1332 日水 2019-02-05 13:00:00
2019年3月期 第3四半期決算 決算短信補足資料 [pdf]

2019年3月期 第3四半期決算
  決算短信補足資料



            2019年2月5日
2019年3月期 第3四半期決算 サマリー

◆⾷品事業を中⼼に⼤幅増収。営業利益は南⽶鮭鱒養殖事業の昨年の稚⿂斃死に
 よる影響が残るも、北⽶・欧州事業が伸⻑し、年間計画に対し順調に推移。
 なお純利益の減少は、前年に投資有価証券売却益が含まれていることによる。
                                       2019年3⽉期
            2019年3⽉期   対前年同期⽐増減
                                         年間計画
             第3四半期
 (単位︓億円)               (億円)    (%)    (億円)    進捗率(%)
 売上⾼           5,432    311   106.1   7,065    76.9
 営業利益            198     ▲5   97.5      220    90.5
 経常利益            228     16   107.9     235    97.1
 四半期純利益          152    ▲11   93.3      160    95.5



           年間計画
            進捗
           (単位︓%)

                                                       2
2019年3月期 第3四半期決算 セグメント別概況

 ◆⽔産・⾷品他全事業増収。営業利益は⽔産事業が減益。
                    2019年3⽉期 2018年3⽉期    対前年同期⽐増減          2019年3⽉期   進捗率
 (単位︓億円)             第3四半期    第3四半期                          年間計画
                                         (億円)      (%)                (%)
 売上⾼                   5,432     5,120     311     106.1      7,065   76.9
   ⽔産事業                2,233     2,170      63     102.9      2,882   77.5
   ⾷品事業                2,616     2,462     154     106.3      3,382   77.4
   ファインケミカル事業            195       189       6     103.4        265   74.0
   物流事業                  128       125       2     102.1        166   77.2
   その他                   258       172      85     149.5        370   69.9
 営業利益                   198       204      ▲5      97.5        220    90.5
   ⽔産事業                  97       110     ▲13      88.0         98    99.6
   ⾷品事業                 103       102       0      100.4       124    83.4
   ファインケミカル事業            19        13       6      144.7        29    67.7
   物流事業                  16        16      ▲0      99.3         19    87.2
   その他                    8         9      ▲0      94.0         12    72.4
   全社経費                 ▲46       ▲49       2      95.2        ▲62    75.7
 経常利益                   228       211         16   107.9       235    97.1
 親会社株主に帰属する四半期純利益       152       163     ▲11      93.3        160    95.5
 EPS(1株当たり純利益)       49.06円    52.57円     -          -      51.42円     -     3
主な営業利益増減要因

◆北⽶・欧州事業に加えファインケミカル事業が堅調。南⽶の⼤幅減益や国内⽔産・⾷品事業
 の苦戦あるも、在庫に含まれる未実現利益の調整がプラスに働き、若⼲の減益に留まった。
                                        6
(単位:億円)
               10           2                                                                ファイン
                                                                          ⽔産       ⾷品
                                                                                             ケミカル

  204

                                                                                    17     198




                                                    ▲44
                                                               ▲3
                                                                          ▲2




                     海外                国内           海外               国内
              <北⽶>         <欧州>     <ファインケミカル>     <南⽶>       <⽔産>        <⾷品>
            ⽔産: すりみ・助⼦   ⽔産︓販売エリア   機能性原料の海外     養殖: 前年の稚⿂ 個別: 鮭鱒・えび・ま 個別: 原料価格上 ⽔産:連結調整
 2018年3⽉期                                                                                2019年3⽉期
            の販売単価上昇、     拡⼤による増収    販売増や広告宣伝      斃死による販売数  ぐろなどが苦戦     昇などで減益   たな卸資産の
  第3四半期                                                                                   第3四半期
             労務コスト削減                 費の削減で増益     量の⼤幅減少に加 グループ: 漁撈は増 グループ: コンビニ増 未実現利益等
            ⾷品︓原価率改善                             え、販売価格が下落 益、国内養殖はコス 店効果もあり、チルド
               で増益                                           ト増で減益      事業が好調                       4
連結貸借対照表(前期末比)
◆売掛債権・在庫が増加。
 ( )内の数字は前期末⽐増減                                (単位:億円)



