1433 ベステラ 2019-09-06 15:00:00
2020年1月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2020年1月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2019年9月6日
上場会社名 ベステラ株式会社 上場取引所 東
コード番号 1433 URL https://www.besterra.co.jp
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名)吉野 佳秀
問合せ先責任者 (役職名) 取締役企画部長 (氏名)本田 豊 TEL 03-3630-5555
四半期報告書提出予定日 2019年9月13日 配当支払開始予定日 2019年10月15日
四半期決算補足説明資料作成の有無:有
四半期決算説明会開催の有無 :有
(百万円未満切捨て)
1.2020年1月期第2四半期の連結業績(2019年2月1日~2019年7月31日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年1月期第2四半期 1,907 △9.6 153 9.9 153 10.0 101 11.3
2019年1月期第2四半期 2,110 - 139 - 139 - 90 -
(注)包括利益 2020年1月期第2四半期 98百万円 (9.2%) 2019年1月期第2四半期 90百万円 (-%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2020年1月期第2四半期 12.28 -
2019年1月期第2四半期 10.93 10.93
(注)当社は、2019年1月期より連結財務諸表を作成しているため、2019年1月期第2四半期の対前年同四半期増減率は
記載しておりません。また、2020年1月期第2四半期の潜在株式調整後1株当たり四半期純利益については、潜在
株式は存在するものの希薄化効果を有していないため、記載しておりません。
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2020年1月期第2四半期 3,237 2,631 81.2
2019年1月期 4,564 2,614 57.2
(参考)自己資本 2020年1月期第2四半期 2,628百万円 2019年1月期 2,611百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2019年1月期 - 5.00 - 10.00 15.00
2020年1月期 - 6.00
2020年1月期(予想) - 10.00 16.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無
3.2020年1月期の連結業績予想(2019年2月1日~2020年1月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 5,700 15.7 525 5.5 521 5.2 367 △41.0 44.61
(注)1.直近に公表されている業績予想からの修正の有無:無
2.当社は、第2四半期(累計)の業績予想は行っておりません。
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):無
新規 -社 (社名)-、除外 -社 (社名)-
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年1月期2Q 8,355,600株 2019年1月期 8,355,600株
② 期末自己株式数 2020年1月期2Q 128,830株 2019年1月期 128,830株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年1月期2Q 8,226,770株 2019年1月期2Q 8,303,561株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報および合理的であると
判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績
等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件および業績予想のご利用に当たっ
ての注意事項等については、添付資料P.3「1.当四半期決算に関する定性的情報(4)連結業績予想などの将来
予測情報に関する説明」をご覧ください。
(決算補足説明資料の入手方法)
決算補足説明資料はTDnetで同日開示しております。
ベステラ㈱(1433) 2020年1月期 第2四半期決算短信(連結)
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(3)キャッシュ・フローの状況 ……………………………………………………………………………………… 2
(4)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 4
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 5
四半期連結損益計算書
第2四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 5
四半期連結包括利益計算書
第2四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 6
(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………………………… 7
(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 8
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 8
