1720 東急建設 2020-11-17 10:00:00
2021年3月期第2四半期 決算説明会資料 [pdf]

2021年3月期第2四半期 決算説明会
2020年11月17日
目次


2021年3月期 第2四半期
     決算説明会

1.事業環境

2.2021年3月期 第2四半期決算概要

3.2021年3月期 通期見通し       この資料には、業績予測や将来の見通しに関
                       する記述がございます。
4.ビジョン2030・長期経営計画策定に
                       これらの情報は、公開時点で入手可能な情報
  向けた基本的な考え方           に基づき、当社の判断した予想や見通しであり、
                       不確実性が含まれておりますので、予めご了承
                       ください。


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1 事業環境
2021年3月期第2四半期の事業環境
1.景気は、新型コロナウイルスの影響により企業収益の大幅な減少が続き、雇用の動きが弱い
  一方、所得は横ばいで個人消費は持ち直している

2.建設市場は、政府建設投資が持ち直す一方、企業の事業計画見直し等により民間設備投資
  が減少し前年を下回り推移している

3.建設コストは、労務、資機材とも横ばいで推移している


今後の見通し

1.景気は、新型コロナウイルス感染症の防止策を講じる中で、社会経済活動レベルの引き上げや
  各種政策の効果などにより、ペースは緩やかながら持ち直しの動きが続くことが期待される

2.建設市場は、新型コロナウイルス感染症が民間建設投資に影響するものの、用途によって
  底堅い需要が見込まれ、防災・減災など政府建設投資予算と合わせ一定水準を維持する

3.国際的な環境意識の高まりに加え、建設事業固有の課題として、ストック型への需要変化や
  人手不足の深刻化、働き方改革など建設生産システムの構造改革が迫られている

                                               2
決算説明会

2.2021年3月期第2四半期
  決算概要
 当初より大型工事一巡の端境期と認識
 コロナ禍の影響も加わり、連結売上高は過去最高の前期から半減水準
 受注高は、主に建築の受注が進み前期比70%超の増加




                                    3
2 2021年3月期第2四半期 決算(連結)
連結売上高は、前年同期比△48.0%、親会社株主に帰属する四半期純利益は△93.4%
大型工事の最盛期として、売上高・利益ともに過去最高を更新した前年同期比で大幅に減少

                                                                              単位:百万円

                     2020年           2021年3月期第2四半期                 対前年
      科   目           3月期                                                     増減率
                     第2四半期        東急建設     子会社           連結         増減

売上高                  183,415      87,677    8,224       95,423    △87,992     △48.0%

売上総利益                 23,928       7,504         940      8,323   △15,604     △65.2%
販売費及び一般管理費             7,608       6,869         429      7,130      △477     △6.3%
営業利益                  16,320        635          511      1,192   △15,127     △92.7%
経常利益                  16,972       1,076         500      1,680   △15,291     △90.1%
親会社株主に帰属する
                      11,516          -           -         759   △10,757     △93.4%
四半期純利益

                  連結子会社              四半期純利益             持分法適用関連会社             持分法損益
          東建産業                             △21     世紀東急工業                        426
          東急リニューアル                         304     東急グリーンシステム                     △9
          トウキュウコンストラクション・インドネシア            △58     チョウカンチャン・トウキュウ コンストラクション       59
          ゴールデン・トウキュウ・コンストラクション            △36     あすか創建                          45
          プランタールファーム                        11     持分法適用関連会社 合計                  522
          大阪消防PFI                            7
          連結子会社 合計                         208
                                                                                       4
   2021年3月期第2四半期
2 四半期純利益の増減要素(連結)
完成工事総利益が大幅に減少したため、親会社株主に帰属する四半期純利益が減少
特別損失は、投資有価証券評価損