  流動資産 2,712(+181)          流動負債 2,240(+112)
                            ⽀払⼿形及び買掛⾦ 523 (+76)
  現⾦及び預⾦        140(▲86)
                            短期借⼊⾦        1,275(+124)
  受取⼿形及び売掛⾦ 1,067(+220)
                            その他            109(▲58)
  棚卸資産         1,298(+75)

                            固定負債 1,110(▲12)
  固定資産 2,333(+42)           ⻑期借⼊⾦          870(▲17)

   有形固定資産      1,347(+20)
                            純資産       1,695(+124)
   無形固定資産       108(▲7)
                            ⾃⼰資本          1,499(+121)
   投資その他の資産     877(+29)
                                    ⾃⼰資本⽐率
  総資産       5,046(+224)      ʼ18/3 28.6% ⇒ʼ18/12 29.7%
                                                         5
連結キャッシュ・フロー(前年同期比)

 ◆運転資本の増加に伴い、営業CFが減少。
                                       (単位︓億円)

                  2019年3⽉期 2018年3⽉期
                                        増減
                  第3四半期実績 第3四半期実績
・税⾦等調整前四半期純利益           230      248      ▲ 18
・減価償却費(のれん償却含む)         135      131         4
・運転資本                 ▲ 213    ▲ 149      ▲ 63
・法⼈税等の⽀払額              ▲ 70     ▲ 51      ▲ 18
・その他                   ▲ 62     ▲ 71         9
営業活動によるCF               19      106      ▲ 87
・設備投資額(固定資産取得額)       ▲ 154    ▲ 206          51
・その他                     41       42         ▲ 0
投資活動によるCF            ▲ 113    ▲ 163          50
・短期借⼊⾦の増減額              149      385     ▲ 236
・⻑期借⼊⾦の増減額             ▲ 39    ▲ 254       214
・その他                   ▲ 34     ▲ 39         4
財務活動によるCF               74       92      ▲ 17
現⾦及び現⾦同等物の期末残⾼         223      290
                                                   6
連結借入金・純金利負担

◆前年同期⽐70億円弱借⼊⾦を圧縮。
(単位︓億円)       2,500                                     前年同期
                                                        ⽐増減
  短期借⼊⾦
              2,000
  ⻑期借⼊⾦
              1,500
                              1,567    1,150   1,275
                      1,384                             ▲292
              1,000


               500
                      693              888     870      +226
                              644
                 0
                      '17/3   '17/12   '18/3   '18/12



借⼊⾦合計                 2,077   2,211    2,038    2,145    ▲66
 短期借⼊⾦                1,384   1,567    1,150    1,275    ▲292
 ⻑期借⼊⾦                693      644      888      870     +226
純⾦利負担                 10.4     8.6      8.8      7.6
対営業利益純⾦利負担率            5%      4%       4%       4%
 ⽀払利息                 21.7    15.3      20.0     13.3
 受取利息                  2.3     2.6      3.5      1.4
 受取配当⾦                 8.8     4.0      7.6      4.2
                                                                7
水産事業

◆北⽶・欧州事業や漁撈事業は増益も、南⽶鮭鱒養殖事業の影響に加え、国内養殖事業の
 コスト増もあり減益。
                  2019年3⽉期   2018年3⽉期   対前年同期⽐増減     2019年3⽉期   進捗率
        (単位︓億円)
                  第3四半期      第3四半期      (億円)   (%)    年間計画      (%)

         売上⾼       2,233      2,170       63 102.9    2,882 77.5
         営業利益          97       110      ▲13 88.0         98 99.6

                        (単位︓億円)          <国内⽔産物市況 鮭鱒            (財務省貿易統計より算出)> (単位︓円/kg)




