1332 日水 2021-11-05 13:00:00
2022年3月期 第2四半期決算 決算短信補足資料 [pdf]
2022年3月期 第2四半期
決算短信補足資料
(注)「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号2020年3月31日)等を
第1四半期連結会計期間の期首から適用しており、当該会計基準等を遡って適用した
前年同四半期連結累計期間及び前連結会計年度との比較・分析を行っております。
2021年11月5日
2022年3月期第2四半期 サマリー
昨年の反動もあり海外水産・食品および国内水産が好調で大幅な増
収増益。事業環境の変化が目まぐるしく不安材料は残るが、上期の好
調を受け年間計画を上方修正、中間配当も前期比2円増配する。
2021年3月期 2022年3月期 対前年同期比 <配当推移>
第2四半期 第2四半期 増減 増減率(%)
(単位:億円)
売上高 3,002 億円 3,396 億円 393 億円 13.1
営業利益 69 億円 138 億円 69 億円 100.6
経常利益 89 億円 161 億円 72 億円 81.5
四半期
純利益
49 億円 114 億円 64 億円 128.7
2
2022年3月期第2四半期 セグメント別概況
為替の影響もあり水産・食品事業とも大幅増収。
2021年3月期 2022年3月期 対前年同期比増減
第2四半期 第2四半期
(単位:億円) (億円) 率(%)
売上高 3,002 3,396 393 13.1
水産事業 1,206 1,356 149 12.4
食品事業 1,502 1,661 158 10.5
ファインケミカル事業 120 162 41 34.7
物流事業 84 79 ▲4 ▲5.3
その他 88 136 48 54.3
営業利益 69 138 69 100.6
水産事業 17 50 33 185.4
食品事業 65 94 29 45.1
ファインケミカル事業 9 17 7 75.7
物流事業 9 10 0 9.7
その他 3 4 0 19.6
全社経費 ▲36 ▲38 ▲1 5.4
経常利益 89 161 72 81.5
親会社株主に帰属する四半期純利益 49 114 64 128.7 3
主な営業利益増減要因(前年同期比)
行動制限が緩和され業務用の販売が戻り始めるなか、家庭用はやや
ペースダウンも堅調、国内養殖やチルドの体質強化も進み前年同期比
約2倍の増益となった。
水産 水産 水産 食品 食品 ファイン 連結調整
(単位:億円)
漁業・養殖 南米養殖 加工・商事 (日本のチルド除く) チルド
(南米養殖除く) 未実現利益
の調整を含む 24
24
海外 28
国内 ▲3
国内 16
海外 3
国内養殖 販売数量
。 国内外とも 北米は業務 適切な人 PCR検査
営業 は養殖成 が増加し、 鮭鱒や白身 用の需要回 員配置等 薬が堅調 営業
利益 績の改善 在池魚評 魚など需要 復もあり増 の経費削 に推移した 利益
に加え、コ 価もプラス 増と価格アッ 益。欧州は 減効果とチ ことに加え、
スト削減も だが未実 プがあり好調。 代替タンパ ルド弁当や 通販が好
あり増益。 現利益の 北米加工は ク伸長や販 おにぎりの 調。
国内漁業 調整を含 コロナの影響 売エリア拡 販売回復
2021年3月期 は漁獲低 めると前年 で生産減。 大などにより で増益。 2022年3月期
第2四半期 調。 並み。 増益。 4
第2四半期
連結貸借対照表(前期末比)
季節要因もあり運転資本が増加。
( )内の数字は前期末比増減 (単位:億円)
流動負債 1,725 (+188)
流動資産 2,576 (+257) 支払手形及び買掛金 468 (+51)
短期借入金 839 (+153)
現金及び預金 150 (+40)
未払費用 227 (▲1)
受取手形及び売掛金 872 (+112)
棚卸資産(在庫) 1,384 (+93)
固定負債 1,318 (▲21)
長期借入金 1,079 (▲42)
固定資産 2,491 (+54)
純資産 2,022 (+145)
有形固定資産 1,491 (+17)
無形固定資産 111 (+13) 自己資本 1,836 (+142)
投資その他の資産 888 (+24)
自己資本比率
総資産 5,067 (+312) '21/3 35.6% ⇒ '21/09 36.2%
5
連結キャッシュ・フロー(前年同期比)
運転資本の増加があるなか営業CFはプラスを確保。
