1662 石油資源 2019-03-29 13:00:00
英領北海シーガル海上鉱区の開発に対する最終投資決定について [pdf]
2019 年 3 月 29 日
各位
会社名 石油資源開発株式会社
代表者名 代表取締役社長 岡田 秀一
コード番号 1662(東証第一部)
問合先責任者 広報 IR 部長 長谷川茂吉
電話番号 03-6268-7110
英領北海シーガル海上鉱区の開発に対する最終投資決定について
石油資源開発株式会社(JAPEX、 「当社」は、
以下 ) 当社が参画する英領北海海上鉱区 (以下
「シーガル(Seagull))
」
における原油・天然ガスの開発について、オペレーターのネプチューンエナジー社、パートナーである BP 社、
ならびに当社の三社間で最終投資決定を実施しましたので、お知らせします。シーガルの生産期間は約 10 年を
予定しており、初期段階の生産量は原油換算日量合計約 5 万バレルで、うち 8 割が原油の見込みです。
この決定を踏まえ、シーガルに係る原油・天然ガス開発計画(Field Development Plan、以下「FDP」 )につ
いて、 オペレーターおよび各パートナーの合意のもと、 英国石油 ガス上流事業規制機関
・ (Oil and Gas Authority、
以下「OGA」)への提出を 3 月 28 日(ロンドン現地時間=日本時間 3 月 28 日)に完了しました。OGA による
FDP 承認が得られ次第開発作業を開始し、2021 年末に生産を開始する予定です。
シーガルは、英領北海中央部の P1622 鉱区 22/29C に存在する高温・高圧の油ガス田で、パートナーの 1 社で
ある BP 社の既存海上施設である ETAP(Eastern Trough Area Project)の中央処理施設(Central Processing
Facility、以下「CPF」
)の 17km 南に位置しています。シーガルで生産する原油および天然ガスは CPF で処理
を実施後、原油はフォーティーズパイプラインシステム経由でスコットランド東部グランジマウスのキネールタ
ーミナルへ、 天然ガスはイングランド北部ティーズサイドにあるCATS処理ターミナルへ、 それぞれ輸送します。
シーガルの権益は、オペレーターであるネプチューンエナジー社が 35%を保有するほか、パートナーである
BP 社が 50%、ならびに当社が 15%を、それぞれ保有しています。当社は 2014 年 3 月に、当社在外連結子会社
の JAPEX UK E&P LIMITED を通じてシーガルの権益を取得しました(*1)。
当社はシーガルへの参画以降、最終投資決定に向けた調査および評価作業(*2)へ貢献しており、 今後のシーガル
鉱区の価値最大化に対しても、JAPEX グループが保有する石油・天然ガス E&P(探鉱・開発・生産)の技術や
知見を活かし、引き続き貢献してまいります。
本件の 2019 年 3 月期の当社連結業績への影響はありません。2020 年 3 月期以降については、必要に応じ都
度適切に開示します。
以上
注)
*1: 2014 年 3 月 25 日付当社開示資料「英領北海における探鉱権益の取得および新会社の設立について」参照
https://www.japex.co.jp/newsrelease/pdfdocs/20130325_Hokkai_J.pdf
*2: 2015 年 11 月 2 日付当社開示資料「英領北海シーガル鉱区評価井における産出テストの成功について」参照
https://www.japex.co.jp/newsrelease/pdfdocs/20151102_SeagullDiscovery_J.pdf
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(参考:鉱区概要・鉱区位置図)
【鉱区概要】
名称 P1622 鉱区 22/29C ※通称:シーガル(Seagull)
(ライセンス番号)
位置 英領北海 アバディーン東方沖合約 300km
権益比率 Neptune E&P UKCS Limited(オペレーター)(*) 35%
BP Exploration Operating Company Limited (**) 50%
JAPEX UK E&P LIMITED (***) 15%
(*)Neptune Energy 社の 100%子会社/(**)BP 社の子会社/(***) 当社保有率 100%在外連結子会社。
【鉱区位置図】
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