売
上
⾼



                        (単位︓億円)
                                                     ⽩⾝⿂を中⼼とした
 営                                                    ⽔産加⼯会社
 業
 利
 益                                                                              通年で安定
                                                                                した美味しさ
                                                                                を提供する
                                                                                「⿊瀬ぶり」
                                                                                         8
水産事業 売上高・営業利益(前年同期比)
売上⾼(折れ線グラフ)                       (単位:億円)                             営業利益(棒グラフ)
1,800                                                                          90     主な増減要因
         漁業            養殖          加⼯・商事              ニッスイ              連結            【漁業】(増収増益)
1,600                                                                          80
                                                       個別               調整            ・⽇本︓かつおやさば等の漁獲好調
1,400
                                             1,272
                                                                               70     ・南⽶︓漁獲増・販売価格上昇
                                    1,236
1,200                                                1,106    1,137            60     【養殖】(減収減益)
                                                                                      ・国内養殖事業
1,000                                                                          50
                                                                                       ぶり︓販売尾数増、販売価格上昇
  800                                                                          40      まぐろ︓販売価格低迷に加え⾚潮被害
                                                                      たな卸資産の
  600                                                                          30
                                                                                       等による影響
                                                                      未実現利益、
                      364                                                              鮭鱒(銀鮭)︓⽣産コスト増
                            307                                       のれん償却等
  400                                                                          20     ・南⽶鮭鱒(トラウト)養殖事業
                                                                      含む
  200    110   135                                                             10      販売数量⼤幅減・販売価格下落
                                                                                      【加⼯・商事】(増収増益)
   0                                                                           0
                                                                                      ・⽶国加⼯事業
▲200                                                                           ▲ 10    販売単価上昇やコスト削減で増益
▲400                                                                           ▲ 20
                                                                                      ・ニッスイ個別
        営業利益計                                                                          すりみ等好調、鮭鱒・えび等で苦戦
▲600                                                                           ▲ 30
        ▲7 8         72     23     24       35       27      19                                   61           (単位︓億円)
▲800                                                                           ▲ 40
                                                                                      【チリ鮭鱒養殖】

                     ※グラフ下部の斜体数値は機能別営業利益合計数値                                           事業損益
                                                                                                                9
                                                                                                          54
                                                                                      在池⿂評価損益
                                                                                      (IFRS評価)
                                                                                                                    17 26
                                                                                             ※1
※1 国際財務報告基準(IFRS)に基づき四半期決算毎に出荷・販売前の養殖⿂(在池⿂)の
   時価評価を⾏い、営業損益に計上しております。                                                               連結調整
                                                                                         ※2       ▲6
※2 南⽶鮭鱒養殖事業の在庫に含まれる未実現利益の調整。                                                                      ′18/3        ′19/3     9
水産事業 ニッスイ個別(前年同期比)

 ◆⼀部の主要⿂種は通期で減益なものの、直近では回復傾向。
<売上⾼(⽉別)>                <主要⿂種別 売上⾼(前年同期⽐)>

               (単位︓億円)                        (単位︓億円)
                                               (単位︓億円)
                                     ※飼料油飼計︓飼料・⿂油・ミールの合計




<営業利益(四半期別)>
                         <主要⿂種 利益進捗率(前年同期⽐) >
               (単位︓億円)




                                                           10
食品事業
◆北⽶事業やチルド事業が増益。原料価格や物流費などの影響が出始めてきている。
                 2019年3⽉期   2018年3⽉期   対前年同期⽐増減     2019年3⽉期   進捗率
       (単位︓億円)
                 第3四半期       第3四半期     (億円)   (%)    年間計画      (%)

        売上⾼       2,616      2,462      154 106.3    3,382     77.4
        営業利益        103        102        0 100.4      124     83.4
                            (単位︓億円)       <冷凍すりみ輸⼊価格推移            (財務省貿易統計より算出)>

                                                               (単位︓円/kg)
売
上
⾼




                            (単位︓億円)

 営
 業                                       <チルド⼯場新設(群⾺県伊勢崎市)>
 利                                        2019年1⽉より稼働
 益


                                                                               11
  食品事業 売上高・営業利益(前年同期比)

  売上⾼(折れ線グラフ)                              (単位:億円)                       営業利益(棒グラフ)
  2,750                                                                                       55
                   加⼯                    チルド           ニッスイ個別                    連結
  2,500
                                                                                 調整
                                                                                              50     主な増減要因
  2,250                                                                                       45     【加⼯】(増収減益)
                                                                                                     ・北⽶
  2,000                                                                                       40
                                                       1,738
                                                                1,837                                 家庭⽤冷凍⾷品はコスト削減で増益
  1,750                                                                                       35     ・ヨーロッパ
  1,500                                                                                       30      ⽣産体制の整備が進み、チルド商品を
                                                                                                      中⼼に増収となるも、原料価格上昇に
  1,250                                                                                       25
                     1,001                                                                            より利益は前年並み
               961
  1,000                                                                                       20     ・⽇本
   750                           616
                                           679                                                15      冷凍⾷品は⽶飯や野菜を中⼼に伸⻑
   500                                                                                        10
                                                                                                      したが、すりみなどの原料価格の上昇な
                                                                                                      どにより減益
   250                                                                                        5

