1771 日本乾溜 2020-11-17 15:30:00
2020年9月期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2020年9月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年11月17日
上場会社名 日本乾溜工業株式会社 上場取引所 福
コード番号 1771 URL http://www.kanryu.co.jp/
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 伊東 幸夫
問合せ先責任者 (役職名) 専務取締役経営管理本部長 (氏名) 大谷 友昭 TEL 092-632-1050
定時株主総会開催予定日 2020年12月18日 配当支払開始予定日 2020年12月21日
有価証券報告書提出予定日 2020年12月18日
決算補足説明資料作成の有無 : 無
決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1. 2020年9月期の連結業績(2019年10月1日∼2020年9月30日)
(1) 連結経営成績 (%表示は対前期増減率)
親会社株主に帰属する当期
売上高 営業利益 経常利益
純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年9月期 14,409 5.5 900 2.3 953 2.5 628 △0.3
2019年9月期 13,656 7.0 880 33.6 929 31.7 630 30.2
(注)包括利益 2020年9月期 625百万円 (28.3%) 2019年9月期 488百万円 (△7.5%)
潜在株式調整後1株当たり 自己資本当期純利
1株当たり当期純利益 総資産経常利益率 売上高営業利益率
当期純利益 益率
円銭 円銭 % % %
2020年9月期 121.59 51.18 9.5 8.6 6.2
2019年9月期 121.98 51.34 10.4 9.7 6.4
(参考) 持分法投資損益 2020年9月期 ―百万円 2019年9月期 ―百万円
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円銭
2020年9月期 12,184 6,870 56.4 1,161.60
2019年9月期 9,992 6,306 63.1 1,049.59
(参考) 自己資本 2020年9月期 6,870百万円 2019年9月期 6,306百万円
(3) 連結キャッシュ・フローの状況
営業活動によるキャッシュ・フロー 投資活動によるキャッシュ・フロー 財務活動によるキャッシュ・フロー 現金及び現金同等物期末残高
百万円 百万円 百万円 百万円
2020年9月期 652 △1,197 702 2,942
2019年9月期 △172 △189 △88 2,784
2. 配当の状況
年間配当金 配当金総額 配当性向 純資産配当
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計 (合計) (連結) 率(連結)
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭 百万円 % %
2019年9月期 ― 0.00 ― 9.00 9.00 45 7.4 0.9
2020年9月期 ― 0.00 ― 10.00 10.00 50 8.2 0.9
2021年9月期(予想) ― 0.00 ― 10.00 10.00 16.6
(注)1. 上記「配当の状況」は、普通株式に係る配当の状況であります。当社が発行する普通株式と権利の異なる種類株式(非上場)の配当状況につ
いては、「種類株式の配当の状況」をご覧下さい。また、2021年9月期(予想)の配当性向は、優先株式の配当金が未定のため、当期の優先株
式の配当年率を使用した配当金を控除した1株当たり当期純利益により算出しております。
2. 2019年9月期期末配当金の内訳 普通配当8円00銭 記念配当1円00銭
3. 2021年 9月期の連結業績予想(2020年10月 1日∼2021年 9月30日)
(%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する 1株当たり当期
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益 純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
第2四半期(累計) 9,100 11.1 685 △14.1 690 △16.0 450 △18.7 89.28
通期 14,650 1.7 500 △44.5 520 △45.4 320 △49.1 60.31
(注)通期の1株当たり当期純利益は、優先株式の配当金が未定であるため、当期の優先株式の配当年率を使用した配当金を当期純利益から控除し、
算出しております。
※ 注記事項
(1) 期中における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 有
新規 1 社 (社名) 株式会社ニチボー 、 除外 ― 社 (社名)
(2) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(3) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年9月期 5,102,000 株 2019年9月期 5,102,000 株
② 期末自己株式数 2020年9月期 61,762 株 2019年9月期 61,762 株
③ 期中平均株式数 2020年9月期 5,040,238 株 2019年9月期 5,040,238 株
(参考)個別業績の概要
2020年9月期の個別業績(2019年10月1日∼2020年9月30日)
(1) 個別経営成績 (%表示は対前期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年9月期 13,609 3.1 831 3.6 891 4.2 621 8.7
2019年9月期 13,199 6.8 802 32.0 855 30.4 571 27.9
潜在株式調整後1株当たり当期純
1株当たり当期純利益
利益
円銭 円銭
2020年9月期 120.08 50.56
2019年9月期 110.24 46.52
(2) 個別財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円銭
2020年9月期 11,246 6,730 59.8 1,133.68
2019年9月期 9,755 6,165 63.2 1,021.67
(参考) 自己資本 2020年9月期 6,730百万円 2019年9月期 6,165百万円
※ 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績の見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際
の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
(参考情報)
種類株式の配当の状況
普通株式と権利の異なる種類株式に係る1株当たり配当金の内訳及び配当金の総額は、以下のとおりでありま
す。
1株当たり配当金 配当金総額
(基準日) 第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 年間 (年間)
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 百万円
第1回優先株式
