1762 高松G 2020-12-02 16:00:00
当社連結子会社社員による不正行為に関するお知らせ [pdf]
2020 年 12 月2日
各 位
会 社 名 株式会社髙松コンストラクショングループ
代表者名 代表取締役社長 吉 武 宣 彦
(コード番号 1762 東証第一部)
問合せ先 常務執行役員グループ統括本部長 島 林 正 弘
(TEL 03-3455-8108)
当社連結子会社社員による不正行為に関するお知らせ
当社の連結子会社である青木あすなろ建設株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役
社長:辻井靖、以下、「同社」といいます)において、本年2月、同社による内部監査の過
程で社員による協力会社との不正な取引(以下、
「不正行為」といいます)がおこなわれて
いたことが発覚し、その後、弁護士等の社外の専門家も含め徹底した調査を進めてまいりま
した。当該調査の結果判明した本件の概要、調査の結果を受けた再発防止策等について下記
のとおりお知らせいたします。
当社およびグループ会社は「コンプライアンス」を経営の最重要課題として位置づけてお
り、法令の遵守はもとより、社会規範に即した誠実かつ公正で透明性の高い企業活動を遂行
することを経営の基本としております。
当社の子会社においてこのような不正行為がおこなわれたことは大変遺憾であり、関係
各位に対してご心配をおかけいたしますことを深くお詫び申し上げます。
記
1.不正行為が発覚した経緯および不正行為の概要
本年2月、同社の内部監査室による社内監査を実施したところ、工事着工間もない段
階で協力会社に対して法令違反に該当しない社内規程を逸脱した発注により、出来高を
水増しすることで工事原価の計上時期と支払時期の前倒しがおこなわれたものであり
ました。その後の徹底した社内調査の結果、2015 年3月期から 2020 年3月期の間に複
数の作業所で同様の行為があり、不正行為による支出の総額は約 274 百万円であること
が判明しました。
なお、これに関与した社員個人の利得はありませんでした。
2.同社における社内処分
本件に関与した社員および管理責任を明確にするために当該事業所の責任者である
執行役員等について同社の社内規程に基づき厳正な処分をおこないました。
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3.再発防止策
同社はこのような不正行為がおこなわれたことを真摯に受け止め、実効性ある再発防
止策を講じ、現在実施しております。
また、当社としても、他のグループ会社での再発防止の観点から他のグループ会社へ
も展開してまいります。
4.業績への影響について
本件の不正行為による支出は過年度に同社において工事原価で処理されたものであ
り、過年度の決算期をまたぐ費用処理に少額の誤りがあったものです。
過年度各期の決算に与える影響は軽微であるため、当社としては会計監査人の監査結
果に影響を与えるものではないと判断しており、過年度の有価証券報告書、四半期報告
書、内部統制報告書および決算短信の修正はおこないません。
また、税務申告においてもすでに適正な修正申告をおこなっているため、当期の業績
に与える影響はございません。
以上
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