1770 J-藤田エンジ 2019-05-14 15:00:00
2019年3月期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2019年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
2019年5月14日
上場会社名 藤田エンジニアリング株式会社 上場取引所 東
コード番号 1770 URL https://www.fujita-eng.co.jp
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 藤田 実
問合せ先責任者 (役職名) 常務取締役経営管理本部長 (氏名) 須藤 久実 TEL 027-361-1111
定時株主総会開催予定日 2019年6月27日 配当支払開始予定日 2019年6月28日
有価証券報告書提出予定日 2019年6月27日
決算補足説明資料作成の有無 : 有
決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1. 2019年3月期の連結業績(2018年4月1日∼2019年3月31日)
(1) 連結経営成績 (%表示は対前期増減率)
親会社株主に帰属する当期
売上高 営業利益 経常利益
純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2019年3月期 29,070 △2.2 1,934 △8.1 2,106 △4.5 1,477 11.0
2018年3月期 29,739 13.1 2,105 47.4 2,205 44.9 1,331 31.8
(注)包括利益 2019年3月期 1,413百万円 (2.6%) 2018年3月期 1,378百万円 (26.5%)
潜在株式調整後1株当たり 自己資本当期純利
1株当たり当期純利益 総資産経常利益率 売上高営業利益率
当期純利益 益率
円銭 円銭 % % %
2019年3月期 162.33 ― 12.6 9.1 6.7
2018年3月期 146.35 ― 12.6 10.1 7.1
(参考) 持分法投資損益 2019年3月期 ―百万円 2018年3月期 ―百万円
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円銭
2019年3月期 23,719 12,279 51.8 1,349.03
2018年3月期 22,502 11,132 49.5 1,223.91
(参考) 自己資本 2019年3月期 12,279百万円 2018年3月期 11,132百万円
(3) 連結キャッシュ・フローの状況
営業活動によるキャッシュ・フロー 投資活動によるキャッシュ・フロー 財務活動によるキャッシュ・フロー 現金及び現金同等物期末残高
百万円 百万円 百万円 百万円
2019年3月期 3,029 △545 △312 6,524
2018年3月期 △693 △335 △185 4,357
2. 配当の状況
年間配当金 配当金総額 配当性向 純資産配当
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計 (合計) (連結) 率(連結)
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭 百万円 % %
2018年3月期 ― 10.00 ― 15.00 25.00 227 17.1 2.2
2019年3月期 ― 15.00 ― 15.00 30.00 273 18.5 2.3
2020年3月期(予想) ― 15.00 ― 15.00 30.00 19.5
2018年3月期 期末配当金の内訳 普通配当10円00銭 特別配当5円00銭
3. 2020年 3月期の連結業績予想(2019年 4月 1日∼2020年 3月31日)
(%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する 1株当たり当期
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益 純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
第2四半期(累計) 11,500 △9.0 300 △46.4 340 △50.7 235 △48.8 25.82
通期 29,500 1.5 1,950 0.8 2,050 △2.7 1,400 △5.2 153.80
※ 注記事項
(1) 期中における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
新規 ― 社 (社名) 、 除外 ― 社 (社名)
(2) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(3) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2019年3月期 11,700,000 株 2018年3月期 11,700,000 株
② 期末自己株式数 2019年3月期 2,597,553 株 2018年3月期 2,604,553 株
③ 期中平均株式数 2019年3月期 9,100,242 株 2018年3月期 9,095,466 株
(参考)個別業績の概要
2019年3月期の個別業績(2018年4月1日∼2019年3月31日)
(1) 個別経営成績 (%表示は対前期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2019年3月期 16,320 △3.2 927 △11.0 1,452 2.0 1,118 22.4
2018年3月期 16,866 18.3 1,041 48.5 1,424 34.8 913 16.0
潜在株式調整後1株当たり当期純
1株当たり当期純利益
利益
円銭 円銭
2019年3月期 122.96 ―
2018年3月期 100.49 ―
(2) 個別財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円銭
