1803 清水建 2021-07-30 13:00:00
2022年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2022年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年7月30日
上場会社名 清水建設株式会社 上場取引所 東 名
コード番号 1803 URL https://www.shimz.co.jp/
代表者 (役職名) 取締役社長 (氏名)井上 和幸
問合せ先責任者 (役職名) 経理部長 (氏名)山口 充穂 TEL 03-3561-1111
四半期報告書提出予定日 2021年8月2日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無:有
四半期決算説明会開催の有無 :有 (証券アナリスト・機関投資家向け)
(百万円未満切捨て)
1.2022年3月期第1四半期の連結業績(2021年4月1日~2021年6月30日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は,対前年同四半期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 親会社株主に帰属する
四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2022年3月期第1四半期 316,640 0.8 2,536 △81.2 4,441 △74.7 2,776 △66.3
2021年3月期第1四半期 314,239 △23.6 13,528 △51.3 17,557 △42.8 8,249 △66.0
(注)包括利益 2022年3月期第1四半期 △3,316百万円 (-%) 021年3月期第1四半期 17,062百万円 (143.0%)
2
潜在株式調整後
1株当たり 1株当たり
四半期純利益 四半期純利益
円 銭 円 銭
2022年3月期第1四半期 3.66 -
2021年3月期第1四半期 10.81 10.81
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2022年3月期第1四半期 1,824,474 799,956 43.5
2021年3月期 1,908,674 821,446 42.7
(参考)自己資本 2022年3月期第1四半期 793,904百万円 2021年3月期 815,288百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2021年3月期 - 12.00 - 18.00 30.00
2022年3月期 -
2022年3月期(予想) 11.50 - 11.50 23.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無
(注)2021年3月期の中間配当金には,特別配当2円,期末配当金には,特別配当8円が含まれております。
2022年3月期(予想)の中間配当金及び期末配当金には,それぞれ特別配当1円50銭が含まれております。
3.2022年3月期の連結業績予想(2021年4月1日~2022年3月31日)
(%表示は,対前期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 親会社株主に帰属 1株当たり
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 1,550,000 6.4 76,500 △23.6 77,000 △27.0 58,000 △24.8 76.76
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無:無
※注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):無
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:有
(注)詳細は,添付資料7ページ「2.四半期連結財務諸表及び主な注記(3)四半期連結財務諸表に関する注記
事項(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)」をご覧ください。
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :有
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(注)詳細は,添付資料7ページ「2.四半期連結財務諸表及び主な注記(3)四半期連結財務諸表に関する注記
事項(会計方針の変更)」をご覧ください。
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2022年3月期1Q 788,514,613株 2021年3月期 788,514,613株
② 期末自己株式数 2022年3月期1Q 34,069,220株 2021年3月期 25,661,068株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2022年3月期1Q 759,041,447株 2021年3月期1Q 762,856,255株
※四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です。
※業績予想の適切な利用に関する説明,その他特記事項
本資料に記載されている業績予想は,本資料の発表日現在入手可能な情報を勘案して作成しています。このため,今
後の経済情勢の変化等によって,実際の業績は異なることがあります。なお,業績予想に関する事項については,添付
資料2ページに記載の「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明」
及び本日(2021年7月30日)公表の「決算説明資料」をご覧ください。
清水建設㈱(1803)2022年3月期 第1四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………… 2
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………… 2
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表 ………………………………………………………………………… 3
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 …………………………………… 5
(四半期連結損益計算書)
(第1四半期連結累計期間) ………………………………………………………………… 5
(四半期連結包括利益計算書)
(第1四半期連結累計期間) ………………………………………………………………… 6
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………… 7
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………… 7
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) …………………………………… 7
(会計方針の変更) ……………………………………………………………………………… 7
(追加情報) ……………………………………………………………………………………… 7