                                                      単位:百万円

          不動産利 販管費の 税金費用
          益の増加  減少   の減少
           59   477  4,769
 11,516
                             完工総利益
                               の減少
                              15,664               2021年3月期
                                   特別損失             第2四半期
                                   (投資有価          親会社株主に帰属
 2020年3月期                          証券評価
                                    損)            する四半期純利益
  第2四半期                              284
親会社株主に帰属                                 持分法利益
する四半期純利益                                  の減少           759
                                           107 その他減
                                                 7


               利益増加                    利益減少
                                                               5
2 2021年3月期第2四半期 決算(個別)
売上高は、大型工事一巡により土木・建築ともに完成工事高が減少し前年同期比48.6%減少
利益は、主に建築の完成工事総利益の減少により、四半期純利益が95.6%減少
                                                               単位:百万円

                        2020年3月期   2021年3月期第2四半期     対前年
        科   目                                                   増減率
                         第2四半期      決算       比率      増減
完成工事高                    169,777    86,899   (100)   △82,878    △48.8%
                   土木     43,226    30,538    35.1   △12,687    △29.4%
                   建築    126,551    56,360    64.9   △70,191    △55.5%
            完成工事総利益       21,976     7,086     8.2   △14,889    △67.8%
                 土木        4,113     2,604     8.5    △1,509    △36.7%
                 建築       17,862     4,482     8.0   △13,380    △74.9%
不動産事業等売上高                    674      777    (100)       103     15.4%
    不動産事業等総利益                377      418     53.8        41     10.9%
売上高                      170,452   87,677     100    △82,774    △48.6%
                売上総利益     22,353    7,504     8.6    △14,848    △66.4%
販売費及び一般管理費                 7,352     6,869     7.8     △482      △6.6%
                営業利益      15,001      635      0.7   △14,365    △95.8%
                経常利益      15,305     1,076     1.2   △14,229    △93.0%
            四半期純利益        10,548      464      0.5   △10,083    △95.6%
                                                                         6
   2021年3月期第2四半期
2 売上高(個別)
土木は、前年同期に計上した大型JVサブ工事の反動減
建築は、渋谷再開発を始めとする大型工事一巡の反動減に加え、前年度の受注時期遅れが影響
不動産事業は、強みを持つ首都圏都心部・東急沿線をターゲットに、建設事業とのシナジーが見込
める築古賃貸不動産物件を購入
                         不動産                    単位:百万円
 売上高      876億円           建築
                         土木
   (対前年同期 △48.6%)
                                    170,452
                        147,806       674
  完成工事高                  558
                                              87,677
      土木     305億円
                                    126,551
       (対前年同期 △29.4%)                           777
                         119,141
       建築    563億円                             56,360
       (対前年同期 △55.5%)
                         28,105     43,226     30,538

                        2019年3月期   2020年3月期   2021年3月期
  不動産事業等売上高            第2四半期      第2四半期      第2四半期
           7億円
       (対前年同期 +15.4%)
                                                         7
   2021年3月期第2四半期
2 売上総利益(個別)
土木は、一部海外でのコロナ禍影響と、竣工を迎える工事が少なく追加工事等の改善進まず
建築は、竣工を迎えた大型工事の大幅な採算改善のあった前年同期から利益率6.1pt低下
不動産事業は、収益物件取得に加え、リノベーション等による賃料改善を進め着実に収益貢献

                                               単位:百万円
 売上総利益 75億円                                        土木
                          12.6%
   (対前年同期 △66.4%)                  14.1%
                                                   建築


                                     9.5%                    △1.0P
                         11.0%                     8.5%
  完成工事総利益
                                    22,353            8.0%
      土木 26億円                         377                    △6.1P
                         16,825
       (対前年同期 △36.7%)
                          216
       建築     44億円                             7,504
       (対前年同期 △74.9%)               17,862
                         13,062                               不動産
                                                418
                                                              建築
                                               4,482
  不動産事業等総利益              3,546     4,113
                                               2,604
                                                              土木


