1332 日水 2020-05-20 13:00:00
2020年3月期 決算短信補足資料 [pdf]

 2020年3月期
決算短信補足資料



            2020年5月20日
2020年3月期 サマリー

  売上高は3%減収も営業利益・経常利益は増益(経常利益は2期
  連続で最高益を更新)、一方、当期純利益は3月の株価急落による
  オーストラリアエビ養殖会社の株式減損が響き減益。
  期末配当は50銭増配し一株当たり4円50銭。
            2019年3月期   2020年3月期    対前年比             2020年3月期   達成率
  (単位:億円)
               実績         実績        増減       (%)       計画       (%)

   売上高      7,121 億円 6,900    億円   ▲220 億円   96.9   7,000 億円   98.6


  営業利益        216 億円    228   億円     11 億円 105.3      240 億円   95.1


  経常利益        253 億円    258   億円      4 億円 101.8      265 億円   97.4

   当期
   純利益
              153 億円    147   億円    ▲6 億円    96.0     175 億円   84.4

   ※2019年2月よりチルド事業の取引形態をセンターフィー(販売費)と売上高を相殺する価格決定方式に変更しており、
    前期の売上高にはセンターフィー約81億円が含まれている。
                                                                      2
2020年3月期 セグメント別概況

  その他事業(エンジニアリング事業)の大幅減収に加え、チルド事業の
  取引形態変更の影響約▲81億円が残るも、国内外の食品が大きく
  伸長し3%の減収にとどまった。
                         2019年3月期 2020年3月期    対前年比増減
      (単位:億円)              実績       実績
                                             (億円)   (%)
       売上高                  7,121    6,900   ▲220    96.9
        水産事業                2,944    2,895    ▲48    98.4
        食品事業                3,378    3,372     ▲6    99.8
        ファインケミカル事業            265      270      5   101.9
        物流事業                  166      165     ▲0    99.6
        その他                   366      195   ▲170    53.4

       営業利益                  216      228      11   105.3
        水産事業                 102      118      15   115.2
        食品事業                 119      127       8   107.1
        ファインケミカル事業            26       25      ▲0    99.5
        物流事業                  19       19      ▲0    99.8
        その他                   11        4      ▲7    35.8
        全社経費                 ▲62      ▲67      ▲5   108.0

       経常利益                  253      258       4   101.8

       親会社株主に帰属する当期純利益       153      147      ▲6    96.0   3
主な営業利益増減要因

  その他事業やチルド事業、国内漁業・養殖が苦戦する中、南米鮭鱒
  養殖事業の大幅増益に加え、グローバルで食品事業が寄与し増益を
  確保。
 (単位:億円)                                             水産     食品
                            その他
                                     日本
                                             連結調整
                    北米                                228

            南米

           生産・販売   業務用冷    エンジニアリ   漁業はさ     主に南米
           数量ともに   凍食品の    ング事業に    ば・あじの漁   鮭鱒養殖
           回復、販売   生産・販売   おいて受注    獲減。養殖    事業にかか
           価格や養    が好調に推   減により減    は、ぶりは    る未実現利
  営業                       益。       好調なもの             営業
           殖成績も改   移し増益。                     益のマイナ
  利益       善し増益。                    の、鮭鱒の    ス調整。     利益
                                    生育不良
                                    に加え、まぐ
                                    ろの原価高
                                    が響き大き
                                    く減益。
 2018年度                                              2019年度      4
連結貸借対照表(前期末比)

  新型コロナウイルス対策として現預金を厚めに確保
 ( )内の数字は前期末比増減                                (単位:億円)

                             流動負債 1,968(▲58)
   流動資産 2,531(+55)            支払手形及び買掛金 354 (▲139)
   現金及び預金      273(+184)      短期借入金       1,208(+167)
   受取手形及び売掛金   799 (▲87)      その他           106(▲32)
   棚卸資産(在庫)    1,310(+23)

                             固定負債 1,223(+132)
   固定資産 2,384(+81)            長期借入金      1,003(+133)

   有形固定資産      1,480(+105)
   無形固定資産       103(▲3)      純資産       1,723(+61)
   投資その他の資産     800(▲20)     自己資本         1,531(+68)

                                    自己資本比率

   総資産      4,915(+136)       ’19/3 30.6% ⇒’20/3 31.2%
                                                         5
連結キャッシュ・フロー(前期比)

