1662 石油資源 2020-11-10 14:00:00
2021年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2021年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年11月10日
上場会社名 石油資源開発株式会社 上場取引所 東
コード番号 1662 URL https://www.japex.co.jp/
代 表 者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名)藤田 昌宏
問合せ先責任者 (役職名) コーポレートコミュニケーション室長 (氏名)朝井 卓 TEL 03-6268-7110
配当支払開始予定日 2020年12月14日
四半期報告書提出予定日 2020年11月11日
四半期決算補足説明資料作成の有無:有
四半期決算説明会開催の有無 :有 (機関投資家・証券アナリスト向け)
(百万円未満切捨て)
1.2021年3月期第2四半期の連結業績(2020年4月1日~2020年9月30日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 親会社株主に帰属する
四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年3月期第2四半期 98,127 △39.6 △6,271 - △6,837 - △6,975 -
2020年3月期第2四半期 162,346 41.0 7,730 - 13,636 954.4 12,069 395.9
(注)包括利益 2021年3月期第2四半期 △15,014百万円 (-%)
2020年3月期第2四半期 4,625百万円 (△36.1%)
1株当たり 潜在株式調整後
四半期純利益 1株当たり
四半期純利益
円 銭 円 銭
2021年3月期第2四半期 △122.08 -
2020年3月期第2四半期 211.19 -
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2021年3月期第2四半期 600,123 422,481 64.3
2020年3月期 627,132 440,157 64.2
(参考)自己資本 2021年3月期第2四半期 385,807百万円 2020年3月期 402,706百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2020年3月期 - 25.00 - 25.00 50.00
2021年3月期 - 25.00
2021年3月期(予想) - 25.00 50.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無
3.2021年3月期の連結業績予想(2020年4月1日~2021年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益 する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期208,075 △34.7 △5,378 - △2,462 - △1,900 - △33.29
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無:有
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):無
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:有
(注)詳細は、添付資料P.7「2.四半期連結財務諸表及び主な注記(3)四半期連結財務諸表に関する注記事
項(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)」をご覧ください。
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年3月期2Q 57,154,776株 2020年3月期 57,154,776株
② 期末自己株式数 2021年3月期2Q 79,936株 2020年3月期 2,303株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年3月期2Q 57,137,826株 2020年3月期2Q 57,152,562株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判
断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等
は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用に当たっての注意事項等については、添付資料P.2「1.当四
半期決算に関する定性的情報(3) 連結業績予想などの将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
石油資源開発(株) (1662) 2021年3月期 第2四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 2
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 3
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 3
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 5
四半期連結損益計算書 …………………………………………………………………………………………… 5
四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………………………………………… 6
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 7
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 7
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 7
(連結の範囲又は持分法適用の範囲の変更) …………………………………………………………………… 7
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) ……………………………………………………… 7
