1662 石油資源 2020-05-14 14:00:00
2020年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2020年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年5月14日
上場会社名 石油資源開発株式会社 上場取引所 東
コード番号 1662 URL https://www.japex.co.jp/
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名)藤田 昌宏
問合せ先責任者 (役職名) 広報IR部長 (氏名)朝井 卓 TEL 03-6268-7110
定時株主総会開催予定日 2020年6月26日 配当支払開始予定日 2020年6月29日
有価証券報告書提出予定日 2020年6月26日
決算補足説明資料作成の有無:有
決算説明会開催の有無 :有 (機関投資家・証券アナリスト向け)
(百万円未満切捨て)
1.2020年3月期の連結業績(2019年4月1日~2020年3月31日)
(1)連結経営成績 (%表示は対前期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年3月期 318,822 19.0 14,283 517.4 32,635 160.6 26,815 81.5
2019年3月期 267,980 16.2 2,313 △73.6 12,523 227.1 14,770 -
(注)包括利益 2020年3月期 △6,254百万円 (-%) 2019年3月期 △7,804百万円 (-%)
1株当たり 潜在株式調整後 自己資本 総資産 売上高
当期純利益 1株当たり当期純利益 当期純利益率 経常利益率 営業利益率
円 銭 円 銭 % % %
2020年3月期 469.18 - 6.5 5.1 4.5
2019年3月期 258.44 - 3.5 1.8 0.9
(参考)持分法投資損益 2020年3月期 11,960百万円 2019年3月期 12,550百万円
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2020年3月期 627,132 440,157 64.2 7,046.18
2019年3月期 655,288 450,156 63.6 7,287.32
(参考)自己資本 2020年3月期 402,706百万円 2019年3月期 416,488百万円
(3)連結キャッシュ・フローの状況
営業活動による 投資活動による 財務活動による 現金及び現金同等物
キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー 期末残高
百万円 百万円 百万円 百万円
2020年3月期 69,895 △18,701 △13,743 138,259
2019年3月期 30,970 △13,969 △15,493 100,633
2.配当の状況
年間配当金 配当金総額 配当性向 純資産配当率
(合計) (連結) (連結)
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 百万円 % %
2019年3月期 - 10.00 - 30.00 40.00 2,286 15.5 0.5
2020年3月期 - 25.00 - 25.00 50.00 2,857 10.7 0.7
2021年3月期(予想) - 25.00 - 25.00 50.00 -
3.2021年3月期の連結業績予想(2020年4月1日~2021年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 223,685 △29.8 △8,222 - △2,139 - △3,193 - △55.87
※ 注記事項
(1)期中における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):有
除外 1社 (社名) JAPEX UK E&P CENTRAL Ltd.
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更:無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(3)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年3月期 57,154,776株 2019年3月期 57,154,776株
② 期末自己株式数 2020年3月期 2,303株 2019年3月期 2,207株
③ 期中平均株式数 2020年3月期 57,152,522株 2019年3月期 57,152,632株
(参考)個別業績の概要
1.2020年3月期の個別業績(2019年4月1日~2020年3月31日)
(1)個別経営成績 (%表示は対前期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年3月期 217,079 20.6 7,893 △16.4 29,718 38.0 25,413 6.9
2019年3月期 180,024 9.0 9,440 △18.8 21,536 6.1 23,765 -
1株当たり 潜在株式調整後
当期純利益 1株当たり当期純利益
円 銭 円 銭
2020年3月期 444.66 -
2019年3月期 415.82 -
(2)個別財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2020年3月期 442,637 380,442 85.9 6,656.63
2019年3月期 467,656 391,225 83.7 6,845.27
(参考)自己資本 2020年3月期 380,442百万円 2019年3月期 391,225百万円
※ 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判
断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等
は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用にあたっての注意事項等については、添付資料P.4「1.経営
成績等の概況 (4)今後の見通し」をご覧ください。
石油資源開発(株) (1662) 2020年3月期決算短信
○添付資料の目次
1.経営成績等の概況 ……………………………………………………………………………………………………… 2
(1)当期の経営成績の概況 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)当期の財政状態の概況 …………………………………………………………………………………………… 3
(3)当期のキャッシュ・フローの概況 ……………………………………………………………………………… 4
(4)今後の見通し ……………………………………………………………………………………………………… 4
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 …………………………………………………………………………… 6
3.連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………………… 7
(1)連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………………… 7
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 ……………………………………………………………………… 9
