1762 高松G 2019-05-13 16:00:00
中期経営計画「Create! 2022」(2020年3月期~2022年3月期)策定に関するお知らせ [pdf]
2019 年 5 月 13 日
各 位
会社名 株式会社髙松コンストラクショングループ
代表者名 代表取締役社長 𠮷 武 宜 彦
(コード番号 1762 東証第一部)
問合せ先 常務執行役員グループ統括本部長 井筒 廣之
(TEL 06-6303-8101)
中期経営計画「Create! 2022」
(2020 年 3 月期~2022 年 3 月期)策定に関するお知らせ
このたび当社グループは 2020 年 3 月期を初年度とする 3 か年の中期経営計画「Create! 2022」
(2020 年 3 月
期~2022 年 3 月期)を策定いたしましたので、お知らせいたします。
当社グループは 2017 年に中期経営計画「TRY! NEXT CETURY 2020」 (2018 年 3 月期~2020 年 3 月期)を策定
し、その初年度にあたる 2018 年 3 月期の業績が好調だったことを背景に、中計最終年度(2020 年 3 月期)の
売上高・営業利益目標を 1 年前倒しし、2019 年 3 月期目標とし取り組んでまいりました。
その 2019 年 3 月期の連結業績は、受注高、売上高は過去最高額を計上したものの、営業利益は目標額 150
億円に対し実績は 124 億円と未達に終わりました。
利益計画の未達は主に、設計施工を主体としている髙松建設㈱において非マンション物件が増え、且つ物件
が大型化したことで設計期間が延び完工高が伸びなかったこと、および青木あすなろ建設グループにおいて採
算悪化案件などがあったことによるものです。
前中期経営計画「TRY! NEXT CETURY 2020」は最終年度の 2020 年 3 月期を残していますが、2018 年 4 月に当
社グループの中核事業会社である髙松建設㈱と青木あすなろ建設㈱に新社長が就任して 2 年目を迎えるにあた
り、新体制下での長期ビジョンを社内外に明示すべく、 このたび 2020 年 3 月期を初年度とする新たな中期経営
計画を策定することといたしました。
今回の中期経営計画期間中の事業環境は、国内建設投資は現水準が持続し、当社グループの主戦場である東
名阪の都市部の土地有効活用ビジネスに伴う建築需要や、国土強靭化や老朽インフラ更新などを背景とした公
共土木の需要は堅調に推移するものと予想しております。
このような環境下、髙松建設グループは、好調を持続する首都圏の土地有効活用を中心に事業拡大を図り、
グループ全体の成長を牽引し、 青木あすなろ建設グループは安定成長しつつ利益率の向上を図ってまいります。
グループ全体としては、 5つの「創る」(「高成長・高収益企業を創る」 、
「グループの新事業領域を創る」、
「多
様性尊重、コンプライアンス重視の企業文化の創出」「シナジー効果の創出」「経済・社会や環境への価値創
、 、
造」 )をキーワードに、中期経営計画の達成を図ってまいります。
具体的には、2019 年 3 月期の売上、利益の未達要因であった設計期間の延びを抑制するため、非マンション
物件・大型物件について、チェック体制の強化および技術・ノウハウ・社員スキルの向上をはかるなど対応力
の強化に取り組むとともに、利益率向上のため、生産性向上、工事採算性の向上に取り組んでまいります。ま
た、 中核会社である髙松建設は 2019 年 4 月 1 日付で新会社タカマツハウスを設立し、M&Aで取得する予定の
タツミプランニングと共に新事業領域である木造戸建住宅事業に進出するほか、積極的なM&Aの継続、非マ
ンション領域での競争力強化、およびグループ事業会社間のシナジー創出に取り組み、これらの事業活動の基
盤として、多様性を尊重する企業文化を継続・発展させてまいります。
これらの事業活動に役員、社員一丸となって取り組み、中期経営計画最終年度の 2022 年 3 月期には売上高
3,000 億円、営業利益 180 億円を実現し、より経済、社会、環境への貢献度を高める所存です。
株主様をはじめ、ご関係の皆様のご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。
以 上
本資料に掲載されております計画、予測または見通しなど将来に関する事項は、本書面の発表日現在における当社の戦略、目標、前提または仮定
に基づいており、実際の業績は、様々な要素により、記載の計画、予測または見通しなどとは異なる結果となる可能性があります。
2022年3月期 中期経営計画
説明資料
株式会社 髙松コンストラクショングループ
証券コード:1762
本資料に記載されている将来に関する記述は、本資料作成日現在で入手可能な情報にもとづいて作成したものであり、実際の実績
等は今後様々な要因によって異なる可能性があります。また、当資料は投資家判断の参考となる情報提供を目的とするものであり、
当社株式の購入や売却を勧誘するものではありません。
1. 髙松コンストラクショングループの歴史と特徴
1. 「髙松組」として大阪で創業、オーナー土地での賃貸マンション建設で成長。
2. 1995年の阪神・淡路大震災で髙松建設のマンション躯体への損害皆無、以降成長加速。
3. 2000年以降は多くのM&Aを実施、売上高と業務領域を拡大。
日本の建設業では数少ない「M&Aを通じて成長を遂げた建設会社」として成長。
4. 2011年以降はアベノミクス等もあり主にオーガニックに成長を継続。
5. 2017年に創業100周年を迎えた。
グループ 売上高
会社数
2019 20社 2,497億円
100
周年!
