1446 キャンディル 2020-02-13 15:00:00
2020年9月期第1四半期 決算補足説明資料 [pdf]

             2020年9月期
              第1四半期
             決算説明資料


東証一部:1446

 2020/2/13    Copyright (C) CANDEAL CO., Ltd. All Rights Reserved.
CONTENTS


      1    2020年9月期   第1四半期      業績

      2    2020年9月期   業績予想

      3    Appendix   ・事業概要
                      ・サービス概要と強み
                      ・成長戦略
                      ・キャンディルグループが目指す未来




                                          2
   1
2020年9月期
第1四半期 業績

           3
2020年9月期 第1四半期 決算ハイライト

      2020年9月期 第1四半期 減収減益
           売上高      3,143百万円 QoQ 94.8%
           営業利益        56百万円 QoQ 45.5%         (P.5参照)



 <要因>
  ①台風の影響による稼働の低下
   台風や水害の影響を大きく受けているのは、リペアサービスと定期点検サービスであり、伸び率が鈍化している。

  ②災害復旧などを優先させたことによる工期遅延や延期の影響が続いている
   当社グループの小型修繕は主に室内を対象としている。
   顧客は、台風、水害などの自然災害による室外の損傷修繕を優先させるため、
   依頼される作業計画の見直しが発生する。

  ③見込んでいた大型案件のずれ込み
                                                         4
2020年9月期 第1四半期 決算概況(連結業績)
                                                               [百万円]

          FY2019.Q1           FY2020.Q1
                                                      前年同期比
         実績        利益率        実績          利益率


売上高      3,314                3,143                 ▲170      94.8%

売上総利益    1,175        35.5%   1,122        35.7%    ▲53       95.5%

営業利益      125          3.8%        56       1.8%    ▲68       45.5%

経常利益      122          3.7%        27       0.9%    ▲94       22.5%

当期純利益         60       1.8%        ▲8           -   ▲69          ー

のれん償却前
当期純利益     108          3.3%        39       1.2%    ▲69       36.1%
                                                                       5
四半期業績の売上高・営業利益の推移と進捗率
                                                                                                                   [百万円]
 台風の影響をある程度計画に織り込んでいたが、予想以上に影響が大きかった。

                                   売上高                                                        営業利益
                 FY2019                            FY2020                          FY2019                     FY2020



                                                            14,010                                                     524
15,000                                                               500                     485 500
                                 13,167
                                                             通期                                   450                  通期
12,500                                                       予想                              Q4                        予想
                                                                     400               360        400
                                   Q4                                            353
                         9,865                                                          Q3   Q3
10,000                                     進捗率                                                    350
                                                                                                        進捗率
                          Q3       Q3      22.4%                     300                          300
                                                                                                        10.9%
 7,500           6,827                                                           Q2    Q2    Q2   250
                                                                     200                          200
 5,000            Q2      Q2       Q2
                                          3,143                            125                    150
         3,314
                                                                     100                          100
 2,500                                                                                                  56
          Q1      Q1      Q1       Q1      Q1                              Q1    Q1    Q1    Q1    50
                                                                                                        Q1
    0                                                                  0                            0
          Q1      Q2     Q3       Q4       Q1     Q2   Q3     Q4           Q1    Q2    Q3    Q4         Q1   Q2   Q3   Q4


                                                                                                                             6
連結経常利益の増減要因分析
                                                                     [百万円]


       FY2019.Q1   減収による   人件費減少     販管費増加    営業外収益   営業外費用   FY2020.Q1
 140    経常利益        利益減少    (販管費)   (人件費以外)    の増加     の増加     経常利益

 120


         122
                   -53
 100


  80                        +7
  60                                 -23       +2      -23
  40
                                                       -29
  20
                                                                27
   0



                                                                             7
サービス区分別売上推移
                                                            [百万円]

           FY2019.Q1           FY2020.Q1
                       構成比                 構成比      前年同期比
              実績                  実績