2019年9月期 ― 0 00 ― 8.00 8.00 16
2020年9月期 ― 0 00 ― 8.00 8.00 16
2021年9月期(予想) ― 0 00 ― 未定 未定
(注)2021年9月期の予想につきましては、配当年率が2021年10月1日の日本円TIBOR(6ケ月物)に1.5%を加えた
率によるため、現時点では未定とさせていただきます。
日本乾溜工業株式会社(1771) 2020年9月期 決算短信
○添付資料の目次
1.経営成績等の概況 ……………………………………………………………………………………2
(1)当期の経営成績の概況 …………………………………………………………………………2
(2)当期の財政状態の概況 …………………………………………………………………………3
(3)当期のキャッシュ・フローの概況 ……………………………………………………………3
(4)今後の見通し ……………………………………………………………………………………4
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 …………………………………………………………4
3.連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………5
(1)連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………5
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 ……………………………………………………7
(3)連結株主資本等変動計算書 ……………………………………………………………………10
(4)連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………………12
(5)連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………13
(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………13
(追加情報) …………………………………………………………………………………………13
(セグメント情報等) ………………………………………………………………………………13
(1株当たり情報) …………………………………………………………………………………14
(重要な後発事象) …………………………………………………………………………………14
4.個別財務諸表 …………………………………………………………………………………………15
(1)貸借対照表 ………………………………………………………………………………………15
(2)損益計算書 ………………………………………………………………………………………17
(3)株主資本等変動計算書 …………………………………………………………………………20
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日本乾溜工業株式会社(1771) 2020年9月期 決算短信
1.経営成績等の概況
(1)当期の経営成績の概況
当連結会計年度におけるわが国経済は、企業収益や雇用環境の改善を背景に緩やかな回復基調で推移しておりま
したが、本年初めからの新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う世界的規模の経済活動停滞による影響など、依然
として先行き不透明な状況で推移しました。
当社グループが主力事業とする建設業界におきましては、東京五輪関連事業が一段落したことに加え、建設労働
者不足や建設資材価格の高止まりなど、受注環境は依然として厳しい状況で推移したものの、公共投資、民間設備
投資は堅調に推移いたしました。
このような状況の中、当社グループでは、『100年企業に向けた強固な足場作りとして、グループ一体で営業力・
技術力を結集し、地元九州の業界で絶対的存在感を発揮する。』ことを目標と掲げ、企業価値の向上に向けて取り
組んでまいりました。
当社グループの連結業績につきましては、主力の建設事業が好調であったことから、売上高は144億9百万円(前
期比5.5%増、7億52百万円増)となりました。
利益面につきましては、売上高の増加と原価管理や工事における工程管理が徹底できたことから売上総利益率が
向上し、営業利益は9億円(前期比2.3%増、20百万円増)、経常利益は9億53百万円(同2.5%増、23百万円増)、
親会社株主に帰属する当期純利益は6億28百万円(同0.3%減、1百万円減)となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
2020年8月31日に、株式会社ニチボーの発行済株式のすべてを取得し、子会社化いたしました。
なお、みなし取得日を当連結会計年度末としているため、当連結会計年度は貸借対照表のみを連結しております。
(建設事業)
建設事業における工事につきましては、前期につづき高速道路ナンバリングに伴う標識取替やワイヤーロープ式
防護柵などの大型工事、災害復旧や防災減災のための法面工事や自然景観に配慮した公園等の景観工事が増加した
ことから完成工事高は前期を上回りました。
また、建設工事関連資材の販売につきましては、熊本震災復興関連の土木資材や駅前広場の歩道屋根等の景観資
材、橋梁等のメンテナンス資材が減少したことから商品売上高は前期を下回りました。
以上の結果、建設事業の売上高は118億5百万円(前期比6.5%増、7億19百万円増)、セグメント利益は12億54
百万円(同9.5%増、1億8百万円増)となりました。
(防災安全事業)
防災安全事業につきましては、備蓄用の簡易トイレや発電機等の資機材の販売は官公庁からの発注量減少に加え、
企業間競争の激化により前期を下回りましたが、新型コロナウイルス対策用品の販売が増加したことから売上高は
前期を上回りました。
以上の結果、防災安全事業の売上高は21億89百万円(前期比7.4%増、1億50百万円増)、セグメント利益は2億
7百万円(同16.0%増、28百万円増)となりました。
(化学品事業)
化学品事業につきましては、タイヤの製造過程で使用されるゴム加硫剤(不溶性硫黄)の販売は、消費増税の反
動や新型コロナウイルス感染拡大の影響によりタイヤ需要が低調に推移したことから、前期を下回りました。
また、当社オリジナル製品である環境型自然土防草舗装材(製品名:雑草アタック)の販売につきましても、新
型コロナウイルス感染拡大の影響により低調に推移したことから前期を下回りました。
以上の結果、化学品事業の売上高は4億14百万円(前期比22.0%減、1億17百万円減)、セグメント利益は36百
万円(同59.8%減、54百万円減)となりました。
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日本乾溜工業株式会社(1771) 2020年9月期 決算短信
(2)当期の財政状態の概況
当連結会計年度末の総資産は、121億84百万円(前連結会計年度末比21.9%増、21億92百万円増)となりました。
資産につきましては、流動資産が81億64百万円(同14.2%増、10億12百万円増)となりました。その主な要因は、
企業結合により流動資産を9億87百万円受け入れたことによるものであります。
固定資産につきましては、40億20百万円(同41.5%増、11億79百万円増)となりました。その主な要因は、企業
結合によりのれんを12億15百万円計上したことによるものであります。
負債につきましては、53億13百万円(同44.2%増、16億27百万円増)となりました。その主な要因は、企業結合
により流動負債を5億63百万円受け入れたこと、及び借入金が7億90百万円増加したことによるものであります。