  運転資本が増加したことに加え、現預金を積み増したため財務CFが
  プラス。

 (単位:億円)




                                    6
水産事業 売上高・営業利益(前期比)

    欧州は販売数量減と為替の影響が響き減収。漁業・養殖では国内は
    苦戦したものの、南米の鮭鱒養殖が回復し大幅増益。
                         2019年3月期   2020年3月期    対前年比増減
               (単位:億円)
                           実績         実績       (億円)    (%)

                売上高       2,944      2,895      ▲48 98.4
               営業利益         102        118        15 115.2



          売上高(四半期別)                                   営業利益(四半期別)
(単位:億円)                                 (単位:億円)




                                                                   7
水産事業 売上高・営業利益(前期比)

       国内の養殖はぶりが好調も、まぐろ・鮭鱒は苦戦。国内の販売はぶりの
       取扱増もあり増益。
営業利益(棒グラフ)                       (単位:億円)                          売上高(折れ線グラフ)             < 国内水産物市況 鮭鱒 >
 100   漁業            養殖           加工・商事          ニッスイ個別            連結 1,800                                (単位:円/kg)

                                                                      調整
                                 1,708                                       1,600
  80                                     1,645

                                                         1,452               1,400
                                                 1,444
  60
                                                                             1,200             (財務省貿易統計より算出)
                                                                 たな卸資産の
  40                                                             未実現利益、 1,000
                                                                 のれん償却等

  20                                                             含む          800        < ニッスイ個別 主要魚種別 売上高 >
                                                                                     (単位:億円)               (前期比)
                                                                             600
   0
                           538
                                                                             400               ※飼料油飼計:飼料・魚油・ミールの合計
                     423
▲20    188    180
                                                                             200

▲40                                                                          0
    19/3 20/3       19/3 20/3     19/3 20/3      19/3 20/3       19/3 20/3
営業利益計
       11 6         32     64     28 24          21 26
※グラフ下の斜体数値は機能別営業利益合計数値                                                                                               8
南米鮭鱒養殖 利益構造について

  未実現利益を含めた連結への影響は+30億円
【南米鮭鱒養殖】                         (単位:億円)


                                2                                    ※1 在池魚評価損益
在池魚評価損益
(IFRS評価)※1
                                                                     国際財務報告基準
 事業損益
                                                                     (IFRS)に基づき、
                   7
                               73          69                        海面養殖魚(在池
             2                                                       魚)について出荷想定
 連結調整
  ※2              30     39                                          価格による評価を実施


                               ▲6

                 ′19/3        ′20/3


 ※2 在庫に含まれる未実現利益の調整                  ニッスイグループ
                                                                       グループ外に販売した段
    グループ内の在庫に含まれている            グループA社                     当社            階で利益が実現する
    利益を消去する決算調整                                        在庫としてグループ内に
                                出荷した段階で                   留まると
                               A社は売上・利益                               当社の
                                  計上             ①
                                                A社の
                                                       未実現利益として消去
                                                                     + 利益
                                                + 利益

                                      帳簿
                                      価額
                                                                                 9
食品事業 売上高・営業利益(前期比)

    チルド事業は大幅減収も、国内外とも冷凍食品を中心に販売は好調。
    利益はチルド事業の減益をカバーし増益。
                         2019年3月期   2020年3月期    対前年比増減
               (単位:億円)
                           実績         実績       (億円)    (%)

                売上高       3,378      3,372        ▲6 99.8
               営業利益         119        127         8 107.1



          売上高(四半期別)                                   営業利益(四半期別)
(単位:億円)                                 (単位:億円)




                                                                   10
食品事業 売上高・営業利益(前期比)

       国内は冷凍食品・魚肉ソーセージなどが好調、北米は業務用冷凍食
       品の販売が好調に推移。欧州も原料コストUPがある中、増益を確保。
  70
営業利益(棒グラフ)                   (単位:億円)                       3,000
                                                     売上高(折れ線グラフ)              < 冷凍すりみ輸入価格推移 >
        加工              チルド        ニッスイ個別             連結                                    (単位:円/kg)
  60                                                  調整
                                   2,381                        2,500
                                            2,313
  50
                                                                                (財務省貿易統計より算出:スケソウダラ)
                                                                2,000
  40