2019年3月期 17,000 9,005 53.0 989.32
2018年3月期 16,138 8,208 50.9 902.44
(参考) 自己資本 2019年3月期 9,005百万円 2018年3月期 8,208百万円
※ 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、その達
成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び
業績予想のご利用に当たっての注意事項等については、添付資料P.2「1. 経営成績等の概況(1)当期の経営成績の概況」をご覧ください。
(日付の表示方法の変更)
「2019年3月期 決算短信」より日付の表示方法を和暦表示から西暦表示に変更しております。
藤田エンジニアリング㈱ (1770) 2019年3月期 決算短信
○添付資料の目次
1.経営成績等の概況 ……………………………………………………………………………………………………… 2
(1)当期の経営成績の概況 ……………………………………………………………………………………………… 2
(2)当期の財政状態の概況 ……………………………………………………………………………………………… 3
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 …………………………………………………………………………… 4
3.連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………………… 5
(1)連結貸借対照表 ……………………………………………………………………………………………………… 5
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 ………………………………………………………………………… 7
連結損益計算書 …………………………………………………………………………………………………… 7
連結包括利益計算書 ……………………………………………………………………………………………… 8
(3)連結株主資本等変動計算書 ………………………………………………………………………………………… 9
(4)連結キャッシュ・フロー計算書 …………………………………………………………………………………… 11
(5)連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………………………………… 12
(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………………………… 12
(追加情報) …………………………………………………………………………………………………………… 12
(セグメント情報) …………………………………………………………………………………………………… 12
(1株当たり情報) …………………………………………………………………………………………………… 15
(重要な後発事象) …………………………………………………………………………………………………… 15
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藤田エンジニアリング㈱ (1770) 2019年3月期 決算短信
1.経営成績等の概況
(1)当期の経営成績の概況
①当期の経営成績
当連結会計年度における日本経済は、企業収益や雇用・所得環境の改善等により緩やかな回復基調が継続したも
のの、米中貿易摩擦や英国のEU離脱問題が世界経済に与える影響、中国経済の減速懸念など、先行きの不透明感が
払拭されない中で推移しました。
当社グループの主力事業の属する国内建設市場におきましては、民間設備投資を中心に堅調に推移する一方で、
技能労働者不足やこれに伴う労務費の高騰や建設資材の価格上昇への懸念などにより、厳しい状況が続いておりま
す。このような中、当社グループは中期経営計画「Integrity(誠実) & Initiative(主導権)」に基づき、新た
な成長に向けての基盤づくりを進めてまいりました。
当連結会計年度における当社グループの連結売上高は、前連結会計年度より668百万円減少し29,070百万円(前
連結会計年度比2.2%の減少)、営業利益は、前連結会計年度より170百万円減少し1,934百万円(前連結会計年度
比8.1%の減少)、経常利益は、前連結会計年度より98百万円減少し2,106百万円(前連結会計年度比4.5%の減
少)、親会社株主に帰属する当期純利益は、前連結会計年度より146百万円増加し1,477百万円(前連結会計年度比
11.0%の増加)となりました。
セグメントの業績は次のとおりであります。
建設事業
当社グループの主力事業である当事業におきましては、受注高は15,067百万円(前連結会計年度比15.2%の減
少)となりました。部門別では、産業設備工事が7,279百万円(前連結会計年度比34.0%の増加)、ビル設備工事
が3,598百万円(前連結会計年度比46.6%の減少)、環境設備工事が4,189百万円(前連結会計年度比24.9%の減
少)となりました。
売上高は、工事の引渡し時期や進捗等の影響により、16,320百万円(前連結会計年度比3.2%の減少)となりま
した。部門別では、産業設備工事が6,562百万円(前連結会計年度比23.4%の減少)、ビル設備工事が6,219百万円
(前連結会計年度比39.7%の増加)、環境設備工事が3,539百万円(前連結会計年度比8.0%の減少)となりまし
た。
機器販売及び情報システム事業
当事業におきましては、製造業向けの機器販売及び情報システム関連が低調であったこと等により、売上高は
6,303百万円(前連結会計年度比12.3%の減少)となりました。
機器のメンテナンス事業
当事業におきましては、太陽光発電機器の設置が低調であったものの、設備機器メンテナンスが堅調であったこ
とにより、売上高は6,162百万円(前連結会計年度比2.7%の増加)となりました。
電子部品製造事業
