1721 コムシスHD 2019-05-10 15:30:00
2019年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2019年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
2019年5月10日
上場会社名 コムシスホールディングス株式会社 上場取引所 東
コード番号 1721 URL http://www.comsys-hd.co.jp/
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 加賀谷 卓
問合せ先責任者 (役職名) 取締役財務部長 (氏名) 尾崎 秀彦 TEL 03-3448-7000
定時株主総会開催予定日 2019年6月25日 配当支払開始予定日 2019年6月26日
有価証券報告書提出予定日 2019年6月25日
決算補足説明資料作成の有無 : 有
決算説明会開催の有無 : 有 (機関投資家・アナリスト向け)
(百万円未満切捨て)
1. 2019年3月期の連結業績(2018年4月1日~2019年3月31日)
(1) 連結経営成績 (%表示は対前期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2019年3月期 481,783 26.8 35,267 16.2 36,071 17.5 28,018 37.4
2018年3月期 380,024 13.7 30,347 21.2 30,706 21.2 20,390 40.8
(注)包括利益 2019年3月期 26,253百万円 (17.9%) 2018年3月期 22,260百万円 (44.6%)
潜在株式調整後 自己資本
1株当たり当期純利益 総資産経常利益率 売上高営業利益率
1株当たり当期純利益 当期純利益率
円銭 円銭 % % %
2019年3月期 230.10 229.21 10.6 9.4 7.3
2018年3月期 178.64 177.89 9.4 10.1 8.0
(参考) 持分法投資損益 2019年3月期 ―百万円 2018年3月期 ―百万円
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円銭
2019年3月期 439,926 301,459 67.8 2,318.35
2018年3月期 325,042 231,767 70.8 2,008.42
(参考) 自己資本 2019年3月期 298,373百万円 2018年3月期 230,119百万円
(注)「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 2018年2月16日)等を当連結会計年度の期首から
適用しており、前連結会計年度に係る数値については、当該会計基準等を遡って適用した後の数値となっております。
(3) 連結キャッシュ・フローの状況
営業活動によるキャッシュ・フロー 投資活動によるキャッシュ・フロー 財務活動によるキャッシュ・フロー 現金及び現金同等物期末残高
百万円 百万円 百万円 百万円
2019年3月期 8,964 △11,550 △15,382 27,778
2018年3月期 28,831 △13,896 △12,499 28,957
2. 配当の状況
年間配当金 配当金総額 配当性向 純資産配当
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計 (合計) (連結) 率(連結)
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭 百万円 % %
2018年3月期 ― 25.00 ― 25.00 50.00 5,765 28.0 2.6
2019年3月期 ― 30.00 ― 30.00 60.00 7,265 26.1 2.8
2020年3月期(予想) ― 35.00 ― 40.00 75.00 37.9
3. 2020年3月期の連結業績予想(2019年4月1日~2020年3月31日)
(%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
第2四半期(累計) 230,000 29.3 11,500 4.8 11,700 4.2 7,500 5.2 58.27
通期 540,000 12.1 38,000 7.7 38,500 6.7 25,500 △9.0 198.13
※ 注記事項
(1) 期中における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 有
新規 1社 (社名) NDS株式会社、 除外 - 社 (社名) -
(2) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(3) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2019年3月期 141,000,000 株 2018年3月期 141,000,000 株
② 期末自己株式数 2019年3月期 12,299,356 株 2018年3月期 26,422,771 株
③ 期中平均株式数 2019年3月期 121,767,784 株 2018年3月期 114,145,710 株
(参考)個別業績の概要
2019年3月期の個別業績(2018年4月1日~2019年3月31日)
(1) 個別経営成績 (%表示は対前期増減率)
営業収益 営業利益 経常利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2019年3月期 10,473 33.1 9,210 35.7 9,247 35.6 9,179 35.8
2018年3月期 7,867 △21.1 6,787 △24.5 6,821 △23.9 6,757 △24.3
潜在株式調整後
1株当たり当期純利益
1株当たり当期純利益
円銭 円銭
2019年3月期 75.35 75.06
2018年3月期 59.18 58.93
(2) 個別財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円銭
2019年3月期 159,103 134,425 84.1 1,039.38
2018年3月期 99,930 83,162 82.7 721.08
(参考) 自己資本 2019年3月期 133,768百万円 2018年3月期 82,649百万円
<個別業績の前事業年度実績値との差異理由>
当期において、連結子会社からの受取配当金が増加したことにより、営業収益、営業利益、経常利益、当期純利益、1株当たり当期純利益及び潜在株式調整後
1株当たり当期純利益の全てについて、前期実績値と差異が生じたものであります。
※ 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
1.本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際
