1382 J-ホーブ 2021-05-07 15:00:00
2021年6月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2021年6月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年5月7日
上場会社名 株式会社 ホーブ 上場取引所 東
コード番号 1382 URL https://hob.co.jp/
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 政場 秀
問合せ先責任者 (役職名) 取締役経営管理部長 (氏名) 馬場 文秀 TEL 0166-83-3555
四半期報告書提出予定日 2021年5月13日
配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 無
四半期決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1. 2021年6月期第3四半期の連結業績(2020年7月1日∼2021年3月31日)
(1) 連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する四
売上高 営業利益 経常利益
半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年6月期第3四半期 2,350 △1.7 74 252.0 76 237.3 65 263.8
2020年6月期第3四半期 2,391 △12.1 21 △49.5 22 △49.0 18 △52.3
(注)包括利益 2021年6月期第3四半期 66百万円 (270.6%) 2020年6月期第3四半期 17百万円 (△52.5%)
潜在株式調整後1株当たり四半期
1株当たり四半期純利益
純利益
円銭 円銭
2021年6月期第3四半期 86.51 ―
2020年6月期第3四半期 23.78 ―
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円銭
2021年6月期第3四半期 882 534 60.6 702.06
2020年6月期 970 468 48.3 615.04
(参考)自己資本 2021年6月期第3四半期 534百万円 2020年6月期 468百万円
2. 配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭
2020年6月期 ― 0.00 ― 0.00 0.00
2021年6月期 ― 0.00 ―
2021年6月期(予想) 0.00 0.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3. 2021年 6月期の連結業績予想(2020年 7月 1日∼2021年 6月30日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属する 1株当たり当期
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益 純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
通期 3,321 2.8 66 173.5 68 157.8 55 93.0 73.34
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
※ 注記事項
(1) 当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
新規 ― 社 (社名) 、 除外 ― 社 (社名)
(2) 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 有
詳細は、添付資料8ページ「2. 四半期連結財務諸表及び主な注記(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項(四半期連結財務諸表の作成に特有の会
計処理の適用)」をご覧下さい。
(3) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(4) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年6月期3Q 762,000 株 2020年6月期 762,000 株
② 期末自己株式数 2021年6月期3Q 213 株 2020年6月期 213 株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年6月期3Q 761,787 株 2020年6月期3Q 761,787 株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、その達
成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び
業績予想のご利用にあたっての注意事項等は、添付資料3ページ「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説
明」をご覧ください。
株式会社ホーブ(1382) 2021年6月期第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 4
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 6
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 6
四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 7
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 8
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 8
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 8
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) ……………………………………………………… 8
(追加情報) ………………………………………………………………………………………………………… 8
3.その他 …………………………………………………………………………………………………………………… 8
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株式会社ホーブ(1382) 2021年6月期第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により企業収益や雇用