  30           1,354                                            1,500
       1,292                                                                < ニッスイ個別 カテゴリー別 売上高 >
                                                                        (単位:億円)             (前年同期比)
  20
                       865                                      1,000
                             748
  10

                                                                500
   0


 ▲10                                                            0
       19/3 20/3       19/3 20/3   19/3 20/3        19/3 20/3
営業利益計
       41      50      24    19        50    58                                                    11
※グラフ下部の斜体数値は機能別営業利益合計数値
ファインケミカル事業 売上高・営業利益(前期比)

    機能性原料の販売は国内外とも順調に推移、診断薬は販売堅調も
    原価率上昇により減益となり全体では前年並み。

                        2019年3月期    2020年3月期     対前年比増減
              (単位:億円)
                          実績          実績        (億円)    (%)

               売上高         265         270         5 101.9
              営業利益             26          25     ▲0 99.5


          売上高(四半期別)                                    営業利益(四半期別)
(単位:億円)                                 (単位:億円)
                                                              グラフ 左 ‘19/3 右 ’20/3




                                                                                    12
物流事業 売上高・営業利益(前期比)

    冷蔵倉庫事業・配送事業が順調に推移し、退職給付債務の算定方
    法変更の影響を概ねカバーし前年並み。
                                                                     日水物流「大阪舞
             2019年3月期    2020年3月期     対前年比増減                         洲物流センター2号
   (単位:億円)     実績          実績                                        棟」2020年3月26
                                     (億円)   (%)                      日竣工、4月1日よ
                                                                     り営業開始
     売上高        166         165        ▲0 99.6
                                                                     設備能力24,887
    営業利益            19          19     ▲0 99.8                       トン



             売上高(四半期別)                                      営業利益(四半期別)
(単位:億円)                                           (単位:億円)




                                                                              13
その他事業 売上高・営業利益(前期比)

  エンジニアリング事業は大型案件の受注減が響き減収・減益
                         2019年3月期    2020年3月期    対前年比増減
               (単位:億円)
                           実績          実績       (億円)   (%)

                売上高         366         195     ▲170 53.4
               営業利益             11          4     ▲7 35.8

       主な増減要因について
       エンジニアリング事業はグループの受注が中心となっているが、前期
       (2019年3月期)はグループ外の冷蔵倉庫建設等の大型受注があった。
       今期はその反動があり減収減益となった。

その他事業
【エンジニアリング事業】                             【海洋関連事業】
 プラント・設備機器の                              海洋・深海調査船や
  企画・設計・製作                                 探査機などの運行・
 建設に関する企画・                                管理業務を受託
  設計・施工           日水物流舞洲物流センター
                                          船舶の建造・修繕
                                                       日本海洋事業が運航受託している有人潜水船
                                                           「しんかい6500」(JAMSTEC所有) 14
2021年3月期 計画

  ファインケミカル事業の海外展開や国内漁業・養殖の回復を見込むが、
  南米鮭鱒養殖事業の減産に加え、新型コロナウイルスの影響で日米
  欧とも厳しい事業環境を想定している。
  売上高は3%減収、営業利益・経常利益は約17%減益も、当期純
  利益は株式減損の影響が無くなり前年並み。
  配当は前年同額を予想。

       2020年3月期   2021年3月期    対前年比
                                               配当推移
          実績         計画        増減       (%)
                                                      (単位:円)
売上高    6,900 億円 6,700    億円   ▲200 億円   97.1

営業利益     228 億円    190   億円   ▲38 億円    83.2

経常利益     258 億円    215   億円   ▲43 億円    83.3

 当期
純利益
         147 億円    150   億円      2 億円 101.6

                                                          15
新型コロナウイルスの影響について ①

  プラス面・マイナス面それぞれの影響があるが、国内のチルド事業、日米
  欧の外食需要が激減し、業績を下押し。

  共通       ・家庭内消費の増加、家庭用食品(冷凍食品・チルド商品)の販売
       +
           が好調
           ・ロックダウン・外出自粛により、ホテル・レストランなど外食需要が急減
       -
           ・需要減による水産市況の悪化
  日本       ・都市部を中心にCVS来店客数大幅減少→チルド事業苦戦
       -
           ・安定供給のため生産品目を集約
  北米       ・外食向けの水産物や冷凍食品が急減
       -
           ・水産・食品事業とも、コロナ禍で人員確保のコストが増加
  南米       ・当局の指導により密を避ける生産とせざるを得ず、人手のかかる高付
       -
           加価値品の比率が減少
  欧州       ・英国・フランスを中心に欧州全域で外食向け水産物が減少
       -
           コロナ禍で人員確保のコストが増加