          4億円           2019年3月期   2020年3月期   2021年3月期
       (対前年同期 +10.9%)   第2四半期      第2四半期      第2四半期
                                                                     8
       2021年3月期第2四半期
2 連結財政状態・連結キャッシュフロー
純資産は剰余金の配当により減少し1,005億円、自己資本比率は46.5%

【連結財政状態】                                              単位:百万円
                      2019年        2020年      2020年
     科     目                                             増減      前期末との差異△1,153
                       3月末          3月末        9月末
                                                                  ・親会社株主に帰属する四半期純利益 +759
資産合計                  264,996      235,897   215,236    △8.8%
                                                                  ・剰余金の配当 △2,134など
負債合計                  172,014      134,193   114,686    △14.5%
          有利子負債         1,638       26,557    34,516    +30.0%
         (短期借入金)           80       25,081    33,081    +31.9%   自己資本比率
                                                         △2.8%
         (長期借入金)        1,557        1,476     1,435              +3.6P                     46.5%
純資産                    92,981      101,703   100,550    △1.1%                   42.9%

自己資本比率                 35.0%        42.9%      46.5%     +3.6p     35.0%
【連結キャッシュフロー】
     科     目
                        2020年3月期
                         第2四半期
                                           2021年3月期
                                            第2四半期
                                                                                               純資産
営 業 活 動 に よ る C F         △46,093             △6,793                                          100,550
                                                                                  101,703
投 資 活 動 に よ る C F          △2,529             △2,645                 92,981
                                                                                        有利子負債
                                                                              26,557
財 務 活 動 に よ る C F             15,776            5,782                                       34,516
現 金 及 び 現 金 同 等 物 に
係  る   換  算   差   額            △197               △3
                                                                 1,638
現 金 及 び 現 金 同 等 物 の
増        減        額       △33,043             △3,659
                                                                  2019年         2020年        2020年
現 金 及 び 現 金 同 等 物 の
四  半   期   末  残   高           16,101          25,890               3月末          3月末           9月末
                                                                                                        9
     2021年3月期第2四半期
2 受注高(個別・全社)
国内官公庁、国内一般民間工事ともに前年同期を大幅に上回り、全社受注高は1,223億円
通期予想3,250億円に対し進捗率は37%、今後予定されている案件を着実に獲得する




                                                                  122,357
                                  単位:百万円
                                                                   1,061
               2021年
                          対前年                96,834                12,222
                3月期                増減率
                         同期増減
               第2四半期
                                             20,751     71,738
    国内官公庁       20,356   10,614    109.0%

全   国内民間       100,939   40,462     66.9%    14,015     1,518
                                                        12,447     88,717
    内、一般民間      88,717   40,686     84.7%                                    海外
    内、東急グループ    12,222    △224      △1.8%    46,865                          東急G
                                                        48,030
                                                                             民間
社   海外           1,061    △457     △30.1%
                                                                             官公庁
                                             15,202                20,356
               122,357   50,619     70.6%               9,741

                                            2019年3月期   2020年3月期   2021年3月期
                                            第2四半期      第2四半期      第2四半期
                                                                             10
     2021年3月期第2四半期
2 受注高(個別・土木)
前年同期から国内官公庁は大幅増となったものの、国内民間の反動減もあり13.3%減少




                                            38,895
                                 単位:百万円

               2021年
                         対前年
                3月期               増減率                  28,550
                        同期増減
               第2四半期                                             24,748
                                            20,720     1,546
    国内官公庁      17,153   11,614    209.7%                           624
                                                        5,114
                                                                  2,055
土   国内民間        6,970 △14,493     △67.5%
                                                                  4,915
    内、一般民間      4,915 △11,434     △69.9%                                    海外
                                             7,797     16,349
    内、東急グループ    2,055   △3,058    △59.8%                                    東急G
                                             2,228                17,153    民間
木   海外            624    △922     △59.6%
                                                                            官公庁
                                             8,148      5,538
               24,748   △3,801    △13.3%
                                           2019年3月期   2020年3月期   2021年3月期
                                           第2四半期      第2四半期      第2四半期