環境が大幅に悪化し、厳しい環境が続きました。変異株の出現による感染の再拡大など、未だにその収束時期は見
通せておらず、依然として先行き不透明な状況が続いております。
このような状況の中、当社グループにおきましては、自社品種「夏瑞/なつみずき」(品種登録名「ペチカほの
か」)の生食用販売、業務用販売を中心に、いちご果実及びその他青果物の販売に注力してまいりました。
この結果、当第3四半期連結累計期間 の業績は、売上高2,350,493千円(前年同期比1.7%減少)、営業利益
74,097千円(前年同期比252.0%増加)、経常利益76,215千円(前年同期比237.3%増加)、親会社株主に帰属する
四半期純利益65,905千円(前年同期比263.8%増加)となりました。
セグメントの業績は次のとおりであります。
(いちご果実・青果事業)
いちご果実・青果事業の主力商品は業務用いちご果実であります。当第3四半期連結累計期間においては、夏秋
期は「夏瑞/なつみずき」(品種登録名「ペチカほのか」)、「コア」(品種登録名「ペチカエバー」)などの自
社開発品種と輸入いちごを、その後は国産促成いちご(とちおとめ、紅ほっぺなど)を主に販売しております。
夏秋期におきましては、6~7月にかけて曇天、低温が続いたことで、自社品種いちごの生育が停滞気味とな
り、出荷のピークがずれこむなど、例年にない出荷の流れとなりました。他品種も同様の傾向で、想定していない
時期に出荷数量が増加したことに加え、新型コロナウイルス感染症の再拡大による需要減少の影響も重なり、販売
に苦戦いたしました。出荷ピークのずれこみにより、10月以降の出荷量の回復も遅れたために、十分な販売数量を
確保することができませんでした。
12月のクリスマス期におきましては、7月の長雨とその後の高温による促成いちごの病気の多発や定植時期の遅
れが影響し、例年になく生育が遅れることとなりました。このことにより、弊社が主に取扱う業務用サイズの入荷
数量が例年になく少ない状況が続き、また、取引先のいちご果実の使用量が減少したことで、販売数量が減少いた
しました。また、12月上旬より市場相場価格が高値で推移し、固定価格での販売先に対する利益が大幅に減少いた
しました。
年明け以降の1~2月は、いちご市場相場価格が高騰した前年に対し、今年は前年よりも安値で推移し、固定価
格での販売先に対する利益が改善いたしました。
その他の青果物の販売は、コンビニエンスストアをはじめとした既存取引先において、フルーツを使用したアイ
テムの減少に伴い、使用量が減少いたしました。
以上により、当第3四半期連結累計期間のいちご果実・青果事業の売上高は前年同期を下回りましたが、業務の
効率化により運送費や人件費などの経費削減を図り、利益は前年同期を上回りました。
この結果、いちご果実・青果事業の売上高は2,100,302千円(前年同期比3.1%減少)、営業利益は159,950千円
(前年同期比16.3%増加)となりました。
(種苗事業)
種苗事業は、自社いちご品種の「ペチカほのか」(商品名「夏瑞/なつみずき」)と「ペチカエバー」(商品名
「コア」)を生産販売しております。栽培方法には、秋に苗を定植し翌年春から秋にかけて果実を生産する秋定植
と、春に苗を定植し夏から秋にかけて果実を生産する春定植の、概ね2体系の作型があります。当第3四半期連結
会計期間においては、秋定植用苗の販売を終え、春定植用苗の販売を行っております。
当第3四半期連結累計期間におきましては、契約生産者数の減少により自社品種の種苗売上高は微減いたしまし
た。一方で、弊社の四季成りいちご(夏秋いちご)の栽培・育種技術が北海道以外の地域や海外でも有用性が認め
られ、それらに関わる業務を受託したことにより、種苗事業の売上高、利益は増加いたしました。
この結果、種苗事業の売上高は55,306千円(前年同期比49.7%増加)、営業利益は23,616千円(前年同期比
599.3%増加)となりました。
(馬鈴薯事業)
馬鈴薯事業は、主に種馬鈴薯の生産販売、仕入販売と、青果馬鈴薯の仕入販売からなります。主要売上品である
種馬鈴薯には、秋から春にかけて販売する春作と夏に販売する秋作の2体系がありますが、そのメインは春作種馬
鈴薯です。当第3四半期連結会計期間におきましては、主に春作種馬鈴薯の販売を行っております。
春作の種馬鈴薯の販売において、産地の日照不足などの天候不順の影響で、オリジナル品種、一般品種ともに生
産量が大幅に減少いたしました。しかしながら、仕入数量の確保に努め、採算性を重視した販売に注力したこと
で、売上高、利益ともに前年同期を上回りました。
この結果、馬鈴薯事業の売上高は127,245千円(前年同期比7.3%増加)、営業利益は6,077千円(前年同期は営
業損失3,743千円)となりました。
(運送事業)
運送事業は、株式会社エス・ロジスティックスが行っております。関東圏を中心とした事業展開で当社の商品配
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株式会社ホーブ(1382) 2021年6月期第3四半期決算短信
送を中核としつつ、一般荷主からの配送業務受託も行っております。当第3四半期連結累計期間におきましては、
新型コロナウイルス感染症の影響により、配送の中止を余儀なくされるところがありました。新規配送の獲得で売
上高の増加を図るとともに、一般荷主の配送を自社配送へ切り替え、売上原価の抑制を行いました。併せて経費削
減に努めることで、利益の確保を図ってまいりましたが、配送休止に伴う収益の不足を補えず売上高、利益ともに
前年同期を下回る結果となりました。
この結果、運送事業の売上高は67,639千円(前年同期比0.8%減少)、営業利益は6,105千円(前年同期比21.5%
減少)となりました。
(2)財政状態に関する説明
①財政状態の状況
(流動資産)
流動資産は、前連結会計年度末と比較して95,585千円減少し、当第3四半期連結会計期間末で767,777千円とな
りました。これは現金及び預金が増加したものの、売掛金が減少したことが主因であります。
(固定資産)
固定資産は、前連結会計年度末と比較して7,297千円増加し、当第3四半期連結会計期間末で114,550千円とな
りました。これは有形固定資産が増加したことが主因であります。
(流動負債)
流動負債は、前連結会計年度末と比較して146,402千円減少し、当第3四半期連結会計期間末で222,212千円と
なりました。これは短期借入金が減少したことが主因であります。
(固定負債)
固定負債は、前連結会計年度末と比較し8,176千円減少し、当第3四半期連結会計期間末で125,297千円となり
ました。これは長期借入金が減少したことが主因であります。
(純資産)
純資産は、前連結会計年度末と比較して66,290千円増加し、当第3四半期連結会計期間末で534,818千円となり
ました。なお、自己資本比率は前連結会計年度末の48.3%から60.6%となっております。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