純資産につきましては、68億70百万円(同9.0%増、5億64百万円増)となりました。その主な要因は、親会社株
主に帰属する当期純利益を6億28百万円計上したことによるものであります。
(3)当期のキャッシュ・フローの概況
当連結会計年度末の現金及び現金同等物(以下、「資金」という)の残高は、29億42百万円(前連結会計年度比
5.7%増、1億57百万円増)となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、6億52百万円の資金の増加となりました(前連結会計年度は1億72百万
円の減少)。その主な要因は、売上債権の増加により資金が3億76百万円減少、法人税等の支払により資金が3億
52百万円減少しましたが、税金等調整前当期純利益を9億80百万円計上したことや減価償却費を1億30百万円計上
したことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、11億97百万円の資金の減少となりました(前連結会計年度は1億89百万
円の減少)。その主な要因は、子会社株式取得により資金が12億18百万円減少したことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、7億2百万円の資金の増加となりました(前連結会計年度は88百万円の
減少)。その主な要因は、株主配当金の支払により資金が61百万円減少しましたが、長期借入により資金が8億円
増加したことによるものであります。
(参考) キャッシュ・フロー関連指標の推移
2016年9月期 2017年9月期 2018年9月期 2019年9月期 2020年9月期
自己資本比率 65.5% 60.7% 64.0% 63.1% 56.4%
時価ベースの自己資本比率 22.8% 28.9% 31.4% 24.1% 26.0%
キャッシュ・フロー対有利子
― ― ― ― 1.2
負債比率
インタレスト・カバレッジ・
370.1 ― ― ― 430.0
レシオ
(注)自己資本比率:自己資本/総資産
時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産
キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/営業キャッシュ・フロー
インタレスト・カバレッジ・レシオ:営業キャッシュ・フロー/利払い
①株式時価総額は、期末株式終値×期末発行済株式総数(自己株式控除後)により算出しております。
②営業キャッシュ・フローは、キャッシュ・フロー計算書の「営業活動によるキャッシュ・フロー」を使用し
ております。
③有利子負債は、連結貸借対照表に記載されている負債のうち利子を支払っているすべての負債を対象として
おります。また、利払いについては、キャッシュフロー計算書の利息の支払額を使用しております。
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日本乾溜工業株式会社(1771) 2020年9月期 決算短信
(4)今後の見通し
次期(2021年9月期)の連結業績見通しにつきましては、2020年9月期8月末に子会社化した㈱ニチボーの業績
が通年寄与することから、売上高は146億50百万円を見込んでおります。
また、利益面につきましては、資材費の高騰や人手不足に伴う労務費等の生産・建設コストの高騰、また、中期
経営計画で掲げている主要施策のひとつである、持続的成長を支える経営基盤の構築に係る生産性向上システム開
発費用等を見込んでいることから、営業利益は5億円、経常利益は5億20百万円、また、親会社株主に帰属する当
期純利益につきましては3億20百円を予想しております。
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方
当社グループは、連結財務諸表の期間比較可能性及び企業間の比較可能性を考慮し、当面は、日本基準で連結財
務諸表を作成する方針であります。
なお、国際会計基準の適用につきましては、国内外における今後の諸情勢を考慮の上、適切に対応していく方針
であります。
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日本乾溜工業株式会社(1771) 2020年9月期 決算短信
3.連結財務諸表及び主な注記
(1)連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2019年9月30日) (2020年9月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 2,784,549 2,942,098
受取手形・完成工事未収入金等 3,767,170 4,221,509
電子記録債権 54,904 50,749
未成工事支出金 428,924 701,892
商品及び製品 80,599 173,708
仕掛品 13,691 12,391
原材料及び貯蔵品 11,203 9,933
その他 12,470 54,461
貸倒引当金 △2,038 △2,723
流動資産合計 7,151,477 8,164,021
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物 1,394,861 1,405,272
減価償却累計額 △756,955 △792,519
建物及び構築物(純額) 637,906 612,753
機械、運搬具及び工具器具備品 752,388 959,667
減価償却累計額 △618,827 △801,261
機械、運搬具及び工具器具備品(純額) 133,560 158,405
土地 1,214,449 1,214,449
リース資産 36,520 12,222
減価償却累計額 △23,413 △6,418
リース資産(純額) 13,107 5,803
建設仮勘定 172 1,210
有形固定資産合計 1,999,196 1,992,621
無形固定資産
のれん - 1,215,224
リース資産 19,242 -
その他 12,674 13,873
無形固定資産合計 31,917 1,229,097
投資その他の資産
投資有価証券 738,445 698,517
長期貸付金 4,035 75
繰延税金資産 29,261 62,555
差入保証金 13,710 14,944
その他 51,441 48,980
貸倒引当金 △27,178 △26,383
投資その他の資産合計 809,715 798,690
固定資産合計 2,840,829 4,020,409
資産合計 9,992,307 12,184,430
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日本乾溜工業株式会社(1771) 2020年9月期 決算短信
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2019年9月30日) (2020年9月30日)
負債の部
流動負債
支払手形・工事未払金等 2,843,314 3,161,172
短期借入金 - 115,200
リース債務 26,547 2,444
未払法人税等 221,380 239,594
未成工事受入金 49,651 387,010
工事損失引当金 2,648 -
賞与引当金 182,740 198,724
役員賞与引当金 15,137 17,333
株主優待引当金 4,510 4,580
その他 234,988 400,906
流動負債合計 3,580,917 4,526,965
固定負債
長期借入金 - 675,200
リース債務 5,803 3,359
退職給付に係る負債 99,342 108,120