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 8
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………………………… 9
(重要な後発事象) ………………………………………………………………………………………………… 10
3.補足情報 ………………………………………………………………………………………………………………… 12
生産、受注及び販売の状況 …………………………………………………………………………………………… 12
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ベステラ㈱(1433) 2020年1月期 第2四半期決算短信(連結)
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用情勢や所得環境の改善が続く中、全体としては緩やかな回
復基調で推移いたしました。一方、世界経済は、米中貿易摩擦による経済成長の減速懸念や金融資本市場の変動の影
響等の世界経済への影響が懸念されております。
当社グループの属する建設業界におきましては、建設投資額は増加傾向で中期的にも堅調とみられますが、全産業
的な人手不足による労務単価の上昇、建築資材の値上がりは今期も続いており、楽観は許されない状況であります。
プラント解体分野におきましては、高度経済成長期に建設された設備の解体、生産性向上のための装置入替、生産拠
点や生産体制の見直しなどの目的で高い投資意欲が続き、解体工事案件の増加が続いております。
このような状況のもと、当第2四半期連結累計期間の経営成績につきましては、受注済の工事進行基準対象工事の
施工は順調に推移したものの、新規の大型工事の受注及び施工が減少したことにより、売上高は1,907,815千円(前
年同四半期比9.6%減)となりました。また、利益面におきましては、個別案件ごとの採算性の確保、販売費及び一
般管理費の抑制等の取組みを継続して行った結果、営業利益は153,749千円(同9.9%増)、経常利益は153,264千円
(同10.0%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は101,039千円(同11.3%増)となりました。
セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。
プラント解体事業
プラント解体事業は、新規顧客の開拓などの積極的な営業を展開してまいりましたが、新規の大型工事の受注及
び施工が減少したことにより、完成工事高は1,804,665千円(同11.3%減)となりました。
その他
その他は、人材サービス事業で構成されておりますが、前連結会計年度より株式会社ヒロ・エンジニアリングを
子会社化したことにより、兼業事業売上高は103,149千円(同36.1%増)となりました。
(2)財政状態に関する説明
(資産)
当第2四半期連結会計期間末の資産合計は3,237,338千円となり、前連結会計年度末に比べ1,327,086千円の減少と
なりました。これは主に有価証券が100,000千円増加した一方、現金預金753,322千円、受取手形・完成工事未収入金
等が612,438千円減少したこと等が要因であります。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末の負債合計は605,992千円となり、前連結会計年度末に比べ1,343,724千円の減少とな
りました。これは主に工事未払金等が973,000千円減少、未払法人税等が240,168千円減少したこと等が要因でありま
す。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末の純資産合計は2,631,345千円となり、前連結会計年度末に比べ16,637千円の増加と
なりました。これは主に利益剰余金が18,772千円増加したこと等が要因であります。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ
753,502千円減少し、1,277,699千円となりました。その内訳は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果使用した資金は539,171千円(前年同四半期は153,492千円の獲得)となりました。これは、主に
税金等調整前四半期純利益153,264千円の計上、売上債権の減少612,438千円、仕入債務の減少973,000千円があった
ことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は132,610千円(前年同四半期は12,537千円の使用)となりました。これは、主に有
価証券の取得による支出100,139千円、有形固定資産の取得による支出30,260千円があったことによるものでありま
す。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は81,719千円(前年同四半期は234,237千円の使用)となりました。これは主に配当
金の支払80,147千円があったことによるものであります。
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ベステラ㈱(1433) 2020年1月期 第2四半期決算短信(連結)
(4)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
連結業績予想につきましては、2019年3月15日付で公表しました当期の連結業績予想から変更ありません。
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ベステラ㈱(1433) 2020年1月期 第2四半期決算短信(連結)