連結損益計算書 …………………………………………………………………………………………………… 9
連結包括利益計算書 ……………………………………………………………………………………………… 10
(3)連結株主資本等変動計算書 ……………………………………………………………………………………… 11
(4)連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………………………………… 13
(5)連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………………… 15
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………………… 15
(追加情報) ……………………………………………………………………………………………………… 15
(連結貸借対照表関係) ………………………………………………………………………………………… 16
(連結損益計算書関係) ………………………………………………………………………………………… 16
(連結株主資本等変動計算書関係) …………………………………………………………………………… 17
(連結キャッシュ・フロー計算書関係) ……………………………………………………………………… 18
(セグメント情報等) …………………………………………………………………………………………… 19
(1株当たり情報) ……………………………………………………………………………………………… 23
(重要な後発事象) ……………………………………………………………………………………………… 23
4.その他 …………………………………………………………………………………………………………………… 24
生産・販売の状況 ……………………………………………………………………………………………………… 24
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石油資源開発(株) (1662) 2020年3月期決算短信
1.経営成績等の概況
(1)当期の経営成績の概況
当連結会計年度における我が国経済は、前連結会計年度に引き続き、輸出や生産に弱さがみられながらも、緩やか
な回復基調が続いておりましたが、年度末には新型コロナウイルス感染症の影響により大幅な落ち込みの動きがみら
れ、厳しい状況にあります。
原油CIF価格は、年度当初の1バレル60ドル台半ばから回復傾向にありましたが、その後、米中間の通商問題等の
影響により下落の傾向にあり、年度平均では、前年度より約4ドル低い68ドルとなりました。本年に入り、新型コロ
ナウイルス感染拡大により景況感が悪化する中で、3月上旬の産油国の協調減産協議の決裂等を契機に原油価格は急
落し、ドバイ原油価格は年度末で20ドル台半ばとなっております。
為替相場は、年度当初は1米ドル110円前後でしたが、その後100円台半ばまで円高が進行し、年度後半は円安傾向
に転じたものの、年度末時点では100円台後半の水準となっております。この結果、当社グループの原油販売価格
は、前連結会計年度に比べ、年度平均では下落しました。
一方、国内の天然ガス販売については、石油製品等の競合燃料との価格競争に加え、当社マーケット近傍での他社
によるLNG受入基地や関連パイプライン等の供給インフラ整備を巡る動きの活発化や、電力・ガス小売全面自由化を
機にエネルギー業界全体で従来の供給エリア外への進出が進んだこと等で競争が激化し、市場環境は当社グループに
とって引き続き厳しい状況にありました。
このような状況のもとで、当社グループは、2018年5月に公表した「長期ビジョン2030・中期事業計画2018-
2022」に基づき、鋭意事業を推進しております。
当連結会計年度の売上高は318,822百万円と前連結会計年度に比べ50,842百万円の増収(+19.0%)となり、売上
総利益は、47,042百万円と前連結会計年度に比べ12,196百万円の増益(+35.0%)となりました。前連結会計年度に
比べ増収増益となった主な要因は、売上高は、原油及びJACOSハンギングストーン鉱区における希釈ビチューメンの
販売数量が増加したことなどにより増収となりました。売上総利益は、主にオイルサンド事業における販売数量増に
加え、重軽格差(カナダ産重質油と軽質油であるWTIとの価格差)の縮小により希釈ビチューメンの販売価格が上昇
し、採算が改善したことなどにより増益となりました。
探鉱費は、893百万円と前連結会計年度に比べ104百万円増加(+13.3%)し、販売費及び一般管理費は31,864百万
円と前連結会計年度に比べ121百万円増加(+0.4%)したものの、営業利益は14,283百万円と前連結会計年度に比べ
11,970百万円の増益(+517.4%)となりました。
経常利益は、主に持分法による投資利益が減少したことや、前連結会計年度における資産除去債務戻入益が減少し
たものの、受取配当金が増加したことや、為替差損が為替差益に転じたことなどにより、32,635百万円と前連結会計
年度に比べ20,112百万円の増益(+160.6%)となりました。
税金等調整前当期純利益は、主に固定資産売却益が減少したことや、余目油田に係る事業用資産の減損損失を計上
したことなどにより、前連結会計年度に比べ18,829百万円増益の31,903百万円となり、親会社株主に帰属する当期純
利益は、前連結会計年度に比べ12,044百万円増益の26,815百万円となりました。
なお、売上高の内訳は次のとおりであります。
(イ)原油・天然ガス
原油・天然ガス(液化天然ガス(LNG)、希釈ビチューメンを含む)の売上高は、主に原油及び希釈ビチュ
ーメンの販売数量が増加したことに伴い、259,804百万円と前連結会計年度に比べ44,374百万円の増収(+
20.6%)となりました。
(ロ)請負
請負(掘さく工事及び地質調査の受注等)の売上高は、15,003百万円と前連結会計年度に比べ7,661百万円
の増収(+104.3%)となりました。
(ハ)その他
液化石油ガス(LPG)・重油等の石油製品等の販売、天然ガス等の受託輸送及びその他業務受託等の売上高
は、44,014百万円と前連結会計年度に比べ1,193百万円の減収(△2.6%)となりました。
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石油資源開発(株) (1662) 2020年3月期決算短信
主なセグメントごとの業績(セグメント間の内部取引消去前)は、次のとおりであります。
① 日本
日本セグメントの売上高は、主に原油及び天然ガス(LNG含む)、請負、石油製品等により構成されておりま
す。当連結会計年度における売上高は、原油及び天然ガスの販売価格が下落したものの、原油及び天然ガスの販
売数量が増加したことなどにより、268,373百万円と前連結会計年度に比べ36,266百万円の増収(+15.6%)と
なりました。セグメント利益は、原油及び天然ガスの販売価格の下落などにより、前連結会計年度に比べ474百
万円減益(△2.5%)の18,834百万円となりました。
② 北米
北米セグメントの売上高は、主に原油・天然ガス(希釈ビチューメン含む)により構成されております。当連
結会計年度における売上高は、JACOSハンギングストーン鉱区における希釈ビチューメンの販売数量の増加など
により、48,703百万円と前連結会計年度に比べ14,433百万円の増収(+42.1%)となりました。セグメント損益