 リペアサービス      1,276    38.5%    1,294      41.2%    +18   101.4%

 住環境向け建築
 サービス           853    25.8%       771     24.5%   ▲82      90.3%

 商環境向け建築
 サービス           993    30.0%       894     28.5%   ▲99      90.0%

 商材販売           190     5.8%       183      5.8%    ▲6      96.4%

   合計         3,314             3,143              ▲170     94.8%
                                                                    8
リペアサービスの状況
                                                              [百万円]


              FY2019.Q1            FY2020.Q1
                          構成比                  構成比      前年同期比
                 実績                   実績




 リペアサービス         1,276    38.5%     1,294      41.2%    +18   101.4%



  戸建向けリペア           956    28.8%        982     31.3%   +26    102.8%




  集合住宅向けリペア         320     9.7%        312      9.9%   ▲8      97.4%


                                                                        9
      リペアサービスの状況

                戸建                                  集合住宅
                                                                                   戸建リペア
000
                 30,129
                              QoQ
                                                                         QoQ
                                                                        30,000
                                                                                 単価アップの実施で
                            105.4%

                                                                                 受注単価5.4%増
      28,589                                                24,737     111.0%
000
                            30,000
                                               22,279                   25,000
                                     40,000



                              QoQ                                       20,000

000
       33,443               97.5%
                 32,611      20,000
                                                        件


                                                                                   集合住宅
                                                                        15,000


000                                  20,000



                                                                                 単価アップの実施で
                                                                        10,000
                            10,000
                                                                         QoQ
000                                            14,385                  87.7%

                                                                                          11.0%増
                                                                        5,000
                                                            12,614
                                                                                 一人当たりの
  0                         0            0                              0
                                                                                 生産性
      FY2019.Q1 FY2020.Q1                     FY2019.Q1 FY2020.Q1
       受注単価[円]       受注件数[件]                  一人あたり生産性[円]            延べ人工[人]
                                                                                                   10
住環境向け建築サービスの状況
                                                                      [百万円]



                     FY2019.Q1            FY2020.Q1
                                 構成比                  構成比      前年同期比
                        実績                   実績



住環境向け建築サービス               853     25.8%       771     24.5%    ▲82    90.3%


   アフター定期点検               236      7.1%         254     8.1%    +17   107.4%


            ※1
   小型修繕 等                 483     14.6%         442    14.1%   ▲41     91.5%


   リフィット                  133      4.0%          74     2.4%   ▲59     55.6%

※1 小型修繕・検査・内覧会サービス                                                             11
   住環境向け建築サービスの状況:アフター定期点検

                                   QoQ
         12,981      13,384      103.1%
30,000




                                             単価アップの実施で
                                             受注単価3.1%増
                                    10,000
20,000
                                   QoQ
                                 104.2%
                     19,003
         18,235

10,000
                                    5,000     契約社数増で
                                             実施件数4.2%増
    0                               0


         FY2019.Q1   FY2020.Q1
           受注単価[円]     実施件数[件]
                                                         12
       アフター定期点検の実績推移

           業界大手                                                                戸あたりで
                                                                               カウント
                                                             管理戸数(累積)
                              FY2019
0
                直近13年間
                CAGR 36.91%   売上高   1,024 百万円    1,200,000     FY2019
                                                                         346,809   戸    Qtd
0
                                                                                       103.3%
                                                                         358,216
                                                 1,050,000

0                                                            FY2020.Q1             戸
                                                 900,000
0

                                                 750,000
0


0                                                600,000
                                                             点検実施件数(年間)
0
                                                 450,000



                                                                          18,235
0
                                                 300,000     FY2019.Q1             件
0
                                                                                        QoQ
                                                                                       104.2%
                                                 150,000


                                                                          19,003
0
                                                             FY2020.Q1             件
0                                                0
    FY06                                  FY19

             年間点検実施件数     累積管理物件数      売上(百万円)
                                                                                           13
       住環境向け建築サービスの状況:小型修繕 等