(追加情報) ………………………………………………………………………………………………………… 8
3.補足情報 ………………………………………………………………………………………………………………… 9
生産・販売の状況 ………………………………………………………………………………………………… 9
- 1 -
石油資源開発(株) (1662) 2021年3月期 第2四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第2四半期連結累計期間における売上高は98,127百万円と前年同期に比べ64,219百万円の減収(△39.6%)と
なり、売上総利益は8,884百万円と前年同期に比べ14,217百万円の減益(△61.5%)となりました。前年同期に比
べ減収減益となった主な要因は、イラク共和国南部のガラフ油田からの引き取り原油と国内の原油及び天然ガスの
販売数量ならびに販売価格が減少したこと、希釈ビチューメンの販売収支が悪化したことなどによるものです。
探鉱費は、387百万円と前年同期に比べ29百万円増加(+8.1%)し、販売費及び一般管理費は、14,769百万円と
前年同期に比べ244百万円減少(△1.6%)した結果、営業損益は、前年同期に比べ14,001百万円減益の6,271百万
円の営業損失(前年同期は7,730百万円の営業利益)となりました。
経常損益は、主に為替差益が為替差損に転じたことなどにより、前年同期に比べ20,473百万円減益の6,837百万
円の経常損失(前年同期は13,636百万円の経常利益)となりました。
税金等調整前四半期純損益は、前年同期に比べ20,469百万円減益の6,852百万円の税金等調整前四半期純損失
(前年同期は13,617百万円の税金等調整前四半期純利益)となり、親会社株主に帰属する四半期純損益は、前年同
期に比べ19,045百万円減益の親会社株主に帰属する四半期純損失6,975百万円(前年同期は12,069百万円の親会社
株主に帰属する四半期純利益)となりました。
なお、売上高の内訳は次のとおりであります。
(イ)E&P事業
E&P事業の売上高は、主に原油及び希釈ビチューメンの販売数量や販売価格が減少したことなどに伴
い、37,547百万円と前年同期に比べ55,870百万円の減収(△59.8%)となりました。
(ロ)インフラ・ユーティリティ事業
インフラ・ユーティリティ事業の売上高は、天然ガス(国内)及び液化天然ガスの販売数量と販売価格が
減少したものの、本年4月に稼働した福島天然ガス発電所の1号発電設備に加え、8月には2号発電設備も
営業運転を開始し本格的に電力売上高が加わった結果、43,982百万円と前年同期に比べ3,679百万円の増収
(+9.1%)となりました。
(ハ)その他
請負(掘さく工事及び地質調査の受注等)、液化石油ガス(LPG)・重油等の石油製品等の販売及びその
他業務受託等の売上高は、16,597百万円と前年同期に比べ12,028百万円の減収(△42.0%)となりました。
(2)財政状態に関する説明
当第2四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ27,009百万円減少し、600,123百万円
となりました。
流動資産は、前連結会計年度末に比べ23,356百万円の減少となりました。これは、現金及び預金並びに受取手形
及び売掛金が、それぞれ減少したことなどによるものであります。固定資産は、投資その他の資産のその他に含め
ている生産物回収勘定において投資を行ったことにより増加したものの、投資有価証券において時価が下落したこ
と、有形固定資産において減価償却が進んだことに伴い、前連結会計年度末に比べ3,653百万円の減少となりまし
た。
負債は、前連結会計年度末に比べ9,333百万円減少し、177,642百万円となりました。
流動負債は、前連結会計年度末に比べ1,532百万円の減少となりました。これは、支払手形及び買掛金が減少し
たことなどによるものであります。固定負債は、前連結会計年度末に比べ7,800百万円の減少となりました。これ
は、繰延税金負債において前述の投資有価証券の時価下落に伴い減少したこと、長期借入金において為替の影響や
返済期限が1年以内の借入金を流動負債へ振替えたことに伴い、それぞれ減少したことなどによるものでありま
す。
純資産は、前連結会計年度末に比べ17,676百万円減少し、422,481百万円となりました。
これは、利益剰余金やその他有価証券評価差額金が減少したことなどによるものであります。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2021年3月期の連結業績予想につきましては、2020年8月11日に公表いたしました予想から修正しております。
詳しくは、本日2020年11月10日公表の「業績予想の修正に関するお知らせ」をご覧ください。
- 2 -
石油資源開発(株) (1662) 2021年3月期 第2四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年9月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 160,077 148,212
受取手形及び売掛金 27,510 20,986
有価証券 4,000 4,000
商品及び製品 5,223 4,320
仕掛品 167 375
原材料及び貯蔵品 11,141 7,159
その他 4,966 4,674
貸倒引当金 △31 △30
流動資産合計 213,054 189,697
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 173,682 167,819
その他(純額) 120,355 118,991
有形固定資産合計 294,038 286,810
無形固定資産
その他 6,823 6,509
無形固定資産合計 6,823 6,509
投資その他の資産
投資有価証券 88,922 84,312
その他 25,052 33,380
貸倒引当金 △44 △44
海外投資等損失引当金 △715 △544
投資その他の資産合計 113,216 117,104
固定資産合計 414,078 410,425
資産合計 627,132 600,123
- 3 -