2021年3月期 2022年3月期
増減
(単位:億円) 第2四半期実績 第2四半期実績
・税金等調整前四半期純利益 79 164 84
・減価償却費(のれん償却含む) 97 96 ▲0
・運転資本 ▲4 ▲ 109 ▲ 105
・法人税等の支払額 ▲ 13 ▲ 43 ▲ 29
・その他 ▲ 11 ▲ 32 ▲20
営業活動によるCF 146 74 ▲ 72
・設備投資額(固定資産取得額) ▲ 143 ▲ 96 46
・その他 46 ▲0 ▲ 46
投資活動によるCF ▲ 96 ▲ 96 0
・短期借入金の増減額 ▲ 278 106 385
・長期借入金の増減額 124 ▲ 21 ▲ 145
・その他 ▲ 22 ▲ 23 ▲1
財務活動によるCF ▲ 176 61 238
現金及び現金同等物の期末残高 188 189
6
水産事業 売上高・営業利益(前年同期比)
国内養殖は概ね全ての魚種において養殖成績の改善が見られたうえ、
まぐろ養殖2社の協働も進み増益。商事は国内外とも市況に恵まれ増
収増益。
(単位:億円)
(単位:億円)
売上高(四半期別) (単位:億円)
営業利益(四半期別)
7
水産事業 売上高・営業利益(前年同期比)
養殖はオペレーション改善によるコスト削減と数量増により好転。商事
は国内外で白身魚や鮭鱒などが好調。一方、漁業や北米加工は苦戦。
< 国内水産物市況 鮭鱒 >
営業利益 (単位:億円) 売上高
(棒グラフ) (単位:円/kg) (財務省貿易統計より算出)
(折れ線グラフ)
国内
北米
南米
欧州
その他
< ニッスイ個別 主要魚種別 売上高 >
(単位:億円)
営業利益計
▲7 ▲9 ▲3 23 16 36
8
南米鮭鱒養殖について
未実現利益を含めた南米養殖事業の利益は、ほぼ前年並み。
※1 在池魚評価損益
【南米鮭鱒養殖】 (単位:億円)
生簀にいる出荷前の魚(在池魚)
在池魚評価損益 の想定利益
(IFRS評価)※1
9
事業損益
12
12 13
11
未実現利益の調整
▲1
※2
▲9 ▲0
′21/3 ′22/3
グループA社 ニッスイ 当社
※2 在庫に含まれる グループ
グループ外に販
在庫で 売した段階で利
未実現利益の調整 A社は出荷した グループ内に留まると 益が実現する
段階で売上・利益 未実現の利益は消去
当社の
計上
A社の ① 利益
+ 利益 A社の利益
帳簿
価額
9
食品事業 売上高・営業利益(前年同期比)
海外は行動制限の緩和に伴い業務用が好転も家庭用はリバウンド消
費に落ち着きが見られ始めた。チルドは生産体制の適正化により回復。
(単位:億円)
(単位:億円)
売上高(四半期別) (単位:億円)
営業利益(四半期別)
10
食品事業 売上高・営業利益(前年同期比)
欧米は家庭用・業務用ともコロナ以前よりも伸長。国内は販売好調も
すりみなどの原料価格上昇や為替影響などにより減益。
< 冷凍すりみ輸入価格推移 >
営業利益 (単位:億円) 売上高 (単位:円/kg)
(棒グラフ) (折れ線グラフ)
国内
北米 (財務省貿易統計より算出:すけそうだら)
欧州
その他
< ニッスイ個別 カテゴリー別 売上高 >
(単位:億円)
子会社吸収
合併影響
営業利益計
58 82 4 13
11
ファインケミカル事業 売上高・営業利益(前年同期比)
診断薬・検査薬ビジネスは、PCR検査薬や海外向け培地の販売が寄
与し増収増益。健康食品の通信販売も堅調に推移。
2021年3月期 2022年3月期 対前年同期比増減
(単位:億円) 第2四半期 第2四半期 (億円) 増減率(%)
売上高 120 162 41 34.7
営業利益 9 17 7 75.7
(単位:億円)
売上高(四半期別) (単位:億円)
営業利益(四半期別)
12
物流事業 売上高・営業利益(前年同期比)
一部事業の譲渡により減収も、経費削減効果により増益。
2021年3月期 2022年3月期 対前年同期比増減
(単位:億円) 第2四半期 第2四半期 (億円) 増減率(%)
売上高 84 79 ▲4 ▲5.3
営業利益 9 10 0 9.7
(単位:億円)
売上高(四半期別) (単位:億円)
営業利益(四半期別)
13
今後の見通し・取組み
14
2022年3月期 通期見通し
海外の「食」のリバウンド消費が落ち着き始めたうえ、人件費や原料等
のコストアップ、サプライチェーンの停滞など懸念はあるが、体質強化の取
組みも進みつつあることから、年間計画を上方修正する。
2022年3月期
