1721 コムシスHD 2019-02-08 15:00:00
2019年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2019年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2019年2月8日
上場会社名 コムシスホールディングス株式会社 上場取引所 東
コード番号 1721 URL http://www.comsys-hd.co.jp/
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 加賀谷 卓
問合せ先責任者 (役職名) 取締役財務部長 (氏名) 尾崎 秀彦 TEL 03-3448-7000
四半期報告書提出予定日 2019年2月13日
配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 有
四半期決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1. 2019年3月期第3四半期の連結業績(2018年4月1日∼2018年12月31日)
(1) 連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2019年3月期第3四半期 304,303 24.9 19,764 17.4 20,436 19.4 18,272 55.4
2018年3月期第3四半期 243,610 18.9 16,838 53.0 17,115 52.3 11,755 63.8
(注)包括利益 2019年3月期第3四半期 16,229百万円 (24.0%) 2018年3月期第3四半期 13,091百万円 (69.4%)
潜在株式調整後1株当たり
1株当たり四半期純利益
四半期純利益
円銭 円銭
2019年3月期第3四半期 153.11 152.51
2018年3月期第3四半期 103.28 102.87
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2019年3月期第3四半期 412,738 293,257 70.3
2018年3月期 325,042 231,767 70.8
(参考)自己資本 2019年3月期第3四半期 290,260百万円 2018年3月期 230,119百万円
(注)「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 2018年2月16日)等を第1四半期連結会計期間の期首から
適用しており、前連結会計年度に係る数値については、当該会計基準等を遡って適用した後の数値となっております。
2. 配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭
2018年3月期 ― 25.00 ― 25.00 50.00
2019年3月期 ― 30.00 ―
2019年3月期(予想) 30.00 60.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3. 2019年3月期の連結業績予想(2018年4月1日∼2019年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属する 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
通期 470,000 23.7 34,000 12.0 34,500 12.4 27,000 32.4 221.42
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
※ 注記事項
(1) 当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 有
新規 1社 (社名) NDS株式会社、 除外 −社 (社名) −
(2) 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 無
(3) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(4) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2019年3月期3Q 141,000,000 株 2018年3月期 141,000,000 株
② 期末自己株式数 2019年3月期3Q 11,685,642 株 2018年3月期 26,422,771 株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2019年3月期3Q 119,340,113 株 2018年3月期3Q 113,822,640 株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
1.本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際
の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用にあたっての注意事項等については、添付資
料P.3「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
2.「1株当たりの当期純利益」予想数値算出にあたり、2018年10月1日に実施した株式交換における保有自己株式数減少の影響を考慮しております。
3.「2019年3月期第1四半期決算短信」より日付の表示方法を和暦表示から西暦表示に変更しております。
コムシスホールディングス株式会社(1721) 2019年3月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………2
(1)経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………2
(2)財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………4
(1)四半期連結貸借対照表 ………………………………………………………………………4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 …………………………………6
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………8