,000                                       25,000



         20,898
                          20,031       QoQ             台風の影響による
                                      95.9%
                                                    顧客の計画見直しで受注件数減
                                          20,000




,000
         23,134                        QoQ
                                                         その結果
                          22,088
                                      95.5%
                                                    延べ人工数4.5%減少
                                          15,000




                                           10,000


,000




                                           5,000
                                                     小口案件が多かったことで
                                                    一人当たりの生産性が4.1%減
  0                                        0


         FY2019.Q1        FY2020.Q1
                           延べ人工[人]
            一人あたり生産性[円]
                                                                      14
         住環境向け建築サービスの状況:リフィット


20,000                                    30,000




                                          25,000




                                                   単価の高い案件に
                                                     絞り込み
                                          20,000


           14,862                        QoQ
                            15,467     104.1%

                                                   受注単価4.1%増
10,000                                    15,000




            8,992
                                          10,000


                                        QoQ
                             4,805     53.4%
                                          5,000




    0                                     0


           FY2019.Q1       FY2020.Q1
              受注単価[円]   受注件数[件]
                                                               15
リフィットサービスの特性について
売上の推移
[百万円]
      1,003
                                              リコール対応のため
                                              発生の予測は困難

                                              内装系建材のリコール対応で
              500                   495       全国規模を一括対応できるのは
 376                375                       キャンディルグループだけ

                               74             社会的使命とお客様支援のために
FY2016 FY2017 FY2018 FY2019
                                              必要に応じて柔軟に対応
                              FY2020 FY2020
                              Q1実績 計画値

                                                                16
商環境向け建築サービス・商材販売の状況
                                                               [百万円]


              FY2019.Q1            FY2020.Q1
                          構成比                  構成比      前年同期比
                 実績                   実績


商環境向け建築サービス        993    30.0%        894     28.5%    ▲99    90.0%

  内装施工             700     21.1%         574    18.3%   ▲126    82.0%


  家具組み立て           142      4.3%         159     5.1%    +16   111.6%


  揚重(荷揚げ)等         150      4.5%         161     5.1%    +10   106.9%


商材販売               190     5.8%         183     5.8%    ▲6     96.4%
                                                                        17
2020年9月期 第1四半期 取引先上位20社
                                 リペア    住環境向け    商環境向け
                                                         商材販売
                                サービス   建築サービス   建築サービス

   一建設株式会社                        ●      ●
   イケア・ジャパン株式会社                                   ●
   株式会社エイムクリエイツ                                   ●
   旭化成ホームズ株式会社                    ●      ●                ●
   株式会社長谷工ナヴィエ                    ●
   株式会社ハンディ・クラウン                                          ●
   株式会社ア・ファクトリー                                   ●       ●
   住友不動産株式会社                      ●      ●
   パナソニック内装建材株式会社                        ●
   吉忠マネキン株式会社                                     ●
   上位11〜20位
    タクトホーム株式会社 / 大和ハウス工業株式会 / 社株式会社三越伊勢丹プロパティ・デザイン
    株式会社デザインアーク / パナソニック建設エンジニアリング株式会社 / 株式会社大林組
    株式会社長谷工コーポレーション / 株式会社飯田産業 / コトブキシーティング株式会社 / 株式会社乃村工藝社
     FY2020   Q1で新たに上位10社にランクインした取引先
                                                                18
   2

2020年9月期
  業績予想

           19
2020年9月期 業績予想
期ずれ・工期遅延案件を取り込む見込み。通期予想に変更なし。
                                                  [百万円]

                  FY2019         FY2020
                                                前期比
                   実績             予想

 売上高                  13,167       14,010       106.4%
 営業利益                      465            524   112.7%
 経常利益                      453            492   108.6%
 当期純利益                     247            256   103.5%
 のれん償却前
 当期純利益                     440            448   102.0%
                                                          20
   3
Appendix

