1383 J-ベルグアース 2019-04-15 17:30:00
株式会社ツムラとの業務提携に関するお知らせ [pdf]
2019 年4月 15 日
各 位
会 社 名 ベルグアース 株式会社
代表者名 代表取締役社長 山口 一彦
(JASDAQ・コード:1383)
問合せ先 常務取締役経営管理部管掌 薬師寺 朝德
(TEL 0895-20-8231)
株式会社ツムラとの業務提携に関するお知らせ
当社は、2019年4月15日開催の取締役会において、当社、株式会社ツムラ(以下、「ツムラ」といいま
す。 との間で、
) 業務提携を行うことについて決議いたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。
記
1. 業務提携の理由
当社は、野菜苗生産販売を中心としたアグリビジネス企業で、特に「接木苗」の生産においては、日本
一を誇っており、最近では、「日本農業に革命を」の企業理念に加え、3つの成長戦略として、野菜苗の
安定供給体制の構築のための「全国農場展開」、包括的な農業の商品・サービスを提供する「多角化・多
品目化」
、アジアを中心とした世界市場への進出による「グローバル化」を掲げ、アグリビジネスの可能
性を追求しております。その中の一つである「多角化・多品目化」の一貫として、当社では、漢方製剤の
原料となる薬用植物に着目し、2014年よりツムラと育苗技術の開発に取り組んでまいりました。
ツムラは、医療用漢方製剤を中心とした医薬品の製造・販売を行う会社で、日本の医療用漢方製剤市場
においては売上シェアの80%以上を占めております。また、生薬の栽培ノウハウを有し、生産拡大に向
けた様々な取り組みを行っております。
日本国内では、漢方製剤の科学的根拠が明らかになり、使用する医師が増えているため、医療用漢方製
剤の需要は拡大しております。一方で、原料となる生薬の約80%は中国から輸入されており、近年では
安定確保に向けた国内栽培の推進が課題となっております。
本業務提携において、お互いのノウハウを共有することにより、薬用植物の種苗の国内生産及び生産技
術の改良・開発を協力して行い、生産性の高い栽培技術を確立することを目指します。また、国内向けの
種苗の供給体制を整えることにより、薬用植物の普及及び生産拡大に取り組み、長寿社会日本の将来の
人々の健やかな暮らしに貢献してまいります。
2.業務提携の内容
当社及びツムラは、本業務提携において、ツムラが製造販売する製品の原料となる薬用植物の種苗の生
産及び技術開発に協力して取り組んでまいります。
(1)当社は、野菜苗生産で培った技術・ノウハウを活用し、高品質苗の生産技術の開発及び苗の安定
供給体制の構築と共に、グループ企業の育種・採種技術を活用し、優良系統の選抜や、採種技術の開発
及び計画的な苗生産を可能にする優良種子の採種・管理を行います。
(2)ツムラは、生薬栽培の拡大のために、当社に技術を提供し、共同で新たな栽培体系を構築します。
3.業務提携の相手先の概要
① 株式会社ツムラ(2018年3月31日現在)
(1) 名 称 株式会社 ツムラ
(2) 所 在 地 東京都港区赤坂二丁目17番11号
(3) 代表者の役職・氏名 代表取締役社長 加藤 照和
(4) 事 業 の 内 容 医薬品(漢方製剤、生薬製剤他)の製造販売
(5) 資 本 金 301億42百万円
(6) 設 立 年 月 日 1936年4月25日
(7) 大株主持分比率 BANK OF CHINA (HONG KONG)LIMITED-PING AN LIFE
10.04%
INSURANCE COMPANY OF CHINA,LIMITED
日本トラスティ・サービス 信託銀行㈱信託口 6.59%
日本マスタートラスト 信託銀行㈱信託口 6.19%
日本トラスティ・サービス信託銀行㈱信託口9 4.15%
㈱三菱東京UFJ銀行 2.87%
THE BANK OF NEW YORK 133524 2.47%
ツムラグループ従業員持株会 2.31%
BRIGHT RIDE LIMITED 2.21%
JP MORGAN CHASE BANK 385632 1.86%
日本トラスティ・サービス 信託銀行㈱信託口5 1.79%
(8) 上場会社と当該会社 資 本 関 係 当該事項はありません。
と の 間 の 関 係
人 的 関 係 当該事項はありません。
取 引 関 係 当該事項はありません。
関連当事者への
当該事項はありません。
該 当 状 況
4.日 程
(1) 取締役会決議日 2019年4月15日
(2) 契 約 締 結 日 2019年4月15日
5.今後の見通し
本件による当社の連結業績に与える影響につきましては軽微でありますが、将来に亘って企業価値の向
上に資するものであると考えています。