                                                16
新型コロナウイルスの影響について ②

  新型コロナウイルスの影響はチルド事業、海外事業に影響大

 (単位:億円)     日本        南米                       水産      食品
                               北米・欧州
                                 計
                                        チルド

                     (未実現利益の
                      調整を含む)

            まぐろ・銀鮭   鮭鱒養殖      外食向け    CVS来店
            養殖の回     の減産、販     水産物・冷   客数、店舗
     営業     復        売単価下      凍食品の    数減少。     営業
     利益              落、高付加     販売減少、   特に米飯     利益
                     価値品の      コロナ禍に   類の落ち込
                     比率ダウン。    よる人件費   みが顕著。
                               等のコスト
                               アップ



   2019年度                                      2020年度
                                                             17
今後の取組み:海外展開

  米国Amarin社「VASCEPA」への高純度EPA供給に向けて


   Amarin社との契約締結とFDA認可に向けた最終段階




                                      Amarin社
         つくば工場

                 2020年中に米国への供給開始見通し

             鹿島医薬品工場




                                                18
今後の取組み:海外展開

 欧州の水産・食品事業の拡大
  英国・フランスを基点としたエリア拡大
  ・水産フライの取扱い強化、フランスの東エリアへ拡大
  ・畜肉・魚を使用しない植物由来タンパク質食品の拡大




  デンマークのサケ閉鎖循環式養殖企業に資本参加
  ・丸紅株式会社様とともに資本参加。
  ・安定的飼育環境、環境負荷の抑制、消費地近隣による
   鮮度向上・物流コスト低減等を活かし、
   サステナブルな水産物の
   調達力強化を狙う


                                    19
                        閉鎖循環式養殖施設
今後の取組み:ひとつ上のステージに向けた取組み

  養殖事業の安定化と拡大、収益基盤強化

  まぐろ養殖の回復                 銀鮭養殖の安定化
  ・飼育期間の短縮等による養殖成績の向上       ・自製率UPによる種苗品質の向上
  ・産地加工拡大による付加価値向上・収益力強化    ・AI及びIotの活用による適正給餌




                  西南水産
 金子産業でのまぐろ養殖の様子   上浦裁割施設

  ぶり養殖拡大                        弓ヶ浜水産銀鮭採卵センター
  ・周年供給に向け、種苗センターの
   設備増強、大型生簀導入による
                                      マサバ循環式
   生産性向上                              陸上養殖施設
                                       弓ヶ浜水産
  陸上養殖の展開                         「米子陸上養殖センター」
  ・マサバ循環式陸上養殖試験開始                    2020年5月竣工
  ・エビ陸上養殖の事業化試験                              20
今後の取組み:ライフスタイルの変化に対応

     多様なライフスタイルに対応した、新たな価値と市場を創造

     新しい生活様式、リモートワーク需要への対応
       ・家庭ですぐに食べられる冷凍食品、チルド惣菜の充実
       ・スケソウダラタンパク質の有用性を活かし、
        「速筋タンパク※」を打ち出したアプローチ


                                            米国Gorton’s社が
                                            展開する冷凍食品




フランスCiteMarine社が
                                   ※速筋タンパクシリーズ
 展開するチルド商品
                                   質の良いタンパク質であるスケソウダラ
                                   すりみ100%を使用した商品をシリー
                                   ズで展開             21
今後の取組み:CSR活動

  事業を通じて社会課題を解決し、成長することを目指します

  健康経営の推進
   ・「健康経営銘柄」2年連続選定
   (経済産業省と東京証券取引所の共同で選定)
    EPAに着目した従業員の健康づくりが評価された。

  「森・川・海」の保全活動を拡大
   持続的な資源利用のための、森林保全活動は大きな意味を
   持ちます。鳥取県大山隠岐国立公園内に設けた「おさかなを
   はぐくむ湧水と海を守る森」活動が、「国連生物多様性の10
   年日本委員会(UNDB-J)※」の連携事業として認定されました。

