1757 中小企業HD 2021-06-25 17:50:00
当社子会社による(株)ジールコスメティックス及び(株)ジールバイオテックとの商品の販売に関する総販売店契約締結のお知らせ [pdf]
2021 年6月 25 日
各 位
会 社 名 中小企業ホールディングス㈱
(旧社名 クレアホールディングス㈱)
代表者名 代表取締役社長 岡 本 武 之
(コード番号 1757 東証第2部)
問合せ先 代表取締役社長 岡 本 武 之
(Tel. 03-5775-2100)
当社子会社による㈱ジールコスメティックス及び㈱ジールバイオテックとの
商品の販売に関する総販売店契約締結のお知らせ
本日開催の取締役会において、当社子会社であるV BLOCK販売株式会社(以下「V BLOCK販売」
といいます)が、株式会社ジールコスメティックス(以下「ジール社」といいます)及び同社
の関連会社である株式会社ジールバイオテック(以下「ジールバイオ社」といいます)との間
で、商品の販売に関する総販売店契約(以下「本契約」といいます)を締結することを決議し
ましたので、下記のとおりお知らせいたします。
記
1.総販売店契約締結に至った経緯
2021 年5月 20 日付け「子会社設立に関するお知らせ」で開示しましたように、 当社は、
感染症予防のための衛生習慣の定着をビジネスチャンスととらえ、本年5月 25 日に子会
社として V BLOCK 販売を設立し、当該子会社がジール社の製造する V BLOCK シリーズ商品
(以下「本商品」といいます)を販売することを進めて参りました。
ジール社は、治療ではなく美容で本来の美しい肌を取り戻すための化粧品を企画、研究
開発、製造販売する会社として、2011 年1月に設立されました。同社は「ダチョウ抗体 ※
1
」 が世の中の様々な問題に貢献できることに着目し、 それを配合した化粧品、 健康食品、
日用品等の製造販売を行っております。
同社は、2020 年3月に対象となるウイルスのスパイクたんぱく質※2に吸着する性質を
有するダチョウ抗体を配合したスプレー「V BLOCK SPRAY」の開発に成功し製造を行って
います。その後も様々な関連商品( BLOCK HAND MASK」「V BLOCK LIP MASK」等)が開
「V 、
発(共同開発、技術提供を含む)されています。
ジール社は、本商品等の製造に特化することを目的に、それまでグループにあった販売
部門と開発部門を、本年5月 13 日に関連会社として設立したジールバイオ社に集約させ
ることとしました。ジールバイオ社は、開発部門の強化策として、ダチョウ抗体研究の第
一人者であり、京都府立大学学長である塚本康浩氏を取締役として迎え入れております。
ジール社のメーカーとしての実績及びジールバイオ社の開発力に加え、本契約により販
売経路が一本化することにより V BLOCK 販売が広告宣伝、販路拡大に積極的に取組むこと
が可能となります。
この事業を推進することは、当社グループの業績にも寄与するものと期待しております。
※1 ダチョウ抗体
地球上最大の鳥類であるダチョウの生命力と卵の大きさ、産卵量に着目し、ダチョウに無害化し
た抗原(ウイルスや細菌等)を投与して、その抗原の働きを抑える抗体を生成したもの。
ダチョウ抗体の抑制力としては、感染抑制実験の結果(全て京都府立大学・インドネシア ボゴー
1
ル農業大学獣医学部の共同テスト)、鳥インフルエンザウイルス[H5N1][A/H7N9]、季節性イン
フルエンザウイルス[A 香港型 H3N2・ソ連型 H1N1・B 型]、新型インフルエンザウイルス[A(H1N1)
pdm09]で感染抑制率 99.9%となりました。新型コロナウイルス[SARS-CoV-2]でも吸着・感染抑制
の効果が京都府立大学にて確認されています。
※2 スパイクたんぱく質
球状のウイルスの表面に多数突き出ているスパイク状のたんぱく質。このたんぱく質が、感染し
ようとする細胞に結合し、感染のきっかけとなる。
2.総販売店契約書の主な内容
本契約は、V BLOCK 販売とジール社及びジールバイオ社の三者間による締結となってお
ります。
本契約では、2021 年8月1日以降、V BLOCK 販売がジール社の製造する本商品を、ジー
ルバイオ社を通じて日本国内における総販売店として販売を行って参ります(一部 OEM 製
品を除く) 。尚、ジール社の既存の販売先については本年8月 31 日までに VBLOCK 販売と