は、オイルサンド事業における重軽格差の縮小による希釈ビチューメンの販売収支の改善などにより、3,422百
万円のセグメント利益(前連結会計年度は9,751百万円のセグメント損失)となりました。
③ 欧州
欧州セグメントにおいては、英領北海アバディーン沖合に位置する海上鉱区での開発作業を実施しておりま
す。当連結会計年度におけるセグメント損失は、164百万円(前連結会計年度は157百万円のセグメント損失)と
なりました。
④ 中東
中東セグメントの売上高は、原油により構成されております。当連結会計年度における売上高は、販売数量の
増加などにより、43,890百万円と前連結会計年度に比べ29,073百万円の増収(+196.2%)となりました。セグ
メント利益は、前述の売上高が増収したものの売上原価の増加により、612百万円と前連結会計年度に比べ342百
万円の減益(△35.9%)となりました。
(2)当期の財政状態の概況
当連結会計年度末における総資産は、前連結会計年度末に比べ28,155百万円減少し、627,132百万円となりまし
た。
流動資産は、前連結会計年度末に比べ46,966百万円の増加となりました。これは、現金及び預金並びに受取手形及
び売掛金が、それぞれ増加したことなどによるものであります。固定資産は、前連結会計年度末に比べ75,122百万円
の減少となりました。これは、投資有価証券において時価が下落したこと、有形固定資産において減価償却が進んだ
ことに伴い、それぞれ減少したことなどによるものであります。
負債は、前連結会計年度末に比べ18,155百万円減少し、186,975百万円となりました。
流動負債は、前連結会計年度末に比べ3,359百万円の増加となりました。これは、流動負債のその他に含めている
前受金が減少した一方で、支払手形及び買掛金が増加したことなどによるものであります。固定負債は、前連結会計
年度末に比べ21,515百万円の減少となりました。これは、繰延税金負債において前述の投資有価証券の時価下落に伴
い減少したこと、長期借入金において1年以内の借入金を流動負債へ振替えたことに伴い、それぞれ減少したことな
どによるものであります。
純資産は、前連結会計年度末に比べ9,999百万円減少し、440,157百万円となりました。
これは、利益剰余金が増加したものの、その他有価証券評価差額金が減少したことなどによるものであります。
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石油資源開発(株) (1662) 2020年3月期決算短信
(3)当期のキャッシュ・フローの概況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ37,625百万
円増加し、138,259百万円となりました。主な内訳は以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は69,895百万円となりました。これは主に、生産物回収勘定の回収額41,040百万円
及び税金等調整前当期純利益31,903百万円の計上などによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は18,701百万円となりました。これは主に、利息及び配当金の受取額18,820百万円
などの資金を得ましたが、生産物回収勘定の支出30,226百万円、有形固定資産の取得による支出7,566百万円など
の資金を使用したことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は13,743百万円となりました。これは主に、長期借入金の返済による支出6,307百
万円、利息の支払額4,729百万円、配当金の支払額3,141百万円などの資金を使用したことによるものであります。
(参考)キャッシュ・フロー関連指標の推移
2016年3月期 2017年3月期 2018年3月期 2019年3月期 2020年3月期
自己資本比率(%) 59.5 58.6 60.8 63.6 64.2
時価ベースの自己資本比率
20.4 19.5 19.8 20.9 16.2
(%)
キャッシュ・フロー対有利
2.3 3.4 2.8 4.3 1.8
子負債比率(年)
インタレスト・カバレッ
83.6 48.7 28.4 8.0 14.8
ジ・レシオ(倍)
自己資本比率:自己資本/総資産
時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産
キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/キャッシュ・フロー
インタレスト・カバレッジ・レシオ:キャッシュ・フロー/利払い
(注1)「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 2018年2月16日)等を2019年3月
期の期首から適用しており、2018年3月期に係る(参考)キャッシュ・フロー関連指標の推移について
は、当該会計基準等を遡って適用した後の指標となっております。
(注2)いずれも連結ベースの財務数値により計算しております。
(注3)株式時価総額は自己株式を除く発行済株式数をベースに計算しております。
(注4)キャッシュ・フローは、営業キャッシュ・フローを利用しております。
(注5)有利子負債は連結貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っている全ての負債(リース債務を
除く)を対象としております。
(4)今後の見通し
前提となる原油価格(原油CIF価格)は通期40ドル/バレル、為替は通期108円/ドルと想定しております。2020年
3月期の実績は、単体通期ベースでそれぞれ68.11ドル/バレル、109.15円/ドルでした。
2021年3月期の売上高は、当連結会計年度に比べ95,138百万円減収(△29.8%)の223,685百万円と予想しており
ます。これは、主に福島天然ガス発電所の営業運転開始(1号機は4月下旬から、2号機は夏を予定)による電力販売
を見込むものの、主に原油及び天然ガス(希釈ビチューメン含む)の販売価格の下落を見込んでいるためでありま
す。
営業損益は、主に上記の原油及び天然ガスの販売価格の下落や、希釈ビチューメンの重軽格差の拡大による販売収
支の悪化を見込んだことなどにより、当連結会計年度に比べ22,506百万円減益の8,222百万円の営業損失となる見通
しです。
経常損益は、持分法による投資利益の減少を見込んだことや、当連結会計年度に計上した為替差益が無くなること
などにより、当連結会計年度に比べ34,774百万円減益の2,139百万円の経常損失となる見通しです。
親会社株主に帰属する当期純損益は、当連結会計年度に比べ30,008百万円減益の3,193百万円の親会社株主に帰属
する当期純損失となる見通しです。
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石油資源開発(株) (1662) 2020年3月期決算短信
なお、新型コロナウイルス感染症の業績への影響について、イラク共和国南部のガラフ油田における生産操業の休
止に伴う原油販売量の減少を上記見通しに織り込んでおります。その詳細については、23ページ(重要な後発事象)
に記載の通りです。また、国内外における経済活動の停滞が長期化する場合には、原油及び天然ガス、希釈ビチュー
メンや電力等の販売量の減少もしくは販売価格の下落が生じる可能性がありますが、その影響の度合いについて現時
点で予測することは困難であり、上記の見通しには含めておりません。
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石油資源開発(株) (1662) 2020年3月期決算短信