2021年3月期 2022年3月期 対前期比 対期初計画比
期初計画
前年実績 修正計画 増減 増減率(%) 増減
(単位:億円) (5月発表)
売上高 6,150 億円 6,730 億円 579 億円 9.4 6,420 億円 310 億円
営業利益 179 億円 245 億円 65 億円 36.1 200 億円 45 億円
経常利益 226 億円 280 億円 53 億円 23.5 230 億円 50 億円
当期
純利益
143 億円 170 億円 26 億円 18.1 150 億円 20 億円
15
2022年3月期 通期見通し
主要3事業が好調。
2021年3月期 2022年3月期 対前年比増減
(単位:億円)
実績 修正計画
(億円) 増減率(%)
売上高 6,150 6,730 579 9.4
水産事業 2,497 2,750 252 10.1
食品事業 3,011 3,240 228 7.6
ファインケミカル事業 260 320 59 22.8
物流事業 166 160 ▲6 ▲4.0
その他 213 260 46 21.8
営業利益 179 245 65 36.1
水産事業 58 116 57 97.8
食品事業 140 149 9 6.7
ファインケミカル事業 23 34 10 42.4
物流事業 22 22 ▲0 ▲0.0
その他 7 6 ▲1 ▲19.9
全社経費 ▲72 ▲83 ▲10 14.5
経常利益 226 280 53 23.5
親会社株主に帰属する当期純利益 143 170 26 18.1
16
2022年3月期 下期見通し 営業利益(前期比)
基本的な流れは上半期と変わらないが、人件費・原料等の高騰やサプ
ライチェーン停滞によるコストプッシュ圧力が強く、国内外とも食品が苦戦。
国内水産は、魚価を含め環境変化リスクを織り込んだ。
水産 水産 水産 食品 食品 ファイン 全社経費
漁業・養殖 南米養殖 加工・商事 (日本のチルド除く) チルド 連結調整
(南米養殖除く) 未実現利益
(単位:億円)
の調整を含む 4
海外 11
国内 ▲10
国内 ▲7
海外 ▲8
国内養殖は 販売数量 (商事)海外 海外は値上 人員調整 海外向け
養殖成績の の増加に は販売好調 げにより人件 などの経費 培地などの
改善に加え、 加え、販売 費増などの影 削減効果 販売に加
営業 継続。国内
響を軽減も、 営業
出荷魚体重 単価アップ は減益。 が一巡。 え通販も
利益 増加による を見込み (加工)北米 原料調達不 好調を継 利益
安があり販売
単価アップを 増益。 はすりみが 続。高純
を抑制。国内
見込む。漁 堅調なこと 度EPAの
は原料高で
業は漁獲回 などもあり赤 苦戦。 輸出もス
2021年3月期 復を期待。 字幅縮小。 タート。 2022年3月期
実績 修正計画 17
下期以降の見通し(水産事業) ①
養殖のコスト削減施策などの効果を見込み増収増益。
2021年3月期 2022年3月期 対前期比増減
下期実績 下期修正計画 (億円) 増減率(%)
売上高 1,290 1,393 102 8.0
営業利益 41 65 24 59.7
<下期以降のポイント>
<養殖>
生産管理の強化→在池魚の出荷抑制などの管理強化により魚体重を増加し、
ぶり・鮭鱒:
原価低減効果と単価アップを見込む。
コスト削減→2社協働によるコストダウン施策の取組み、自然災害対策などリス
まぐろ:
ク管理の徹底、両社の漁場を再評価し適正な漁場の使用などをすすめる。
<販売> 12月末までは国内外とも堅調を見込むも、国内は年明け以降の環境変化を懸念。
北米の加工事業はすりみ価格のアップに加え、小型魚をすりみ原料に可能な限
<加工>
り使用するなど、価値を高める対応で赤字幅を縮小。
18
下期以降の見通し(水産事業) ②
フィージビリティスタディの事業化を急ぎ、養殖事業の拡大を図る。
鮭鱒:岩手県で事業化実験2年目の えび:陸上養殖
水揚げも順調。 サステナビリティに対応した養殖を試験中。
10月1日に新おおつち漁協がさけ・ます 「国産・高鮮度」を謳い、鹿児島県産・生鮮
養殖の区画漁業権免許を取得。 品「白姫えび」ブランドとして差別化を図る。
<国内鮭鱒養殖拠点>
産地を組み合わせることで、
マーケットに合わせた最適な
岩手・大槌
サプライチェーンが連携する
ビジネスモデルを構築する。
新潟・佐渡
鳥取・境港
頴娃実証試験施設 バナメイエビ閉鎖循環式養殖
事業化に向けて 技術・ノウハウを蓄積し、規模拡大・