の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用にあたっての注意事項等については、添付資
料P.2「1.経営成績等の概況」をご覧ください。
2.当社は、2019年5月16日(木)に機関投資家・アナリスト向けの決算説明会を開催する予定です。この説明会で配布した資料は、開催後速やかに当社ホーム
ページで掲載する予定です。
3.当連結会計年度の期首から日付の表示方法を和暦表示から西暦表示に変更しております。
コムシスホールディングス株式会社(1721) 2019年3月期 決算短信
○添付資料の目次
1.経営成績等の概況 ……………………………………………………………………………… 2
(1)当期の経営成績の概況 …………………………………………………………………… 2
(2)当期の財政状態の概況 …………………………………………………………………… 4
(3)当期のキャッシュ・フローの概況 ……………………………………………………… 5
(4)今後の見通し ……………………………………………………………………………… 5
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 …………………………………………………… 5
3.連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………… 6
(1)連結貸借対照表 …………………………………………………………………………… 6
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 ……………………………………………… 8
(3)連結株主資本等変動計算書 ………………………………………………………………10
(4)連結キャッシュ・フロー計算書 …………………………………………………………12
(5)連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………14
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………14
(追加情報) ……………………………………………………………………………………14
(セグメント情報等) …………………………………………………………………………14
(1株当たり情報) ……………………………………………………………………………17
(重要な後発事象) ……………………………………………………………………………17
4.その他 ……………………………………………………………………………………………18
役員の異動 ……………………………………………………………………………………18
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コムシスホールディングス株式会社(1721) 2019年3月期 決算短信
1.経営成績等の概況
(1)当期の経営成績の概況
当連結会計年度におけるわが国経済は、政府や日銀による各種政策のもと、企業収益や雇用環境の
改善などを背景に、緩やかな回復が続くことが期待されております。ただし、米中間の貿易摩擦の拡
大や海外経済の不確実性、金融資本市場の変動の影響等に留意する必要があります。
コムシスグループを取り巻く情報通信分野におきましては、通信事業者間のサービス競争が激化す
る中、コンテンツ等の付加価値サービスが拡大しており、急増する大容量のトラフィックに対応する
ためモバイルネットワークの高度化が進められています。また、公共・民間分野におきましては、激
甚化する自然災害に備えた防災・減災対策等の国土強靭化施策、再生可能エネルギー政策、東京オリ
ンピック・パラリンピック開催等による社会インフラ投資や、クラウド技術、IoT、AI(人工知
能)など新たなイノベーションを活用したICT投資の拡大が期待されております。
コムシスグループといたしましては、太陽光発電設備工事やバイオマス発電設備工事をはじめとし
た再生可能エネルギー事業や、スマート社会に向けた公共投資・ICT投資の増加に対応した新たな
事業領域へのチャレンジ及び通信建設業界の同業3社(NDS株式会社、株式会社SYSKEN、北
陸電話工事株式会社)との経営統合を行う等トップラインの拡大に取り組んでまいりました。また、
統合シナジーの早期創出を目指すとともに、成長事業分野への要員流動や、働き方改革の推進により
施工効率の向上及び経費削減等の利益改善にも努めてまいりました。なお、経営統合に伴う負ののれ
ん発生益を特別利益に計上しております。
このような状況のもと、当連結会計年度の業績につきましては、受注高5,055億5千万円(前期比
25.7%増)、売上高4,817億8千万円(前期比26.8%増)となりました。
また、損益につきましては、営業利益352億6千万円(前期比16.2%増)、親会社株主に帰属する
当期純利益280億1千万円(前期比37.4%増)となりました。
【グループ別の受注高・売上高・セグメント利益[営業利益]】 (単位:百万円)
セグメント利益
受注高 売上高
報告セグメント [営業利益]
金 額 増減率 金 額 増減率 金 額 増減率
日本コムシスグループ 270,033 2.8% 272,780 11.2% 21,384 3.7%
サンワコムシス
58,081 △0.1% 55,605 4.8% 4,929 17.3%
エンジニアリンググループ
TOSYSグループ 23,386 4.9% 23,839 2.8% 1,425 2.6%
つうけんグループ 49,269 2.1% 50,133 4.7% 3,168 13.1%
NDSグループ 58,677 _ 43,536 _ 2,028 _
SYSKENグループ 25,444 _ 16,723 _ 604 _
北陸電話工事グループ 8,493 _ 7,076 _ 424 _
コムシス情報システムグループ 10,581 14.3% 10,497 17.0% 1,272 35.2%
(注)1 「受注高」及び「売上高」は外部顧客への取引高を記載しております。なお、「セグメント利益」は当社及び
セグメント間取引により生じた利益を含んでおります。
2 2018年10月1日付で、NDS株式会社、株式会社SYSKEN、北陸電話工事株式会社の3社を株式交換に
より当社の完全子会社としております。この結果、セグメント情報において、第3四半期連結会計期間より
同3社及び同3社の子会社を「NDSグループ」「SYSKENグループ」「北陸電話工事グループ」とし、
報告セグメントに加えております。なお、同3社グループは前期実績との比較は行っておりません。
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コムシスホールディングス株式会社(1721) 2019年3月期 決算短信
【日本コムシスグループの業績】
日本コムシスグループは、通信事業者の設備投資の減少があったものの、国土強靭化施策やインフ