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方
当社グループは、連結財務諸表の期間比較可能性を考慮し、当面は、日本基準で連結財務諸表を作成する方針であり
ます。
なお、国際会計基準(IFRS)の適用につきましては、国内外の諸情勢を考慮の上、適切に対応していく方針であ
ります。
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石油資源開発(株) (1662) 2020年3月期決算短信
3.連結財務諸表及び主な注記
(1)連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2019年3月31日) (2020年3月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 117,468 160,077
受取手形及び売掛金 20,825 27,510
有価証券 2,330 4,000
商品及び製品 4,559 5,223
仕掛品 362 167
原材料及び貯蔵品 7,589 11,141
短期貸付金 4,575 19
その他 8,410 4,946
貸倒引当金 △33 △31
流動資産合計 166,087 213,054
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物 335,648 335,240
減価償却累計額 △150,449 △161,558
建物及び構築物(純額) 185,198 173,682
坑井 116,070 117,964
減価償却累計額 △85,985 △90,980
坑井(純額) 30,084 26,984
機械装置及び運搬具 146,276 146,113
減価償却累計額 △107,257 △111,983
機械装置及び運搬具(純額) 39,018 34,129
土地 16,732 16,670
建設仮勘定 26,825 31,466
その他 37,316 37,965
減価償却累計額 △26,062 △26,861
その他(純額) 11,254 11,103
有形固定資産合計 309,114 294,038
無形固定資産
その他 7,399 6,823
無形固定資産合計 7,399 6,823
投資その他の資産
投資有価証券 137,794 88,922
長期貸付金 42 43
繰延税金資産 7,713 8,003
退職給付に係る資産 1,319 971
その他 26,920 16,034
貸倒引当金 △46 △44
海外投資等損失引当金 △1,057 △715
投資その他の資産合計 172,686 113,216
固定資産合計 489,200 414,078
資産合計 655,288 627,132
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石油資源開発(株) (1662) 2020年3月期決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2019年3月31日) (2020年3月31日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 7,666 12,237
役員賞与引当金 25 75
その他 24,686 23,425
流動負債合計 32,378 35,738
固定負債
長期借入金 127,715 118,774
繰延税金負債 22,330 9,878
役員退職慰労引当金 86 88
退職給付に係る負債 3,452 3,528
資産除去債務 15,335 15,432
その他 3,831 3,535
固定負債合計 172,752 151,236
負債合計 205,131 186,975
純資産の部
株主資本
資本金 14,288 14,288
資本剰余金 157 -
利益剰余金 331,306 350,934
自己株式 △10 △11
株主資本合計 345,741 365,212
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 66,296 33,061
繰延ヘッジ損益 △2 181
為替換算調整勘定 3,338 3,494
退職給付に係る調整累計額 1,114 756
その他の包括利益累計額合計 70,747 37,494
非支配株主持分 33,668 37,450
純資産合計 450,156 440,157
負債純資産合計 655,288 627,132
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石油資源開発(株) (1662) 2020年3月期決算短信
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書
(連結損益計算書)
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
売上高 267,980 318,822
売上原価 233,133 271,780
売上総利益 34,846 47,042
探鉱費 788 893
販売費及び一般管理費 ※1,※2 31,743 ※1,※2 31,864
営業利益 2,313 14,283
営業外収益
受取利息 1,598 1,096
受取配当金 2,102 5,618
有価証券売却益 2 240
持分法による投資利益 12,550 11,960
為替差益 - 2,425
資産除去債務戻入益 3,293 -
その他 1,258 2,313
営業外収益合計 20,804 23,654
営業外費用
支払利息 4,130 4,641
有価証券売却損 - 1
為替差損 5,296 -
その他 1,167 660
営業外費用合計 10,594 5,303
経常利益 12,523 32,635
特別利益
固定資産売却益 716 1
特別利益合計 716 1
特別損失
固定資産売却損 60 14
固定資産除却損 74 193
減損損失 30 ※3 524
特別損失合計 165 733
税金等調整前当期純利益 13,074 31,903
法人税、住民税及び事業税 3,925 4,318
法人税等調整額 △5,179 469
法人税等合計 △1,254 4,788
当期純利益 14,328 27,114
非支配株主に帰属する当期純利益又は非支配株主に
△441 299
帰属する当期純損失(△)
親会社株主に帰属する当期純利益 14,770 26,815
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石油資源開発(株) (1662) 2020年3月期決算短信
(連結包括利益計算書)
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
当期純利益 14,328 27,114
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △20,366 △33,236
繰延ヘッジ損益 △5 184
為替換算調整勘定 △1,705 △34
退職給付に係る調整額 △38 △357
持分法適用会社に対する持分相当額 △16 74
その他の包括利益合計 △22,132 △33,369
包括利益 △7,804 △6,254
(内訳)
親会社株主に係る包括利益 △7,455 △6,437
非支配株主に係る包括利益 △348 183
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石油資源開発(株) (1662) 2020年3月期決算短信