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2019年1月31日) (2019年7月31日)
資産の部
流動資産
現金預金 2,032,042 1,278,719
受取手形・完成工事未収入金等 1,785,489 1,173,051
有価証券 - 100,000
未成工事支出金 198,023 168,518
その他 46,083 52,019
貸倒引当金 △1,869 △1,269
流動資産合計 4,059,769 2,771,040
固定資産
有形固定資産 265,406 277,268
無形固定資産
のれん 19,998 17,598
その他 6,849 6,951
無形固定資産合計 26,847 24,550
投資その他の資産
投資有価証券 108,180 106,020
その他 105,401 59,638
貸倒引当金 △1,180 △1,180
投資その他の資産合計 212,401 164,478
固定資産合計 504,654 466,297
資産合計 4,564,424 3,237,338
負債の部
流動負債
工事未払金等 1,357,010 384,010
未払法人税等 250,525 10,356
工事損失引当金 11,000 -
株主優待引当金 10,000 -
その他 264,558 150,867
流動負債合計 1,893,093 545,234
固定負債
長期借入金 7,826 6,254
退職給付に係る負債 43,534 47,240
その他 5,262 7,263
固定負債合計 56,622 60,758
負債合計 1,949,716 605,992
純資産の部
株主資本
資本金 417,178 417,178
資本剰余金 378,148 378,148
利益剰余金 2,033,765 2,052,537
自己株式 △200,124 △200,124
株主資本合計 2,628,967 2,647,739
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 △17,063 △19,227
その他の包括利益累計額合計 △17,063 △19,227
新株予約権 1,222 1,218
非支配株主持分 1,582 1,615
純資産合計 2,614,708 2,631,345
負債純資産合計 4,564,424 3,237,338
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第2四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2018年2月1日 (自 2019年2月1日
至 2018年7月31日) 至 2019年7月31日)
売上高
完成工事高 2,035,059 1,804,665
兼業事業売上高 75,812 103,149
売上高合計 2,110,872 1,907,815
売上原価
完成工事原価 1,659,549 1,392,993
兼業事業売上原価 59,054 80,581
売上原価合計 1,718,603 1,473,574
売上総利益
完成工事総利益 375,509 411,672
兼業事業総利益 16,758 22,568
売上総利益合計 392,268 434,240
販売費及び一般管理費
従業員給料手当 58,250 67,452
退職給付費用 1,105 1,873
減価償却費 10,184 11,277
その他 182,856 199,888
販売費及び一般管理費 252,397 280,491
営業利益 139,871 153,749
営業外収益
不動産賃貸料 7,726 15,665
その他 2,180 1,941
営業外収益合計 9,907 17,607
営業外費用
支払利息 698 74
支払手数料 2,787 2,093
不動産賃貸費用 4,872 15,807
その他 2,068 117
営業外費用合計 10,426 18,092
経常利益 139,352 153,264
税金等調整前四半期純利益 139,352 153,264
法人税、住民税及び事業税 24,385 4,544
法人税等調整額 24,364 47,646
法人税等合計 48,749 52,191
四半期純利益 90,602 101,072
非支配株主に帰属する四半期純利益又は非支配株主
△192 33
に帰属する四半期純損失(△)
親会社株主に帰属する四半期純利益 90,794 101,039
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ベステラ㈱(1433) 2020年1月期 第2四半期決算短信(連結)
(四半期連結包括利益計算書)
(第2四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2018年2月1日 (自 2019年2月1日
至 2018年7月31日) 至 2019年7月31日)
四半期純利益 90,602 101,072
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 - △2,163
その他の包括利益合計 - △2,163
四半期包括利益 90,602 98,909
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 90,794 98,876
非支配株主に係る四半期包括利益 △192 33
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(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:千円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2018年2月1日 (自 2019年2月1日
至 2018年7月31日) 至 2019年7月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前四半期純利益 139,352 153,264
