2019年3月期 第3四半期 説明資料
株式会社髙松コンストラクショングループ
証券コード：1762
2019年2月13日
業績（連結）の推移
1. 受注高：対前期 17.3%増。 過去最高。
2. 売上高：対前期 0.9%減。髙松建設単体の着工時期の遅れが大きい。
3. 利益： 上記に加え、青木あすなろ単体の前期の高採算建築案件の反動減などにより
売上総利益が減。
両グループともに販管費が上昇したことも要因となり、対前期で営業利益は33.3%減。
同様に経常利益は33.1%減、当期利益は33.0%減。
単位:億円
項 目 2018/3期 Q3 2019/3期 Q3 増減率（％）
受注高 1,859 2,180 ＋17.3%
売上高 1,765 1,748 △0.9%
売上総利益 236 224
（売上総利益率） △4.7%
（13.4%） （12.9%）
営業利益 89 59
（営業利益率） △33.3%
（5.1%） （3.4%）
経常利益 89 59
（経常利益率） △33.1%
（5.1%） （3.4%）
親会社株主帰属四半期純利益 47 32
（四半期純利益率） △33.0%
（2.7%） （1.8%）
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グループ別 受注高・売上高・営業利益 (連結)
1. 受注高は17.3%増の2,180億円。建築は青木あすなろが好調（大型団地・PFI）、大幅増。土木はQ3で盛り返し前年並。
2. 売上高は0.9%減の1,748億円、土木+0.6%、建築 △7.7%。髙松Gは+1.7%、青木あすなろGは土木増、建築減で2.8%減。
3. 営業利益は29億円減の59億円。青木あすなろGの減が△23億円（建築△8億円、土木△10億円、他△5億円）。
髙松コンストラクショングループ 受注高 売上高 営業利益
18/12 18/12 18/12
髙松G 青木あすなろG (17/12) (17/12)
(17/12)
新 あ 東
土
ジ み
潟 す 興 建
島 オ 青 設
ら
844 795 39
木
田 み な マ 木 い
建 道 テ
（844）（790） （49）
組 ら ろ リ 工
設 い 路 ッ ー 業
ク
ン
青 +0.0% +0.6% △21.1%
185 227 木
髙 髙 161 233
髙
松 サ 松
テ
サ 松
テ
住
之
Ｊ
Ｐ 金 中 11 2
あ
す
建 1,168 785 36
エ
築 （890）（851）
（ ー ー 江 ホ 剛
建 ク 東 ク 村 ム な
（55）
大 ビ ビ ー
(
ノ 京 ノ 工 組 社
設 阪 ス ス
芸 ム ズ ろ
） 寺
+31.1% △7.7% △34.7%
)
建
設
702
437 エ
髙
エ
髙
レ ミ 738
不
U T
20 ス
テ
松 ス
テ
松
ー ブ
629 動 168 168 10
シ コ
S C
大 ー 東 ー ー ※各社受注高（億円） 15 産 （124）（124） （8）
(
(
阪 ト 京 ト ョ
A G ン ポ ※各社売上高（億円）
※各社営業利益（億円） +35.5% +35.5% +31.3%
)
)
受注高
947 ＋28.2% 1,234 ＋9.9% 2,180
18/12 +17.3%
(17/12) （738） （1,122） （1,859）
売上高
18/12 653 ＋1.7% 1,096 △2.8% 1,748 △0.9%
(17/12) （642） （1,128） （1,765）
営業利益
18/12 34 △17.5% 32 △41.2% 59 △33.3%
(17/12) （41） （55） （89）
単位：億円。 管理部門費等があるため、営業利益のグループセグメントごとの合算値は全社合計と一致しない。
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受注高・売上高・営業利益の推移 (連結)
1. 受注 ： 過去最高の第3四半期受注額。髙松G、青木あすなろGともに伸長。
2. 売上高 ： 対前期微減、髙松G伸びるもミブのM&Aなかりせば減少。青木あすなろG減少。
3. 営業利益 ： 対前期△29.7億円。髙松G△7.2億円、青木あすなろG△23.0億円。
計画の76億円に比べ△17億円、髙松G△9億円、青木あすなろG△9億円。
4. 営業利益率 ： 計画の4.1%を下回る3.4%。前年実績の5.1%を1.7pt下回った。
営業利益率 2018年3月期 3Q実績 2019年3月期 3Q実績
6% 受注／売上
2500 150
5.1% 受注
5% （億円） 2180 売上 4.1% 営業利益
（計画）
4% 2000 計画 120
1859 1832 実績
1765
642 1748
3% 髙松G
947 3.4%
89 営業利益 90
2% 1500 738 642 707
653 計画
76
実績
41 59
1000 60
青木あすなろG 43
1122 34
1128 1234 11251096
500 30
55
41
32
0 0
単位：億円。 管理部門費・連結調整等があり、営業利益のグループごとの合算値は全社合計と一致しない。
3
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営業利益（連結）の対前年差異説明
1. 営業利益は前期の89.4億円から59.6億円に29.7億円減少。
2. 売上高は0.9%（16億円）減少し、売上総利益も11億円減少したことが第一の理由。
3. 髙松Gの売上総利益は5.4億円増。髙松建設単体は売上高、売上総利益率ともに減少したが、新たにグループ会社に加わった
ミブコーポレーションの売上総利益10.8億円が加わり、髙松Gとしては売上総利益増。
4. 青木あすなろGの売上総利益は16.5億円減。青木あすなろ単体が9.1億円減、建築の売上総利益率が昨年度の高収益案件の
反動減もありダウン大。「青木あすなろG他社」△7.4億円は、大部分がみらい建設。
5. 販管費は全体で18.7億円の増。
→ 新規加入のミブが9.0億円、TCG USAが0.9億円、両社除くと8.8億円アップ。
→ 髙松建設単体は3.2億円の増。（うち人件費増4.8億円）
→ 青木あすなろGの6.4億円の増のうち、青木あすなろ単体が4.2億円で大部分を占める。うち3.0億円が人件費。