その他 45 45
固定負債合計 105,190 786,725
負債合計 3,686,108 5,313,690
純資産の部
株主資本
資本金 413,675 413,675
資本剰余金
資本準備金 500,000 500,000
その他資本剰余金 198,570 198,570
資本剰余金合計 698,570 698,570
利益剰余金
その他利益剰余金
繰越利益剰余金 4,902,916 5,470,383
利益剰余金合計 4,902,916 5,470,383
自己株式 △10,009 △10,009
株主資本合計 6,005,151 6,572,619
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 311,860 316,564
退職給付に係る調整累計額 △10,813 △18,443
その他の包括利益累計額合計 301,046 298,120
純資産合計 6,306,198 6,870,739
負債純資産合計 9,992,307 12,184,430
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(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書
連結損益計算書
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年10月1日 (自 2019年10月1日
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
売上高
完成工事高 6,939,780 7,723,094
商品売上高 6,102,742 6,203,379
製品売上高 614,474 483,310
売上高合計 13,656,998 14,409,783
売上原価
完成工事原価 5,124,799 5,623,862
商品売上原価 5,327,266 5,470,426
製品売上原価 434,515 367,608
売上原価合計 10,886,581 11,461,897
売上総利益
完成工事総利益 1,814,981 2,099,231
商品売上総利益 775,476 732,952
製品売上総利益 179,958 115,702
売上総利益合計 2,770,417 2,947,886
販売費及び一般管理費
従業員給料手当 748,734 735,989
法定福利費 161,902 161,891
減価償却費 62,755 67,009
貸倒引当金繰入額 △2,105 △110
賞与引当金繰入額 142,853 151,092
役員賞与引当金繰入額 15,137 17,333
退職給付費用 23,574 33,588
株主優待引当金繰入額 4,510 4,580
その他 732,862 876,075
販売費及び一般管理費合計 1,890,224 2,047,449
営業利益 880,192 900,437
営業外収益
受取利息 179 97
受取配当金 21,155 23,123
受取賃貸料 6,621 9,051
受取手数料 8,250 11,250
雑収入 13,782 11,196
営業外収益合計 49,989 54,719
営業外費用
支払利息 - 1,085
支払手数料 185 234
リース解約損 292 624
雑損失 125 110
営業外費用合計 603 2,054
経常利益 929,578 953,101
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日本乾溜工業株式会社(1771) 2020年9月期 決算短信
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年10月1日 (自 2019年10月1日
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
特別利益
固定資産売却益 526 -
投資有価証券売却益 1,995 37,549
その他 201 -
特別利益合計 2,723 37,549
特別損失
固定資産除却損 157 699
投資有価証券売却損 541 812
投資有価証券評価損 - 8,598
特別損失合計 699 10,110
税金等調整前当期純利益 931,603 980,540
法人税、住民税及び事業税 317,104 372,842
法人税等調整額 △16,296 △21,130
法人税等合計 300,807 351,711
当期純利益 630,795 628,829
非支配株主に帰属する当期純利益 - -
親会社株主に帰属する当期純利益 630,795 628,829
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日本乾溜工業株式会社(1771) 2020年9月期 決算短信
連結包括利益計算書
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年10月1日 (自 2019年10月1日
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
当期純利益 630,795 628,829
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △118,024 4,704
退職給付に係る調整額 △24,747 △7,630
その他の包括利益合計 △142,771 △2,926
包括利益 488,023 625,903
(内訳)
親会社株主に係る包括利益 488,023 625,903
非支配株主に係る包括利益 ― ―
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日本乾溜工業株式会社(1771) 2020年9月期 決算短信
(3)連結株主資本等変動計算書
前連結会計年度(自 2018年10月1日 至 2019年9月30日)
(単位:千円)
株主資本
資本剰余金 利益剰余金
資本金 その他利益剰余金
資本準備金 その他資本剰余金 資本剰余金合計 利益剰余金合計
繰越利益剰余金
当期首残高 413,675 500,000 198,570 698,570 4,323,402 4,323,402
当期変動額
剰余金の配当 △51,281 △51,281
親会社株主に帰属す
630,795 630,795
る当期純利益
株主資本以外の項目
の当期変動額(純
額)
当期変動額合計 ― ― ― ― 579,513 579,513
当期末残高 413,675 500,000 198,570 698,570 4,902,916 4,902,916
株主資本 その他の包括利益累計額
その他有価証券 退職給付に係る その他の包括利益 純資産合計
自己株式 株主資本合計
評価差額金 調整累計額 累計額合計
当期首残高 △10,009 5,425,638 429,884 13,933 443,818 5,869,456
当期変動額
剰余金の配当 △51,281 △51,281
親会社株主に帰属す
630,795 630,795
る当期純利益
株主資本以外の項目
の当期変動額(純 △118,024 △24,747 △142,771 △142,771
額)
当期変動額合計 ― 579,513 △118,024 △24,747 △142,771 436,742
当期末残高 △10,009 6,005,151 311,860 △10,813 301,046 6,306,198
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日本乾溜工業株式会社(1771) 2020年9月期 決算短信
当連結会計年度(自 2019年10月1日 至 2020年9月30日)
