1433 ベステラ 2020-03-13 15:00:00
2020年1月期 決算説明資料 [pdf]
2020年1月期
決算説明資料
東証第一部(証券コード:1433)
決算のポイント(連結)
売上高 ・売上高は対前年1,491百万円(30.3%)減
・下半期に収益化の予定であった案件の受注遅
3,436百万円 れが影響
営業利益 ・売上総利益率は例年並みの20.6%
・営業利益は、減収のため、対前年404百万円
93百万円 (81.3%)の減益
受注残高 ・受注残高は、昨年度と同水準で推移。受注見込
の大型案件が控えており、今期の引き合いの状
1,046百万円 況は良好
・2021年1月期の業績予想は、売上高6,400百万
通期業績予想 円、営業利益570百万円のV字回復を見込む
・リバーホールディングス㈱
資本業務提携先のリバーホールディングス㈱が、
東証二部へ新規上場
M&A戦略
・3Dビジュアル㈱
プラント等の3Dスキャン・モデリング・設計事業
を、㈱インターアクションより譲受
Copyright © BESTERRA CO., LTD All rights reserved. 2
トピックス① リバーホールディングス㈱の新規上場
高度循環型社会の実現に向けての資本業務提携先であるリバーホールディ
ングス㈱が、東京証券取引所市場第二部への新規上場を承認されました。当
社は同社株式を250万株保有しており、筆頭株主であります。
✔ 110年超の歴史を持つ⽇本を代表する
マテリアルリサイクラー
✔ 海外と比較して国内のリサイクラーは
小規模事業者が多いため⽇本の静脈メ
ジャーを目指し、業界再編・統合を積
極的に推進
名 称 リバーホールディングス株式会社 https://www.re-ver.co.jp/
グループ事業の統括(事業会社 10社)
事 業 内 容 金属リサイクル事業、家電リサイクル事業、自動車リサイクル事業、産業廃棄物処理事業
等
所 在 地 東京都千代田区大手町一丁目7番2号東京サンケイビル15階
設 ⽴ 2007年7月(1904年創業)
純 資 産 15,474百万円(2019年6月末現在)
代 表 取 締 役 代表取締役会長・CEO 鈴木孝雄 代表取締役社長・COO 松岡直人
連結従業員数 753名(正社員610名/臨時従業員143名)(2019年6月末現在)
Copyright © BESTERRA CO., LTD All rights reserved. 3
トピックス② 3Dビジュアル㈱の設立
2020年2月1日付けで、プラント等の3Dスキャン・モデリング・設計業務を提供
する事業を、㈱インターアクションより当社子会社(3Dビジュアル㈱)が譲り受
けました。この技術を活用し、解体工事の高度化を図ってまいります。
商 号 3Dビジュアル株式会社 https://3dv.co.jp/
事 業 内 容 3Dスキャン、3Dモデリング、設計、解析、設備検査、設計者派遣、ソフトウエアト
レーニング
所 在 地 千葉県千葉市中央区本千葉町1-11千葉中央ビル
資 本 ⾦ 10,000,000円
代 表 取 締 役 関谷 竜一(ベステラ㈱ 取締役 開発営業部長)
従 業 員 数 13名
Copyright © BESTERRA CO., LTD All rights reserved. 4
トピックス③ 新型コロナウイルスの業績への影響
・2020年1月期実績
新型コロナウイルスの影響はございません。当社はプラントの解体を主な事
業としており、事業内容の性質上、人が密集する等、 一般的にコロナウイル
スの影響を受けると考えられる事柄とは関係性は低いと考えております。
業績への影響
・2021年1月期予想
今回のコロナウイルスによる業績への影響は軽微な程度に留まるものと考え
ております。ただし、今後当社社員や現場にて感染者が発生し、工期に遅
れが出た場合には、業績に悪影響を与えるリスクがございます。
新型コロナウイルスに対する社内外への感染被害抑止と、社員および当社
関係者の皆様の安全確保の観点から、下記の対応を実施しております。
対応状況 1.時差出勤の推奨
2.自宅でのリモートワーク
その他.アルコール消毒液を社内各フロアに設置、社員へのうがい用洗浄
液の配布、個人による感染予防策の推奨
Copyright © BESTERRA CO., LTD All rights reserved. 5
損益計算書: 2020年1月期
売上高は、下半期に収益化の予定であった大型案件の受注(着工)遅れのた
め、前年同期比30.3%の減収となりました。営業利益に関しても同様に、前年
同期比81.3%の減益となりました。 単位: 百万円
対売上高 前年同期⽐ 前年同期⽐
2020年1月期 前年同期