ラの老朽化対策などの公共事業及び太陽光発電設備工事をはじめとする再生可能エネルギー事業の受
注拡大及びM&Aの実施等に取り組んでまいりました。
この結果、受注高及び売上高は増加となり、営業利益も、構造改革や働き方改革の推進による生産
性向上等により増益となりました。
【サンワコムシスエンジニアリンググループの業績】
サンワコムシスエンジニアリンググループは、NCC事業ではトップシェアの継続維持、NCC事
業以外では営業本部と連携した施工営業活動による受注拡大及び有資格者の有効活用による生産性の
向上に積極的に取り組んでまいりました。
この結果、受注高は微減ながらも売上高は増加となり、営業利益も、継続的な経費削減施策、利益
重視施策等により増益となりました。
【TOSYSグループの業績】
TOSYSグループは、通信事業者における減収が見込まれる中、M&Aによる売上拡大、IT・
AI技術を活用した商材の展開及びグループ連携による基盤事業の拡大に取り組むとともに、RPA
利用による仕事の改善や働き方改革に取り組み、経費削減にも努めてまいりました。
この結果、受注高及び売上高は増加となり、営業利益も、継続的な経費削減施策により増益となり
ました。
【つうけんグループの業績】
つうけんグループは、通信事業者及び官公庁からの受注が減少したものの、高速道路照明設備整備
工事や電線共同溝工事など社会インフラ関連及びITソリューション関連の受注拡大やM&A等に取
り組んでまいりました。
この結果、受注高及び売上高は増加となり、営業利益も、「筋肉質な経営基盤の構築」をテーマに
直接工事費を始めとした各種費用削減及び拠点業務の集約などグループ全体の取り組みにより増益と
なりました。
【NDSグループの業績】
NDSグループは、通信事業者からの設備建設工事等の受注確保・拡大に加え、東海圏をはじめ首
都圏・関西圏においても道路関連通信設備工事や建物内電気・通信設備工事、土木工事及びICT関
連事業等の受注拡大に取り組んでまいりました。
【SYSKENグループの業績】
SYSKENグループは、熊本地震による通信基盤系工事の増加、公共事業での新規開拓及びM&
A等に取り組んでまいりました。
【北陸電話工事グループの業績】
北陸電話工事グループは、通信事業者からの設備保全工事、社会システム関連での高速道路CCT
V工事、電線共同溝工事及び防災工事を中心に受注拡大に取り組んでまいりました。
【コムシス情報システムグループの業績】
コムシス情報システムグループは、東京オリンピック・パラリンピック効果による特需案件、通信
事業、官公庁及び金融系事業分野の受注拡大等に取り組んでまいりました。
この結果、受注高及び売上高は増加となり、営業利益も、プロジェクトマネジメントの徹底や現場
改善活動等により増益となりました。
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[参考]【当社(持株会社)の状況】
当社は、日本コムシス株式会社等統括事業会社から経営管理料として12億4千万円、配当金として
92億2千万円を収受いたしました。
この結果、営業収益104億7千万円、営業利益92億1千万円及び当期純利益91億7千万円となりま
した。
(2)当期の財政状態の概況
(イ)資産の部
当連結会計年度末における流動資産は、前連結会計年度末に比べ647億6千万円増加し、2,470億
1千万円となりました。これは受取手形・完成工事未収入金等が473億5千万円増加したことなど
によるものであります。固定資産は、前連結会計年度末に比べ501億1千万円増加し、1,929億1千
万円となりました。これは有形固定資産が329億9千万円、投資その他の資産が175億7千万円増加
したことなどによるものであります。
この結果、資産合計は、前連結会計年度末に比べ1,148億8千万円増加し、4,399億2千万円とな
りました。
(ロ)負債の部
当連結会計年度末における流動負債は、前連結会計年度末に比べ332億9千万円増加し、1,161億
2千万円となりました。これは支払手形・工事未払金等が179億3千万円、短期借入金が84億3千
万円増加したことなどによるものであります。固定負債は、前連結会計年度末に比べ118億9千万
円増加し、223億4千万円となりました。これは退職給付に係る負債が62億円4千万円、長期借入
金が32億円増加したことなどによるものであります。
この結果、負債合計は、前連結会計年度末に比べ451億9千万円増加し、1,384億6千万円となり
ました。
(ハ)純資産の部
当連結会計年度末における純資産合計は、前連結会計年度末に比べ696億9千万円増加し、3,014
億5千万円となりました。これは主に、連結子会社取得における株式交換により資本剰余金が306
億6千万円増加し、自己株式が174億7千万円減少したこと及び利益剰余金が219億3千万円増加し
たことなどによるものであります。
この結果、自己資本比率は67.8%(前連結会計年度末は70.8%)となりました。
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(3)当期のキャッシュ・フローの概況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ11億7千万円減少し、
277億7千万円(前期比4.1%減)となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は以下のとおりであります。
(イ)営業活動によるキャッシュ・フロー
営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前当期純利益396億円、減価償却費74億4千万
円などの増加要因に対し、売上債権の増減226億円、法人税等の支払額147億9千万円などの減少要
因を差し引いた結果、89億6千万円の収入(前連結会計年度は288億3千万円の収入)となりまし
た。
(ロ)投資活動によるキャッシュ・フロー
投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の取得による支出94億6千万円、投資有価
証券の取得による支出16億円などにより、115億5千万円の支出(前連結会計年度は138億9千万円
の支出)となりました。
(ハ)財務活動によるキャッシュ・フロー
財務活動によるキャッシュ・フローは、自己株式の取得による支出80億2千万円、配当金の支払
額62億6千万円などにより、153億8千万円の支出(前連結会計年度は124億9千万円の支出)となり
ました。
(4)今後の見通し
コムシスグループといたしましては、「コムシスビジョン2020」の実現に向けて、構造改革への取
り組みや民需系事業の拡大及びM&A等のトップライン拡大に努めた結果、当連結会計年度に早期実
現したことから、今後は、次なるステージに向けて2023年度を最終年度とする「コムシスビジョン
NEXT STAGE 2023」を新たに策定し推進を図ってまいります。具体的には主要施策として①事業カン
