1771 日本乾溜 2021-05-14 15:00:00
2021年9月期第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2021年9月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年5月14日
上場会社名 日本乾溜工業株式会社 上場取引所 福
コード番号 1771 URL http://www.kanryu.co.jp/
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 伊東 幸夫
問合せ先責任者 (役職名) 専務取締役経営管理本部長 (氏名) 大谷 友昭 TEL 092-632-1050
四半期報告書提出予定日 2021年5月14日
配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 無
四半期決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1. 2021年9月期第2四半期の連結業績(2020年10月1日∼2021年3月31日)
(1) 連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する四
売上高 営業利益 経常利益
半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年9月期第2四半期 10,805 31.9 1,157 45.1 1,180 43.7 804 45.2
2020年9月期第2四半期 8,190 △3.2 797 0.0 821 0.4 553 △1.7
(注)包括利益 2021年9月期第2四半期 853百万円 (59.4%) 2020年9月期第2四半期 535百万円 (20.0%)
潜在株式調整後1株当たり四半期
1株当たり四半期純利益
純利益
円銭 円銭
2021年9月期第2四半期 159.53 65.44
2020年9月期第2四半期 109.84 45.06
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2021年9月期第2四半期 15,382 7,658 49.8
2020年9月期 12,312 6,870 55.8
(参考)自己資本 2021年9月期第2四半期 7,658百万円 2020年9月期 6,870百万円
2. 配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭
2020年9月期 ― 0.00 ― 10.00 10.00
2021年9月期 ― 0.00
2021年9月期(予想) ― 10.00 10.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
・「配当の状況」は、普通株式に係る配当の状況であります。当社が発行する普通株式と権利の異なる種類株式(非上場)の配当の状況については、「種類株式
の配当の状況」をご覧下さい。
3. 2021年 9月期の連結業績予想(2020年10月 1日∼2021年 9月30日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属する 1株当たり当期
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益 純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
通期 17,910 24.3 1,010 12.2 1,050 10.2 700 11.3 135.71
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
・通期の1株当たり当期純利益は、優先株式の配当金が未定であるため、2020年9月期の優先配当の配当年率を使用した配当金を当期純利益から控除し、算
出しております。
※ 注記事項
(1) 当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
新規 ― 社 (社名) 、 除外 ― 社 (社名)
(2) 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 無
(3) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(4) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年9月期2Q 5,102,000 株 2020年9月期 5,102,000 株
② 期末自己株式数 2021年9月期2Q 61,762 株 2020年9月期 61,762 株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年9月期2Q 5,040,238 株 2020年9月期2Q 5,040,238 株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
・本資料に記載されている業績の見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実
際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
(参考情報)
種類株式の配当の状況
普通株式と権利の異なる種類株式に係る1株当たり配当金の内訳は以下のとおりであります。
年間配当金
第1回優先株式
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2020年9月期 ― 0.00 ― 8.00 8.00
2021年9月期 ― 0.00
2021年9月期(予想) ― 未定 未定
(注)2021年9月期の予想につきましては、配当年率が2021年10月1日の日本円TIBOR(6ケ月物)に1.5%を加えた率
によるため、現時点では未定とさせていただきます。
日本乾溜工業株式会社(1771) 2021年9月期 第2四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………2