減価償却費 15,137 16,156
のれん償却額 1,599 2,399
貸倒引当金の増減額(△は減少) △276 △599
工事損失引当金の増減額(△は減少) - △11,000
株主優待引当金の増減額(△は減少) △9,600 △10,000
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) 2,708 3,706
支払利息 698 74
売上債権の増減額(△は増加) 262,675 612,438
未成工事支出金の増減額(△は増加) 17,760 29,504
仕入債務の増減額(△は減少) △130,698 △973,000
その他 △127,279 △125,524
小計 172,078 △302,580
利息及び配当金の受取額 1 4
利息の支払額 △723 △73
法人税等の支払額 △17,863 △236,523
営業活動によるキャッシュ・フロー 153,492 △539,171
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出 △12,543 △30,260
ソフトウエアの取得による支出 - △2,471
有価証券の取得による支出 - △100,139
その他 6 260
投資活動によるキャッシュ・フロー △12,537 △132,610
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少) 50,000 -
長期借入金の返済による支出 △1,218 △1,572
自己株式の取得による支出 △199,936 -
配当金の支払額 △83,441 △80,147
その他 321 -
財務活動によるキャッシュ・フロー △234,273 △81,719
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △93,317 △753,502
現金及び現金同等物の期首残高 752,862 2,031,202
新規連結に伴う現金及び現金同等物の増加額 3,545 -
現金及び現金同等物の四半期末残高 663,090 1,277,699
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(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
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ベステラ㈱(1433) 2020年1月期 第2四半期決算短信(連結)
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第2四半期連結累計期間(自 2018年2月1日 至 2018年7月31日)
1 報告セグメントごとの売上高および利益または損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント
その他
プラント解体 合計
計 (注)
事業
売上高
外部顧客への売上高 2,035,059 2,035,059 75,812 2,110,872
セグメント間の内部売上高ま
- - - -
たは振替高
計 2,035,059 2,035,059 75,812 2,110,872
セグメント利益 375,509 375,509 16,758 392,268
(注)「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、人材サービスを含んでおります。
2 報告セグメントの利益または損失の金額の合計額と四半期連結損益計算書計上額との差額および当該差額の
主な内容(差異調整に関する事項)
(単位:千円)
利益 金額
報告セグメント計 375,509
「その他」の区分の利益 16,758
販売費及び一般管理費 △252,397
四半期連結損益計算書の営業利益 139,871
Ⅱ 当第2四半期連結累計期間(自 2019年2月1日 至 2019年7月31日)
1 報告セグメントごとの売上高および利益または損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント
その他
プラント解体 合計
計 (注)
事業
売上高
外部顧客への売上高 1,804,665 1,804,665 103,149 1,907,815
セグメント間の内部売上高ま
- - - -
たは振替高
計 1,804,665 1,804,665 103,149 1,907,815
セグメント利益 411,672 411,672 22,568 434,240
(注)「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、人材サービスを含んでおります。
2 報告セグメントの利益または損失の金額の合計額と四半期連結損益計算書計上額との差額および当該差額の
主な内容(差異調整に関する事項)
(単位:千円)
利益 金額
報告セグメント計 411,672
「その他」の区分の利益 22,568
販売費及び一般管理費 △280,491
四半期連結損益計算書の営業利益 153,749
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ベステラ㈱(1433) 2020年1月期 第2四半期決算短信(連結)
(重要な後発事象)
(リバーホールディングス株式会社との資本業務提携について)
当社は、2019年9月3日開催の取締役会においてリバーホールディングス株式会社(本社:東京都千代田
区、代表取締役社長 松岡 直人、以下「リバーHD社」といいます。)との間で、資本業務提携契約(以
下、総称して「本業務提携」といいます。)を締結するとともに、株式会社INCJ(本社:東京都千代田
区、代表取締役社長 勝又 幹英、以下「INCJ社」といいます。)の保有するリバーHD社株式を引受け