2018 18社 2,451億円 自前で成長を継続
2007 14社 1,718億円 M&Aで成長を加速
1997 3社 418億円 関西の不動産活用ビジネスで成長
1917 「髙松組」として大阪で創業
*全て3月末時点の社数および売上高(連結ベース)を記載
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©2019 TAKAMATSU CONSTRUCTION GROUP CO., LTD.
2. 髙松コンストラクショングループ : グループ企業について
1. 創業会社・髙松建設㈱が中心の髙松建設グループ 10社、中堅ゼネコン・青木あすなろ建設㈱が中心の青木あす
なろ建設グループ 8社、「プラットフォーム会社」と位置付ける㈱髙松コンストラクショングループ(純粋持株会社)、
海外子会社のTCG USA,Inc. の20社で連結ベース構成。(日本オーナーズクレジットは非連結)
2. 2020/3期からはタカマツハウス㈱、㈱タツミプランニングの2社が髙松建設グループに加わり、連結ベースで22社
体制に。
髙松建設 青木あすなろ建設
(79.1%)
TCG USA 髙松コンストラクショングループ
持株関係は、図が接している会社が親会社。持株比率は表示ない限り100%。
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©2019 TAKAMATSU CONSTRUCTION GROUP CO., LTD.
3. 前中計「TRY! NEXT CENTURY 2020」の総括
1. 2018/3期は中計を上回る実績を計上。中計の2020/3期計画を一年前倒し、2019/3期目標とした。
2. 2019/3期の受注高は髙松建設中心に好調、中計を252億円上回る実績。一方、売上高は髙松建設の
着工遅延等もあり、183億円未達。 営業利益は上記に加え、みらい建設の一部工事の採算悪化などにより
26億円未達。
3. 2018年4月、髙松建設、青木あすなろ建設に新社長が就任。就任2年目を迎えるにあたり、新体制下で遂行
する新たな中計「Create!2022」を策定。
受注高 3,052
売上高
2800
2,800 1年前倒し
(億円)
受注
2,600 2,680 2,680
2,564 2,548 2,497 営業
2400 2,451
利益
2400 1357 (億円)
売上 1200
髙松G 960
2,141 1064
1080
1110
2000 1060
973
200
900 923
763
営業
1600
利益
150 150 160
129(6.0%) 133 136(5.6%) 124(5.0%)
1200 120
83 79
1540 71 1696
62 70
1611 1534 1600 67
1486 1500 1600
800 80
1570
青木 1379
1524
あすなろG
400 40
74 76 77 80
70 67
0
2017/3期(実績) 2018/3期(中計・実績) 2019/3期 (計画・実績) 2020/3期 (中計)
「TRY! NEXT CENTURY 2020」 3
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各数値が合算値と合わない部分は連結相殺・本社経費。 ©2019 TAKAMATSU CONSTRUCTION GROUP CO., LTD.
4. 2022年3月期に向けての市場環境認識 と 新中計「Create!2022」
市場環境は楽観を許さない…
プラス要因 マイナス要因
■ 国内建設投資額は50兆円超水準 を ■ 国内建設投資は中計最終年の2022年3月期
今後3年は持続と見る。 以降、縮小の見通し。人口も縮小トレンド加速。
■ 東名阪の世帯数は高水準を持続と予想。 ■ 新設工事件数の減少。
■ 東名阪の土地有効活用ビジネスは堅調 ■ 大都市圏の建替案件の着工時期が長期化。
継続と予想。賃貸マンション以上に ■ 賃貸マンション等の需要は金利上昇がリスク。
非マンション需要の伸びが高いと見る。
しかし、髙松コンストラクショングループは、5つの「創る」を柱に成長継続!