                     ※UNDB-Jとは
                     国連で2011~20年までの10年間を「国連生物    保全活動の参加者。背景は船上山
                     多様性の10年」と定めおり、UNDB-Jは、国内で
                     生物多様性の保全と持続可能な利用に関する取
                     り組みを推進するために、2011年9月に設立され
                     ました。
                                                              22
    UNDB-Jのシンボルマーク
業績推移

    中計最終年度の計画の達成は困難。2021年度に向け対策を打つ。

(棒グラフ: 営業利益)                       (折れ線グラフ: 売上高)

      (単位:億円)




         MVIP2014   MVIP2017   MVIP+2020




                                              23
【参考】 連結損益計算書(前期比)

  3月の株価急落の影響を受け株式減損18億円
                2019年3月期    2020年3月期
                                        増減               主な増減要因
  (単位:億円)          実績          実績

  売上高               7,121       6,900   ▲ 220
  売上総利益             1,387       1,337    ▲ 49      チルド事業の取引形態の変更影響 ▲81
   販売費・一般管理費        1,170       1,109    ▲ 60                ※営業利益への影響なし
  営業利益                216         228      11
   営業外収益               55          51     ▲3    為替差益▲5
   営業外費用               18          21       3
  経常利益                253         258       4
   特別利益                11           2     ▲8    投資有価証券売却益▲5
   特別損失                18          34      15   オーストラリアエビ養殖会社等の投資有価証券評価損+18

  税金等調整前当期純利益         246         226    ▲ 19
   法人税等                61          69       8
   法人税等調整額             21           3    ▲ 17   SA棚卸資産未実現利益にかかる税効果調整▲5
  当期純利益               163         152    ▲ 10
   非支配株主に帰属する
                       9           5     ▲4
   当期純利益
  親会社株主に帰属する
                     153         147     ▲6
  当期純利益

                                                                              24
【参考】 為替換算による影響額(売上高)、為替レート

  円高(対ユーロ・デンマーククローネ)によるマイナス影響が拡大
                 2019年3月期          2020年3月期
                                                     前年比増減           増減内訳(億円)
  主要在外会社の           実績                実績
  為替換算レート
                現地通貨 円貨(億円) 現地通貨 円貨(億円) 現地通貨 円貨(億円) 現地通貨                     為替影響

  USD(百万ドル)     1,092   1,205     1,261   1,378      168     173     186      ▲13

  EUR(百万ユーロ)      266    345       304     371       37       25       49     ▲23

  DKK(百万クローネ)   3,157    550      2,924    478    ▲233     ▲72       ▲40      ▲31

    その他通貨          -     235         -     231        -       ▲3      ▲2       ▲1

      計                 2,337             2,459              122     193      ▲70

 【参考:為替レート】                  2019年3月期     2020年3月期             2021年3月期
                                                       変動率                    変動率
                                実績           実績                  計画レート

                 米ドル(USD)       112.58円    109.33円    ▲2.9%        108.00円    ▲1.2%

                 ユーロ(EUR)       128.21円    121.53円    ▲5.2%        123.00円     1.2%
                 デンマーククローネ
                                17.18円     16.26円     ▲5.3%        16.00円     ▲1.6%
                   (DKK)                                                              25
【参考】 セグメントマトリックス 売上高(前期比)
(単位:億円)
              日本               北米                南米              アジア          ヨーロッパ              仮計            連結調整            連結 計

       2,428     (▲1)    469        (25)   319    (100)      73    (▲3)      527   (▲67)   3,818   (53)     ▲922 (▲101) 2,895 (▲48)
水産事業
       2,429             444               218               76              595           3,764            ▲820            2,944

       3,407 (▲191)      589        (49)                     72        (0)   401   (17)    4,471 (▲124) ▲1,098 (118)        3,372   (▲6)
食品事業
       3,599             539                                 72              384           4,596            ▲1,217          3,378

ファイン    293        (4)                                       4         (0)                 298        (5)    ▲28     (▲0)   270      (5)
 事業     289                                                  4                             293               ▲28            265

        323        (8)                                                                     323        (8)   ▲157     (▲9)   165     (▲0)
物流事業
        315                                                                                315              ▲148            166

その他     301     (▲163)                                       1     (▲0)                    303     (▲163)   ▲107     (▲6)   195     (▲170)

事業      465                                                  1                             466              ▲100            366