(3)連結株主資本等変動計算書
前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
(単位:百万円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 14,288 183 317,679 △10 332,140
当期変動額
剰余金の配当 △1,143 △1,143
親会社株主に帰属する当期
純利益
14,770 14,770
非支配株主との取引に係る
親会社の持分変動
△26 △26
連結範囲の変動
自己株式の取得 △0 △0
利益剰余金から資本剰余金
への振替
株主資本以外の項目の当期
変動額(純額)
当期変動額合計 - △26 13,627 △0 13,600
当期末残高 14,288 157 331,306 △10 345,741
その他の包括利益累計額
その他有価 その他の包 非支配株主持分 純資産合計
繰延ヘッジ損 為替換算調 退職給付に係
証券評価差
益 整勘定 る調整累計額
括利益累計
額金 額合計
当期首残高 86,667 3 5,149 1,152 92,973 34,140 459,255
当期変動額
剰余金の配当 △1,143
親会社株主に帰属する当期
純利益
14,770
非支配株主との取引に係る
親会社の持分変動
△26
連結範囲の変動
自己株式の取得 △0
利益剰余金から資本剰余金
への振替
株主資本以外の項目の当期
△20,370 △5 △1,810 △38 △22,225 △472 △22,698
変動額(純額)
当期変動額合計 △20,370 △5 △1,810 △38 △22,225 △472 △9,098
当期末残高 66,296 △2 3,338 1,114 70,747 33,668 450,156
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石油資源開発(株) (1662) 2020年3月期決算短信
当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
(単位:百万円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 14,288 157 331,306 △10 345,741
当期変動額
剰余金の配当 △3,143 △3,143
親会社株主に帰属する当期
純利益
26,815 26,815
非支配株主との取引に係る
親会社の持分変動
△4,192 △4,192
連結範囲の変動 △7 △7
自己株式の取得 △0 △0
利益剰余金から資本剰余金
への振替
4,035 △4,035 -
株主資本以外の項目の当期
変動額(純額)
当期変動額合計 - △157 19,628 △0 19,470
当期末残高 14,288 - 350,934 △11 365,212
その他の包括利益累計額
その他有価 その他の包 非支配株主持分 純資産合計
繰延ヘッジ損 為替換算調 退職給付に係
証券評価差
益 整勘定 る調整累計額
括利益累計
額金 額合計
当期首残高 66,296 △2 3,338 1,114 70,747 33,668 450,156
当期変動額
剰余金の配当 △3,143
親会社株主に帰属する当期
純利益
26,815
非支配株主との取引に係る
親会社の持分変動
△4,192
連結範囲の変動 △7
自己株式の取得 △0
利益剰余金から資本剰余金
への振替
-
株主資本以外の項目の当期
△33,235 184 156 △357 △33,252 3,782 △29,470
変動額(純額)
当期変動額合計 △33,235 184 156 △357 △33,252 3,782 △9,999
当期末残高 33,061 181 3,494 756 37,494 37,450 440,157
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石油資源開発(株) (1662) 2020年3月期決算短信
(4)連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純利益 13,074 31,903
減価償却費 23,296 25,190
減損損失 30 524
有形固定資産除却損 74 136
有価証券及び投資有価証券評価損益(△は益) 4 -
貸倒引当金の増減額(△は減少) △4 △4
退職給付に係る資産の増減額(△は増加) 132 347
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) △43 75
役員退職慰労引当金の増減額(△は減少) 2 2
海外投資等損失引当金の増減額(△は減少) △924 △342
資産除去債務戻入益 △3,293 -
受取利息及び受取配当金 △3,700 △6,714
支払利息 4,130 4,641
為替差損益(△は益) 5,444 △2,986
有価証券及び投資有価証券売却損益(△は益) △2 △239
持分法による投資損益(△は益) △12,550 △11,960
生産物回収勘定の回収額 11,118 41,040
売上債権の増減額(△は増加) 5,217 △6,695
たな卸資産の増減額(△は増加) △1,188 △4,029
仕入債務の増減額(△は減少) △11,131 3,831
未払消費税等の増減額(△は減少) 970 △668
その他 8,443 △2,140
小計 39,101 71,914
法人税等の支払額又は還付額(△は支払) △8,130 △2,018
営業活動によるキャッシュ・フロー 30,970 69,895
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石油資源開発(株) (1662) 2020年3月期決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
投資活動によるキャッシュ・フロー
定期預金の預入による支出 △68,859 △77,870
定期預金の払戻による収入 66,992 70,869
有価証券の取得による支出 △30 -
有価証券の売却及び償還による収入 500 -
有形固定資産の取得による支出 △12,955 △7,566
有形固定資産の売却による収入 1,337 11
無形固定資産の取得による支出 △734 △111
資産除去債務の履行による支出 △221 △78
投資有価証券の取得による支出 △52 △373
投資有価証券の売却及び償還による収入 2 1,024
生産物回収勘定の支出 △25,107 △30,226
貸付けによる支出 △26 △26
貸付金の回収による収入 6,912 4,484
利息及び配当金の受取額 16,126 18,820
残余財産の分配による収入 21 5
有償減資による収入 1,636 2,138
権益譲渡による収入 543 -
その他 △56 196
投資活動によるキャッシュ・フロー △13,969 △18,701
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入れによる収入 2,939 49,918
短期借入金の返済による支出 △7,877 △48,615
長期借入金の返済による支出 △4,990 △6,307
自己株式の取得による支出 △0 △0
配当金の支払額 △1,143 △3,141
非支配株主への配当金の支払額 △183 △516
利息の支払額 △3,865 △4,729
リース債務の返済による支出 △404 △357
非支配株主からの払込みによる収入 32 4
財務活動によるキャッシュ・フロー △15,493 △13,743