当事業におきましては、製造工程省力化装置の受注が増加し、半導体関連部品の受注も堅調であったことから、
売上高は1,591百万円(前連結会計年度比8.0%の増加)となりました。
その他
その他の事業におきましては、売上高は341百万円(前連結会計年度比3.0%の増加)となりました。
(注) 1.上記売上高はセグメント間取引消去前の金額によっております。
2.上記金額には、消費税等は含まれておりません。
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②今後の見通し
今後の国内経済につきましては、米国の政策動向や地政学的リスクの影響のほか、消費税増税による景気減速懸
念など先行きの不透明感が強まるものと予想されます。当社グループの主力事業の属する建設業界におきまして
も、当面の受注環境は比較的堅調であるものの、一方で労務費のさらなる高騰や建設資材の価格上昇など、予断を
許さない状況が続くものと思われます。
こうした中、当社グループは、グループの技術と経験の結集を盛り込んだ中期経営計画「Integrity(誠実) &
Initiative(主導権)」に基づき、社会や顧客のニーズにトータル・ソリューションで応えることで、新たな成長
に向けての基盤づくりを進めてまいります。
(2)当期の財政状態の概況
①資産、負債及び純資産の状況
当連結会計年度末における資産は、前連結会計年度末に比べ1,216百万円増加し、23,719百万円となりました。
これは主に現金預金が1,167百万円、有価証券が999百万円それぞれ増加し、完成工事未収入金が756百万円減少し
たこと等によるものであります。
負債は、前連結会計年度末に比べ69百万円増加し、11,440百万円となりました。これは主に工事未払金が294百
万円、買掛金が255百万円、未成工事受入金が94百万円それぞれ増加し、支払手形が306百万円、未払法人税等が
284百万円それぞれ減少したこと等によるものであります。
純資産は、前連結会計年度末に比べ1,147百万円増加し、12,279百万円となりました。これは主に配当金の支払
を272百万円行ったこと、親会社株主に帰属する当期純利益を1,477百万円計上したこと等によるものであります。
②キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ2,167百
万円増加し6,524百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において営業活動の結果獲得した資金は、3,029百万円(前連結会計年度は693百万円の資金の使
用)となりました。これは主に税金等調整前当期利益の2,106百万円(前連結会計年度比4.5%の減少)、売上債権
の減少額1,454百万円(前連結会計年度は2,249百万円の売上債権の増加)、法人税等の支払額948百万円(前連結
会計年度比58.8%の増加)、仕入債務の増加額242百万円(前連結会計年度比267.4%の増加)を調整したこと等に
よるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において投資活動の結果使用した資金は、前連結会計年度に比べ210百万円増加し545百万円(前
連結会計年度比62.7%の増加)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出が150百万円あったこ
と、投資有価証券の取得による支出が416百万円あったこと等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において財務活動の結果使用した資金は、前連結会計年度に比べ126百万円増加し312百万円(前
連結会計年度比68.3%の増加)となりました。これは主に配当金を271百万円支払ったこと等によるものでありま
す。
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(参考)キャッシュ・フロー関連指標の推移
2015年3月期 2016年3月期 2017年3月期 2018年3月期 2019年3月期
自己資本比率(%) 46.2 46.7 46.8 49.4 51.8
時価ベースの自己資本比率
25.1 21.2 24.1 33.4 30.4
(%)
キャッシュ・フロー対有利
0.7 1.4 0.4 - 0.2
子負債比率(年)
インタレスト・カバレッ
143.8 106.1 456.8 - 696.9
ジ・レシオ(倍)
(注) 自己資本比率:自己資本/総資産
時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産
キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/キャッシュ・フロー
インタレスト・カバレッジ・レシオ:キャッシュ・フロー/利払い
※ 各指標はいずれも連結ベースの財務数値により算出しております。
※ 株式時価総額は、期末株価終値×期末発行済株式数(自己株式控除後)により算出しております。
※ キャッシュ・フローは営業キャッシュ・フローを使用しております。
※ 有利子負債は連結貸借対照表に計上されている負債のうち、利子を支払っている全ての負債を対象としてお
ります。また、利払いについては、連結キャッシュ・フロー計算書の利息の支払額を使用しております。
※ 2018年3月期のキャッシュ・フロー対有利子負債比率及びインタレスト・カバレッジ・レシオについては、
営業キャッシュ・フローがマイナスのため記載しておりません。
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方
当社グループは、連結財務諸表の期間比較可能性及び企業間の比較可能性を考慮し、当面は、日本基準で連結財務
諸表を作成する方針であります。
なお、IFRSの適用につきましては、国内外の諸情勢を考慮の上、適切に対応していく方針であります。
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3.連結財務諸表及び主な注記