                                                                            11
     2021年3月期第2四半期
2 受注高(個別・建築)
大型物流倉庫などにより一般民間工事が大幅増となり前期比126%の増加
10月以降も、大型物流倉庫や沿線の再開発をはじめとする予定案件を着実に積み上げていく




                                                                  97,608
                                 単位:百万円

               2021年                                               436
                         対前年
                3月期               増減率                             10,166
                        同期増減
               第2四半期
                                            57,939
    国内官公庁       3,203    △999     △23.8%
                                              31
建   国内民間       93,968   54,955    140.9%     6,217     43,188

    内、一般民間     83,802   52,121    164.5%                          83,802
                                                                            海外
                                                        7,332
    内、東急グループ   10,166    2,834     38.7%    44,636
                                                                            東急G

                                                       31,680               民間
築   海外            436     464       ー%
                                                                            官公庁
               97,608   54,420    126.0%     7,054      4,203     3,203
                                                         △ 28
                                           2019年3月期   2020年3月期   2021年3月期
                                           第2四半期      第2四半期      第2四半期
                                                                            12
決算説明会

3.2021年3月期の通期見通し
 新型コロナの影響を踏まえ、8/6公表の通期見通しを修正
 連結売上高は 2,300億円(従前予想2,440億円)へ見直し
 完成工事総利益の減少により、営業利益40億円(同68億円)、
  親会社株主に帰属する当期純利益 30億円(同51億円)へ修正




                                    13
3 2021年3月期の通期見通し(連結)
 【連結損益】                 8/6公表の通期予想に、顕在化したコロナ禍の影響を
                        折り込み下方修正
  売上高      2,300億円     渋谷再開発工事をはじめとする大型工事一巡という当
         (対前年 △28.6%)   社固有の事情に加え、新型コロナウイルスの影響により
                        前期から大幅な減収減益
  営業利益       40億円
         (対前年 △80.3%)
                        【個別売上高・売上総利益の内訳】      (対前年比率)
  親会社株主に帰属する
   当期純利益 30億円
         (対前年 △79.9%)   売上高           2,140億円(△27.8%)
                          完成工事高        2,124億円(△ 28.0%)
 【個別損益】                    内、土木          726億円(△ 17.6%)
                           内、建築        1,398億円(△ 32.4%)
  売上高      2,140億円       不動産事業等売上高       16億円(+ 15.0%)

  営業利益        30億円     売上総利益         182億円(△45.0%)
                          完成工事総利益       175億円(△ 46.9%)
 【配当予想】                    内、土木          66億円(△ 19.7%)
                           内、建築         109億円(△ 55.9%)
  10円(中間0円   期末10円)      不動産事業等総利益       7億円(+361.0%)

                                                          14
3 通期見通しの前期との差異要因
          2021年3月期                              要因①           要因②          1Q想定      2Q時点
【連結】                       対前期差異
           通期見通し                               当社固有           コロナ禍          8/6       11/9
          金額       比率     金額        pt       金額       pt    金額       pt     金額        金額
売上高      230,000         ▲92,170            ▲50,170        ▲42,000         ▲28,000 ▲14,000
営業利益       4,000   1.7% ▲16,315 ▲4.6pt      ▲10,715 ▲2.8pt ▲5,600 ▲1.8pt   ▲2,800    ▲2,800