(1)経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………………2
(2)財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………………2
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………………3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………4
(1)四半期連結貸借対照表 ………………………………………………………………………………4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 …………………………………………6
(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書 ……………………………………………………………8
(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………9
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………9
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………9
(セグメント情報等) …………………………………………………………………………………9
-1-
日本乾溜工業株式会社(1771) 2021年9月期 第2四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響により、足下で大幅に下押
しされており、厳しい状況で推移しました。
当社グループが主力事業とする建設業界におきましては、公共投資は底堅く推移しているものの、企業間競争の
激化、建設労働者不足などによる建設コストの上昇により、厳しい経営環境が続いております。
このような状況のもと、当第2四半期連結累計期間における売上高は、108億5百万円(前年同四半期比31.9%
増、26億15百万円増)、営業利益は11億57百万円(同45.1%増、3億59百万円増)、経常利益は11億80百万円(同
43.7%増、3億59百万円増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は8億4百万円(同45.2%増、2億50百万円
増)となりました。
なお、当社グループの業績につきましては、主力事業である建設事業の通常の営業形態として、売上高が第2四
半期連結会計期間に集中する傾向があります。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
(建設事業)
建設事業における工事につきましては、新規連結子会社である株式会社ニチボーの業績が寄与したこともあ
り、完成工事高は前年同四半期を上回りました。
また、建設工事関連資材の販売につきましても、港湾の防風柵や鉄道関連の遮音壁などの資材や道路等の盛
土補強材が増加したことから、商品売上高は前年同四半期を上回りました。
以上の結果、建設事業の売上高は86億86百万円(前年同四半期比28.3%増、19億17百万円増)、セグメント
利益は11億5百万円(同33.6%増、2億77百万円増)となりました。
(防災安全事業)
防災安全事業の業績につきましては、労働安全衛生法の改正に伴い安全衛生保護具の販売が増加したことに
加え、備蓄用や新型コロナウイルス感染症対策の資機材の販売や鳥インフルエンザ対策用品の販売が堅調に推
移したことから、売上高は前年同四半期を上回りました。
以上の結果、防災安全事業の売上高は18億69百万円(前年同四半期比58.8%増、6億92百万円増)、セグメ
ント利益は2億18百万円(同95.7%増、1億6百万円増)となりました。
(化学品事業)
化学品事業につきましては、タイヤの製造過程で使用されるゴム加硫剤(不溶性硫黄)及び当社オリジナル
製品である環境型自然土防草舗装材(製品名:雑草アタック)の販売は、前年同四半期並みとなりました。
以上の結果、化学品事業の売上高は2億49百万円(前年同四半期比2.3%増、5百万円増)、セグメント利益
は60百万円(同25.5%増、12百万円増)となりました。
(2)財政状態に関する説明
① 資産、負債及び純資産の状況
当第2四半期連結会計期間末の総資産は、153億82百万円(前連結会計年度末比24.9%増、30億70百万円増)とな
りました。
資産につきましては、流動資産が111億87百万円(同37.0%増、30億23百万円増)となりました。その主な要因
は、第2四半期連結会計期間特有の傾向として売上債権の残高が前連結会計年度末と比較して増加する傾向にある
ことから受取手形・完成工事未収入金等の残高が22億77百万円増加したことによるものであります。
固定資産につきましては、41億95百万円(同1.1%増、46百万円増)となりました。その主な要因は、当社が保有
している株式の価格が上昇したことにより投資有価証券が49百万円増加したことによるものであります。
負債につきましては、77億24百万円(同41.9%増、22億82百万円増)となりました。その主な要因は、第2四半
期連結会計期間特有の傾向として仕入債務の残高が前連結会計年度末と比較して増加する傾向にあることから支払
手形・工事未払金等の残高が22億56百万円増加したことによるものであります。
-2-
日本乾溜工業株式会社(1771) 2021年9月期 第2四半期決算短信
純資産につきましては、76億58百万円(同11.5%増、7億87百万円増)となりました。その主な要因は、親会社
株主に帰属する四半期純利益を8億4百万円計上したことによるものであります。
② キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間末の現金及び現金同等物(以下、「資金」という)の残高は、36億53百万円(前年同
四半期比10.2%増、3億36百万円増)となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、10億16百万円の資金の増加となりました(前年同四半期比53.4%増、