           21
キャンディルとは
  -事業概要-



           22
     グループ 事業の軸


建物にまつわるストレスを解消
  そして、その奥にある
“人々のストレス”を解消し
 安心・快適を提供したい
                 23
             グループは

「修繕・改修・維持・管理」 で 環境と社会に貢献する


建物のライフサイクル
  サポート企業
建物に関する様々なストレス(問題・不満)を解消する

                             24
グループアウトライン



 サービス内容   建物の 「修繕・改修・維持・管理」 サービスを提供



 サービス対象   「個人住宅」(戸建て・マンション) から 商業施設・ホテル
          オフィスまで、あらゆる建物への対応が可能


ビジネスモデル   B to B to C のビジネスモデル。
          ハウスメーカー、ゼネコンなどから受注し、
          現場に技術者が出向いてサービス提供するスタイル。

                                          25
グループ体制
                                  代表者     代表取締役社長 林 晃生
                                  本店所在地   東京都新宿区北山伏町1-11 牛込食糧ビル3階
                                  事業内容    企業グループの統括・管理・運営など(純粋持ち株会社)
                                  資本金     5億90万円    (2019年12月末現在)
                                  設立      2014年8月


                   100%                   100%                        100%



 代表者     藤本 剛徳                  阿部 利成                       佐藤 一雄

 本店所在地   東京都新宿区北山伏町1-11         東京都新宿区北山伏町1-11              東京都新宿区北山伏町1-11

 事業内容    • 木質・アルミ建材等に発生した傷・不具   • 木質・アルミ建材等に発生した傷・不具合の      •   内装工事の企画/設計/施工
           合のリペア                  リペア                       •   インテリアコーディネート
         • 住宅アフターサービス及び施工サービス   • オフィス等の内装工事                •   インテリア商材販売
         • 緊急対応が必要な建材等の不具合のメン   • 商業施設や店舗の内装工事              •   各種リペア及びメンテナンス商材の輸入・
           テナンス                 • 建材揚重サービス                      販売


 資本金     9,000万円                9,900万円                     4,250万円

 設立      1995年8月                2008年7月                     1984年2月

 沿革      1995年 林晃生が創業           2008年に事業譲受によりグループ化。2016年に   2002年にM&Aによりグループ化。2015年に
                                レイオンコンサルティング(株)を経営統合し、      ブループ化した(株)ア・フィックと2017年に
                                現在の社名に商号変更。                 経営統合し、現在の社名に商号変更。

                                                                                       26
ビジネスモデル ①
B to B to C モデル。【 建築サービス 】を4つに分類しています。

                               顧客(B)         エンドユーザー(C)
     建築サービス
                         住宅市場(新築・中古)

 リペアサービス       (フロー型)
                         ハウスメーカー/ パワービルダー       個人住宅
                         建材メーカー / デベロッパー      (戸建・集合住宅)
                         不動産業者 / 一般エンドユーザー     一般
 住環境向け建築サービス   (ストック型)
                                               エンド
                                              ユーザー
 商環境向け建築サービス   (フロー型)    商業施設市場
                                                商業施設
                         店舗内装業者/チェーン店舗          ホテル
 商材販売                                           オフィス
                         商業ゼネコン



           サービス提供(リペア・点検・検査・施工など)
                                                          27
ビジネスモデル ②


解体、そして新築へ。
              新築中の建物の
建物のライフサイクル
   は継続する
             仕上がりをサポート




  空き家需要増
 に対するサポート



経年劣化・買い替え
             アフターフォローで
  リフォーム
              顧客の囲い込み
 リノベーション


                     28
創業ストーリー(グループ沿革)
                                  2019年〜
                                                   56拠点
                                    東証一部上場!        従業員1,521名
         創業のきっかけは、
    林の「困った!」
                        2008年〜    44拠点・従業員573名
  -リペアサービス-                   商環境へのサービス展開         M&A戦略で
 部材を交換せずとも美観回復。                                     4社を
    低コスト・短納期                                      グループ化
                        2005年〜     19拠点・従業員414名
                         業界初の
                         アフター定期点検サービスを開始!