⽐率 増減額 増減率
売上高 3,436 ー 4,927 ▲1,491 ▲30.3%
売上総利益 708 20.6% 1,054 ▲345 ▲32.8%
販売費及び
615 17.9% 556 59 10.7%
⼀般管理費
営業利益 93 2.7% 497 ▲404 ▲81.3%
経常利益 97 2.8% 495 ▲398 ▲80.4%
親会社株主に帰属する
四半期純利益
59 1.7% 621 ▲561 ▲90.4%
Copyright © BESTERRA CO., LTD All rights reserved. 6
業界別 完成工事高構成比率
2020年1月期は、西日本の解体需要が旺盛である、製鉄業界を中心に完成工
事高を計上しました。
その他
その他 電⼒
ガス ガス 4%
14% 1% 9% 13%
電⼒
石油・石化 35%
9% 石油・石化
完成工事高 17% 完成工事高
4,761百万円 3,224百万円
製鉄 製鉄
41% 57%
2019年1月期(通期) 2020年1月期(通期)
Copyright © BESTERRA CO., LTD All rights reserved. 7
完成工事高の推移について
当社の完成工事高は、顧客(施主)の設備投資計画に応じた季節性がありま
す。当社は、第4四半期会計期間に計上される割合が高くなる傾向がありま
す。 単位: 百万円
1,630
1,600 1,560
1,400
1,281
1,200
1,096 1,062
1,023 1,011
1,000
822
800 765 742 738
680
600
0 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
1Q
(2〜4月) (5〜7月) (8〜10月) (11〜1月) (2〜4月) (5〜7月) (8〜10月) (11〜1月) (2〜4月) (5〜7月) (8〜10月) (11〜1月)
2018年1月期 2019年1月期 2020年1月期
Copyright © BESTERRA CO., LTD All rights reserved. 8
販売費及び一般管理費:2020年1月期
販管費は、人員の増加やベースアップ等により人件費が増加しているほか、ク
レーンレール検査ロボット開発等の投資を進めております。
単位: 百万円
前年同期⽐ 前年同期⽐
2020年1月期 前年同期 主な増減要因
増減額 増減率
人件費 327 280 46 16.7% 本社人員増
研究開発費 16 9 7 71.3% ロボット開発
⽀払⼿数料
53 52 0 1.0% 基幹システム改良
⽀払報酬
広告媒体、紹介⼿数料
採用費 16 12 4 37.0% 等
広告宣伝費 10 17 ▲7 ▲42.9% 展示会減少
その他 190 182 7 4.3% 本社ビル賃貸費用
合計 615 556 59 10.7%
Copyright © BESTERRA CO., LTD All rights reserved. 9
人員計画の進捗
中期経営計画の人員計画に基づき下記の人員計画を作成しております。
工事監督数は、前年同期比5名増の37名となっております。 単位: 百万円
単位︓百万円
売上高と⼈員数 単位︓⼈
8,100
8,000 150
7,200
全従業員数
7,000 140
工事監督数 6,400 125
6,000
119
100
4,927
5,000
4,496 98
4,182 75
4,000 3,846
71 70
66
3,060 63 3,436 60 50
3,000 52
47 50
39 37
32 25
2,000 29
21 21 22
0 0
2015年 2016年 2017年 2018年 2019年 2020年 2021年 2022年 2023年
1月期 1月期 1月期 1月期 1月期 1月期 1月期予想 1月期目標 1月期目標
Copyright © BESTERRA CO., LTD All rights reserved. 10
営業利益の増減要因分析:2020年1月期
営業利益は、売上高減少の影響に加え、工事監督を中心に人件費が増加した
ため、対前年404百万円の減益となっております。
売上総利益 減少額
▲345
単位: 百万円
500
400 減収要因
2019年1月期 ▲319
300 営業利益
原価低減
要因 ⼈件費増加
200 497 73 ▲99
販売管理費
100
増加
営業利益 減少額 ▲59 2020年1月期
▲404 営業利益
0 93
Copyright © BESTERRA CO., LTD All rights reserved. 11
貸借対照表:2020年1月期