更なる拡大のための準備を進める 他エリア・他魚種への展開を目指す
19
下期以降の見通し(食品事業)
人件費や原料高騰への対応がポイント。
2021年3月期 2022年3月期 対前期比増減
下期実績 下期修正計画 (億円) 増減率(%)
売上高 1,509 1,578 69 4.6
営業利益 75 54 ▲20 ▲26.7
<下期以降のポイント>
<全体>
海外は値上げによりコストアップの影響を軽減、国内は値上げを検討中。
<北米>
・アラスカからの白身魚の輸送に関し、国土安全保障省より輸送業者が
法律違反の指摘を受け、原料供給が停止。今後の裁判所の判断を注
視している。
・雇用環境の変化によりワーカー確保も苦戦。
<欧州>
英国の2社(Caistor、Three Oceans)の統合により収益改善を図る。
<国内>
・チルド事業は生産効率を高めるとともに新規カテゴリーへの参入を
図るため、工場集約・再配置などを実施する。
・国内子会社(北九州ニッスイ)の工場火災の影響と対応。 20
下期以降の見通し(ファインケミカル事業) ①
機能性原料(DHA)の持続可能な原料調達が課題。
2021年3月期 2022年3月期 対前期比増減
下期実績 下期修正計画 (億円) 増減率(%)
売上高 140 157 17 12.6
営業利益 14 16 2 19.2
<下期以降のポイント>
<通販> <機能性原料> <産業検査薬>
健康食品が堅調に需 国内は健康意識の高まりを受け需要が拡大。 海外でのコンパクトド
要を伸ばす。 サプリメント向け原料販売の生産拠点の最適 ライ(培地調製不要な
化などを開始。 菌数測定用の培地)
海外は持続可能な原料調達が求められるな の拡売
ど、顧客ニーズが変化してきており調達方法を
検討する。
ニッスイ公式
ショップでも
展開中!
海外販売網を整備するとともに、
画像アップロードによる菌数計測
が実施できるグローバルオンライン
サービス「@BactLAB」を展開。 21
下期以降の見通し(ファインケミカル事業) ②
高純度EPAの米国への輸出開始、今後の出荷拡大に向け体制整備。
米国食品医薬品局(FDA)による高純度EPA医薬品の
原料生産設備としての適格性審査を通過
REDUCE-ITの結果を受け、
米国での高純度EPA医薬品の拡大を期待
米国への安定的な出荷体制の構築
鹿島医薬品工場
GOED(The Global Organization for EPA and
DHA
DHA Omega-3)による
脳・神経系 2021 Global EPA and DHA Omega-3
循環器系 Ingredient Market Reportのデータを基に、2018
年の医薬品原料販売数量を100としてグラフを作成
EPAは全身で血管・血液の健康維持に重要
血液をサラサラにする、中性脂肪を下げる
動脈硬化を防ぐ、心臓病・脳梗塞の予防 22
サステナビリティの取組み:持続可能な水産資源利用に向けて
「2030年までにニッスイグループが調達する水産物について持続性が確
認されている」ことを目指す。
「豊かな海を守り、持続可能な水産資源の利用と調達を推進する」
取組みの一環として、2016年に続き2019年に取扱った水産物の資源調査を実施
MSCなど持続可能な
水産物利用を推進
全漁獲量 する第三者プログラム
271万トン からの調達:51%
持続性あり
(「優れた管理状態」
「管理されている」)
:71%
今回の調査結果を受け、持続性向上に取組む
対象魚種や範囲を決定し目標を設定する。 23
サステナビリティの取組み:CO2排出量削減に向けた取組み
物流事業やファインケミカル事業をはじめ、削減に向けた取組を実施中。
<物流事業の一例>
冷凍食品運送の一部を、RORO船(※)を利用
した海上輸送にモーダルシフトすることで物流効
率化。 (※)RORO船(roll-on/roll-off ship):車両を収納する車両甲板をもち、
貨物を積んだトラックやトレーラーの車両をそのまま運搬できる貨物用船舶
東京港・苅田港(福岡県)間を海上輸送に置
換することで陸送区間を短縮。
CO2%排出量の67%を削減し、ドライバーの運 RORO船に乗り込む、キャリーネット
転時間の87.4%を短縮を実現 (ニッスイグループの物流事業会社)の専用車両
<ファインケミカル事業の一例>
ボイラー換装や精製過程で発生した不要油の
燃料使用などによりCO2削減を実現。
不要な油を工場内の燃料として
有効活用できるボイラーを導入(鹿島油脂工場) 24