                     2000年〜

 1995年               リペアサービスが建築業界で定着

 日本初のリペア専門会社を創業!

                                                           29
    グループ売上高の推移(2007年9月期〜2019年9月期)
        (百万円)
                     戦略的にM&Aを実施し、業績を伸ばしています                                                                                                             東証一部上場
                                                                                                                                                         (2019/12)

          14,000                                                                                レイオンコンサルティングをグループ化
                                                                                                (2016/10にスペックと合併し、キャンディルテクトに)

                              ①住宅新築着工戸数78万戸でリーマンショック
          12,000               後の最低を記録
                              ②スペック、黒字化のために拠点閉鎖実施                                   ア・フィックをグループ化
                                                                                    (2017/4にハウスボックスと合併し、
          10,000                                                                    キャンディルデザインに)


                     ①リーマンショック
           8,000     ②改正建築基準法本格施行
                     ③スペックをグループ化

           6,000


           4,000


           2,000


                0
                       FY07        FY08        FY09        FY10        FY11        FY12         FY13       FY14     FY15     FY16    FY17        FY18       FY19

             株式会社バーンリペア                     株式会社スペック                    レイオンコンサルティング株式会社                          株式会社ハウスボックス               株式会社ア・フィック
             住環境向け建築サービス:戸建て向け             (株式会社キャンディルテクト)                    (株式会社キャンディルテクト)                     (株式会社キャンディルデザイン)          (株式会社キャンディルデザイン)
             (リペア、点検、コールセンターなど)              商環境向け建築サービス                 住環境向け建築サービス:集合住宅向け                       商材販売(メンテナンス商材)             商材販売(インテリア商材)
                                             (内装施工、家具組立、楊重など)            (リペア、検査、レジデンシャルサービスなど)                                              住環境向け建築サービス
                                                                                                                                             (内装デザイン・企画・設計)
                                                                                                                                                                     30
※   本グラフは、株式会社バーンリペアの決算期に合わせて、各社のグループ化時点からの売上高を月次ベースで単純合算したものです。
※   当社の連結決算は、第1期 2014年8月7日〜2015年3月31日、第2期 2015年4月1日〜2015年9月30日、第3期 2015年10月1日〜2016年9月30日であり、連結決算とは異なります。
※   各社のグループ化の時期は、株式会社ハウスボックス2002年12月、株式会社スペック 2008年7月、株式会社ア・フィック 2015年3月、レイオンコンサルティング株式会社 2015年11月です。
サービス概要と強み


            31
業界No.1



リペアサービス
■住宅の施工中や生活中に発生した不具合(キズ)を
                              Before
 修復するサービス

■住宅建築の最終工程であるお引渡し前と既存住宅の
 メンテナンスのタイミングでサービスを提供

■ハウスメーカー、パワービルダー、リフォーム業者様から
 のご依頼がメイン

■キズ発生に伴うフロー型のビジネスモデル

                              After
                                      32
リペアサービスの必要性
◼新築住宅では、建築途中で床などにキズが発生することが珍しくなく、リペアサービスでは部材を交換せずに、
 修復することで美観を回復
◼部材の交換に比べ、不具合箇所のみを直すことで、コスト削減、時間短縮、環境への負荷の軽減、交換による
 他の不具合の防止が可能




    キズ箇所の発生イメージ        Before           After




       Before          Before           After         33
累積管理戸数35万戸突破!