3億54百万円増)。その主な要因は、法人税等の支払により資金が2億58百万円減少しましたが、税金等調整前
四半期純利益を11億93百万円計上したことにより資金が増加したことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、1億80百万円の資金の減少となりました(前年同四半期は56百万円の
減少)。その主な要因は、有形固定資産の取得に伴う工事代金等の支払により資金が2億2百万円減少したこと
によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、1億25百万円の資金の減少となりました(前年同四半期は74百万円の
減少)。その主な要因は、株主配当金の支払いにより資金が66百万円減少したことに加え、借入金の返済により
57百万円資金が減少したことによるものであります。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
当社グループの第2四半期連結累計期間(2020年10月1日から2021年3月31日まで)までの業績につきましては、
当初、新型コロナウイルス感染拡大に伴う工事需要の落ち込みが懸念されましたが、売上高は建設工事資材の販売
が好調に推移したことに加え、新型コロナウイルスや鳥インフルエンザ感染症対策用品の販売も好調に推移したこ
とにより当初予想値を上回る見込みとなりました。
利益面につきましては、商品売上高が増加したことに加え、工事において原価管理や工程管理の徹底ができたこ
とにより収益性が向上し、売上総利益が増加した結果、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益
が当初予想値を上回る結果となりました。
以上のことから、通期の業績予想につきましては、第2四半期までの業績を踏まえ、第3四半期以降の計画の見
直しを行なった結果、2021年5月12日に通期連結業績予想を上方修正しております。なお、2021年5月12日に公表
した予想値からは変更ありません。
-3-
日本乾溜工業株式会社(1771) 2021年9月期 第2四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2020年9月30日) (2021年3月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 2,942,098 3,653,190
受取手形・完成工事未収入金等 4,221,509 6,498,824
電子記録債権 50,749 48,495
未成工事支出金 701,892 832,141
商品及び製品 173,708 112,644
仕掛品 12,391 11,527
原材料及び貯蔵品 9,933 9,907
その他 54,461 24,969
貸倒引当金 △2,723 △4,547
流動資産合計 8,164,021 11,187,155
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 612,753 636,186
機械、運搬具及び工具器具備品(純額) 158,405 134,965
土地 1,214,449 1,214,449
その他(純額) 7,013 139,016
有形固定資産合計 1,992,621 2,124,617
無形固定資産
のれん 940,964 888,688
顧客関連資産 417,189 367,560
その他 13,873 13,243
無形固定資産合計 1,372,026 1,269,492
投資その他の資産
投資有価証券 698,517 747,767
差入保証金 14,944 18,678
その他 96,585 60,866
貸倒引当金 △26,383 △26,132
投資その他の資産合計 783,664 801,179
固定資産合計 4,148,312 4,195,289
資産合計 12,312,333 15,382,445
-4-
日本乾溜工業株式会社(1771) 2021年9月期 第2四半期決算短信
(単位:千円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2020年9月30日) (2021年3月31日)
負債の部
流動負債
支払手形・工事未払金等 3,161,172 5,417,288
短期借入金 115,200 115,200
未払法人税等 239,594 357,902
未成工事受入金 387,010 604,245
賞与引当金 198,724 133,359
役員賞与引当金 17,333 ―
株主優待引当金 4,580 ―
その他 403,351 241,311
流動負債合計 4,526,965 6,869,308
固定負債
長期借入金 675,200 617,600
退職給付に係る負債 108,120 110,635
その他 131,307 126,686
固定負債合計 914,628 854,922
負債合計 5,441,593 7,724,230
純資産の部
株主資本
資本金 413,675 413,675
資本剰余金 698,570 698,570
利益剰余金 5,470,383 6,208,026
自己株式 △10,009 △10,009
株主資本合計 6,572,619 7,310,262
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 316,564 362,993
退職給付に係る調整累計額 △18,443 △15,040
その他の包括利益累計額合計 298,120 347,952
純資産合計 6,870,739 7,658,214
負債純資産合計 12,312,333 15,382,445
-5-
日本乾溜工業株式会社(1771) 2021年9月期 第2四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第2四半期連結累計期間
(単位:千円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年10月1日 (自 2020年10月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