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………8
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………8
(追加情報) ……………………………………………………………………………………8
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コムシスホールディングス株式会社(1721) 2019年3月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、政府や日銀による各種政策の効果もあり、企業
収益や雇用環境が改善するなど、景気は緩やかな回復基調が続いております。ただし、通商問題の動
向が世界経済に与える影響や、海外経済の不確実性、金融資本市場の変動の影響等に留意する必要が
あります。
コムシスグループを取り巻く情報通信分野におきましては、通信事業者間のサービス競争が激化す
る中、コンテンツ等の付加価値サービスが拡大しております。それに伴い、急増する大容量のトラフ
ィックに対応するためモバイルネットワークの高度化が進められています。また、公共・民間分野に
おきましては、政府や行政による国土強靭化施策、再生可能エネルギー政策、東京オリンピック・パ
ラリンピック開催等による社会インフラ投資や、クラウド技術、IoT、AI(人工知能)など新た
なイノベーションを活用したICT投資の拡大が期待されております。
コムシスグループといたしましては、太陽光発電設備工事やバイオマス発電設備工事をはじめとし
た再生可能エネルギー事業や、スマート社会に向けた公共投資・ICT投資の増加に対応した新たな
事業領域へのチャレンジ及び2018年10月1日付で、NDS株式会社、株式会社SYSKEN、北陸電
話工事株式会社の各社と経営統合を行う等トップラインの拡大に取り組んでまいりました。また、統
合シナジーの早期創出を目指すとともに成長事業分野への要員流動や、働き方改革の推進により施工
効率の向上及び経費削減等の利益改善にも努めてまいりました。
このような状況のもと、当第3四半期連結累計期間の業績につきましては、受注高3,621億3千万
円(前年同期比24.4%増)、売上高3,043億円(前年同期比24.9%増)となりました。また、損益に
つきましては、営業利益197億6千万円(前年同期比17.4%増)となり、親会社株主に帰属する四半
期純利益182億7千万円(前期比55.4%増)となりました。
【グループ別の受注高・売上高・セグメント利益[営業利益]】
(単位:百万円)
セグメント利益
受注高 売上高
報告セグメント [営業利益]
金 額 増減率 金 額 増減率 金 額 増減率
日本コムシスグループ 192,717 2.4% 180,754 16.6% 12,186 5.7%
サンワコムシス
42,351 2.1% 36,535 6.7% 2,714 7.8%
エンジニアリンググループ
TOSYSグループ 16,708 4.5% 14,853 △3.5% 576 △7.8%
つうけんグループ 38,072 2.8% 33,837 7.8% 2,073 66.2%
NDSグループ 38,309 _ 20,088 _ 1,149 _
SYSKENグループ 19,307 _ 6,434 _ 78 _
北陸電話工事グループ 5,051 _ 3,350 _ 209 _
コムシス情報システムグループ 8,418 17.2% 7,253 14.6% 894 32.4%
(注) 「受注高」及び「売上高」は外部顧客への取引高を記載しております。なお、「セグメント利益」は当社及びセ
グメント間取引により生じた利益を含んでおります。
(注) 2018年10月1日付で、NDS株式会社、株式会社SYSKEN、北陸電話工事株式会社の3社を株式交換により
当社の完全子会社としております。この結果、セグメント情報において、当第3四半期連結会計期間より同3社
及び同3社の子会社を「NDSグループ」「SYSKENグループ」「北陸電話工事グループ」とし、報告セグ
メントに加えております。
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コムシスホールディングス株式会社(1721) 2019年3月期 第3四半期決算短信
(2)財政状態に関する説明
当第3四半期連結会計期間末の総資産は、有形固定資産が増加したことなどにより前連結会計年度
末に比べ876億9千万円増加し4,127億3千万円、負債は、短期借入金が増加したことなどにより前連
結会計年度末に比べ262億円増加し1,194億8千万円となっております。
また、純資産は、連結子会社取得における株式交換に伴う資本剰余金の増加及び自己株式の減少な
どにより前連結会計年度末に比べ614億9千万円増加し、2,932億5千万円となりました。
この結果、自己資本比率は70.3%(前連結会計年度末は70.8%)となりました。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2019年3月期の通期連結業績予想につきましては、2018年11月6日に発表いたしました「業績予想
の修正に関するお知らせ」から変更はございません。
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コムシスホールディングス株式会社(1721) 2019年3月期 第3四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2018年3月31日) (2018年12月31日)
資産の部
流動資産
現金預金 29,144 38,900
受取手形・完成工事未収入金等 121,826 114,631
未成工事支出金等 24,607 46,514
その他のたな卸資産 803 5,287
その他 5,919 17,561
貸倒引当金 △54 △110
流動資産合計 182,246 222,784
固定資産
有形固定資産
建物・構築物(純額) 30,591 40,583
土地 47,592 66,109
その他(純額) 24,564 28,101
有形固定資産合計 102,748 134,795
無形固定資産
のれん 5,969 5,354
その他 4,094 4,342
無形固定資産合計 10,063 9,697
投資その他の資産
投資有価証券 12,956 26,001