石油資源開発(株) (1662) 2021年3月期 第2四半期決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年9月30日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 12,237 9,687
引当金 555 597
その他 22,945 23,920
流動負債合計 35,738 34,205
固定負債
長期借入金 118,774 110,897
繰延税金負債 9,878 8,182
退職給付に係る負債 3,528 3,382
引当金 798 567
資産除去債務 15,432 15,674
その他 2,824 4,732
固定負債合計 151,236 143,436
負債合計 186,975 177,642
純資産の部
株主資本
資本金 14,288 14,288
利益剰余金 350,934 341,618
自己株式 △11 △151
株主資本合計 365,212 355,755
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 33,061 29,526
繰延ヘッジ損益 181 △1,601
為替換算調整勘定 3,494 1,455
退職給付に係る調整累計額 756 671
その他の包括利益累計額合計 37,494 30,052
非支配株主持分 37,450 36,673
純資産合計 440,157 422,481
負債純資産合計 627,132 600,123
- 4 -
石油資源開発(株) (1662) 2021年3月期 第2四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第2四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自2019年4月1日 (自2020年4月1日
至2019年9月30日) 至2020年9月30日)
売上高 162,346 98,127
売上原価 139,244 89,242
売上総利益 23,101 8,884
探鉱費 358 387
販売費及び一般管理費 15,013 14,769
営業利益又は営業損失(△) 7,730 △6,271
営業外収益
受取利息 584 334
受取配当金 1,658 1,332
持分法による投資利益 4,405 3,366
その他 1,934 431
営業外収益合計 8,584 5,465
営業外費用
支払利息 2,433 1,782
為替差損 - 3,971
その他 244 277
営業外費用合計 2,677 6,031
経常利益又は経常損失(△) 13,636 △6,837
特別損失
固定資産除却損 15 14
その他 3 0
特別損失合計 19 15
税金等調整前四半期純利益又は税金等調整前四半期
13,617 △6,852
純損失(△)
法人税等 1,512 636
四半期純利益又は四半期純損失(△) 12,104 △7,489
非支配株主に帰属する四半期純利益又は非支配株主
34 △514
に帰属する四半期純損失(△)
親会社株主に帰属する四半期純利益又は親会社株主
12,069 △6,975
に帰属する四半期純損失(△)
- 5 -
石油資源開発(株) (1662) 2021年3月期 第2四半期決算短信
(四半期連結包括利益計算書)
(第2四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自2019年4月1日 (自2020年4月1日
至2019年9月30日) 至2020年9月30日)
四半期純利益又は四半期純損失(△) 12,104 △7,489
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △4,394 △3,536
繰延ヘッジ損益 12 △183
為替換算調整勘定 △2,827 △2,245
退職給付に係る調整額 △103 △85
持分法適用会社に対する持分相当額 △164 △1,472
その他の包括利益合計 △7,478 △7,524
四半期包括利益 4,625 △15,014
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 4,772 △14,417
非支配株主に係る四半期包括利益 △146 △597
- 6 -
石油資源開発(株) (1662) 2021年3月期 第2四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(連結の範囲又は持分法適用の範囲の変更)
持分法適用の範囲の重要な変更
第1四半期連結会計期間より、当社の関連会社である福島ガス発電㈱は、2020年4月に福島天然ガス発電所の営
業運転を開始したことに伴い、電力事業が本格稼働したことにより同社の重要性が増したため、持分法適用の範囲
に含めております。
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
(原価差異の繰延処理)
操業度の時期的な変動により発生した原価差異は、原価計算期間末までにほぼ解消が見込まれるため、当該原価
差異を流動負債(その他)として繰り延べております。
(税金費用の計算)
税金費用については、当社及び一部の連結子会社は当第2四半期連結会計期間を含む連結会計年度の税引前当期
純利益に対する税効果会計適用後の実効税率を合理的に見積り、税引前四半期純利益に当該見積実効税率を乗じて
計算しております。
ただし、当該見積実効税率を用いて税金費用を計算すると著しく合理性を欠く結果となる場合には、法定実効税
率を使用する方法によっております。
なお、法人税等調整額は、法人税等に含めて表示しております。
- 7 -
石油資源開発(株) (1662) 2021年3月期 第2四半期決算短信
(追加情報)
(財務制限条項)
連結子会社であるJAPEX Montney Ltd.が金融機関から借り入れている借入金の一部(29,197百万円)につい
て、財務制限条項が付されており、同社が債務超過であることから、当該条項に抵触しております。ただし、借
入先の金融機関からは、期限の利益の喪失に係る権利行使を2021年3月まで猶予することについて同意を得てお
ります。
(新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う会計上の見積りについて)
新型コロナウイルス感染症は当第2四半期連結会計期間末においても収束の目途は立っておらず、国内外にお
ける経済活動の停滞が続いている状況にあります。同感染症の収束時期等は不確実であり、予測は困難ですが、