(単位:千円)
株主資本
資本剰余金 利益剰余金
資本金 その他利益剰余金
資本準備金 その他資本剰余金 資本剰余金合計 利益剰余金合計
繰越利益剰余金
当期首残高 413,675 500,000 198,570 698,570 4,902,916 4,902,916
当期変動額
剰余金の配当 △61,362 △61,362
親会社株主に帰属す
628,829 628,829
る当期純利益
株主資本以外の項目
の当期変動額(純
額)
当期変動額合計 ― ― ― ― 567,467 567,467
当期末残高 413,675 500,000 198,570 698,570 5,470,383 5,470,383
株主資本 その他の包括利益累計額
その他有価証券 退職給付に係る その他の包括利益 純資産合計
自己株式 株主資本合計
評価差額金 調整累計額 累計額合計
当期首残高 △10,009 6,005,151 311,860 △10,813 301,046 6,306,198
当期変動額
剰余金の配当 △61,362 △61,362
親会社株主に帰属す
628,829 628,829
る当期純利益
株主資本以外の項目
の当期変動額(純 4,704 △7,630 △2,926 △2,926
額)
当期変動額合計 ― 567,467 4,704 △7,630 △2,926 564,541
当期末残高 △10,009 6,572,619 316,564 △18,443 298,120 6,870,739
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日本乾溜工業株式会社(1771) 2020年9月期 決算短信
(4)連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年10月1日 (自 2019年10月1日
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純利益 931,603 980,540
減価償却費 110,517 130,444
貸倒引当金の増減額(△は減少) △6,303 △110
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) 27,265 8,778
工事損失引当金の増減額(△は減少) 2,648 △2,648
賞与引当金の増減額(△は減少) 24,770 15,984
役員賞与引当金の増減額(△は減少) 1,157 2,196
株主優待引当金の増減額(△は減少) 80 70
固定資産除却損 157 699
受取利息及び受取配当金 △21,335 △23,221
支払利息 ― 1,085
固定資産売却損益(△は益) △526 ―
投資有価証券評価損益(△は益) ― 8,598
投資有価証券売却損益(△は益) △1,453 △36,737
売上債権の増減額(△は増加) △1,031,823 △376,747
未成工事受入金の増減額(△は減少) △18,159 △226
たな卸資産の増減額(△は増加) △249,219 43,536
仕入債務の増減額(△は減少) 346,385 102,132
その他 △89,544 129,732
小計 26,216 984,107
利息及び配当金の受取額 21,332 23,226
利息の支払額 ― △1,518
法人税等の支払額 △219,554 △352,877
営業活動によるキャッシュ・フロー △172,005 652,937
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出 △177,066 △73,437
有形固定資産の売却による収入 5,046 ―
無形固定資産の取得による支出 ― △2,260
投資有価証券の取得による支出 △8,450 △7,409
投資有価証券の売却による収入 7,531 97,660
貸付けによる支出 △5,000 ―
貸付金の回収による収入 2,663 5,950
連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得によ
△14,073 △1,218,425
る支出
投資活動によるキャッシュ・フロー △189,348 △1,197,921
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少) △10,960 ―
長期借入れによる収入 ― 800,000
長期借入金の返済による支出 ― △9,600
リース債務の返済による支出 △26,613 △26,547
配当金の支払額 △51,258 △61,320
財務活動によるキャッシュ・フロー △88,832 702,532
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △450,185 157,548
現金及び現金同等物の期首残高 3,234,735 2,784,549
現金及び現金同等物の期末残高 2,784,549 2,942,098
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日本乾溜工業株式会社(1771) 2020年9月期 決算短信
(5)連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(追加情報)
当連結会計年度
(自 2019年10月1日 至 2020年9月30日)
新型コロナウイルスの感染拡大に伴う顧客需要の減少の影響を受け、化学品事業においては売上高減少等の影
響が生じております。このような状況は、2021年9月期末にかけて徐々に収束するものと仮定し、固定資産の減
損会計等の会計上の見積もりを行っております。
なお、将来における業績値に基づく結果が、これらの見積もり及び仮定とは異なる可能性があります。
(セグメント情報等)
(セグメント情報)
1 報告セグメントの概要
(1) 報告セグメントの決定方法
当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源
の配分の決定及び業績を評価するために定期的に検討を行なう対象となっているものであります。
当社は、「建設事業」及び「防災安全事業」並びに「化学品事業」の3つを報告セグメントとしております。
(2) 各報告セグメントに属する製品及びサービスの種類
「建設事業」は、交通安全施設・法面・環境メンテナンス工事の施工及び資材販売を行なっております。「防災
安全事業」は、防災安全衛生用品・保安用品等の販売を行なっております。「化学品事業」は、不溶性硫黄の製
造・販売及び環境型自然土防草材の製造・販売を行なっております。
2 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」と同一で
あります。
また、報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であり、セグメント間の内部売上高及び内部振替高等は市
場価格を勘案して一般取引条件と同様に決定しております。
なお、当社は、事業セグメントに資産を配分しておりませんが、当該資産にかかる減価償却費についてはその使用
状況等によった合理的な基準に従い事業セグメントに配分しております。
3 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報
前連結会計年度(自 2018年10月1日 至 2019年9月30日)
(単位:千円)
報告セグメント 調整額 連結財務諸表
建設事業 防災安全事業 化学品事業 計 (注)1 計上額(注)2
売上高
外部顧客への売上高 11,085,832 2,039,171 531,993 13,656,998 ― 13,656,998
