1375 雪国まいたけ 2020-09-17 08:00:00
支配株主等に関する事項について [pdf]

                                                             2020 年9月 17 日
各 位

                             会 社 名 株   式   会     社   雪   国   ま   い   た   け
                             代表者名 代 表 取 締 役 社 長               足 利        厳
                                                 (コード番号:1375 東証一部)
                             問合せ先   執行役員       経営企画本部長 兼 経営企画部長
                                                              小 室    雅 裕
                                                      (TEL.025-778-0162)




                   支配株主等に関する事項について


 当社の親会社である株式会社神明ホールディングスについて、支配株主等に関する事項は、下記のとおり
となりますので、お知らせいたします。

                               記


1.親会社、支配株主(親会社を除く。、その他の関係会社又はその他の関係会社の親会社の商号等
                 )
                                                      (2020 年9月 17 日現在)
                            議決権所有割合(%)               発行する株券が上場されて
      名称      属性
                   直接所有分      合算対象分        計         いる金融商品取引所等
 株式会社神明ホール
             親会社    50.10       -        50.10               -
 ディングス


2.親会社等の企業グループにおける当社の位置付けその他の当社と親会社等との関係
 ①親会社等の企業グループにおける当社の位置付け、資本関係、人的関係等について
   神明 HD グループは、米の卸売事業を基軸として、
                           「川上から川下までの食のバリューチェーン」構築
 を目指しており、その上で、米の卸売事業の周辺事業に止まらず、食品製造業への進出も同社の成長戦
 略の一つとして位置付けております。当社グループは、当該成長戦略の一翼を担っております。
   神明 HD は、2020 年9月 17 日現在、当社の総株主の議決権の 50.10%を保有する親会社であり、当社
 は、社外取締役である藤尾益雄を神明 HD から招聘している他、神明 HD からの出向者1名を営業部門の
 従業員として受け入れております。また、当社は、神明 HD のグループ会社に対して当社製品の販売を
 行っております。


 ②親会社等の企業グループに属することによる事業上の制約、リスク及びメリット
   現在、神明ホールディングスグループには、当社グループ以外に、きのこの製造販売やそれに類似す
 る事業を営む企業が存在しないため、当社グループとその他の神明ホールディングスグループ企業との
 間で事業の競合は発生しておりません。
   また、当社グループとその他の神明ホールディングスグループ企業との間には、当社が従来まいたけ
 の消費量の少なかった西日本等で販売拡大に取り組む場合等での神明ホールディングスグループのネッ
 トワークの活用や、米ときのこを組み合わせた商品開発と小売店・外食チェーンでの展開、広域量販店
 を中心とした両者の商品のクロスセル推進等の形でシナジーが見込まれ、当社及び神明ホールディング
 スは、両社の協働を通じて、それぞれにおいて企業価値向上を図ることができる関係にあると考えてお
 ります。
 ③親会社等からの一定の独立性の確保に関する考え方及びその状況
   神明 HD の関係会社管理に関して、当社が同社の事前承認を必要とする事項はありません。
   また、同社から当社に対する役職員の派遣や各種取引に関しては、少数株主保護の観点で問題がなく、
 かつ、必然性及び経済合理性が認められる範囲において、各社の経営判断のもとに実施する方針です。
 当社の側でも、同社のグループ経営管理に関して、当社の経営の独立性が阻害されることがないよう、
 独立役員を確保するとともに、独立役員が過半数を占める任意の指名・報酬委員会を設置する等の措置
 を講じております。また、当社では、同社グループとの各種取引について、
                                  「関連当事者取引管理規程」
 に基づいて、当社の取締役会の決議を経て実施することとしており、既存の取引についても取締役会の
 決議を経て実施しております。


3.支配株主等との取引に関する事項
   当連結会計年度(2020 年3月期)における当社グループと神明 HD グループとの主な取引は、以下のと
  おりです。なお、下記のマネジメント契約につきましては、本日の当社株式の新規上場をもって終了し
  ております。
                                                  (単位:百万円)
         名称       関連当事者との関係    取引の内容    取引の金額     未決済残高
    株式会社神明ホールディ   当社に対して重要な影   経営管理等
                                             49        -
    ングス           響力を有する企業      (注)
    (注)当社は2017年10月1日付で、株式会社神明(現 株式会社神明ホールディングス)とマネジメント契約を
       締結し、2020年7月17日付で、マネジメント契約の改訂覚書を締結しております。
       主な契約内容は、次のとおりであります。
       ①契約相手先
        株式会社神明ホールディングス
       ②契約期間
        本契約の有効期間は、本契約締結日から以下のいずれか早い日までとしております。
        a.株式会社神明ホールディングスが当社に対して書面により本契約の終了を通知した日
        b.IPOの実施日
        c.支配権の変動が生じた日
        d.グループ会社のいずれか又は株式会社神明ホールディングスが本契約の重大な違反を行い、かかる
          違反が書面による通知から30日以内に治癒されない場合において、非違反当事者が、違反当事者に
          対して本契約の終了を書面で通知した日
       ③契約内容
        資金調達、オペレーション、組織再編等に関するアドバイスの提供
       ④報酬
          マネジメント業務の報酬は年額49百万円で、4分割で毎四半期初めに支払うこととなっております。
        なお、本契約上、IPOが行われる場合には、IPOの実施時点において、マネジメント報酬とは別に所定
        の金額を一括で支払う旨の規定が存在いたしますが、IPOが2020年12月31日までに実施される場合にお
        いては、当該金額を支払うことを要しない旨併せて規定されております。


4.支配株主との取引等を行う際における少数株主の保護の方策の履行状況
   神明 HD グループとの取引を行う際には、当社の関連当事者取引管理規程に則り、独立社外取締役も参
 加する取締役会での事前承認を前提としております。取締役会では、当社企業価値への貢献という観点
 から事業上の必要性並びに条件の妥当性について審議することとしており、少数株主保護を前提として、
 取引実施の是非を検討しております。


                                                      以 上