     0     '18/3        '19/3    '18/3         '19/3    '18/3    '19/3   '18/3        '19/3
                                                                                              0      【チルド】(増収増益)
 ▲250                                                                                         ▲5
                                                                                                     ・コンビニエンスストア再編による供給店舗
          営業利益計                                                                                       増加に加え、おにぎり・麺・弁当類の販売
 ▲500                                                                                         ▲ 10
                                                                                                      が伸⻑
          29         32         23         26          47       43
 ▲750                                                                                         ▲ 15

▲1,000                                                                                        ▲ 20


          ※グラフ下部の斜体数値は機能別営業利益合計数値
                                                                                                                        12
食品事業 ニッスイ個別(前年同期比)

◆各カテゴリーで増収となるも、すりみや⽶などの原料価格の上昇などの影響あり。
<売上⾼(⽉別)>                 <カテゴリー別 売上⾼(前年同期⽐)>
                (単位︓億円)
               (単位︓億円)
                                                (単位︓億円)




<営業利益(四半期別)>              <主要カテゴリー 利益進捗率(前年同期⽐) >
               (単位︓億円)




                                                          13
ファインケミカル事業

◆国内外の機能性原料販売の拡⼤に加え、広告宣伝費の削減により増益。
                  2019年3⽉期   2018年3⽉期   対前年同期⽐増減        2019年3⽉期   進捗率
        (単位︓億円)
                  第3四半期       第3四半期     (億円)    (%)      年間計画      (%)

         売上⾼         195        189        6 103.4         265 74.0
        営業利益           19         13       6 144.7           29 67.7
                             (単位︓億円)
                                               主な増減要因
                                           【ニッスイ個別】
    売                                      ・機能性原料︓国内外で販売増加
    上                                      ・機能性⾷品︓通販事業の広告宣伝費の削減
    ⾼                                      【グループ】
                                           ・海外販売好調も、事業の⾒直し(化粧品事業売却)
                                            の影響などにより減益


                             (単位︓億円)
                                                      記憶⼒の維持
営                                                     をサポートする
業                                                     DHA飲料        <EPA・DHA商品展開>
利                                                                        既存の主な商品群
益
                                                      スポーツをす
                                                      る⽅をEPAで
                                                      サポート
                                                                                    14
物流事業

◆平和島冷蔵庫の営業再開もあり増収。
              2019年3⽉期   2018年3⽉期   対前年同期⽐増減      2019年3⽉期   進捗率
       (単位︓億円) 第3四半期     第3四半期                     年間計画
                                    (億円)   (%)               (%)

        売上⾼      128        125        2 102.1       166     77.2
       営業利益        16         16      ▲0 99.3          19    87.2

                             (単位︓億円)
                                                 主な増減要因

 売                                               ・平和島冷蔵庫の営業再開もあり増収
 上                                               ・労務費や電⼒料などのコスト増加
 ⾼

                                                 <⽇⽔物流・平和島物流センター>

                              (単位︓億円)

  営
  業
  利
  益
                                                                    2018年3⽉
                                                                     より再稼働 15
2018年度年間計画
◆年間計画に対し順調に推移しているが、今後は原料価格上昇など厳しい事業
 環境が予想される。



          2019年3⽉期   2018年3⽉期    対前期⽐増減
                                                主な増減要因
(単位︓億円)    11/5発表      実績       (億円)   (%)
 売上⾼         7,065      6,772   292 104.3
 営業利益          220        232   ▲12 94.7
 経常利益          235        245   ▲10 95.6
 (特別損益)       (▲8)       (15) (▲23)          投資有価証券売却益(▲43)
 当期純利益         160        172   ▲12 92.8




                                                          16
水産事業の打ち手(養殖事業の進化・拡大)


          南⽶養殖事業: 稚⿂斃死の影響は昨年7⽉以降正常化
                  漁場の拡⼤による⽣産数量増
 ⽔産       国内養殖事業: ⽣産性改善や差別化を進める
                                「進化と拡⼤」

    更なる種苗管理                産地加⼯品⽐率向上      新規取組
                                          ⽣鮮流通
                                          可能な⾼鮮
                                          度国産バナ
                                          メイえび

採卵の多回数化    育種による性能向上
          (2018年11⽉ 採卵センター竣⼯)