(1)連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2018年3月31日) (2019年3月31日)
資産の部
流動資産
現金預金 4,662,409 5,829,867
受取手形 1,144,474 671,162
電子記録債権 1,769,584 1,470,562
完成工事未収入金 6,121,290 5,364,341
売掛金 2,561,332 2,636,183
有価証券 - 999,967
未成工事支出金 218,578 205,388
商品 93,077 110,349
仕掛品 450,963 651,663
材料貯蔵品 25,676 28,148
その他 318,787 207,809
貸倒引当金 △9,312 △8,624
流動資産合計 17,356,860 18,166,817
固定資産
有形固定資産
建物・構築物 3,444,362 3,485,426
減価償却累計額 △2,441,861 △2,480,622
建物・構築物(純額) 1,002,501 1,004,803
機械、運搬具及び工具器具備品 651,335 700,714
減価償却累計額 △492,356 △550,666
機械、運搬具及び工具器具備品(純
158,979 150,047
額)
土地 2,208,232 2,208,232
リース資産 62,094 80,724
減価償却累計額 △28,311 △35,414
リース資産(純額) 33,782 45,310
有形固定資産合計 3,403,496 3,408,394
無形固定資産 99,208 110,964
投資その他の資産
投資有価証券 1,142,990 1,465,514
長期貸付金 295,655 218,358
繰延税金資産 346,665 412,808
その他 154,062 155,466
貸倒引当金 △295,955 △218,726
投資その他の資産合計 1,643,419 2,033,421
固定資産合計 5,146,124 5,552,780
資産合計 22,502,984 23,719,598
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(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2018年3月31日) (2019年3月31日)
負債の部
流動負債
支払手形 3,260,980 2,954,004
工事未払金 2,302,476 2,596,779
買掛金 1,678,169 1,933,501
短期借入金 785,000 755,000
リース債務 10,312 10,278
未払法人税等 765,525 481,362
未成工事受入金 152,433 247,077
完成工事補償引当金 18,638 17,600
賞与引当金 265,540 248,929
役員賞与引当金 51,000 50,000
工事損失引当金 5,192 312
その他 906,454 892,422
流動負債合計 10,201,725 10,187,267
固定負債
リース債務 23,595 35,283
役員退職慰労引当金 83,095 92,580
退職給付に係る負債 1,054,419 1,116,899
その他 8,103 8,103
固定負債合計 1,169,213 1,252,866
負債合計 11,370,939 11,440,134
純資産の部
株主資本
資本金 1,029,213 1,029,213
資本剰余金 805,932 809,159
利益剰余金 10,220,762 11,424,997
自己株式 △1,242,534 △1,239,195
株主資本合計 10,813,372 12,024,173
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 263,752 198,361
為替換算調整勘定 54,920 56,928
その他の包括利益累計額合計 318,673 255,289
純資産合計 11,132,045 12,279,463
負債純資産合計 22,502,984 23,719,598
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(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書
(連結損益計算書)
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
売上高 29,739,857 29,070,881
売上原価 24,942,825 24,541,862
売上総利益 4,797,032 4,529,019
販売費及び一般管理費
役員報酬 156,640 164,228
役員賞与引当金繰入額 51,000 50,000
従業員給料手当 1,316,155 1,262,956
賞与引当金繰入額 90,287 81,266
退職給付費用 78,634 71,837
役員退職慰労引当金繰入額 8,760 9,485
法定福利費 237,344 230,047
通信交通費 118,823 119,096
貸倒引当金繰入額 275 △451
減価償却費 55,237 60,219
のれん償却額 29,812 -
雑費 548,795 545,762
販売費及び一般管理費合計 2,691,766 2,594,448
営業利益 2,105,265 1,934,570
営業外収益
受取利息 2,929 3,374
受取配当金 14,953 15,997
仕入割引 7,281 6,919
受取褒賞金 17,091 20,015
固定資産賃貸料 15,416 14,984
保険配当金 11,325 3,413
受取手数料 12,360 11,503
補助金収入 2,841 4,741
受取保険金 13,192 10,289
貸倒引当金戻入額 11,482 71,519
雑収入 16,827 28,530
営業外収益合計 125,701 191,288
営業外費用
支払利息 4,096 4,192
固定資産除却損 155 4,404