セグメント間の内部売上高
― 1,145 ― 1,145 △1,145 ―
又は振替高
計 11,085,832 2,040,316 531,993 13,658,143 △1,145 13,656,998
セグメント利益 1,146,281 178,799 90,490 1,415,572 △535,380 880,192
その他の項目
減価償却費 35,333 3,883 30,216 69,433 41,083 110,517
(注)1.セグメント利益の調整額△535,380千円は、報告セグメントに配分していない全社費用535,380千円であり
ます。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
2.セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と調整を行なっております。
3.セグメント資産については、経営資源の配分の決定及び業績を評価するための検討対象となっていないた
め記載しておりません。
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日本乾溜工業株式会社(1771) 2020年9月期 決算短信
当連結会計年度(自 2019年10月1日 至 2020年9月30日)
(単位:千円)
報告セグメント 調整額 連結財務諸表
建設事業 防災安全事業 化学品事業 計 (注)1 計上額(注)2
売上高
外部顧客への売上高 11,805,435 2,189,403 414,945 14,409,783 ― 14,409,783
セグメント間の内部売上高
― 284 ― 284 △284 ―
又は振替高
計 11,805,435 2,189,687 414,945 14,410,068 △284 140,409,783
セグメント利益 1,254,692 207,397 36,358 1,498,448 △598,010 900,437
その他の項目
減価償却費 51,041 4,152 30,342 85,536 44,907 130,444
(注)1.セグメント利益の調整額△598,010千円は、報告セグメントに配分していない全社費用598,010千円であり
ます。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
2.セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と調整を行なっております。
3.セグメント資産については、経営資源の配分の決定及び業績を評価するための検討対象となっていないた
め記載しておりません。
(1株当たり情報)
前連結会計年度 当連結会計年度
項目 (自 2018年10月1日 (自 2019年10月1日
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
1株当たり純資産額 1,049円59銭 1,161円60銭
1株当たり当期純利益金額 121円98銭 121円59銭
潜在株式調整後
51円34銭 51円18銭
1株当たり当期純利益金額
(注) 1株当たり当期純利益金額及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額の算定上の基礎は、以下のとおりで
あります。
前連結会計年度 当連結会計年度
項目 (自 2018年10月1日 (自 2019年10月1日
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
1株当たり当期純利益金額
親会社株主に帰属する当期純利益(千円) 630,795 628,829
普通株主に帰属しない金額(千円) 16,000 16,000
(うち優先配当金(千円)) (16,000) (16,000)
普通株式に係る親会社株主に帰属する
614,795 612,829
当期純利益(千円)
普通株式の期中平均株式数(千株) 5,040 5,040
潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額
親会社株主に帰属する当期純利益調整額(千円) 16,000 16,000
(うち優先配当金(千円)) (16,000) (16,000)
普通株式増加数(千株) 7,246 7,246
(うち優先株式(千株)) (7,246) (7,246)
希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1株
当たり当期純利益金額の算定に含めなかった潜在 ─
株式の概要
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
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日本乾溜工業株式会社(1771) 2020年9月期 決算短信
4.個別財務諸表及び主な注記
(1)貸借対照表
(単位:千円)
前事業年度 当事業年度
(2019年9月30日) (2020年9月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 2,612,772 2,122,000
受取手形 745,329 799,389
電子記録債権 54,904 39,606
完成工事未収入金 1,853,339 2,101,290
売掛金 1,110,525 1,149,533
未成工事支出金 420,150 281,395
商品 75,564 165,319
製品 4,648 7,583
原材料 7,289 5,728
仕掛品 13,691 12,391
貯蔵品 3,913 3,995
前渡金 - 114
前払費用 3,921 3,724
短期貸付金 1,988 180
未収入金 1,592 4,982
その他 3,761 20,597
貸倒引当金 △1,000 △1,000
流動資産合計 6,912,394 6,716,832
固定資産
有形固定資産
建物 1,289,413 1,290,475
減価償却累計額 △666,083 △694,290
建物(純額) 623,329 596,185
構築物 105,448 106,422
減価償却累計額 △90,871 △92,371
構築物(純額) 14,576 14,051
機械及び装置 643,320 678,617
減価償却累計額 △532,457 △580,686
機械及び装置(純額) 110,862 97,930
車両運搬具 10,480 12,260
減価償却累計額 △4,208 △6,890
車両運搬具(純額) 6,272 5,370
工具、器具及び備品 78,377 98,110
減価償却累計額 △62,324 △72,017
工具、器具及び備品(純額) 16,053 26,093
土地 1,193,409 1,193,409
リース資産 36,520 12,222
減価償却累計額 △23,413 △6,418
リース資産(純額) 13,107 5,803
建設仮勘定 172 1,210
有形固定資産合計 1,977,783 1,940,053
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日本乾溜工業株式会社(1771) 2020年9月期 決算短信
(単位:千円)
前事業年度 当事業年度
(2019年9月30日) (2020年9月30日)
無形固定資産
ソフトウエア 1,430 990
リース資産 19,242 -
電話加入権 10,648 10,648
その他 60 -
無形固定資産合計 31,381 11,638
投資その他の資産
投資有価証券 738,445 687,243
関係会社株式 36,112 1,831,696