住環境向け建築サービス
◼ 主に引渡し後のメンテナンスのタイミングで
  提供するサービスで、主軸は「アフター定期点検」

◼ 既存住宅向けの「ストック型」のビジネスモデル

◼ 当グループで、最も注力していくサービス




                            34
住環境向け建築サービスの特徴
住宅を引き渡した後の、アフターサポートを建築企業様の代わりに提供。
建物のライフサイクルを支えるサービスラインアップで、快適な住環境や住宅の資産価値向上につなげる。



【サービスラインアップ】

  アフター定期点検

 引渡し後、半年・1年・2年・5年などのタイミングで点検を実施


    小型修繕
 快適な住環境を保つための小型修繕サービス



  コールセンター
 アフターサービスの窓口として、建築に特化したコールセンター



 リフォーム・リノベーション
 快適な住環境、資産価値を上げるための設計・デザイン

                                                   35
商環境向け建築サービス
◼ 全国チェーンなどの多店舗一斉工事に強み

◼ 北欧系で世界中に展開している大手家具メーカーの
  組み立てサービスを国内全店舗で引き受け

◼ 今後は住宅のアフター向けのストック型モデルを
  導入・展開


            チェーン店などの多店舗一斉工事、
   商業施設     デパートなどの内装工事

            什器の設置・家具の設置などの
オフィス・ホテル    内装工事

            大手家具メーカーをはじめ
  家具組み立て    あらゆる家具の組立、設置工事
                               36
商材販売
◼ リペア材料の販売では、プロ向けから一般向けまで幅広いレベルの補修や、メンテナンス材料を全国の
  ホームセンターや量販店、ECサイトなどで販売

◼ インテリア商材は、内装設計やインテリアデザインの提案と合わせて、照明機器やカーテン等を販売



        リペア材料                    インテリア商材
   一般ユーザー向けに簡易キットも販売       アフターサービス向けにインテリア商材を販売




                                                   37
     成長を支える4つの強み
1                         2
全国的な                      質の高い
サービスネットワーク                サービス技術者


3                   メンテ
                          4                   半年
                                              点検
                     顧客

全国に広がる   リペア
               点検
               顧客         ストック型          半年
                                         点検
                                              1年
                                              点検


厚い顧客基盤    顧客
                          ビジネスモデル   半年
                                    点検
                                         1年
                                         点検
                                              2年
                                              点検


                                                   38
強み① 全国的なサービスネットワーク

すべての都道府県でサービス対応が可能

全国56拠点に広がるサービス体制
全国をカバーする自社技術者 1,125名
         協力業者   575社

技術者ネットワークを支えるコールセンター

3拠点・133名体制

※2019年12月末現在
                       39
強み② 質の高いサービス技術者

   人材を育成する独自の教育プログラム・マニュアル・教材を保有

   技術力だけでなく、身だしなみ、言葉づかい、マナー等ソフト面の教育にも注力


            技術者育成プログラム
                     社内研修             現場研修          独り立ち


             基礎研修           実践演習       現場同行          研修終了     フォローアップ研修
             (2週間)          (3週間)     (1~2か月)         実践        などの実施



           教育ツール

            案件別・作業別の                            年間500回を超える     OJTや現場指導を重視
             マニュアル整備            豊富な動画教材
                                                   育成研修      現場場巡回によって品質管理




                                                                          40
強み① 全国に広がる厚い顧客基盤

            次のサービスへつながるポテンシャル



                       メンテナンス
              アフター       施工
              定期点検     サービス顧客
全国に広がる
リペアサービス顧客    サービス顧客
21,620社

                                41
強み④    ストック型ビジネスモデル
◼アフター定期点検は毎年積み上がる「ストック型」
◼引渡しから2年に3回実施が基本だが、5年点検・10年点検・15年点検も増加
◼300万円以下の小規模リフォームに特化し、ハウスメーカー等と共存関係

アフター定期点検の積み上げイメージ

  顧客                                              5年          10年
   D                                              点検          点検


  顧客              半年    1年   2年             5年          10年         15年
                  点検    点検   点検             点検          点検          点検
   C

  顧客         半年   1年    2年             5年         10年         15年
   B         点検   点検    点検             点検         点検          点検


  顧客   半年    1年   2年              5年        10年         15年
   A   点検    点検   点検              点検        点検          点検


            瑕疵担保 保証期間                   所有者の自己責任による管理期間
                                                                          42
成長戦略


       43
           成長戦略

他社にはない「全国網の施工力」を背景とした
      サービス提供の強化

1.住宅向けメンテナンス・管理向けサービスメニューの拡充・強化
2.商業施設向け「メンテナンス・施工」の拡充・強化
3.利益率向上(稼働率向上+コスト圧縮)

                                  44
成長戦略1-施策①    住宅向けメンテナンス・管理向けサービスメニューの拡充・強化


            SOMPOワランティ株式会社との業務提携
  当社独自の「住宅向け設備機器保証サービス」の販売を開始!