固定資産賃貸費用 3,627 3,015
為替差損 9,694 6,646
支払保証料 174 739
損害賠償金 6,254 100
雑支出 1,582 61
営業外費用合計 25,584 19,160
経常利益 2,205,382 2,106,699
税金等調整前当期純利益 2,205,382 2,106,699
法人税、住民税及び事業税 795,414 667,403
過年度法人税等 114,661 -
法人税等調整額 △35,773 △37,908
法人税等合計 874,303 629,495
当期純利益 1,331,078 1,477,204
親会社株主に帰属する当期純利益 1,331,078 1,477,204
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藤田エンジニアリング㈱ (1770) 2019年3月期 決算短信
(連結包括利益計算書)
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
当期純利益 1,331,078 1,477,204
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 40,529 △65,391
為替換算調整勘定 6,657 2,008
その他の包括利益合計 47,186 △63,383
包括利益 1,378,265 1,413,820
(内訳)
親会社株主に係る包括利益 1,378,265 1,413,820
非支配株主に係る包括利益 - -
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(3)連結株主資本等変動計算書
前連結会計年度(自 2017年4月1日 至 2018年3月31日)
(単位:千円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 1,029,213 805,932 9,071,592 △1,242,504 9,664,233
当期変動額
剰余金の配当 △181,909 △181,909
親会社株主に帰属する当期純
利益
1,331,078 1,331,078
自己株式の取得 △30 △30
株主資本以外の項目の当期変
動額(純額)
当期変動額合計 - - 1,149,169 △30 1,149,138
当期末残高 1,029,213 805,932 10,220,762 △1,242,534 10,813,372
その他の包括利益累計額
純資産合計
その他有価証券評価 その他の包括利益累
差額金
為替換算調整勘定
計額合計
当期首残高 223,223 48,262 271,486 9,935,719
当期変動額
剰余金の配当 △181,909
親会社株主に帰属する当期純
利益
1,331,078
自己株式の取得 △30
株主資本以外の項目の当期変
40,529 6,657 47,186 47,186
動額(純額)
当期変動額合計 40,529 6,657 47,186 1,196,325
当期末残高 263,752 54,920 318,673 11,132,045
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藤田エンジニアリング㈱ (1770) 2019年3月期 決算短信
当連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
(単位:千円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 1,029,213 805,932 10,220,762 △1,242,534 10,813,372
当期変動額
剰余金の配当 △272,968 △272,968
親会社株主に帰属する当期純
利益
1,477,204 1,477,204
自己株式の処分 3,227 3,339 6,566
株主資本以外の項目の当期変
動額(純額)
当期変動額合計 - 3,227 1,204,235 3,339 1,210,801
当期末残高 1,029,213 809,159 11,424,997 △1,239,195 12,024,173
その他の包括利益累計額
純資産合計
その他有価証券評価 その他の包括利益累
差額金
為替換算調整勘定
計額合計
当期首残高 263,752 54,920 318,673 11,132,045
当期変動額
剰余金の配当 △272,968
親会社株主に帰属する当期純
利益
1,477,204
自己株式の処分 6,566
株主資本以外の項目の当期変
△65,391 2,008 △63,383 △63,383
動額(純額)
当期変動額合計 △65,391 2,008 △63,383 1,147,418
当期末残高 198,361 56,928 255,289 12,279,463
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(4)連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純利益 2,205,382 2,106,699
減価償却費 159,340 188,405
のれん償却額 29,812 -
貸倒引当金の増減額(△は減少) △11,702 △71,971
完成工事補償引当金の増減額(△は減少) △6,191 △1,038
賞与引当金の増減額(△は減少) 22,142 △16,611
役員賞与引当金の増減額(△は減少) 1,500 △1,000
工事損失引当金の増減額(△は減少) △2,096 △4,880
役員退職慰労引当金の増減額(△は減少) 5,760 9,485
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) 22,660 62,479
受取利息及び受取配当金 △17,882 △19,371
支払利息 4,096 4,192
損害賠償損失 6,254 100
売上債権の増減額(△は増加) △2,249,714 1,454,432
たな卸資産の増減額(△は増加) 68,220 △207,254
