1736 J-オーテック 2019-05-13 15:00:00
中期経営計画策定に関するお知らせ [pdf]
2019年5月13日
各 位
会 社 名 株 式 会 社 オーテック
代表者名 代表取締役社長 市原 伸一
(コード:1736、JASDAQ)
問合せ先 執行役員 管理本部長兼経理部長
安野 進
(TEL.03-3699-0411)
中期経営計画策定に関するお知らせ
当社グループは、2020年3月期を初年度とする3か年の第2次中期経営計画(2019年4月~2022年
3月)を策定しましたので、お知らせいたします。
当社グループでは、これまで 2019 年3月期を最終年度とする中期経営計画を策定し、その基本方針
として、「経営基盤の強化」 「収益力の確保」 「人材の確保・育成」の3つの項目を定め、安定的に
、 、
継続した成長を図ることを目標に取り組んでまいりました。
この第1次中期経営計画で定めた計数目標は、 「連結売上高」では未達となりましたが、利益、収益
項目でもある「連結営業利益」「連結営業利益率」「ROE(株主資本利益率)
、 、 」については、いずれ
も上回り、達成することができました。
しかしながら、当社グループにおける経営環境は、受注における価格競争は依然厳しく、施工現場
における労働力不足の深刻さも増しており、取り組むべき課題は山積しております。
当社においては、2025 年3月期が創立 90 周年の節目の年ともなるため、今回策定した第2次中期
経営計画は、創立 90 周年を迎えるための基盤とすべく、第1次中期経営計画の成果と課題を踏まえ、
次の4つの項目を基本方針として、持続的成長とより一層の企業価値の向上に取り組んでまいります。
1.経営基盤の強化
2.現場力の強化
3.人財の確保・育成
4.働き方改革
株主各位及び関係者各位のご期待に沿えるよう、第2次中期経営計画の目標達成に向けて総力を
挙げて取り組んでまいります。
今後とも、一層のご支援、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
以 上
第2次 中期経営計画
Ⅰ.経営理念
1.信頼
取引先と会社、経営者と従業員の相互信頼を築き、より良いサービスを通じて
社会に貢献する。
2.進取
常に進取の精神をもって未来をひらき、技術⼒を⾼めて時代の変化に対応する。
3.創意
創意と⼯夫により会社の発展をめざし、⽣きがいのある⽣活の向上を図る。
Ⅱ.基本⽅針
1.経営基盤の強化
(1)ガバナンス体制の充実を図るとともに、法令遵守の徹底と継続的推進を図る。
(2)収益⼒重視の経営により財務体質を強化し、戦略的投資を⾏う。
2.現場⼒の強化
(1)多様なニーズに対応できる商品⼒・技術⼒の強化と、関連取引先との連携に
よる企業総合⼒の向上を図る。
(2)現場サポート体制の整備とICT(Information and Communication Technology)
活⽤の拡充により業務の効率化を推進する。
3.⼈財の確保・育成
(1)キャリア採⽤の強化、⼥性管理職の登⽤、シニアの活⽤など多様な⼈財を積
極的に活⽤する。
(2)教育制度、研修施設の充実により、⾼度専⾨技術の習得、若⼿社員の集中ト
レーニングによる戦⼒化など、技術⼒・営業⼒の強化を図る。
4.働き⽅改⾰
(1)雇⽤環境の整備、ワークライフバランスの推進により、従業員満⾜の向上を
図り、エンゲージメントの⾼い組織を構築する。
(2)ICTの活⽤により業務の効率化を追究し、⽣産性の向上を図る。
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Ⅲ.中期経営⽬標(3ヵ年計画)
本計画最終年度である 2021 年度(2022 年 3 ⽉期)の主要計数の⽬標値は以下のとお
りとする。
(単位:億円)
実 績 ⽬ 標
2017 年 3 ⽉期 2018 年 3 ⽉期 2019 年 3 ⽉期 2022 年 3 ⽉期
連結売上⾼ 240 225 238 270
連結営業利益 15 16 17 22
売上⾼ 215 201 218 248
営業利益 14 14 16 20
連結営業利益率 6.5% 7.3% 7.4% 8.0%
ROE(株主資本利益率) 9.2% 8.2% 8.5% 8.0%以上
Ⅳ.⽬標達成のための施策
1.環境システム事業
(1)ストック市場の提案⼒・技術⼒を強化することにより、収益の伸⻑を図る。
(2)新たな事業・ビジネスの展開により様々な顧客のニーズに対応する。
(3)現場⼒強化と負荷軽減のための安定的な施⼯能⼒確保とサポート体制の充実
を図る。
2.管⼯機材事業
(1)関連取引先との連携を強化し、取扱商品の拡充を図る。
(2)商品販売サイト「O/tegaru(おてがる)」を全店に展開し、販路拡⼤とサー
ビスの向上を図る。
(3)専⾨商社としての知識習得を⾏い、顧客対応スキルの向上を図る。
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