出資金 7,860 7,860
長期貸付金 3,780 -
従業員に対する長期貸付金 255 75
破産更生債権等 4,128 4,216
長期前払費用 3,490 86
繰延税金資産 18,938 26,429
差入保証金 13,095 12,030
その他 35,018 34,218
貸倒引当金 △27,178 △25,453
投資その他の資産合計 833,946 2,578,401
固定資産合計 2,843,111 4,530,093
資産合計 9,755,505 11,246,925
負債の部
流動負債
支払手形 1,354,593 1,437,480
工事未払金 626,981 576,503
買掛金 821,832 841,739
1年内返済予定の長期借入金 - 115,200
リース債務 26,547 2,444
未払金 125,947 146,661
未払費用 52,733 55,343
未払法人税等 209,129 187,342
未成工事受入金 45,224 35,863
前受金 61 57,908
預り金 6,535 7,138
工事損失引当金 2,648 -
賞与引当金 173,340 180,000
役員賞与引当金 13,337 13,980
株主優待引当金 4,510 4,580
設備関係支払手形 10,793 2,627
その他 26,929 93,070
流動負債合計 3,501,146 3,757,884
固定負債
長期借入金 - 675,200
リース債務 5,803 3,359
退職給付引当金 83,106 80,478
固定負債合計 88,910 759,037
負債合計 3,590,056 4,516,921
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日本乾溜工業株式会社(1771) 2020年9月期 決算短信
(単位:千円)
前事業年度 当事業年度
(2019年9月30日) (2020年9月30日)
純資産の部
株主資本
資本金 413,675 413,675
資本剰余金
資本準備金 500,000 500,000
その他資本剰余金 198,570 198,570
資本剰余金合計 698,570 698,570
利益剰余金
その他利益剰余金
繰越利益剰余金 4,751,353 5,311,203
利益剰余金合計 4,751,353 5,311,203
自己株式 △10,009 △10,009
株主資本合計 5,853,589 6,413,439
評価・換算差額等
その他有価証券評価差額金 311,860 316,564
評価・換算差額等合計 311,860 316,564
純資産合計 6,165,449 6,730,004
負債純資産合計 9,755,505 11,246,925
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日本乾溜工業株式会社(1771) 2020年9月期 決算短信
(2)損益計算書
(単位:千円)
前事業年度 当事業年度
(自 2018年10月1日 (自 2019年10月1日
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
売上高
完成工事高 6,398,683 6,828,674
商品売上高 6,183,632 6,292,505
製品売上高 617,056 488,106
売上高合計 13,199,372 13,609,286
売上原価
完成工事原価 4,874,286 5,159,924
商品売上原価 5,310,061 5,442,930
製品売上原価 434,515 367,608
売上原価合計 10,618,863 10,970,463
売上総利益
完成工事総利益 1,524,397 1,668,749
商品売上総利益 873,570 849,575
製品売上総利益 182,540 120,498
売上総利益合計 2,580,508 2,638,823
販売費及び一般管理費
荷造運搬費 49,555 45,298
役員報酬 103,035 112,530
従業員給料手当 716,474 699,881
法定福利費 150,904 148,159
福利厚生費 24,224 29,530
交際費 19,048 13,356
旅費及び交通費 38,887 26,157
通信費 31,886 29,458
事務用消耗品費 62,223 105,001
車両費 29,987 27,076
水道光熱費 13,469 13,286
地代家賃 13,420 13,604
支払リース料 52,213 55,161
減価償却費 61,948 66,370
租税公課 47,776 48,789
諸会費 11,867 11,606
貸倒引当金繰入額 △2,418 △1,725
役員賞与引当金繰入額 13,337 13,980
賞与引当金繰入額 133,564 132,368
退職給付費用 22,178 31,272
株主優待引当金繰入額 4,510 4,580
雑費 179,691 181,281
販売費及び一般管理費合計 1,777,785 1,807,026
営業利益 802,722 831,797
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日本乾溜工業株式会社(1771) 2020年9月期 決算短信
(単位:千円)
前事業年度 当事業年度
(自 2018年10月1日 (自 2019年10月1日
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
営業外収益
受取利息 262 162
有価証券利息 6 -
受取配当金 21,152 23,120
受取賃貸料 6,444 9,275
受取手数料 11,855 17,136
雑収入 13,654 11,727
営業外収益合計 53,377 61,422
営業外費用
支払利息 - 1,085
支払手数料 130 180
リース解約損 292 624
雑損失 122 102
営業外費用合計 544 1,992
経常利益 855,555 891,226
特別利益
固定資産売却益 299 -
投資有価証券売却益 1,995 37,549
特別利益合計 2,294 37,549
特別損失
固定資産除却損 157 609
投資有価証券売却損 541 812
投資有価証券評価損 - 8,598
特別損失合計 699 10,020
税引前当期純利益 857,151 918,755
法人税、住民税及び事業税 301,305 311,239
法人税等調整額 △15,780 △13,696
法人税等合計 285,524 297,542
当期純利益 571,626 621,212
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日本乾溜工業株式会社(1771) 2020年9月期 決算短信
(3)株主資本等変動計算書
前連結会計年度(自 2018年10月1日 至 2019年9月30日)
(単位:千円)
株主資本
資本剰余金 利益剰余金
資本金 その他利益剰余金
資本準備金 その他資本剰余金 資本剰余金合計 利益剰余金合計
繰越利益剰余金
当期首残高 413,675 500,000 198,570 698,570 4,231,008 4,231,008
当期変動額
剰余金の配当 △51,281 △51,281
当期純利益 571,626 571,626
株主資本以外の項目
の当期変動額(純
額)
当期変動額合計 ― ― ― ― 520,344 520,344
当期末残高 413,675 500,000 198,570 698,570 4,751,353 4,751,353
株主資本 評価・換算差額等
その他有価証券 評価・換算差額等 純資産合計
自己株式 株主資本合計