売上高 8,190,222 10,805,673
売上原価 6,506,277 8,430,044
売上総利益 1,683,945 2,375,629
販売費及び一般管理費 886,316 1,218,168
営業利益 797,628 1,157,461
営業外収益
受取利息及び配当金 6,112 4,519
受取賃貸料 5,322 7,913
受取手数料 8,274 10,225
その他 4,497 5,795
営業外収益合計 24,206 28,453
営業外費用
支払利息 ― 3,807
支払手数料 27 1,386
リース解約損 379 ―
その他 56 235
営業外費用合計 463 5,429
経常利益 821,372 1,180,485
特別利益
投資有価証券売却益 26 14,484
特別利益合計 26 14,484
特別損失
固定資産除却損 461 ―
投資有価証券評価損 8,660 ―
投資有価証券売却損 812 1,029
特別損失合計 9,934 1,029
税金等調整前四半期純利益 811,463 1,193,940
法人税、住民税及び事業税 232,116 371,406
法人税等調整額 25,728 18,488
法人税等合計 257,844 389,895
四半期純利益 553,618 804,045
非支配株主に帰属する四半期純利益 ― ―
親会社株主に帰属する四半期純利益 553,618 804,045
-6-
日本乾溜工業株式会社(1771) 2021年9月期 第2四半期決算短信
四半期連結包括利益計算書
第2四半期連結累計期間
(単位:千円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年10月1日 (自 2020年10月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
四半期純利益 553,618 804,045
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △19,810 46,428
退職給付に係る調整額 1,995 3,402
その他の包括利益合計 △17,815 49,831
四半期包括利益 535,802 853,876
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 535,802 853,876
非支配株主に係る四半期包括利益 ― ―
-7-
日本乾溜工業株式会社(1771) 2021年9月期 第2四半期決算短信
(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:千円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年10月1日 (自 2020年10月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前四半期純利益 811,463 1,193,940
減価償却費 62,089 98,649
のれん償却額 ― 52,275
貸倒引当金の増減額(△は減少) 3,121 1,573
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) △2,482 2,514
工事損失引当金の増減額(△は減少) △2,648 ―
賞与引当金の増減額(△は減少) △73,156 △65,365
役員賞与引当金の増減額(△は減少) △15,137 △17,333
株主優待引当金の増減額(△は減少) △4,510 △4,580
固定資産除却損 461 184
受取利息及び受取配当金 △6,112 △4,519
支払利息 ― 3,807
投資有価証券評価損益(△は益) 8,660 ―
投資有価証券売却損益(△は益) 786 △13,455
売上債権の増減額(△は増加) △1,566,240 △2,274,241
未成工事受入金の増減額(△は減少) 25,939 217,235
たな卸資産の増減額(△は増加) △244,557 △68,296
仕入債務の増減額(△は減少) 1,852,361 2,256,116
その他 12,209 △104,151
小計 862,247 1,274,356
利息及び配当金の受取額 6,117 4,519
利息の支払額 ― △3,775
法人税等の支払額 △205,913 △258,647
営業活動によるキャッシュ・フロー 662,451 1,016,452
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出 △65,442 △202,264
投資有価証券の取得による支出 △3,674 △2,779
投資有価証券の売却による収入 7,560 24,779
貸付金の回収による収入 5,411 90
投資活動によるキャッシュ・フロー △56,144 △180,174
財務活動によるキャッシュ・フロー
長期借入金の返済による支出 ― △57,600
リース債務の返済による支出 △13,273 △1,222
配当金の支払額 △61,279 △66,363
財務活動によるキャッシュ・フロー △74,553 △125,186
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 531,753 711,092
現金及び現金同等物の期首残高 2,784,549 2,942,098
現金及び現金同等物の四半期末残高 3,316,303 3,653,190
-8-
日本乾溜工業株式会社(1771) 2021年9月期 第2四半期決算短信
(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありせん。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第2四半期連結累計期間(自 2019年10月1日 至 2020年3月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント 四半期連結
調整額 損益計算書
(注)1 計上額
建設事業 防災安全事業 化学品事業 計 (注)2
売上高
