1822 大豊建 2021-02-15 10:45:00
2021年3月期第3四半期報告書の提出期限延長に係る承認申請書提出のお知らせ [pdf]
2021 年 2 ⽉ 15 ⽇
各 位
会 社 名 ⼤ 豊 建 設 株 式 会 社
代表者名 代 表 取 締 役 社 ⻑ ⼤隅 健⼀
(コード番号1822 東証第1部)
問合せ先 執⾏役員管理本部総務部⻑ ⼩野 剛史
(TEL03−3297−7000)
2021 年3⽉期第3四半期報告書の提出期限延⻑に係る承認申請書提出のお知らせ
当社は、本⽇開催の臨時取締役会において、企業内容等の開⽰に関する内閣府令第 17 条の 15 の
2第 1 項に規定する四半期報告書の提出期限延⻑に係る承認申請書を関東財務局へ提出することを
決議しましたので、お知らせいたします。
記
1.対象となる四半期報告書
2021 年 3 ⽉期第3四半期報告書(⾃ 2020 年 10 ⽉ 1 ⽇ ⾄ 2020 年 12 ⽉ 31 ⽇)
2.延⻑前の提出期限
2021 年 2 ⽉ 15 ⽇
3.延⻑が承認された場合の提出期限
2021 年 3 ⽉ 16 ⽇
4.提出期限の延⻑を必要とする理由につて
2021 年 1 ⽉ 19 ⽇付「当社従業員による不正⾏為の判明および外部調査委員会設置に関する
お知らせ」において公表いたしましたとおり、外部の公的機関の調査の過程で当社従業員によ
る不正⾏為が判明しました。
上記を受け、当社は外部専⾨家に本件の調査を依頼し、2021 年1⽉ 19 ⽇に外部専⾨家から
構成される外部調査委員会(委員⻑として、⼤島義孝弁護⼠(東京ベイ法律事務所、委員とし
て⻄⾕敦弁護⼠(アンダーソン・⽑利・友常 法律事務所 外国法共同事業)及び那須美帆⼦公
認会計⼠(PwC アドバイザリー合同会社)が就任)が設置され、調査が開始されております。
外部調査委員会は、関係者の電⼦データの確認やインタビュー、アンケート調査などを実施
し、あずさ監査法⼈とも調整しながら本件及びこれと類似する事象の有無の調査を終了させ
て、令和3年2⽉ 15 ⽇の提出期限までに第 72 期(令和3年3⽉期)第3四半期報告書を提出
する予定で調査を進めてきました。
当社が、現在までに外部調査委員会の調査を通じ把握しているのは、①建築部⻑が、⼯事下
請業者に対する⽔増し発注・架空発注を通じて⼯事下請業者に預け⾦をプールさせた疑い、②
上記①でプールした預け⾦から、他現場の別⼯事の原価の⼀部を補填して原価を付替えた疑
い、③作業所⻑において、⼀部取引における⼟⽊部⾨の原価を建築部⾨の原価に付け替えた疑
い、④作業所⻑が⾃⼰の担当する現場の⼯事において発⽣した⼯事下請業者に対する⼯事原価
を、同⼀⼯事下請業者による他の⼯事における⼯事原価として付け替えた疑い、⑤作業所⻑が
架空発注を通じて外部業者にプールさせた預け⾦から私物を購⼊させるというキックバックの
疑いなどであり、不適切な取引に係る不正⾦額は約 280 百万円、当社の最終損益に与える影響
としては約 62 百万円を⾒込んでおります。
しかし、同年2⽉4⽇に、それまでに把握されていなかった新たな類型の不適切な取引の疑い
のある案件が発覚し、類似案件の有無も調査範囲に含めた外部調査委員会の調査には相応の期間
を要し、その後の四半期報告書の作成作業に加え、監査法⼈による当該調査に対する検証の他、
四半期レビュー及び審査等の追加的な⼿続に必要な期間を考慮すると、本来の提出期限である
2021 年 2 ⽉ 15 ⽇までに 2021 年 3 ⽉期第 3 四半期報告書を提出できないとの判断に⾄り、当社
は同四半期報告書の提出期限の延⻑に係る承認申請書を関東財務局へ提出することといたしまし
た。
5.今後の予定
提出期限延⻑に係る申請が承認された場合は速やかに公表いたします。
株主の皆様をはじめとする関係者の皆様には多⼤なるご迷惑とご⼼配をおかけいたしますことを
深くお詫び申し上げます。
以上