                          利便性と美味しさアップ
安定した飼育      養殖コストの        相場に左右されにくい
期間の確保                                 刺⾝や寿司に最適
              削減            収益構造へ     早期成⻑で脂のりの良い状態に 17
水産事業の打ち手(ライフスタイルの変化に対応)


               ライフスタイルの変化に対応し、加⼯度を⾼めた
               ⽔産品を拡⼤
 ⽔産                   より⾷べやすい商品・原料相場や市況
                      に左右されにくい商品の展開。

             ⿂の美味しさを引き出した新商品                   トラウトサーモンを
                                               レモンソースに漬
                                               けたマリネ




 ⾃然解凍で⾷べられるさわら⻄京焼き   フライパンで調理でき野菜も摂れる味付けえび商材

                                                       18
食品事業の打ち手(工場生産性・効率性向上)


         原料価格の上昇による影響などを⽣産・販売両⾯でカバー

  ⾷品          設備投資(⾃動化・増産など)による⽣産性向上
              商品の価格改定による収益性の改善




               2019年1⽉から稼働

枝⾖⽣産新⼯場の本    需要拡⼤に対応した⽣      混ぜご飯タイプの製品も   新⼯場建設で、⽩⾝⿂
格稼働による⽣産強化   産能⼒増強と、省⼈化      ⽣産可能にし、⽣産商    に加え、えび加⼯品など
             による⽣産効率化        品群の幅を広げ、消費    商品カテゴリーを拡⼤
                             者需要に対応
                                                     19
価格改定について(日本)

世界各国での引き合い増加による原材料価格の⾼騰や、⼈件費の増加など
のコスト上昇もあり、⼀部商品の価格改定を実施予定

               <対象商品>

  家庭⽤⾷品   ちくわ・揚げ物などの練り製品、フィッシュソーセージ

  業務⽤⾷品   いか唐揚げ・⽩⾝⿂フライ・コロッケなど



     <実施時期>
2019年3⽉1⽇出荷分より随時

                                      20
食品事業の打ち手(ライフスタイルの変化への対応)


             新商品コンセプト:
               尖りと差別化で、⾷シーンを豊かにする⾷卓応援団
   ⾷品           「多様なライフスタイル」「健康訴求」「減少する⿂⾷」
                など、簡単・便利な惣菜ニーズに対応した商品を展開

   ライフスタイルの変化          健康訴求                 ⼿軽におさかな
調理の⼿間を軽減できる商品を提案   ⼥性をターゲットにした商品提案        ⼿軽で美味しい⽔産品を提供
                                                 国産いわし使⽤
                                                 のオイル漬け⽸詰




 レンジ加熱で本格
                              ⾷物繊維の多い
中華が味わえるキット
                              もち⻨⼊りおにぎり
                                             調理例: いわしのアヒージョ
                                                              21
 ファインケミカル事業の打ち手(海外展開)


     ⾷品
     ファイン
             海外: REDUCE-ITの結果により循環器系疾患に⾼純度EPAの
                  有効性が確認されたことで、EPA需要が⾼まる
                  欧州での粉乳向けDHA義務化への対応
     ケミカル    国内: 健康需要の更なる⾼まりに対応

      2018年の欧州の販売規模は5年
      前と⽐較して約2倍に拡⼤
(単位︓百万円)      機能性油脂エリア別売上推移




                                     世界的なEPA・DHA
                                      の需要増に対応
                                欧州        アジア      ⽶国
                              新規制により粉    ⾼純度EPAの ⾼純度EPA有
                              ミルクへのDHA   試験開始による 効性結果報告
                               添加義務化      新規開拓   による市場拡⼤
                                                           22
第3四半期の主な動き

⽔源や海を守るための森林保      養殖すまの出荷開始                CSR活動の取組を掲載したサス
全活動スタート (⿃取県⼤⼭隠岐   すま…脂のりが良く、まぐろの⼤トロや中トロに   テナビリティレポート2018を発⾏
         国⽴公園内)       似た味わいが楽しめる




CSR                ⽔産                       CSR

取組の背景・⽬的                             ⽔産                  ⾷品
ニッスイグループは「豊かな海を    「船上⼭採卵センター」竣⼯                  春夏新商品発表
守り、持続可能な⽔産資源の      (銀鮭の種苗⽣産)
                                                       鯖や監修のさば
利⽤と調達を推進する」ことを掲                                         のみりん漬け
げている。
この⽬標に向
けた活動の
                                             業務⽤⼤粒
⼀環。                                          ⾁シューマイ
                                                             23
直近の主な動き(海外)