仕入債務の増減額(△は減少) 66,039 242,658
未成工事受入金の増減額(△は減少) △287,368 94,643
未収消費税等の増減額(△は増加) - △19,147
未払消費税等の増減額(△は減少) 86,088 △104,961
その他の資産の増減額(△は増加) △22,931 126,069
その他の負債の増減額(△は減少) △183,043 119,571
小計 △103,632 3,962,502
利息及び配当金の受取額 17,882 19,371
利息の支払額 △4,101 △4,346
損害賠償金の支払額 △6,254 △100
法人税等の支払額 △597,133 △948,056
営業活動によるキャッシュ・フロー △693,240 3,029,370
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出 △180,201 △150,673
投資有価証券の取得による支出 △116,859 △416,624
貸付金の回収による収入 - 71,519
その他の支出 △39,098 △52,672
その他の収入 705 2,778
投資活動によるキャッシュ・フロー △335,453 △545,672
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入れによる収入 880,000 450,000
短期借入金の返済による支出 △850,000 △480,000
長期借入金の返済による支出 △26,432 -
リース債務の返済による支出 △7,213 △10,675
配当金の支払額 △182,056 △271,922
自己株式の取得による支出 △30 -
財務活動によるキャッシュ・フロー △185,732 △312,598
現金及び現金同等物に係る換算差額 △2,027 △3,675
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △1,216,453 2,167,424
現金及び現金同等物の期首残高 5,573,862 4,357,409
現金及び現金同等物の期末残高 4,357,409 6,524,834
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(5)連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(追加情報)
(「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」等の適用)
「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を当連結会計年度
の期首から適用しており、繰延税金資産は投資その他の資産の区分に表示し、繰延税金負債は固定負債の区分に表
示しております。
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
1.報告セグメントの概要
当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経
営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象になっているものであります。
当社は、当社及び各連結子会社別に、取り扱うサービス・製品につきまして包括的な戦略を立案し、事業
活動を展開しております。従って、当社及び各連結子会社のサービス・製品別のセグメントから構成されて
おり、「建設事業」、「機器販売及び情報システム事業」、「機器のメンテナンス事業」、「電子部品製造
事業」の4つを報告セグメントとしております。
「建設事業」は、ビル設備工事、産業設備工事及び環境設備工事を行っております。「機器販売及び情報
システム事業」は、機器の販売並びに情報通信機器の施工・販売及びソフトウエアの開発・販売を行ってお
ります。「機器のメンテナンス事業」は、空調設備機器等の修理・保守・据付並びに住宅設備機器の設置を
行っております。「電子部品製造事業」は、電子部品の検査及びせん別・組立及び装置製造を行っておりま
す。
2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、連結財務諸表を作成するために採用される会計方針
に準拠した方法であります。
報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。
セグメント間の内部収益及び振替高は市場実勢価格に基づいております。
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藤田エンジニアリング㈱ (1770) 2019年3月期 決算短信
3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報
前連結会計年度(自 2017年4月1日 至 2018年3月31日)
(単位:千円)
報告セグメント
機器販売 その他
機器のメン 合計
及び情報 電子部品製 (注)
建設事業 テナンス事 計
システム 造事業
業
事業
売上高
外部顧客への売上高 16,843,778 5,600,746 5,495,124 1,473,786 29,413,435 326,421 29,739,857
セグメント間の内部売上高
22,488 1,584,004 505,220 839 2,112,553 5,000 2,117,553
又は振替高
計 16,866,266 7,184,750 6,000,345 1,474,625 31,525,988 331,421 31,857,410
セグメント利益 1,041,848 246,164 552,992 105,367 1,946,373 34,343 1,980,716
セグメント資産 14,329,947 3,276,588 3,925,682 1,729,571 23,261,790 240,462 23,502,252