                                           引受保険会社




  全国網の施工ネットワーク                  製品保証業界 最大手

  全国規模で中古住宅向け設備点検や           SOMPOホールディングスグループの一員
    アフター点検の対応が可能             確かな資本力で日本中に安心・信頼を提供


    提携子会社:



                                                    45
成長戦略1-施策②        住宅向けメンテナンス・管理向けサービスメニューの拡充・強化

                  ドゥーマンズ株式会社との業務提携
オーダー家具業界の新時代を牽引する「ドゥーマンズ社」と業務提携
  新開発の「携帯アプリ」の拡販と家具組み立てサービスを提供



  販売&施工                                     システム&製造

全国の家具組み立てが可能
(組立・設置・施工ができる)
                                  安価で高品質のオーダー家具を
全国の建築系顧客リストを保持                      提供できる仕組みを保持
全国規模での営業・販売活動を可能にする
  提携子会社:株式会社キャンディルデザイン


                                                      46
成長戦略2   商業施設向け「メンテナンス・施工」の拡充・強化


   全国施工網の強みを活かしたサービス展開


建材・住設メーカー向け               宿泊施設向け

建材メーカーなどの               客室の維持・管理
従来の施工網に代わる
              グループ       サービスの展開
 施工プレーヤー



                                   47
成長戦略2-①     建材メーカーの従来の施工網に代わる施工(メンテナンス)プレーヤー


    建材・住設メーカーの意向                     一方で…


 「材工一括」対応にシフトしたい               地域販売店     承継者不在で縮小


       商材    +   施工              建材系     商材のみの販売で
                               WEBショップ   施工部隊がない




                 当社グループが
グループ             材工一括で対応可能な「新たな施工プレーヤー」
                 になり、ラストワンマイルに対応する。
                                                    48
成長戦略2-①   建材メーカーの従来の施工網に代わる施工(メンテナンス)プレーヤー



建材メーカーに限らず、あらゆるメーカーの施工を請負う

     自社でメンテナンスや施工部隊を有していない企業例

  公共のトイレ用           トレーニング
                                      海外の
 設備メーカーなど         マシンメーカーなど
                                    住設メーカーなど
    ベビーチェア         エンドユーザーの購入後の
   ベビーシートなど           メンテナンス




                                               49
成長戦略2-②   宿泊施設向け客室の維持・管理サービスの展開

                         ホテル市場


   インバウンド需要で             人手不足で           客室の維持管理が
   ホテルの稼働率増加           充分な対応ができない         追いつかない



   当社グループと管理会社の共同で

   宿泊施設の「快適空間を維持・管理するサービス」の展開
             住宅の定期点検(ストック型モデル)を商業施設市場へ




                          ×
             グループ                宿泊施設の管理会社
      宿泊施設の定期メンテナンス
     (リペア・イメージアップ工事)                設備管理・清掃管理・内装管理


                                                     50
成長戦略3 利益率向上
①グループのシステム連携による効率化で、稼働率向上+コスト圧縮を図る
  サービス間
                   需給ギャップ調整 … 稼働率の向上
  子会社間
    地域間            重複や無駄の整理 …            コスト圧縮
                                     開発中
                   - 従来 -          来期稼働予定         - 将来 -
             バーン                            バーン
  【イメージ】     リペア
                    テクト     デザイン            リペア
                                                   テクト     デザイン

             技術者    技術者              グ      適正     適正
      リペア
     サービス    不足     余剰      /        ル      配置     配置      /      利益率
                                    のー