パニー制の推進、②ワークスタイルイノベーションの推進、③新たな再生可能エネルギー事業の推
進、④M&A戦略の推進、⑤グループ要員流動の活性化等に取り組んでまいります。
このような施策のもと、次期の見通しにつきましては、2018年10月に実施しました経営統合による
効果並びに、再生可能エネルギー政策、東京オリンピック・パラリンピック開催等の社会インフラ投
資による公共・民需事業が増加傾向にあることから、受注高、売上高ともに増加を見込んでおりま
す。また、損益面につきましては、経営統合効果に加えて、これまで取り組んでまいりました構造改
革や働き方改革を推進するとともに、施工効率の向上及び経費削減に努めることにより増益を見込ん
でおります。
[連結業績予想] (単位:百万円)
2019年3月期 2020年3月期
増減率(%)
( 当 期 ) ( 次 期 )
受 注 高 505,558 537,000 6.2
売 上 高 481,783 540,000 12.1
売上総利益 65,253 72,500 11.1
営業利益 35,267 38,000 7.7
経常利益 36,071 38,500 6.7
親会社株主に帰属する
28,018 25,500 △9.0
当期純利益
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方
当社グループは、主として国内で事業活動を行っており、また、国内企業間の比較可能性を踏ま
え、当面は日本基準で連結財務諸表を作成する方針であります。
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3.連結財務諸表及び主な注記
(1)連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2018年3月31日) (2019年3月31日)
資産の部
流動資産
現金預金 29,144 28,618
受取手形・完成工事未収入金等 121,826 169,186
リース投資資産 2,719 5,671
未成工事支出金等 24,607 28,983
販売用不動産 ― 1,987
商品 120 771
材料貯蔵品 682 1,817
その他 3,199 10,111
貸倒引当金 △54 △136
流動資産合計 182,246 247,013
固定資産
有形固定資産
建物・構築物 61,982 87,826
減価償却累計額 △31,391 △45,979
建物・構築物(純額) 30,591 41,847
機械、運搬具及び工具器具備品 35,176 55,124
減価償却累計額 △19,005 △29,021
機械、運搬具及び工具器具備品(純額) 16,171 26,103
土地 47,592 65,748
リース資産 451 2,389
減価償却累計額 △287 △1,087
リース資産(純額) 164 1,302
建設仮勘定 8,228 743
有形固定資産合計 102,748 135,744
無形固定資産
のれん 5,969 4,999
その他 4,094 4,606
無形固定資産合計 10,063 9,606
投資その他の資産
投資有価証券 12,956 27,712
長期貸付金 1,000 963
繰延税金資産 1,519 2,158
退職給付に係る資産 11,370 11,197
その他 3,304 5,886
貸倒引当金 △166 △356
投資その他の資産合計 29,983 47,561
固定資産合計 142,796 192,912
資産合計 325,042 439,926
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コムシスホールディングス株式会社(1721) 2019年3月期 決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2018年3月31日) (2019年3月31日)
負債の部
流動負債
支払手形・工事未払金等 59,749 77,685
短期借入金 106 8,543
未払法人税等 7,815 6,017
未成工事受入金 2,873 4,045
完成工事補償引当金 176 246
工事損失引当金 548 1,005
その他 11,563 18,583
流動負債合計 82,832 116,125
固定負債
長期借入金 5 3,212
繰延税金負債 352 583
再評価に係る繰延税金負債 1,369 1,369
退職給付に係る負債 7,263 13,508
役員退職慰労引当金 271 622
その他 1,180 3,044
固定負債合計 10,441 22,340
負債合計 93,274 138,466
純資産の部
株主資本
資本金 10,000 10,000
資本剰余金 60,883 91,549
利益剰余金 201,329 223,261
自己株式 △38,014 △20,539
株主資本合計 234,199 304,271
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 3,795 2,810
繰延ヘッジ損益 ― △0
土地再評価差額金 △7,905 △7,905
退職給付に係る調整累計額 30 △802
その他の包括利益累計額合計 △4,079 △5,898
新株予約権 513 657
非支配株主持分 1,134 2,428
純資産合計 231,767 301,459
負債純資産合計 325,042 439,926
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(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書
連結損益計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
売上高 380,024 481,783
売上原価 326,591 416,530
売上総利益 53,433 65,253
販売費及び一般管理費 23,085 29,985
営業利益 30,347 35,267
営業外収益
受取利息 14 24
受取配当金 227 442
固定資産賃貸料 158 245
その他 248 358
営業外収益合計 647 1,070
営業外費用
支払利息 7 37
賃貸費用 86 124
貸倒引当金繰入額 117 ―
その他 76 105
営業外費用合計 288 267
経常利益 30,706 36,071
特別利益
投資有価証券売却益 0 87
固定資産売却益 16 52
負ののれん発生益 ― 5,159
貸倒引当金戻入額 927 ―
その他 30 75
特別利益合計 974 5,375
特別損失
固定資産除却損 83 57
減損損失 494 124
事業整理損 ― 432
データ復旧費用 ― 396
事業譲渡損 ― 256
特別退職金 102 105
その他 139 473
特別損失合計 819 1,846
税金等調整前当期純利益 30,861 39,600
法人税、住民税及び事業税 10,857 12,422