現金及び現金同等物に係る換算差額 △766 175
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 740 37,625
現金及び現金同等物の期首残高 99,892 100,633
現金及び現金同等物の期末残高 ※ 100,633 ※ 138,259
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石油資源開発(株) (1662) 2020年3月期決算短信
(5)連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(追加情報)
(財務制限条項)
連結子会社であるJAPEX Montney Ltd.が金融機関から借り入れている借入金の一部(29,690百万円)について、
財務制限条項が付されており、同社が債務超過であることから、当該条項に抵触しております。ただし、借入先の
金融機関からは、期限の利益の喪失に係る権利行使を2021年3月まで猶予することについて同意を得ております。
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石油資源開発(株) (1662) 2020年3月期決算短信
(連結貸借対照表関係)
偶発債務
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2019年3月31日) (2020年3月31日)
(1)金融機関からの借入金に対する保証債務
インペックス北カスピ海石油㈱ 9,090 インペックス北カスピ海石油㈱ 8,012
従業員(住宅資金借入) 97 従業員(住宅資金借入) 61
熊本みらいエル・エヌ・ジー㈱ 51 熊本みらいエル・エヌ・ジー㈱ 44
グリーンランド石油開発㈱ 16 グリーンランド石油開発㈱ 18
(2)生産設備に関連する債務に対する保証
Kangean Energy Indonesia Ltd. 2,382 Kangean Energy Indonesia Ltd. 1,364
合計 11,638 合計 9,501
(連結損益計算書関係)
※1.販売費及び一般管理費の主要な費目及び金額の内訳は次のとおりであります。
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
人件費 10,789 11,152
(うち退職給付費用) 637 506
(うち役員賞与引当金繰入額) 22 75
(うち役員退職慰労引当金繰入額) 24 25
運賃 7,517 6,595
減価償却費 4,705 4,446
※2.一般管理費に含まれる研究開発費の総額
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
173 360
※3.減損損失
当社グループは、当連結会計年度において、以下の資産グループについて減損損失を計上しております。
減損損失
用途 場所
種類 金額(百万円)
建物及び構築物 148
機械装置及び運搬具 305
山形県庄内町
余目油田に係る事業用資産 土地 67
その他 2
計 524
当社グループは事業用資産においては鉱場等を概ね独立したキャッシュ・フローを生み出す最小単位と
し、遊休資産においては個別物件単位で資産のグルーピングを行っております。
余目油田に係る事業用資産は、原油価格の下落を端緒として現在の余目油田における事業状況を踏まえて
再検討を行い、将来キャッシュ・フローの見積りを行った結果、生産操業に係る事業用資産の帳簿価額を回
収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として特別損失に計上しております。
なお、回収可能価額は主に使用価値により測定しており、使用価値は将来キャッシュ・フローがマイナス
になる見込みとなったため、備忘価額を帳簿価額としております。
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石油資源開発(株) (1662) 2020年3月期決算短信
(連結株主資本等変動計算書関係)
前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
1.発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項
当連結会計年度 当連結会計年度 当連結会計年度 当連結会計年度末
期首株式数(株) 増加株式数(株) 減少株式数(株) 株式数(株)
発行済株式
普通株式 57,154,776 - - 57,154,776
合計 57,154,776 - - 57,154,776
自己株式
普通株式 2,139 68 - 2,207
合計 2,139 68 - 2,207
(注) 普通株式の自己株式の株式数の増加68株は、単元未満株式の買取によるものであります。
2.配当に関する事項
(1) 配当金支払額
配当金の総額 1株当たり配当額
決議 株式の種類 基準日 効力発生日
(百万円) (円)
2018年6月28日
普通株式 571 10 2018年3月31日 2018年6月29日
定時株主総会
2018年11月9日
普通株式 571 10 2018年9月30日 2018年12月13日
取締役会
(2) 基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの
配当金の総額 1株当たり
決議 株式の種類 配当の原資 基準日 効力発生日
(百万円) 配当額(円)
2019年6月27日
普通株式 1,714 利益剰余金 30 2019年3月31日 2019年6月28日
定時株主総会
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石油資源開発(株) (1662) 2020年3月期決算短信
当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
1.発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項
当連結会計年度 当連結会計年度 当連結会計年度 当連結会計年度末
期首株式数(株) 増加株式数(株) 減少株式数(株) 株式数(株)
発行済株式
普通株式 57,154,776 - - 57,154,776
合計 57,154,776 - - 57,154,776
自己株式
普通株式 2,207 96 - 2,303
合計 2,207 96 - 2,303
(注) 普通株式の自己株式の株式数の増加96株は、単元未満株式の買取によるものであります。
2.配当に関する事項
(1) 配当金支払額
配当金の総額 1株当たり配当額
決議 株式の種類 基準日 効力発生日
(百万円) (円)
2019年6月27日
普通株式 1,714 30 2019年3月31日 2019年6月28日
定時株主総会
2019年11月8日
普通株式 1,428 25 2019年9月30日 2019年12月16日
取締役会
(2) 基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの
配当金の総額 1株当たり
決議 株式の種類 配当の原資 基準日 効力発生日
(百万円) 配当額(円)
2020年6月26日
普通株式 1,428 利益剰余金 25 2020年3月31日 2020年6月29日
定時株主総会
(連結キャッシュ・フロー計算書関係)
※ 現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
現金及び預金勘定 117,468 160,077
預入期間が3ケ月を超える定期預金 △19,134 △25,817