その他 17,194 19,806
貸倒引当金 △166 △346
投資その他の資産合計 29,983 45,461
固定資産合計 142,796 189,954
資産合計 325,042 412,738
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コムシスホールディングス株式会社(1721) 2019年3月期 第3四半期決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2018年3月31日) (2018年12月31日)
負債の部
流動負債
支払手形・工事未払金等 59,749 53,271
短期借入金 106 19,349
未払法人税等 7,815 326
未成工事受入金 2,873 5,252
引当金 724 1,140
その他 11,563 15,434
流動負債合計 82,832 94,774
固定負債
再評価に係る繰延税金負債 1,369 1,369
退職給付に係る負債 7,263 13,678
役員退職慰労引当金 271 619
その他 1,537 9,039
固定負債合計 10,441 24,706
負債合計 93,274 119,481
純資産の部
株主資本
資本金 10,000 10,000
資本剰余金 60,883 91,515
利益剰余金 201,329 213,515
自己株式 △38,014 △18,626
株主資本合計 234,199 296,403
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 3,795 1,871
繰延ヘッジ損益 ― △2
土地再評価差額金 △7,905 △7,905
退職給付に係る調整累計額 30 △106
その他の包括利益累計額合計 △4,079 △6,143
新株予約権 513 600
非支配株主持分 1,134 2,396
純資産合計 231,767 293,257
負債純資産合計 325,042 412,738
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2017年12月31日) 至 2018年12月31日)
売上高 243,610 304,303
売上原価 209,923 263,926
売上総利益 33,686 40,377
販売費及び一般管理費 16,848 20,612
営業利益 16,838 19,764
営業外収益
受取利息 11 14
受取配当金 215 428
固定資産賃貸料 113 166
その他 193 224
営業外収益合計 533 833
営業外費用
支払利息 5 20
賃貸費用 54 81
貸倒引当金繰入額 122 3
その他 74 56
営業外費用合計 256 161
経常利益 17,115 20,436
特別利益
投資有価証券売却益 0 44
固定資産売却益 10 22
負ののれん発生益 ― 5,159
貸倒引当金戻入額 913 ―
その他 9 20
特別利益合計 933 5,246
特別損失
固定資産除却損 29 28
減損損失 30 329
特別退職金 79 60
その他 58 176
特別損失合計 197 595
税金等調整前四半期純利益 17,850 25,087
法人税、住民税及び事業税 4,534 4,835
法人税等調整額 1,531 1,951
法人税等合計 6,066 6,786
四半期純利益 11,784 18,301
非支配株主に帰属する四半期純利益 28 28
親会社株主に帰属する四半期純利益 11,755 18,272
―6―
コムシスホールディングス株式会社(1721) 2019年3月期 第3四半期決算短信
四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2017年12月31日) 至 2018年12月31日)
四半期純利益 11,784 18,301
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 1,258 △1,930
繰延ヘッジ損益 ― △2
退職給付に係る調整額 48 △137
その他の包括利益合計 1,306 △2,071
四半期包括利益 13,091 16,229
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 13,057 16,208
非支配株主に係る四半期包括利益 33 21
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コムシスホールディングス株式会社(1721) 2019年3月期 第3四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
当第3四半期連結会計期間末における資本剰余金の残高は、前連結会計年度末より30,631百
万円増加し、91,515百万円となっております。また、自己株式の残高は、前連結会計年度末よ
り19,387百万円減少し、18,626百万円となっております。これらの主な要因は、以下のとおり
であります。
① 株式交換
当社は2018年10月1日を効力発生日として、(Ⅰ)当社を株式交換完全親会社、NDS株式会
社を株式交換完全子会社とする株式交換、(Ⅱ)当社を株式交換完全親会社、株式会社SYSK
ENを株式交換完全子会社とする株式交換、(Ⅲ)当社を株式交換完全親会社、北陸電話工事株
式会社を株式交換完全子会社とする株式交換を各々実施し、自己株式16,509千株を交付いたし
ました。この結果、当第3四半期連結累計期間において資本剰余金が30,313百万円増加し、自
己株式が24,501百万円減少しております。
② 自己株式の取得
当社は2018年5月8日開催の取締役会の決議に基づき、2018年5月9日から2018年11月27日
までの期間に自己株式1,702千株を取得しております。また、2018年11月6日開催の取締役会の
決議に基づき、2018年11月7日から2018年12月31日までの期間に自己株式361千株を取得してお
ります。この結果、当第3四半期連結累計期間において自己株式が5,999百万円増加しておりま
す。
(追加情報)
「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 2018年2月16日)等
を第1四半期連結会計期間の期首から適用しており、繰延税金資産は投資その他の資産の区分
に表示し、繰延税金負債は固定負債の区分に表示しております。
―8―