法人税等調整額 △440 △899
法人税等合計 10,417 11,522
当期純利益 20,444 28,077
非支配株主に帰属する当期純利益 53 59
親会社株主に帰属する当期純利益 20,390 28,018
― 8 ―
コムシスホールディングス株式会社(1721) 2019年3月期 決算短信
連結包括利益計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
当期純利益 20,444 28,077
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 1,134 △990
繰延ヘッジ損益 ― △0
退職給付に係る調整額 681 △833
その他の包括利益合計 1,816 △1,824
包括利益 22,260 26,253
(内訳)
親会社株主に係る包括利益 22,201 26,199
非支配株主に係る包括利益 59 53
― 9 ―
コムシスホールディングス株式会社(1721) 2019年3月期 決算短信
(3)連結株主資本等変動計算書
前連結会計年度(自 2017年4月1日 至 2018年3月31日)
(単位:百万円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 10,000 52,525 186,195 △41,028 207,692
当期変動額
剰余金の配当 △5,082 △5,082
親会社株主に帰属する
20,390 20,390
当期純利益
自己株式の取得 △8,003 △8,003
自己株式の処分 244 700 944
子会社の自己株式の取得
104 104
による持分の変動
連結子会社株式の取得
―
による持分の増減
連結範囲の変動 △88 △88
株式交換による増加 8,009 10,317 18,326
土地再評価差額金の取崩 △84 △84
株主資本以外の項目の
―
当期変動額(純額)
当期変動額合計 ― 8,358 15,134 3,013 26,506
当期末残高 10,000 60,883 201,329 △38,014 234,199
その他の包括利益累計額
その他 退職給付 その他の 非支配
繰延 土地再評価 新株予約権 純資産合計
有価証券 に係る 包括利益 株主持分
ヘッジ損益 差額金
評価差額金 調整累計額 累計額合計
当期首残高 2,666 ― △7,990 △650 △5,974 578 647 202,943
当期変動額
剰余金の配当 △5,082
親会社株主に帰属する
20,390
当期純利益
自己株式の取得 △8,003
自己株式の処分 944
子会社の自己株式の取得
104
による持分の変動
連結子会社株式の取得
―
による持分の増減
連結範囲の変動 △88
株式交換による増加 18,326
土地再評価差額金の取崩 △84
株主資本以外の項目の
1,129 ― 84 681 1,895 △65 486 2,317
当期変動額(純額)
当期変動額合計 1,129 ― 84 681 1,895 △65 486 28,823
当期末残高 3,795 ― △7,905 30 △4,079 513 1,134 231,767
― 10 ―
コムシスホールディングス株式会社(1721) 2019年3月期 決算短信
当連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
(単位:百万円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 10,000 60,883 201,329 △38,014 234,199
当期変動額
剰余金の配当 △6,267 △6,267
親会社株主に帰属する
28,018 28,018
当期純利益
自己株式の取得 △8,011 △8,011
自己株式の処分 360 985 1,346
子会社の自己株式の取得
―
による持分の変動
連結子会社株式の取得
△9 △9
による持分の増減
連結範囲の変動 180 180
株式交換による増加 30,313 24,501 54,815
土地再評価差額金の取崩 ―
株主資本以外の項目の
―
当期変動額(純額)
当期変動額合計 ― 30,665 21,931 17,475 70,072
当期末残高 10,000 91,549 223,261 △20,539 304,271
その他の包括利益累計額
その他 退職給付 その他の 非支配
繰延 土地再評価 新株予約権 純資産合計
有価証券 に係る 包括利益 株主持分
ヘッジ損益 差額金
評価差額金 調整累計額 累計額合計
当期首残高 3,795 ― △7,905 30 △4,079 513 1,134 231,767
当期変動額
剰余金の配当 △6,267
親会社株主に帰属する
28,018
当期純利益
自己株式の取得 △8,011
自己株式の処分 1,346
子会社の自己株式の取得
―
による持分の変動
連結子会社株式の取得
△9
による持分の増減
連結範囲の変動 180
株式交換による増加 54,815
土地再評価差額金の取崩 ―
株主資本以外の項目の
△984 △0 ― △833 △1,818 143 1,294 △380
当期変動額(純額)
当期変動額合計 △984 △0 ― △833 △1,818 143 1,294 69,691
当期末残高 2,810 △0 △7,905 △802 △5,898 657 2,428 301,459
― 11 ―
コムシスホールディングス株式会社(1721) 2019年3月期 決算短信
(4)連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純利益 30,861 39,600
減価償却費 5,866 7,444
減損損失 494 124
負ののれん発生益 ― △5,159
のれん償却額 888 1,116
事業整理損 ― 432
事業譲渡損益(△は益) ― 256
データ復旧費用 ― 396
貸倒引当金の増減額(△は減少) △1,436 0
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) 36 △78
受取利息及び受取配当金 △241 △467
支払利息 7 37
売上債権の増減額(△は増加) △2,510 △22,600
未成工事支出金等の増減額(△は増加) △4,717 △1,692
仕入債務の増減額(△は減少) 535 8,256
投資有価証券売却損益(△は益) △0 △77
投資有価証券評価損 ― 22
その他の資産の増減額(△は増加) 1,106 △6,814
その他の負債の増減額(△は減少) 3,137 1,934
その他 1,085 592
小計 35,114 23,326
利息及び配当金の受取額 241 466
利息の支払額 △7 △37
法人税等の支払額 △6,516 △14,790
営業活動によるキャッシュ・フロー 28,831 8,964
投資活動によるキャッシュ・フロー
定期預金の純増減額(△は増加) △94 279