経済・社会や
シナジー
多様性尊重、 環境への
グループの 効果の
コンプライアンス重視 価値創造
高成長、高収 新事業領域 創出
益企業を創る の企業文化
を創る
の創出
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©2019 TAKAMATSU CONSTRUCTION GROUP CO., LTD.
5-0. 「Create!2022」 : 5つの「創る」とは?
1. 髙松建設をメインエンジンに据え、「高成長」を継続し、グループを挙げ「高収益企業」を創る。
2. この実現に向け、「多様性尊重・コンプライアンス重視の企業文化の創出」を続けながらも、グループ内で
の「シナジー効果の創出」を最大化し、M&Aを中心とした「グループの新事業領域を創る」。
3. そして、上記を通じ、「経済・社会や環境への価値創造」を継続する。
⇒持続的成長を図るため、設計・工事・アフターメンテの品質を確保し、信頼性を磨き、お客様の
満足度を高めることで、当社グループの競争優位を発揮し、より高める。
高成長、高収益企業を創る
グループの
シナジー効果
新事業領域
の創出
を創る
多様性尊重、
コンプライアンス重視の
企業文化の創出
経済・社会や環境への価値創造
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©2019 TAKAMATSU CONSTRUCTION GROUP CO., LTD.
5-1. 高成長・高収益企業を創る
ビジョン
10年 成長継続、グループ 売上高4,500億円達成 (除M&A)
(対19/3期で売上6.1%/年成長) 成長の継続は重要な使命。
10
後 設計・工事・アフターメンテの品質・信
年後 髙松G 青木あすなろG
土地有効活用ビジネス 建築・土木 頼性でさらなる競争優位を築く。
(29/3 期) 売上高は年6%以上の成長継続、
2,600億円 1,900億円
営業利益率も3年後に6.0%に戻し、
10年後には準大手の一角へ。
3 グループ売上高3,000億円、営業利益180億円を達成
髙松建設グループ
年後 (対19/3期で売上6.3%/年、営業利益13.1%/年成長)
(22/3 期) 売上 1,400億円 売上 1,600億円 ・需要堅調な東名阪の中心部で、
営業利益 110億円 営業利益 80億円 特に非マンション領域を強化、
高成長を継続。
要 非マンション物件への対応力強化 生産性UP ・重点課題は…
改善 資材不足等への対応 工事採算性UP ①非マンション物件への対応力強化。
②資材調達難等による工期の
後ズレを抑える。
継続 受注好調、非マンション事業拡 安定成長継続。
展開 大、高い伸び率継続。 青木あすなろ建設グループ
・安定成長を継続。
2022年以降は国 ・重点課題は
事業 東名阪の土地活用ビジネスは
内建設総投資額 生産性UP・工事採算性UP
環境 好調継続。
が漸減。 により利益率UPを狙う。
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5-2. グループの新事業領域を創る
ビジョン
M&A 海外事業 ・高成長を加速するためにも
M&Aによる事業の補完や
売上・・・900億円/年 売上・・・100億円/年
10 海外展開を積極的に実施。
・国土強靭化・ ・ 当社グループの強みを
年後 10年後に売上高1,000億円
リニューアル・PFI、PPP 活かせる他地域に展開
(29/3 期) /年を創出し、さらにユニーク
生産性UP案も検討
な存在を目指す。
・タカマツハウスを核に木造
3 ・成長エンジンである TCG USA 戸建住宅事業に進出。
年後 髙松建設周辺で探索。 ・高収益ビジネスモデル
(22/3 期) ’19/4→タツミプランニング を中計期間中に構築、 M&A
’20/4→●●● 稼働開始 ・主に髙松建設事業領域
で新領域を探索する。
・年1件以上成約、 ・‘17/10 TCG USA設立 ・垂直統合型・水平展開型
展開 も模索。
方法 10年で500億円を投資 ・NYにて2物件取得済
・’18/4→ミブコーポレーション ・事業領域・地域を検討
海外事業
・まずはUSA/NYで高収益
のビジネスモデルを確立する。
展開 ・従来からM&Aで成長 ・髙松建設のビジネス ・確立したビジネスモデルを
理由 ・年間50件検討を継続中 モデルを海外展開する ベースにM&A等実施、
事業拡大へ。
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5-3. 多様性尊重、コンプライアンス重視の企業文化の創出
多様性尊重 基本的な考え方
グループ各社の多様性 従業員の 多様性は、成長力や変革・革新の源泉だ
多様性 と考えています。
今後も
グループ各社がそれぞれの専門領域で、強
多様性を尊重する企業文化を尊重 みを確立し、存在感を示しつつ、グループ