(セグメント情報) ……………………………………………………………………………… 8
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清水建設㈱(1803)2022年3月期 第1四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第1四半期連結累計期間の日本経済は,新型コロナウイルス感染症の影響下で経済活動が一
定の制約を受け,個人消費や雇用情勢が弱い動きとなったものの,設備投資や輸出入,企業収益
などにおいて持ち直しの動きが続きました。
建設業界においては,官公庁工事の受注が堅調に推移したことに加え,感染症の影響により減
少していた民間工事の受注にも回復傾向が見られ,業界全体の受注高は前年同期を上回る結果と
なりました。
当社グループの当第1四半期連結累計期間の売上高は,完成工事高の増加により,前年同期に
比べ0.8%増加し3,166億円となりました。
利益については,完成工事高は増加したものの,工事採算の低下に伴う完成工事総利益の減少
や開発事業等総利益の減少,販売費及び一般管理費の増加により,営業利益は前年同期に比べ
81.2%減少し25億円,経常利益は74.7%減少し44億円,親会社株主に帰属する四半期純利益は
66.3%減少し27億円となりました。
(2)財政状態に関する説明
当第1四半期連結会計期間末の資産の部は,PFI事業等棚卸資産や未成工事支出金の減少な
どにより,前期末に比べ841億円減少し1兆8,244億円となりました。
負債の部は,連結有利子負債や支払手形・工事未払金等の減少などにより,前期末に比べ627億
円減少し1兆245億円となりました。
なお,連結有利子負債の残高は3,870億円となり,前期末に比べ356億円の減少となりました。
純資産の部は,自己株式の取得や保有株式の時価の下落等に伴うその他有価証券評価差額金の
減少などにより,前期末に比べ214億円減少し7,999億円となりました。また,自己資本比率は前
期末に比べ0.8ポイント増加し43.5%となりました。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
通期の業績予想については,当社グループを取り巻く景況感は概ね想定の範囲内であることか
ら,現時点では2021年5月10日に公表しました業績予想を修正しておりません。
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清水建設㈱(1803)2022年3月期 第1四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2021年3月31日) (2021年6月30日)
資産の部
流動資産
現金預金 214,321 135,724
受取手形・完成工事未収入金等 484,445 506,550
有価証券 62,000 120,000
販売用不動産 3,158 2,970
未成工事支出金 69,538 33,300
開発事業支出金 17,143 18,104
PFI事業等棚卸資産 52,086 1,741
その他 112,062 100,832
貸倒引当金 △1,157 △1,091
流動資産合計 1,013,598 918,133
固定資産
有形固定資産
建物・構築物(純額) 182,473 188,468
土地 250,111 254,499
その他(純額) 69,314 79,966
有形固定資産合計 501,899 522,934
無形固定資産 19,140 19,248
投資その他の資産
投資有価証券 355,679 344,766
その他 20,292 21,326
貸倒引当金 △1,936 △1,934
投資その他の資産合計 374,035 364,158
固定資産合計 895,076 906,341
資産合計 1,908,674 1,824,474
負債の部
流動負債
支払手形・工事未払金等 280,980 250,491
短期借入金 143,705 111,420
1年内返済予定のノンリコース借入金 7,851 7,869
1年内償還予定の社債 10,000 10,000
1年内償還予定のノンリコース社債 1,265 1,265
未成工事受入金 99,340 107,558
完成工事補償引当金 3,305 3,365
工事損失引当金 14,441 15,679
その他 154,018 143,685
流動負債合計 714,908 651,334
固定負債
社債 100,000 100,000
ノンリコース社債 21,969 21,653
長期借入金 71,323 70,523
ノンリコース借入金 66,573 64,355
退職給付に係る負債 53,029 54,963
その他 59,423 61,687
固定負債合計 372,319 373,183
負債合計 1,087,227 1,024,518
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(単位:百万円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2021年3月31日) (2021年6月30日)
純資産の部
株主資本
資本金 74,365 74,365
資本剰余金 43,116 43,116
利益剰余金 563,628 555,736
自己株式 △21,615 △29,142
株主資本合計 659,494 644,075
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 133,863 126,875
繰延ヘッジ損益 236 250
土地再評価差額金 25,831 25,831
為替換算調整勘定 △3,556 △1,888
退職給付に係る調整累計額 △581 △1,239
その他の包括利益累計額合計 155,794 149,829
非支配株主持分 6,157 6,051
純資産合計 821,446 799,956
負債純資産合計 1,908,674 1,824,474
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第1四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2020年4月1日 (自 2021年4月1日
至 2020年6月30日) 至 2021年6月30日)
売上高
完成工事高 271,585 291,315
開発事業等売上高 42,654 25,324
売上高合計 314,239 316,640
売上原価
完成工事原価 246,362 272,869
開発事業等売上原価 34,790 19,721
売上原価合計 281,153 292,590
売上総利益
完成工事総利益 25,222 18,446
開発事業等総利益 7,864 5,603
売上総利益合計 33,086 24,049
販売費及び一般管理費 19,557 21,512
営業利益 13,528 2,536
営業外収益
受取利息 313 187
受取配当金 2,540 2,348
その他 2,219 484
営業外収益合計 5,072 3,020
営業外費用
支払利息 716 682
その他 328 433
営業外費用合計 1,044 1,115
経常利益 17,557 4,441
特別利益
固定資産売却益 137 3,543
特別利益合計 137 3,543
特別損失
固定資産売却損 6 2
投資有価証券評価損 481 18
感染症関連損失 3,954 -
特別損失合計 4,442 21
税金等調整前四半期純利益 13,251 7,964