投資有価証券の取得による支出 △155 △1,603
投資有価証券の売却による収入 56 414
子会社株式の取得による支出 ― △14
事業譲渡による収入 ― 83
有形固定資産の取得による支出 △13,139 △9,460
無形固定資産の取得による支出 △1,026 △1,235
有形固定資産の売却による収入 26 608
貸付けによる支出 △200 △171
貸付金の回収による収入 718 162
保険積立金の積立による支出 △333 △24
保険積立金の解約による収入 435 54
その他 △184 △642
投資活動によるキャッシュ・フロー △13,896 △11,550
― 12 ―
コムシスホールディングス株式会社(1721) 2019年3月期 決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少) 30 △1,205
長期借入による収入 ― 500
長期借入金の返済による支出 △6 △1,282
自己株式の取得による支出 △8,019 △8,027
自己株式の売却による収入 668 1,072
連結範囲の変更を伴わない子会社株式の取得に
― △54
よる支出
子会社の自己株式の取得による支出 △3 ―
配当金の支払額 △5,082 △6,267
非支配株主への配当金の支払額 △2 △2
ファイナンス・リース債務の返済による支出 △82 △114
財務活動によるキャッシュ・フロー △12,499 △15,382
現金及び現金同等物に係る換算差額 5 △0
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 2,441 △17,967
現金及び現金同等物の期首残高 20,879 28,957
連結の範囲の変更に伴う現金及び現金同等物の増減
316 163
額(△は減少)
合併に伴う現金及び現金同等物の増加額 ― 75
株式交換に伴う現金及び現金同等物の増加額 5,319 16,549
現金及び現金同等物の期末残高 28,957 27,778
― 13 ―
コムシスホールディングス株式会社(1721) 2019年3月期 決算短信
(5)連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(追加情報)
「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 2018年2月16日)等を第1
四半期連結会計期間の期首から適用しており、繰延税金資産は投資その他の資産の区分に表示し、繰
延税金負債は固定負債の区分に表示しております。
(セグメント情報等)
(セグメント情報)
1 報告セグメントの概要
当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締
役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となってい
るものであります。
コムシスグループは、持株会社である当社の下、各統括事業会社を中心としたグループが、そ
れぞれの担当事業について包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しております。
従って、当社は、統括事業会社を中心としたグループ別のセグメントから構成されており、
「日本コムシスグループ」、「サンワコムシスエンジニアリンググループ」、「TOSYSグル
ープ」、「つうけんグループ」、「NDSグループ」、「SYSKENグループ」、「北陸電話
工事グループ」、「コムシス情報システムグループ」の8つを報告セグメントとしております。
なお、第3四半期連結会計期間より、新たに「NDSグループ」「SYSKENグループ」
「北陸電話工事グループ」を追加しております。これは2018年10月1日付で株式交換によりND
S株式会社、株式会社SYSKEN、北陸電話工事株式会社が完全子会社となったためでありま
す。
「日本コムシスグループ」は、主にNTTグループを中心とした電気通信設備工事事業を行っ
ております。「サンワコムシスエンジニアリンググループ」は、主にNCCを中心とした電気通
信設備工事事業を行っております。「TOSYSグループ」は、信越エリアにおける電気通信設
備工事事業を行っております。「つうけんグループ」は、主に北海道エリアにおける電気通信設
備工事事業を行っております。「NDSグループ」は、主に東海・北陸エリアにおける電気通信
設備工事事業を行っております。「SYSKENグループ」は、主に九州エリアにおける電気通
信設備工事事業を行っております。「北陸電話工事グループ」は、主に北陸エリアにおける電気
通信設備工事事業を行っております。「コムシス情報システムグループ」は、情報処理関連事業
を行っております。
2 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、連結財務諸表作成において採用している
会計処理の方法と同一であります。
報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。セグメント間の内部利益及び振
替高は市場実勢価格に基づいております。
― 14 ―
コムシスホールディングス株式会社(1721) 2019年3月期 決算短信
3 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報
当連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント
サンワ
コムシス
日本 コムシス 北陸電話
TOSYS つうけん NDS SYSKEN 情報
コムシス エンジニア 工事 計
グループ グループ グループ グループ システム
グループ リング グループ
グループ
グループ
売上高
外部顧客への
売上高
272,780 55,605 23,839 50,133 43,536 16,723 7,076 10,497 480,194
セグメント間
の内部売上高 7,862 1,074 5,048 1,441 1,316 5 505 1,580 18,835
又は振替高
計 280,643 56,680 28,887 51,575 44,853 16,729 7,581 12,078 499,029
セグメント利益 21,384 4,929 1,425 3,168 2,028 604 424 1,272 35,238
セグメント資産 251,867 34,374 23,435 39,745 75,168 22,818 10,897 7,564 356,987
その他の項目
減価償却費 4,525 111 392 1,102 800 168 126 28 7,255
有形固定資産
及び無形固定 5,651 90 694 1,068 2,004 244 53 23 9,829
資産の増加額
連結財務
その他 調整額 諸表
合計
(注)1 (注)2 計上額
(注)3
売上高
外部顧客への
売上高
1,589 481,783 ― 481,783
セグメント間