M&Aなどで事業を拡大するとともに、 働き方 の全体最適も両立する経営を推進します。
新しい文化を受容し続ける。 改革の また従業員の多様性も尊重し、各人が個
推進 性豊かな能力を発揮できる企業グループを
めざします。
グループ各社が個性(専門領域・強
み・企業文化)を伸ばすことで、グ
ループ全体の力を高めてきた。 女性 コンプライアンス重視
活躍
当社グループでは、グループ各社の
推進 企業理念の中で、
生まれ、育ち、事業領域が異なる各 「不正や不当な手段による社益の追
社の多様性・独立性を尊重する企業 求」や「浮利を追う」ことを禁じています。
文化、評価制度が存在。 長らく実践してきた理念であり、お客
高齢人材 様と永く良好なお付き合いをさせてい
活用 ただいてきた鍵です。
TCGグループは、M&Aを通じ成長を 社員教育や日々の指導を通じて、今
実現した数少ない日本の建設会社。 後も徹底して参ります。
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5-4. シナジー効果の創出
シナジー 1. 多様性・独立性の尊重
施策・具体例 と並行して重要なのは、
効果
グループ会社が連携し、
■グループ企業間のJVの推進 シナジー創出を続けること。
→大型物流倉庫(髙松建設・青木あすなろ)
■コラボ営業拡大 (髙松建設・金剛組)
売上↗ ■髙松建設建築物件の大規模修繕・
2. シナジー創出はまだまだ
管理比率のアップ 不十分、拡大余地あり。
(髙松エステート・髙松テクノサービス)
3. 市況悪化リスクに備え、
■資材等の共同購入 グループの競争力、耐久力
粗利↗ ■建設ノウハウの共有化・相互提供 を高めるため、左記の
施策を推進する。
効率↗ ■人事制度共通化(採用・育成・評価)
■人事交流推進 4. 特に制度等の共通化・
(コスト↘) ■管理方法の統一 統一化については、各社
の専門性・個性を活かす
■TCG技術研究所(つくば)におけるグループ よう配慮。
技術力 企業の共同研究と成果のグループ内共有。
↗ (例:支保工工法、ロングスパン工法など)
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5-5① 経済・社会や環境への価値創造
1. SDGsに向けた取り組みは当社グループの長期的成長のためにも不可欠。
2. 当社グループ事業の25%はSDGsに適合した売上高。
3. 中計期間中も、その後もSDGsに適合した事業(売上高)を拡充する。
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5-5② 経済・社会や環境への価値創造
4. 女性活躍推進は全グループで取り組み、3年後には女性社員比率17%をめざす。
5. 働き方改革も全グループで取り組む (目標値はグループ各社の事情に合わせ設定)。
6. ガバナンス強化は「内部監査等体制・しくみの見直し」と「教育の充実」に取り組む。
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6. 「Create!2022」 : 定量目標 受注・売上・営業利益
1. 受注高:3,500億円、3年で15%伸長。髙松G+33%、青木あすなろGは微増。
2. 売上高:3,000億円、 3年で20%伸長。髙松G+44%、青木あすなろG+5%。
3. 営業利益:180億円、 124億円から+45%伸長。髙松G 67→110億円、青木あすなろG 67→80億円へ。
4. 2020/3期は受注は19/3期好調もあり3,100億円と低い伸び、売上高2,700億円(+8.1%)、営業利益 133億円(+6.9%)
を必達目標とする。
4,000 400
(億円) 受注 (億円)
4.7%/年 3,500
3,500 受注 350
(15%/3年) 売上
3,052 3,100 3,000
3,000 6.3%/年 300
8.7%/年 売上
2,700 (20%/3年)
受注 2,497 1,800
2,500 2,377 売上 250
6.1%/年 1357 1,490 1,400 営業
2,088 1,150 利益
2,000 791 973 営業 180 200
髙松G 利益 13.1%/年
695 営業 (45%/3年)
利益
1,500 133 150
124
110
104 6.1%/年
1,000 71 100
67 180
青木 1,586 51 1,6961,524 1,6101,550 1,7001,600
あすなろG 1,392 124 133
500 104 50
80
58 67 72 営業
受注高 利益
売上高 0 0
1 2
2016/3期 3 4 5
2017/3期 6
2018/3期7 8 2019/3期 10
9 2020/3期 13
11 12 14 15