取得日から3ケ月以内に償還期限の到来する
短期投資等
(有価証券)マネー・マネージメント・フ
2,300 4,000
ァンド他
現金及び現金同等物 100,633 138,259
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石油資源開発(株) (1662) 2020年3月期決算短信
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
1.報告セグメントの概要
当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であ
り、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となってい
るものであります。
当社グループは、「石油・天然ガス関連事業」を主たる事業内容とし、国内での事業活動に加え、海
外においては事業拠点ごとに設立されたプロジェクト会社により事業活動を展開しております。
したがって、当社グループは事業拠点別のセグメントから構成されており、「日本」、「北米」、「欧
州」及び「中東」を報告セグメントとしております。
「日本」は、日本における原油・天然ガスの探鉱・開発・生産・仕入・販売・輸送、石油製品の製造・
仕入・販売・輸送、坑井の掘さく作業の請負等を行っております。
「北米」は、北米における原油・天然ガス・ビチューメン(オイルサンド層より採取される超重質油)
の探鉱・開発・生産・仕入・販売等を行っております。
「欧州」は、欧州における原油・天然ガスの探鉱・開発を行っております。
「中東」は、中東における原油・天然ガスの開発・生産・販売等を行っております。
2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、最近の有価証券報告書(2019年6月27日提出)の
「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」における記載と概ね同一であります。報告セグメン
トの利益は、営業利益ベースの数値であります。セグメント間の内部収益及び振替高は市場実勢価格に基
づいております。
3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産その他の項目の金額に関する情報
前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント 連結財務諸
その他 調整額
合計 表計上額
(注)1 (注)2
日本 北米 欧州 中東 計 (注)3
売上高
外部顧客への
232,089 34,270 - 1,620 267,980 - 267,980 - 267,980
売上高
セグメント間
の内部売上高 18 - - 13,195 13,213 - 13,213 △13,213 -
又は振替高
計 232,107 34,270 - 14,816 281,194 - 281,194 △13,213 267,980
セグメント利益
19,308 △9,751 △157 955 10,355 △7 10,348 △8,034 2,313
又は損失(△)
セグメント資産 106,848 199,522 4,230 24,736 335,337 - 335,337 319,950 655,288
その他の項目
減価償却費 12,095 10,348 0 293 22,738 - 22,738 557 23,296
持分法投資利
益又は損失 165 △10 - 2 157 12,392 12,550 - 12,550
(△)
持分法適用会
347 - - 286 634 22,784 23,419 - 23,419
社への投資額
有形固定資産
及び無形固定 8,958 1,619 129 - 10,707 - 10,707 195 10,903
資産の増加額
- 19 -
石油資源開発(株) (1662) 2020年3月期決算短信
当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント 連結財務諸
その他 調整額
合計 表計上額
(注)1 (注)2
日本 北米 欧州 中東 計 (注)3
売上高
外部顧客への
268,365 48,703 - 1,754 318,822 - 318,822 - 318,822
売上高
セグメント間
の内部売上高 8 - - 42,136 42,144 - 42,144 △42,144 -
又は振替高
計 268,373 48,703 - 43,890 360,967 - 360,967 △42,144 318,822
セグメント利益
18,834 3,422 △164 612 22,705 △1 22,703 △8,419 14,283
又は損失(△)
セグメント資産 97,780 191,611 6,018 13,628 309,038 - 309,038 318,093 627,132
その他の項目
減価償却費 12,407 12,138 0 293 24,839 - 24,839 351 25,190
持分法投資利
益又は損失 152 - - △8 144 11,816 11,960 - 11,960
(△)
持分法適用会
347 - - 286 634 20,494 21,128 - 21,128
社への投資額
有形固定資産
及び無形固定 3,787 4,907 1,697 - 10,392 - 10,392 255 10,648
資産の増加額
(注) 1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、東南アジア等を含ん
でおります。
2.調整額の主な内容は以下のとおりであります。
(1) セグメント利益又は損失
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
セグメント間取引消去 15 16
全社費用 ※ △8,050 △8,436
合計 △8,034 △8,419
※ 全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費及び試験研究費であります。
(2) セグメント資産
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
セグメント間取引消去 △616 △600
全社資産 ※1 3,387 3,204
その他の資産 ※2 317,179 315,489
合計 319,950 318,093
※1.全社資産は、主に報告セグメントに帰属しない本社管理用資産であります。
※2.セグメントに配分されている資産は有形固定資産、無形固定資産及び投資その他の資産
に含まれる生産物回収勘定であり、その他の資産はセグメントに配分されていない有形
固定資産、無形固定資産及び生産物回収勘定以外の資産であります。
3.セグメント利益又は損失は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
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石油資源開発(株) (1662) 2020年3月期決算短信
【関連情報】
前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
1.製品及びサービスごとの情報
(単位:百万円)
液化天然 希釈ビチ 石油製品
原油 天然ガス 請負 その他 合計
ガス ューメン ・商品
外部顧客へ
94,579 67,820 22,913 30,116 7,342 39,820 5,387 267,980