【単体】      金額      比率      金額        pt       金額      pt     金額     pt       金額       金額
完工高      214,000         ▲82,426            ▲50,426        ▲32,000         ▲23,000   ▲9,000
    土木    72,600         ▲15,478            ▲11,378         ▲4,100          ▲2,000   ▲2,100
    建築   139,800         ▲67,156            ▲39,456        ▲27,700         ▲21,100   ▲6,600
 不動産等      1,600             209                409          ▲200            ▲100     ▲100
総利益       18,200 8.5%    ▲14,887   ▲2.7pt    ▲9,687 ▲1.6pt ▲5,200 ▲1.0pt    ▲2,700   ▲2,500
    土木     6,600 9.1%     ▲1,618   ▲0.2pt       582  2.1pt ▲2,200 ▲2.4pt     ▲700    ▲1,500
    建築    10,900 7.8%    ▲13,817   ▲4.1pt   ▲10,917 ▲3.7pt ▲2,900 ▲0.4pt    ▲1,948    ▲952
 不動産等        700 43.8%       549   32.9pt       649 33.6pt   ▲100 ▲0.7pt      ▲52      ▲48


                渋谷駅周辺再開発など大型工事の一巡と前期受注高が大きく落ち込んだことにより、
  当社固有           期首繰越工事が大幅に減少
                竣工を迎える手持工事が少なく今期中の利益向上が期待通りに進まない

         1Q     受注時期の遅れや一部取り止めなどの影響を想定
 コロナ            1Q想定より影響が顕在化し、今期業績が悪化
  禍                ・ 受注時期の遅れによる今期の売上高減少
         2Q
                   ・ 海外ODA案件の費用増
                   ・ 土木工事の工期遅れによる今期の追加獲得見込みの喪失 など
                                                                                              15
  2021年3月期の通期見通し
3   完成工事高・完工総利益(個別・土木)

完工高は、大型JVサブ案件の計上もあり過去最高だった前期から減少
コロナ禍による入札時期遅れや鉄道関連工事の設備投資抑制の影響のほか、海外大型工事採算
低下、竣工時期が翌期にずれ込む大型工事が複数あることから今期の利益率改善が見込みにくい

【土木】
                                              14.1                              利益率

                                               %
  完成工事高             726億円
                  (対前年△17.6%)                                              9.1%
                                                           9.3%
  完成工事総利益 66億円
                  (対前年△19.7%)
  工事利益率                 9.1%
                                                                        単位:百万円
(参考)繰越工事高の推移
                              (単位:百万円)
        2019年       2020年      2021年3月期
         3月期         3月期         (見通し)                        88,078
                                                                            72,600    完工高
                                                70,381
  受注高    77,766      64,605       69,000                               69,000         受注高
                                           77,766        64,605
完成工事高    70,381      88,078       72,600
次期繰越高   142,004     118,531     114,931    2019年3月期      2020年3月期       2021年3月期
                                                                           見通し
                                                                                       16
  2021年3月期の通期見通し
3   完成工事高・完工総利益(個別・建築)

渋谷再開発を始めとする大型工事一巡に加え、コロナ禍の影響により大型工事の受注・工事着工
が後ろ倒しになり今期計上する完工高が減少
利益率低下の要因は、競争による利益水準の低下に加え、今期は竣工を迎える手持工事が少なく
大幅な改善が見込みにくい
一方、今期受注高は期初の水準を維持し、次期繰越工事高は増加を予想
【建築】
                                                             11.9%
                                                                                       利益率
  完成工事高             1,398億円                    9.8%
                  (対前年△32.4%)                                             7.8%
  完成工事総利益              109億円
                  (対前年△55.9%)                                                       単位:百万円

  工事利益率                    7.8%
                                                 238,241
(参考)繰越工事高の推移                                                              256,000
                              (単位:百万円)
        2019年       2020年      2021年3月期                         206,956                  完工高
         3月期         3月期         (見通し)
                                                                             139,800     受注高
  受注高   185,287     128,709      256,000   185,287
                                                           128,709
完成工事高   238,241     206,956      139,800
次期繰越高   211,253     133,007     249,207      2019年3月期      2020年3月期       2021年3月期
                                                                            見通し
                                                                                             17
        2021年3月期の通期見通し
3        受注高(個別)

