比
建 官 公 庁 5,379 6.9 ％ 4,458 6.5 ％ 4,794 7.0 ％
民 間 72,138 92.8 64,048 93.3 63,870 92.7
建
築 計 77,517 99.7 68,506 99.8 68,664 99.7
設 土 官 公 庁 ― ― ― ― ― ―
民 間 220 0.3 118 0.2 184 0.3
事 木 計 220 0.3 118 0.2 184 0.3
官 公 庁 5,379 6.9 4,458 6.5 4,794 7.0
業
計 民 間 72,358 93.1 64,167 93.5 64,054 93.0
計 77,737 100.0 68,625 100.0 68,848 100.0
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