                                                                   向上
    住環境向け    技術者    技術者     技術者     連プ      適正     適正      適正
    建築サービス   余剰     不足      余剰      携シ      配置     配置      配置
                                     ス
                    適正               テ             適正
    商環境向け
    建築サービス   /      配置      /        ム      /      配置      /


②RPAなどを活用して販管部門の業務効率化を図る
 これまでに120体のBizRoboを活用し、現在稼働は、94体
                                                                    51
キャンディルグループが
   目指す未来

              52
    「建物のライフサイクルサポート」を軸に
将来的に増加する”空き家“に対するビジネス展開も視野に

              【空き家率 約30%の時代に。新築から“空き家”へシフト】
           スピンアウト
                                                                          総住戸数
                                                                          空き家数


                                                                         7,156万戸

                                                    6,377万戸
           取り込み
           (住宅や店舗として再生)        5,389万戸


                4,201万戸
                                                    2033年
                                                    空き家率
                                                     27.3%
                                                                       1,955万戸

                                                  1,026万戸
                              659万戸
               394万戸

                1988            2003                 2018                2033
               総住宅数・空家数・空家率の実績と予想   出典)野村総合研究所 2018年度版 2030年の住宅市場と課題
                                    ※野村総合研究所のグラフを元に当社にて加工しています。                  53
  建物市場のニーズは増加
 建物や住宅に“回転”が発生!
      シェアリング
維持
管理   エコノミーの進化   保険
                保証
清掃


修繕
                自動化
交換

                      54
建物ライフサイクルサポートのプラットフォームの確立

        仕組みを創って対価を得る                                      人が作業して対価を得る



 住宅建築          運営プラットフォーム                      技術プラットフォーム
  事業者

 商業施設
          インターフェイス           運 営                                         主婦

                                                       グループ             外国人
                              顧客管理

                                                                        シルバー
                              作業手配               バーンリペア
                                      テクノロジー
                        イベント企画・運営               キャンディルテクト
  エンド
 ユーザー                    コンテンツ管理
                                       IT       キャンディルデザイン

                             ポイント運営

                         コールセンター                 パートナー企業
                                                   防蟻業者                 協力業者
            オーナーズクラブ
   一般                                              外壁業者                  開拓
            顧客囲い込みのためのWEBサービス
  エンド
 ユーザー       建物ライフサイクルにおいて、ユーザーの                 ハウスクリーニング業者
            お困りごとなどに対応できるようなサービス                         など
            メニューを用意



※運営プラットフォームは、あくまでも将来イメージです
                                                                               55
     建物の最後の接触点=ラスト・ワンマイルは   人   か   テクノロジー か
キャンディルは「人(技術者)」と「ITテクノロジー」の融合で
     建物のラスト・ワンマイル問題を解決する

                             電球の
                            交換が必要
                                                 フィルターの
                                                 交換が必要




                                       ラスト
                                      ワンマイル
                             共有部の
                            清掃が必要
                                               次の利用までに
                                                清掃が必要


テクノロジー     技術スタッフ
                                                     56
     2つの技術(テクノロジー)の掛け算で
建物ライフサイクルにおいて「なくてはならない会社」へ




                             57
                      免責事項


本資料は、株式会社キャンディル(以下「当社」と言います。)が当社及び当社グループ会社(以下総
称して「当社グループ」と言います。)の企業情報等の提供のために作成したものであり、国内外を問
わず、当社が発行する株式その他の有価証券の売買等の勧誘をするものではありません。


本資料に、当社又は当社グループに関連する見通し、計画、目標などの将来に関する記述がなされてい
ますが、これらの記述は、一定の前提(仮定)の下に、本資料の作成時点において当社が入手している
情報に基づき、その時点における予想等を基礎としてなされたものです。これらの記述又は前提(仮
定)は、客観的に不正確であったり、又は将来実現しない可能性があり、そのため将来の見通しと実際
の結果は大きく異なる可能性があります。




                                                 58