外部顧客への売上高 6,769,388 1,176,982 243,851 8,190,222 ― 8,190,222
セグメント間の内部売上高
― 125 ― 125 △125 ―
又は振替高
計 6,769,388 1,177,107 243,851 8,190,347 △125 8,190,222
セグメント利益 827,675 111,633 47,840 987,149 △189,520 797,628
(注)1.セグメント利益の調整額△189,520千円は、報告セグメントに配分していない全社費用189,520千円であり
ます。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
2.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行なっております。
Ⅱ 当第2四半期連結累計期間(自 2020年10月1日 至 2021年3月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント 四半期連結
調整額 損益計算書
(注)1 計上額
建設事業 防災安全事業 化学品事業 計 (注)2
売上高
外部顧客への売上高 8,686,791 1,869,455 249,426 10,805,673 ― 10,805,673
セグメント間の内部売上高
― 935 ― 935 △935 ―
又は振替高
計 8,686,791 1,870,390 249,426 10,806,609 △935 10,805,673
セグメント利益 1,105,481 218,516 60,049 1,384,047 △226,585 1,157,461
(注)1.セグメント利益の調整額△226,585千円は、報告セグメントに配分していない全社費用226,585千円であり
ます。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
2.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行なっております。
-9-
News Release 2021 年 5 月 14 日
福 岡 市 東 区 馬 出 一 丁 目 11 番 11 号
日 本 乾 溜 工 業 株 式 会 社
2021 年 9 月期第2四半期(中間期)決算概要
1.経営成績
1)連結損益計算書 (単位:百万円、%)
期 別 当第 2 四半期 前第 2 四半期
増 減 増減率
勘定科目 2021 年 3 月 2020 年 3 月
売 上 高 10,805 8,190 2,615 31.9
営 業 利 益 1,157 797 359 45.1
経 常 利 益 1,180 821 359 43.7
親会社株主に帰属する四半期純利益 804 553 250 45.2
一株当たり四半期純利益 159 円 53 銭 109 円 84 銭 49 円 69 銭 45.2
当社グループの第2四半期の連結業績(2020年10月1日∼2021年3月31日)につきましては、主力の建設事
業の工事において、新規連結子会社である株式会社ニチボーの業績が寄与したこともあり、前年同
四半期を上回りました。
また、建設工事関連資材の販売につきましても、港湾の防風柵や鉄道関連の遮音壁などの資材や
道路等の盛土補強材が増加したことから、前年同四半期を上回りました。
以上の結果、建設事業の売上高は86億86百万円(前年同四半期比28.3%増、19億17百万円増)と
なりました。
防災安全事業につきましては、労働安全衛生法の改正に伴い安全衛生保護具の販売が増加したこ
とに加え、備蓄用や新型コロナウイルス感染症対策の資機材の販売や鳥インフルエンザ対策用品の
販売が堅調に推移したことから、売上高は前年同四半期を上回りました。
以上の結果、防災安全事業の売上高は 18 億 69 百万円(前年同四半期比 58.8%増、6億 92 百万
円増)となりました。
化学品事業につきましては、タイヤの製造過程で使用されるゴム加硫剤(不溶性硫黄)及び当社
オリジナル製品である環境型自然土防草舗装材(製品名:雑草アタック)の販売は、前年同四半期
並みとなり、売上高は2億 49 百万円(前年同四半期比 2.3%増、5百万円増)となりました。
以上の結果、当社グループの第2四半期連結売上高は、108 億5百万円(前年同四半期比 31.9%
増、26 億 15 百万円増)となりました。
利益面につきましては、営業利益は 11 億 57 百万円(前年同四半期比 45.1%増、3億 59 百万円
増)、経常利益は 11 億 80 百万円(同 43.7%増、3億 59 百万円増)、親会社株主に帰属する四半
期純利益は8億4百万円(同 45.2%増、2億 50 百万円増)となりました。
2)セグメント別売上高 (単位:百万円、%)
期 別 当第2四半期 前第2四半期
増 減 増減率
セグメント 2021 年 3 月 2020 年 3 月
建 設 事 業 8,686 6,769 1,917 28.3
防 災 安 全 事 業 1,869 1,176 692 58.8
化 学 品 事 業 249 243 5 2.3
合 計 10,805 8,190 2,615 31.9
-1- NIPPON KANRYU INDUSTRY CO.,LTD.
2.2021 年 9 月期見通し (2020 年 10 月 1 日∼2021 年 9 月 30 日)
1)連結業績予想 (単位:百万円、%)
区 分 前回発表
勘定科目 (2021 年5月 12 日)
売 上 高 17,910
営 業 利 益 1,010
経 常 利 益 1,050
親会社株主に帰属する当期純利益 700
当社グループの通期の業績予想につきましては、2021 年5月 12 日に公表しました数値から変更
ありません。
また、期末の配当予想につきましては、2020 年 11 月 17 日に公表しました数値から変更ありません。
なお、上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づいて作成したもので
あり、実際の業績等は今後発生する様々な要因により予想数値と異なる場合があります。
以 上
-2- NIPPON KANRYU INDUSTRY CO.,LTD.