通期の業績予想につきましては、当第3四半期決算短信においては修正をしておりませんが、経営環境及び
最近の業績動向を勘案し、2021年5月6日付にて2021年2月4日に公表した予想数値を修正いたしました。
なお、当該予想数値に関する詳細は、2021年5月6日に開示しました「業績予想の修正に関するお知らせ」をご
覧ください。
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株式会社ホーブ(1382) 2021年6月期第3四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2020年6月30日) (2021年3月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 265,468 396,087
売掛金 543,211 306,914
たな卸資産 46,515 51,789
その他 8,701 13,471
貸倒引当金 △535 △485
流動資産合計 863,362 767,777
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 8,988 8,342
機械装置及び運搬具(純額) 6,855 6,152
土地 37,400 37,400
その他(純額) 1,529 17,098
有形固定資産合計 54,773 68,993
投資その他の資産
その他 54,178 45,563
貸倒引当金 △1,697 △6
投資その他の資産合計 52,480 45,557
固定資産合計 107,253 114,550
資産合計 970,616 882,328
負債の部
流動負債
買掛金 98,758 101,371
短期借入金 200,000 -
1年内返済予定の長期借入金 13,008 12,968
未払法人税等 5,856 8,591
賞与引当金 - 4,508
その他 50,992 94,773
流動負債合計 368,615 222,212
固定負債
長期借入金 9,716 -
退職給付に係る負債 38,007 39,150
役員退職慰労引当金 82,605 82,975
その他 3,145 3,172
固定負債合計 133,473 125,297
負債合計 502,088 347,510
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株式会社ホーブ(1382) 2021年6月期第3四半期決算短信
(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2020年6月30日) (2021年3月31日)
純資産の部
株主資本
資本金 421,250 421,250
資本剰余金 432,250 432,250
利益剰余金 △384,396 △318,490
自己株式 △233 △233
株主資本合計 468,870 534,775
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 △343 42
その他の包括利益累計額合計 △343 42
純資産合計 468,527 534,818
負債純資産合計 970,616 882,328
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株式会社ホーブ(1382) 2021年6月期第3四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年7月1日 (自 2020年7月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
売上高 2,391,947 2,350,493
売上原価 1,910,676 1,861,944
売上総利益 481,271 488,549
販売費及び一般管理費 460,222 414,452
営業利益 21,048 74,097
営業外収益
受取利息 6 3
受取配当金 17 17
助成金収入 - 1,609
受取保険金 500 -
債務勘定整理益 488 243
その他 650 418
営業外収益合計 1,662 2,293
営業外費用
支払利息 116 99
為替差損 - 75
その他 1 0
営業外費用合計 117 174
経常利益 22,593 76,215
特別利益
固定資産売却益 588 -
特別利益合計 588 -
税金等調整前四半期純利益 23,182 76,215
法人税等 5,066 10,310
四半期純利益 18,115 65,905
親会社株主に帰属する四半期純利益 18,115 65,905
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株式会社ホーブ(1382) 2021年6月期第3四半期決算短信
(四半期連結包括利益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年7月1日 (自 2020年7月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
四半期純利益 18,115 65,905
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △228 385
その他の包括利益合計 △228 385
四半期包括利益 17,886 66,290
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 17,886 66,290
非支配株主に係る四半期包括利益 - -
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株式会社ホーブ(1382) 2021年6月期第3四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
(税金費用の計算)
税金費用については、当第3四半期連結会計期間を含む連結会計年度の税引前当期純利益に対する税効果会計適
用後の実効税率を合理的に見積り、税引前四半期純利益に当該見積実効税率を乗じて計算する方法によっておりま
す。ただし、見積実効税率を用いて税金費用を計算すると著しく合理性を欠く結果となる場合には、法定実効税率
を使用しております。なお、法人税等調整額は、法人税等に含めて表示しております。
(追加情報)
(新型コロナウイルス感染症拡大の影響に関する会計上の見積り)
前連結会計年度の有価証券報告書の追加情報に記載した新型コロナウイルス感染症拡大の影響に関する会計上の
見積りの仮定について重要な変更はありません。
3.その他
継続企業の前提に関する重要事象等
該当事項はありまあせん。
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