法人税等 5,007 5,380
四半期純利益 8,244 2,584
非支配株主に帰属する四半期純損失(△) △4 △192
親会社株主に帰属する四半期純利益 8,249 2,776
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(四半期連結包括利益計算書)
(第1四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2020年4月1日 (自 2021年4月1日
至 2020年6月30日) 至 2021年6月30日)
四半期純利益 8,244 2,584
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 10,053 △6,977
繰延ヘッジ損益 166 13
為替換算調整勘定 △1,797 1,725
退職給付に係る調整額 273 △656
持分法適用会社に対する持分相当額 120 △6
その他の包括利益合計 8,818 △5,900
四半期包括利益 17,062 △3,316
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 17,335 △3,188
非支配株主に係る四半期包括利益 △272 △128
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(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
当社は,2021年5月10日開催の取締役会において,当社普通株式28,000,000株,取得価額の総額
20,000百万円を上限とした自己株式の取得を決議し,当第1四半期連結累計期間に当社普通株式
8,407,300株を7,525百万円で取得しました。当該自己株式の取得等により,当第1四半期連結累計
期間において自己株式が7,526百万円増加し,当第1四半期連結会計期間末の「自己株式」は
29,142百万円となりました。
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
税金費用の計算
当第1四半期連結会計期間を含む連結会計年度の税引前当期純利益に対する税効果会計適用
後の実効税率を合理的に見積り,税引前四半期純利益に当該見積実効税率を乗じて計算してお
ります。
(会計方針の変更)
収益認識に関する会計基準等の適用
「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日。以下「収益認識会
計基準」という。)等を当第1四半期連結会計期間の期首から適用しております。
収益認識会計基準等の適用にあたっては,収益認識会計基準第84項ただし書きに定める経過
的な取扱いに従っており,当第1四半期連結会計期間の期首において,会計方針の変更に伴う
影響額を利益剰余金に加減しております。この結果,利益剰余金の当期首残高は3,086百万円増
加しております。
また,当第1四半期連結累計期間の売上高は1,575百万円,売上原価は1,235百万円それぞれ
減少し,営業利益,経常利益及び税金等調整前四半期純利益はそれぞれ340百万円減少しており
ます。
時価の算定に関する会計基準等の適用
「時価の算定に関する会計基準」(企業会計基準第30号 2019年7月4日。以下「時価算定
会計基準」という。)等を当第1四半期連結会計期間の期首から適用しております。
時価算定会計基準等の適用にあたっては,時価算定会計基準第19項及び「金融商品に関する
会計基準」(企業会計基準第10号 2019年7月4日)第44-2項に定める経過的な取扱いに従
っており,時価算定会計基準等が定める新たな会計方針を,将来にわたって適用することとし
ております。
なお,当該会計基準の適用が四半期連結財務諸表に及ぼす影響は軽微であります。
(追加情報)
新型コロナウイルス感染症の収束時期は依然として不透明でありますが,当社グループにお
いては,感染拡大防止策を一層強化・徹底したうえで,建設業における雇用の確保など,経済
活動の維持のため今後も工事を継続することを前提に,工事原価総額の見積り,固定資産の減
損等の会計上の見積りを行っております。
しかしながら,今後,新型コロナウイルス感染症の動向,国内外の設備投資動向など,様々
な要因により経営環境が大きく変化した場合には,当社グループの財政状態,経営成績及びキ
ャッシュ・フローの状況に影響を及ぼす可能性があります。
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清水建設㈱(1803)2022年3月期 第1四半期決算短信
(セグメント情報)
前第1四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年6月30日)
報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
その他 調整額 四半期連結損益
当社建設 当社投資開発 合計
(注2) (注3) 計算書計上額
売上高
外部顧客への売上高 243,255 14,034 56,949 314,239 - 314,239
セグメント間の内部
6,850 - 32,128 38,979 △38,979 -
売上高又は振替高
計 250,105 14,034 89,078 353,219 △38,979 314,239
セグメント利益(注1) 9,200 3,896 1,670 14,767 △1,238 13,528
(注)1 セグメント利益は,四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。なお,報告セグメント
の利益には,引当金の繰入額及び取崩額を含んでおりません。
2 「その他」の区分は,報告セグメントに含まれない事業セグメントであり,当社が営んでいるエンジニ
アリング事業,LCV事業及び子会社が営んでいる各種事業を含んでおります。
3 セグメント利益の調整額△1,238百万円は,セグメント間取引消去等であります。
当第1四半期連結累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年6月30日)
報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
その他 調整額 四半期連結損益
当社建設 当社投資開発 合計
(注2) (注3) 計算書計上額
売上高
外部顧客への売上高 263,548 6,875 46,216 316,640 - 316,640
セグメント間の内部
△636 30 24,289 23,683 △23,683 -
売上高又は振替高
計 262,911 6,906 70,505 340,323 △23,683 316,640
セグメント利益(注1) 6,036 2,777 727 9,541 △7,004 2,536
(注)1 セグメント利益は,四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。なお,報告セグメント
の利益には,引当金の繰入額及び取崩額を含んでおりません。
2 「その他」の区分は,報告セグメントに含まれない事業セグメントであり,当社が営んでいるエンジニ
アリング事業,LCV事業及び子会社が営んでいる各種事業を含んでおります。
3 セグメント利益の調整額△7,004百万円は,セグメント間取引消去等であります。
以 上
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