                                             今期業績悪化の一方、先行指標となる受注は、大型
                                             物流倉庫などコロナ禍においても比較的引き合いが堅
受注高                 3,250億円                  調な分野の案件が見込まれる
                                                                           単位:百万円
               (対前年 68.1%)                                      2021年3月期
                                                                            増減
                                                                  (見通し)

         土木             690億円                  土 木   国内官公庁        37,000    20.0%

                    (対前年     6.8%)                   国内民間         17,000   △45.4%

         建築           2,560億円                        内、一般民間        9,000   △59.1%
                    (対前年98.9%)                       内、東急グループ      8,000   △12.6%

                                                     海外           15,000    470.5%
受注高推移                   3,250                                     69,000     6.8%

                            210                建 築   国内官公庁        20,000    100.1%
2,630                                単位:億円
 230                                                 国内民間        230,000    102.2%
           1,933
                                                     内、一般民間      190,000    92.0%
              75           2,500      海外
1,852                                                内、東急グループ     40,000    170.2%
           1,237                      国内建築
                                      国内土木           海外            6,000     21.4%
 547          619          540                                   256,000    98.9%

2019年      2020年        2021年                  合 計               325,000     68.1%
3月期         3月期        3月期見通し                                                        18
3 トピック①デジタル活用
BIM・CIMデータをベースに、さまざまな先進企業と連携したデジタル技術の活用により、建設事業
の強化に加え新たな可能性を模索


 「ひとりでVR」から「みんなでVR」へ          建築確認への活用に向けた実証
VR(仮想現実)を活用し、複数が同時に          BIMデータを建築確認へ活用するステップとし
集結できる仮想空間により建設現場の情報          て、MR(複合現実)による模擬検査を実施
共有・合意形成迅速化の実証実験を開始




                                      確認検査機関と共同でMicrosoft
                              HoloLens 2
                                      社製「HoloLens 2」 (MRデバイ
                                      ス)とBIMを活用した実証実験を実
                                      施。確認申請された図面データと現
リコーが提供する「リコーバーチャル                     実を一元的に照合することで検査の
ワークプレイス」は、VR上に再現             効率化、精度向上を図る。(模擬検査:(仮称)西
した空間内に複数人が一同に会               川口計画新築工事作業所)
することが可能。多様な機能により物理的に離れた      当社は、確認検査機関と共同で法的チェックを行うこ
人とも自然で自由なコミュニケーションができるソリュー   とで間違いない社内事前検査、並びに建物品質向
ションであり、今後の事業化を目指し効果を検証する。    上のほか、MRの様々な活用を模索。
                                                              19
 3 トピック②気候変動への取り組み
 脱炭素社会への要請が高まる中、気候変動問題の課題解決に向けた取り組みを積極的に推進

               「汚染の予防及び環境保護に努め、                        パリ協定で合意された気温上昇を2℃未
               環境と経済を両立させた「持続可能な                       満に抑える目標を達成するため、温室効
    環境方針       社会」の実現に向けて環境配慮経営                        果ガスの削減目標を掲げ取り組みを推進。
               を推進します。」                                2050年度Scoop1・2の排出量を
                                                       2018年比100%削減する

   環境方針の見直し(2019年4月)                     SBT(WB2℃)認証取得(2020年4月)




                           気候変動関連の取り組み


                                                 TCFDへ賛同(2020年11月)
         CDP初回答(2019年7月)

                      評価:B⁻(マイナス)
                      ※A~Dまでの8段階評
                      価のうち、上位から4番目             気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)
                                               提言に賛同し、今後情報開示を充実させる

※CDP(Carbon Disclosure Project):企業の気候変動への取り組み状況を調査し、評価・ランク付けを実施している国際的非営利団体
※SBT(Science Based Targets):企業の中長期のGHG排出削減目標が、パリ協定の求める取り組みに適合しているか判断し、認定・公表する枠組み
※TCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース):企業に対し一貫性、比較可能性、信頼性、明確性をもつ効率的な気候関連財務情報の開示を促すタスクフォース
                                                                               20
3 トピック②気候変動への取り組み
培ってきた技術により温室効果ガス排出削減に寄与するとともに、事業機会と捉え積極的に提案