 本社⼯場への⽣産性向上投資       海外グループ会社でも、様々なCSR活動を展開
 を開始
                                 (⽶国)
⽣産⼯程の⾃動化と
多品種少量⽣産へ
の対応  (イメージ図)



⾷品
                      準絶滅危惧種の渡り⿃「フエコチドリ」の保護
フランスの冷凍・チルド会社が31%の
株式を保有するえび加⼯会社の新⼯                  (タイ)
場稼働



                                  天然素材の
                                   ダムづくり
⾷品                                      清掃活動   24
                                               •24
【参考】 連結損益計算書(前年同期比)

◆前年同期⽐で増収・減益。
                 2019年3⽉期 2018年3⽉期
                                        増減          主な増減要因
                 第3四半期実績 第3四半期実績

 売上⾼                   5,432    5,120    311
 売上総利益                 1,094    1,089      4
  販売費・⼀般管理費              895      885      9
 営業利益                    198      204    ▲5
  営業外収益                   43       23     20 持分法による投資利益(+15)
  営業外費⽤                   14       15    ▲1
 経常利益                    228      211     16
  特別利益                     5       50   ▲ 45 投資有価証券売却益(▲41)
  特別損失                     3       13   ▲ 10 災害による損失(▲6)
 税⾦等調整前四半期純利益            230      248   ▲ 18
  法⼈税等                    46       74   ▲ 28
  法⼈税等調整額                 24        3     20
 四半期純利益                 159      170    ▲ 11
  ⾮⽀配株主に帰属する
                          6        6         0
  四半期純利益
 親会社株主に帰属する
                        152      163    ▲ 11
 四半期純利益

※第1四半期連結会計期間より、在外⼦会社等の収益及び費⽤については、各社の決算⽇の直物為替相場により円貨に換算する⽅法から、
期中平均為替相場により円貨に換算する⽅法に変更したため、遡及適⽤後の数値で前四半期連結累計期間との⽐較を⾏っている。       25
【参考】為替換算による影響額(売上高)

◆⽶ドルで⼤きな影響はあるも、通貨全体としては微増収
                2019年3⽉期         2018年3⽉期
                                                 前年同期⽐増減           増減内訳(億円)
  主要在外会社の        第3四半期            第3四半期
  為替換算レート
               現地通貨 円貨(億円) 現地通貨 円貨(億円) 現地通貨 円貨(億円) 現地通貨                  為替影響

  USD(百万ドル)      815    893       876     981       ▲60   ▲87      ▲68    ▲19

 EUR(百万ユーロ)      193    252       172     215        21       37    26     10

 DKK(百万クローネ)   2,385    418     2,174     366       211       51    35     15

   その他通貨          -     179        -      145        -        33    31        2

     計                 1,744             1,708                35    25     10

                            2019年3⽉期     2018年3⽉期
【参考︓為替レート】                                            変動率
                             第3四半期        第3四半期
                ⽶ドル(USD)       109.63円    111.81円     ▲2.0%

                ユーロ(EUR)       130.62円    125.24円     4.3%
                デンマーククローネ
                               17.53円      16.84円     4.1%
                  (DKK)                                                           26
【参考】 セグメントマトリックス 売上高(前年同期比)

◆⽇本・欧州が伸⻑。
(単位:億円)
              日本                 北米                南米               アジア          ヨーロッパ              仮計             連結調整             連結 計

          1,890    (50)    339    (▲22)      146    (▲42)      58     (▲2)      418   (51)    2,853      (36)   ▲620     (26)    2,233   (63)
水産事業
          1,839            361               188               61               366           2,817             ▲647             2,170

          2,783    (162)   405    (▲15)                        55         (7)   315   (59)    3,560   (212)     ▲943     (▲58)   2,616   (154)
食品事業
          2,621            421                                 48               255           3,347             ▲885             2,462

 ファイン      213      (7)                                         3     (▲0)                    217        (7)     ▲21     (▲0)    195      (6)
  事業       206                                                  3                             209                ▲20             189

           242     (13)                                                                       242        (13)   ▲114     (▲10)   128      (2)
物流事業
           229                                                                                229               ▲103             125