セグメント負債 7,943,159 2,329,492 1,577,449 315,364 12,165,466 332,763 12,498,229
その他の項目
減価償却費 49,312 752 23,899 61,257 135,223 692 135,915
有形固定資産及び無形固定
119,436 3,837 7,279 132,128 262,681 2,076 264,758
資産の増加額
(注)「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、水道施設管理受託業務他を含んでおり
ます。
当連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
(単位:千円)
報告セグメント
機器販売 その他
機器のメン 合計
及び情報 電子部品製 (注)
建設事業 テナンス事 計
システム 造事業
業
事業
売上高
外部顧客への売上高 16,252,129 5,222,470 5,683,025 1,582,007 28,739,632 331,249 29,070,881
セグメント間の内部売上高
68,324 1,081,332 479,240 9,890 1,638,787 10,000 1,648,787
又は振替高
計 16,320,453 6,303,803 6,162,265 1,591,897 30,378,420 341,249 30,719,669
セグメント利益 927,678 130,711 630,614 76,356 1,765,360 25,368 1,790,729
セグメント資産 15,179,259 3,439,802 4,190,637 1,758,243 24,567,942 337,781 24,905,724
セグメント負債 7,995,306 2,482,552 1,579,623 286,037 12,343,520 333,109 12,676,629
その他の項目
減価償却費 50,069 1,210 21,978 86,645 159,904 1,023 160,927
有形固定資産及び無形固定
80,658 2,841 15,717 110,184 209,401 993 210,394
資産の増加額
(注)「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、水道施設管理受託業務他を含んでおり
ます。
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4.報告セグメントの合計額と連結財務諸表計上額及び当該差額の主な内容(差異調整に関する事項)
(単位:千円)
売上高 前連結会計年度 当連結会計年度
報告セグメント計 31,525,988 30,378,420
「その他」の区分の売上高 331,421 341,249
セグメント間取引消去 △2,117,553 △1,648,787
連結財務諸表の売上高 29,739,857 29,070,881
(単位:千円)
利益 前連結会計年度 当連結会計年度
報告セグメント計 1,946,373 1,765,360
「その他」の区分の利益 34,343 25,368
セグメント間取引消去 182,030 180,195
セグメント間取引消去に伴う営業外費用の組替 △33,129 △36,841
のれんの償却額 △29,812 -
その他の調整額 5,460 487
連結財務諸表の営業利益 2,105,265 1,934,570
(単位:千円)
資産 前連結会計年度 当連結会計年度
報告セグメント計 23,261,790 24,567,942
「その他」の区分の資産 240,462 337,781
セグメント間取引消去 △939,832 △1,140,232
配分していない全社資産 △22,338 △22,338
その他の調整額 △24,230 △23,555
連結財務諸表の資産 22,515,850 23,719,598
(単位:千円)
負債 前連結会計年度 当連結会計年度
報告セグメント計 12,165,466 12,343,520
「その他」の区分の負債 332,763 333,109
セグメント間取引消去 △1,114,423 △1,236,495
連結財務諸表の負債 11,383,805 11,440,134
(単位:千円)
連結財務諸表
報告セグメント計 その他 調整額
計上額
その他の項目
前連結会計 当連結会計 前連結会計 当連結会計 前連結会計 当連結会計 前連結会計 当連結会計
年度 年度 年度 年度 年度 年度 年度 年度
減価償却費 135,223 159,904 692 1,023 23,424 27,478 159,340 188,405
有形固定資産及び無
262,681 209,401 2,076 993 - - 264,758 210,394
形固定資産の増加額
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藤田エンジニアリング㈱ (1770) 2019年3月期 決算短信
(1株当たり情報)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
1株当たり純資産額 1,223.91円 1,349.03円
1株当たり当期純利益 146.35円 162.33円
(注)1.潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
2.1株当たり当期純利益の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
親会社株主に帰属する当期純利益(千円) 1,331,078 1,477,204
普通株主に帰属しない金額(千円) - -
普通株式に係る親会社株主に帰属する当期純利
1,331,078 1,477,204
益(千円)
普通株式の期中平均株式数(千株) 9,095 9,100
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
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