の売上高
2.地域ごとの情報
(1) 売上高
(単位:百万円)
日本 カナダ ロシア イラク その他 合計
156,043 33,555 62,612 14,829 938 267,980
(注) 売上高は製品等の引渡地及び役務提供を行った場所を基礎とし、国又は地域に分類しております。
(2) 有形固定資産
(単位:百万円)
日本 カナダ その他 合計
108,657 194,263 6,193 309,114
3.主要な顧客ごとの情報
(単位:百万円)
顧客の名称又は氏名 売上高 関連するセグメント名
BP Singapore Pte. Ltd 7,754 日本
当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
1.製品及びサービスごとの情報
(単位:百万円)
液化天然 希釈ビチ 石油製品
原油 天然ガス 請負 その他 合計
ガス ューメン ・商品
外部顧客へ
128,152 67,231 19,395 45,025 15,003 37,502 6,512 318,822
の売上高
2.地域ごとの情報
(1) 売上高
(単位:百万円)
日本 カナダ ロシア イラク その他 合計
159,815 48,062 66,341 43,960 642 318,822
(注) 売上高は製品等の引渡地及び役務提供を行った場所を基礎とし、国又は地域に分類しております。
(2) 有形固定資産
(単位:百万円)
日本 カナダ その他 合計
99,523 186,499 8,015 294,038
3.主要な顧客ごとの情報
(単位:百万円)
顧客の名称又は氏名 売上高 関連するセグメント名
BP Singapore Pte. Ltd 34,707 日本
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石油資源開発(株) (1662) 2020年3月期決算短信
【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】
前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
(単位:百万円)
日本 北米 欧州 中東 その他 全社・消去 合計
30 - - - - - 30
当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
(単位:百万円)
日本 北米 欧州 中東 その他 全社・消去 合計
524 - - - - - 524
【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】
前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
該当事項はありません。
当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
該当事項はありません。
【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】
前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
該当事項はありません。
当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
該当事項はありません。
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石油資源開発(株) (1662) 2020年3月期決算短信
(1株当たり情報)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
1株当たり純資産額 7,287円32銭 7,046円18銭
1株当たり当期純利益 258円44銭 469円18銭
(注) 1.潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
2.1株当たり当期純利益の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
親会社株主に帰属する当期純利益(百万円) 14,770 26,815
普通株主に帰属しない金額(百万円) - -
普通株式に係る親会社株主に帰属する当期純利益(百
14,770 26,815
万円)
期中平均株式数(千株) 57,152 57,152
(重要な後発事象)
(イラク共和国南部ガラフ油田の開発生産操業の一時休止について)
連結子会社である㈱ジャペックスガラフが参画するイラク共和国南部のガラフ油田開発生産プロジェクト(参
加比率:30%)におきまして、新型コロナウイルス感染拡大に伴う従業員の労働安全衛生確保に対する予防措置
のため、2020年3月16日以降、イラク国外からの全ての要員の国外への退去とそれに伴い開発生産操業を一時休
止しております。再開時期は現時点では未定となっております。
ガラフ油田は2013年8月に原油の生産を開始しており、直近の2019年通年では日量平均約9.6万バレルを生産
いたしました。
操業停止による翌期以降の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローに及ぼす影響については、現時点で合
理的に算定することは困難であります。
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石油資源開発(株) (1662) 2020年3月期決算短信
4.その他
生産・販売の状況
① 生産実績
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
1,157,037 1,215,690
原油(kl)
(892,535) (913,298)
1,170,457 1,083,862
天然ガス(千m3)
原油・天然ガス (488,436) (434,194)
液化天然ガス(t) 5,600 4,405
812,720 1,130,169
ビチューメン(kl)
(812,720) (1,130,169)
(注)1.原油、天然ガス及びビチューメンの( )は海外での生産であり、内数です。
2.天然ガスの生産量の一部は、液化天然ガスの原料として使用しております。
3.ビチューメンとはオイルサンド層から採取される超重質油です。
② 販売実績
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
金額 金額
数量 数量
(百万円) (百万円)
原油(kl) 1,888,653 94,579 2,924,245 128,152
天然ガス(千m3) 1,731,141 67,820 1,699,595 67,231
原油・天然ガス
液化天然ガス(t) 322,331 22,913 273,312 19,395
希釈ビチューメン(kl) 1,176,091 30,116 1,639,689 45,025
小計 215,429 259,804
請負 7,342 15,003
石油製品・商品 39,820 37,502
その他
その他 5,387 6,512
小計 45,207 44,014
合計 267,980 318,822
(注)1.「石油製品・商品」には、液化石油ガス(LPG)、重油、軽油、灯油等が、「その他」には天然ガス・石油
製品の受託輸送及びその他業務受託等が含まれております。
2.希釈ビチューメンとはパイプライン輸送のために超軽質油で希釈したビチューメンです。
3.本表の金額には、消費税等は含まれておりません。
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