の内部売上高 13,571 32,407 △32,407 ―
又は振替高
計 15,161 514,191 △32,407 481,783
セグメント利益 9,615 44,854 △9,586 35,267
セグメント資産 163,165 520,153 △80,227 439,926
その他の項目
減価償却費 77 7,332 111 7,444
有形固定資産
及び無形固定 668 10,498 154 10,653
資産の増加額
(注) 1 「その他」の区分は、人材派遣事業、シェアードサービス事業等及び事業セグメントに帰属しない当社(純
粋持株会社)であります。
2 調整額は以下のとおりであります。
(1) セグメント利益の調整額は、当社及びセグメント間取引消去であります。
(2) セグメント資産の調整額は、主に当社及びセグメント間取引消去であります。
3 セグメント利益は、連結財務諸表の営業利益と調整を行っております。
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コムシスホールディングス株式会社(1721) 2019年3月期 決算短信
4 報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報
当連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント
サンワ
コムシス
日本 コムシス 北陸電話
TOSYS つうけん NDS SYSKEN 情報
コムシス エンジニア 工事 計
グループ グループ グループ グループ システム
グループ リング グループ
グループ
グループ
減損損失 ― 73 43 ― 8 ― ― ― 124
その他 全社・消去 合計
減損損失 ― ― 124
5 報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報
当連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント
サンワ
コムシス
日本 コムシス 北陸電話
TOSYS つうけん NDS SYSKEN 情報
コムシス エンジニア 工事 計
グループ グループ グループ グループ システム
グループ リング グループ
グループ
グループ
当期償却額 1,002 ― 14 99 ― ― ― ― 1,116
当期末残高 4,774 ― 131 93 ― ― ― ― 4,999
その他 全社・消去 合計
当期償却額 ― ― 1,116
当期末残高 ― ― 4,999
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コムシスホールディングス株式会社(1721) 2019年3月期 決算短信
(1株当たり情報)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
1株当たり純資産額 2,008.42円 2,318.35円
1株当たり当期純利益金額 178.64円 230.10円
潜在株式調整後
177.89円 229.21円
1株当たり当期純利益金額
(注)1株当たり当期純利益金額及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額の算定上の基礎は、以下のとおりであ
ります。
前連結会計年度 当連結会計年度
項 目 (自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
1株当たり当期純利益金額 178円64銭 230円10銭
親会社株主に帰属する当期純利益(百万円) 20,390 28,018
普通株主に帰属しない金額(百万円) ― ―
普通株式に係る親会社株主に帰属する
20,390 28,018
当期純利益(百万円)
普通株式の期中平均株式数(千株) 114,145 121,767
潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額 177円89銭 229円21銭
親会社株主に帰属する当期純利益調整額(百万円) ─ ─
普通株式増加数(千株) 476 469
(うち新株予約権(千株)) (476) (469)
2018年8月3日
取締役会決議
希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1株当た
ストックオプション
り当期純利益金額の算定に含まれなかった潜在株式の
(新株予約権)
概要
普通株式 389千株
(重要な後発事象)
(自己株式の取得)
当社は、2019年5月10日開催の取締役会において、会社法第165条第3項の規定により読み替えて
適用される同法第156条の規定に基づき、自己株式の取得に係る事項について次のとおり決議いた
しました。
(1)自己株式の取得を行う理由 株主への一層の利益還元と企業環境の変化に対応した機動的な
資本政策の遂行を可能とするため、自己株式の取得を行うもの
であります。
(2)取得対象株式の種類 当社普通株式
(3)取得し得る株式の総数 200万株(上限)
(4)取得価額の総額 50億円(上限)
(5)取得期間 2019年5月13日から2020年3月31日まで
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コムシスホールディングス株式会社(1721) 2019年3月期 決算短信
4.その他
役員の異動
①代表者の異動
該当事項はありません。
②その他役員の異動[2019年6月25日予定]
1.新任取締役(監査等委員であるものを除く。)候補
取 締 役 玉 村 知 史 (現 NDS㈱ 代表取締役社長)
取 締 役 福 元 秀 典 (現 ㈱SYSKEN 代表取締役社長)
2.新任監査等委員である取締役候補
社外取締役 中戸川 健 一 (現 中戸川公認会計士事務所 所長)
社外取締役 川 名 浩 一 (現 日揮㈱ 副会長)
3.退任予定取締役(監査等委員であるものを除く。)
取 締 役 伊 東 則 昭 (日本コムシス㈱ 相談役 就任予定)
取 締 役 小 川 亮 夫 (㈱TOSYS 代表取締役社長 継続)
取 締 役 須 田 憲 雄 (コムシスモバイル㈱ 代表取締役社長 就任予定)
4.退任予定監査等委員である取締役
取 締 役 西 山 剛 (日本コムシス㈱ 監査役 継続)
社外取締役 三 枝 隆 治
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コムシスホールディングス株式会社(1721) 2019年3月期 決算短信
[参考]コムシスグループ役員の異動
【日本コムシス株式会社】
①代表者の異動[2019年6月20日予定]
1.退任予定代表取締役
代表取締役会長 伊 東 則 昭 (相談役 就任予定)
②その他役員の異動[2019年6月20日予定]
1.新任取締役候補
取締役執行役員 塩 村 泰 幸 (現 執行役員)
2.昇任取締役候補
取締役常務執行役員 尾 﨑 秀 彦 (現 取締役)