評価差額金 合計
当期首残高 △10,009 5,333,244 429,884 429,884 5,763,129
当期変動額
剰余金の配当 △51,281 △51,281
当期純利益 571,626 571,626
株主資本以外の項目
の当期変動額(純 △118,024 △118,024 △118,024
額)
当期変動額合計 ― 520,344 △118,024 △118,024 402,320
当期末残高 △10,009 5,853,589 311,860 311,860 6,165,449
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日本乾溜工業株式会社(1771) 2020年9月期 決算短信
当連結会計年度(自 2019年10月1日 至 2020年9月30日)
(単位:千円)
株主資本
資本剰余金 利益剰余金
資本金 その他利益剰余金
資本準備金 その他資本剰余金 資本剰余金合計 利益剰余金合計
繰越利益剰余金
当期首残高 413,675 500,000 198,570 698,570 4,751,353 4,751,353
当期変動額
剰余金の配当 △61,362 △61,362
当期純利益 621,212 621,212
株主資本以外の項目
の当期変動額(純
額)
当期変動額合計 ― ― ― ― 559,850 559,850
当期末残高 413,675 500,000 198,570 698,570 5,311,203 5,311,203
株主資本 評価・換算差額等
その他有価証券 評価・換算差額等 純資産合計
自己株式 株主資本合計
評価差額金 合計
当期首残高 △10,009 5,853,589 311,860 311,860 6,165,449
当期変動額
剰余金の配当 △61,362 △61,362
当期純利益 621,212 621,212
株主資本以外の項目
の当期変動額(純 4,704 4,704 4,704
額)
当期変動額合計 ― 559,850 4,704 4,704 564,554
当期末残高 △10,009 6,413,439 316,564 316,564 6,730,004
-21-
News Release 2020 年 11 月 17 日
福 岡 市 東 区 馬 出 一 丁 目 11 番 11 号
日 本 乾 溜 工 業 株 式 会 社
2020 年9月期決算概要
1.経営成績
1)連結損益計算書 (単位:百万円、%)
期 別 当 期 前 期 増 減 増減率
勘定科目 2020 年 9 月期 2019 年 9 月期
売 上 高 14,409 13,656 753 5.5
営 業 利 益 900 880 20 2.3
経 常 利 益 953 929 24 2.5
親会社株主に帰属する当期純利益 628 630 △2 △0.3
建設事業につきましては、熊本震災復興関連の土木資材や駅前広場の歩道屋根等の景観資材、橋梁等のメンテナ
ンス資材が減少したことから商品売上高は前期を下回りましたが、前期につづき高速道路ナンバリングに伴う標識
取替やワイヤーロープ式防護柵などの大型工事、災害復旧や防災減災のための法面工事や自然景観に配慮した公園
等の景観工事が増加したことから完成工事高は前期を上回りました。その結果、建設事業の売上高は 118 億5百万
円(前期比 6.5%増、7億 19 百万円増)と前期を上回りました。
防災安全事業につきましては、備蓄用の簡易トイレや発電機等の資機材の販売が官公庁からの発注量減少に加
え、企業間競争の激化により前期を下回りましたが、新型コロナウイルス対策用品の販売が増加したことから売上
高は前期を上回りました。その結果、防災安全事業の売上高は 21 億 89 百万円(前期比 7.4%増、1億 50 百万円
増)となりました。
化学品事業につきましては、タイヤの製造過程で使用されるゴム加硫剤(不溶性硫黄)の販売が、消費
増税の反動や新型コロナウイルス感染拡大の影響によりタイヤ需要が低調に推移したことから、前期を
下回りました。
また、当社オリジナル製品である環境型自然土防草舗装材(製品名:雑草アタック)の販売も新型コロ
ナウイルス感染拡大の影響により前期を下回りました。その結果、化学品事業の売上高は4億14百万円
(前期比22.0%減、1億17百万円減)となりました。
以上の結果、当社グループの連結売上高は、144 億9百万円(前期比 5.5%増、7億 53 百万円増)となりました。
利益面につきましては、建設事業における原価管理や工事における工程管理が徹底できたことから売上
総利益率が向上し、営業利益は9億円(前期比 2.3%増、20 百万円増)、経常利益は9億 53 百万円
(同 2.5%増、24 百万円増)、親会社株主に帰属する当期純利益は6億 28 百万円(同 0.3%減、2百万
円減)となりました。
なお、普通株式の期末配当金につきましては、当期の業績等を勘案し、前期と比べて1円増配となる
1株当たり 10 円(前期は記念配当1円を含む9円/株)とする予定であります。
-1- NIPPON KANRYU INDUSTRY CO.,LTD.
2)セグメント別売上高 (単位:百万円、%)
期 別 当 期 前 期 増 減 増減率
セグメント 2020 年 9 月期 2019 年 9 月期
建 設 事 業 11,805 11,085 719 6.5
防 災 安 全 事 業 2,189 2,039 150 7.4
化 学 品 事 業 414 531 △117 △22.0
合 計 14,409 13,656 752 5.5
2.2021 年9月期見通し (2020 年 10 月1日∼2021 年9月 30 日)
1)連結業績予想 (単位:百万円、%)
期 別 2021 年9月期 2020 年9月期 増 減 増減率
予 想 実 績
勘定科目
売 上 高 14,650 14,409 +240 +1.7
営 業 利 益 500 900 △400 △44.5
経 常 利 益 520 953 △433 △45.4
親会社株主に帰属する当期純利益 320 628 △308 △49.1
(2021 年9 月期予想には、販管費に㈱ニチボーののれん償却費を含む)
今後の我が国経済は、新型コロナウイルス感染拡大の収束状況により、景気の先行きは不透明な状況が続くものと
予想されます。当社が主力とする建設業界では、公共事業費予算につきましては、防災・減災、国土強靭化のための
3か年緊急対策の最終年度にあたり、前年度並みの水準が確保される見込みではありますが、人件費や資材の高騰に
加え、受注競争の激化など経営環境は依然として厳しい状況で推移するものと予想されます。このような状況の中、
当社グループは 2021 年9月期を初年度とする3ヵ年の中期経営計画に基づき、本期間を「将来の成長加速に向けた
仕込みと筋力強化のステージ」と位置づけ、持続的成長を支える経営基盤を再構築し、成長分野での事業拡充および
生産性の向上に努めてまいります。次期(2021 年9月期)の連結業績見通しにつきましては、2020 年9月期8月末
に子会社化した㈱ニチボーの業績が通年寄与することから、売上高は 146 億 50 百万円を見込んでおります。
また、利益面につきましては、資材費の高騰や人手不足に伴う労務費等の生産・建設コストの高騰、また、中期
経営計画で掲げている主要施策のひとつである、持続的成長を支える経営基盤の構築に係る生産性向上システム開
発費用等を見込んでいることから、営業利益は5億円、経常利益は5億 20 百万円、また、親会社株主に帰属する当
期純利益につきましては3億 20 百円を予想しております。
なお、次期の普通株式の期末配当金は、安定的な配当を継続する基本方針に則り、当期の普通配当と同額の
1株当たり 10 円を計画しております。
以 上
-2- NIPPON KANRYU INDUSTRY CO.,LTD.