 その他       322      (3)                                         1     (▲0)                    323        (3)     ▲64     (82)    258     (85)
 事業        318                                                  1                             320               ▲147             172

          5,452    (236)   744    (▲38)      146    (▲42)      118        (4)   733   (111)   7,196   (272)
 仮計
          5,215            782               188               114              622           6,924

          ▲1,468    (0)    ▲112       (▲0)   ▲89        (37)   ▲82    (▲1)      ▲11    (2)                      ▲1,763   (39)
連結調整
          ▲1,468           ▲112              ▲126              ▲81              ▲13                             ▲1,803

          3,984    (237)   632    (▲38)       57    (▲4)       35         (3)   722   (113)                                      5,432   (311)   ※1
 連結 計
          3,746            670                61               32               608                                              5,120


※上段は当期累計実績、下段は前年同期実績、右肩括弧内は増減を表わす。
※連結調整にはグループ間取引による売上高消去が含まれる。
※1)前年同期実績比増収+311億円の主な内訳:
    +236億円 (日本の増収)
    +35億円 (海外グループ会社における増収。内訳はP.26を参照)
    +39億円 (連結調整)
                                                                                                                                                  27
【参考】 セグメントマトリックス 営業利益(前年同期比)

◆南⽶エリアで減益。
(単位:億円)
          日本         北米          南米          アジア        ヨーロッパ        全社経費          仮計          連結調整        連結 計         営業利益率(%)
        34   (▲3)   20   (8)    19   (▲38)   0   (▲0)   11   (2)                  85   (▲30)11     (17)    97   (▲13)    4.4   (▲0.7)
水産事業
        38          11          57           0           8                       116        ▲5            110            5.1
        71   (▲2)   10   (2)                 6   (2)    13   (▲0)                102    (1)  1    (▲1)    103   (0)      4.0   (▲0.2)
食品事業
        73          8                        4          13                       100        2             102            4.2
 ファイン   18   (6)                             0   (▲0)                             19    (6)  0    (▲0)     19   (6)     10.0   (2.9)
  事業    12                                   0                                    13         0             13            7.2
        16   (0)                                                                  16    (0)  0    (▲0)     16   (▲0)    12.9   (▲0.4)
物流事業
        16                                                                        16         0             16           13.3
 その他     8   (▲4)                            0   (▲0)                              8   (▲4) ▲0     (4)      8   (▲0)     3.4   (▲2.0)
 事業     13                                   0                                    13        ▲4              9            5.3
                                                                    ▲47   (2)    ▲47    (2)  0    (▲0)    ▲46   (2)
全社経費
                                                                    ▲49          ▲49         0            ▲49
        150 (▲4)    30   (10)   19 (▲38) 7 (1) 24            (2)    ▲47   (2)    186   (▲25)
 仮計
        154         19          57       6     22                   ▲49          211
         2   (3)    2    (1)    8 (14) ▲0 (▲1) ▲0            (1)    ▲0    (▲0)                 12 (20)
連結調整
        ▲1          0           ▲5       0     ▲1                    0                         ▲7
        152 (▲0)    33   (12)   28 (▲23) 7 (0) 24            (3)    ▲47   (2)                             198 (▲5)      3.7    (▲0.3)
連結 計
        153         20          51       7     20                   ▲49                                   204           4.0
※上段は当期累計実績、下段は前年同期実績、右肩括弧内は増減を表わす。
※連結調整にはのれん償却、たな卸資産の未実現利益消去等が含まれる。 
※第1四半期連結会計期間より、セグメント別の経営成績をより適切に把握するため、セグメントに帰属する販売費及び一般管理費の配賦基準を
  見直しており、遡及適用後の数値で前四半期連結累計期間との比較を行っている。
                                                                                                                                        28
見通しに関する注意事項
本資料に記載されている、当期ならびに将来の業績に関する⾒通し等は、現在⼊⼿可能な情報
に基づき当社の経営者が合理的と判断したものであり、これらの達成を保証するものではありませ
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実際の業績は、様々な要因により、⾒通し等とは⼤きく異なることがあります。その要因としては、
市場の経済状況および製品の需要の変動、為替相場の変動、国内外の各種制度や法律の改
定などが含まれます。
従いまして、本資料の利⽤は、利⽤者の判断によって⾏いますようお願い致します。本資料の利
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⽇本⽔産株式会社
2019年2⽉5⽇
証券コード︓ 1332
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03-6206-7057
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                                                29