3.退任予定取締役
取締役常務執行役員 須 田 憲 雄 (コムシスモバイル㈱ 代表取締役社長 就任予定)
取締役執行役員 川 上 正 光 (㈱カンドー 監査役 就任予定)
4.執行役員
(1)新任執行役員[2019年7月1日付]
執 行 役 員 西 野 龍太郎 (現 社会基盤事業本部環境・エネルギー部長)
執 行 役 員 坪 井 治 (現 中国支店長)
執 行 役 員 南 谷 敏 男 (現 調達部長)
執 行 役 員 天 野 博 史 (現 NTT事業本部アクセスシステム部長)
執 行 役 員 森 廣 覚 (現 NTT事業本部企画部長)
(2)退任執行役員
[2019年6月20日予定]
執 行 役 員 塩 村 泰 幸 (取締役執行役員 就任予定)
[2019年6月30日予定]
執 行 役 員 苫米地 弘 之 (コムシス東北テクノ㈱ 取締役 継続)
執 行 役 員 竹 山 雅 之 (㈱日本エコシステム 代表取締役社長 継続)
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コムシスホールディングス株式会社(1721) 2019年3月期 決算短信
【サンワコムシスエンジニアリング株式会社】
①代表者の異動
該当事項はありません。
②その他役員の異動[2019年6月14日予定]
1.新任取締役候補
取 締 役 髙 木 成 暢 (現 上席執行役員)
2.退任予定取締役
取 締 役 栃 本 仁 (上席理事 就任予定)
3.執行役員
(1)新任執行役員[2019年7月1日付]
常務執行役員 和 田 朗 (現 日本コムシス㈱ NTT事業本部担当部長
㈱TOSYS 常務執行役員)
執 行 役 員 永 野 隆 浩 (現 社会システム事業本部
フィールドネットワーク本部長)
(2)昇任執行役員[2019年7月1日付]
常務執行役員 竹之内 雅 生 (現 上席執行役員)
上席執行役員 森 智 嗣 (現 執行役員)
上席執行役員 宮 井 直 樹 (現 執行役員)
(3)退任執行役員
[2019年6月14日予定]
上席執行役員 髙 木 成 暢 (取締役 就任予定)
[2019年6月30日予定]
上席執行役員 名 取 幸 司 (理事 就任予定)
上席執行役員 萩 谷 英 二 (三和電子㈱ 取締役 就任予定)
執 行 役 員 後 藤 成 人 (日本コムシス㈱ 執行役員 継続)
【株式会社TOSYS】
①代表者の異動
該当事項はありません。
②その他役員の異動[2019年6月13日予定]
1.新任取締役候補
取 締 役 笠 井 澄 人 (現 日本コムシス㈱ 取締役常務執行役員)
2.執行役員
(1)新任執行役員[2019年7月1日予定]
執 行 役 員 笹 岡 哲 也 (現 長野通信システム事業部副事業部長)
執 行 役 員 滝 沢 欽 司 (現 総務人事部担当部長)
(2)退任執行役員[2019年6月30日予定]
常務執行役員 和 田 朗 (サンワコムシスエンジニアリング㈱
常務執行役員 就任予定)
― 20 ―
コムシスホールディングス株式会社(1721) 2019年3月期 決算短信
【株式会社つうけん】
①代表者の異動
該当事項はありません。
②その他役員の異動[2019年6月12日予定]
1.退任予定取締役
取 締 役 苅 部 郁 生
2.執行役員
(1)新任執行役員[2019年7月1日付]
執 行 役 員 吉 本 真 人 (現 ㈱セントラルビルサービス 代表取締役社長)
(2)退任執行役員[2019年6月30日予定]
執 行 役 員 三 浦 重 宏 (理事 就任予定)
【NDS株式会社】
①代表者の異動
該当事項はありません。
②その他役員の異動[2019年6月19日予定]
1.新任取締役候補
取 締 役 平 田 利 昭 (現 常務執行役員)
取 締 役 古 堅 一 成 (現 日本コムシス㈱ 取締役常務執行役員)
2.退任予定取締役
取締役会長 伊 藤 卓 志 (相談役 就任予定)
常務取締役 安 部 宏 (資材リンコム㈱ 代表取締役社長 就任予定)
取 締 役 本 多 立太郎
取 締 役 藤 本 和 久
取 締 役 笠 井 澄 人 (日本コムシス㈱ 取締役常務執行役員 継続)
3.退任予定監査役
監 査 役 榎 啓 一
監 査 役 三 矢 金 平
監 査 役 吉 川 努
4.執行役員
(1)新任執行役員[2019年6月19日付]
執 行 役 員 奥 村 敏 之 (現 関西支社長)
執 行 役 員 高 羽 稔 (現 NTT事業本部名古屋支店長)
執 行 役 員 山 本 善 明 (現 経営企画本部事業企画部長)
(2)昇任執行役員[2019年6月19日付]
常務執行役員 堀 江 英 司 (現 執行役員)
(3)退任執行役員[2019年6月19日予定]
常務執行役員 平 田 利 昭 (取締役 就任予定)
― 21 ―
コムシスホールディングス株式会社(1721) 2019年3月期 決算短信
【株式会社SYSKEN】
①代表者の異動
該当事項はありません。
②その他役員の異動[2019年6月17日予定]
1.新任取締役候補
取 締 役 井手尾 敏 彦 (現 営業本部技術統括部長)
取 締 役 古 堅 一 成 (現 日本コムシス㈱ 取締役常務執行役員)
2.退任予定取締役
取 締 役 笠 井 澄 人 (日本コムシス㈱ 取締役常務執行役員 継続)
3.新任監査役候補
常勤監査役 東 伸 之 (現 常勤顧問)
4.退任予定監査役
常勤監査役 西 亮 至
【北陸電話工事株式会社】
①代表者の異動
該当事項はありません。
②その他役員の異動[2019年6月18日予定]
1.新任取締役候補
取 締 役 古 堅 一 成 (現 日本コムシス㈱ 取締役常務執行役員)
2.昇任取締役候補
常務取締役 滝 裕 孝 (現 取締役)
3.退任予定取締役
取 締 役 辻 岡 伸 弥 (常勤監査役 就任予定)
取 締 役 笠 井 澄 人 (日本コムシス㈱ 取締役常務執行役員 継続)
4.新任監査役候補
常勤監査役 辻 岡 伸 弥 (現 取締役)
5.退任予定監査役
常勤監査役 西 部 和 幸
監 査 役 高 木 利 正
監 査 役 角 木 完太郎
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コムシスホールディングス株式会社(1721) 2019年3月期 決算短信
【コムシス情報システム株式会社】
①代表者の異動
該当事項はありません。
②その他役員の異動[2019年6月19日予定]
1.新任取締役候補
取 締 役 原 田 勝 (現 執行役員)
2.昇任取締役候補
常務取締役 中 西 雅 之 (現 取締役)
3.退任予定取締役
取 締 役 大久保 新 一 (コムシステクノ㈱ 代表取締役社長 継続)
4.新任監査役候補
監 査 役 上 脇 晃一郎 (現 コムシスホールディングス㈱
取締役(監査等委員)
日本コムシス㈱ 監査役)
5.退任予定監査役
監 査 役 矢 野 芳 之
6.執行役員
(1)退任執行役員[2019年6月19日予定]
執 行 役 員 原 田 勝 (取締役 就任予定)
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