ることを決議いたしました。
1.本業務提携の背景及び目的
当社は、電力、製鉄、石油精製、石油化学などの大規模なプラント設備の解体工事を主たる事業とし、全国
各地での多数の工事実績があります。球形貯槽(ガスタンク)をりんごの皮を剥いていくように切断を行う
「リンゴ皮むき工法」などの複数の解体特許工法や長年のプラント解体で蓄積されたPCB含有の変圧器(トラ
ンス)などを無火気で解体するなどの独自のノウハウにより、解体更新時期をむかえるプラント設備や廃炉が
決定した原子力発電設備の廃止措置等に対して、安全かつ適切で効率的な解体工事を提供し続けることで、企
業価値の向上を目指しております。
一方、リバーHD社は110年超の歴史を持つ、日本を代表するマテリアルリサイクラーで日本初のマテリア
ルリサイクル(静脈)メジャーを目指し、中小規模事業者の多い業界において積極的に統合・提携を推進し、
業界再編を進めるとともに、いわゆる製造業などの製品を生み出す動脈産業と連携したリサイクルの推進や日
本全国で幅広い品目をワンストップで処理することで、環境認識の高い事業を展開しております。更にはその
高いリサイクル技術を活かし海外への展開を積極的に進めております。
両社は、かねてよりお互いのビジネスにおいて理解と尊重に基づいた協力関係を築いております。今回、更
に進んで、両社の持つ独自の工事並びにリサイクル等の技術を相互提供する体制を整えることで、日本の産業
構造において老朽化が進み解体更新の時期をむかえる大規模なプラント設備等に対して、安全かつ適切で効率
的なサービスを協力して提供することが可能となります。
また、当社の社名の由来でもあるBEST(最高の)TERRA(地球)を目指し、プラント解体事業によ
って持続可能な開発目標(SDGs)の達成に貢献する経営方針と、リバーHD社の静脈産業のメジャーを目
指す経営方針をともに推進することにより、サステナブルな事業展開ができ、両社の事業拡大に資するものと
なると判断し、本業務提携の合意となりました。
本業務提携に伴い、当社はINCJ社の保有するリバーHD社の株式2,500,000株(発行済株式総数に対す
る所有割合14.59% 取得価額2,480,000千円)を譲り受けることとなりました。これに伴い、リバーHD社の
議決権保有比率10%以上を保有する見通しであることから当社はリバーHD社の主要株主に該当する予定であ
ります。
2.本業務提携の内容
①環境サプライチェーンの構築
分散型事業である日本の静脈(リサイクル)産業は、規模型事業へとシフトしていくことにより、産業自体
の優位性向上につながり、高度循環型社会の実現に資するものと考えます。当社とリバーHD社の資本関係を
含む連携により、「静脈産業」のプラットフォームを創出します。さらに小規模事業者のプラットフォーム参
画を呼びかけ、日本発の静脈メジャーの誕生を目指します。
②プラント解体工事業での連携効果
当社は動脈産業「電力・製鉄・石油化学等」と静脈産業「スクラップ・産業廃棄物等」の中間に位置する事
業「解体工事業」を主な事業としております。
今後、マーケットの拡大が予想されている社会インフラの老朽化への対応も含めて、動脈産業と静脈産業を
連携させる役割を果たし、高度循環型社会において欠かすことの出来ないポジショニングを新たに構築し、顧
客企業への提案力向上、情報の共有化を図るとともに、事業規模を追求し、スケールメリットの向上を図りま
す。
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ベステラ㈱(1433) 2020年1月期 第2四半期決算短信(連結)
3.資本業務提携の相手先の概要(2019年9月3日現在)
(1)名称 リバーホールディングス株式会社
(2)所在地 東京都千代田区大手町1-7-2
代表取締役会長 グループCEO 鈴木 孝雄
(3)代表者の役職・氏名
代表取締役社長 グループCOO 松岡 直人
グループ事業の統括(鈴徳、メタルリサイクル、中田屋、サニーメタル、
フェニックスメタル、NNY、イツモ、新生、メジャービーナス・ジャパ
(4)事業内容
ン、HIDAKASUZUTOKU 10社)金属リサイクル事業、家電リ
サイクル事業、自動車リサイクル事業、産業廃棄物処理事業等
(5)資本金 1,715,000千円
4.日程
①取締役会決議日 2019年9月3日
②契約書締結 2019年9月3日
5.本業務提携が損益に及ぼす重要な影響
本業務提携が当社に与える影響は未定でありますが、中長期的に当社の企業価値向上に資する業務提携と考
えております。今後、開示すべき影響等が判明した場合は、速やかにお知らせいたします。
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ベステラ㈱(1433) 2020年1月期 第2四半期決算短信(連結)
3.補足情報
生産、受注及び販売の状況
前第2四半期累計期間 当第2四半期累計期間
(自 2018年2月1日 (自 2019年2月1日 対前年同期
項 目 至 2018年7月31日) 至 2019年7月31日)
金額 金額 金額 増減率
(千円) (千円) (千円) (%)
前期繰越工事高 2,218,289 1,021,656 △1,196,632 △53.9
当期受注工事高 1,163,599 1,615,876 452,277 38.9
当期完成工事高 2,035,059 1,804,665 △230,393 △11.3
次期繰越工事高 1,346,829 832,867 △513,962 △38.2
(注)1 当期受注工事高には有価物売却予想額を含んでおります。
2 前事業年度以前に受注したもので、契約の変更による請負金額の増減および有価物の売却価格の変動等に
よる増減があったものについては、その増減額は変更のあった期の受注工事高に含んでおります。
3 上記の金額には消費税等は含まれておりません。
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