サステナビリティの取組み:健康的な生活への貢献
水産物が持つ特徴的な機能に着目した研究を継続するとともに、その
成果を活用し、人々の健康的な生活に貢献する商品開発を進める。
スケソウダラの「速筋タンパク」に関する研究を継続
スケソウダラ「速筋タンパク」の摂取により
■特別な運動をしなくても筋肉量が増加すること(要介護高齢者・若年層)
■強度なトレーニングと併用して筋力が早期に増加すること(若年層)
を確認。
魚油を配合した商品や減塩商品で健康をサポート
高齢化社会の進展やコロナ禍による生活様式の変化を背景に、
健康寿命延伸や病気を未然に防ぐ食生活への意識は依然として高い。
【EPA・DHA】 【減塩商品】
機能性脂質「EPA・DHA」 生活習慣病のリスク低減
を配合した商品を展開 につながる減塩商品を展開
25
環境変化のスピードが速くなっていますが、
しっかりと、かつ柔軟に対応してまいります。
26
持続可能な水産資源から世界の人々を健康に
27
参考資料
28
連結損益計算書(前年同期比)
前年同期比で増収、増益。
2021年3月期 2022年3月期
増減 主な増減要因
(単位:億円) 第2四半期実績 第2四半期実績
売上高 3,002 3,396 393
売上総利益 456 552 95
販売費・一般管理費 387 413 25
営業利益 69 138 69
営業外収益 27 31 3 助成金収入+6、持分法投資利益▲3
営業外費用 7 8 0
経常利益 89 161 72
特別利益 6 9 2 固定資産売却益▲2、受取保険金+5
特別損失 15 6 ▲ 9 投資有価証券評価損▲6、災害による損失▲3
税金等調整前四半期純利益 79 164 84
法人税等 27 44 16
法人税等調整額 0 0 0
四半期純利益 52 119 66
非支配株主に帰属する
2 5 2
四半期純利益
親会社株主に帰属する
49 114 64
四半期純利益
※今期より収益認識基準を適用しています。前年数値は収益認識基準を適用した組替後の数値となります。 29
為替換算による影響額(売上高)、為替レート
2021年3月期 2022年3月期
前年同期比増減 増減内訳(億円)
主要在外会社の 第2四半期 第2四半期
為替換算レート
現地通貨 円貨(億円) 現地通貨 円貨(億円) 現地通貨 円貨(億円) 現地通貨 為替影響
USD(百万ドル) 593 643 707 767 114 124 122 1
EUR(百万ユーロ) 153 183 178 232 25 49 30 19
DKK(百万クローネ) 1,253 200 1,416 248 162 47 25 22
その他通貨 - 103 - 128 - 25 18 6
計 1,130 1,377 247 197 50
【参考:為替レート】 2021年3月期 2022年3月期
変動率
第2四半期 第2四半期
米ドル(USD) 107.38円 109.76円 2.2%
ユーロ(EUR) 118.74円 132.44円 11.5%
※右表の為替レートは
デンマーククローネ
第2四半期の平均 15.93円 17.81円 11.8%
(DKK) 30
セグメントマトリックス 売上高(前年同期比)
(単位:億円)
日本 北米 南米 アジア ヨーロッパ 仮計 連結調整 連結 計
1,008 (40) 283 (52) 111 (17) 32 (1) 281 (51) 1,717 (164) ▲361 (▲14) 1,356 (149)
水産事業
968 231 93 30 229 1,553 ▲346 1,206
1,153 (35) 371 (53) 38 (13) 255 (56) 1,818 (158) ▲157 (▲0) 1,661 (158)
食品事業
1,117 318 24 198 1,659 ▲157 1,502
ファイン 174 (40) 2 (0) 177 (41) ▲15 (0) 162 (41)
事業 133 2 136 ▲15 120
141 (0) 141 (0) ▲61 (▲5) 79 (▲4)
物流事業
140 140 ▲56 84
その他 166 (44) 0 (0) 167 (44) ▲30 (3) 136 (48)
事業 122 0 122 ▲34 88
2,644 (161) 654 (105) 111 (17) 74 (15) 537 (108) 4,022 (409)
仮計
2,482 549 93 58 428 3,613
