1757 中小企業HD 2019-05-14 15:30:00
特別損失、営業外費用、営業外収益の計上、及び業績予想の修正に関するお知らせ [pdf]
2019 年5月 14 日
各 位
会 社 名 クレアホールディングス㈱
代 表 者 名 代表取締役社長 黒 田 高 史
(コード番号 1757 東証第 2 部)
問合せ先 取 締 役 岩 崎 智 彦
(Tel. 03-5775-2100)
特別損失、営業外費用、営業外収益の計上、及び業績予想の修正に関するお知らせ
当社が、2019 年3月期第4四半期において、特別損失、営業外費用、営業外収益を計上すること、
併せて、2018 年 10 月2日に公表した 2019 年3月期通期の連結業績予想を修正することにつきまして
お知らせいたします。
記
1.特別損失の計上について
(1)連結決算
①貸倒引当金繰入額
建設工事事業において、建設工事2案件に係る資金の回収可能性を考慮し、当該たな卸資産の
帳簿価額 740 百万円のうち 370 百万円を貸倒引当金繰入額として特別損失に計上いたしました。
②有形固定資産の減損損失
当社の連結子会社であるアルトルイズム株式会社が保有する一部固定資産につきまして、 固定
「
資産の減損に係る会計基準」に基づき、減損損失 44 百万円を特別損失に計上いたしました。
③のれんの減損損失
2019 年3月期第4四半期に連結子会社化したトラロックエンターテインメント株式会社につ
いて、2019 年1月~3月の子会社化時の事業計画は達成している一方、直近月において営業赤字
が発生しているため、今後、同社から提出された将来5年間の事業計画の達成に向けて取り組ん
でいくものの、直近の状況をベースとした事業計画の実現可能性に基づく回収可能額を保守的に
評価した結果、2019 年3月期の連結決算において、同社に係るのれんの額(123 百万円)の一部
について減損処理を行い、73 百万円を特別損失に計上いたしました。
(2)個別決算
①子会社株式評価損
当社連結子会社であるクレア株式会社について、後述の営業外費用の計上に伴う経営成績及び
財政状況の悪化により、当社が保有する当該子会社株式の実質価額が低下したため減損処理を行
い、2019 年3月期の個別決算において、子会社株式評価損として 138 百万円を特別損失に計上い
たしました。
なお、当該子会社株式評価損は、個別財務諸表のみに計上され連結決算では消去されるため、
連結業績に与える影響はございません。
②貸倒引当金繰入額
当社連結子会社であるクレア株式会社、クレア建設株式会社について、経営成績及び財政状況
の悪化を踏まえ、2019 年3月期の個別決算において、これら子会社の債務超過額に対する貸倒引
当金繰入額 401 百万円を特別損失に計上いたしました。
なお、当該貸倒引当金繰入額は、個別財務諸表のみに計上され連結決算では消去されるため、
連結業績に与える影響はございません。
2.営業外費用の計上について
新潟市秋葉区矢代田駅周辺地区の土地区画整理事業で不動産開発を行う共同事業について、過
去に同地にて計画し頓挫した別の不動産開発事業の契約失効についての明確化のために工事を中
断し、再開時期が見通せないことから、本共同事業への参画時の投資額(前渡金)300 百万円の
うち 150 百万円を、受注損失引当金繰入額として営業外費用に計上いたしました。
3.営業外収益の計上について
2019 年3月期第4四半期において、消費税免税事業者である当社の仮受消費税と、連結子会社
の仮払消費税の差額 7 百万円を消費税等免除益として営業外収益に計上いたしました。
4.業績予想の修正
2019 年3月期通期連結業績予想数値の修正(2018 年4月 1 日~2019 年3月 31 日)
親会社に帰属す 1 株当たり
売上高 営業利益 経常利益
る当期純利益 当期純利益
百万円 百万円 百万円 百万円 円 銭
前 回 発 表 予 想(A)
2,379 7 △16 △29 △0.27
今 回 修 正 予 想(B) 2,281 △8 △166 △680 △5.75
増 減 額(B-A) △98 △15 △150 △651 ―
増 減 率(%) △4.1 ― ― ― ―
( ご 参 考 ) 前 期 実 績
1,975 △688 △783 △1,612 △17.04
( 2 0 1 8 年 3 月 期 )
修正の理由
主な理由として、 前述の特別損失(連結)合計 487 百万円の計上、営業外費用 150 百万円の計上、
及び事業再構築の一環としての新たな分野の事業化に向けた事業開発費用 (販売費及び一般管理費)
約 14 百万円の計上等により、営業利益、経常利益、及び親会社に帰属する当期純利益が前回予想を
下回ることとなりました。
※本資料に記載されている業績等の予想数値につきましては、本資料発表日現在の状況から合理的
であると判断した一定の前提のもと作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因によっ
て予想数値と異なる可能性があります。
以上