95 単位：億円
5.7 △ 1.6
90 △ 7.5
85 △8.9 10.8
△7.4
80 △2.2
75 青木 青木 0.1
青木
髙松 髙松 ミブ 髙松 あす あす △ 9.0
あすなろ
単体 単体 粗利 G なろ なろ
70 G
売上 粗利 他社 単体 単体
高差 率差 粗利 売上 粗利
他社 △ 3.6
65
額差 高差 率差
粗利額差 △12.7
△6.4
60
+5.4 △ 16.5 +0.1
ミブ 髙松G 青木
0.3
TCG
55 髙松G 青木あすなろG 他 (髙松G) （除ミブ） あすなろ 他
G
89.4 △11.0 △ 18.7 59.6
前Q3 当Q3
営業利益 売上総利益ダウン 販管費アップ 営業利益
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グループ別 四半期別 売上高・営業利益の見通し (連結)
1. 第3四半期は、髙松建設、青木あすなろ建設ともに売上高・営業利益とも対前期・対計画で未達。
2. 売上高未達の中心は髙松建設、着工時期の遅れ、資材調達難が悪影響。
3. 第3四半期の営業利益は粗利ダウンに加え販管費アップで対計画比大幅減。
4. 第4四半期は、多数の完成工事を予定しており、売上高・営業利益ともに大幅な増加を見込む。
5. しかしながら通年の営業利益予想の150億円は130億円に引き下げ、対前年（136億円）でも減益を予想。
Q1 Q2 Q3 Q4
当期計画
2018/3 実績 当期実績 2018/3 実績 当期実績 2018/3 実績 当期実績 2018/3 実績 （左=Q2計画）（赤=通年）
（左=Q2計画） （紫=通年） （右=Q3計画）
1000 2680 100
受注／売上 →2600 営業利益
（億円）
848 851 （億円）
800 売上
2451
150
→130 80
売上 1110 74
売上 645
690 685 →1080
71
営業
600 売上 594 601 605
541 923利益 403 427 83→77 60
525 営業270270
280
136
227
205
209 営業 232
利益 215 46 40 43
400 205 利益 35 41
40
髙松G 営業 34 70 1570
利益
14
27 15
22
23
29 →1520
200 19 418 420 390 406
1534
77→63
青木 322
336
8
386
369
13 12 445 423 20
あすなろG
11 8 22 22
22
76 36 30
20 5
0 10 8 8
17 13
2 0
単位：億円。 TCG単体・連結調整等があり、グループごとの営業利益の合算値は全社合計と一致しない。
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グループ別 受注高・売上高・営業利益の推移と見通し （通年・連結）
1. 受注高は堅調、従来予想の2,800億円を3,000億円に上方修正。髙松Gを1,200億円から1,360億円に引上げ。
2. 売上高は髙松建設のダウン中心に従来予想2,680億円から2,600億円に予想を引下げ。
3. 営業利益は、従来予想の150億円から、第3四半期の未達分を差し引いた130億円に引下げ。
→ 髙松Gは83億円から77億円に、青木あすなろGは77億円から63億円に引下げ。
4. 純利益予想も従来の83億円から72億円に引下げるが、一株配当は従来予想の60円を堅持。
3000
300 3000 300
受注／売上 受注 営業利益
（億円） 5.1% 2548
売上
2600
2451 5.6%
（億円）
営業利益率 5.0%
2500 5%
250 250
2180
受注
売上
1360
2000 4%
200
1859 1064 1080 200
1765 3.4% 923
1748 営業
947 利益
1500 3% 738
150
642 136 150
営業 653 130
利益
1000 2%
100 89 70 100
1486 1534 77
1234 1096 1640 1520 髙松G
1122 1128 41 59
500 1%
50 髙松
34 50
G
青木 76 63 青木
55 あす あすなろG
00 なろ 32
G 0
2018/3期 3Q 2019/3期 3Q 2018/3期 2019/3期
実績 実績 実績 修正業績予想
単位：億円。 管理部門費等があるため、営業利益のグループごとの合算値は全社合計と一致しない。
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髙松エステートにおける髙松建設施工物件の入居率
1. 東京・大阪ともに、入居率は18年12月も95%以上を維持。
2. 東名阪・都心部の賃貸マーケットは底堅い動きが継続していると考える。
3.東名阪・都心部でも、将来的には空き家が増加するとの見方もあるが、
髙松建設が注力している主要駅近辺に関しては、足元の需要は堅調。
100.0% 100.0%
99.0% 99.0%
大阪・名古屋 東京
98.0% 98.0%
95.7% 96.0% 96.0% 95.8% 96.2% 95.5%
97.0% 97.0%
96.0% 96.0%
95.0% 95.0%
95.1% 95.6% 96.0% 96.4% 95.1% 95.4% 95.4% 96.9%
94.0% 94.0%
93.0% 93.0%
2019/3期 2019/3期
92.0% 92.0%
2018/3期 2018/3期
91.0% 2017/3期 91.0% 2017/3期
90.0% 90.0%
6月 9月 12月 3月 6月 9月 12月 3月
定義 「大阪・名古屋」＝大阪府、京都府、兵庫県、名古屋市
「東京」＝東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県
「入居率」＝各四半期末時点の髙松エステート（大阪、東京）が管理している髙松建設施工物件の入居戸数
÷各四半期末時点の髙松エステート（大阪、東京）が管理している髙松建設施工物件の総戸数
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