▲401 (3) ▲87 (▲1) ▲76 (▲3) ▲54 (▲13) ▲6 (▲1) ▲626 (▲15)
連結調整
▲405 ▲85 ▲73 ▲40 ▲5 ▲610
2,242 (165) 567 (104) 35 (14) 19 (1) 530 (107) 3,396 (393)
連結 計
2,077 463 20 18 423 3,002
※上段は当期累計実績、下段は前年同期累計実績、右肩括弧内は増減を表わす。
※連結調整にはグループ間取引による売上高消去が含まれる。
31
セグメントマトリックス 営業利益(前年同期比)
(単位:億円)
日本 北米 南米 アジア ヨーロッパ 全社経費 仮計 連結調整 連結 計 営業利益率(%)
31 (31) 1 (▲0) 8 (8) 1 (0) 7 (4) 50 (45) 0 (▲12) 50 (33) 3.8 (2.3)
水産事業
▲0 2 ▲0 1 3 5 12 17 1.5
45 (4) 27 (13) 4 (5) 19 (9) 96 (32) ▲1 (▲3) 94 (29) 5.7 (1.4)
食品事業
41 13 ▲1 9 63 1 65 4.3
ファイン 16 (7) 0 (0) 17 (7) 0 (0) 17 (7) 10.6 (2.5)
事業 9 0 9 ▲0 9 8.1
10 (0) 10 (0) 0 (0) 10 (0) 12.9 (1.8)
物流事業
9 9 ▲0 9 11.1
その他 3 (0) 0 (▲0) 4 (0) 0 (0) 4 (0) 3.1 (▲0.9)
事業 3 0 3 ▲0 3 4.0
▲38 (▲1) ▲38 (▲1) ▲0 (▲0) ▲38 (▲1)
全社経費
▲36 ▲36 0 ▲36
107 (44) 28 (12) 8 (8) 6 (6) 26 (14) ▲38 (▲1) 140 (85)
仮計
63 16 ▲0 0 12 ▲36 55
▲1 (▲5) 2 (0) 0 (▲10) ▲1 (▲2) ▲1 (1) 0 (0) ▲1 (▲15)
連結調整
3 2 10 1 ▲3 ▲0 14
105 (38) 31 (13) 8 (▲1) 5 (3) 25 (16) ▲38 (▲1) 138 (69) 4.1 (1.8)
連結 計
66 18 9 2 9 ▲37 69 2.3
※上段は当期累計実績、下段は前年同期累計実績、右肩括弧内は増減を表わす。
※連結調整にはのれん償却、たな卸資産の未実現利益消去等が含まれる。
32
水産事業 売上高・営業利益(前年同期比)
営業利益(棒グラフ) (単位:億円) 売上高(折れ線グラフ)
30 漁業 養殖 加工・商事 ニッスイ個別 連結 800
調整
25 760
700
たな卸資産の
20 659 649
未実現利益、 600
612 のれん償却等
15 含む
500
10
400
5
300
0
239 200
▲5 213
▲10 67 100
67 営業利益計
▲7 ▲9 ▲3 23 8 11 7 25
▲15 0
21/3 22/3 21/3 22/3 21/3 22/3 21/3 22/3 21/3 22/3 33
※グラフ下部の斜体数値は機能別営業利益合計数値
食品事業 売上高・営業利益(前年同期比)
営業利益(棒グラフ) (単位:億円) 売上高(折れ線グラフ)
60 加工 チルド ニッスイ個別 連結 900
802 調整
800
50
701 690
700
641
40
600
30
500
400
20
316 325
300
10
200
0
100
※グラフ下部の斜体数値は機能別営業利益合計数値
22 49 4 13 35 33 営業利益計
▲10 0
21/3 22/3 21/3 22/3 21/3 22/3 21/3 22/3 34
見通しに関する注意事項
本資料に記載されている、当期ならびに将来の業績に関する見通し等は、現在入手可能な情報
に基づき当社の経営者が合理的と判断したものであり、これらの達成を保証するものではありません。
実際の業績は、様々な要因により、見通し等とは大きく異なることがあります。その要因としては、市
場の経済状況および製品の需要の変動、為替相場の変動、国内外の各種制度や法律の改定な
どが含まれます。
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日本水産株式会社
2021年11月5日
証券コード : 1332
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