の契約に切り替えることとなっております。本契約締結後にジールバイオ社が開発・販売
する新商品については、ジールバイオ社と V BLOCK 販売とが協議の上、取扱いについて決
定されます。また、今現在確定しておりませんが海外展開については、ジールバイオ社と
V BLOCK 販売とが協議の上、合意した国や地域について V BLOCK 販売を総販売店とするこ
とができる契約内容となっております。
3.当該子会社の概要
(1) 名 称
V BLOCK 販売株式会社
(2) 所 在 知
東京都港区赤坂八丁目5番 28 号
(3) 代 表 者 の 役 職 ・ 氏 名
代表取締役 岡本 武之
(4) 事 業 内 容
除菌・抗菌関連商品の仕入及び販売、他
(5) 資 本 金
9,000,000 円
(6) 設 立 日
2021 年5月 25 日
(7) 株 主 及 び 持 株 比 率 中小企業ホールディングス株式会社 100%
(8) 決 算 期
3月 31 日
資 本 関 係 当社 100%子会社
上 場 会 社 と 当 該 当社から1名(代表取締役)の役員の派遣
(9) 人的関係
会 社 と の 関 係 をしております。
取 引 関 係 該当事項はありません。
(10) 最近3年間の経営成績及び財務状態
決算期 2018 年3月期 2019 年3月期 2020 年3月期
純資産 -円 -円 -円
総資産 -円 -円 -円
1株当たり純資産 -円 -円 -円
売上高 -円 -円 -円
営業利益 -円 -円 -円
経常利益 -円 -円 -円
当期純利益 -円 -円 -円
1株当たり当期純利益 -円 -円 -円
1株当たり配当金 -円 -円 -円
V BLOCK 販売は、本年5月 25 日に設立されたため、最近3年間の経営成績及び財政状態につきまし
ては、記載すべき事項がございません。
2
4.売買基本契約書締結先の概要
(1) 名 称 株式会社ジールコスメティックス
(2) 所 在 知 大阪市吹田市豊津町 18 番 13 号
(3) 代表者の役職・氏名 代表取締役 前田 修
(4) 事 業 内 容 ダチョウ抗体を原料とする化粧品や日用品の製造販売
(5) 資 本 金 60,000,000 円
(6) 設 立 日 2011 年1月 11 日
(7) 株 主 及 び 持 株 比 率 (非開示)※3
(8) 決 算 期 12 月 31 日
ジール社は、当社の株式を 30 万株、ジール
資 本 関 係 社の代表者の前田修氏が、当社株式を 30 万
株保有しております。
上 場 会 社 と 当 該 人 的 関 係 代表者の前田修氏は、当社の取締役です。
(9)
会 社 と の 関 係 当社元子会社のクレア株式会社(本年4月
20 日付で連結除外)が、2021 年3月期にお
取引関係
いて、ジール社より商品仕入(51,381,360
円(税別))しております。
※3 大株主及び当該会社の最近3年間の経営成績並びに財政状態につきましては、先方より同意が得
られていないため記載しておりません。
(1) 名 称 株式会社ジールバイオテック
(2) 所 在 知 大阪市吹田市豊津町 18 番 13 号
(3) 代表者の役職・氏名 代表取締役 前田 修
(4) 事 業 内 容 化粧品や日用品、医薬品、医薬部外品、生薬の販売
(5) 資 本 金 9,000,000 円
(6) 設 立 日 2021 年5月 13日
(7) 前田修氏 60%
株主及び持株比率
その他 40% ※4
(8) 決 算 期 5月 31 日
ジールバイオ社の関連会社のジール社は、当
社の株式を 30 万株、ジールバイオ社の代表者
資本関係
上 場 会 社 と 当 該 の前田修氏が、当社株式を 30 万株保有してお
(9)
会 社 と の 関 係 ります。
人 的 関 係 代表者の前田修氏は、当社の取締役です。
取 引 関 係 該当事項はありません
※4 その他の株主につきましては、先方より同意が得られていないため記載しておりません。また、
当該会社の経営成績及び財政状態は、設立間もないため開示事項は御座いません。
5.日程
取 締 役 会 決 議 日 2021年 6月 25日
売買基本契約書締結日 2021年 6月 25日
6.今後の見通し
本件による当社業績への影響につきましては、本契約に基づき実績を積み上げたうえ、
当社の業績に重大な影響を与えることが判明した場合、すみやかにお知らせいたします。
以上
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