   ZEB(ネット・ゼロ・エネルギービル)                 負荷低減材料の採用
2016年より築25年の技術研究所のZEB                CO2排出量を削減する環境配慮
化改修に取り組み、2019年度実績では国                 型コンクリート(CELBIC)を採用
内トップレベルの78%削減を実現。ZEBプラ
                                     不動産事業における世界最大規模のプラ
ンナーとして、ウェルネス、レジリエンスの観点               イベートカンパニーである発注者の要望に
を踏まえ最適な設計と運用を積極的に提案                             応え、新たに性能証
                                                明を取得したコンク
                                                リートを提案・採用。
                                                建物全体のセメント
                                                製造に伴うCO2を約
                                                40%削減
                                                (2021年3月着工
                                                予定)

    東京都市大学A棟         世紀東急工業㈱本社ビル     (仮称)銀座5丁目プロジェクト新築工事
 延床面積10,0000㎡超の国内    狭隘でZEB化が難しいとさ   発注者:銀座歌舞伎特定目的会社
 有数の大規模な大学校舎の新築      れる都市型オフィスビルの    出 資:グロブナー・リミテッド
                                          (Grosvenor Limited)
 工事を、これまで培った要素技術     ZEB設計に取り組んでい    デザイン:Doone Silver Kerr
 を複数投入しZEB Readyで設   ます(来春着工予定)      設 計:㈱森建築デザイン事務所
 計(2020年6月着工)                        C M:フュージョンマネジメントプラッツ㈱
                                                                21
決算説明会

4.ビジョン2030・長期経営計画
  策定に向けた基本的な考え方
 ビジョン2020を受け継ぐ、新たな「ビジョン2030」とその達成に向けた
  10年間の「長期経営計画」を策定中(2021年5月公表予定)
 現段階の検討状況を踏まえた「基本的な考え方」を示し、順次具現化



                                         22
4 ビジョン2020から前期決算までの経緯
   ビジョン2020
    市場環境・業績:国内建設市場の環境が大きく好転し、業績は急回復の後、2020年3月期まで高水準を維持
    建設事業:渋谷駅周辺再開発を始め、国内外のビッグプロジェクトで成果を創出
    新事業領域:コンセッション事業への取組みを進め一定の成果はあるものの、建設以外の収益の柱としては不十分
    資本政策:自己資本比率は40%に達し、2003年の会社分割以来、課題としてきた財務体質の健全化が進捗


2010年                           2018年       2019年



2026年のありたい姿/                2020年3月期(前期)
中期経営計画2018-2020              複数の高採算大型工事が前期で終了する中、環境悪
                              化の兆しを受け、前期比大幅減益の見通しからスタートし
 市場環境・業績:2021年3月期までは好環       たが、期初の段階では利益の落ち込みが一過性のもので
  境が継続、それにより業績も高水準を維持する       あると判断から、株主還元(配当額)は、前期と同水準
  計画                          を維持
 建設事業:2021年3月期以降に繋がる市       渋谷駅前再開発など手持ちの大型工事が順次完成する
  場・お客様の開拓・深耕、ICTによる生産性向      中、想定を超える大幅な利益獲得を実現し、結果として
  上、東南・南アジアでの積極展開             は過去最高だった2019年3月期決算に近い水準で決
                              算
 新事業領域:建設市場が好環境維持してい
  る間に新事業領域(不動産、コンセッションな      受注高は、環境が徐々に悪化する中で他社との競争が
  ど)への展開を加速                   激化し、一部の大型工事での期ズレも加わり、大幅に減
                              少
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4 現状認識(2021年3月期見通し)
        期初
          コロナ禍の影響が読み切れないため、2020年3月期決算開示段階では通期見通しの公表を見送り、
           2020年3月期決算説明会でコロナ禍影響前の通期見通しを公表
          前期に渋谷駅前再開発など大型工事の完成が相次いだこと、受注高が大きく落ち込んだことにより、期首の
           手持ち工事が大幅に減少したため、前期の期初以上に大幅な減益の見通しとなった
          受注高の見通しは、前期から期ズレした大型工事や大型物流倉庫案件なども含め、大幅な増加を見込む