当社は、かかる状況が一定の期間を経て漸次回復するものと想定しております。
イラク共和国南部のガラフ油田では、同感染症の影響により開発生産操業を一時休止した後、本年7月より生
産操業を再開しましたが、移動の制限等により追加開発作業に遅れが生じており、2020年末に計画されていた日
量23万バレル規模への増産は翌年以降にずれ込む見込みです。また、2021年末の生産開始を目標に開発作業を進
めている英領北海のシーガル鉱区においてもスケジュールに変更が生じる可能性があります。
当第2四半期連結累計期間における原油及び天然ガス、希釈ビチューメン、電力等の販売量への影響について
は、上記ガラフプロジェクトからの引き取り原油の販売量が前年同期に比べ454千kl減少(△74.7%)して154千
klとなったほか、カナダにおけるオイルサンド開発事業では、事業環境の悪化を受けて生産を抑制した結果、希
釈ビチューメンの販売量が前年同期に比べ224千kl減少(△26.8%)して613千klとなりました。また、国内では
経済活動の停滞により天然ガス販売量が前年同期に比べ12百万m3減少(△2.4%)して520百万m3となりました。
原油価格は、エネルギー需要の低迷を受けて4月末にかけて急落しましたが、その後、産油国による協調減産
の実施により回復し、現在は1バレル40米ドル前後で推移しています。当社は、当連結会計年度における原油価
格は現水準にとどまるものと想定しており、その後は一定の期間をかけて同感染症の拡大前の水準に回復すると
見積っております。
一方、コロナ禍の影響が当社の想定を超えて長期化する場合には、移動の減少が恒常化し、エネルギー需要や
環境問題など、様々な領域に不可逆的な構造変化をもたらす可能性があります。
かかる状況において、前提に変更が生じた場合に不確実性の高い会計上の見積りとして、固定資産の減損及び
繰延税金資産の回収可能性があります。これらの項目は、その判断において当社グループが主たる事業活動から
将来にわたり稼得する収益や生み出すキャッシュ・フローの見積りに大きく依拠しており、販売価格の下落もし
くは販売量の減少によりこれらの収益やキャッシュ・フローが今後さらに減少するものと見積られる場合には、
連結貸借対照表に計上されている固定資産について減損損失を計上する可能性や繰延税金資産の取崩しが発生す
る可能性があります。
- 8 -
石油資源開発(株) (1662) 2021年3月期 第2四半期決算短信
3.補足情報
生産・販売の状況
① 生産実績
前第2四半期 当第2四半期 (参考)
連結累計期間 連結累計期間 前連結会計年度
(自2019年4月1日 (自2020年4月1日 (自2019年4月1日
至2019年9月30日) 至2020年9月30日) 至2020年3月31日)
547,580 369,134 1,215,690
原油(kl)
(397,084) (218,172) (913,298)
530,853 482,305 1,083,862
E&P事業 天然ガス(千m3)
(214,469) (231,341) (434,194)
561,946 393,973 1,130,169
ビチューメン(kl)
(561,946) (393,973) (1,130,169)
インフラ・ 液化天然ガス(t) 3,891 3,012 4,405
ユーティリ
ティ事業 電力(千kWh) 1,802 1,028,039 3,049
(注)1.原油、天然ガス及びビチューメンの( )は海外での生産であり、内数です。
2.天然ガスの生産量の一部は、液化天然ガスの原料として使用しております。
3.ビチューメンとはオイルサンド層から採取される超重質油です。
4.電力は、北海道事業所内の太陽光発電所(メガソーラー)に加え、当期より福島天然ガス発電所でも営業運
転を開始しております。
- 9 -
石油資源開発(株) (1662) 2021年3月期 第2四半期決算短信
② 販売実績
前第2四半期 当第2四半期 (参考)
連結累計期間 連結累計期間 前連結会計年度
(自2019年4月1日 (自2020年4月1日 (自2019年4月1日
至2019年9月30日) 至2020年9月30日) 至2020年3月31日)
金額 金額 金額
数量 数量 数量
(百万円) (百万円) (百万円)
原油(kl) 1,469,861 68,902 1,126,289 28,452 2,924,245 128,152
希釈ビチューメン(kl) 838,297 23,385 613,749 7,757 1,639,689 45,025
E&P事業
天然ガス(海外)(千㎥) 212,898 1,129 229,406 1,336 431,147 2,265
小計 93,417 37,547 175,443
天然ガス(国内)(千㎥) 533,739 28,232 520,790 25,059 1,268,448 64,965
液化天然ガス(t) 149,179 10,319 94,968 6,475 273,312 19,395
インフラ・ユ
ーティリティ 電力(千kWh) 1,802 72 1,274,132 10,042 110,167 974
事業
その他 1,679 2,405 3,353
小計 40,303 43,982 88,688
請負 10,474 3,447 15,003
石油製品・商品 17,168 12,254 37,502
その他
その他 981 895 2,184
小計 28,625 16,597 54,690
合計 162,346 98,127 318,822
(注)1.「原油」には、当社グループが鉱山より産出した原油及び他社から購入した原油が含まれております。
2.希釈ビチューメンとはパイプライン輸送のために超軽質油で希釈したビチューメンです。
3.インフラ・ユーティリティ事業の「天然ガス(国内)」は、国内において導管により供給されるガスであり、
国産天然ガスとLNG気化ガスの合計です。国産天然ガスの生産拠点と、気化ガスの製造拠点であるLNG
基地とは当社パイプライン網で連結され、これらのガスは当社供給ネットワークで一体となって販売される
ことから、インフラ・ユーティリティ事業に区分しております。
4.インフラ・ユーティリティ事業の「その他」には天然ガスの受託輸送及び発電燃料用LNGの気化受託が含
まれております。
5.その他の事業の「石油製品・商品」には、液化石油ガス(LPG)、重油、軽油、灯油等が、「その他」には
その他業務受託等が含まれております。
6.本表の金額には、消費税等は含まれておりません。
- 10 -