単位: 百万円
2020年1月期 前事業年度末 増減額 主な増減要因
流動資産 1,965 4,059 ▲2,094
リバーHDへの出資による現
⾦預⾦の減少によるもの
(うち現⾦預⾦) (938) (2,032) (▲1,093)
リバーHDへの出資による投
固定資産 2,975 504 2,470 資有価証券の増加によるも
の
原価⽀払による短期の未払
流動負債 770 1,893 ▲1,122 ⾦減少によるもの
リバーHDへの出資のための
固定負債 1,629 56 1,573 ⻑期借⼊⾦の増加によるも
の
純資産 2,540 2,614 ▲73 配当⽀払いによるもの
総資産 4,941 4,564 376
Copyright © BESTERRA CO., LTD All rights reserved. 12
キャッシュ・フロー(CF)計算書: 2020年1月期
単位: 百万円
2020年1月期 前事業年度 増減額 主な増減要因
税引前当期純利益 97 883 ▲786
期末時点での完成⼯事の
未成⼯事⽀出⾦ (▲は増加) 97 ▲77 174
増加によるもの
売上債権の回収によるも
売上債権 (▲は増加) 1,076 799 277
の
仕⼊債務 (▲は減少) ▲1,009 536 ▲1,546 未成⼯事減少によるもの
その他 ▲415 ▲388 ▲27
営業活動によるCF ▲153 1,753 ▲1,907
投資有価証券の取得によ
投資活動によるCF ▲2,543 298 ▲2,841
るもの
財務活動によるCF 1,604 ▲777 2,381 ⻑期借⼊⾦によるもの
現⾦増減額 ▲1,092 1,274 ▲2,367
期末の現⾦残高 938 2,031 ▲1,092
Copyright © BESTERRA CO., LTD All rights reserved. 13
受注状況: 2020年1月期
受注残高は昨年度と同水準で推移しております。受注見込の大型案件が控
えており、今期の引き合いの状況は良好であります。
単位: 百万円
2020年1月期 前年同期 増減額 増減率
期首繰越⼯事高 1,021 2,218 ▲1,196 ▲53.9%
受注⼯事高 3,249 3,565 ▲315 ▲8.8%
完成⼯事高 3,224 4,761 ▲1,537 ▲32.3%
期末繰越⼯事高
1,046 1,021 25 2.5%
(受注残高)
Copyright © BESTERRA CO., LTD All rights reserved. 14
業界別 受注残高構成比率
解体需要が旺盛である製鉄業界と、注力して営業を行っている化学業界の
受注が多くなっております。
その他 その他
ガス 4% 1% 電⼒
5% 7%
電⼒
27%
石油・石化 石油・石化
22% 受注残高 38% 受注残高
1,021百万円 1,046百万円
製鉄
54%
製鉄
42%
2019年1月期 2020年1月期
Copyright © BESTERRA CO., LTD All rights reserved. 15
業績予想 (2021年1月期)
2021年1月期の業績予想は、プラント解体業界の旺盛な需要を踏まえ、売上
高6,400百万円、営業利益570百万円のV字回復を予定しております。
単位: 百万円
業績予想 実績
増加率
2021年1月期 2020年1月期
売上高 6,400 3,436 86.3%
営業利益 570 93 511.6%
経常利益 566 97 482.6%
親会社株主に帰属する
390 59 551.1%
当期純利益
1株当たり
47円 7円 ―
当期純利益
1株当たり配当⾦ 16円 16円 ―
配当性向 33.8% 219.5% ―
Copyright © BESTERRA CO., LTD All rights reserved. 16
本資料についてのご留意事項
・ 本資料は、金融商品取引法上のディスクロージャー資料ではなく、その情
報の正確性、完全性を保証するものではありません。
・ 本資料に記載されている将来の予測等は現時点で入手された情報に基づ
くものであり、市況、競合状況等、多くの不確実な要因を受けます。
・ 本資料のみに依拠して投資判断されますことはお控え下さいますようお願い
します。
・ 本資料利用の結果生じたいかなる損害についても、当社は一切責任を負
いません。
・ 本資料に関する著作権、商標権その他すべての知的財産権は、当社に帰
属します。
Copyright © BESTERRA CO., LTD All rights reserved. 17
Copyright © BESTERRA CO., LTD All rights reserved. 18