   5月                           8月                 11月


                                     第2Q決算(今回)
第1Q決算                                 通期見通しの下方修正を公表
                                      海外ODA案件の費用増、官庁工事の竣工時期ズレによ
 コロナ禍の影響を見込んだ通期見通しを公表
                                       る追加獲得見込みの喪失、手持ち工事の利益向上が期
 受注時期の遅れや一部取り止めなどの影響に                 待通りに進まないことなどによる悪化を見込む
  より売上高の見通しが減少し、期初よりも一
                                      受注高については、通期見通しに対する進捗率が37%に
  段の業績悪化を見込む
                                       留まるものの、大型物流倉庫などコロナ禍においても比較
 コロナ禍における先行き不透明感を踏まえ、前                的引き合いが堅調な分野での予定もあることから、期初の
  期 比 減 配 ( 30 円 → 10 円 、 配 当 性 向      見通しを維持し、次期以降の業績回復に努める
  20%)とする
                                      コロナ禍による不透明感は残るものの、長期経営計画策
                                       定の過程において、短期的に今回公表した下方修正以
                                       上の落ち込みがないことを確認し、期末の配当額は維持し
                                       た上で、10億円を上限とする自己株式取得を実施
                                                                    24
        ビジョン2030・長期経営計画策定に向けた
4       基本的な考え方
 「人材」と「デジタル技術」を競争優位の源泉として、3つの提供価値「①脱炭素、②廃棄物ゼロ、③防災・減災」を軸とした
  戦略を具体化し、業界内の独自のポジションとして「東急建設ブランド」を確立することで、財務・非財務両面での企業価
  値の最大化を目指す
   •    足元から将来に向けての不確実性の高まりを強く意識し、シナリオプランニングを実施
   •    短中期的に国内建設市場が大きく落ち込むことは想定してないものの、先行き不透明な中で他社との競争は確実に
        激化する
   •    次期以降短中期における業績回復はV字とはならないが、将来を見据えたサステナブル経営を実践する
   •    2026年のありたい姿は、大きな環境変化を受けて考え方を一新し、業績回復に向けた事業戦略および財務・資本政
        策は、基本的な考え方に沿って、来年5月に公表する長期経営計画で具体化する

 財務・資本政策に関する補足

 ① 事業リスクも踏まえた最適資本構成を追求する
       • バブル崩壊後の会社再建・再生以降、財務体質の健全化を課題として自己資本の充実を図ってきた
       • 建設業界は景気変動の波を受けやすいフロー事業であり、成長戦略に基づく、将来への投資や事業リスクを勘案した自己
         資本の充実は今後も重要である
       • 長期経営計画では、資本コストを意識した上で、成長戦略に基づく持続的な企業価値向上を図るために、最適な負債と
         資本のバランスを追求すると同時に、株主還元の充実を図る
 ② 最適資本構成の追求を前提として、ROICスプレッド、エクイティスプレッドの最大化を図る
       • 資本コスト以上の資本効率性(ROIC、ROEなど)をKPIとして、スプレッドを最大化していくことを目指す
       • 「中長期の業績目標(成長性)」と相互に整合性の取れた「財務・資本政策(株主還元方針を含む)」を定める

 今回の自己株取得は、株価が割安であることと、こうした考え方への転換を意識して実施するもの
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【お問い合わせ先】
経営戦略本部 経営企画部 西田 内田
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