       6,755 (▲343)      1,059   (75)      319    (100)     152    (▲2)      929   (▲50)   9,214 (▲221)
 仮計
       7,099             983               218              154              979           9,436

       ▲1,803 (117)      ▲157    (▲14)     ▲223   (▲94)     ▲116   (▲7)      ▲14   (▲0)                     ▲2,314   (0)
連結調整
       ▲1,921            ▲142              ▲129             ▲108             ▲13                            ▲2,315

       4,951 (▲226)      901     (60)       95        (5)    36    (▲9)      915   (▲51)                                    6,900 (▲220)
連結 計
       5,178             841                89               45              966                                            7,121
※上段は当期実績、下段は前期実績、右肩括弧内は増減を表わす。
※連結調整にはグループ間取引による売上高消去が含まれる。 
※第1四半期連結会計期間より、組織編成の見直しに伴い、従来「食品事業」セグメントに分類していた連結子会社の一部のセグメント区分を、
  「食品事業」・「水産事業」の2区分に変更しており、遡及適用後の数値で前期と比較を行っている。                                                                                        26
【参考】 セグメントマトリックス 営業利益(前期比)
(単位:億円)
         日本          北米          南米              アジア      ヨーロッパ        全社経費          仮計         連結調整          連結 計        営業利益率(%)
       24   (▲10)    9   (▲0)   78   (44)    0 (0)         9   (▲4)                122   (29)   ▲3 (▲13) 118 (15)         4.1    (0.6)
水産事業
       34           10          33           ▲0           14                        93           9       102              3.5
       78   (1)     20   (8)                 7 (▲1)       21   (2)                 128   (10)   ▲0 (▲2) 127 (8)           3.8    (0.3)
食品事業
       76           12                        8           19                       117           1       119              3.5
ファイン   24   (0)                               0 (▲0)                                25   (▲0)    0 (▲0) 25 (▲0)           9.6    (▲0.2)
 事業    24                                    1                                     25            0       26               9.9
       19   (▲0)                                                                    19   (▲0)    0 (0) 19 (▲0)            12.0   (0.0)
物流事業
       19                                                                           19          ▲0       19               11.9
その他     4   (▲7)                             0     (0)                               5   (▲7)   ▲0 (▲0) 4 (▲7)            2.1    (▲1.0)
事業     12                                    0                                     12           ▲0       11               3.2
                                                                      ▲67   (▲4)   ▲67   (▲4)    0 (▲0) ▲67 (▲5)
全社経費
                                                                      ▲63          ▲63           0       ▲62
       151 (▲17) 30 (7)         78   (44)    8    (▲1)    31   (▲2)   ▲67   (▲4)   232   (26)
 仮計
       168       22             33           9            33          ▲63          205
        5 (0)     1 (1)         ▲6   (▲13)   ▲0    (▲0)   ▲3   (▲3)   ▲0    (▲0)                ▲4   (▲15)
連結調整
        5        ▲0              6           ▲0            0          ▲0                        11
       157 (▲16) 31 (9)         72   (31)    7    (▲1)    28   (▲5)   ▲68   (▲4)                             228   (11)   3.3    (0.3)
連結 計
       173       22             40           8            34          ▲63                                    216          3.0
※上段は当期実績、下段は前期実績、右肩括弧内は増減を表わす。
※連結調整にはのれん償却、たな卸資産の未実現利益消去等が含まれる。 
※第1四半期連結会計期間より、組織編成の見直しに伴い、従来「食品事業」セグメントに分類していた連結子会社の一部のセグメント区分を、
  「食品事業」・「水産事業」の2区分に変更しており、遡及適用後の数値で前期と比較を行っている。
                                                                                                                                     27
見通しに関する注意事項
本資料に記載されている、当期ならびに将来の業績に関する見通し等は、現在入手可能な情報
に基づき当社の経営者が合理的と判断したものであり、これらの達成を保証するものではありません。
実際の業績は、様々な要因により、見通し等とは大きく異なることがあります。その要因としては、市
場の経済状況および製品の需要の変動、為替相場の変動、国内外の各種制度や法律の改定な
どが含まれます。
従いまして、本資料の利用は、利用者の判断によって行いますようお願い致します。本資料の利用
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日本水産株式会社
2020年5月20日
証券コード : 1332
お問合せ先:経営企画IR部経営企画IR課
      03-6206-7057
https://www.nissui.co.jp/ir/index.html
                                                 28