1662 石油資源 2021-04-23 14:00:00
業績予想の修正および特別損失計上に関するお知らせ [pdf]
2021 年 4 月 23 日
各位
会社名 石油資源開発株式会社
代表者名 代表取締役社長 藤田 昌宏
コード番号 1662(東証第一部)
問合先責任者 コーポレートコミュニケーション室長 朝井 卓
電話番号 03-6268-7110
業績予想の修正および特別損失計上に関するお知らせ
石油資源開発株式会社は、最近の業績動向を踏まえ、2021 年 2 月 8 日に開示した 2021 年 3 月期連結業績予
想を修正しましたので、下記のとおりお知らせいたします。
また、2021 年 3 月期第 4 四半期決算において、事業用資産の減損損失(特別損失)を計上しますので、あわ
せてお知らせいたします。
記
(1)2021 年 3 月期連結業績予想数値の修正(2020 年 4 月 1 日~2021 年 3 月 31 日)
親会社株主に帰属 1 株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 百万円 百万円 百万円 円銭
△2,651
前回発表予想(A) 227,826 5,157 9,191 7,472 130.92
△942 △10,123
今回修正予想(B) 240,213 4,215 10,051 △46.43
△18.3
増減額(B-A) 12,386 859
増減率(%) 5.4 9.3 -
(ご参考)前期実績
(2020 年 3 月期) 318,822 14,283 32,635 26,815 469.18
(修正の理由)
前回発表予想(2021 年 2 月 8 日開示)と比較して、売上高は、主に販売価格の上昇などにより、増収とな
る見通しです。
営業利益は、主にカナダ・シェールガス事業における輸送費の増加を見込んだことなどにより、 減益となる
見通しです。
経常利益は、為替差損の減少や持分法による投資利益の増加を見込むことなどにより、 増益となる見通しで
す。
親会社株主に帰属する当期純損益は、国内油ガス田の事業用資産などにかかる減損損失や、本年 2 月の福
島県沖を震源とする地震にかかる災害損失引当金繰入額を特別損失として計上することなどにより、減益と
なる見通しです。
(参考)
【原油 CIF 価格の想定】 (米ドル/バレル)
前回予想 今回予想
2020 年 4~12 月平均(実績) 40.35 2020 年 4 月~2021 年 3 月平均(実績) 42.91
2021 年 1 月~3 月(見込) 45.00
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【為替レートの想定】 (日本円/米ドル)
前回予想 今回予想
2020 年 4~12 月平均(実績) 106.69 2020 年 4 月~2021 年 3 月平均(実績) 105.86
2021 年 1 月~3 月(見込) 105.00
注)上記の予想数値は現時点で入手可能な情報にもとづき作成したものであり、実際の業績は今後さまざまな要因によって
予想数値と異なる可能性があります。
(2)特別損失(減損損失)の計上について
(対象事業用資産および減損損失の計上額)
対象事業用資産 場所 減損損失の計上額(百万円)
勇払油ガス田 北海道苫小牧市等 11,172
岩船沖油ガス田 新潟県胎内市等 4,645
その他 ― 533
合計 16,351
(減損損失の計上理由)
新型コロナウィルス感染症の影響や世界的な脱炭素化の進展など昨今の事業環境を勘案し、中長期的な原
油 CIF 価格の見通しをこれまでの 1 バレル 60 米ドルから 50 米ドルに引き下げました。これを踏まえ、各
事業用資産の再評価を行った結果、一部の事業用資産において減損損失を計上することとなりました。
① 勇払油ガス田
上記の原油価格想定の引き下げに加え、同油ガス田の生産挙動に関して新たに得られた情報を評価し、今
後の生産量見通しを下方修正しました。これにともない、減損テストを実施した結果、当該対象事業用資産
の帳簿価額を備忘価額まで減額し、11,172 百万円を減損損失として特別損失に計上する見通しです。
② 岩船沖油ガス田
上記の原油価格想定の引き下げに加え、岩船沖洋上プラットフォームの将来の撤去および廃坑にかかる費
用を見直したことにより、資産除去債務を増額することとなりました。これにともない、減損テストを実施
した結果、当該対象事業用資産の帳簿価額を回収可能価額まで減額し、4,645 百万円を減損損失として特別
損失に計上する見通しです。
以上
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