2021/3期 16 2022/3期
17 18
各数値が合算値と合わない部分は連結相殺・本社経費。 「Create! 2022」 12
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7. 「Create!2022」 : 定量目標 配当・ROE等
1. 新卒の採用は、将来に備え積極的な採用を継続、持続的成長につなげる。
2. 1人あたり営業利益は、20/3期は19/3期と同レベルなるも、以降逆転させ、
22/3期(中計最終年)には過去水準への復帰をめざす。
3. ROEも20/3期は19/3期と同レベルなるも22/3期(中計最終年)は9.0%をめざす。
4. 配当性向は従来目標であった「 25%以上」から19/3期に一段飛躍し29.7%。
この水準を維持し20/3期以降も30%以上を継続したい。
2017/3 2018/3 2019/3 2020/3 2022/3
項目 19/3比
実績値 実績値 実績値 目標値 目標値
増減
従業員数 (人) 3,372 3,577 3,915 4,200 4,800 22.6%
人員
新卒採用者数 (人) 161 178 238 218 256 7.6%
生産性 1人あたり営業利益 (百万円) 3.8 3.8 3.2 3.2 3.8 18.0%
ROE (%) 7.0 8.1 6.9 6.9 9.0 +2.1p
効率性
1株あたり純利益(除・自己株式) (円) 183 223 202 210 310 53.5%
配当性向 (%) 23.5 25.1 29.7 30.0 30.0
還元性
1株あたり配当額 (円) 43 56 60 63 93 55.0%
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8.髙松コンストラクショングループ : 中長期成長イメージ
グループ SDGs
事業 売上高 貢献
青木 会社数 売上高
髙松建設 あすなろ
建設
2,497 635
22社 億円 億円
TCG USA
髙松コンストラクショングループ 現在
(25%)
3,000 942
3年後 24社? 億円 億円
(31%)
5,500 1,925
10年後 30社? 億円 億円
(35%)
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9. 髙松コンストラクショングループ : 3年後、10年後のあり姿
グループ
会社数 売上高
2029 30社? 5,500億円 成長継続
売上高 5,500億円グループに
「Create!2022」
2022 24社? 3,000億円 ・高成長・高収益企業を創る
・グループの新事業領域を創る
・多様性尊重、コンプライアンス重視の企業文化の創出
・シナジー効果の創出
2020 22社 2,700億円 ・経済・社会や環境への価値創造
2019 20社 2,497億円
100 2018
周年! 18社 2,451億円 自前で成長を継続
2007 14社 1,718億円 M&Aで成長を加速
1997 3社 418億円 関西の不動産活用ビジネスで成長
1917 「髙松組」として大阪で創業
*全て3月末時点の社数および売上高を記載 (連結)
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10. 髙松コンストラクショングループ と 国内建設投資額推移の展望
1. 国内建設投資額は22/3期までは58兆円の継続を予想。
2. TCGは引き続きシェア向上により、アベノミクス以降の成長トレンドを継続する計画。
3. 髙松建設は高成長を志向、青木あすなろ建設は安定成長下での利益率UPを志向。
4,000
凡例 TCG売上シェア(対建設投資)
3,500
70 青木あすなろ売上シェア(対建設投資) 0.6%
受注 売上 建設 髙松建設売上シェア(対建設投資)
高 高 投資
3,000
60
0.5%
2,500
50
0.4%
2,000
40
0.3%
1,500
30
0.2%
1,000
20
0.1%
500
10
0 0.0%
1/3期 2/3期 3/3期 4/3期 5/3期 6/3期 7/3期 8/3期 9/3期 10/3期11/3期12/3期13/3期14/3期15/3期16/3期17/3期18/3期19/3期20/3期21/3期22/3期
01/3期02/3期03/3期04/3期05/3期06/3期07/3期08/3期09/3期10/3期11/3期12/3期13/3期14/3期15/3期16/3期17/3期18/3期19/3期20/3期21/3期22/3期
↑ ↑ ↑
受注高 建設投資 対建設投資
売上高 (兆円) 中期経営計画 シェア
(億円) アベノミクス
スタート 「Create!2022」
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